JPS59143840A - テ−プの送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は帯状のテープやラベル等を高速で引き出す際の
テープの送り装置に関Ｊるものである。

従来テープを印刷や等間隔切断の目的て偶１き出す方法
として第３図に示すようなローラ間の周面摩擦力を利用
して引き出していた。

すなわち駆動軸（ａ）で軸止し周面を硬質な金属層で形
成する駆動ローラ（ｂ）の近傍には、軸（Ｃ）で回転自
在に軸支し円周面を摩擦系数が高く弾力のあるゴム層（
ｆ　）で形成する補助ローラ（ｄ　）を接近して配置し
、駆動ローラ（ｂンに回転を与えることによって両ドラ
ム（ｂ　”）　　（ｄ　）間の周面と接して介在させた
ラベル（ｅ）を引き出す構造である。

ところで上記従来のテープの引き出し機構を詳細に検討
すると、実際にはラベル（ｅ　）は−面を駆動ローラ（
ｂ　）の周面と線接触し、もう−面を補助ローラ（ｄ　
）の周面と面接触し、両ドラム（ｂ　）　　（ｄ　）の
周面摩擦力でラベル（ｅ　）を引き出している。

つまり力は駆動ローラ（ｂ）からうｌ＼ル（ｅ　）へ伝
わりラベル＜ｅ　＞から補助ローラ（ｄ）へ伝達してい
る。

したがって圧着力を増づ場合には補助ローラ（（１）を
駆動ローラ（ｂ）側へ接近させてやれば良い。

ところが補助ローラ（ｄ　）の周面が押し潰されると両
ドラム（ｂ　）　　（（ｊ　）の周速度が僅かに相違し
、さらに両ドラムの摩擦係数も異なるためラベル（ｅ）
はジャミングをおこしてしまう。

そのためラベル（ｅ）の繕密な寸法送りは不能となって
しまう。

またテープのジャミングを防止するためには補助ローラ
（ｄ）の加圧力を正確に調整しなければならない。

しかしこの作業は大量のテープを実際に通過させながら
微調整を行うので数日間もの日数を必要とし、その間は
装置を正常に運転することが出来ない。

本発明は以上のような従来の問題を解決するためになさ
れたもので、構造が簡単で加圧力の調整が容易であり、
テープのジャミングを防止して正確なテープ送りが可能
なテープの送り装置を提供することを目的とする。

次に実施例について説明する。

本発明は円周面を硬質に形成する駆動ドラムと補助ドラ
ムで構成し、このドラム間にテープを介在させてテープ
の送りをするものである。

以下装置の各部について説明する。

〈イ〉駆動ドラム 駆動ドラム（１）は周面を硬質な金属層で形成する円柱
体であり、その円柱体の中心には駆動軸（１１）を貫通
する。

駆動軸（１１）の下方にはギアホイール（１２）を設置
し、ギアホイール（１２）と接するその他のギアから回
転を受けて駆動ドラム（１）に回転力を伝達できるよう
構成する。

前記したように駆動ドラム（１）の周面は硬質な素材で
形成するが、金属以外に例えば合成樹脂や超硬質ゴム等
のように強く押されても容易に潰れることがない公知の
素材を使用することもできる。

〈口〉補助ドラム 補助ドラム（２）は前記駆動ドラム（１）と同様に周面
を硬質な素材で形成する円柱体であり、その円柱体の中
−心には中心軸（２１）を貫通する。

補助ドラム（２）は自ら積極的に回転する構造ではなく
、自由な回動を許容するよう中心軸（２１）上に回転自
在に取っ付（プる。′ この補助ドラム（２）は駆動軸（１１）ど平行に配置し
駆動ドラム（１）の回転を受けられるよう駆動ドラム（
１）の周面と外接する位置に設置する。

〈ハ〉加圧力調整機構 中心＠（２１’）の両端には駆動ドラム（１）に接近す
る方向に向けてそれぞれスプリング（３）を設置づる。

さらにスプリング（３）の尾端には基板（４）に案内さ
れてスライドするスライドアーム（５）を配置し、スラ
イドアーム（５）に接続する調整ポル１−（６，）を操
作することによってスライドアーム（５）のスライド量
を調整できるよう構成、する。

すなわち補助ドラム（２）の周面がラベ）しを介して平
均した力で駆動ドラム（１）の周面と接触ができ、かつ
、駆動ドラム（１）との加圧力を正確に調整できるよう
構成する。

次に一作動について説明する。

〈イ〉テープのセラ１〜 ロール状に巻ぎ取られであるテープ（Ｔ＞の一端を引き
出して駆動ドラム（１）と補助ドラム（２）の間に介在
させ、カッタ装置等−の二次装置へ連絡する。

テープ（Ｔ）はスプリング（３）の弾力で適度な加圧力
を受けて両ドラム（１）（２）間で挟持される。

このとき基板（４）の前短短他端に設けた顎（４１）と
中心軸（２１）の両端部との間には適当な間隔を設けて
おく。

く、ロシ送り開始 駆動軸（１１）に回転を与えると駆動ドラム（１）が回
転を始め、駆動ドラム（１）の周面摩擦力で・テープ（
’Ｔ）に回転方向の力が作用する。

同時に駆動ドラム〈１）の回転力はアープ（Ｔ）を介し
゛Ｃ補助ドラム（２）へ伝達され補助ドラム（２）を回
転させる。

その結果テープ（Ｔ′）は両ドラム（１）（２）の周面
摩擦力を受は順次送り出される。

駆動ドラム（１）と補助ドラム（２）の摩擦系数が等し
いのでテープ（Ｔ）の両面にはほぼ等しい摩擦力が作用
するためいずれか一方のドラムとの間でテープ（Ｔ）が
スリップする事はない。

また両ドラム（１）（２）は硬質な素材で形成されるの
でドラムが凹むこともなくドラムとテープ（Ｔ）の接触
部は常に線接触の関係で接している。

したがって所定の加圧力が動いていれば両ドラム（１）
（２＞の周速度は等しくなりテープ（Ｔ）のジャミング
が防止される。

〈ハ〉加圧力の調整 両ドラム（１〉　（２）の接触部において加圧力が所定
の値に満たない場合には、調整ボルト（６）を操作して
スライドアーム（５）を前進さける。

その結果補助ドラム（２）はスプリング（３）の弾力を
受けて駆動ドラム（１）の周面へ押し付けられドラム（
’１）（２）間の加圧力が高くなる。

この加圧力はテープ（Ｔ＞の種類や送り速度、ドラムの
許容圧力、摩擦系数等盆十分考慮して決定する。

またスプリング（３）を配置したことによりこのスプリ
ング（３）の弾力に限界加圧力を設定することが出来る
。

本発明は以上説明したようになるから次のような効果を
期待する事ができる 〈イ〉テープを挟持するドラムを容易に漬れることのな
いような硬質な素材で形成しても力の伝達にはテープを
介在させるのだから圧着力には同等悪影響を及ぼす心配
がなく、駆動ド１ラムの力を補助ドラムへ正確に伝達す
る事ができることが分かった。

〈口〉両ドラムの摩擦系数をほぼ等しくするためテープ
の両面には等しく摩擦力が作用する。

そのためテープのジＶミングが防止され精密な寸法送り
が可能となる。

〈ハ〉特に高速でテープを′送っている場合にも真円を
保っている両ドラムがテープを強＜　Ｐ：　Ｊ’？ｉ　
？Ｉるのでテープの微妙な速度調整を容易にできる。

〈二〉ドラム間の中心距離を近ずけてもドラムの周面ば
凹まないので容易に加圧力を調整できる。

〈ボ〉したがつてこの調整作業は類１１４間に？）うこ
とができ、何本も試験用のテープを必葭としない。

・くべ〉加工が簡単であり、ざらに組み立ても容易であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図：本発明に係る一実施例説明図 第２図：作動時の説明図 第３図：従来の送り装置の説明図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 周面を硬質に形成する駆動ドラムの近傍には、駆動ドラ
   ムと等しい摩擦係数を右覆る硬質な素材で周面を形成す
   る補助ドラムを外接して設置し、補助ドラムを両ドラム
   の中心を結／ｖだ線上でスライド自在に構成する、 テープの送り装置