JPS59145963A - 検出器具の昇降方法とその装置に於ける昇降位置決め装置 - Google Patents

検出器具の昇降方法とその装置に於ける昇降位置決め装置

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JPS59145963A
JPS59145963A JP58021065A JP2106583A JPS59145963A JP S59145963 A JPS59145963 A JP S59145963A JP 58021065 A JP58021065 A JP 58021065A JP 2106583 A JP2106583 A JP 2106583A JP S59145963 A JPS59145963 A JP S59145963A
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rotating
lowering
rotating drum
arm
wire
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JP58021065A
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Masao Yamazoe
山添 正雄
Keisuke Fukuda
圭介 福田
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Original Assignee
OSAKA SHINKU KIKI SEISAKUSHO KK
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    • GPHYSICS
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  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えは溶融金属真空脱ガス装置内の溶湯等の液
層内に採取コツプや温度センサー等の検出器具を浸漬さ
せて試料採取や温度測定を行なう際の検出器具の昇降方
法と、その昇降位置を極めて正確に制御する為にDIJ
発された昇降位置決め装置に関する。
(背景技術) 従来、浴融金属等の溶湯の試料採取や温度測定を行なう
装置として特公昭51−28244号公報所載のものが
ある。すなオ)ち、この従来のものは採取コツプ等を有
する検出器具をワイヤー等の吊下部材によって吊下し、
該検出器具を昇降させてなるものである。
しかしながら、この従来のものに於いては検出器具と接
続してなるワイヤーの昇降送りを単に該ワイヤーを巻取
ってなる円筒形状の回転ドラムの回動によって行なって
おり、しかも該回転ドラムよりなる昇降機構の昇降位置
決め制御を伺ら設定位置の微調整機能を有さない固定式
の二個のスイッチにより行なっていた為に下記の如き押
々の問題点が生じていたのである。
(イ) すなわち、ワイヤーを巻取った円筒形状の回転
ドラムの回動により検出器具の昇降を行なっている為に
、該検出器具の昇降速度はある一定の等速度となり、従
って検出作業を迅速に行なう為に該昇降速度を高速度に
した場合には検出する液面1ζへ検出器具を浸漬させる
際の衝撃力が大きく、該衝撃力によって特に温度センサ
ー等の検出器具が破損する問題が生じたつまたこの様な
問題点は、検出する液面上に高硬度のスラグが浮揚して
検出器具と該スラグとの衝突による衝撃が発生する溶融
金属等の検出作業の場合によ’)−1i’j 重大な問
題となった。
(ロ)  また、前記の如き検出器具を液面トヘ浸漬さ
せる際の衝撃力を緩和するには該検出器具の昇降速度を
低下させればよいのであるが、そうすると作業に要する
時間が多大となり作業能率が低下する問題が生じた。
(ハ) この様に、従来に於いては検出器具の昇降速度
が常に等速度である為に、該昇降速度が高速及び低速の
いずれの場合にも解決することのできない問題点を有し
、迅速・確実に検出作業を行なうことができなかったの
である。尚、この様な問題を解決する為に、従来検出器
具を液面上へ浸漬させる際にのみ低速度にしてその他の
昇降過程に於ける昇降速度を高速度にて行なうべく種々
の制御装置を使用することが試みられたが、該制御装置
の構造が非常に複雑で高コストのものとなるばかりか、
技術的にも非常に高度なものとなって結局実用化には至
らなかったのである。
に) 更に、従来に於いては回転ドラムよりなる昇降機
構の昇降位置決め制御を何ら設定位置の微調整機能を有
さない固定式の二個のスイッチにより行なっていた為に
、例えば溶鋼の検出作業を行なう場合、該溶鋼の出wi
量に変動が生じて鋼浴面の位置が変化すると該鋼浴面の
位置装化に対応して適切にスイッチを移動設定すること
ができなかったのである。この結果検出器具を鋼浴面、
即ち検出する液層の液面上に浸漬させる際、検出に適切
な液面下の位置への下降制御が不可能となり、該検出器
具が液面へ到達せずに検出不可能となって再度検出作業
を繰り返して行なわなければならなくなったり、或いは
液面深部へ検出器具を下降させすぎて該検出器具を吊下
するワイヤー等の吊下部材及び該検出器具を保持するホ
ルタ−等が熱損傷する等の致命的な事態が生じ、いずれ
にしても作業の正確性に欠け、時間的、物質的な損失が
非常に多大となっていたのである。
以上の様に、従来に於いては検出器具を液面下へ浸漬さ
せる際の#撃と作業性との関連、及び検出器具のF降位
置決め制御の正確性に於いて取入な問題点を有していた
のである。
(解決課題・技術目11す) 本考案は上述の様な従来の問題点を解決することを籾層
とし、複雑・高価な制御機器等を一切使用することなく
、検出器具を検出する液面ドヘ浸漬させる際の衝撃を解
消子ると共に作業を従来と比較して迅速に行なうことが
できる全く新規且つ有用な検出器具の昇降方法と、該検
出器具の昇降手段に併用することによって検出(:I具
の昇降位置を容易、正確に制御することができる全く新
規且つ実用的な昇降位置決め装置を提供ずろにある。
(技術手段) 本発明はこの様な[1的を達成する為に構成されたもの
で、その検出器具の昇降手段の構成は、液層の上方に設
置した回転ドラムへ縦一列に重合せしめて渦巻状に巻回
したワイヤー等の吊下部材の先端に吊下させて成句けた
検出器共を、前記吊F部材を繰出すべく回転ドラムを回
転させて液層の液面下へ下降させ、その後前記吊下部材
を元の渦巻状に巻取るべく回転ドラムを逆回転させてn
iJ記検出器具を上昇させてなるにある。
従って、この様な手段にて昇降される検出器具の昇降速
度は、該検出器具を吊下する吊下部材が回転ドラムへ縦
一列に重合せしめて渦巻状に巻回されてなる為、吊下部
材を繰出して検出器具を下降させる場合には、吊下部材
を繰出すに従って回転ドラムに巻回されでなる吊ト部材
の巻取径が次第に減少する為に該吊−F部材の繰出し速
度が次第に減速され、よってnU記検出器具のト降速度
もFブY−\ド降されるに従って次第に醋速されること
となるのである。まj二、吊F部伺を巻取って検出器具
を一1′二昇させる場合に於いても前記と同様に、回転
ドラムに巻取る吊下部材の巻取径が吊下部材を巻取るの
に従って増加する為に該吊下部材の巻取速度が次第に増
速されて、検出器具の上昇速度も上方へ+−i’される
に従って増速されることとなるのである。尚、この様な
作用は回転トラムかあるー・定の等速度回転の場合、即
ち通常の回転トラムの回転作動の場合に発生する作用で
ある。
また、前記昇降手段の検出器具を液層の液面トへ下降さ
せる際の下限位IN決め及び該液層の上方へ上−!?さ
せる際の上限位置決め制御を行なう為の装置として開発
、構成された昇降位置決め装置の構成は、検出器具翰を
吊トさせるワイヤー(2)等の吊F部材を巻回した回転
ドラム(3)に従動して減速回転する回転軸(1)へ回
動腕(4)を固着して設け、更に該回動腕(4)との接
触作動により前記回転ドラム(3)の吊下部材巻取回転
の停止を行なうスイッチAと、+1tl記回転軸(1)
を支点として揺動自在に構成された揺動腕(6)に取イ
」けられ前記回動腕(4)との接触作動により前記回転
ドラム(3)の吊下部材繰出し回転を停止させるスイッ
チBとを設けてなるにあり、mJ記スイッチAを予め設
定した検出器具@の上限設定位置に対応する前記回動腕
(4)の回動位置へ設け、更にスイッチBを液層の液面
Fの検出に適切な下限設定位置に対応する前記回動腕(
4)の回動位置へ位置するべく揺動腕(6)を回転移動
設定して使用するのである。
従って、上記の様に設定された昇降位置決め装置にて制
御される検出器具(イ)の昇降は、回転ドラム(3)の
吊下部材巻取り及び繰出し回転に伴なって回動する回動
腕(4)との各設けられたスイッチA。
Bの接触作動により制御されるのである。すなわち検出
器具(ホ)を下降させて液層液面下の設定位置へ到達し
た際には前記スイッチBの作動により検。
出器具翰の下降が停止され、まtこ該(炙出器具(イ)
を上昇させて予め設定した上限設定位置へ全11達しt
コ際にはスイッチAが作jiir L/て検出器具(ト
)の上昇カミ自動的に停止されることとなるのである。
更に、本発明に係る昇降位置決り)装置品tをAi4れ
明に係る検出器具の昇降手段に使用しtコ場合、検1b
器具(イ)が低位置に位置する程、回転ドラム(3)の
吊下部材巻取径が減少しでなる為暑こ、検出器具(ハ)
カミ高位置よりも低位置に位置する際の万力;一定の昇
降ストロークに対する前記回転ドラム(3)の回11伏
角度が大きくなり、従って前記回転ドラム(3)番こ従
動する回動腕(4)も同様に検出器具(ハ)力(上方へ
位置する程、その検出器具(ハ)の昇降ストローク(こ
対する回転角度が大となる作用を有する。
(効果) 本発明は上述の様な構成、及び作用を有する為、次の様
な効果がある。
(a)  先ず、本発明の検出器具の昇降方法をこよ1
1をヨ、前述の如く検出器具の昇降全工程の速度iよ一
定ではなく、該検出器具が低位11こ位置する(よと、
その昇降速度が低速となる為に、特に検出器具を液層内
に浸漬させる際の下降速度が低速となってその際に生ず
る衝撃が解消されることとなった。
(b)シかも検出器具が液層付近に位置しな0際(こは
検出器具を液層内に浸漬させる際の速度と比較してL昇
又は下降が高速度にて行なオ〕れる為、検出器具と液面
との衝撃を防止し得る低速をこて全昇降工程を行なって
いた従来の手段と比較してトータル的にその一連の検出
器具の昇降工程に要する時間を大幅に短縮するに至らし
め、作業を迅速番こ行なうことができた。
(c)  この様に、本発明の昇降方法によれば従来解
決することのできなかった相互に相反する検出器具を液
面ドヘ浸漬させる際の衝撃発生と作業性との関連に於け
る問題を兄事に解決することカニでき、しかも何一つ特
殊な制御機器装置等を使用せず導こ可能ならしめたもの
で、その実用的価値は非常番こ犬なるものである。
(d)  更に、本発明に係る昇降位置決V)装置ζま
、iff述の如く検出器具の下限位置を制御するスイ・
ノチBを該スイッチBに回動接触する回動腕と同支点で
f8励するべく構成された揺動腕へ取付けてなる為に、
設定する検出器具の下限位置に対応する回動腕の回動位
置へ@σ記スイッチBを非常に正11′1i’、に位置
させることができる効果がある。
(e)シかも、IJiI記スイッチBを取付けた揺動腕
は揺動自在なる為、検出器具のド限設定位置を変更−t
i−ル場合には該揺動腕を回転させることによってスイ
ッチBの位置を極めて容易に且つ微細に変更することが
でき、また該揺動腕の揺動にょっ−CスイッチBの位置
の微調整をも行なうことができるのである。
(f  以上の様に、本発明の昇降位置決め装置は容易
、止b(ffに検出器具を下降させる際の下限位置を設
定制御することができ、この結果従来の如く検出器具が
液面−\到達せずに検出作業が不可能となったり、或い
は検出器具が液面上深部ヘト降しすぎで該検出器具を保
持する他の部品が損傷する等の問題を一切解決すること
ができ、従来と比較して作業の正確性を大幅に向上せし
めることができるのである。
(g>  更に、本発明に係る検出器具の昇降手段と昇
降位置決め装置とを併用した場合、前述の如く昇降位置
決め装置に於ける回動腕の回転角度は、検出器具が下方
へ位置する程その検出器具の昇降ストロークに対する回
転角度が大となる為に、検出器具の一ド限設定位置を前
記回動腕の大なる回転角度に対応してスイッチBにて特
に正確に設定、及び微調整を行なうことができるという
格別顕著な効果がある。
(5) また、本発明に係る検出器具の昇降方法と昇降
位置決め装置とを併用することによって、液層の種々の
検出作業を全自動にて正確且つ迅速に行なうことができ
る格別な効果がある。
(実施例) 以下本発明の実施態様について図面に示した一実施例に
従って説明する。 − 先ず第1図及び第2図に於いて、本実施例に於ける昇降
位置決め装置の構成を説明すると、図中(1)はワイヤ
ー(2)を巻回した回転ドラム(3)に減速機(図示せ
ず)を介して接続してなる回転軸を示す。
(4)は先端部に平板形状部(5)を形成してなる回動
腕を示し、前記回転軸(1)の上部に固着してなる。A
は前記回転軸(1)と接触可能な位置へ取付けたリミッ
トスイッチを示し、該リミットスイッチAはその作動に
より前記回転ドラム(3)の巻取り回転(矢印イ方回)
を停止するべく前記回転ドラム(3)の駆動装w、(図
示せず)と接続してなる。(6) 、 (6)は先端中
央部(7)を鋭角に形成し且つその先端部に孔(l→を
穿設し、しかも他端(8)に孔(9)を穿設して該孔(
9)を前記回転軸(1)の回動腕(4)下方の位置へ一
ヒ下に緩嵌してなる略細板形状の揺動腕を夫々示す。B
B′は前記揺動腕(6)、(イ)の上面中心線上の前記
回動腕(4)との接触可能な位置へ夫々取付けてなるリ
ミットスイッチを示し、該両すミツ【・スイッチJ3 
B′は共にその作1jllにより回転ドラム(3)の繰
出し回転(矢印口方向)を停止し、次に逆転して巻取り
回転を行なうべく回転ドラム(3)の駆動装置と接続し
てなる。01 i、t In記揺動腕(6) 、 (6
) (7) F方へ固定して設けた略扇形状の固定板を
示し、その外周縁には目盛板aυを設け、更にその内側
方には円弧状の溝孔(]’Jを穿設してなる。12])
、@υは前記揺動腕(6)。
(6)の位置決め機構を夫々示し、一方の位置決め機構
Qηに関′して図面第2図(ロ)に於いて説明すると、
0→は前記揺動腕(6)の孔(13と固定板0りの溝孔
θ(2)に挿通してなるボルトを示し、該ボルトQ→の
下端には水平方向の雌螺子aQを形成してなるブロック
OQを固着してなる。初は固定板00の下方へ突出17
て設けてなるビン(至)の孔01に低挿入し、更に前記
ブロック([9の雌螺子aQへ螺合してなる調整用ネジ
を示し、(イ)は該調整用ネジaηに螺合しtこロック
ナツトを示す。位置決め機構Qυの構成は以上からなる
ものである。尚回動腕(t)側に設けてなる位置決め機
構Qυは前記機構(:!1)と略同様の構成から成るも
の為説明を省略する。
次に、以上の如き構成からなる昇降位置決め装置(ハ)
の使用法について説明すると、先ず予め回転ドラム(3
)によって昇降される検出器具の昇降位置と対応する回
動腕(4)の回動位置を予め算出しておき、設定する巻
取上限位置に対応する回動腕(4)の回動位置にリミッ
トスイッチAを設け、また設定する繰出し下限位置に対
応する回動腕(4)の回動位1・′qへはリミットスイ
ッチB、B’のうち該回動位置に位置することが可能な
いずれか一方のリミットスイッチを配置面するのである
。即ち、第1図に於ける検出器具の下限下降位置αに対
応する回動腕(4)の回動イSL 置が第2図に於ける
@柵板(11)のα′の位置に該当する場合、揺動腕(
6)は調整用ネジθηの送り寸法が0社記α′の位置迄
到達していない為に使用困難となる為、もう−万の揺動
腕(6)を調整用ネジθカの回転螺子送りによって目1
1記α′の位置・\回転移動させるのである。この結果
検出器具の下限下降位置αに対応する回動腕(4)の回
動位置へりiットスイッチ13が配置されることとなる
のである。尚、この場合リミットスイッチdは不必要と
なる為、該リミットスイッチB′と回転ドラム(3)の
駆動装置との接続は遮断し一〇おくのである。
本実施例は、上述の様な構成を有し、且つ各リミットス
イッチA、Bを夫々所定の位置へ設定してなる昇降位置
決め装置1tを使用してなるもので、以下検出器具の昇
降方法について第1図に従って説明する。
先ず、第8図に示す如く取鍋の上蓋(ハ)の上方に設け
た回転ドラム(3)の細幅な巻溝(ホ)−・縦一列に重
合せしめて渦巻状に巻回したワイヤー(2)の先端に吊
下して取付けた採取コツプや温度センサー等の検出器具
翰を、前記回転ドラム(3)を矢印口方向に回転させて
ワイヤー(2)を下方へ繰出すことによって、液層(ハ
)の液面下の前記設定位置α速下降させるのである。尚
、その際該検出器具@には前記ワイヤー(2) 以外に
テンショ′ンウェイト@を吊トするワイヤー(イ)を接
続してなる。また、前記下降の際の作用について説明す
ると、検出器具(ト)が下降されるに従って回転ドラム
(3)に巻回さ第1てなるワイヤー(2)の巻取径が次
第に減少する為に、検出器具(イ)の下降速度は該検出
器具(財)が下降されるに従って減速されることとなり
、この結果検出器具い→が液JP4(ハ)の液面下へ浸
漬する際の衝撃力が非常に微小なものとなるのである。
尚、参考として前記検出器具に)の下降に関して理論解
析を行なうと下記の通りである。
すなわち、 d():ワイヤー(2)の1目径 rO:繰出し01J始時のワイヤー(2)の最大巻取半
径0:繰出し始点 ■o:繰出し始点0に於ける速度 N:回転ドラノ・(3)の回転数Crpm Jθ」:回
転ドラム(3)の回転角速度、(ω−Nπ/30)とす
ると、Vt+ ””ωrQ 、である。まってdt時時
間区回転ドラム(3)がdo角だけ回転すると、この間
のワイヤー巻取半径の減少寸法arは、dr =M−d
o、で2π あるので、dt、時間後に減少する速度dvは、dv=
ω(ro−dr )−V。
2 一=−1.−4odt    C’−’Vo=rtir
o、ci0=o)dt>と成り、これを積分すれば、 ω2d。
V=−−−−t  −ト at  r6       
−(1,)     (C=  ω rO)2π 上、記(1)式によって検出器具に)の下降速度Vが求
められる。
また上式(1)を史に時間tにて積分し、検出器具(至
)のF降距11III Sを求めれば、 S−一巧t2+ωrot    =12)  (0=0
)4π 更に、検出器具に)の下降距離SがShになる迄に要す
る時間tA1及び検出器具@がSAだけ下降した際の速
度と繰出し始点0に於ける速度との速度比B。
は、夫々下記の式(3)、(4)にて求められる。
ω d。
几= 1−−−tA       ・・・(4)2π 
rO 更に、まり具体的に上記各式に数値を代入して説明すれ
ば、do = 0.55CII11ro = L8.2
cm 、 N=42.86 rpm 。
ω=Nπ= 4.4881)yf3.5A=490備、
とすると、検0 出器具翰が液面下へ浸漬される際の速度と繰出し始点0
に於ける速度との速度比Rは、上記(3)、(4)式よ
りR−0,’157、と成り、従来の繰出し開始の速度
そのままで液面下へ検出器具に)を浸漬させろ場合との
衝撃力の比は、R2二0.57 、即ち従来の手段と比
較するとこの場合その衝撃力が約1/2に緩和されるの
である。更に、その下降に要する時間に関しては、従来
の手段によれば繰出し開始速度そのままの速度にて下降
させた場合は約8.8秒、また本実施例の液面下へ浸漬
させる際の下降速度にて従来の手段によって全下降工程
を行なった場合は約11秒であるのに対し、本実施に於
いて要する時間は上記(3)式より約95秒である。す
なわち、本発明の昇降手段によれば、検出器具(2)を
液面ドヘ浸漬させる際の衝撃力を従来と等しくした場合
、従来より格段と速くその下降工程を行なうことができ
るのである。
次に、本発明の検出器具に)を液層(ハ)の液面Fσ位
置迄下降させた後の昇降方法に関して説明すると、該検
出器具(2)の下降を停止して、次に回転ドラム(3)
を逆回転させワイヤー(2)を元の渦巻状に巻取ること
によって検出器具(イ)を元の繰出し始点0の位置迄上
昇させるのである。しかしながら、本実施例に於いては
昇降位置決め装置を使用してなる為に、それら一連の工
程が全て自動にて行なうことができるのである。すなわ
ち検出器具に)がα位置迄1した際、昇降位置決め装置
の回動腕(4)がリミットスイッチBの位HH1へ回動
し、該リミ・ットスイッチBの作〆113により回転ド
ラl−(3)が停止し・て検出器具翰の下降を停止し、
次に該回転ドラム(3)が自動的にワイヤー(2)を巻
取るべく逆転して検出器具を上昇させ、更に検出器具(
イ)が0点に達した際には回動腕(4)がリミットスイ
ッチAに接触する為に回転ドラム(3)が停止して前記
検出器具(イ)の上昇が停[ヒされるのである。尚、前
記検出器具(イ)の上昇の際、該検出器具に)が上昇さ
れるに従って回転ドラム(3)に巻取られるワイヤー(
2)の巻取径が次第に増加する為に、検出器具@の上昇
速度は前記下降の際と同様の作用により検出器具(イ)
が上昇されるに従って次第に増速されることとなり、迅
速に上限位置へ上昇されることとなるのである。
また、前記昇降位置決め装置の回動腕(4)の回転角度
に関し説明すれば、回転ドラム(3)の回転速度に対し
回動腕(4)を固着してなる回転軸(1)の回転比を1
/7nに減速すると、0点に於ける回転支点よりの回動
腕(4)の回転角度βは次式より求められる。。
β =  Vm  −ttノ tA         
−r5)よってm=6.8とした場合、検出器具に)の
ストローク8A = 490 cyn 、の場合と81
(= 890 CIILの場合との回動腕(4)の回転
角度は上記(5)式より夫々800°、及び197、5
’となる。すなわちSA 、 Snに於けるストローク
差が100CIn(全行程の約1,15)であるのに対
し、回、動腕(4)の回転角度差は約108°(全回転
角度の約l/8)となり、検出器具■の存在する位置が
低位置であればある程、即ち検出器具(ト)が液層(ハ
)付近に位置する際は昇降位置決め装置に於ける回動腕
(4)の回転角度が拡大されることとなるのである。従
って検出器具翰の下限下降位置の設定が非常に正確に行
なうことができるのである。
本実施例は以上の如き手段にて検出器具翰を昇降させ、
又その昇降位置を制御するもので、[す度繰返して検出
器具の昇降を行なう場合は、予めワイヤー(2)が元の
渦巻状に巻回されてなる為、直ちに上記と同様な手段に
て昇降を行なうことができるのである。
尚、上記実施例に於いてはワイヤーを縦一列に償金せし
めて渦巻状に巻回する為に細幅の巻溝を形成してなる回
転ドラムを使用してなるが、回転ドラムの形状は決して
これに限定されるものではない。また吊下部材もワイヤ
ーに限定されるものではなく、検出器具を吊下可能な線
状形状のものであればよい。更に本発明の検出器具の昇
降方法は溶鋼、一般溶融金属、化学薬品等あらゆる分野
の検出器具の昇降方法に適用できるものであり、また検
出器具に関しても温度センサーや採取コツプ等に限らす
その具体的な器具の種類を問うものでない。また上記実
施例の如きテンションを必須要件とするものでない。
また、本発明の昇降位置決め装置に関しては、上記実施
例に於いては揺動腕を二本設けて、該二本の揺動腕に夫
々リミットスイッチB、B’を取付けてなるが、本発明
は決してこの様に複数個の揺動腕及びリミットスイッチ
を設ける必要はなく、最低限として夫々一つずつ設けら
れておればよい。
但し、液層の液面位置が常に一定でなく、該液面位置が
上下に変動して検出器具の下限設定位置を頻繁に変更せ
ねばならない場合等は、前記揺動腕やリミットスイッチ
を夫々複数個設けて液面位置の変動位置に対応させて予
め各1m定の位置へIJEットスイッチを配置しておけ
ば、該リミットスイッチの設定操作が非富に簡便となる
効果かある。
史に−(二記実施例に於いては前記3m 1jUJ腕に
取付けてなるリミットスイッチは、回動腕との接触作動
に、J−り回転ドラムの吊ド部材繰出し回転を停止させ
た後、11′(ちに該回転ドラノ・を逆転させるべく構
成してなる為、検出器具の一連の昇降1稈を全て自動に
て行なうことができたが、前記リミットスイッチは決し
て上記の如く構成されておる必要はなく、たtご単に回
動腕との接触作動により回転ドラムの吊F部材繰出し回
転を停止させる様に構成されCいるた゛けでもよい。
更に、−上記実施例に於いては回動腕と接lll1i1
シて作動するスイッチA、J3としてリミットスイッチ
をイ史用してなるか、決して該リミットスイッチの使用
に限定されるものではなく、他のスイッチ類であっても
よい。< <m L、 、前記スイッチが、昇降の」二
限及び下限用に二個存在して説明上動られしい為に、ス
イッチAとリミットスイッチA1及びスイッチBとリミ
ットスイッチBを夫々同じものとして説明した。)その
池水発明の昇降位置決め装置の各部の形状や取付位置等
その構成は上記実施例の如く限定されるものではなく、
本発明の意図する範囲内にて膜形変更自在である。
尚、言う迄もなく、本発明に係る検出器具の昇降手段の
位置決め制御は、本発明に係る昇降位置決め装置の使用
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る検出器具の昇降手段を示す概略説
明図。 第2図は本発明に係る昇降位置決め装置を示し、(イ)
は平曲図、(ロ)は要部(概略断面図、(ハ)は(イ)
のY−Y線拡大断面図。 図。 (1)・・・回転1111 、(2>・・ワイヤー、(
3)・・・回転ドラJ・、  (4)・・・回動腕、(
6)・・・揺動腕、    (イ)・・・検出器具、(
ハ)・・・液層、       A、B・・・スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、液層の上方に設置した回転ドラムへ縦一列に取合せ
    しめて渦巻状に巻回したワイヤー等の吊下部材の先端に
    吊下させて取付けた検出器具を、前記吊ト部材を繰出す
    べく回転ドラムを回転させ□ て液層の液面1へF降させ、その後前記吊下部材を元の
    渦巻状に巻取るべく回転ドラムを逆回転させて前記検出
    器具を上昇させてなることを特徴とする検出器具の昇降
    方法。 2、検出器具−を吊下させるワイヤー(2)等の吊ド部
    材を巻回した回転ドラム(3)に従動して減速回転する
    回転11111](1)へ回動腕(4)を固着して設け
    、更に該回動腕(4)との接触作動により前記回転ドラ
    ム(3)の吊下部材巻取回転の停止を行なうスイッチA
    と、前記回転軸(1)を支点として揺動自在に構成され
    た揺動腕(6)に取付けられ前記回動腕(4)との接触
    作動により前記回転ドラム(3)の吊下部材繰出し回転
    を停止させるスイッチBとを設けてなることを特徴とす
    る昇降位置決め装置。
JP58021065A 1983-02-09 1983-02-09 検出器具の昇降方法とその装置に於ける昇降位置決め装置 Pending JPS59145963A (ja)

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JP58021065A JPS59145963A (ja) 1983-02-09 1983-02-09 検出器具の昇降方法とその装置に於ける昇降位置決め装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07128152A (ja) * 1993-10-28 1995-05-19 Tokyo Keiso Co Ltd 深さ・温度同時測定装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518966A (en) * 1978-07-27 1980-02-09 Osaka Shinku Kiki Seisakusho:Kk Molten metal sampling and temperature measuring device under vacuum

Patent Citations (1)

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