JPS5914775Y2 - 自動車計器用マグネツト - Google Patents

自動車計器用マグネツト

Info

Publication number
JPS5914775Y2
JPS5914775Y2 JP11154779U JP11154779U JPS5914775Y2 JP S5914775 Y2 JPS5914775 Y2 JP S5914775Y2 JP 11154779 U JP11154779 U JP 11154779U JP 11154779 U JP11154779 U JP 11154779U JP S5914775 Y2 JPS5914775 Y2 JP S5914775Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
instrument
automobile
view
magnets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11154779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5629469U (ja
Inventor
和夫 鈴木
Original Assignee
矢崎総業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 矢崎総業株式会社 filed Critical 矢崎総業株式会社
Priority to JP11154779U priority Critical patent/JPS5914775Y2/ja
Publication of JPS5629469U publication Critical patent/JPS5629469U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5914775Y2 publication Critical patent/JPS5914775Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用計器に使用されるマグネットの改良に
関する。
従来の自動車用計器としての電流計は、概略第1図およ
び第2図に示すような構造であった。
すなわち、1はフレーム、2は指針ホルダ、3は可動片
、4は指針軸、5は指針、6は鉄芯、7はコイル、8は
端子、9はマグネット、10はマグネットホルダ、11
は文字板である。
ところで、上記のマグネット9は鋳造の磁性体により形
成されており、第3図および第4図に示すようにアルミ
板で形成されたマグネットホルダ10の新曲部10 a
によって保持され、文字板11とともにフレーム1に左
右2ケ所がネジ12で止められていた。
なお第1図において13は位置決め用の突起であり、こ
の突起13に係合する切欠14がマグネットホルダ10
に形成されている。
上記のように、従来のマグネット9は鋳造により成形さ
れていたため、マグネット9をフレーム1に固定する際
必要となる精度の良い位置決め用の切欠溝(例えばマグ
ネットホルダ10にある切欠14のような形状)をマグ
ネット9に設けることは不可能であった。
この為、切欠溝14を設けたー?マグネットホルダ0の
様な部品を新設し、マグネット9をマグネットホルダ1
0に固定してフレーム1に取り付けなければならない。
又、鋳造マグネットは、製造時に曲ったり、ねじれたり
する事がある為、これらの外観的欠陥を防止する為に必
要以上に材厚を厚くしなければならなかった。
従って、材厚を必要以上に厚くする事によって、着磁量
(磁束)が必要以上に多くなり、必要磁束にするにはか
なりの減磁をしなければならなく無駄が多い。
すなわち、磁気安定の為には若干の減磁が必要であるが
、それ以上の減磁は必要ないのである。
このように従来のマグネット9は、フレーム1に固定す
る為に余分な部品マグネットホルダ10を設けたり、又
材厚を必要以上に厚くしなければならなく、組付は工程
及び指示調整の工程が複雑になる等の欠点があった。
本考案は上記の如き従来の欠点を除去することを目的と
してなされたもので゛ある。
以下本考案の一実施例を第5図ないし第7図を参照して
詳細に説明する。
第5図は本考案に係るマグネット21の一実施例の平面
図であり、第6図は矢視A方向、第7図は矢視B方向の
側面図である。
本考案によるマグネット21は、圧延磁性体よりなる平
板を、プレス加工により、その両側にマグネット固定に
必要な位置決め用の切欠溝23を形成するとともに、計
器可動片3 〔第2図参照〕と一定間隔を置いて対面さ
せられるN極及びS極の両磁極22を構成するふたつの
部分を前記平板から下向きに折曲げて底形した後、計器
指示に必要な量だけ磁化させることによって作られ、こ
のマグネット21の形状は第3図に示した従来のマグネ
ット9とマグネットホルダ10とを一体にした場合の平
面図に略等しい形状とされている。
このように、圧延磁性体を材料とするために材厚を変化
させたり磁極22の形状を変える事によって容易に所望
の強さに磁化することができ、従来のように大きな磁束
をかけてから着磁後必要以上に減磁するような工程は不
用となる。
また、マグネット21自体が従来のマグネットホルダの
役目も兼ねるため、部品点数が減り作業性を極めて向上
させることが可能となる。
更に鋳造磁性体ではなく圧延磁性体をプレス加工したも
のであるため材厚が薄く、計器が軽量化される効果があ
る。
上述のように本考案によれば、磁化作業を簡易化できる
とともに、部品点数を減少させて作業性を向上させるこ
とができ、更に計器の軽量化を図ることもできる等、実
用上の効果の大きな自動車計器用マグネットが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用計器の内部構造を示す平面図、第2図
はその側面図、第3図は従来の自動車用計器に使用され
ているマグネットホルダに保持されたマグネットの平面
図、第4図はその側面図、第5図は本考案に係るマグネ
ットの一実施例を示す平面図、第6図はその矢視A方向
側面図、第7図は同じく矢視B方向側面図である。 21・・・マグネット、22・・・磁極、23・・・位
置決め用の切欠溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の指示計器に使用されるマグネットにおいて、圧
    延磁性体よりなる平板を、プレス加工により、その両側
    に位置決め用の切欠溝を形成するとともに、計器可動片
    と一定間隔を置いて対面させられるN極及びS極の両磁
    極を構成するふたつの部分を前記平板から下向きに折曲
    げて成形した後、計器指示に必要な量だけ磁化させたこ
    とを特徴とする自動車計器用マグネット。
JP11154779U 1979-08-15 1979-08-15 自動車計器用マグネツト Expired JPS5914775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11154779U JPS5914775Y2 (ja) 1979-08-15 1979-08-15 自動車計器用マグネツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11154779U JPS5914775Y2 (ja) 1979-08-15 1979-08-15 自動車計器用マグネツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5629469U JPS5629469U (ja) 1981-03-20
JPS5914775Y2 true JPS5914775Y2 (ja) 1984-05-01

Family

ID=29343998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11154779U Expired JPS5914775Y2 (ja) 1979-08-15 1979-08-15 自動車計器用マグネツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5914775Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5629469U (ja) 1981-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5914775Y2 (ja) 自動車計器用マグネツト
US4238729A (en) Magnetic damping system having low induction magnet
ES8105888A1 (es) Un metodo de fabricar un iman permanente con forma de placa
JPH07308057A (ja) 永久磁石形同期電動機
JPS6116772Y2 (ja)
US1227468A (en) Electrical measuring instrument.
JPS5915189Y2 (ja) Mc形カ−トリッジ用の磁気回路
SU772680A1 (ru) Модельный комплект
JPS6327297Y2 (ja)
JPS5852536Y2 (ja) 可動鉄片形計器
JPH0328380Y2 (ja)
JPS55121257A (en) Electron lens
JPS6230272Y2 (ja)
JP2551583Y2 (ja) 磁気ヘッドのシールド板
JPS6311892Y2 (ja)
KR0130126B1 (ko) 마그네트 버저의 제조방법
JPH0215287Y2 (ja)
JPS6341824Y2 (ja)
JPS5814576Y2 (ja) 着磁、減磁調整器
JPS626864Y2 (ja)
JPS5830228Y2 (ja) 積算電力計用磁気制動装置
JPH01209706A (ja) 磁極構造
JPS5668100A (en) Moving coil type cartridge
JPS6019970U (ja) 可動コイル形計器
JPS582946U (ja) ラツチングリレ−