JPS5914482B2 - 改質されたポリブタジエンの製造方法 - Google Patents
改質されたポリブタジエンの製造方法Info
- Publication number
- JPS5914482B2 JPS5914482B2 JP52139035A JP13903577A JPS5914482B2 JP S5914482 B2 JPS5914482 B2 JP S5914482B2 JP 52139035 A JP52139035 A JP 52139035A JP 13903577 A JP13903577 A JP 13903577A JP S5914482 B2 JPS5914482 B2 JP S5914482B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polybutadiene
- toluene
- reaction
- mercaptans
- mercaptan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08C—TREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
- C08C19/00—Chemical modification of rubber
- C08C19/20—Incorporating sulfur atoms into the molecule
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
メルカプタンがブタジエン重合体と付加反応できること
は知られている。
は知られている。
これらの付加反応がポリブタジエンの1・4−二重結合
とより1・2−二重結合との方で急速に生じろことも知
られてい30る。制御不能な架橋反応や広範囲の変性の
結果による分子量分布や不完全な反応に基づく嗅覚刺戟
等のような、相当な困難がこれ等の反応に生じるために
、この型のメルカプタンで改質された重合体35は商業
的規模でこれまで使用されていなかつた。
とより1・2−二重結合との方で急速に生じろことも知
られてい30る。制御不能な架橋反応や広範囲の変性の
結果による分子量分布や不完全な反応に基づく嗅覚刺戟
等のような、相当な困難がこれ等の反応に生じるために
、この型のメルカプタンで改質された重合体35は商業
的規模でこれまで使用されていなかつた。
一方、極性改質された(polar−modified
)クポリブタジエンは例えばシリカ含有ゴム混合物中で
の使用など、かなり商業的利点を有している。
)クポリブタジエンは例えばシリカ含有ゴム混合物中で
の使用など、かなり商業的利点を有している。
純粋な炭化水素エラストマー、例えばポリブタジエン、
ポリイソブレン又はSBRは高活性シリカとの非常に劣
悪な融和性を示し、そしてそれは不適当な性質を有する
加硫物を与える。処理剤を使用することによりこれらの
問題を解決するという試みがなされている。例えばメル
カプトシランを処理剤として添加すると、ポリブタジエ
ンのシリカとの融和性を改良するが、これらの非常に高
価な化合物をゴムを基にして10重量%以上の量で使用
しなければならない。その結果、これらの欠点は経済的
な点又は技術的観点からみても満足のいくようには解決
されていない。6〜12%の1・2−[ワd結合金量を有
する狭い分子量分布のポリブタジエンに対する2−メル
カプトエタノールの付加反応はドイツ公告明細書第18
16394中に記されており、メルカプトアミンの付加
はドイツ公告明細書第1910177号に記されている
。
ポリイソブレン又はSBRは高活性シリカとの非常に劣
悪な融和性を示し、そしてそれは不適当な性質を有する
加硫物を与える。処理剤を使用することによりこれらの
問題を解決するという試みがなされている。例えばメル
カプトシランを処理剤として添加すると、ポリブタジエ
ンのシリカとの融和性を改良するが、これらの非常に高
価な化合物をゴムを基にして10重量%以上の量で使用
しなければならない。その結果、これらの欠点は経済的
な点又は技術的観点からみても満足のいくようには解決
されていない。6〜12%の1・2−[ワd結合金量を有
する狭い分子量分布のポリブタジエンに対する2−メル
カプトエタノールの付加反応はドイツ公告明細書第18
16394中に記されており、メルカプトアミンの付加
はドイツ公告明細書第1910177号に記されている
。
両者の場合、付加反応はポリブタジエンの1・4−[ワ
d結合の方で生じるように意図されている。これらの2
つの文献中に記されている反応は不完全であるため、未
反応のメルカプタンにより生じる嗅覚刺激により業的規
模での処理が非常に複雑となる。さらに我々の研究では
、6〜20%の1・2−[ワd結合金量を有するポリブタ
ジエンの使用及びメルカプタンの添加は望ましくない交
叉結合を与える高い危険性を有していることが示された
。工業的条件下ではゲル生成は避けられない。この型の
生成物は非常に減じられた弾性を示し、そしてゴム技術
で普通使用されている方法により処理できなかつた。例
えば80%以上というような高含量の1・2ー[ワd結合
を有するポリブタジエンは、メルカプタン例えば2−メ
ルカプトエタノール及びチオグリコール酸と非常に急速
にそして完全に付加反応を行なう。
d結合の方で生じるように意図されている。これらの2
つの文献中に記されている反応は不完全であるため、未
反応のメルカプタンにより生じる嗅覚刺激により業的規
模での処理が非常に複雑となる。さらに我々の研究では
、6〜20%の1・2−[ワd結合金量を有するポリブタ
ジエンの使用及びメルカプタンの添加は望ましくない交
叉結合を与える高い危険性を有していることが示された
。工業的条件下ではゲル生成は避けられない。この型の
生成物は非常に減じられた弾性を示し、そしてゴム技術
で普通使用されている方法により処理できなかつた。例
えば80%以上というような高含量の1・2ー[ワd結合
を有するポリブタジエンは、メルカプタン例えば2−メ
ルカプトエタノール及びチオグリコール酸と非常に急速
にそして完全に付加反応を行なう。
残念なことに、これらの付加生成物は比較的高いガラス
転移温度(TG)を有しており、従つて合成ゴムとして
の使用には適していない。本発明の目的は、良好な加工
性及び充分低いガラス転移温度を有する極性改質された
交叉結合されていないポリブタジエンの製造である。従
つて、本発明は30〜60%の、好ましくは40〜50
%の1・2−[ワd結合金有量及び0.8〜1.8d1/
7(トルエン中で25℃で測定)の粘度値〔η]を有す
るポリブタジエンを溶液中で一般式(1)及び()〔式
中、R1、R2及びR3は同一であつても又は異なつて
いてもよく、水素又は直鎖もしくは枝分れしたアルキル
もしくはアリール基を表わし、n1は1〜4の数であり
、そして肚は1〜5の数である〕 に相当するメルカプタンと反応させることによる、メル
カプタンで改質されたポリブタジエンの製造方法を提供
するものである。
転移温度(TG)を有しており、従つて合成ゴムとして
の使用には適していない。本発明の目的は、良好な加工
性及び充分低いガラス転移温度を有する極性改質された
交叉結合されていないポリブタジエンの製造である。従
つて、本発明は30〜60%の、好ましくは40〜50
%の1・2−[ワd結合金有量及び0.8〜1.8d1/
7(トルエン中で25℃で測定)の粘度値〔η]を有す
るポリブタジエンを溶液中で一般式(1)及び()〔式
中、R1、R2及びR3は同一であつても又は異なつて
いてもよく、水素又は直鎖もしくは枝分れしたアルキル
もしくはアリール基を表わし、n1は1〜4の数であり
、そして肚は1〜5の数である〕 に相当するメルカプタンと反応させることによる、メル
カプタンで改質されたポリブタジエンの製造方法を提供
するものである。
上記の一般式(1)及び()に相当するメルカプト化合
物は一般にメルカプタン対ポリブタジエン中の1・2−
[ワd結合のモル比が0.1〜0.6の間、好ましくは0
.2〜0.4の間であるような量で使用される。
物は一般にメルカプタン対ポリブタジエン中の1・2−
[ワd結合のモル比が0.1〜0.6の間、好ましくは0
.2〜0.4の間であるような量で使用される。
ポリブタジエン中の30〜60%という二重結合金量は
厳密なものではなく、単に商業的に適している量を表わ
しているものである。
厳密なものではなく、単に商業的に適している量を表わ
しているものである。
二重結合金量が30%以下である場合交叉結合の危険が
ありそして不完全な反応が生じる可能性がある。二重結
合金量が60%以上の場合改質後に比較的高いガラス温
度を有する生成物が得られる。好適な式(1)のメルカ
プタンは、R1及びR2が水素、C,〜3−アルキル又
はフエニルを表わす化合物である。
ありそして不完全な反応が生じる可能性がある。二重結
合金量が60%以上の場合改質後に比較的高いガラス温
度を有する生成物が得られる。好適な式(1)のメルカ
プタンは、R1及びR2が水素、C,〜3−アルキル又
はフエニルを表わす化合物である。
アルキル基としてはメチル及びエチル基が特に好ましい
。2−メルカプトエタノール、2−メルカプトイソプロ
パノール、1−フエニル一2−メルカプトエタノール、
3−メルカプトプロパノール及び4−メルカプトブタノ
ールが例として挙げられる。
。2−メルカプトエタノール、2−メルカプトイソプロ
パノール、1−フエニル一2−メルカプトエタノール、
3−メルカプトプロパノール及び4−メルカプトブタノ
ールが例として挙げられる。
好適な式()のメルカプタンは、R3が水素又はC1〜
4−アルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル又はターシヤリーブチ
ルを表わす化合物である。
4−アルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル又はターシヤリーブチ
ルを表わす化合物である。
例としてチオグリコール酸及びチオグリコール酸エステ
ルが挙げられる。1・2−[ワd結合金量を有するブタジ
エン重合体の製造は熟練者によく知られており、それは
例えばn−ブチルリチウム及びある量の給体(DOnO
r8) (例えばグリコールジメチルエーテル又はN−
N/−テトラメチルエチレンジアミン)を使用すること
により行なわれる。
ルが挙げられる。1・2−[ワd結合金量を有するブタジ
エン重合体の製造は熟練者によく知られており、それは
例えばn−ブチルリチウム及びある量の給体(DOnO
r8) (例えばグリコールジメチルエーテル又はN−
N/−テトラメチルエチレンジアミン)を使用すること
により行なわれる。
ポリブタジエンと一般式(1)及び()のメルカプタン
との反応は不活性溶媒、好適には炭化水素類、例えばヘ
キサン、シクロヘキサン又はトルエン中で実施され、重
合体濃度は好適には10〜30重量%の間である。
との反応は不活性溶媒、好適には炭化水素類、例えばヘ
キサン、シクロヘキサン又はトルエン中で実施され、重
合体濃度は好適には10〜30重量%の間である。
反応はラジカル機構により進行し、従つてラジカル生成
化合物、例えばアルキルヒドロパーオキシド、ジアルキ
ルパーオキシド、ジアシルパーオキシド又はアゾ化合物
、により開始されそして調節される。
化合物、例えばアルキルヒドロパーオキシド、ジアルキ
ルパーオキシド、ジアシルパーオキシド又はアゾ化合物
、により開始されそして調節される。
好適にはアゾジイソプチロニトリルが開始剤として使用
される。反応は開始剤が分解する速度によるが一般に5
0℃〜150℃において行なわれる。
される。反応は開始剤が分解する速度によるが一般に5
0℃〜150℃において行なわれる。
アゾジイソブチロニトリル(AIBN)を使用する場合
には、反応は好適には60〜90℃の範囲内の温度で行
なわれる。メルカプタンの完全な転化を得るのに必要な
反応時間は、適用される反応温度によるが、通常2〜1
0時間である。
には、反応は好適には60〜90℃の範囲内の温度で行
なわれる。メルカプタンの完全な転化を得るのに必要な
反応時間は、適用される反応温度によるが、通常2〜1
0時間である。
反応の完了時に、一般的安定剤、例えば4−メチル−2
・6−ジーターシャリーブチルフエノール又は2・27
−ジヒドロキシ−3・3′−ジーターシヤリーブチル一
5・5′−ジメチルジフエニルメタンを重合体溶液に、
重合体を基にして0.1〜1重量%の量で加える。改質
されたポリブタジエンは非溶媒、例えばメタノール、エ
タノール又はイソプロパノールを用いての沈でんにより
単離される。商業的規模では、溶媒は水蒸気蒸留により
除去される。重合体は普通の方法で、例えば乾燥室中で
又はスクリユ一機械により乾燥される。
・6−ジーターシャリーブチルフエノール又は2・27
−ジヒドロキシ−3・3′−ジーターシヤリーブチル一
5・5′−ジメチルジフエニルメタンを重合体溶液に、
重合体を基にして0.1〜1重量%の量で加える。改質
されたポリブタジエンは非溶媒、例えばメタノール、エ
タノール又はイソプロパノールを用いての沈でんにより
単離される。商業的規模では、溶媒は水蒸気蒸留により
除去される。重合体は普通の方法で、例えば乾燥室中で
又はスクリユ一機械により乾燥される。
本発明に従う重合体はゴム工業で通常使用されている機
械、例えば混合ロール、内部ミキサー、及びカレンダー
、中で加工され、そして好ましくはシリカ含有混合物中
で使用される。
械、例えば混合ロール、内部ミキサー、及びカレンダー
、中で加工され、そして好ましくはシリカ含有混合物中
で使用される。
これらの混合物は例えば冬季用タイヤ及び「オフロード
」タイヤ用のトレツドの製造用に使用される。
」タイヤ用のトレツドの製造用に使用される。
さらに、本発明に従う極性改質されたブタジエン重合体
はシリカ含有のスチールコード・コンパウンド中でも使
用される。この場合、特殊な接着剤を添加する必要はな
い。下記の実施例は本発明を説明するものである。
はシリカ含有のスチールコード・コンパウンド中でも使
用される。この場合、特殊な接着剤を添加する必要はな
い。下記の実施例は本発明を説明するものである。
%は重量%である。実施例 1
22kgのトルエン中に、40007のポリブタジエン
〔42%の1・2−[ワd結合を含有し、そして0.9の
粘度値〔η〕(トルエン中で25℃で測定)を有する〕
を含んでいる溶液を、空気の不存在下でスタラ一付き容
器の中に加えた。
〔42%の1・2−[ワd結合を含有し、そして0.9の
粘度値〔η〕(トルエン中で25℃で測定)を有する〕
を含んでいる溶液を、空気の不存在下でスタラ一付き容
器の中に加えた。
次に4.407の2−メルカプトエタノールを撹拌しな
がら加え、その後75℃に加熱した。次に5007のト
ルエン中に87のアゾジイソブチロニトリル(AIBN
)を含んでいる溶液をこの混合物中に加えた。その後混
合物を75℃の反応温度で5時間撹拌した。室温に冷却
した後に、1007のトルエン中に127の2・2′−
ジヒドロキシ−33−ジーターシヤリーブチル一5・5
′−ジメチルジフエニルメタンを含んでいる溶液を加え
た。溶媒は水蒸気蒸留により除いた。水分を含んでいる
重合体片を真空中で60℃以下の温度で乾燥した。乾燥
された重合体が4400tの量で得られ、それは99%
の収率に相当していた。硫黄 実測値:4.0% 硫黄 計算値:4.0% 転化率は100%に達していた。
がら加え、その後75℃に加熱した。次に5007のト
ルエン中に87のアゾジイソブチロニトリル(AIBN
)を含んでいる溶液をこの混合物中に加えた。その後混
合物を75℃の反応温度で5時間撹拌した。室温に冷却
した後に、1007のトルエン中に127の2・2′−
ジヒドロキシ−33−ジーターシヤリーブチル一5・5
′−ジメチルジフエニルメタンを含んでいる溶液を加え
た。溶媒は水蒸気蒸留により除いた。水分を含んでいる
重合体片を真空中で60℃以下の温度で乾燥した。乾燥
された重合体が4400tの量で得られ、それは99%
の収率に相当していた。硫黄 実測値:4.0% 硫黄 計算値:4.0% 転化率は100%に達していた。
粘度値〔η〕は0.97d1/7(トルエン中25℃)
であつた。
であつた。
ML−4′100′C−50(ASTM9275Tに従
う)。
う)。
DefOH/E=850/33(DIN535l4に従
う)ガラス温度Tg=−42℃(示差温度分析)実施例
2種々の量のチオグリコール酸を実施例1に記されて
いる反応条件下で、0.88の粘度値〔η〕(トルエン
中25℃)及び50%の1・2−[ワd結合金有量を有す
るポリブタジエンと反応させた。
う)ガラス温度Tg=−42℃(示差温度分析)実施例
2種々の量のチオグリコール酸を実施例1に記されて
いる反応条件下で、0.88の粘度値〔η〕(トルエン
中25℃)及び50%の1・2−[ワd結合金有量を有す
るポリブタジエンと反応させた。
比較試験
種々の二重結合金量を有するポリブタジエンを、実施例
1に記されている反応条件下で2−メルカプトエタノー
ルと反応させた。
1に記されている反応条件下で2−メルカプトエタノー
ルと反応させた。
反応生成物をメタノールを用いて沈でんさせ、そして一
定重量となるまで真空中で60℃で乾燥した。
定重量となるまで真空中で60℃で乾燥した。
結果
実施例 3
実施例1と同様な方法で、1.03dj/クの粘度値〔
η〕(トルエン中、25℃)及び40%の12−[ワd結
合を有するポリブタジエンを、チオグリコール酸ブチル
エステルと反応させた。
η〕(トルエン中、25℃)及び40%の12−[ワd結
合を有するポリブタジエンを、チオグリコール酸ブチル
エステルと反応させた。
反応生成物をメタノールを用いて沈でんさせ、そして一
定重量となるまで真空中で60℃で乾燥した。
定重量となるまで真空中で60℃で乾燥した。
結果
実施例 4
処理及び加硫
47のムー[メ[粘度ML−4及び4%の硫黄含量を有す
る本発明に従う重合体、及び比較用の40%の1・2−
[ワd結合金量のポリブタジエン及びシス一1・4−ポリ
ブタジエンを下記の調合物(重量部)中で試験した。
る本発明に従う重合体、及び比較用の40%の1・2−
[ワd結合金量のポリブタジエン及びシス一1・4−ポリ
ブタジエンを下記の調合物(重量部)中で試験した。
この調合物は高活性シリカが充てんされている混合物の
典型的なものである:混合物を普通の方法で研究室用混
合ロール上で製造し、次に150℃で加硫した。
典型的なものである:混合物を普通の方法で研究室用混
合ロール上で製造し、次に150℃で加硫した。
最適加熱時間(30分)後に、下記の物理的値を有する
本発明に従つて製造された重合体(混合物A)が得られ
た:混合物Aは困難を伴なわずに処理できたが、混合物
B及びCは例えば大きくふくれたり、ロールから離れた
り、混合時間が非常に長いなどという相当な困難が生じ
た。
本発明に従つて製造された重合体(混合物A)が得られ
た:混合物Aは困難を伴なわずに処理できたが、混合物
B及びCは例えば大きくふくれたり、ロールから離れた
り、混合時間が非常に長いなどという相当な困難が生じ
た。
これらの試験で示されている如く、本発明に従つて製造
された加硫物は比較用重合体より優れていた。
された加硫物は比較用重合体より優れていた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 0.8〜1.8dl/gの粘度〔η〕(トルエン中
で25℃で測定)及び40〜50%の1・2−二重結合
含有量を有するポリブタジエンを溶液中で、一般式(
I )又は(II)▲数式、化学式、表等があります▼(
I )▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔式中、
R_1、R_2及びR_3は同一であつても又は異なつ
ていてもよく、水素又は直鎖もしくは枝分れしたアルキ
ルもしくはアリール基を表わし、n_1は1〜4の数で
あり、そしてn_2は1〜5の数である〕 に相当するメルカプタンと反応させることからなる、メ
ルカプタンで改質された成形物用ポリブタジエンの製造
方法。 2 メルカプタン対ポリブタジエン中の1・2−二重結
合のモル比が0.1〜0.6である、特許請求の範囲第
1項記載の方法。 3 反応温度が50〜150℃の範囲内である、特許請
求の範囲第1項又は第2項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19762653144 DE2653144C2 (de) | 1976-11-23 | 1976-11-23 | Verfahren zur Herstellung von modifiziertem Polybutadien |
DE000P26531442 | 1976-11-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5365387A JPS5365387A (en) | 1978-06-10 |
JPS5914482B2 true JPS5914482B2 (ja) | 1984-04-04 |
Family
ID=5993763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52139035A Expired JPS5914482B2 (ja) | 1976-11-23 | 1977-11-21 | 改質されたポリブタジエンの製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914482B2 (ja) |
BE (1) | BE861051A (ja) |
CA (1) | CA1121099A (ja) |
DE (1) | DE2653144C2 (ja) |
ES (1) | ES464360A1 (ja) |
FR (1) | FR2371467A1 (ja) |
GB (1) | GB1575115A (ja) |
IT (1) | IT1091794B (ja) |
NL (1) | NL7712805A (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1227598A (en) * | 1982-01-25 | 1987-09-29 | Zenon Joffe | Method for making thermoplastics with bound stabilizers |
DE3368275D1 (en) * | 1982-11-04 | 1987-01-22 | Borg Warner Chemicals Inc | Stabilized graft copolymers |
US5070150A (en) * | 1990-07-02 | 1991-12-03 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Process for the solid state (solventless) hydroxylation of vinyl-containing rubbers using a hydroxymercaptan |
FR2740138B1 (fr) * | 1995-10-19 | 1997-11-21 | Elf Aquitaine | Elastomere fonctionnalise par des groupements carboxyliques ou esters greffes et son application a la production de compositions bitume/elastomere fonctionnalise utilisables pour la realisation de revetements |
JP2000044734A (ja) | 1998-07-18 | 2000-02-15 | Bayer Ag | ヒドロキシル基含有溶液ゴム |
EP1000971B1 (de) * | 1998-11-16 | 2003-10-15 | Bayer Aktiengesellschaft | Carboxylgruppen-haltige Lösungskautschuke enthaltende Kautschukmischungen |
DE19914848A1 (de) * | 1999-04-01 | 2000-10-05 | Bayer Ag | Hydroxylgruppenhaltige Lösungskautschuke |
DE19920788A1 (de) * | 1999-05-06 | 2000-11-09 | Bayer Ag | Carboxylgruppen-haltige Dienkautschuke |
DE19920894A1 (de) | 1999-05-06 | 2000-11-09 | Bayer Ag | Hydroxylgruppenhaltige Dienkautschuke |
DE10012407A1 (de) | 2000-03-15 | 2001-09-20 | Bayer Ag | Polyether enthaltende Kautschukmischungen |
DE10135014A1 (de) | 2001-07-18 | 2003-01-30 | Bayer Ag | 1,4-Butendiol(polyether) enthaltende Kautschukmischungen |
FR2854404B1 (fr) | 2003-04-29 | 2005-07-01 | Michelin Soc Tech | Procede d'obtention d'un elastomere greffe a groupes fonctionnels le long de la chaine et compositions de caoutchouc |
JP2006290999A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Osaka Organic Chem Ind Ltd | 感光性樹脂組成物用基剤 |
DE102007044175A1 (de) * | 2007-09-15 | 2009-03-19 | Lanxess Deutschland Gmbh | Funktionalisierte Hochvinyl-Dienkautschuke |
US8541510B2 (en) * | 2008-09-25 | 2013-09-24 | Bridgestone Corporation | Thermosetting composition |
DE102008052057A1 (de) | 2008-10-16 | 2010-04-22 | Lanxess Deutschland Gmbh | Funktionalisierte Dienkautschuke |
EP2796485A1 (de) | 2013-04-24 | 2014-10-29 | LANXESS Deutschland GmbH | Cold Flow reduzierte Polymere mit gutem Verarbeitungsverhalten |
EP2796471A1 (de) | 2013-04-24 | 2014-10-29 | LANXESS Deutschland GmbH | Silanhaltige carboxyterminierte Polymere |
EP2865540A1 (de) | 2013-10-24 | 2015-04-29 | LANXESS Deutschland GmbH | Kautschukzusammensetzung |
JP6217857B2 (ja) * | 2014-06-24 | 2017-10-25 | Jsr株式会社 | 新規な重合体およびその用途 |
JP2018505277A (ja) | 2015-01-28 | 2018-02-22 | サビック グローバル テクノロジーズ ベスローテン フェンノートシャップ | ゴム組成物、その製造方法、及びそれから製造される物品 |
EP3999552A1 (en) | 2019-07-16 | 2022-05-25 | ARLANXEO Deutschland GmbH | Carboxyterminated diene rubbers |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1816394A1 (de) * | 1968-12-21 | 1970-07-02 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von modifizierten Butadienpolymerisaten |
JPS5240594A (en) * | 1975-09-29 | 1977-03-29 | Nippon Soda Co Ltd | Preparation of photosensitive polymers |
JPS52123485A (en) * | 1976-04-09 | 1977-10-17 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | Process for producing waterrdispersible filmmforming materials |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1400210A (fr) * | 1963-07-04 | 1965-05-21 | Internat Synthetic Rubber Comp | Polymérisation du butadiène en présence d'un acide thiocarboxylique |
-
1976
- 1976-11-23 DE DE19762653144 patent/DE2653144C2/de not_active Expired
-
1977
- 1977-11-21 CA CA000291287A patent/CA1121099A/en not_active Expired
- 1977-11-21 IT IT5187877A patent/IT1091794B/it active
- 1977-11-21 JP JP52139035A patent/JPS5914482B2/ja not_active Expired
- 1977-11-21 NL NL7712805A patent/NL7712805A/xx not_active Application Discontinuation
- 1977-11-22 GB GB4857377A patent/GB1575115A/en not_active Expired
- 1977-11-22 BE BE182807A patent/BE861051A/xx not_active IP Right Cessation
- 1977-11-22 ES ES464360A patent/ES464360A1/es not_active Expired
- 1977-11-23 FR FR7735261A patent/FR2371467A1/fr active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1816394A1 (de) * | 1968-12-21 | 1970-07-02 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von modifizierten Butadienpolymerisaten |
JPS5240594A (en) * | 1975-09-29 | 1977-03-29 | Nippon Soda Co Ltd | Preparation of photosensitive polymers |
JPS52123485A (en) * | 1976-04-09 | 1977-10-17 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | Process for producing waterrdispersible filmmforming materials |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2371467A1 (fr) | 1978-06-16 |
CA1121099A (en) | 1982-03-30 |
GB1575115A (en) | 1980-09-17 |
ES464360A1 (es) | 1978-09-01 |
DE2653144A1 (de) | 1978-05-24 |
BE861051A (fr) | 1978-05-22 |
NL7712805A (nl) | 1978-05-25 |
FR2371467B1 (ja) | 1984-03-02 |
DE2653144C2 (de) | 1984-12-20 |
IT1091794B (it) | 1985-07-06 |
JPS5365387A (en) | 1978-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5914482B2 (ja) | 改質されたポリブタジエンの製造方法 | |
US3135716A (en) | Process for preparing terminally reactive polymers | |
FR2940294A1 (fr) | Nouveau systeme d'amorcage pour polymerisation anionique de dienes conjugues, procede de preparation d'elastomeres dieniques. | |
JPH0243761B2 (ja) | ||
CN105849134B (zh) | 共轭二烯系聚合物及共轭二烯系聚合物的制造方法 | |
JPS6338379B2 (ja) | ||
US8987371B2 (en) | Functionalized multi-arm polymers which comprise functionalized polymers synthesized by anionic polymerization and their applications | |
JPS62227908A (ja) | シラン化合物変性重合体の製造方法 | |
JPH03403B2 (ja) | ||
US4839434A (en) | Preparation of homo- and copolymers having terminal mercapto groups and their use | |
EP1274737B1 (en) | Process for the preparation of sbr rubbers with an improved processability and a lower rolling resistance | |
JPH0338590A (ja) | アルカリ金属有機化合物及びポリマー製造用の開始剤 | |
US2806843A (en) | Cyclodiene sulfo-resin and process of preparing the same | |
US4255536A (en) | Azodicarboxylate-modified copolymers | |
GB2200123A (en) | Elastomers and tyres containing them | |
US10723814B2 (en) | Tire comprising a rubber composition including a substituted diene elastomer | |
CN107207632A (zh) | 改性共轭二烯系橡胶的制造方法 | |
JP2003119223A (ja) | 親電子基で変性したカップルドジエンポリマー | |
JP3468246B2 (ja) | アスファルト改質用ブロック共重合体 | |
JPS62115045A (ja) | ゴム組成物 | |
US3370033A (en) | Process for the production of butadiene polymers modified by an isocyanate sulfene chloride | |
US3449469A (en) | High-impact blends of polystyrene,alfin-catalyzed resinous copolymer and alfin-catalyzed butadiene rubber | |
US4133845A (en) | Polysegment copolymers | |
US3536691A (en) | Allyltin compounds as modifiers for haloaryllithium initiated polymerizations of isoprene or butadiene | |
US3153639A (en) | Method of curing polymeric materials and the product thereof |