JPS5914874B2 - El発光素子 - Google Patents
El発光素子Info
- Publication number
- JPS5914874B2 JPS5914874B2 JP54164257A JP16425779A JPS5914874B2 JP S5914874 B2 JPS5914874 B2 JP S5914874B2 JP 54164257 A JP54164257 A JP 54164257A JP 16425779 A JP16425779 A JP 16425779A JP S5914874 B2 JPS5914874 B2 JP S5914874B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- emitting element
- moisture
- electrode
- proof coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は発光特性の安定なEL発光素子に関するもので
ある。
ある。
第1図は従来のEL発光素子の構造断面図を示したもの
で、このEL発光素子の製造方法は下記の通りである。
で、このEL発光素子の製造方法は下記の通りである。
まずアルミニウム等の金属箔又は金属板2上の銅線など
のリード線Baと接触すべき部分に銀ペースト等を用い
て銀電極層1aを形成する。さらに該金属板2上にBa
TlO3何iO2等の高誘電率材料粉末をエポキシやシ
アノエチル5 化セルロース等の高誘電率樹脂で固めた
誘電体層3を印刷法やロールコーター法などにより形成
する。次に該誘電体層3上にZnS等を主成分としたE
L発光用の螢光体粉末をエポキシ等の高誘電率樹脂によ
つて固めた螢光体層4を印刷法やロー10ルコーター法
等により形成する。次に、ポリエステルのような透明フ
ィルム6上に金等を蒸着して形成した透明電極5のリー
ド線8と接触すべき部分に銀電極層Tを形成し、該透明
フィルム6を熱圧着法や接着剤を用いる方法により、前
記螢光体15層4上に接着する。その後に、外部からの
湿気を防ぐためポリエステル樹脂等に熱硬化性接着剤9
を塗布した防湿被膜1及び1aを熱圧着法によりラミネ
ートしEL発光素子基体を封止する。なお、透明電極5
と金属板2との間に電圧を印加するたフ0 めのリード
線8及びBaが防湿被膜1及び1aのラミネートと同時
に、それぞれ銀電極層7及びTaにあてがわれ、圧着封
止される。この様にして作られたEL発光素子において
は、銀電極層T及び1aとリード線8及びBaとによつ
て構成さソ5 れる接続部分が厚くなるため、防湿被膜
1及び1aをラミネートする時、空隙10a、10bが
でき、該空隙10a、10bから空気が侵入し、空気に
含まれる水分によりEL発光素子が劣化し易いという欠
点があつた。又リード線8及び8a30に0.05mm
〜0.1mwL厚の銅箔を用いて接続部分を薄くした場
合は、リード線8、Baが折り曲げに非常に弱いので、
折損事故が頻繁に起り信頼性に乏しいという欠点があつ
た。又上記欠点を改善するため銅の網線が使用されたが
、銅の網線の場合、35ラミネート時の接着が弱く防湿
被膜1、Iaがはがれ易く、又網線の厚さが0.17n
m〜0、・2mmと厚いのでラミネート時に空隙が出来
易いという欠点があつた。本発明は、上記のような従来
のEL発光素子の大きな欠点を解消し、信頼性のあるE
L発光素子を提供するためになされたものである。
のリード線Baと接触すべき部分に銀ペースト等を用い
て銀電極層1aを形成する。さらに該金属板2上にBa
TlO3何iO2等の高誘電率材料粉末をエポキシやシ
アノエチル5 化セルロース等の高誘電率樹脂で固めた
誘電体層3を印刷法やロールコーター法などにより形成
する。次に該誘電体層3上にZnS等を主成分としたE
L発光用の螢光体粉末をエポキシ等の高誘電率樹脂によ
つて固めた螢光体層4を印刷法やロー10ルコーター法
等により形成する。次に、ポリエステルのような透明フ
ィルム6上に金等を蒸着して形成した透明電極5のリー
ド線8と接触すべき部分に銀電極層Tを形成し、該透明
フィルム6を熱圧着法や接着剤を用いる方法により、前
記螢光体15層4上に接着する。その後に、外部からの
湿気を防ぐためポリエステル樹脂等に熱硬化性接着剤9
を塗布した防湿被膜1及び1aを熱圧着法によりラミネ
ートしEL発光素子基体を封止する。なお、透明電極5
と金属板2との間に電圧を印加するたフ0 めのリード
線8及びBaが防湿被膜1及び1aのラミネートと同時
に、それぞれ銀電極層7及びTaにあてがわれ、圧着封
止される。この様にして作られたEL発光素子において
は、銀電極層T及び1aとリード線8及びBaとによつ
て構成さソ5 れる接続部分が厚くなるため、防湿被膜
1及び1aをラミネートする時、空隙10a、10bが
でき、該空隙10a、10bから空気が侵入し、空気に
含まれる水分によりEL発光素子が劣化し易いという欠
点があつた。又リード線8及び8a30に0.05mm
〜0.1mwL厚の銅箔を用いて接続部分を薄くした場
合は、リード線8、Baが折り曲げに非常に弱いので、
折損事故が頻繁に起り信頼性に乏しいという欠点があつ
た。又上記欠点を改善するため銅の網線が使用されたが
、銅の網線の場合、35ラミネート時の接着が弱く防湿
被膜1、Iaがはがれ易く、又網線の厚さが0.17n
m〜0、・2mmと厚いのでラミネート時に空隙が出来
易いという欠点があつた。本発明は、上記のような従来
のEL発光素子の大きな欠点を解消し、信頼性のあるE
L発光素子を提供するためになされたものである。
第2図は本発明によるEL発光素子の構造断面図を、第
3図は本発明によるEL発光素子の電極取出部分を示し
た拡大斜視図である。
3図は本発明によるEL発光素子の電極取出部分を示し
た拡大斜視図である。
従来、EL発光素子の両電極と外部との接続を、第1図
に示したように銀電極層7,7a及びりード線8,8a
を介して行つていたが、本発明では、銀ペーストなどの
導電ペーストを用いて形成した導体配線層である銀電極
層11,11aのみによつて行つている点に特色がある
。
に示したように銀電極層7,7a及びりード線8,8a
を介して行つていたが、本発明では、銀ペーストなどの
導電ペーストを用いて形成した導体配線層である銀電極
層11,11aのみによつて行つている点に特色がある
。
本発明によるEL発光素子の製作方法を説明すれば、第
2図において金属板2上に誘電体層3、螢光体層4、透
明電極層5及び透明フイルム6を順次形成することは、
従来と同じである。次に、一方の防湿被膜1a上に銀ペ
ーストなどの導電ペーストを、スクリーン印刷法により
所望の導体配線パターン状に塗布して銀電極11,11
aを形成する。さらに、第3図に示したように、他方の
防湿膜1の表面に熱硬化性接着剤9を塗布し、外部との
接触部となる電極取出部12及び12aに相当する部分
を切り除く。次に、防湿被膜1a上に、金属板2上に形
成されたEL発光素子基本を、銀電極11aと接するよ
うに所定通りに位置合せして配置した後、熱硬化性接着
剤9を塗布した防湿被膜1をかぶせ熱圧着しラミネート
封止を行つてEL発光素子を完成する。
2図において金属板2上に誘電体層3、螢光体層4、透
明電極層5及び透明フイルム6を順次形成することは、
従来と同じである。次に、一方の防湿被膜1a上に銀ペ
ーストなどの導電ペーストを、スクリーン印刷法により
所望の導体配線パターン状に塗布して銀電極11,11
aを形成する。さらに、第3図に示したように、他方の
防湿膜1の表面に熱硬化性接着剤9を塗布し、外部との
接触部となる電極取出部12及び12aに相当する部分
を切り除く。次に、防湿被膜1a上に、金属板2上に形
成されたEL発光素子基本を、銀電極11aと接するよ
うに所定通りに位置合せして配置した後、熱硬化性接着
剤9を塗布した防湿被膜1をかぶせ熱圧着しラミネート
封止を行つてEL発光素子を完成する。
なお、EL発光素子と外部との接続は、前記電極取出部
12,12aにリード端子等を半田付けするか又は導電
性接着剤を用いて行えばよい。このようにして作つたE
L発光素子の銀電極11,11aの膜厚は、銀ペースト
の材質や製膜方法により10μm以下の薄さに製作され
たので、ラミネート時にEL発光素子内に空隙が出来る
こともない。以上説明したように、本発明においては、
EL発光素子の外部端子引出部を導電ペーストを用いて
形成したので従来のものに比べて薄くでき、防湿被膜に
よりEL発光素子基体をラミネート封止するとき、空隙
ができることもなく、良品質で信頼性の高いEL発光素
子を提供できるという大きな利点がある。
12,12aにリード端子等を半田付けするか又は導電
性接着剤を用いて行えばよい。このようにして作つたE
L発光素子の銀電極11,11aの膜厚は、銀ペースト
の材質や製膜方法により10μm以下の薄さに製作され
たので、ラミネート時にEL発光素子内に空隙が出来る
こともない。以上説明したように、本発明においては、
EL発光素子の外部端子引出部を導電ペーストを用いて
形成したので従来のものに比べて薄くでき、防湿被膜に
よりEL発光素子基体をラミネート封止するとき、空隙
ができることもなく、良品質で信頼性の高いEL発光素
子を提供できるという大きな利点がある。
第1図は従来のEL発光素子の構造断側面図、第2図は
本発明によるEL発光素子の構造断側面図、第3図は第
2図における電極取出部の拡大斜視図である。 1,1a・・・・・・防湿被膜、2・・・・・・金属板
、3・・・・・・誘電体層、4・・・・・・螢光体層、
5・・・・・・透明電極層、6・・・・・・透明フイル
ム、7,7a・・・・・・銀電極層、8,8a・・・・
・・リード線、9・・・・・・熱硬化性接着剤、10a
,10b・・・・・・空隙、11,11a・・・・・・
銀電極層、12,12a・・・・・・電極取出部。
本発明によるEL発光素子の構造断側面図、第3図は第
2図における電極取出部の拡大斜視図である。 1,1a・・・・・・防湿被膜、2・・・・・・金属板
、3・・・・・・誘電体層、4・・・・・・螢光体層、
5・・・・・・透明電極層、6・・・・・・透明フイル
ム、7,7a・・・・・・銀電極層、8,8a・・・・
・・リード線、9・・・・・・熱硬化性接着剤、10a
,10b・・・・・・空隙、11,11a・・・・・・
銀電極層、12,12a・・・・・・電極取出部。
Claims (1)
- 1 金属板よりなる下部電極と、該下部電極面上に形成
された誘電体層と、該誘電体層上に形成された螢光体層
と、該螢光体層上に形成された透明電極とからなるEL
発光素子基体全体を防湿被膜でラミネート封止してなる
EL発光素子において、前記下部電極及び透明電極に接
する前記防湿被膜に導電ペーストでスクリーン印刷法に
より電極取出部を形成し、他方の防湿被膜の該電極取出
部に対応する個所を切り除いたことを特徴とするEL発
光素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54164257A JPS5914874B2 (ja) | 1979-12-18 | 1979-12-18 | El発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54164257A JPS5914874B2 (ja) | 1979-12-18 | 1979-12-18 | El発光素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5686481A JPS5686481A (en) | 1981-07-14 |
JPS5914874B2 true JPS5914874B2 (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=15789650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54164257A Expired JPS5914874B2 (ja) | 1979-12-18 | 1979-12-18 | El発光素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914874B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62195895A (ja) * | 1986-02-21 | 1987-08-28 | アルプス電気株式会社 | エレクトロルミネツセンス素子 |
JPS63123092U (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-10 |
-
1979
- 1979-12-18 JP JP54164257A patent/JPS5914874B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5686481A (en) | 1981-07-14 |
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