JPS5914277Y2 - ベビ−ベッド取付台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は自動車用ベビーベッドを座席に固定する装置に関
する。

本案は前述の固定装置とベビーベッド及び枠組と脱着自
在とし、容易に自動車座席に固着及び取りはすしができ
る事を特徴とする。

従来の自動車用ベビーベッドは進行方向に向けてベッド
を前後座席に懸架又は係止する方法か、後座席に横向き
に置き後座席に固定する方法がとられている。

前者の寸法は枠組に取付は部が一体となっているため、
取りつけ取りはずしにハン雑である、車の震動が直接伝
わる、取付位置が高いため、安定性に欠ける等の欠点が
あり、後者は車の震動を座席のクッションを通じて受け
るため、緩和されると共に座席に固定されるため安定性
がある等の長所がある反面、座席に固定する装置がベビ
ーベッドと一体となっているため、取りつけ、取りはず
しに手間を要し、取りはずしてキャリアベッドとして使
用する場合も固定する装置が突出しており、外観を損う
ばかりでなく、持ち運びの際前述突起物がじゃまになる
等の欠点がある。

又ベビーベッドの枠組が上下に分離出来、下部の枠組を
座席に固定し、これに上部の枠組を脱着する方法が開発
されているが、これは構造が複雑でコスト高である等の
欠点がある。

本案は上述の欠点を解消するため、脱着の使用方法が簡
便で簡素な構造の座席固定装置を提供する事を目的とす
る。

本案の実施例を図面を参照しながら説明する。

第１図に示される様に、アルミニウム、鉄、ステンレス
等の金属又は強化グラスファイバー等の合成樹脂を素材
とする中空のパイプ又は棒から戊る横棒４左右両端に横
棒４と同素材から成る連結板９を介して、同じく横棒４
と同素材から戒る固定座部１を鋲着等により固定するか
又は横棒に螺刻し、連結板９又は固定座部１を螺着して
取りつける。

横棒４と同素材から戊る挿着手３は横棒４の両端部分に
固定座部１と近接して横棒４の側面を貫通し、先端に扁
平な穴型、橢円形、三角形等を有し、他方の端に取手を
有する。

第２図は本案の実施態様を示すもので、一部切断した側
面図を示す。

Ａは第１開平面に示される実施例側面図を示し、固定座
部１は固定する対称であるベビーベッド枠組８のベビー
ベッド連結棒部１２の断面形と類似な形状をなし、例え
ばベビーベッド連結棒部１２の断面形か円形の場合、Ｕ
字形又は半円形断面形を有する固定座部１にスプリング
にて固定座部１の内側に常に貫装締具棒１３が突出する
構造の貫装締具７が取りつけられている。

定着棒２は横棒の両側面に定着棒２に螺着された固定ネ
ジ１０を有する。

Ｂは第２実施例図を示し、ベビーベッド連結棒部１２を
固定座部１に挿入し、係止又は掛止による掛止締具６の
一部切断面を示し、バネ又はスプリングにより掛止片１
４が、ベビーベッド連結棒部１２を拘持するものである
。

定着棒２は張力に富む金属板をＵ字又はＷ字に折曲加工
した固定スプリング１１の両側の側面により嵌着されて
いる。

第２図Ｃは第３実施例図を示し、ベビーベッド連結棒部
１２を間部１２と類似の断面形を有する被着締具５でお
おい、ネジ、バックル等で被着固定するものである。

第３図は本案実施例を斜視図にて示すものでＡ第１実施
例図はベビーベッド連結棒部１２を縦方向即ち脚にて固
定する方法によるもので固定座部１が横棒４より高い位
置にある。

Ｂ第２実施例図はベビーベッド連結棒部１２を脚の底辺
の一部にとるもので定着梓２を固定する方法として、固
定ネジ１０の代りに固定スプリング１１を使用している
。

Ｃ第３実施例図はベビーベッド連結棒部１２の脚の両側
面より挟着及び被着するものである。

Ｄ第４実施例図はベビーベッド連結棒部１２の脚底辺全
部を固定する対称とし固定台がコの字形を威すものであ
る。

第４図はベビーベッド枠組に本案取付固定台を連結固定
した斜視図を示す。

Ａは第１図及び第２図Ａに示される固定台を取りつけた
ものを示す。

即ちベビーベッドの枠組における側面のＵ字型脚を横架
する底部の横枠をベビーベッド連結棒部１２として固定
座部１に嵌入し、締具にて固定するものである。

第４図Ｂは第３図Ａ第１実施例図に示される取付固定台
をベビーベッド枠組８の左右の立設する脚に固定座部１
をベビーベッド連結棒部１２として、連結するものであ
る。

本案の自動車座席へのとりつけ方は次の通りである。

挿着手３を座席と背もたれの間にさし込み、定着棒２を
回わして挿着手３を背もたれの裏でひっかからせ、その
位置で１定ネジ１０又は固定スプリング１１で定着棒２
の位置を固定する。

又取りつけるベビーベッドの奥行き巾及び水平位置を保
つための座席のふくらみで適切な位置を選び、定着棒２
の長さを調整し、固定ネジ１０又は固定スプリング１１
にて固定することにより、取付固定台の位置を座席上の
奥行方向にそって適切に調節できるものである。

次に固定座部１の位置を取りつけるベビーベッドの枠組
中にネジ溝１５にそって移動して合致させた上、ベビー
ベッド連結棒部１２を固定座部１に挿入あるいは嵌入し
、被着、掛止、係止又は貫装等の方法による締具にて固
着するものである。

上述の如く本案はベビーベラ・ド枠組８を主として当該
枠組の横枠又は縦枠をベビーベッド連結棒部１２として
一点ではなく線状に固着する事から多少ベビーベッドの
置く位置がきっちり一定位置に置かれず左右又は上下に
ずれても固着できる許容範囲を有し、手軽に固着できる
ものである。

締具は極めて容易に脱着できるため、車がら幼児を寝か
したままベッドごと運び出す事が即座にできる。

又逆に車で幼児を運ぶ場合、既に定着棒２にて、座席に
取付固定台が取りつけてあれば、所定の位置にベビーベ
ッドを置き締具で１着する手間だけで安全で且つ確実に
ベビーベッドを座席に取りつけられるものである。

又、軽量で表面が滑らかな長い棒を主体とする構造であ
るため、座席にへこみを残したり、傷つけたりする事は
なく、構造が簡素のため、コストが安価であり、故障が
少なく操作が簡単である等の長所を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図、取付固定台平面図。 第２図、実施態様を示す一部切断側面図（１：Ａ−Ａ’
線断面図、２ ： Ｂ−Ｂ’線上断面図）、Ａ 貫装式
、Ｂ 掛止式、Ｃ被着式。 第３図、取付固定台斜視図、Ａ第１実施例図、Ｂ 第２
実施例図、Ｃ第３実施例図、Ｄ 第４実施例図。 第４図、ベビーベッドへの取付実施例斜視図、Ａ 第１
図取付台による取りつけ図、Ｂ 第１実施例による取り
付は図。 １・・・・・・固定座部、２・・・・・・定着棒、３・
・・・・・挿着手、４・・・・・・横棒、５・・・・・
・被着締具、６・・・・・・掛止締具、７・・・・・・
貫装締具、８・・・・・・ベビーベッド枠組、９・・・
・・・連結板、１０・・・・・・固定ネジ、１１・・・
・・・固定スプリング、１２・・・・・・ベビーベッド
連結棒部、１３・・・・・・貫装締具棒、１４・・・・
・・掛止片、１５・・・・・・ネジ溝。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 中空パイプ、又は棒軸から成る横棒４の略両端又は左右
   の適宜な端部に、夫々、掛止、係止、貫装、被着、等の
   方法による締具５．６．７を有し、ベビーベッド連結棒
   部１２を挿入できる程度の寸法で開枠部１２と同様又は
   類似の横断面形状の固定座部１を固定し、又先端に扁平
   な挿着手３を持つ定着棒２が横棒４の側壁を貫通し、開
   枠に螺着された固定ネジ１０又は定着棒２を嵌着する固
   定スプリング１１を介して横棒に固着された２本以上の
   定着棒２が取り付けられた自動車用ベビーベッド取付固
   定台。