JPH0114120Y2 - - Google Patents

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JPH0114120Y2
JPH0114120Y2 JP4120982U JP4120982U JPH0114120Y2 JP H0114120 Y2 JPH0114120 Y2 JP H0114120Y2 JP 4120982 U JP4120982 U JP 4120982U JP 4120982 U JP4120982 U JP 4120982U JP H0114120 Y2 JPH0114120 Y2 JP H0114120Y2
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JP
Japan
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bag
fruit
opening
upper edge
notch
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JP4120982U
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JPS57171849U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、果実袋に関するものである。 従来果実袋には、 1 袋の開口部から果実を袋内に収納した後、該
果実の果梗に向つて上記開口部を集束し、袋の
上方部側端に装着された金属片よりなる止金で
上記集束部を結縛するようにしたもの、 2 袋の上縁部に沿つて予めアルミ箔等からなる
金属箔の帯状体を貼着しておき、該袋内に果実
を収納したのち袋と共に上記金属箔を集束して
上記袋上縁部を結縛するようにしたもの、 3 袋の上縁部に予め接着剤を塗布しておき、該
袋内に果実を収納したのち上記袋の上縁部を閉
じ合わせるようにしたもの、 などがある。 しかし、上記1の果実袋は、袋掛け能率が劣る
という欠点があり、上記2,3の果実袋はコスト
が高いという欠点がある。さらに上記1,2の果
実袋は、上記袋上縁の結縛が緩やかであるため
に、果実寄生性病原菌や害虫が結縛部から侵入し
て果実を害する等の不都合を生じることが多かつ
た。さらにまた上記3の果実袋は、水湿によつて
接着阻害を招くために朝露や雨などによつて葉や
果実が濡れている状態では袋掛け作業を行うこと
が不可能であつた。 本考案は、上記従来の果実袋の欠点に鑑み、低
コストで、能率的に袋掛け作業を行うことがで
き、かつ果実の果梗部へ袋体を密着させて、袋内
への雨露の流入、病害虫の侵入等を殆ど完全に防
止することができる果実袋を提供することを目的
とする。 以下、図面に示す実施例を参照しながら本考案
を詳細に説明する。 第1図は、本考案の果実袋の一構成例を示す。 この果実袋は、袋体1の一方の面の略中央部に
胴部貼代2を有し、該貼代2の上端より下方に向
つて所定長の折曲げ片、たとえばアルミ製針金か
らなる折曲げ片3を封入固定してある。また上記
袋体1の開口部両端に該袋体1の上縁より下方に
向う上記折曲げ片3よりも長さの短い切込み4を
各々設け、該両切込み4の下端附近間に折癖線5
を付けてある。さらに底部貼代6の両側に位置す
る袋体底部を開口させて排水孔7を形成してあ
る。 上記折曲げ片3は必ずしも金属製でなくてもよ
く、たとえば可撓性を有しかつ折曲げたさい復元
性をもたない合成樹脂材料などで形成することが
できる。かつ該片3は線状でなくある巾を有する
帯状であつてもよい。また上記切込み4は袋体1
の両側角部を斜め方向に切断することによつて形
成してあるが、単に該両側に縦方向の切目を入れ
て形成してもよい。さらに上記胴部貼代2は上記
袋体1の底部貼代より若干左方ないし右方に寄つ
た位置に設けても、何ら不都合は生じない。 なお、本考案にかかる果実袋はこのような構成
とするので、低コストで生産することができる。 本考案の果実袋は、次のようにして袋掛けされ
る。すなわち、まづ袋体1の開口部を拇指と人差
指の間に挾んで袋の内側を滑らせると、開口部の
両側に前記切込み4があるため容易に該袋体1が
開口される。そこで第1図に示すように開口した
袋内に果実8を収能し、該果実8の果梗9を上記
切込み4の下端に位置させる。ついで袋の開口部
を閉じたのち、第3図に示す如く前記折曲げ片3
を前記折癖線5との交点部分より袋体1の背面側
に折り曲げると、上記袋の開口部は上記折癖線5
に沿つて袋の背面側に折返えされ、かつ上記折曲
げ片3によつて折返し部を押えられる。 以上の操作で上記果実8に対する袋掛けが終了
するが、本考案の果実袋によると以下に列挙する
ような利点がある。 a 果実の果梗を切込みに挿入したのち開口部を
集束することなく、折曲げ片3を折曲げ、かつ
開口部を折癖線5に沿つて折返すのみで、袋掛
けすることができ、しかも果実寄生性病原菌や
害虫が侵入して果実を害する等の不都合もない
ので、未経験者でも容易かつ確実にしかも能率
的に袋掛け作業を行うことができる。 b 前記従来の果実袋のうち1,2の果実袋で
は、袋の開口部を集束して結縛するさい、軟弱
な幼期果実の肩部に擦過傷をつけることが多々
あるが、そのような虞がない。また上記開口部
の集束を行なう必要がないので、果実果梗に強
い力が作用せず、したがつて袋掛け時の落果数
を著しく低減することができる。 c 袋の開口部が下方を向くので、雨露の流入を
効果的に防止することができ、かつ病害虫の侵
入も少ない。 d 袋開口部の閉止手段として接着剤を用いてな
いので、雨後や朝露が残存している早朝におい
ても支障なく袋掛け作業を行うことができる。 なお、上記実施例に示した果実袋において、前
記切込み4を袋の開口部両側に設けてあるのは、
左ききの人、右ききの人のいずれに対しても上記
開口部の開口操作を容易ならしめるためである。 また上記実施例は、一重袋としたが、第1図の
袋体1に一ないし複数の内袋を挿入してなる多重
袋とすることも当然可能である。この場合もちろ
ん上記内袋の開口部側端に上記の切込み4を設け
ておくことが必要である。 最後に、上記実施例に示した果実袋と前記従来
の果実袋1,3の袋掛け作業能率調査結果を次表
に示す。なお、この調査に用いた果実袋は全てパ
ラフイン紙製でありかつ大きさも同じである。 【表】
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る果実袋の一構成例を示し
た斜視図、第2図および第3図は各々本考案の果
実袋の袋掛け過程を示す図であり、第2図は果実
を袋内に収納したさいの態様を示す斜視図、第3
図は袋掛け完了時の態様を示す斜視図である。 1……袋体、2……胴部貼代、3……折曲げ
片、4……切込み、5……折癖線、6……底部貼
代、7……排水孔、8……果実、9……果梗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 袋体1の一方の面における開口部の中央あるい
    はその近傍に、上記袋体1の上縁より下方に向け
    て配設した適当長の折曲げ片3と、上記開口部の
    少なくとも一側端に上記袋体1の上縁より下方に
    向けて設けた切込み4と、該切込み4の下端又は
    その附近より上記袋体1の開口部の周面に沿つて
    該開口部上縁にほぼ平行して設けた単一の折癖線
    5とを備えてなる果実袋。
JP4120982U 1982-03-24 1982-03-24 Expired JPH0114120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4120982U JPH0114120Y2 (ja) 1982-03-24 1982-03-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4120982U JPH0114120Y2 (ja) 1982-03-24 1982-03-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57171849U JPS57171849U (ja) 1982-10-29
JPH0114120Y2 true JPH0114120Y2 (ja) 1989-04-25

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ID=29838292

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JP4120982U Expired JPH0114120Y2 (ja) 1982-03-24 1982-03-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048772Y2 (ja) * 1987-03-25 1992-03-05

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JPS57171849U (ja) 1982-10-29

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