JPS59148637A - 二軸配向ポリエ−テルエステルフイルム - Google Patents

二軸配向ポリエ−テルエステルフイルム

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JPS59148637A
JPS59148637A JP58022704A JP2270483A JPS59148637A JP S59148637 A JPS59148637 A JP S59148637A JP 58022704 A JP58022704 A JP 58022704A JP 2270483 A JP2270483 A JP 2270483A JP S59148637 A JPS59148637 A JP S59148637A
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河上 憲市
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吉井 俊哉
Shunei Inoue
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリエーテルエステルフィルム、さらに詳し
くは、磁気テープ用ベースフィルムとして好適な二軸配
向ポリエーテルエステルフィルムに関するものである。
〔従来技術〕
二軸配向ポリエーテルエステルフィルムとしてハ、ポ1
ノエチレン1,2−ジアノエノキ/エタ/4,4’−ジ
カルボキシレート(別名:ポリエチレンーα、β−ビス
(フェノキシ)エタン4,4′−ジカルボキシレート)
を二軸延伸したフィルム(たとえば特公昭46−116
00号公報、特開昭50−97668号公報など)が知
られている。
しかし1.かかる従来のフィルムは、たとえば磁気テー
プに用いる場合、薄膜化することによってカセットの小
型化や記録の長時間化を計ろうとしても、ヤング率が低
いだめ、それが達成できず。
首だ、走行性も十分であるとはいえないなどの欠点があ
った。
〔発明の目的〕
本発明は、上記問題点を解消せしめ1機器の小型化や記
録の長時間化ができ、かつ、磁気テープのベースフィル
ムに用いた場合の走行性にすぐれた二軸配向ポリエーテ
ルエステルフィルムヲ提供するものである。
〔構成〕
不発ψJは上記目的を達成するため2次の構成。
−J−&ワチ、ポリエチレンーα2β−ビス(2−クロ
ルフェノキシ)エタン4,4′下ジカルボキシレートを
85モル係以上含むポリエーテルエステルフィルムから
なり、フィルムの長手方向1幅方向の屈折率の和が3.
305〜3.420 、差(長手方向−幅方向)か−〇
、 2 [) −L D、 20の範囲であり、がっ。
長手方向と幅方向のヤング率の和が150o鞄/皿2以
上である二軸配向ポリエーテルエステルフィルムを特徴
とするものである。
本発明のポリエーテル千ステルはポリエチレン−α、β
−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン4.4/−−ジ
カルボキンレート単位が85モル係以上含甘れているこ
とが必要である。該単位が85モル条未満では、磁気テ
ープとした場合の走行性が不良となるたけでなく、延伸
性が不良となり安定しノー製造ができなくなるので好捷
しくない。なお。
本発明のポリエーテルエステルの構成単位のうち。
15モル係未満であれば他の共重合成分が含寸れていて
もよい。この場合の共重合成分としては。
テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン@
、 4,4/−ビ槃フェニルジカルボン酸、α、β−ビ
ス(フェノキシ)エタン4,4′−ジカルボン酸などの
ジカルボン酸類、あるいは、プロピレングリコール、1
,4−シクロヘキサンジメタツールなどのジオキシ化合
物などが用いられる。
まだ2本発明のポリエーテルエステルに本発明の目的を
阻害しない範囲内で、他種ボソマがブレンドされていて
もよいし、まだ酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、核生成剤
2表面突起形成剤、紫外線吸収剤などの無機および7寸
だは有機添加剤が通常添加される程度添加されていても
よい。
本発明のポリエーテルエステルフィルムハ、温度290
℃、すり速度200/秒における溶融粘77):、 8
 D O〜l 5.C100ポイス、好筺しくは1.0
0.0〜8.口0’0ポイズであるのが望せしい。
この範囲にあると、フィルムの削衝撃性、磁気テープと
したときの走行性がより一層良好となる。
本発明フィルムは上記ポリエーテルエステルを二軸配向
せしめたフィルムであって、フィルムの長手方向2幅方
向の屈折率の第1」がろろ05〜′542o、好芥しく
は3615〜341Dの範囲であることが必要である。
屈折率の和が」二記の範囲より小さい場合には、磁気テ
ープとしたときの走行性か不良となるので好41.<&
い。逆に長手方向。
幅方向の屈折率の和か上記の範囲より大きいフィルムは
安定して製造することがむずかしいだけでなく、磁気テ
ープとしての走行性が不良となり。
甘だフィルムの耐衝撃性が不良となるので磁気テープの
ベースフィルムとして好捷しくない。
本発明フィルムは、フィルムの長手方向と幅方向の屈折
率の差(長手方向−幅方向)が−02〜02、好丑しく
は−01〜01の範囲であることが必要である。長手方
向と幅方向の屈折率の差が」二記の範囲よシ小さくても
2寸だ大きくても、フィルムの耐衝撃性が不良となるの
で磁気テープ士し壬のベースフィルムとして好ましくな
い。
本発明フィルムは、フィルムの長手方向と幅方向のヤン
グ率の和が1500 kg/mm2以上、好ましくは’
1700 kg/mm2以上であることが必要である。
ヤング率が土肥の範囲より小さい場合には磁気テープと
したときの走行性が不良となるたけでなく。
記録の歪が発生しやすくなり、電磁変換特性が悪化する
ので好且しくない。
また9本発明フィルムは、密度が、145〜149、好
ましくは146〜148の範囲にあるのが望ましい。こ
の範囲にあると、フィルムの寸法安定性、耐衝撃性、磁
気テープとしての走行性がより一層良好となる。
次に7本発明フィルムの製造方法を説明する。
まず7本発明に用いるポリエーテルエステルの重合方法
としては、たとえばα5β−ビス(2−クロルフェノキ
シ)エタン4,4′−ジカルボン酸ヲ主体とするジカル
ボン酸のジメチルエステルとエチレングリコールとをエ
ステル交換反応せしめた後に重縮合せしめるエステル交
換法と、α、β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン
4,4′−ジカルボン酸を主体とするジカルボン酸とエ
チレングリコールとをエステル化反応せしめた後に重縮
合せしめる直接重合法などがある。最も好ましい方法は
カル7ウノ・化合物他のエステル交換反応触媒と三酸化
アンチモンとてα、β−ヒス(2−クロルフェノキシ)
エタン4,4′−ジノノルボン酸を主体トスルジーhル
ボンレのヅメチルエステルとエチレングリコールとをエ
ステル交換反応せしめた後に、耐熱剤としてリン化合物
を加え、その後重縮合せしめるエステル交換法であり、
この方法によってジエチレングリコールが少なく而」熱
性が良好なエチレンα、β−ビス(2−クロルフェノキ
シ)エタン4.4′−ジカルボキシレート単位を主構成
単位とするポリエーテルエステルを得ることができる。
−」二記のポリエーテルエステルのベレットを十分減圧
乾燥させたのち、公知の溶融押出機に供給し。
275〜620℃、好オしくは280〜ろ10℃でスリ
ット状のグイから溶融押出し8表面昌度10〜80℃に
コントロールされたキャスティング・ドラムに巻きつけ
て冷却固化し、未延伸フィルムを作る。この場合、急速
に、かつ、均一に冷却するために、静電印加キャスト法
か有効である。
この未延伸フィルムの密度は142〜146.好甘しく
ば142〜145の範IJJ+にすることに」二って、
延伸性が特に良好となり、得られたフィルムの耐衝撃性
も特に良好となるので、重重しい。
次に、この未延伸フィルムを二軸延伸する。この二軸延
伸は、公知の同萌二軸延伸法、逐次二軸延伸法のいずれ
でもよいが、長手方向の延伸倍率αと幅方向の延伸倍率
βが、下式(1)、好ましくは下式(2)を満足するこ
とが必要である。
10.0≦α2+β2≦40. Of1+125≦α2
+β2≦30. Of2+延伸倍率がこの範囲より小さ
い場合には、]′を終曲に得られたフィルムを磁気テー
プとしたときの走行性が不良となるので好捷しくない。
逆に延伸倍率がこの範囲よシ大きい場合には、続いて行
なう2回目の延伸の延伸性が不良となり2寸だ、最終的
に得られたフィルムの酬衝撃性、磁気テープとしての走
行性が不良となるので好甘しくない。
丑だ、延伸温度、延伸速度は延伸方式によって必ずしも
一定ではないが、同時二軸延伸の場合は。
80〜160℃、好甘しくけ90〜125℃の範囲の湿
度に予熱しつつ、延伸温度100〜140℃、好1しく
は110〜1ろ0℃、延伸速度103〜1′05係/分
の範囲で延伸するのが望ましく。
逐次二軸延伸の場合は、60〜125℃、好ましくは7
0〜120℃の範囲の温度に予熱しつつ。
ロールを用いて長手方向に延伸温度80〜140℃、好
斗しくけ90〜160℃、延伸速度103〜10’%/
分の範囲で延伸して一軸延伸フイルムとし、これをステ
ンタを用いて90〜i30℃。
好甘しくけ100〜120℃の範囲の温度に予熱しつつ
5幅方向に延伸温度100〜140℃、好丑しくは11
0〜160℃、延伸速度106〜105係/分の範囲で
延伸するのが望捷しい。以」二の逐次二軸延伸は長手方
向9幅方向の順に延伸する場合について述べたか、この
順序を逆にして延伸してもよい。
との二軸延伸フィルムは、長手方向と幅方向の屈折率の
和が3295〜3,410.好捷しくはろ300〜66
60の範囲であることが必要である。屈折率の和が上記
の範囲よシ小さい場合は。
最終的に得られたフィルムを磁気テープとしたときの走
行性が不良となり、逆に屈折率の和が上記の範囲より大
きい場合は、続く2回目の延伸の延伸性が不良となるだ
けでなく、得られたフィルムの耐衝撃性が不良となるの
で好捷しくない。
まだ、この二軸延伸フィルムの密度が1,42〜1、4
7 、好甘しくは146〜146の範囲にある場合が、
続く2回目の延伸の延伸性、最終的に得うしたフィルム
の耐衝撃性、およびそのフィルムを磁気テープとしたと
きの走行性が特に良好となるので、望ましい。
次に、かくして得られた二軸延伸フィルムをロールある
いはステンタでさらに延伸する(これを2回目の延伸と
いう)。延伸は長手方向にのみ。
幅方向にのみ、あるいは長手方向2幅方向両方に逐次あ
るいは同時延伸する方法のいずれでもよいが、長手方向
の延伸倍率γと幅方向の延伸倍率δが下式(3)、好寸
しくけ下式(4)を満足する必要がある。
22っγ2+62≦15. Of3) 25−γ2+δ2ゴ 8.5     +41ここで、
たとえは長手方向にのみ延伸する場合はδ−1となる。
延伸倍率が上記の範囲より小さい場合には、得られたフ
ィルムを磁気テープとしたときの走行性が不良となるの
で好丑しくない。逆に延伸倍率を上記の範囲より大きく
すると延伸性が不良となるだけでなく、得られたフィル
ムの耐衝撃性が不良となるので磁気テープのベースフィ
ルムとして好捷しくない。
′  2回目の延伸の延伸温度、延伸速度は延伸方式に
よって必ずしも一定ではないが、80〜150℃、好寸
しくに、90〜140℃の範囲の温度に予熱しつつ、延
伸温度100〜190℃、好甘しくは110−180℃
、延伸速度103〜106%/分の範囲で行なうのが望
ましい。
寸だ、必要に応じてこのフィルムを熱処理してもよい。
この場合の熱処理はオーブン中、ロール上など公知の方
法で行なうことができるが、温度は200〜260℃、
好1しくは210〜250℃の範囲で2時間01〜12
0秒、好1しくは1〜60秒の範囲で行なうの5が一般
的であり、熱処理後のフィルムの密度が145〜149
.好ましくは1.46〜148の範囲としたときが、得
られたフィルムの耐衝撃性2寸法安定性が特に良好とな
るので重重しい。また、このような熱処理時に長手方向
および/または幅方向に弛緩させつつ熱処理してもよい
捷だ2本発明フィルムに公知のコロナ放電処理(空気中
、窒素中、炭酸ガス中など)を施して用いてもよいし、
丑だ接着性、面1湿性、ヒートソール性、滑性1表面平
滑性などを伺与する目的で。
他種ポリマを積層した形や他の有機および/′!たは無
機組成物で被覆しだ形で用いてもよい。
本発明の特性値は次の測定法、評価基準によるものであ
る。
(1)  ヤング率 J工6t7Z−1702に規定された方法に従つて、イ
ノストロンタイプの引張状1験機ヲ用イて、25℃、6
5係RHにて6+11定した。
(2)  磁気テープとしての走行性 厚さ5μmの試料フィルムに、磁性層としてCo−Ni
合金を厚さI OOD Aと なるように電子ビーム蒸
着法にて形成せしめ、磁気テープとしだ。このテープ多
市販家庭用ビデオテープレコーダ(ヘリカルスキャン)
で走行開始・停止を繰り返しながら走行状態を調べ、エ
ッチ折れ(ワカメ状など)やテープ裂けなどをおこさず
スムーズに走行した場合は走行性良好、エッヂ折れやテ
ープ裂けを生じた場合は走行性不良と判定した。
(3)耐衝撃性 A S T M −]) −256に規定された方法に
従って1東経製機製作所のシャルピーインノ々クトテス
タを用いて、フィルムのシャルピー衝撃強度(単位二k
g−CIII/皿2)を測定した。なお、値はフィルム
の長手方向を2支点間に水平にセットした場合とフィル
ムの幅方向を水平にセットした場合の相加平均値を用い
た。−7ヤルビ一衝撃強度が20以上の場合は面]衝撃
性良好、20未満の場合は剛衝撃性不良と判定した。
(4)寸法安定性(熱収縮率) 試料フィルムを幅10.mm、長さ250 mmに切り
出し、約200mmの間隔で2本の標線を入れ。
その間隔を正確に測定する(これをA mmとする)。
この試料の先端にろOgの荷重をかけた状態で150℃
の熱風オーブン中に60゛分間放置したのちの標線間隔
を測定しくこれをBmmとする)。
100x’(A−B)/Aをもって熱収縮率とした。フ
ィルムの長手方向と幅方向の熱収縮率の値を相加平均し
た値が50係未満の場合は寸法安定性良好、50係以上
の場合は寸法安定性不良と判定し−た。
(5)製造の安定性(延伸性) 未延伸フィルムを二軸延伸したのちさらに延伸するとい
う一連の操作(巻取速度゛1ろ5m/分)を、10時間
連続して行ない、その間に生じたフィルムの破れが0〜
1回の範囲である1易合は延伸性良好、ω′れか2回以
上生じた場合は延伸性不良と判定した。
(6)  フィルムの屈折率 すトリウム])線(波長589 nm )を光源として
アツベ屈折率計を用いて測定した。なお。
マウントMにはイオウ−ヨウ化メチレン溶液を用い、2
5℃、・6F)lI)RHにて測定した。
(7)  フィルムの密度 四塩化炭素と1〕−ヘプ夛ンからなる密度勾配管を用い
て、25℃にて測定した。
(8)溶融粘度 高化式フローテスターを用いて、温度290℃、すり速
度200/秒における粘度を測定し/こ。
〔作用〕
本発明は、特定のポリエーテルエステルを素材として、
 4f定範囲の屈折率、ヤング率を有する二軸配向ポリ
エーテルエステルフィルムとしたので。
伸長鎖結晶(分子が伸びた形でそろった結晶)が多く生
成した結果2次のようなすぐれた効果を得ることかでき
たものである。
〔発明の効果〕
不発E!+]のフィルムは。
(1)  薄膜化による機器の小型化や記録の長時′間
化ができ、しかも、薄くても、磁気テープとしたときの
走行性がすぐれている。
(2)  薄くても、磁気テープとしたときの電磁変換
特性がすぐれている。
などの効果を奏するものである。
〔用途〕
本発明のフィルムは、従来、二軸配向ポリエチレンテレ
フタレートフィルムが用いられていた全ての用途に適用
できるが、特に適した用途は、ビデオ、オーディオ用な
どの磁気テープ用ベースフィルムである。本発明フィル
ムの厚さは特に限定されるものではないが、磁気テープ
用としては。
4〜12μm、好ましくは4〜8μmのフィルムが磁気
テープの小型化、長時間化に好適である。
実施例1 溶融粘度が2. OD Oボイズのポリエチレン−α、
β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン4,4′−ジ
カルボキシレ−1・のペレットを180℃でろ[情間減
圧乾燥したのち、押出機(スクj7ユー直径:ろ5耶)
に供給し、ろ00℃でノート状に溶融押出、シ、静電印
加キャスト法にて表面温度20℃のキャスティング・ト
ラムに巻きつけて冷却固化し、厚さ約’110μm、密
度が143の、実質的に無配向の未延伸フィルムを作っ
た。この未延伸フィルムを110℃に予熱しつつ、延伸
温度120℃で長手方向に30倍延伸した。この延伸は
2組のロールの周速差によって行なわれ、延伸速度は5
0.000%/分であった。かくして得られた一輔延伸
フイルムをステツクを用いて110℃に予熱しつつ、延
伸温度120℃で幅方向に66倍延伸した。さらに、と
の二軸延伸フィルムを140℃に予熱しつつ、延伸温度
150℃で長手方向。
幅方向同時に15倍ずつ延伸し、さらにオーブン中で定
長下に2ろ0℃で15秒間熱処理して、厚さ5μmのフ
ィルムを得/コ。このフィルムの長手方向1幅方向の屈
折率の和は666、差(長手方向−幅方向)il、−0
005で、力つ、長手方向と幅方向のヤング率の和は2
.000 次/mm2であった。
このヤング率の値は2回目の延伸を行なう前のフィルム
の約2倍であり、2回目の延伸による効果がきわめて大
きいことがわかる。このフィルムは5μmという薄さに
もかかわらず、磁気テープとしての走行性はきわめてす
ぐれており、また寸法安定性、耐衝撃性ともに良好であ
った。
実施例2 比較例1〜6 実施例1と同様にして作った厚さ約9μmの二軸延伸フ
ィルム(長手方向と幅方向のヤング率のfD : 1.
100kg/mm2)を、130℃に予熱しつつ。
延伸温度↑4D℃で長手方向にのみ17倍延伸した。こ
の延伸は2組のロールの周速差によって行なわれ、延伸
速度はso、ooo%/分であった。
さらにこのフィルムをオーブン中で定長下に260℃で
5秒間熱処理して厚さ5μmのフィルムを得た。このフ
ィルムの長手方向9幅方向の屈折率の和は632.差は
0.04で、かつ、長手方向と幅方向のヤング率の和は
2.4001−z/+nm2であった。
この−\′ング尤の値の2回目の延伸するMF+のフィ
ルム(単なる二軸延伸フィルム)のヤング率に対する比
ば22(第1表参照)であり、2回目の延伸による効果
かきわめて大きいことがわかる。このフィルムは第1表
に示し/ことおり、5μmnという薄さにもかかわらず
、磁気テープとしての走行性はきわめて良好であった。
寸だ、このフィルムは寸法安定性、1衝撃性ともに良好
であり、フィルムを製造する操作を10時間連続して行
なったときのフィルム破れは1回のみであり、延伸性は
良好であった。
しかし2本発明外では第1表に示したとおり。
たとえ2回目の延伸を行なったとしても、薄くても磁気
テープとしての走行性にすぐれたものは得ることはでき
なかった。寸だ同表から1本発明フィルムは、2回目の
延伸によるヤング率の向」−が本発明外に比へて特異的
に大きいことがわかる。
すなわち、特定のポリエーテルエステルヲ特定ノ条件下
で二軸延伸し、さらに再延伸して得られた特定範囲の屈
折率、ヤング率を有するフィルムのみが、薄りても(1
拵気テープとしてきわめてずぐれた走行性を示すことが
わかる。
昭和  年  月  日 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 1、小イ!lの表示 昭和58年1、“■訂願第22704r;2、発明の名
称 二軸配向ポリ±−チルエステルフィルム3、?+1i正
をする者 4 補正命令の日イ」 自発 5、補正により増加Jる発明の数 なし ぐっ〉 明!III内 第12頁20行「jrl 70
2にJをrl 702まIこti A S −1’ M
 −D−882に」と袖iI″!’ 6゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリエチレン−α、β−ビス(2−クロルフェノキシ)
    エタン4,4′−ノカルポキシレートを85モル係以上
    含むポリエーテルエステルフィルムカラなり、フィルム
    の長手方向1幅方向の屈折率の和が3605〜3.’4
    20 、差(長手方向−幅方向)が−020〜0.20
    の範囲であり、かつ、長平方向と幅方向のヤング率の和
    が1500 kg/mm2以上であることを特徴とする
    二軸配向ポリエーテルエステルフィルム。
JP58022704A 1983-02-16 1983-02-16 二軸配向ポリエ−テルエステルフイルム Expired - Lifetime JPH066337B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP58022704A JPH066337B2 (ja) 1983-02-16 1983-02-16 二軸配向ポリエ−テルエステルフイルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58022704A JPH066337B2 (ja) 1983-02-16 1983-02-16 二軸配向ポリエ−テルエステルフイルム

Publications (2)

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JPS59148637A true JPS59148637A (ja) 1984-08-25
JPH066337B2 JPH066337B2 (ja) 1994-01-26

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JP58022704A Expired - Lifetime JPH066337B2 (ja) 1983-02-16 1983-02-16 二軸配向ポリエ−テルエステルフイルム

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JP (1) JPH066337B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2576009A1 (fr) * 1985-01-17 1986-07-18 Schott Glaswerke Procede pour ameliorer la planeite de feuilles
JPH05254014A (ja) * 1991-10-24 1993-10-05 Rhone Poulenc Films 配向性半結晶質ポリエステルフィルム、その製造方法及び磁気コーティング用基材としてのその使用

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FR2576009A1 (fr) * 1985-01-17 1986-07-18 Schott Glaswerke Procede pour ameliorer la planeite de feuilles
JPH05254014A (ja) * 1991-10-24 1993-10-05 Rhone Poulenc Films 配向性半結晶質ポリエステルフィルム、その製造方法及び磁気コーティング用基材としてのその使用

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JPH066337B2 (ja) 1994-01-26

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