JPS59145876A - 開閉体用のヒンジ - Google Patents

開閉体用のヒンジ

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JPS59145876A
JPS59145876A JP58020486A JP2048683A JPS59145876A JP S59145876 A JPS59145876 A JP S59145876A JP 58020486 A JP58020486 A JP 58020486A JP 2048683 A JP2048683 A JP 2048683A JP S59145876 A JPS59145876 A JP S59145876A
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JP
Japan
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opening
closing body
arm member
spring
protrusion
Prior art date
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JP58020486A
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English (en)
Inventor
藤高 純一
仁村 幸一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Shimonishi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Shimonishi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、例えば複写機の圧着板、レコードプレーヤの
蓋等の開閉体ゲ、複写機又はプレーヤ等の本体に、回動
可能に枢着すると共に、該開閉体音、その全開位置と全
閉位置との間の中間位置で停止はせることのできる所謂
フリーストップ機能金偏えた開閉体用のヒンジに関する
従来技術 上記形式のヒンジは既に公知でるり、従来より各種の構
成が提案式n1且つ実用化はれている。
従来のこの種のヒンジは、開閉体に対し、これが開く方
向の外カケ与える付勢手段を有し、この手段による力と
、開閉体自体の自重と、開閉体に作用する制動力とをバ
ランスさせてフリーストップ機能を得てQする。ところ
が従来は、開閉体に制動力?与える1こめの特別な部材
全役けてい1こため、ヒンジの構造が複雑化し、コスト
が上昇する欠点葡免眉、なかった。
目的 本発明は上記認識に基きなさnたものであり、その目的
とするところは、上記従来の欠点?除去し、構造全簡素
化し、しかもコスト全低減できる開閉体用のヒンジ奮提
供することでめる。
実施例 本発明は、この種のヒンジに元々必要とさnるアーム部
材とベース部材との接触により開閉体に制動力を与え得
るように構成することにより、制動力?与えるための部
材を特別に設ける必要性を無くし、もって上記目的を達
成するものでおる。
以下に本発明の有利な実施例を図面に従って説明する。
第1図乃至第4図に示す開閉体用ヒンジ1は、例えば複
写機の原稿押え用の圧着板、レコードプレーヤの蓋等の
開閉体2に、ねじ2a等によって強固に固定さnたアー
ム部材3と、複写機ないしはプレーヤ等の本体4に、同
様にねじ5a@によって固定さη、たベース部材5とを
有している0こ眉、らの部材3,5は、略コの字状の断
面形態に形成さn−ていて、各部材3,5はそnぞれ基
部6;7と該基部から立上った2つの側壁8;9とから
成る。ベース部材5とアーム部材3の一方の端部側の側
壁8,9には、スナップリングlOにより抜けを防止ζ
nたピン11が貫通し、このピン11によって両部材3
,5が互いに回動可能に枢清さnでいる。スナップリン
グを用いる代りに、ピン11の端部をかしめることによ
り該ピン11の抜は出しを防止し、このビ/によって、
両部材3,5を回動可能に枢着することもできる。この
ような構成により開閉体2はアーム部材3と共に、本体
4及びベース部材5に対して第1図及び第2図に示す全
開位置と、第3図に示す全閉位置との間を自由に回動す
ることができる0本例では、この最大開き角度θを10
0°程に設定しである。
15は、圧縮コイルスプリング13から成る付勢手段?
保持し且つこれをガイドするためのスプリングガイドで
あり、図示し1こスプリングガイド15は、一端にばね
受け16會固着されたガイド棒17と、同様に一端にば
ね受け18を固設さ孔たガイドスリーブ19とから成る
。両ばね受け16゜18には、そnぞれ一対の突ピン2
0.21が固設式れ、突ビン20は、ベース部材5の両
側壁9に形成された凹部22に回転自在に支持され、他
方の突ピン21も、アーム部材3の両側壁8に形成でn
た凹部23に回転可能に係合している。ガイド棒17と
ガイドスリーブ19は第2図に明示する如くテレスコー
プ状に嵌合し、互いにその軸線方向に摺動して、両部材
17.19の全体の要式が伸縮できるようになっている
既述のスプリング13はガイドスリーブ19とガイド棒
17の外側を取り囲むように位置し、その各端部は常時
各ばね受け16.18に圧接され、常にアーム部材3を
ベース部材5に対して開拡させる方向に付勢している。
ベース部材5の両側壁9における互いに対向しに内面I
Cは、本発明により、突部24がそれぞれ形成され、こ
れら突部24は、アーム部材3が回動したとき、該部材
3の各側壁8の外面と摩擦接触して摩擦力を生せしめ、
アーム部材3に制動力を与える用をなす。本例における
各突部24は、アーム部材3が全開位置から閉じていき
その開き角度が80°程になったとき、アーム部材3の
側壁8が突部24に接触し始め、しかもアーム部材3の
回動に伴ってその接触面積が順次拡大するように、はぼ
台形状に形成されている。また図示した実施例において
は、各突部24に接触しつつ閉方向に回動するアーム部
材30回動に伴って、突部24とアーム部材3との摩擦
力が増大するように、各突部24の厚みが、第1図にお
ける右斜め下方に向けて、より正確にはアーム部材3′
の回転方向に向けて、連続的に厚くなっている(第4図
及び第5図全参照)。
尚、第2図及び第3図Cτおける30は、スプリング1
3を覆うための、必要に応じて設けられるカバーであり
、このカバー30は、スプリングガイド15の適所、例
えば図示する如くばね受け18或いは他方のばね受け1
6等に固定さnているか、又は一体に加工さnている。
カバー30は、開閉体2の開閉動作時にスプリングガイ
ド15と共に回動し、コイルスプリソ/グ13の伸縮時
に紙、或いはその他の物がこのスプリング13に挾み込
まηる如き不都合を防止する。複写機においては開閉体
20近くに原稿が位置するので、カバー30を設けるこ
とにより、原稿がスプリング13に挾み込まれること全
防止できれば特に有利である。
カバー30を、ばね受け16又は18と、スブリング1
3の端部に挾持ざぜることもてできる0開閉体2がアー
ム部材3と共にその全開位置に存するときは、その自重
が開閉体2を閉じる方向fは作用せず、よって開閉体2
はスプリング13のばね力を受けつつその全開位置にて
静止する(第1図及び第2図)0 開閉体2を全開位置から閉方向(矢印P)K回動式ぜる
ど、アーム部材3も共に回動するが、本例ではその開き
角度が80°vcm−zる貰では、アーム部材3が突部
24に接触しないので・アーム部材3、従って開閉体2
には制動力は作用しなり・。
七の際、アーム部材3の重さを含めた開閉体2の自重に
よって開閉体2に与えら石、る閉方向のモーメントは未
だ小さく、aXスプリング13のハネ力により与えらn
る開方向のモーメントの方が大きいため、この時点で開
閉体2から手を離せば、開閉体2はその全開位置へ復帰
する。
開き角度が800以下になると、開閉体2の自重による
閉方向のモーメントが増大し、スプリング13のばね力
による開方向のモーメントとの差が小でくなり、遂には
両モーメントが等しくなる。
このようにして、本例では開き角度が70°程になった
とき開閉体2から手を離しても開閉体2はアーム部材3
と共に停止し、確実にフリーストップ機能が得らnる。
その際上記2つのモーメントにわずかな差があっても、
開き角度が80°以下になわば、アーム部材3の側壁8
が突部24に摩擦接触するので、アーム部材3、従って
開閉体2に制動力が作用し、この制動力と、上記2つの
モーメントがバランスし、開閉体2は静止する。
開閉体2ケ更に閉方向に回動させると、その自重による
閉方向のモーインドか増々増大し、これが、ばね力によ
る開方向のモーメントよりも大きくなっていくが、突部
24とアーム部材3との摩擦接触による制動力も増大す
るので、これらがノくランスし、フリーストップ機能が
阻害されることはない。このようにして所定のフリース
トップ機能が得ら几、複写作業又はレコードの装着作業
等?効率よく行うことができる。尚、開閉体2なt/%
しはアーム部材3の91角度が極く小さくなると、スプ
リング13のばね力により開閉体2に与えらnる開方向
のモーメントは極く小プくなる反面、開閉体2の自重に
よる閉方向のモーメントは増々大きくなるので、両者の
差を摩擦力によっては制動し@泊なくなり、このとき開
閉体から千會離すと、該開閉体はその全開位置に回動す
る。この場合、図示した実施例におl/1ては、開閉体
2が第3図に示す全閉位置に至ったとき、該開閉体21
/(対して、閉方向のばね力が作用するように構成a 
i−でいる。即ち、ビン11の中心軸線と、突ビン21
の中心軸線とを結ぶ線L(第3図)を考えたとき、開閉
体2がその全閉位置に至る直前の時点で、他の突部/2
0の中心軸線Aが、上記線りの下側から上側へ移行し、
全閉状態ではこの軸iAは完全[i T、の上側1C位
置するように構成はnでいる。
このため、開閉体2の閉鎖時に、軸線Aが線り上に位置
するまでの間は、スプリング13は開閉体2に開方向の
モーメント’l与えるが、開閉体2が完全に閉じてしま
えば、スプリング13γX崖は開閉体2に対し矢印Fで
示す如く斜め下方の向きの力を及ぼし、よって開閉体2
は強ftjll的にその閉方向、換言すれば本体4の側
に抑圧さη、る。かかる構成によ眉、ば、開閉体が多少
振動した゛ようなとy4簡単にはこηがその全開位置か
らf!き上がるような不都合を防止でき、まkこの開閉
体2が複写機における原稿押え用の圧着板であるときは
、複写機の本体に設げらnたコンタクトガラス(図示せ
ず)上に載置ざrした原稿ケ、該ガラスに密着はぜた状
態で押えることができる利点が得らn、る。
尚、開閉体2が七の全開位置から全閉位置へ回動すると
き、実際には、この開閉体2に対して突部24とアーム
部材との接触による摩擦力以外に、諸要素間の摩擦力も
作用することは当然でめるが、ここではこの摩擦カケ無
視して考えている。
上記構成によnば、アーム部材3、従って開閉体2が回
動するときこnらに加えらnる制動力t1特別な部材音
用いず、アーム部材3と、ベース部材5(本例ではベー
ス部材の突部24)との接触によって得るようになって
いるため、ヒンジ1の構成を簡略化できると共に、その
コスlf−低減ζぜることかできる。
突部24は、アーム部材3と接触して摩擦力を生せしめ
るものであるが、その際の接触が円滑に行われるように
、或いは摩擦力が過大となり突部24の摩耗が著しくな
ることを防止するために、アーム部材3とベース部材5
の少なくとも一方を、弾性変形しやすい材料、例えば合
成樹脂又1i金属板等により構成したり、部材3.5を
弾性変形しやすい形状に形成することが望ましい。その
際、へ−ス部材5を弾性変形しやすく構成したときi′
i、第4図に示すように、その側壁9の外面と、スナッ
プリング10との間Cに、突部24とアーム部材3が圧
接した際にベース部材5の側壁9が弾性変形する分だけ
のクリアランスを予めとっておくことが有利である。
尚、上記実施例では、開閉体2が全開位置から全閉位置
まで回動する角度範囲のうち、一部の角度範囲において
のみ、開閉体のフリーストップ機能が得られるように構
成したが、これは、開閉体2が全開位置の近くに存する
ときは、これが自動的に全開位置へ戻る方が実用上便利
であり、同様に、全閉位置の近くに位置するときは、開
閉体が自動的にその全閉位置へ復帰する方が実用的であ
ることを考慮したためである。従って例えは、アーム部
材3がその全開位置に存するときから、該部材3が突部
24に接触するように構成する等して、フリーストップ
機能の得られる範囲をより拡大することもできるし、逆
に、突部24とアーム部材3の接触する時期、ないしは
その接触面積を変えることによって、フリーストップ機
能の得うれる範囲を縮小することも可能である。また、
突部24の厚みをアーム部材3の回転方向に向けて順次
厚くする構成を適宜改変し、例えはこの厚みを一定にし
たり、或いはアーム部材3の回転方向に向けてこの厚み
を順次薄くする等して、回動する開閉体2に作用する制
動力の状態を、必要に応じて上記実施例と異ならせるこ
ともできる。ただ、突部24の厚みをいかに形成すると
きもアーム部材3が接触し始める突部の部分t24(4
1図)の厚みは薄くし、アーム部材3が突部24に円滑
に接触し始めるようにすることが有利である。
また、上記実施例の構成では、スプリングガイド15の
突ピン20..21i、アーム部材3とへ一ス部材5の
凹部22,23に着脱可能に係合させることハ3てきる
ため、その組付作業が簡単なたけでなく、ヒンジの補修
点検時にもスプリングガイド15を簡単に取り外し、部
品の交換等も容易に行うことができる。更に、図示した
実施例では、開閉体2の回動時に、スプリングガイド1
5のガイド棒17とガイドスリーブ19がテレスコープ
状に伸縮するので、開閉体2を閉じたとき、スプリング
ガイドがアーム部材から突出する不都合も防止できる。
以上、本発明の基本的な実施例を説明したが、本発明は
上記実施例を各種改変して構成することができる。例え
は、ベース部材に設けた突部24を、アーム部材の側壁
外面に設けたり、或いは両者に設けたりすることもでき
るし、突部の表面の摩擦係数を高めるべく、該表面の粗
さを粗く形成することもできる。のみならず、第6図に
示す如く突部24の表面に凹凸24aを形成し、アーム
部材3の側壁8とこの凹凸24aを接触させ、アーム゛
部材3に与える制動力を高めることもできる。
この凹凸の形態はのこ歯状、ローレット状、多数の小突
起等適宜な形にすることができる。また突部24に接触
するアーム部材3の側壁8、ないしはこの側壁8と突部
24の、互いに対向し得る表面の両者に、適宜な形態の
凹凸を形成することもできる。側壁8と突部24の両方
の表面に凹凸を形成した場合、両凹臼が互いに噛み合い
得るように構成することも有利である。また、側壁8と
突部24の一方には複数の凹凸を形成し、その他方には
1つの突起を設け、この突起が複数の凹凸に係合するよ
うに構成し、この係合によって、開閉体2に制動力を与
えるようにすることもできる。
そしてこのような凹凸を設けたときも、その形状、ない
しはベース部材5とアーム部材3との、凹凸を介しての
接触面積を適宜選定する等して、開閉体2のフリースト
ップ機能の得られる角度範囲を変えることができること
は当然である。
またベース部材5を例えは金属板で作るような場合、第
7図に示す如く、該部材5の側壁9の一部を切り起した
状態に突出形成して突部24を形成し、開閉体の開閉時
に該突部24にアーム部材3の側壁8を接触させて、ア
ーム部材3及び開閉体に制動力を与えることもできる。
この場合も、突部24の突出状態を適宜選定することに
より、開閉体に制動力を与える態様を所望するものにす
ることができる。
更に、ベース部材5とアーム部(材3との接触たけでな
く、これに加えて、他の部材間の摩擦力を、開閉体に与
える制動力として積極的に利用することも可能である。
例えば、ガイド棒17とガイドスリーブ19との摩擦を
利用することが、その−例である。この場合、ガイド棒
17の外径を一定にしでおくこともできるが、例えは第
8図に示すように、ガイドスリーブ19の先端部19a
i先細とし、その最先端がガイド棒17の外周面に接触
するようにし、しかもガイド棒17の外径を、ば、ね・
受け16側へ向けて連続的に拡大し、開閉体2力S全閉
位置に近づくに従ってガイド棒17とガイドスリーブ1
9との摩擦力が増大するように構成することもできる。
その際、ガイド棒17の自由端側の外径よりもガイドス
リーブ19の最先端)内径をやや大きく設定し、開閉体
が全開位置ないしはその近くに位置するときは、ガイド
スリーブ19・ガイド棒17間に殆んど摩擦力が作用し
ないように・すれは、既述の突部24による作用と同様
な作用が得られる。また、第9図に示す如く、ガイドス
リーブ19の先端部19aに少なくとも1つ縦スリット
19 b’i形成し、スリーブ19が弾性的にガイド棒
17に接触できるようにしてもよい。
また、第10図に示すようにガイド棒17の自由端の方
に縦スリツト17ai形成し、この端部の領域とガイド
スリーブ19とが弾性的に接触するように構成すること
もできる。この場合、ガイドスリーブ19の内径を、そ
の長手方向に亘って一定にしてもよいが、これを連続的
に変化させ、開閉体が開閉する際に、これに作用する制
動力が変化するように構成することもでき、例えは、ス
リーブ19の内径を、突ピン20の方へ向けて縮小すれ
は第8図に示した実施例と同様な作用が得られる。
更に第11図に示すようにスプリング13を、可撓性材
料から成る伸縮自在なしやばら部材30aに固定し、こ
のじやはら部材30aが、第1図に示したカバー30と
同じ働きをなすように構成することもできる。尚、第1
1図に示す実施例ζこおいては、アーム部材の方に枢着
されるガイド部材力Sスリーブ17aとして形成され、
ベース部材に枢着されるカイト部材がガイド棒19cと
して形成されており、このガイド棒19Cの先端に縦ス
リット19dが形成されている。また突ピン20゜21
は、ガイド棒19cとガイドスリーブ17aに直接突設
されている。
上述した各実施例では、アーム部材3及び開閉体2を、
その全開位置へ向けて付勢する付勢手段として、1つの
圧縮コイルスプリング13を用いたが、他の適宜な付勢
手段を利用することが可能である。例えは、同心状に巻
回されち複数のコイルスプリングを用い、その1つのス
プリングはアーム部材に常時圧力を与え、他のスプリン
グは、アーム部材が閉方向に回動するとき、その回動途
中から、アーム部材に圧力を及ぼすようlこし、開き角
度が小さくなった際の、開閉体の自重による閉方向のモ
ーメントの増大に対処することもできる。同じ目的で、
圧縮するに従ってはね定数の増大する円錐コイルはね、
つづみ形コイルはね、たる形コイルはね等を用いること
もできる。或いは、圧縮ばねではなく、引張はねを用い
て、アーム部材とベース部材とに、これらが開拡する方
向の力を与えるようにすることもできるし、空気ばね、
又はばね以外の適宜な弾性体、例えばゴム等を付勢手段
として用いることも可能である。更に第12図に示す如
く、付勢手段としてのスプリング13を、ガイドスリー
ブ19の内部に収容し、 スプリングの端部を、ガイド
棒17とガイドスリーブ19の端面に当接させ得るよう
に構成してもよい。
この構成によれば、特別なカバー30(第1図〕又はλ
球又はじやばら部材30a(第11図)を用イストモ、
スプリングに紙等が挾み込まれることを阻止できる。ま
た図示した実施例では、スプリングガイドのガイド部材
をガイドスリーブ及びガイド棒として構成したが、他の
適宜な形、態のガイド部材を用いることもでき、両ガイ
ド部材を共にスリーブとして形成することもできる。ま
たこれらガイド部材を3個以上設け、その全長を伸縮可
能に構成することも可能である。
またアーム部材とベース部材を1つのピン11(第1図
)によって枢着する代りに、第13図及び第14図に示
すように、ベース部材5における両側壁9の対向した面
に突ピン]1aを設け、これらのピンllaを、アーム
部材30両側壁8に形成した凹部31に回転自在に係合
させることによって、アーム部材3とベース部材5を枢
着することもでき、この構成によれば、部品点数を低減
でき、しかもアーム部材3とベース部材5の組付は或い
は取り外し作業を簡便化できる利点が得られる。
効果 以上の説明からも理解できるように、本発明によれは、
開閉体に制動力を及ぼす特別な部材を用いることなく、
開閉体の開閉操作時に、ベース部材とアーム部材との接
触により、開閉体に制動力を与えるように構成したため
、ヒンジの構造の簡素化、及びそのコストの低減を図る
ことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は開閉体及びアーム部材が全開位置に存するとき
のヒンジの正面図、第2図はカバーを取り外して示した
ヒンジの斜視図、第3図は開閉体が全閉位置に至った状
態を示す正面図、第4図は第1図のIV−r%’線断面
図、第5図はベース部材の部分平面図、第6図はベース
部材に形成された突部の他の実施例を示す斜視図、第7
図はベース部材の更に他の実施例を示す部分斜視図、第
8図は第1図とは異なる実施例を示す断面図、第9図は
第8図番こ示したガイド棒とガイドスリーブの部分図、
第10図はガイド部材の更に他の実施例を示す部分断面
斜視図、第11図はスプリングをしやばら部材に取付け
た実施例を示す部分断面正面図、第12図はスプリング
をスプリングガイドに内股した実施例を示す部分断面図
、第13図及び第14図はベース部材とアーム部材の他
の枢着形態をそれぞれ示す部分斜視図である。 1・・・ヒンジ      2・・・開閉体3・・・ア
ーム部材    4・・・本体5・・・ベース部材 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 h447図 第8図 蛸12図    第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 開閉体側に取付けらnるアーム部材と、開閉体を装着す
    る本体側に取付けらnるベース部材とを設け、該ベース
    部材とアーム部材とを互(1に回動可能に枢着すると共
    に、前記アーム部材會その全開位置へ向けて付勢する付
    勢手段を設け、アーム部材がその全回動範囲のうちの少
    なくとも一部の範囲全回動しているとき、該アーム部材
    とベース部材と全互いに接触ぎせ、アーム部材に制動力
    を与えること盆特徴とする開閉体用のヒンジ。
JP58020486A 1983-02-09 1983-02-09 開閉体用のヒンジ Pending JPS59145876A (ja)

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