JP3337455B2 - 果実袋 - Google Patents

果実袋

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、果実の成育期にこ
れを保護するために用いる果実袋に関する。
【0002】
【従来の技術】リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、ビワ等の
果実は病害虫の防除や外観の向上等のため袋掛けされる
が、この果実袋には、袋の口を針金又は止金で結ぶ形式
のものが広く用いられている。これは、長方形の紙袋本
体の一側端に適当な長さの針金等が封止されており、果
実を挿入した袋の口を手で絞って、その周囲に針金又は
止金を巻きつけるもので、巻きつけを容易にするため、
通常は針金等に沿って切込み又はミシン目が形成されて
いる。
【0003】しかし、この袋掛け作業は、終日これに従
事する者にとっては相当に面倒かつ骨の折れるものにな
っており、作業能率も十分に高いとは云い難い。また、
収穫前に果実の良好な発色を得るため除袋を行うが、そ
の際には巻きつけた針金等をほどき、絞った袋の口を開
いて除袋することになり、これも作業能率が高いものと
云い難い。とくに、袋掛けと除袋は、成育初期と収穫前
の所定の短い期間に集中して行う必要があり、より簡便
で作業能率の高い方法が望まれている。
【0004】針金等に替えて、絞った袋の口を紐で結ぶ
ような方法も提案されているが、作業を簡易化する効果
はほとんど期待できない。また、袋の開口部周辺に接着
剤を塗布した面を形成し、開口部上縁を折り曲げて接着
するような方法も種々提案されているが、使用前には接
着面を当て紙等で保護しておく必要があり、袋の製作コ
ストが高くなる割に、作業を簡易化する効果が小さい。
【0005】さらに、ワンタッチで袋の密閉を可能にす
るために、袋の開口部全長にわたってアルミ等の金属箔
を貼付しておき、袋の口を手で絞った時に金属箔が塑性
変形して果実が封入されるという形式の果実袋も提案さ
れている。しかし、この果実袋では、その製作コストが
大きくなると共に、塑性変形した金属箔が再変形して絞
った袋の口が弛むおそれがあり、また除袋後の袋の処理
にも問題があって、実用例は少ない。
【0006】また、上記のような従来の各種の果実袋
は、そのほとんどが長方形の袋の開口部付近を手で絞っ
て果実を封入するという形式のものである。そのため、
花梗の短い果実では絞る作業がやりにくく落果のおそれ
があるばかりでなく、絞り代の分だけ袋の面積を大きく
する必要があり、紙資源の節約という観点からも改善の
余地を残している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
の問題点を改善するために、本発明は袋掛け、除袋共に
きわめて簡便かつ迅速に作業することができ、比較的安
価でかつ環境上の問題を生じさせない果実袋を提供する
ことを目的とする。
【0008】また本発明は、従来の果実袋のように袋の
口を絞ることなく果実を封入することができ、これによ
り花梗の長さ如何に拘らず容易に袋掛け作業ができ、か
つ袋本体の面積を小さくしうる果実袋を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の果実袋の要旨は、 (1)袋本体表裏両面の開口部上端に、その全長にわたっ
て接着された一対の厚紙製又はプラスチック薄板製の
上方に湾曲した円弧状又は両肩に傾斜部を有する台形状
帯状片を有し、該帯状片にこれを係脱自在に係止密着
せしめる複数対の係止具を所定の間隔で配してなる果実
袋である。
【0010】また、(2)前記係止具が、前記帯状片の一
方に設けた開口部又は切欠部と、これに対向する位置で
他方の帯状片に切込みを入れて形成した爪状の切込片と
からなり、該切込片の最大幅を前記開口部又は切欠部の
幅よりやや大きくして、撓んだ状態で該開口部又は切欠
部を通過してその裏側に位置した前記切込片が、その復
元力により前記帯状片を係止するようにしたことを特徴
とする前項(1)記載の果実袋である。
【0011】
【0012】また、()前記一対の帯状片のいずれか一
方の上縁ほぼ全長にわたって折り曲げ部を形成し、両帯
状片を密着させたときに、この折り曲げ部が覆いとなっ
て雨水の浸入を防止するように構成するとともに、該折
り曲げ部の中央付近に花梗の挿通を容易にするための切
欠きを設けたことを特徴とする前項(1)〜()のいずれ
かに記載の果実袋である。
【0013】また、()前記一対の帯状片のいずれか一
方又は双方の中央付近上側に、幅が10〜30mm、深
さが帯状片の幅の0.3〜0.7倍の凹部を形成したこ
とを特徴とする前項(1)〜()のいずれかに記載の果実
袋である。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例である果
実袋の斜視図である。上部が円弧状に形成された袋本体
1の表裏両面の開口部上端全長にわたって、一対の略同
形の円弧状の帯状片2a、2bが重ね合せ得るように接
着されている。この帯状片2a、2bには、これを係脱
自在に係止密着せしめる係止具3が、複数対所定の間隔
で配されている。本実施例では帯状片2a、2bは厚紙
製のものを用いているが、これがプラスチック薄板製で
あってもよい。またある程度の剛性があれば布製の帯状
片であってもよい。
【0016】帯状片2a、2bは、これを係止具3で封
止した時にその間に隙間ができない程度の曲げ強度を有
するものであればよく、その厚みは材質にもよるが、
0.5〜2mm程度とする。その幅はとくに限定を要し
ないが、例えば8〜20mm程度とする。
【0017】本発明において、袋の口を開き易くして果
実の挿入を容易にし、かつ帯状片をより確実に密着させ
るためには、帯状片は上方に湾曲した形状、例えば円弧
状であることが望ましい。
【0018】ただし、この円弧は厳密に円弧である必要
はなく、楕円状や放物線状等の円弧に近い形状であれば
よい(本発明では、これらを総称して円弧状という)。
また、必ずしもこの帯状片はなだらかな弧状である必要
はなく、図2に示すように、両肩に傾斜部を有する台形
状であってもよく、また台形の上辺と傾斜辺の間に曲率
があるような形状でもよい。帯状片の形状は、果実の形
状やその挿入のし易さを考慮して適宜定めればよい。
【0019】図3は本実施例における係止具の構成を示
す図で、図4は帯状片の係止方法の説明図である。図3
に示すように、この例では帯状片の一方2aに、4個の
開口部4が所定の間隔で中心線に略対象に設けられてお
り、これに対向する位置で他方の帯状片2bに切込みを
入れて、爪状の切込片5が4個形成されている。切込片
5はその中央で両側に突出した形状を有し、その最大幅
は開口部4の幅よりやや大きくなっている。
【0020】このような開口部4と切込片5の対からな
る係止具で帯状片を係止するには、図4(a)に示すよう
に、指先等で切込片5を背後から押して、これが撓んだ
状態で開口部4を通過させ、図4(b)に示すように、切
込片5を開口部4の裏側に位置させてその復元力により
帯状片2a、2bを係止密着せしめることができる。こ
のような構成の係止具を用いれば、その製作コストがき
わめて安価であるばかりでなく、指先の操作のみできわ
めて簡単かつ迅速に果実袋の口を封止することができ
る。
【0021】図5は、本発明の第二の実施例における係
止具の構成を示す図である。この実施例では、図1の例
と同様に、円弧状の帯状片2a、2bが袋本体1の開口
部上端に接着されているが、その係止具3は、図5(a)
に示すように、一方の帯状片2aの上部を切欠いて形成
した切欠部6と、これに対向する位置で他方の帯状片2
bの上縁から2本の切込みを入れて形成した爪状(上方
に拡大する扇形)の切込片5とから構成されている。
【0022】切込片5の最大幅を切欠部6の幅よりやや
大きくして、図5(b)に示すように、切込片5を切欠部
6の裏側に位置させて、その復元力により一対の帯状片
2a、2bを係止密着させる。この場合も、係止具の形
成はきわめて容易であり、また指先の操作で簡単かつ迅
速に係止しうることは前述と同様である。
【0023】なお、この例では切欠部6はほぼ一定の幅
で形成されているが、これが下方に拡大する形状であっ
てもよい。また、切込片5の形状も扇形に限らず、例え
ば図3の場合と同様に中央両側が突出した菱形様の形状
であってもよい。
【0024】図6は、本発明の第三の実施例における係
止具の構成を示す斜視図である。この場合は帯状片の一
方2aに略円形の係止孔7が所定の間隔で形成されてお
り、これに対向する位置で、他方の帯状片2bに断面が
略円形で中間に膨みを有する小突起8が形成されてい
る。小突起8の最大径を係止孔7の径よりやや大きくし
て、これを係止孔7に嵌合して一対の帯状片2a、2b
を係止する。
【0025】係止孔7の両側には、帯状片の長手方向に
沿って2本の短い切込みが設けられており、これにより
小突起8の嵌合をより容易にすることができる。なお、
この係止孔周縁の切込みは無くてもよく、あるいは3本
以上の切込みを入れてもよい。係止孔周縁の切込みの要
否やその数は、小突起8の嵌合のし易さを考慮して、適
宜選択すればよい。
【0026】また、小突起8の形状は、断面が略円形で
中間に膨みを有するものであればよく、例えば先端部が
球状、楕円体状、紡錘状等のいずれであってもよい。図
7は、帯状片に小突起を形成する方法の例を示す図であ
る。小突起の形成方法は、図7(a)に示すように、平坦
な基部10を有する小突起体9を別途に作成し、その基
部10の底面を帯状片2bの上面に接着してもよい。
【0027】あるいは、図7(b)に示すように、帯状片
2bに貫通孔11を設けて、小突起体9の基部10の上
面を帯状片2bの下面に接着してもよい。この小突起体
9は所定の硬度を有することが必要で、プラスチック又
は圧密紙を成形して作成する。さらに、帯状片2bがプ
ラスチック製の場合には、図7(c)に示すように、プレ
ス成形等により予め小突起8を一体に形成した帯状片2
bを用いてもよい。
【0028】この第三実施例の帯状片は、その製作コス
トがやや割高になるが、一対の帯状片を指で挟むだけで
係止することができ、袋掛け作業をより簡便にすること
ができる。また、帯状片がプラスチック製の場合には、
除袋後に帯状片のみを回収し、再度これに袋本体を接着
して繰返し使用することもできる。
【0029】上記の図1、3、5及び6の例では、いず
れも一対の帯状片に4対の係止具を配しているが、係止
具の数は少くとも2対以上であればよく、6対以上であ
っても差支えない。通常は偶数対を中心線に略対象に配
置するが、その数や配置は、帯状片の密着の度合と作業
の手間を考慮して適宜選択すればよい。
【0030】図8は、本発明の第四の実施例である果実
袋の帯状片の形状を示す斜視図である。この例では、図
1の構成に加えて、一対の帯状片の一方(この例では、
開口部4を有する帯状片2a)の上縁ほぼ全長にわたっ
て折り曲げ部17が形成され、果実袋に果実を挿入して
両帯状片を密着させたときに、この折り曲げ部17が覆
となって、両帯状片の間隙に雨水が浸入するのを防止す
るように構成されている。折り曲げ部17の幅は、とく
に限定を要しないが、通常は1〜5mmとする。また、
その折り曲げ角度もとくに限定を要しないが、通常は9
0°前後とする。
【0031】また、この折り曲げ部17の中央付近に
は、切欠き18が設けられている。この切欠き18は、
果実袋に果実を挿入して両帯状片を密着させるときに、
花梗の挿通を容易にするためのもので、その幅は花梗の
大きさを考慮して適宜定めればよいが、通常は5〜20
mm程度とする。
【0032】折り曲げ部17は、帯状片2a、2bのい
ずれの側に設けてもよい。また、本発明の第一実施例
(図1)に限らず、第二実施例(図5)や第三実施例
(図6)の場合にも、上記と同じ構成をとることによ
り、両帯状片の間隙に雨水が浸入するのを防止すること
ができる。
【0033】図9は、本発明の第五の実施例である果実
袋の帯状片の形状を示す平面図である。この例では、図
3の構成に加えて、一対の帯状片の一方(この例では、
開口部4を有する帯状片2a)の中央付近上側に、凹部
19が形成されている。この凹部19は、袋掛け時に果
実袋を開口させるに当って、帯状片全体の撓みを容易に
することを目的とするとともに、果実が挿入された際
に、帯状片の花梗位置に相当する部分の撓みを容易にす
ることを目的とする。
【0034】この目的のために、凹部19の幅は10〜
30mmとする。幅が10mm未満では、撓みを容易に
するという目的が十分達成されず、30mmを越える
と、帯状片の強度が不十分となる懸念があり、かつ係止
部材の位置を外すのが難しくなるためである。
【0035】また、凹部19の深さは帯状片の幅(帯状
片の幅が一様でない場合は、凹部が設けられた部分の周
辺での幅)の0.3〜0.7倍とする。深さが帯状片の
幅の0.3倍未満では、撓みを容易にするという目的が
十分達成されず、0.7倍を越えると、帯状片の強度が
不十分となる懸念があるためである。
【0036】図9の例では、帯状片の一方2aにのみ凹
部19が形成されているが、帯状片の双方に凹部19を
形成してもよい。凹部の形状は、両帯状片で同形であっ
てもよいが、上記の幅と深さの範囲内であれば、必ずし
も同形に限る必要はない。また、本発明の第一実施例
(図1)に限らず、第二実施例(図5)、第三実施例
(図6)や第四実施例(図8)のいずれの場合にも、上
記と同じ構成をとることにより、袋掛け時及び果実の挿
入時に、帯状片の撓みを容易にするという効果を得るこ
とができる。
【0037】図10は、本発明の第六の実施例である果
実袋の斜視図である。この例では、図1の構成に加え
て、袋本体1の一方の面の中央上端に所定長さの縦の切
込み12と、その先端に花梗の挿通孔13が形成されて
いる。また、この切込み12を設けた面の帯状片2a
は、切込み部で2分して袋本体に接着されている。この
ような構成をとることにより花梗を帯状片で挟む必要が
なくなり、花梗が太い場合にも帯状片の密着性を高める
ことができる。
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】なお、果実袋の口を高弾性の封止部材で封
止する場合、例えば、高弾性金属又は硬質プラスチック
からなる一対の帯板状又は棒状の封止部材を開口部全長
にわたって接着し、この封止部材で袋の口を封止する場
合にも、前記封止部材を上方に湾曲した円弧状又は両肩
に傾斜部を有する台形状にすることにより、袋本体内へ
の果実の挿入や除袋の際の果実の取出しをより容易にし
うることは前述と同様である
【0048】本発明は、袋本体の紙の種類やその形状・
大きさを問わず、いずれの果物袋にも適用することがで
きる。また、除袋時の日焼け防止や外観の向上等を目的
として二重の果実袋を用いることがあるが、本発明によ
れば、外側の袋に一対の帯状片を配するだけで、二重袋
の口を封止することができる。この場合、外側の袋にミ
シン目等を設けて、容易に切断除去できるようにしてお
けばよい。
【0049】従来の針金等による封止方法では、二重袋
の場合に、袋の口を絞って針金等を巻きつける作業がと
くにやり難くなるという問題があるが、本発明の果実袋
は、二重袋にも容易に適用することができ、袋掛けの作
業能率を低下させることがない。
【0050】
【発明の効果】本発明の果実袋を用いれば、袋の口を開
いて果実を挿入する作業が容易になり、袋の口を閉じる
作業も指先の操作のみで容易に行うことができる。その
ため、片手でも袋掛けを迅速に行うことができ、袋掛け
の作業能率を大幅に向上させることができる。また、除
袋に際しても、帯状片の間に指先等を挿入してこれを押
し拡げるだけで除袋することができ、除袋の作業能率も
大幅に向上する。
【0051】
【0052】本発明の果実袋は、袋本体の紙質、形状や
大きさを問わずかつ二重袋にも適用でき、その製作コス
トも比較的安価で、除袋後の袋の処理に問題を生じるこ
ともない。また、本発明の果実袋は、従来のように袋の
口を絞って果実を封入する必要がなく、そのため、花梗
の短い果実でも容易に袋掛け作業をすることができ、か
つ袋本体の面積を小さくして紙資源の節約に寄与しうる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である果実袋の斜視図である。
【図2】本発明における帯状片の形状の他の例を示す図
である。
【図3】本実施例における係止具の構成を示す図であ
る。
【図4】帯状片の係止方法の説明図である。
【図5】本発明の第二実施例における係止具の構成を示
す図である。
【図6】本発明の第三実施例における係止具の構成を示
す斜視図である。
【図7】帯状片に小突起を形成する方法の例を示す概念
図である。
【図8】本発明の第四実施例である果実袋の帯状片の形
状を示す斜視図である。
【図9】本発明の第五実施例である果実袋の帯状片の形
状を示す平面図である。
【図10】本発明の第六実施例である果実袋の斜視図で
ある
【符号の説明】
1:袋本体、 2a,2b:帯状
片、3:係止具、 4:開口部、
5:切込片、 6:切欠部、7:
係止孔、 8:小突起、9:小突
起体、 10:小突起体の基部、1
1:帯状片の貫通孔、 12:袋本体の切込
み、13:花梗の挿通 17:折り曲げ部、 18:折り曲げ部
の切欠き 19:帯状片の凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 13/02 101 B65D 33/25

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋本体表裏両面の開口部上端に、その全
    長にわたって接着された一対の厚紙製又はプラスチック
    薄板製の、上方に湾曲した円弧状又は両肩に傾斜部を有
    する台形状の帯状片を有し、該帯状片にこれを係脱自在
    に係止密着せしめる複数対の係止具を所定の間隔で配し
    てなる果実袋。
  2. 【請求項2】 前記係止具が、前記帯状片の一方に設け
    た開口部又は切欠部と、これに対向する位置で他方の帯
    状片に切込みを入れて形成した爪状の切込片とからな
    り、該切込片の最大幅を前記開口部又は切欠部の幅より
    やや大きくして、撓んだ状態で該開口部又は切欠部を通
    過してその裏側に位置した前記切込片が、その復元力に
    より前記帯状片を係止するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の果実袋。
  3. 【請求項3】 前記一対の帯状片のいずれか一方の上縁
    ほぼ全長にわたって折り曲げ部を形成し、両帯状片を密
    着させたときに、この折り曲げ部が覆いとなって雨水の
    浸入を防止するように構成するとともに、該折り曲げ部
    の中央付近に花梗の挿通を容易にするための切欠きを設
    けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の果実袋。
  4. 【請求項4】 前記一対の帯状片のいずれか一方又は双
    方の中央付近上側に、幅が10〜30mm、深さが帯状
    片の幅の0.3〜0.7倍の凹部を形成したことを特徴
    とする請求項1〜のいずれかに記載の果実袋。
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