JPS5914824B2 - アドレス選択方式 - Google Patents

アドレス選択方式

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JPS5914824B2
JPS5914824B2 JP51121131A JP12113176A JPS5914824B2 JP S5914824 B2 JPS5914824 B2 JP S5914824B2 JP 51121131 A JP51121131 A JP 51121131A JP 12113176 A JP12113176 A JP 12113176A JP S5914824 B2 JPS5914824 B2 JP S5914824B2
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memory
loop
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成人 幸田
英夫 菊池
宣夫 天野
豊 撰梅
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C19/00Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers

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  • Shift Register Type Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、選択用シフト・レジスタと多数の記憶ループ
から構成される大容量の記憶装置において、連続した情
報の書き込み、読み出しを能率よ35く行なうことを可
能ならしめるため、多数の記憶ループを複数個の記憶ル
ープ群に分割して、記憶ループ群毎に情報の書き込み、
読み出しを行なうアドレス選択方式に関する。
ここで、記憶ルーブは情報を書き込み、読み出すための
入出力ゲートと情報をシフトし、循環再生して記憶を行
なう記憶用シフト・レジスタから構成される。記憶ルー
プ選択用シフト・レジスタおよび記憶用シフト・レジス
タは、例えばMOSトランジスタ、電荷結合素子(チヤ
ージ・カツプルド・デバイス)バケツト・ブリゲード素
子等の半導体素子を用いて構成される。従来、複数個の
記憶ループを集合して構成した半導体記憶装置において
は、複数個の記憶ループの中から所望の1個を選択する
ために、複数個の論理ゲートからなるデコーダ回路が用
いられている。
しかし、半導体集積回路技術を用いて、多数の記憶ルー
プを同一半導体チツプ上に集積化する場合、デコーダ展
開数が増大し、デコーダ回路、アドレス・バツフア回路
および配線、パツドの占有する面積が増大し、またIC
ケースのピン数も増大する。例えば、M個の記憶ループ
を選択するためには、通常デコーダ回路、アドレス・バ
ツフア回路、パツドが10g2M個、配線が2×10g
2M本必要となる。このため、高集積化がもたらすべき
装置小型化の利点が著しく損なわれる。これらの問題を
解決するために、記憶ループ数に等しいビツト数を有す
る選択用シフト・レジスタを設け、該選択用シフト・レ
ジスタ内で単一の選択情報をシフトさせ、該選択情報が
指定した記憶ループを選択することによつて任意の記憶
ループ内の情報を出力し、あるいは任意の記憶ループ内
に情報を入力することができるようにしたアドレス選択
方式が考案された。この方式では、記憶ルーブ数が増大
してもその増分数だけ選択用シフト・レジスタのビツト
数を増せばよく、占有面積やピン数の増加は従来のデコ
ーダによるアドレス選択方式に比べて著しく少なく、高
集積化の利点を活かすことができた。しかしこの方式で
は、記憶用シフト・レジスタの1タロツク周期間で、選
択用シフト・レジスタ内の単一の選択情報が全ての記憶
ループの入出力ゲートを走査することにより、各記憶ル
ーブを1回ずつ選択しなければならない。しかし記憶用
シフトレジスタには通常一定時間以内に再生を必要とす
るダイナミツク型の素子が用いられるため、記憶用シフ
トレジスタのクロツク周期を一定値以上長くすることが
でさない。また選択用シフトレジスタのクロツク周期も
余り短くできないので、記憶用シフトレジスタの1クロ
ツク周期間で選択できる記憶ループに制限が生じ、記憶
ルーブ数を増し大容量化をはかること、多数の記憶ルー
プにまたがつて連続的に情報の入出力を行うことはでき
なかつた。この制限を回避するため、選択用シフト・レ
ジスタを複数個用いる方法も提案されたが、該選択用シ
フト・レジスタ中から指定した1個を選択するために、
新たなテコーダ回路と選択情報が必要になり、選択用シ
フト・レジスタを用いたことによるアドレス選択方式の
効果が半減した。本発明はこれらの欠点を除去するため
、前記選択用シフト・レジスタを用いた記憶装置におい
て多数の記憶ループを複数個の群に分割して1個の選択
用シフト・レジスタ内で選択情報を順次シフトならびに
再循環させながら記憶用シフト・レジスタの1クロツク
周期間に対応する記憶ループ群の各記憶ルーブを順次選
択したのち次段の記憶ループ群内の記憶ループに対して
も上記と同様な選択を順次行ない、全アドレスを連続的
に選択できるようにアドレス付けをすることを特徴とし
、その目的は1個の選択用シフト・レジスタで選択でき
る記憶ループの個数制限を取り除くことにより、選択ル
ープ数を任意に増大して1個の選択用シフト・レジスタ
で処理できる記憶容量の大容量化を図ることにある。
以下実施例について図面により詳細に説明する。第1図
は、本発明を実施した記憶装置の基本構成の一例を示す
第1図において、1は記憶用シフトレジスタで、連続し
た記憶セル1,,12,・・・・・・,1nで構成され
る。2はAND回路、0R回路、反転回路等論理回路で
構成された入出力ゲートであり、記憶用シフト・レジス
タ1内への情報の書き込み、再書き込み、記憶用シフト
・レジスタ1からの情報の読み出しを行なうゲート21
と、記憶用シフト・レジスタ1と入出力ゲート2により
構成された記憶ループが選択されているか否かを判定す
るゲート22で構成される。
3は書き込み情報の通る情報線、4は読み出し情報の通
る情報線、5は読み書きを制御するための制御信号線で
ある。
7は選択用シフト・レジスタで、連続した1ビツト領域
7,,72,−・・・・・,7Mと選択情報を入力する
入力端子8により構成される。
9は選択情報の通る選択情報線で、選択用シフト・レジ
スタの各ビツトの出力と各記憶ループに含まれる選択判
定ゲート22を接続する。
10は記憶用シフト・レジスタ1のクロツク線で通常多
数の記憶用シフト・レジスタ1に共通に用いる。
11は選択用シフト・レジスタ7のクロツク線、12は
記憶用シフト・レジスタ1内の情報転送の方向、13は
選択用シフト・レジスタ7内の選択情報の転送方向を示
す。
第1図に示す例では、記憶用シフト・レジスタ1個の記
憶容量はnビツト、記憶ループ数はM個であり、選択用
シフト・レジスタ7はMビツトである。次に動作を説明
する。
第1図において、読み書き要求されない待機時には、選
択用シフト・レジスタ7内に選択情報はなく、全ての選
択信号線9ば0゛状態となつており、いずれの記憶ルー
プも選択されない。従つて、情報線3,4および制御信
号線5の状態の如何にかかわらず、記憶用シフト・レジ
スタ1から出力された情報はゲート21を通して再入力
され、情報は記憶用シフト・レジスタ1内を循環しなが
ら保持される。任意に指定した記憶ループ内の任意に指
定したアドレスにおける情報の読み出し、書き込みは、
次の手順lこよる。
いま、i番目の記憶ルーブのj番目の記憶セルにおいて
、情報の読み書き要求があつた場合、人力端子8jこ選
択情報を入力し、クロツク11によつて13の方向に選
択情報をシフトし、i番目のビツト位置で停止させ、こ
のビツ四?ラト位置に結線された選択情報線9を 1
状態にする。
同時に、記憶用シフト・レジスタ1のクロツク10を1
駆動させ、j番目の記憶セルが11の位置にくるように
する。情報の書き込みは、情報線3に書き込み情報を入
力し、制御信号線5を翳ラヲ1 状態にすることにより
、記憶用シフト・レジスタ1の情報帰還回路が断たれ、
書き込み情報がゲ゛一ト21から記憶用シフト・レジス
タ1内に入力され達成される。
情報の読み出しは、制御信号線5を“O”状態とするこ
とにより、読み出し情報線4に情報を読み出すことがで
きる。第2図は、第1図に示す記憶装置(こおいて、特
許請求範囲第1項記載の基本的なアドレス選択方式を説
明する概略図である。
211,212,・・・・・・21MはM個の記憶ルー
プ、22は選択用シフトレジスタであり、全部でMビツ
トあり、各ビツトフ221,222,・・・・・・,2
2Mの出力が各記憶ループ211,212,・・・・・
・,21Mと選択情報線231,232,・・・・・・
,23Mによつて接続されている。
記憶ループはα個ずつm個の群241,24,,・・・
・・・24mに分割され、それぞれの記憶ループ群を第
1群、第2群・・・・・・第m群とする。ここで、記憶
用シフト・レジスタの1クロツク周期間の最大時間をT
Sl選択用シフトレジスタのクロツク周期をTrとする
と、αは記憶用シフト・レジスタの1クロツク周期間で
選択できる記憶ループ数で、α〈Ts/Trである。次
に第2図に示すアドレス選択方式の動作を説明する。
情報の読み書きのため適当な方法で指定された記憶ルー
プの指定されたアドレスをアクセスした後、該アドレス
から連続的に複数ビツトを読み書きしたい場合を考える
記憶ループ数M≦Ts/Trであれば従来通り常に記憶
用シフト・レジスタの1周期間で全記憶ループを1度ず
つ選択でき、次の周期間で再び第1番目の記憶ループか
ら別のアドレス位置を選択できる。しかし、M>Ts/
Trの場合は1クロツタ周期間にM個の記憶ループの一
部しか選択できない。従つて第2図に示すようにα≦T
s/Trとなるα個の記憶ループからなるm個の群に分
割し、記憶用シフト・レジスタの1クロツク周期間で各
記憶ループ群毎にα個ずつ記憶ループの選択をくり返す
。第m群のα番目の記憶ループ21Mを選択した後には
、記憶用シフト・レジスタのクロツクを1周期進めると
ともに、選択用シフト・レジスタの第1ビツト221に
再び選択情報を入力することにより、第1群の1番目の
記憶ループ21,の別のアドレスを選択できる。このよ
うに選択用シフト・レジスタ内で選択情報を循環させる
ことによつて全記憶ループに蓄積された情報を重複やと
び越しなく連続的に選択できる。アドレス選択後は前述
した方法で情報を読み書きし、情報の読みが終了した場
合には、選択用シフト・レジスタ内の選択情報をりセツ
トし待機の状態にもどす。第3図は第2図の動作を表わ
すタイムチヤートの一例で、横軸に時間を表わす。
25は記憶用シフト・レジスタのクロツク・パルスのタ
イミングで、1パルス毎に1ビツトシフトする。
26は選択用シフト・レジスタへの選択情報の入カタイ
ミング、27は選択用シフト・レジスタのクロツク・パ
ルスのタイミングで1パルス毎に1ビツトシフトする。
Tsは読み書き時の記憶用シフト・レジスタの1クロツ
ク周期、TSAは記憶用シフト・レジスタのアクセス時
のクロツク周期、Trは選択用シフト・レジスタのクロ
ツク周期である。28は読み出し、書き込み制御信号の
タイミング、29は情報が読み書きされる有効期間、3
0は選択用シフト・レジスタのりセツト・タイミングで
ある。
時刻T。で、第2図の第1群のh番目の記憶ループの入
出力端子からj番目の位置の記憶セルから連続してWビ
ツトの連続した書き込み要求があつた場合を述べる。時
刻T。から選択用シフト・レジスタはただちに周期Tr
で作動し、時刻t1でα×(1−1)ビツトシフトし停
止する。記憶用シフト・レジスタも時刻T。から周期T
SAで作動し時刻T2で要求されたアドレスが入出力す
るための記憶ループ内のビツト位置にくる。ここで時刻
t1とT2の順序は図示した順と逆でもよい。時刻T2
で選択用シフト・レジスタを再び作動させ、選択用シフ
ト・レジスタのクロツク周期をTrとする。選択用シフ
ト・レジスタが時刻T3で第1群のh番目の記憶ループ
を選択すると、指定したアドレスを選択したことになる
。この状態は外部カウンタで確認され、制御信号線に書
き込みを指示する信号が送られると同時に情報線に書き
込み情報が送られ前記した動作によつて記憶用シフト・
レジスタ内に情報が書き込まれる。次にこのアドレスか
ら連続してWビツトの情報の書込みを行う場合を考える
。まず記憶用シフトレジスタのクロツクはそのままの状
態で、選択用シフトレジスタ内で選択情報をα−h回シ
フトし、第i群の残りのα−h個の記憶ループを選択し
、情報を書込む。第1群のアドレス選択が終了した時刻
T4では、記憶用シフト・レジスタのクロツク・タイミ
ング25が入り、1ビツト・シフトするとともに、選択
用シフト・レジスタの選択情報は第1+1群のj+1査
目の位置を選択して引きつづき情報の書き込みを行ない
、以後Wビツトの情報書き込みが終了するまでこの動作
をくり返す。時刻T5において、選択用シフト・レジス
タがMビツトシフトし、26に示すタイミングで選択情
報は再び221の位置に入力され第1番目の記憶ループ
211が選択される。時刻T。でWビツトの書き込みが
終了すると、書き込み制御信号28および書き込み情報
29が40″状態になるとともに、選択用シフト・レジ
スタ22内の選択情報は時刻T7でりセツト信号30に
よりりセツトされる。記憶用シフト・レンスタを初期の
待機時の周期Tsで同期一致させる必要があれば、同期
一致する時刻T8まで再び周期TSAで動かす。その結
果初期の待機状態にもどり、書き込みサイクルが完了す
る。読み出しの場合も同様であるが、このときは制御信
号線ば0”状態でよい。以上は本発明の基礎となる記憶
装置の構成と、基本的な動作であるが、この種の記憶装
置においては、任意の記憶ループの任意のアドレスから
入出力を開始しても、記憶装置の全アドレスに対し重復
や飛び越し、逆転がなく、連続的にアドレスを選択でき
るようにする必要がある。
第4図は、特許請求範囲第1項記載のアドレス選択方式
の実施例を示す。
第4図aは、一般化された概略図であり、第4図bは具
体的な場合のアドレス配列の一例である。40は選択用
シフト・レジスタであり、記憶用シフト・レジスタの1
周期間に選択できる記憶ループ数α(≦Ts/Tr)ビ
ツト毎にm個に分割し、それぞれ401,402,・・
・・・・,40mとする。
411,412,・・・・・・,41mはα個の記憶ル
ープの記憶容量nは、mと互いに素の関係にあることを
特徴とする。
421,J(ただしi=1〜M,j=1〜n)は第1群
に含まれる全ての記憶ループのj番目のビツト位置にあ
るα個の連続したアドレス集合からなるアドレス群を示
し、43は入出力ゲート、44はアドレスの順序方向を
示す矢印である。
第4図bでは、一例としてm=4,n=7の場合を示す
が、mとnが互いに公約数をもたない関係にあれば、常
に本発明の条件、動作は満たされる。
第4図bにおいて、アドレス群421,j(ただしi=
1〜4,j=1〜7)に付けた番号k(ただしk=1〜
28)はk=1の領域からα個ずつのアドレスの選択を
連続して行なつた場合の選択順位がk番目であることを
示す。従つて、第1群の1番目の記憶ループの最初の1
ビツトを0番地とすると、k番目に選択するアドレス群
のh番目(ただしh=1〜α)の記憶ループから選択さ
れるアドレスは(k−1)α+(h−1)となる。第4
図bの各アドレス群内の小文字は記憶ループ内の各ビツ
トのアドレスを示す。次に第4図A,bの動作を説明す
る。
第4図bにおいて、O番地から連続してアドレス選択を
行なう場合、記憶用シフト・レジスタの第1周期間では
選択用シフト・レジスタの401の領域内で選択情報を
シフトさせ、選択順位(1)のアドレス群42,1に含
まれるα個のアドレスを順番に選択)する。
次に記憶用シフト・レジスタを1ビツトシフトさせると
ともに402の領域へ選択情報をシフトさせ、選択順位
(2)のアドレス群422,2のα個のアドレスを順番
に選択する。以後同様に選択順位(3X4)でアドレス
群4233,4244を選択する。アドレス群424,
4選択後は再び選択情報を401に再入力して選択順位
(5X6X7)でアドレス群421,5,422,6,
423,7を選択する。選択順位(7)で、アドレス群
423,7の選択が終了した時点は記憶用シフト・レジ
スタが初期の状態から1巡したことを示し、選択順位(
8)以後は記憶用シフト・レジスタが2巡目あるいはそ
れ以上循環したところで選択される。第4図bに示す全
ビツト(28×αビツト)に上記したようなアドレス付
けを行ない、前記に示した動作をくり返し行なうことに
より、0番地からでなく、任意のアドレスをアクセスし
た後も連続したアドレス選択に対して、第4図BOkに
示す順位に従つて装置の最終番地まで連続して選択する
ことができる。第5図は、特許請求範囲第2項記載のア
ドレス選択方式の実施例である。第5図aは一般化され
た概略図であり、第5図bは具体的な場合の一例である
。50は選択用シフト・レジスタであり、記憶用シフト
・レジスタ1周期間に選択できる記憶ループ数α(≦T
s/Tr)ビツト毎にm個に分割し、それぞれ501,
502,・・・・・・,50mとする。
511,512,・・・・・・,51mはα個の記憶ル
ープからなる記憶ループ群である。
各記憶ループの記憶容量nは、mと最大公約数aをもつ
ことを特徴とする。521,j(ただしi=1〜M,j
=1〜n)は第1群に含まれる全ての記憶ループのj番
目のビツト位置にあるα個の連続したアドレス群を示し
、53は入出力ゲート、54はアドレスの順序方向を示
す矢印である。
第5図bでは、一例としてm=4,n=8,a=4の場
合を示すが、mとnが任意の最大公約数aをもつ関係に
あれ(ず、常lこ本発明の条件、動作は満たされる。第
5図bにおいて、アドレス群521,j(ただし1=1
〜4,j=1〜8)に付した番号k(ただしk=1〜3
2)はk=1の領域からα個ずつアドレスの選択を連続
して行なつた場合の選択順位がk番目であることを示す
。従つて、第1群の1番目の記憶ループの最初の1ビツ
トをO番地とすると、k番目に選択するアドレス群のh
番目(ただしh=1〜α)の記憶ループから選択される
アドレスは、(k−1)α+(h−1)となる。第5図
bの各アドレス群内の小文字は、記憶ループ内の各ビツ
トのアドレスを示す。次に第5図A,bの動作を説明す
る。
第6図は、第5図bに示した実施例の動作を説明するた
めのタイム・チヤートである。55は記憶用シフト・レ
ジスタのクロツク・タイミング、56は選択用シフト・
レジスタへ選択情報を入力するタイミング、57は選択
用シフト・レジスタのクロツク・タイミング、58は情
報が入出力される有効期間である。
時刻T。でO番地をアクセスし、そこから連続的に選択
を行なう場合、記憶用シフト・レジスタの第1周期間で
は選択用シフト・レジスタの501の領域内で選択情報
をシフトさせ、選択順位(1)のアドレス群521,1
に含まれるα個のアドレスを順番に選択する。次に時刻
t1で記憶用シフト・レジスタを1ビツトシフトさせる
とともに、502の領域へ選択情報をシフトさせ、選択
順位(2)のアドレス群5222のα個のアドレスをν
順番に選択し、以後同様にして時刻T2までに選択順位
(3X4)でアドレス群523,3,524,4を選択
する。
時刻T2では再び選択情報の501に再入力して時刻T
3までに選択順位(5X6×7X8)に従つてアドレス
群521,5,522,6,523,7,524,8を
選択する。時刻T4で再び連続して選択情報を50、に
再入力して、同時に記憶用シフト・レジスタを1ビツト
シフトして選択順位(9)で第1群の記憶ループを選択
すると、このアドレス群521,1は既に選択順位(1
)で選択されている。このように再入力したときに選択
しようとするアドレス群が既に選択されたアドレス群で
ある場合には、記憶用シフト・レジスタをさらに1ビツ
トシフトさせた後に選択情報を選択用シフト・レジスタ
に入力する。このような制御を行なうことにより、選択
順位(9)で新しいアドレス群521,2が選択される
。第6図においては、時刻T4で入力する選択情報を選
択用シフト・レジスタの1クロツク周期遅らした時刻T
5で入力する。以後、前記した場合と同様の動作をくり
返し行なう。選択順位(17)(25)のアドレス群を
選択始める前にも、選択情報の選択用シフト・レジスタ
への再入力を、記憶用シフト・レジスタの1クロツク周
期間休止させ、その後選択情報をシフトさせて選択を行
なうことにより、全てのアドレスを連続的に選択するこ
とができる〇選択用シフト・レジスタへの再入力時の休
止は、装置の全記憶容量αMnビツトを連続して読み書
きする場合、川旦ループ群選択毎、すなわち、吟凹Aa
ビツト選択毎に1回起る。
従つて記憶用シフト・レジスタ1ビツト・シフトの期間
、情報の入出力ができなくなる。しかし、この休止期間
は第6図に示すように、記憶用シフト・レジスタの周期
を高速のTSAにすることにより最小限jこ短くするこ
とができる。以上2つの基本的な実施例について説明し
たが、本発明の実施例をさらに変形したり、他の方式と
組合せることも可能である。
例えば、複数の記憶ループの入出力をそれぞれ異なる位
相とし、1個の入出力回路で時分割的に入出力を行なう
多重化方式との組合せがある。この場合、1個の記憶ル
ープ群に含まれる入出力回路の数をα(ただし実施例と
同様α≦T5−)とし、各入出力回路はp個Tr(pは
2以上の整数)の記憶ループの情報を時分割的に入出力
するものとする。
p個の記憶ループの記憶容量をそれぞれNl,n2,・
・・・・・,N,とすると、記憶ループ群の数mと、N
l,n2,・・・・・・。,およびそれらの任意の組合
せの和n1+N2,nl+N3,nl+N2+N3,・
・・・・・の数相互の関係により、前記特許請求範囲第
1項又は第2項記載の実施例の動作と同様に、全てのア
ドレスを連続して選択することができる。他の多重化方
式との組合せの例として、1個の記憶ループに複数個の
入出力回路を設け、1個の記憶ループから多数の情報を
時分割的に入出力する方式がある。
この場合1個の記憶ループ群に含まれる記憶ループ数は
α(ただし実施例と同様α≦軒)とし、1個の記憶ルー
プに属する入出力回路の数をpとする。ここで各入出力
回路間の記憶用シフト・レジスタの記憶容量をそれぞれ
Nl,n2,・・・・・・,N,とすると、記憶ループ
群の数mと、Nl,n2,・・・・・・,NPおよびそ
れらの任意の組合せの和)n1+N2,nl+N39n
l+N2+N3P・・・・・・の数相互の関係により、
前記特許請求範囲第1項又は第2項記載の実施例の動作
と同様に全てのアドレスを連続して選択することができ
る。これら多重化方式の場合には、たとえmとnΣNp
の間に大きな公約数があつても、nを適当pな数に分割
することにより前記第2項に示した実施例における入出
力のできない期間の生じる回数を減らすことができる。
例えばm=4,n=8の場合n1=3,n2=5(n=
n1+N2)に分割し2重の多重化方式を行なうことに
より、入出力の休止回数を前記第2項の具体例で述べた
4回から2回にまで減らすことができる。以上説明した
ように、記憶用シフト・レジスタと入出力ゲートにより
構成されたM個の記憶ループの中から任意の1個を選び
、該選択された記憶ループ内のアドレスを選ぶ方法とし
て、本発明によれば、従来の論理ゲートを用いたデコー
ダ方式に比べ次の点で有利である。
すなわち、本発明では、デコーダ方式で必要としたアド
レス選択用信号に関するパツド、アドレス・バツフア回
路、ANDゲート各々10g2M個、デコーダ用配線2
×10g2M本の代わりにMビツトの選択用シフト・レ
ジスタ1個と駆動用クロツク2本のみが必要である。従
つて、半導体集積回路技術を用いて大容量記憶素子を製
作する場合蟇こ、本発明を適用すれば、トランジスタ数
、チツプ内周辺回路占有面積、配線面積、パツド数すな
わちパツケージのピン数および消費電力等の削減に効果
があり、その結果として記憶装置の小型化、低廉化に寄
与できる利点がある。また、本発明で示したように、記
憶ループを複数個ずつ複数個の群に分割し、記憶ループ
群ごとにアドレセ選択する方式は、従来の分割しないア
ドレス選択方式に比べて周期的な情報の再生を必要とす
るダイナミツクな素子を用いて記憶ループを構成した場
合でも、記憶ループ数に制限が生じない利点がある。
従つて、記憶ループ数を任意に増大して1個の選択用シ
フト・レジスタで処理できる記憶容量の大容量化を図る
ことができる。特許請求範囲第1項記載のアドレス選択
方式では、全アドレスを連続して選択する場合、入出力
のタイミングが常に選択用シフトレジスタのクロツク・
タイミングと同期できる。従つて、選択情報の入力制御
が容易であり、入出力情報のタイミングに連続性が保て
る利点があり、記憶装置の記憶容量を任意数に設定でき
る場合に適する。特許請求範囲第2項記載のアドレス選
択方式では、記憶ループ群の個数mと1個の記憶ループ
の記憶容量nとの間に公約数をもつ場合でも、周期的に
記憶用シフト・レジスタの1クロツク周期間情報の入出
力を休止するのみで、全アドレスを連続して選択できる
。従つて、mおよびnをそれぞれ通常のデイジタル記憶
装置として構成しやすい′21,21ビツト(ただし1
,ビは任意の整数)の記憶容量に設定した場合にも適用
できる利点がある。
また、この休止に関して(ま、記憶用シフト・レジスタ
を高速1駆動したり、記憶ループを多重化すること等に
より、時間を短くし休止回数を減少させることもできる
。本発明に用いた記憶用シフト・レジスタは、バイポー
ラ・トランジスタ、MOSトランジスタ、電荷結合素子
、バケツト・ブリゲード素子等を用いて構成できる。
さらに、選択用シフト・レジスタはアドレスを指定する
選択情報が、外部あるいは内部発生のタイミングに同期
してシフトすることができるような機能を有すれば、任
意の遅延素子の集合により構成されてもよい。また、こ
れらの素子は同一基板上に集積化されていてもよいし、
個別の部品の組合せからなつていてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアドレス選択方式を実施できる記憶装
置θ℃一例を示すプロツク図、第2図は本発明のアドレ
ス選択方式を説明するための概略図、第3図は第2図の
動作を説明するためのタイム・チヤート、第4図は特許
請求範囲第1項記載のアドレス選択方式を説明するため
の図でaは一般的な概略図であり、bは具体的なアドレ
スの配列を示す図、第5図は特許請求範囲第2項記載の
アドレス選択方式を説明するための図でaは一般的な概
略図であり、bは具体的なアドレスの配列を示す図、第
6図は第5図bの実施例の動作を説明するためのタイム
・チヤートである。 1・・・・・・記憶用シフト・レジスタ、2,43,5
3・・・・・・入出力ゲ゛一ト、7,22,40,50
・・・・・・記憶ループ選択用シフト・レジスタ、24
1,411511・・・・・・α個の記憶ループからな
る記憶ループ群、25,55・・・・・・記憶用シフト
・レジスタのクロツク・タイミング、26,56・・・
・・・選択用シフト・レジスタの選択情報入力タイミン
グ、27,57・・・・・・選択用シフト・レジスタの
クロツク・タイミング、421,j,521,j・・・
・・・同一の記憶ループ群内の各記憶ループの同一ビツ
ト位置にあるα個のアドレス群。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 情報を書込み、読み出すための入出力ゲートと、情
    報をシフトし循環再生することにより記憶を行う記憶用
    シフトレジスタとから構成された記憶ループM個(M≧
    3の整数)と、選択情報を入力、シフトさせ所望の記憶
    ループの入出力ゲートを制御することにより、記憶ルー
    プを選択するMビットの選択用シフトレジスタとを具備
    し、前記M個の記憶ループを、1個の記憶ループの記憶
    容量nと互いに素の関係にあるm個(m≧2の整数)の
    記憶ループ群に分割することと、記憶用シフトレジスタ
    の各クロック周期間では、それぞれ各記憶ループ群に含
    まれるα個づつの記憶ループを、(但しTsを記憶用シ
    フトレジスタの1クロック周期間の最大時間、Trを選
    択用シフトレジスタのクロック周期とするときα≦Ts
    /Tr、)前記選択用シフトレジスタにより順次繰り返
    し選択することとを特徴とするアドレス選択方式。 2 情報を書込み、読み出すための入出力ゲートと、情
    報をシフトし循環再生することにより記憶を行う記憶用
    シフトレジスタとから構成された記憶ループM個(M≧
    3の整数)と、選択情報を入力、シフトさせ所望の記憶
    ループの入出力ゲートを制御することにより、記憶ルー
    プを選択するMビットの選択用シフトレジスタとを具備
    し、前記M個の記憶ループを、1個の記憶ループの記憶
    容量nと最大公約数aをもつm個の記憶ループ群に分割
    することと、記憶用シフトレジスタの各クロックの周期
    間では、それぞれ各記憶ループ群に含まれるα個づつの
    記憶ループを、(但しTsを記憶用シフトレジスタの1
    クロック周期間の最大時間、Trを選択用シフトレジス
    タのクロック周期とするときα≦Ts/Tr、)前記選
    択用シフトレジスタにより順次繰り返し選択することと
    、前記選択用シフトレジスタへの選択情報の入力をm×
    n/a個記憶ループ群の選択毎に、前記記憶用シフトレ
    ジスタのクロックの1周期間休止させることとを特徴と
    するアドレス選択方式。
JP51121131A 1976-10-07 1976-10-07 アドレス選択方式 Expired JPS5914824B2 (ja)

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JPS5345938A JPS5345938A (en) 1978-04-25
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