JPS59145226A - 優れた電磁波遮蔽性を有する熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
優れた電磁波遮蔽性を有する熱可塑性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS59145226A JPS59145226A JP1938283A JP1938283A JPS59145226A JP S59145226 A JPS59145226 A JP S59145226A JP 1938283 A JP1938283 A JP 1938283A JP 1938283 A JP1938283 A JP 1938283A JP S59145226 A JPS59145226 A JP S59145226A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal foil
- weight
- parts
- foil pieces
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
′本発明は、優れた電磁波遮蔽性を有する熱可塑性樹脂
組成物に関する。
組成物に関する。
最近、高周波発振装置を内蔵した機器類例えばＴｖ受信
機、ラジオ受信機、マイクロコンピュータ−１電子レン
ジ等が普及しており、これらの機器が他の電気機器に電
磁波障害を与え、また、逆に電磁波障害を受ける機会が
著るしぐ増大している。
機、ラジオ受信機、マイクロコンピュータ−１電子レン
ジ等が普及しており、これらの機器が他の電気機器に電
磁波障害を与え、また、逆に電磁波障害を受ける機会が
著るしぐ増大している。
これらの障害を防虫するには、当該機器類を導電性を有
し、かつ、必要に応じて高い透磁率を有する物質例えば
鉄、銅、アルミニウム等の金属製の筐体、まだは、表面
にががる金属をメブキあるいは塗布した熱可塑性樹脂製
の筐体を従来使用していだが、これらの筐体は成形加工
、塗装等に多くの工程を要するという問題点があった。
し、かつ、必要に応じて高い透磁率を有する物質例えば
鉄、銅、アルミニウム等の金属製の筐体、まだは、表面
にががる金属をメブキあるいは塗布した熱可塑性樹脂製
の筐体を従来使用していだが、これらの筐体は成形加工
、塗装等に多くの工程を要するという問題点があった。
一方、熱可塑性樹脂と金属箔片を単に機械的に混練する
ととは困難であり十分な電磁波遮蔽性を示さないもので
ある。
ととは困難であり十分な電磁波遮蔽性を示さないもので
ある。
本発明者等は、成形加工が容易であり、がっ、優れた電
磁波遮蔽性を有する熱可塑性樹脂組成物を開発して上記
の問題点を解決することを目的として鋭意研究を重ねた
結果本発明に到達したものである。
磁波遮蔽性を有する熱可塑性樹脂組成物を開発して上記
の問題点を解決することを目的として鋭意研究を重ねた
結果本発明に到達したものである。
本発明の上記の目的は、金属箔片ｉｏｏ重量部の表面が
アクリル酸、メタクリル酸、アルキルアクリレート、ア
ミノアルキルアクリレート、アルキルメタクリレート及
びアミノアルキルメタクリレートからなる群から選ばれ
た少なくとも一種の単量体を重合させて得られる第１の
重合体７〜１０重量部により被覆されたものに、芳香族
ビニル単量体及び芳香族族ビニル単量体と共重合可能な
単量体からなる混合物を重合させて得られる第！の重合
体を該金属箔片ｉｏ。
アクリル酸、メタクリル酸、アルキルアクリレート、ア
ミノアルキルアクリレート、アルキルメタクリレート及
びアミノアルキルメタクリレートからなる群から選ばれ
た少なくとも一種の単量体を重合させて得られる第１の
重合体７〜１０重量部により被覆されたものに、芳香族
ビニル単量体及び芳香族族ビニル単量体と共重合可能な
単量体からなる混合物を重合させて得られる第！の重合
体を該金属箔片ｉｏ。
重量部に対し夕〜３３重量部配承部てなる金属箔片含有
濃厚組成物２６〜７３重量部と、ゴム弾性体に芳香族ビ
ニル単量体及びこれと共重合可能なビニル単量体をクラ
フト共重合させて得られるグラフト共重合体１．ゴム変
性ポリフェニレンエーテルならびにポリアミドからなる
群から選ばれた少なくとも一種の熱可塑性樹脂を、合ｄ
′１′量が１００Ｍ量部となるように配合してなる熱可
塑性樹脂組成物によって達せられる。
濃厚組成物２６〜７３重量部と、ゴム弾性体に芳香族ビ
ニル単量体及びこれと共重合可能なビニル単量体をクラ
フト共重合させて得られるグラフト共重合体１．ゴム変
性ポリフェニレンエーテルならびにポリアミドからなる
群から選ばれた少なくとも一種の熱可塑性樹脂を、合ｄ
′１′量が１００Ｍ量部となるように配合してなる熱可
塑性樹脂組成物によって達せられる。
金属箔片含有濃厚組成物の製造に用いられる金属箔片と
しては、アルミニウム（Ａｔ）箔片、亜鉛（Ｚｎ）箔片
、銅（ｃＨ）箔片からなる群から選ばれた少なくとも一
種の箔片を用いるのが好ましい。
しては、アルミニウム（Ａｔ）箔片、亜鉛（Ｚｎ）箔片
、銅（ｃＨ）箔片からなる群から選ばれた少なくとも一
種の箔片を用いるのが好ましい。
特ＫＡｔ箔片及びＺｎ箔片の混合物が好ましい。この場
合、３〜７０重量％のＺｎ箔片及び残部がＡｔ箔片から
なる混合物が好ましく、さらにＺｎ 箔片が、ｆ−２０
重重量部残部がＡｔ箔片である混合物が好ましい。
合、３〜７０重量％のＺｎ箔片及び残部がＡｔ箔片から
なる混合物が好ましく、さらにＺｎ 箔片が、ｆ−２０
重重量部残部がＡｔ箔片である混合物が好ましい。
寸だ、Ａｔ 箔片とＣｏ 箔片との混合物も好ましい。
その混合比率としては、ｃＩＩ 箔片３〜７θ重量％、
残部がＡ２ 箔片とするのが好まし ゛く、特にＣ―箔
片、５′〜、２０重量係残部がＡ４箔片とするのが一層
好ましい。これらの箔片を用いると、得られた組成物の
電磁波遮蔽性、すなわち、電磁波の減衰量が犬きく、か
つ比抵抗が小さくできる。
残部がＡ２ 箔片とするのが好まし ゛く、特にＣ―箔
片、５′〜、２０重量係残部がＡ４箔片とするのが一層
好ましい。これらの箔片を用いると、得られた組成物の
電磁波遮蔽性、すなわち、電磁波の減衰量が犬きく、か
つ比抵抗が小さくできる。
金属箔片の大きさは厚みがｊ−３０８ｍ で−辺が、ｏ
、ｓ、ｒｍ、Ｈの方形状のものが好ましく、より好まし
くは／〜、２胴の方形状のものが用いられるが、同等の
大きさのものであれば他の形状でも差支えはない。
、ｓ、ｒｍ、Ｈの方形状のものが好ましく、より好まし
くは／〜、２胴の方形状のものが用いられるが、同等の
大きさのものであれば他の形状でも差支えはない。
これらの金属箔片は、アクリル酸、メタクリル酸、アル
キルアクリレート、アミノアルキルアクリレート、アル
キルメタクリレート、及びアミノアルキルメタ・クリレ
ートからなる群から選ばれた少なくとも一種の単量体の
重合体により表面が被覆される。これらの重合体は金属
箔片との接着性が高いので適当である。この場合、金属
箔片ｉｏｏ重量部あたり、上記単量体を重合させて得ら
れる重合体７〜１０重量部を用いるのが適当である。
キルアクリレート、アミノアルキルアクリレート、アル
キルメタクリレート、及びアミノアルキルメタ・クリレ
ートからなる群から選ばれた少なくとも一種の単量体の
重合体により表面が被覆される。これらの重合体は金属
箔片との接着性が高いので適当である。この場合、金属
箔片ｉｏｏ重量部あたり、上記単量体を重合させて得ら
れる重合体７〜１０重量部を用いるのが適当である。
１重量部未満では被覆した効果がなく、７０重量部を超
えると、金属箔片の表面に付着しない重合体が増加する
ので組成物の物性に悪影響を与える可能性があり好まし
くない。
えると、金属箔片の表面に付着しない重合体が増加する
ので組成物の物性に悪影響を与える可能性があり好まし
くない。
金属箔片の被覆に用いる重合体は上記単量体を単独で重
合させたものでもよく、また、任意の二種まだはそれ以
上の単量体の混合物を重合させたものでもよい。例えば
、メチルメタクリレートを単独で重合させたもの、アク
１ノル酸を耐量 ／θ〜３０・・多含有するメチルメタクリレート−アク
リル酸混合物を重合させたものが用いられるが、特にア
ミノアルキルアクリレートまたはアミノアルキルメタク
リレートを３０〜７θ劃ト含有するメチルメタクリレー
ト及びアミノアルキルメタクリレートの混合物を重合さ
せたものが電磁波の減衰特性、金属箔片の被覆性、他の
樹脂との相溶性の点から優れている。この場合、アミノ
アルキル基としてはジメチルアミンエチル基（（ＣＨ３
）２ＮＣＨ２０Ｈ２−） が好ましいが、その他ジエ
チルアミノエチル基、ジメチルアミンエチル基等も用い
られる。
合させたものでもよく、また、任意の二種まだはそれ以
上の単量体の混合物を重合させたものでもよい。例えば
、メチルメタクリレートを単独で重合させたもの、アク
１ノル酸を耐量 ／θ〜３０・・多含有するメチルメタクリレート−アク
リル酸混合物を重合させたものが用いられるが、特にア
ミノアルキルアクリレートまたはアミノアルキルメタク
リレートを３０〜７θ劃ト含有するメチルメタクリレー
ト及びアミノアルキルメタクリレートの混合物を重合さ
せたものが電磁波の減衰特性、金属箔片の被覆性、他の
樹脂との相溶性の点から優れている。この場合、アミノ
アルキル基としてはジメチルアミンエチル基（（ＣＨ３
）２ＮＣＨ２０Ｈ２−） が好ましいが、その他ジエ
チルアミノエチル基、ジメチルアミンエチル基等も用い
られる。
′ また、アルキル基としては炭素数が／〜１０程
度の直鎖、分枝、環式のアルキル れるが、メチル基またはエチル基が得られた重合体の物
性例えば引張り強度の面から好ましい。
度の直鎖、分枝、環式のアルキル れるが、メチル基またはエチル基が得られた重合体の物
性例えば引張り強度の面から好ましい。
各単量体混合物の配合比率は、上記の範囲に限定される
ものではないが、上記範囲であれば、金属箔片表面の被
覆性、分散性、物性等の面で良好な結果が得られる。
ものではないが、上記範囲であれば、金属箔片表面の被
覆性、分散性、物性等の面で良好な結果が得られる。
金属箔片の表面をこれらの重合体で被覆するには、上記
単量体を予め重合させたものを溶剤に溶解したものに金
属箔片を浸漬する等の方法によってもよいが、本出願人
の出願に係わる特願昭ｔ ７ − ３００ｊｆ１号又は
同！７ー／滲４１．３３２号の各明細書に記載したよう
に、該金属箔片の存在下に懸濁重合させることにより上
記重合体で箔片を被覆する方法によるものがより好まし
い。
単量体を予め重合させたものを溶剤に溶解したものに金
属箔片を浸漬する等の方法によってもよいが、本出願人
の出願に係わる特願昭ｔ ７ − ３００ｊｆ１号又は
同！７ー／滲４１．３３２号の各明細書に記載したよう
に、該金属箔片の存在下に懸濁重合させることにより上
記重合体で箔片を被覆する方法によるものがより好まし
い。
続いて、最初に用いた金属箔片ｉｏｏ重量部に対して芳
香族ビニル単量体及び該単量体と共重合可能な単量体か
らなる混合物を重合させて得られる重合体５〜３３重量
部を、前記金属箔片の表面の被覆に用いた重合体との合
計量が最初に用いた金属箔片１００重量部に対して６〜
グ３重量部となるように配合する。
香族ビニル単量体及び該単量体と共重合可能な単量体か
らなる混合物を重合させて得られる重合体５〜３３重量
部を、前記金属箔片の表面の被覆に用いた重合体との合
計量が最初に用いた金属箔片１００重量部に対して６〜
グ３重量部となるように配合する。
芳香族ビニル単量体及びそれと共重合可倉ヒな単量体と
の重合体の量がｊ重量音す未満であると得られた組成物
の嵩密度が小さくな９、ＡＢＳ樹脂等との配合が困難に
なる。まだ・３３重量部を越えるとＡＢＳ樹脂そのイＷ
の熱可塑性樹月旨と配合する際、金属箔片の濃度を大き
くすることが困難となるので好ましくない。
の重合体の量がｊ重量音す未満であると得られた組成物
の嵩密度が小さくな９、ＡＢＳ樹脂等との配合が困難に
なる。まだ・３３重量部を越えるとＡＢＳ樹脂そのイＷ
の熱可塑性樹月旨と配合する際、金属箔片の濃度を大き
くすることが困難となるので好ましくない。
本発明で用いられる芳香族ビニル単量体としてハ、スチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、核ノ・ロ
ゲン化スチレン等力；挙げられる。また、「共重合可能
な単量体−１としては、ア り リ ロ ニ ト リ
ル 、 メ タ ー り １ノ ロ ニ ト １ノ
ル 、 アクリル酸及びメタクリル酸のアルキルエ
ステルが適当である。上記範囲外であると、他の樹月旨
との相溶性が劣化する場合力；あるので好ましくない。
レン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、核ノ・ロ
ゲン化スチレン等力；挙げられる。また、「共重合可能
な単量体−１としては、ア り リ ロ ニ ト リ
ル 、 メ タ ー り １ノ ロ ニ ト １ノ
ル 、 アクリル酸及びメタクリル酸のアルキルエ
ステルが適当である。上記範囲外であると、他の樹月旨
との相溶性が劣化する場合力；あるので好ましくない。
本発明に係る組成物を製造するには、前述の通り先づ金
属箔片の共存下に上言己各単量体を懸は第２の重合体に
対応する単量体をこの懸濁重合系に追加して添加し第２
の重合を＜ｉうこと力；できる。
属箔片の共存下に上言己各単量体を懸は第２の重合体に
対応する単量体をこの懸濁重合系に追加して添加し第２
の重合を＜ｉうこと力；できる。
すなわち、金属箔片ｉｏｏ重量部、ならびにアクリル酸
、メタクリル酸、アルキルアクー ト 、 ア ミ
ノ ア ル キ ル ア り １ノ し ー ト 、
ア ル キ ルアクリＶ−ト及びアミノアルキルメタ
ーク＋ルート 単量体混合物１〜１０重量部を水中に懸濁させて通常の
方法によって懸濁重合させる。開Ａ合斉１１としては、
水溶性のもの（過硫酸塩等）を用いた方が箔表面の被覆
が良好となる。重合終了後、芳香族ビニル単量体及びこ
れと共重合可會りな単量体との混合物５〜３３重量部を
添カロしてさらに懸濁重合させる。
、メタクリル酸、アルキルアクー ト 、 ア ミ
ノ ア ル キ ル ア り １ノ し ー ト 、
ア ル キ ルアクリＶ−ト及びアミノアルキルメタ
ーク＋ルート 単量体混合物１〜１０重量部を水中に懸濁させて通常の
方法によって懸濁重合させる。開Ａ合斉１１としては、
水溶性のもの（過硫酸塩等）を用いた方が箔表面の被覆
が良好となる。重合終了後、芳香族ビニル単量体及びこ
れと共重合可會りな単量体との混合物５〜３３重量部を
添カロしてさらに懸濁重合させる。
得られた金属箔片含有濃厚組成物は金属箔を数十枚積層
したペレット状をなしており、嵩密度が大きく他の熱可
，塑性樹月旨等との相溶性も良女子である。
したペレット状をなしており、嵩密度が大きく他の熱可
，塑性樹月旨等との相溶性も良女子である。
金属箔片含有濃厚組成物は、他の成形性、耐衝撃性等に
優れだ熱可塑性樹脂、すなわち、ゴム弾性体に芳香族ビ
ニル単量体及びこれと共重合可能なビニル単量体をグラ
フト共重合して得られるグラフト共重合体、いわゆるＡ
ＢＳ樹脂、ゴム変性ポリフェニレンエーテル、ならびに
ポリアミドからなる群から選ばれた少なくとも一種の熱
可ｇｙ２性樹脂と配合される。
優れだ熱可塑性樹脂、すなわち、ゴム弾性体に芳香族ビ
ニル単量体及びこれと共重合可能なビニル単量体をグラ
フト共重合して得られるグラフト共重合体、いわゆるＡ
ＢＳ樹脂、ゴム変性ポリフェニレンエーテル、ならびに
ポリアミドからなる群から選ばれた少なくとも一種の熱
可ｇｙ２性樹脂と配合される。
配合比率は、金属箔片含有濃厚組成物２６〜７３重量部
、好寸しくは、３１．−３３重量部を上記熱可塑性樹脂
と合計量がｉｏｏ重量部になるように配合するのが適当
である。金属箔片含有濃厚組成物が２６重量部未満では
電磁波遮蔽性が十分でなく、夕３重量部を超えると成形
物の強度、外観等に悪い影響を及ぼすので好ましくない
。
、好寸しくは、３１．−３３重量部を上記熱可塑性樹脂
と合計量がｉｏｏ重量部になるように配合するのが適当
である。金属箔片含有濃厚組成物が２６重量部未満では
電磁波遮蔽性が十分でなく、夕３重量部を超えると成形
物の強度、外観等に悪い影響を及ぼすので好ましくない
。
なお、配合方法は、各成分樹脂のビーズ等をトライブレ
ンドしてもよく、押出機に、より混練してもよく、特定
の配合方法に限定されない。
ンドしてもよく、押出機に、より混練してもよく、特定
の配合方法に限定されない。
ゴム弾性体としては、天然ゴムポリブタジェン、スチレ
ン−ブタジェン共重合体、ポリインプレン、ポリアクリ
ル酸エステル、エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−プロピレン−非共役ンエン共重合体等が用いられる
。芳香族ビニル単量体としては、スチレン、α−メチル
スチレン核ハロゲン化スチレン、Ｐ−メチルスチレン等
のビニルトルエン類等が用いられる。
ン−ブタジェン共重合体、ポリインプレン、ポリアクリ
ル酸エステル、エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−プロピレン−非共役ンエン共重合体等が用いられる
。芳香族ビニル単量体としては、スチレン、α−メチル
スチレン核ハロゲン化スチレン、Ｐ−メチルスチレン等
のビニルトルエン類等が用いられる。
また、芳香族ビニル単量体と共重合可能なビニル単量体
としては、アクリロニトリルメタクリロニトリル、メチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート等のアクリル酸ア
ルキルエステルメチルメタクリレート、ブチルメタクリ
レート等のメタクリル酸アルキルエステル等が用いられ
る。
としては、アクリロニトリルメタクリロニトリル、メチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート等のアクリル酸ア
ルキルエステルメチルメタクリレート、ブチルメタクリ
レート等のメタクリル酸アルキルエステル等が用いられ
る。
ゴム変性ポリフェニレンエーテルとしては、２、ｚ−ジ
メチルフェノール等の２．乙−ジ置換フェノールを酸化
カップリング重合して得られるポリフェニレンエーテル
と、上記ゴム弾性体に上記芳香族ビニル単量体をグラフ
ト共重合させてなるいわゆる耐衝撃性ポリスチレンを、
後者を７０〜ｇｏ重量係含有するように配合してなるも
のが好ましい。
メチルフェノール等の２．乙−ジ置換フェノールを酸化
カップリング重合して得られるポリフェニレンエーテル
と、上記ゴム弾性体に上記芳香族ビニル単量体をグラフ
ト共重合させてなるいわゆる耐衝撃性ポリスチレンを、
後者を７０〜ｇｏ重量係含有するように配合してなるも
のが好ましい。
ポリアミドとしては、いわゆるナイロン樹脂、伝えば２
−ナイロン、乙、乙−ナイロン、／／−ナイロン、／２
−ナイロン等が好ましい。
−ナイロン、乙、乙−ナイロン、／／−ナイロン、／２
−ナイロン等が好ましい。
本発明にかかる組成物は、単に、金属片を熱可塑性樹脂
と機械的に混練したものと比較して優れた電磁波遮蔽性
、電気伝導性（低比抵抗性）を有し、かつ、成形加工性
、耐衝撃性に優れているので産業上の利用価値は極め大
である。
と機械的に混練したものと比較して優れた電磁波遮蔽性
、電気伝導性（低比抵抗性）を有し、かつ、成形加工性
、耐衝撃性に優れているので産業上の利用価値は極め大
である。
次に本発明を実施例及び比較例に基づいてさらに具体的
に説明する。
に説明する。
実施例／
（金属箔片含有濃厚組成物の製造）
内容積３ｔの撹打装置付ガラス製四つロフラスコに脱イ
オン水、２．０ｋｇ、アルミニウム箔片（’−’Ｉ ｍ
ＲＩ Ｘ ／ ｍｍ ｘ’０．０２ ｊ ７Ｈ（、’ｒ
ｒａｎｓｍｅｔ 社製に−１０，２）ｊざ０１及び亜
鉛箔片（２，ＯｍｍＸ／ １Ｈｍ Ｘ Ｏ，０−２０１
１１ｍ、福田金属箔社品）ｐｏｇ−を加え、よく攪拌す
る。これに、メチルメタクリレート♂２及びジメチルア
ミノエチルメタクリレートざ１を添加し、−フラスコ系
内を窒素ガスにより置換した後、７０Ｃに昇温しだ。重
合系が７００に達した後、過硫酸カリウムＯ９♂２を添
加してハｊ時間反応させた。続いてりＯＣに昇温して７
時間反応させた。
オン水、２．０ｋｇ、アルミニウム箔片（’−’Ｉ ｍ
ＲＩ Ｘ ／ ｍｍ ｘ’０．０２ ｊ ７Ｈ（、’ｒ
ｒａｎｓｍｅｔ 社製に−１０，２）ｊざ０１及び亜
鉛箔片（２，ＯｍｍＸ／ １Ｈｍ Ｘ Ｏ，０−２０１
１１ｍ、福田金属箔社品）ｐｏｇ−を加え、よく攪拌す
る。これに、メチルメタクリレート♂２及びジメチルア
ミノエチルメタクリレートざ１を添加し、−フラスコ系
内を窒素ガスにより置換した後、７０Ｃに昇温しだ。重
合系が７００に達した後、過硫酸カリウムＯ９♂２を添
加してハｊ時間反応させた。続いてりＯＣに昇温して７
時間反応させた。
次いで重合系の温度を♂Ｏｃに設定して、スチレンｓ
ｏ ｙ＝、アクリロニトリル３ 弘ｐ、連鎖移動剤とし
てターピルシン／ｚ、開始剤として過酸化ベンゾイル２
１、アゾビスインブチロニトリル０．！Ｆ ９−を添加
して、１時間重合を行なった。反応終了後、りＯＣに昇
温しで窒素ガスの流通下に／時間未反応単量体を除去し
た。
ｏ ｙ＝、アクリロニトリル３ 弘ｐ、連鎖移動剤とし
てターピルシン／ｚ、開始剤として過酸化ベンゾイル２
１、アゾビスインブチロニトリル０．！Ｆ ９−を添加
して、１時間重合を行なった。反応終了後、りＯＣに昇
温しで窒素ガスの流通下に／時間未反応単量体を除去し
た。
その後２００メツシユの金網を用いて、集束した金属箔
片を含有する重合体をＦ別しだ。
片を含有する重合体をＦ別しだ。
得られた重合体の嵩密度は、Ｏ，グオｇ−／Ｃ／ｌであ
り金属箔片の含有量はｇ２．６％であった。
り金属箔片の含有量はｇ２．６％であった。
（ＡＢＳ樹脂との配合組成物）
上記金属箔片含有濃厚組成物ｔｇ重量部とＡＢＳ樹脂（
三菱モンザント化成■製、ＴＦ、Ｘ−１Ｉ−ｔ、ｔＢ）
ｌＩ−６重量部を単軸押出機により混線、ペレット化し
た。得られた組成物中の金属箔片含有量はググ、６重置
部であった。該組成物の物性を第１表に示す。
三菱モンザント化成■製、ＴＦ、Ｘ−１Ｉ−ｔ、ｔＢ）
ｌＩ−６重量部を単軸押出機により混線、ペレット化し
た。得られた組成物中の金属箔片含有量はググ、６重置
部であった。該組成物の物性を第１表に示す。
実施例２
実施例／で用いた金属箔片含有濃厚組成物弘と重量部、
ＡＢＳ樹脂（三菱モンサント化成■製、ＴＦＸ−ｘｓｏ
Ｂ）５２重量部をトライブレンドした。得られた組成物
中の金属箔片含有量は３り、６重置部であった。該組成
物の物性を第１表に示す。
ＡＢＳ樹脂（三菱モンサント化成■製、ＴＦＸ−ｘｓｏ
Ｂ）５２重量部をトライブレンドした。得られた組成物
中の金属箔片含有量は３り、６重置部であった。該組成
物の物性を第１表に示す。
実施例３
実施例／で用いた金属箔片含有濃厚組成物３ｚ重量部１
．ＡＢＳ樹脂（三菱モンサント化成■製、Ｙ Ｔ −３
／乙）＋ｐ重量部をトライブレンドした。得られた組成
物中の金属箔片含有量は２７．７重量％であった。該組
成物の物性を第１表に示す。
．ＡＢＳ樹脂（三菱モンサント化成■製、Ｙ Ｔ −３
／乙）＋ｐ重量部をトライブレンドした。得られた組成
物中の金属箔片含有量は２７．７重量％であった。該組
成物の物性を第１表に示す。
実施例弘
（金属箔片含有濃厚組成物の製造）
内容積３ｔの攪拌装置付ガラス製四つロフラスコに脱イ
オン処理水、２．０に！１．及びアルミニウム箔片（／
−４’ｍｍｘ ／ １ｒｕｎＸ Ｏ，０２Ｊ−、、Ｔｒ
ａｎｓｍｅｔ社製に−１０，２）、３．２０７−を加え
、よく攪拌する。これに、メチルメタクリレート、ｒｙ
及びジメチルアミノエチルメタクリレートと１−を添加
し、フラスコ内を窒素ガスにより置換した後、７０Ｃに
昇温しだ。重合系が７０ｃに達した後、過硫酸カリウム
０．♂Ｊを添加してん５時間反応させた。続いてりｏＣ
に昇温しで７時間反応させた。重合系の温度をｇｏｃに
設定して、スチレンｓｏｙ、アクリロニトリル３ｑ ｙ
−１連鎖移動剤としてターピルシン／１−１開始剤とし
て過酸化ベンゾイル、２１、アゾビスインブチロニトリ
ルｏ、ｓｙ−を添加して２時間重合を行なった。
オン処理水、２．０に！１．及びアルミニウム箔片（／
−４’ｍｍｘ ／ １ｒｕｎＸ Ｏ，０２Ｊ−、、Ｔｒ
ａｎｓｍｅｔ社製に−１０，２）、３．２０７−を加え
、よく攪拌する。これに、メチルメタクリレート、ｒｙ
及びジメチルアミノエチルメタクリレートと１−を添加
し、フラスコ内を窒素ガスにより置換した後、７０Ｃに
昇温しだ。重合系が７０ｃに達した後、過硫酸カリウム
０．♂Ｊを添加してん５時間反応させた。続いてりｏＣ
に昇温しで７時間反応させた。重合系の温度をｇｏｃに
設定して、スチレンｓｏｙ、アクリロニトリル３ｑ ｙ
−１連鎖移動剤としてターピルシン／１−１開始剤とし
て過酸化ベンゾイル、２１、アゾビスインブチロニトリ
ルｏ、ｓｙ−を添加して２時間重合を行なった。
反応終了後、りＯｃに昇温しで窒素ガスの流通下に／時
間未反応単量体を除去した。
間未反応単量体を除去した。
その後、２００メツシユの金網を用いて、Ａｔ箔片を含
有する重合体をｆ別した。
有する重合体をｆ別した。
であった。
（Ａ Ｂ Ｓ樹脂との配合組成物）
上記金属箔片含有濃厚組成物−５′’１重量部及びＡＢ
Ｓ樹脂（三菱モノサント化成■製、ＴＦＸ−８Ｈ） １
Ｉ−６重量部を単軸押出機により混練、ペレット化した
。得られた組成物中のＡ４ 箔含有量は≠夕、θ重景係
であった。物性は第１表に示す。
Ｓ樹脂（三菱モノサント化成■製、ＴＦＸ−８Ｈ） １
Ｉ−６重量部を単軸押出機により混練、ペレット化した
。得られた組成物中のＡ４ 箔含有量は≠夕、θ重景係
であった。物性は第１表に示す。
実施例夕
実施例／で用いた金属箔片含有濃厚組成物４’Ｊ’重量
部、ゴム変性ポリフェニレンエーテル樹脂（エンジニア
リング・プラスチックス■、製、Ｎ０ｒｙｔ＠ Ｐ Ｘ
−０１’ｌ １１．） ’ 、！； ２重量部をト・
ライブレンドした。得られた組成物中の金属箔片含有量
は３り、６重量％であった。該組成物の物性を第７表に
示す。
部、ゴム変性ポリフェニレンエーテル樹脂（エンジニア
リング・プラスチックス■、製、Ｎ０ｒｙｔ＠ Ｐ Ｘ
−０１’ｌ １１．） ’ 、！； ２重量部をト・
ライブレンドした。得られた組成物中の金属箔片含有量
は３り、６重量％であった。該組成物の物性を第７表に
示す。
実施例乙
実施例／で用いた金属箔片含有濃厚組成物≠ｇ重量部、
乙、乙−ナイロン（三菱化成工業■製、ツバミツド■／
θ１ｏ）ｓ！重量部をトライブレンドした。得られた組
成物中の金属箔片含有量は３７．６重量％であった。該
組成物の物性を第１表に示す。
乙、乙−ナイロン（三菱化成工業■製、ツバミツド■／
θ１ｏ）ｓ！重量部をトライブレンドした。得られた組
成物中の金属箔片含有量は３７．６重量％であった。該
組成物の物性を第１表に示す。
比較例
実施例≠で用いだのと同一のＡｔ 基３５重量部をＡＢ
Ｓ樹脂（三菱モンサント化成■製、ＴＦＸ−２，！；０
Ｂ）ｔ、ｆ重量部と二軸押出機により混線ペレット化し
た。該ペレットの物性を第１表に示す。
Ｓ樹脂（三菱モンサント化成■製、ＴＦＸ−２，！；０
Ｂ）ｔ、ｆ重量部と二軸押出機により混線ペレット化し
た。該ペレットの物性を第１表に示す。
第１表において、引張強度、同伸び及び工ｚＯｄ 衝撃
強度（ノツチ付）はＪＩＳ Ｋ ６１７／によって、ま
だ曲げ強度及び同モジュラスはＡＳＴＭ Ｄ ７りＯに
より測定した。
強度（ノツチ付）はＪＩＳ Ｋ ６１７／によって、ま
だ曲げ強度及び同モジュラスはＡＳＴＭ Ｄ ７りＯに
より測定した。
比抵抗は、／、２７ ｃｒｎ Ｘ ／、２７’ｒｙｎ
ｘ ／ Ｏｃｍの試験片の１０ｃｍ間隔の抵抗を測定し
て算出した。
ｘ ／ Ｏｃｍの試験片の１０ｃｍ間隔の抵抗を測定し
て算出した。
電磁波遮蔽性は、外径りｏｒｕｎ、中心部に同心円状に
直径−２，！；ｍｍ孔部を形成した厚さ３−２胴の円板
状試験片を同軸伝送路内に設置して、入力及び出力の電
力比を測定した。
直径−２，！；ｍｍ孔部を形成した厚さ３−２胴の円板
状試験片を同軸伝送路内に設置して、入力及び出力の電
力比を測定した。
Claims (5)
- （１）金属箔片ｉｏｏ重量部の表面がアクリル酸、メタ
クリル酸、アルキルアクリレート、アミノアルキルアク
リレート、アルキルメタクリレート及びアミノアルキル
メタクリレートからなる群から選ばれた少なくとも一種
の単量体を重合させて得られる第１の重合体７〜７０重
量部により被覆されたものに、芳香族ビニル単量体及び
芳香族ビニル単量体と共重合可能な単量体からなる混合
物を重合させて得られる第２の重合体を該金属箔片１０
０重量部に対し５〜３３重量部重量部子なる金属箔片含
有濃厚組成物、２６〜７３重量部と、ゴム弾性体に芳香
族ビニル単量体及びこれ・と共重合可能なビニル単量体
をグラフト共重合させて得られるグラフト共重合体、コ
゛ム変性ポリフェニレンエーテルならびにポリアミドか
熱可塑性樹脂組成物。 - （２）金属箔片がアルミニウム箔片、亜鉛箔片及び銅箔
片からなる群から選ばれた少なくとも一種の金属箔片で
ある特許請求の範囲第１項記載の組成物。 - （３）金属箔片が亜鉛箔片３〜７０重世％及び残部がア
ルミニウム箔片からなる混合物である特許請求の範囲第
１項記載の組成物。 - （４）金属箔片が銅箔片３〜７０重量係及置部部がアル
ミニウム箔片からなる混合物である特許請求の範囲第１
項記載の組成物。 - （５）金属箔片含有濃厚組成物の含有量が３６〜タ３重
量部である特許請求の範囲第１項、記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1938283A JPS59145226A (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 優れた電磁波遮蔽性を有する熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1938283A JPS59145226A (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 優れた電磁波遮蔽性を有する熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59145226A true JPS59145226A (ja) | 1984-08-20 |
| JPH0242111B2 JPH0242111B2 (ja) | 1990-09-20 |
Family
ID=11997754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1938283A Granted JPS59145226A (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 優れた電磁波遮蔽性を有する熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59145226A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6086160A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-15 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 電磁波遮蔽用ポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物 |
| JPS63234043A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-29 | San Aroo Kagaku Kk | 熱可塑性樹脂用耐熱性向上剤 |
| JPS6462348A (en) * | 1987-09-02 | 1989-03-08 | Tsutsunaka Plastic Kogyo | Resin composition with metallic gloss |
| JP2012077127A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Taiyo Holdings Co Ltd | 導電性樹脂組成物 |
-
1983
- 1983-02-08 JP JP1938283A patent/JPS59145226A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6086160A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-15 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 電磁波遮蔽用ポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物 |
| JPS63234043A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-29 | San Aroo Kagaku Kk | 熱可塑性樹脂用耐熱性向上剤 |
| JPS6462348A (en) * | 1987-09-02 | 1989-03-08 | Tsutsunaka Plastic Kogyo | Resin composition with metallic gloss |
| JP2012077127A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Taiyo Holdings Co Ltd | 導電性樹脂組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0242111B2 (ja) | 1990-09-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2094746B1 (en) | Thermoplastic resin having uniform composition and narrow molecular weight distribution, and method for preparing the same | |
| KR20170039048A (ko) | 투명 열가소성 수지 조성물 및 이로부터 형성된 성형품 | |
| KR20150001991A (ko) | 열가소성 수지 조성물 및 이를 이용한 성형품 | |
| JPS59145226A (ja) | 優れた電磁波遮蔽性を有する熱可塑性樹脂組成物 | |
| KR20170072089A (ko) | 고무변성 비닐계 그라프트 공중합체 및 이를 포함하는 열가소성 수지 조성물 | |
| JPH02272050A (ja) | 透明性の熱可塑性樹脂組成物 | |
| JP2867093B2 (ja) | めっき用熱可塑性樹脂組成物 | |
| CA1196124A (en) | Thermoplastic resin composition containing metal foil fragments and process for its production | |
| KR20130090843A (ko) | 메틸메타크릴레이트-부타디엔-스티렌계 충격보강제 및 이를 포함하는 폴리카보네이트 수지 조성물 | |
| JPH05194676A (ja) | ゴム変性芳香族ビニル系共重合体樹脂及びその製造方法 | |
| JP4514388B2 (ja) | 樹脂組成物及びその成形体 | |
| JP2000017137A (ja) | 多相共重合体含有樹脂組成物 | |
| JPS60214597A (ja) | 電磁波遮蔽性樹脂組成物 | |
| JPS5898317A (ja) | 帯電防止性樹脂組成物 | |
| JPH0155294B2 (ja) | ||
| JPH0231730B2 (ja) | Tsuyakeshinetsukasoseijushinoseizohoho | |
| KR20230096632A (ko) | 폴리에테르아미드 블록 공중합체 및 이를 포함하는 열가소성 수지 조성물 | |
| JP2908093B2 (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 | |
| JPH0129218B2 (ja) | ||
| KR20240094284A (ko) | 친환경 투명 열가소성 수지 조성물 및 이로부터 형성된 성형품 | |
| JPH11222509A (ja) | 多相共重合体並びに多相共重合体混合物およびその組成物 | |
| JPH05320507A (ja) | ポリフェニレンサルファイド系樹脂組成物 | |
| JPH0136500B2 (ja) | ||
| JPS6166739A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPH04227649A (ja) | 外観、衝撃性に優れたゴム変性耐熱スチレン系樹脂組成物 |