JPH10157912A - テープの取り扱い装置 - Google Patents

テープの取り扱い装置

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JPH10157912A
JPH10157912A JP33154996A JP33154996A JPH10157912A JP H10157912 A JPH10157912 A JP H10157912A JP 33154996 A JP33154996 A JP 33154996A JP 33154996 A JP33154996 A JP 33154996A JP H10157912 A JPH10157912 A JP H10157912A
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JP
Japan
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reel
tape
take
supply reel
supply
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Pending
Application number
JP33154996A
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English (en)
Inventor
Minoru Okada
實 岡田
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Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H37/00Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
    • B65H37/002Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトであって、かつ単一の駆動手段で
テープの処理速度の自由なコントロールが可能な装置を
提供する。 【解決手段】 テープ5,8を巻回した供給リール6
と、当該テープ5,8に対し又は当該テープ5,8を使
用して処理を施す処理部材12と、前記テープ5,8を
巻回して回収する巻取りリール9と、テープ5,8を前
記供給リール6から処理手段12を経て巻取りリール9
に走行させる駆動手段とよりなり、前記巻取りリール9
の最小径が前記供給リール6の最大径に等しいか又はそ
れより大きく、その巻取りリール9と供給リール6とが
同軸に且つ相互に摩擦摺動しつつ回転可能に重ね合わさ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープに何らかの
処理を施し、又はテープを利用して何らかの処理を行う
に際し、そのテープを供給リールから供給し、且つ巻取
りリールに巻回して回収するための装置に関するもので
ある。
【0002】本発明におけるテープによる処理として
は、両面粘着テープで長尺物に粘着剤を貼着する場合、
テープ状の転写紙から物品に模様などを転写する場合、
剥離紙に貼着された粘着ラベルなどを物品に転着する場
合などに適用でき、またテープに対して行う処理として
は、薬剤の塗布、印刷などの処理を行う場合などに広く
適用することができる。
【0003】
【従来の技術】一般にテープに何らかの処理を施し、又
はテープを利用して何らかの処理を行う(以下これらを
包括して「テープの処理」という)を行う場合には、テ
ープを巻回した供給リールから処理手段に供給し、そこ
から別の巻取りリールに巻回して巻取ることが行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
場合、テープレコーダーなどに見られるように、供給リ
ールと巻取りリールとは同一平面上に置かれるため、設
置のために大きな面積を必要とするという問題があっ
た。
【0005】また巻取りリールにテープを巻回するため
にはその巻取りリールを駆動する必要があり、通常当該
巻取りリールをモーターなどで駆動することにより、テ
ープを進行させることが行われるのであるが、巻取りリ
ールはテープを巻回することにより径が変動するため、
テープの進行速度が変動する。
【0006】そのためテープの進行速度をコントロール
する必要がある場合には、供給リールから巻取りリール
に至る進行の途中において、テープの速度を調整する手
段を必要とし、巻取りリールの駆動と速度調整用の駆動
との、少なくとも二つの駆動手段が必要であった。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、供給リールと巻取りリールとを重ねて設置する
ことにより、装置の設置面積を小さくすることができる
と共に、供給リールから巻取りリールに至る途中に駆動
手段を設けることにより、単一の駆動手段で自由な速度
でのテープの進行を可能とする装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】而して本発明のテープの
取り扱い装置は、テープを巻回した供給リールと、当該
テープに対し又は当該テープを使用して処理を施す処理
手段と、前記テープを巻回して回収する巻取りリール
と、テープを前記供給リールから処理手段を経て巻取り
リールに走行させる駆動手段とよりなり、前記巻取りリ
ールの最小径が前記供給リールの最大径に等しいか又は
それより大きく、その巻取りリールと供給リールとが同
軸に且つ相互に摩擦摺動しつつ回転可能に重ね合わされ
ていることを特徴とするものである。
【0009】本発明においては、前記駆動手段が、供給
リールから巻取りリールに至るテープの走行経路の途中
に設けられていることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の包装装置の実施の形
態を、図面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明
の実施の一形態を示すものであって、長尺のシートに両
面粘着テープで粘着物を貼着する装置である。
【0011】この装置において、1は基盤であって、当
該基盤1の一端部上に回転自在に支持されたローラー2
に長尺のシート3が掛け回され、当該シート3は適宜の
駆動手段により矢印Aの方向に進行せしめられる。
【0012】また基盤1の他端部の上面には支持ピン4
が植設され、当該支持ピン4に嵌合して両面粘着テープ
5を巻回した供給リール6、摺動板7及び、両面粘着テ
ープ5の剥離紙8を巻回して回収する巻取りリール9
が、基盤1上に同軸で重ねて載置されている。
【0013】前記巻取りリール9は、剥離紙8を巻回し
ない状態の最小径が、両面粘着テープ5を巻回した供給
リール6の最大径に等しいか、またはこれより大きい径
を有しており、摺動板7を介して巻取りリール9と供給
リール6とが摩擦係合しており、巻取りリール9は供給
リール6の基盤1に対する回転に伴って回転すると共
に、供給リール6に対して摺動板7を介して摩擦摺動し
つつ、相互に回転可能となっている。
【0014】この例では、供給リール6は基盤1上に載
置されていて、供給リール6が基盤1に対して回転可能
となっているが、基盤1上にターンテーブルを設け、該
ターンテーブル上に供給リール6を載置することも好ま
しいことである。
【0015】また図面の例では、基盤1に供給リール6
を載置し、その上に摺動板7を介して巻取りリール9を
重ねて載置しているが、供給リール6と巻取りリール9
とは上下逆であっても差し支えない。ただしこの場合に
は、供給リール6と巻取りリール9との摩擦力が巻取り
リール9と基盤1との摩擦力より大きく、供給リール6
の回転に伴って巻取りリール9が摩擦従動するものであ
ることが必要であるので、基盤1上にターンテーブルを
設けるのが好ましい。。
【0016】また摺動板7は必ずしも必要ではないが、
供給リール6及び巻取りリール9に巻回された両面粘着
テープ5と剥離紙8とが引っ掛かったり、両面粘着テー
プ5の粘着剤によって両者の滑りが阻害されるのを防止
するため、供給リール6と巻取りリール9との間に摺動
板7を介在させることが好ましい。この場合、供給リー
ル6と巻取りリール9との相対的な回転は、摺動板7と
供給リール6との間で生じても、摺動板7と巻取りリー
ル9との間で生じてもよく、また状況に応じて入れ代っ
たり両者が同時に生じても差し支えない。
【0017】10は基盤1に対してピン11により揺動
可能に支持されたアームであって、その先端に処理手段
としての押えローラー12が回転自在に取り付けられて
おり、尾部に設けられたばね13により、押えローラー
12がローラー2に接近するように付勢され、両面粘着
テープ5を送りローラー9に掛け回されたシート3に押
し付けるようになっている。
【0018】
【作用】この装置を使用して、シート3に両面粘着テー
プ5の粘着剤14を貼着するには、供給リール6から引
き出した両面粘着テープ5をピン15,11を介して押
えローラー12に掛け回し、両面粘着テープ5の粘着剤
14をシート3に転着し、粘着剤14から剥離した剥離
紙8をピン16,17を介して巻取りリール9に巻回す
る。そして押えローラー12をばね13の弾力によりロ
ーラー2に近付くよう付勢し、両面粘着テープ5をシー
ト3に圧接する。
【0019】この状態からシート3の駆動手段を駆動し
てシート3を矢印Aの方向に進行させると、そのシート
3に牽引駆動されて両面粘着テープ5は矢印Bの方向に
進行し、供給リール6から引き出され、これにより供給
リール6は矢印Cのように時計方向に回転せしめられ
る。
【0020】また両面粘着テープ5が供給リール6から
引き出されることにより供給リール6が回転すると、そ
の供給リール6上に載置されて摩擦係合した摺動板7及
び巻取りリール9も摩擦従動して同方向に回転し、巻取
りリール9により剥離紙8が牽引されて、押えローラー
12において粘着剤14から剥離し、粘着剤14はシー
ト3に貼着してシート3と共に進行する。
【0021】このとき巻取りリール9は供給リール6の
最大径に等しいか又はそれより大きい径を有するため、
剥離紙8は両面粘着テープ5の繰出し速度以上の速度で
引き取られることとなり、供給リール6と巻取りリール
9との間に滑りが生じて巻取りリール9に供給リール6
から回転の遅れが生じることにより、両者の速度が一致
せしめられる。
【0022】そして供給リール6と巻取りリール9との
間の摩擦抵抗により、巻取りリール9は積極的に回転せ
しめられて剥離紙8には引っ張り力が作用し、粘着剤1
4から確実に剥離すると共に、供給リール6には回転抵
抗となって作用し、両面粘着テープ5に弛みが生じるこ
とがない。
【0023】また両面粘着テープ5の引き出しに伴い、
その両面粘着テープ5を巻回した供給リール6の径は縮
小し、また剥離紙8を巻回することにより巻取りリール
9の径は拡大するので、両者の径の差は増大すると共
に、回転速度の差も大きくなり、前記作用はより確実な
ものとなる。
【0024】この例においては、シート3が進行するこ
とにより、これに粘着した両面粘着テープ5が進行駆動
せしめられ、その両面粘着テープ5の進行に伴って両面
粘着テープ5を引き出すことにより供給リール6が回転
せしめられ、その回転力を巻取りリール9に摩擦力によ
って伝達して剥離紙8を巻回せしめ、供給リール6と巻
取りリール9との回転速度差は両者の摩擦摺動により解
消させるので、巻取りリール9を回転させるための特別
の駆動手段を必要としない。
【0025】また両面粘着テープ5を進行させる駆動手
段はシート3のみであるため、供給リール6による両面
粘着テープ5の供給速度も巻取りリール9による剥離紙
8の巻取り速度も、シート3の進行速度のみに依存する
ので、シート3の速度変化や停止にも直ちに追従するこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、テープを巻回した供給
リールと巻取りリールとを重ね合せるので、大きなリー
ルを二つ別個に設ける必要がなく、装置を設置するスペ
ースが小さくて済み、装置がコンパクトになる。
【0027】また供給リールから巻取りリールに至る途
中においては、テープを自由な経路に沿って走行させる
ことができ、その間において自由なテープの処理を行う
ことができる。
【0028】またその走行経路の途中においてテープを
駆動することにより、そのテープを引き出すことによっ
て供給リールを回転させ、その回転力を供給リールと巻
取りリールとの摩擦力によって巻取りリールに伝達し、
テープを巻回して回収することができるので、テープの
巻取りのために別個の駆動手段を設ける必要がなく、構
造が極めて簡単である。
【0029】また供給リールと巻取りリールとの回転速
度差は両者の摩擦摺動により解消するので作動が確実で
あり、またその摩擦抵抗は供給リールにおいてはブレー
キとして、巻取りリールにおいては積極的な巻取り力と
して作用するので、テープに無用の弛みを生じることが
ない。
【0030】テープの駆動手段を供給リールから巻取り
リールに至る経路の途中に設けることにより、テープの
走行速度を自由にコントロールすることができるので好
ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、テ
ープの処理速度のコントロールがさほど重要視されない
用途においては、供給リール又は巻取りリールのいずれ
かを直接駆動することもできる。
【0031】従って本発明は、先に例示した各種の用途
の外、種々のテープの処理を行うに際し、テープを簡単
に且つ確実に取り扱うことができ、テープの種類や処理
手段、駆動手段などを適宜選択することにより、極めて
広範囲の用途に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の実施の一形態を示す斜視図
【図2】 図1の装置の平面図
【符号の説明】
5 両面粘着テープ(テープ) 6 供給リール 8 剥離紙(テープ) 9 巻取りリール 12 押えローラー(処理手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ(5,8)を巻回した供給リール
    (6)と、当該テープ(5,8)に対し又は当該テープ
    (5,8)を使用して処理を施す処理部材(12)と、
    前記テープ(5,8)を巻回して回収する巻取りリール
    (9)と、テープ(5,8)を前記供給リール(6)か
    ら処理手段(12)を経て巻取りリール(9)に走行さ
    せる駆動手段とよりなり、前記巻取りリール(9)の最
    小径が前記供給リール(6)の最大径に等しいか又はそ
    れより大きく、その巻取りリール(9)と供給リール
    (6)とが同軸に且つ相互に摩擦摺動しつつ回転可能に
    重ね合わされていることを特徴とする、テープの取り扱
    い装置
  2. 【請求項2】 前記駆動手段が、供給リール(6)から
    巻取りリール(9)に至るテープ(5,8)の走行経路
    の途中に設けられていることを特徴とする、請求項1に
    記載のテープの取り扱い装置
JP33154996A 1996-11-26 1996-11-26 テープの取り扱い装置 Pending JPH10157912A (ja)

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JP33154996A JPH10157912A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 テープの取り扱い装置

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JP33154996A JPH10157912A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 テープの取り扱い装置

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JPH10157912A true JPH10157912A (ja) 1998-06-16

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ID=18244917

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JP33154996A Pending JPH10157912A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 テープの取り扱い装置

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JP (1) JPH10157912A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002076677A1 (en) * 2001-03-26 2002-10-03 Yeonwoo Industry Co., Ltd. A high-strength, abrasive wheel
JP2012514568A (ja) * 2009-01-30 2012-06-28 セック カンパニー リミテッド リール(reel)装置およびこれを用いたフィルムローディング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002076677A1 (en) * 2001-03-26 2002-10-03 Yeonwoo Industry Co., Ltd. A high-strength, abrasive wheel
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