JPS59148751A - シアノ酢酸エステルの合成方法 - Google Patents

シアノ酢酸エステルの合成方法

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JPS59148751A
JPS59148751A JP58022171A JP2217183A JPS59148751A JP S59148751 A JPS59148751 A JP S59148751A JP 58022171 A JP58022171 A JP 58022171A JP 2217183 A JP2217183 A JP 2217183A JP S59148751 A JPS59148751 A JP S59148751A
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Japan
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alcohol
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catalyst
reaction
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JP58022171A
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JPH025740B2 (ja
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Toshihide Suzuki
利英 鈴木
Takao Matsuki
松木 隆郎
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JFE Steel Corp
Kawatetsu Kagaku KK
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Kawasaki Steel Corp
Kawatetsu Kagaku KK
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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシアノ酢酸エステルの合成方法に関する。
シアン酢酸エステルは有機合成中間体などに用いられる
物・質である。従来採用されて来た合成方法は、例えば
Organic 5ynthesis Co11ect
 Volumlの254頁によれば以下の通りである。
まずモノクロル酢酸水溶液に炭酸ナトリウムを加えて中
和し、モノクロル酢酸ナトリウム水溶液とする。とれに
シアン化ナトリウム水溶液を加えてシアン酢酸ナトリウ
ムを合成する。反応液に濃塩酸を加えてシアン酢酸を遊
離させた後に、減圧蒸留にて溶媒を除去し、釜残にアル
コールを加えて硫酸触媒下にエステル化する。炭酸ナト
リウムで硫酸を中和後、油層および水相のエーテル抽出
液を減圧蒸留すると純度97〜98係のシアン酢酸エス
テルが収率77〜80チで得られる。
しかしながらこの方法は毒性の強い青酸ソーダや、腐食
性の強い酸触媒を用いるうえに、反応工程も多く、収率
も80%以下であるという欠点がある。
本発明の目的は、このような欠点のない低温度でしかも
一段階でシアン酢酸エステルを高収率で得る合成方法を
提供することである。
本願発明者等はこの目的を達成するため鋭意研究の結果
、本発明のモノハロゲン化アセトニトリル、低級アルコ
ールおよび一酸化炭素を塩基物質および触媒の存在にお
いて反応させることから成るシアン酢酸エステルの合成
方法に到達した。
すなわち、本発明の方法は、 なる反応を利用せんとするものである。(式中、Xはハ
ロゲン原子、Rはアルキル基を示す)本発明において原
料として使用されるモノハロゲン化アセトニトリルはク
ロロアセトニトリル、ブロモアセトニトリル、ヨードア
七ト二トリルである。
アルコールとしてはメチル、エチル、プロピル、インプ
ロピルブチル、  5ee−ブチル、  tert−ブ
チルアルコール等の低級アルコールが使用される。
−酸化炭素は純粋なものが好ましいが、不活性な希ガス
類゛や、少量の水素を含むものでも使用することが出来
る。−酸化炭素の分圧は1〜100気圧である。
塩基物質としては、アルカリ金属及び−アルカリ土類金
属の炭酸塩、重炭酸塩、酢酸塩、塩化物、水酸化物、ア
ルコラード並びに、トリエチルアミン等の第3級アミン
や置換ピリジン等の有機塩基が使用され、好適には、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリエチルアミン、ルチ
ジン等が使用される。
塩基物質の使用量は、原料のモノノ・ロゲン化アセトニ
トリルと等モルのノーロゲン化水素と反応して、ハロゲ
ン化物を生成するのに必要な理論値の1/2以上が使用
される。
触媒としては、ジコバルトオクタカルボニルが好適に使
用されるが、テトラコバルトドデカカルボニル、ヒドロ
コバルトテトラカルボニル及びそのナトリウム塩及び、
コノ々ルトテトラカルゼニルアニオン溶液等も使用出来
る。
触媒の量はハロゲン化アセトニトリル1モルに対して、
1/1000〜1/2モル、好ましくは1/100〜1
15モルが使用される。
溶媒は、特になくとも反応は進行するが、炭化水素類、
エーテル、ケトン、エステル等の有機溶媒を使用する事
が出来る。
また、無機塩基を用いる場合には、適量の水の添加が反
応速度を向上せしめる。
反応温度は10°〜150’U、好ましくは30〜70
°Cである。
反応後、オートクレーブを冷却して反応液を取シ出し、
既知の方法で触媒、塩基を除去した後、常圧もしくは減
圧蒸留によってシアン酢酸エステルを得る事が出来る。
次に、本発明の実施例を示すが、本発明の要旨を越えな
い限り、以下の実施例に限定されるものではない。
〈実施例1〉 20’OOOステンレス製オートクレーブにクロルアセ
トニトリル4 ml(64mmol) +メタノール4
0m1.水0.5 ml 、 Na200349 (3
8mmol)、Co2 (00)al。22を仕込み気
相を一酸化炭素でノξ−ジ後、20kg/cJまで一酸
化炭素を圧入した。55°Cで4時間反応を行なったと
ころ、クロルアセトニトリルの転化率100%、シアノ
酢酸メチルの収率93係(原料クロルアセトニトリル基
準)であった。
〈実施例2〉 20000ステンレス製オートクレーブにクロルアセト
ニトリル4 ml (64mmol )+メタノール2
0ml。
トルエン20m1.)リエテルアミン8ml (57m
mo 1)+co2(Co)s 1゜22を仕込み気相
を一酸化炭素でノξ−ジ後、20 kglctiまで一
酸化炭素を圧入した。550Cで4時間反応を行なった
ところ、クロルアセトニトリルの転化率100%、シア
ノ酢酸メチルの1収率91%であった。
〈実施例3〉 20000ステンレス製オートクレーブにクロルアセト
ニトリル5ml (’80 mmol ) + エタノ
ール20mL)シアン20 ml + 2−6 ルチジ
ン10 ml(86mmol)。
002(Co)sl、2fを仕込み気相を一酸化炭素で
ノξ−ジ後、30 kr/cJまで一酸化炭素を圧入し
た。55°Cで4時間反応を行なったところ、クロルア
セトニトリルの転化率97%、シアノ酢酸エチルの収率
96%であった。
〈実施例4〉 20000ステンレス製オートクレーブにクロルアセト
ニトリル5mH80mrnol)、メタノール20m1
+トルエン20 ml、 2−6ルテジン10 mH8
6mmol ) 。
co2(co)81.2fを仕込み気相を一酸化炭素で
ノξ−ジ後、  30 kg/clまで一酸化炭素を圧
入した。55°Cで3時間反応を行なったところ、クロ
ルアセトニトリルの転化率97係、シアノ酢酸メチルの
収率97%であった。
〈実施例5〉 200CCステンレス製オートクレーブにクロルアセト
ニトリル2ml (32mmol )+メタノール30
m1゜トルエン30m1,2.6ルテジン4 mH34
mmolL002 (Co)II 1−6 flを仕込
み気相を一酸化炭素でパージ後、2 ky/cJ 寸で
一酸化炭素を圧7((7た。55°Cで9時間反応を行
なったところ、クロルアセトニトリル9転化率52%1
.シアン酢酸メチルの収率51%であった。
特許出願人 川鉄化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  モノハロゲン化アセトニトリル、低級アルコ
    ール及び−酸化炭素を塩基物質及びコノ々ルトカルヂニ
    ル触媒の存在において反応させ名ことから成るシアン酢
    酸エステルの合成方法。 (2)  該モノハロゲン化アセトニトリルはクロロア
    セトニトリル、ブロモアセトニトリルまたはヨードアセ
    トニトリルである第1項の合成方法。 (3)  該低R−y’ルコールハメチルアルコール、
    エチルアルコール、ブロービルアルコール、イソプロピ
    ルアルコール、ブチルアルコール、イソブチルアルコー
    ル5ee−ブチルアルコールまたはtert−ブチルア
    ルコールである第1項の合成方法。 (4)該−酸化炭素の分圧は1〜100気圧である第1
    項の合成方法。 (5)該塩基物質は、第3級アミンやピリジン、置換ピ
    リジンなどの有機塩基である第1項の合成方法。 (6)該塩基物質はアルカリ金属またはアルカリ土類金
    属の炭酸塩、重炭酸塩、酢酸塩、酸化物、水酸化物また
    はアルコラードである第1項の合成方法。 (7)該反応は適当量の水を添加して行なわれる第1〜
    6項のいづれかの合成方法。 −(8)該触媒はジコバ
    ルトオクタカルゼニル、テ1トラコバルトドデカ力ルゼ
    ニル、ヒドロコバルトテトラカルボニルまたはそのナト
    リウム塩またはコバルト力ルゼニルアニオン溶液である
    第1項の合成方法。 (9)該触媒の量はモノハロゲン化アセトニトリル1モ
    ルに対して1/1000〜1/2モルである第1項の合
    成方法。 OQ  反応温度は10〜150℃である第1項の合成
    方法。 0υ 該反応は溶媒中で行われる第1項の合成方法。゛
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