JPS59142241A - 塩化ビニル樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル樹脂組成物

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JPS59142241A
JPS59142241A JP1589683A JP1589683A JPS59142241A JP S59142241 A JPS59142241 A JP S59142241A JP 1589683 A JP1589683 A JP 1589683A JP 1589683 A JP1589683 A JP 1589683A JP S59142241 A JPS59142241 A JP S59142241A
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vinyl chloride
plasticizer
chloride resin
resin
pvc
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JP1589683A
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Kazumichi Shiyudo
首藤 一道
Shigehiro Koga
重宏 古賀
Tetsuya Yamada
徹也 山田
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JNC Corp
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Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩化ビニル樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、本発明は、塩化ビニル樹脂90〜99重
量%、塩化ビニルとポリアルキレングリコールジアクリ
レート及び/又はポリアルキレングリコールジメタクリ
レートの一定の共重合物10〜IA工賛チおよび可塑剤
30〜200重i%からなる該組成物に関する。
塩化ビニル樹脂は適量の可塑剤を配合することにより、
軟質フィルム、シート若しくは成型品として使用される
。これらの中特にフィルム若しくはシートは、透明性、
柔軟性の自由な調整可能および耐候性により農業用フィ
ルム、ラップフィルム若しくは雨具類等として大量に使
用されている。
しかし、これらの用途における該成形品の最大の欠点は
、可塑剤のにじみ出しによる表面のペタツキである。史
にこのにじみ出しが進行すると該シート若しくはフィル
ムが相互に付着して固化ないし塊化するいわゆるブロッ
キング現象を惹きおこしこれら成形品の商品価値は失わ
れる。
この現象を防止するためつきの3株類の方法が矧られて
いる。すなわち、a、微粉状無機物例えばシリカゲル若
しくはカオリン等若しくはb、アンチブロッキング剤例
えばシリコーンオイル若しくはワックス等を塩化ビニル
樹脂組成物に少量添加するまたは、C,シート若しくは
フィルムの表面にでんぷん等を散布する方法が知られて
いる。
しかし、前記a、の微粉状無機物の添加は、成形品の透
明性を損うと共にフィッシュアイの原因になる。前記す
、のアンチブロッキング剤の添加は、成形品から可塑剤
かにじみ出しく註。
ブリード)若しくは安定剤が吹き出す(註、プルーム)
原因となることがあり、適当な添加条件の発見が困難−
である。まだ、前記Cのでんぷん等の散布は、該シート
若しくはフィルムの後加工例えばウエルダー接着、印刷
若しくは真空加工等の際の障害になる。
本発明者等は、これら公知方法の欠点のない軟質塩化ビ
ニル樹脂シート若しくはフィルムにおける可塑剤のブリ
ードおよびブロッキング防止方法について発明すべく鋭
意検討した。その結果、塩化ビニル樹脂に少量の一定組
成の塩化た組成物を使用すると前述の欠点の全くないシ
ート若しくはフィルムが得られることを知って本発明を
完成した。
以上の記述から明らかなように、本発明は、軟質シート
若しくはフィルム用として成形後の成形品について可塑
剤のブリードないし成形品のブロッキングの防止された
塩化ビニル1M 脂組ニルフィルム若しくはシート全提
供することである。
本発明は、下記(1)の構成を有する。
(1)  ■塩化ビニル樹脂90〜99M量%、■塩化
ビニル99.95〜95.0重愈チとイ、下式%式% ト及び/又は口、下式(II)のポリアルキレングリコ
ールジメタクリレー) 0.05〜5.0重量−からな
るランダム共重合樹脂10〜1重黛チおよび■可塑剤3
0〜200重i%からなる塩化ビニル樹脂組成物。
(!112=CH−C!00÷0H2−CHR−040
0−OH=OH2(1)OH2=O((!M3+CoO
+0H2−OHR−0−1ilico−OH=OH2(
1)(たソし、RはHまたはCH3、nは2〜50)本
発明の構成と効果につき以下に詳述する。
イ、塩化ビニル樹脂: 単独重合体のみならず塩化ビニル単量体50重量饅以上
と他のビニル単量体例えば、エチレン、プロピレンのよ
りなα−オレフィン。
酢酸ビニル、酪酸ビニルのようなビニルエステル、アク
リル酸メチル、メタクリル酸メチルのようなアクリル酸
(若しくはメタクリル酸エステル)若しくはスチレンと
の共重合物が使用できる(たXL、後述口、の共重合樹
脂を除く)。好ましい重合度は、単独重合体として50
0〜2000で、ある。本発明の組成物には該樹脂を9
0〜99重量%(以下チは凡て重量%)配合する。
口、塩化ヒニルとポリアルキレングリコールアクリレー
ト(若しくはジメタクリレート)とのの塩化ビニルと少
部分(5〜0.05%)の前記単量体とをランダムに共
重合させた樹脂である。このものの製法および用途につ
いては特開昭55−5843に記載されている。該共重
合樹脂において前記単量体の割合が5%を超えると本発
明の組成物のゲル化挙動が悪化し、成形品にフィッシュ
アイが発生し易くなり、0.05%未満では成形品のア
ンチブロッキング効果が失われる。因にこの共重合樹脂
を用いた塩化ビニル樹脂組成物は艶消しの成形品を与え
るが、本発明のような用法においては好ましい重合度の
範囲は、上述イ、の塩化ビニル樹脂の場合と同様である
。。本発明の組成物には、該樹脂を10〜1%配合する
配合量が10チを超えるとアンチブロッキング若しくは
ブルーミング、ブリード防止の効果は向上しない反面成
形品の不透明性(艶消)が増すので好ましくない。配合
量が1%未満であると上述の諸効果が大巾に減退し若し
くは失われる。
ハ、可塑剤; 塩化ビニル樹脂の成形用として使用できる可塑剤であれ
ば、使用できる。たとえば、ジブチル7タレート、ジオ
クチル7タレートのようなフタル酸エステル、ジブチル
アジペート。
ジオクチルアジペートのようなアジピン酸エステル、ト
リメリット酸エステルのようなトリメリット酸系可塑剤
およびポリエステル可塑剤のいづれも使用できる。配合
量は、前述イ、の塩化ビニル樹脂および口、の共重合樹
脂の合計量に対し、外割りで30〜200%である。3
0%未満では成形困難(註、軟質成形品として)であり
、200%を超えると成形品として必要な強度を得られ
なくなる。
二、其 他; 本発明の組成物には、その成形前に必要な安定剤および
必要に応じて顔料、紫外線吸収剤等を配合する。それら
の種類および配合量の選択若しくは決定の基準は、本発
明の組成物を用いて成形した成形品の透明性を損なわな
いことである。
本発明に係る共重合樹脂の製造に用いる共単量体である
ポリアルキレングリコールシアクリ〉−ト(若しくはジ
メタクリレート)は、類似の他の単量体では置換不可能
のものである。これらの共単量体に代えて他の多官能性
単量体例えばジアリルフタレート若しくはトリアリルシ
アヌレートを使用して共重合体を製造し、塩化ビニル樹
脂および可塑剤と混合し、シート若しくはフィルムに成
形しても商品としてすっきりした透明感は得られず、フ
ィッシュアイが多発するので本発明の目的は達成できな
い。
以下実施例および比較例を吃って本発明を説明する。
実施例1〜4.比較例1〜2 ポリエチレングリコールジアクリレート(n=4 )を
1.OS含有する塩化ビニル共重合体A3及び塩化ビニ
ル樹脂(B)(商品名 二ボリツ) SLチッソ■製重
合度103’o)の所定割合の配ミキサー(三井三池製
作へ)にて混i目01Tダイ押出機にて厚み100μの
フィルムを製造した。結果を第1表に示す。なお、試験
方法については、下記に拠った。すなわち、■透明性に
ついては曇価(ヘイズ価)で評価した(ASTM−D1
003)。測定器はヘイズメーター(カードナー社製A
UX−10型)を用いた。
■ブロッキング性はフィルム(20%X70χ)二枚を
20χだけ重ね合せ、重ね合せ面に2にりの荷重をのせ
て50℃恒温檜中、24時間放置後荷重を除去、室温に
て引張試験機(速度50χ/min )で引張テストを
行った。
第1表 配合組成と成形品の評価その1実施例5〜7.
比較例3〜4 ポリエチレングリコールジアクリレート(n=4)を0
.03.o、3.o、  1.o、v、o、1o、o多
含有する塩化ビニル共重合体AlA2A3A4A3.及
び塩化ビニル樹脂(B)(商品名工ボリツ) SIJを
ベースに可塑剤D OP 50 pHR及びBa−Zn
系安定剤(共同薬品製複合安定剤) 21)HR、エポ
キシ化大比較例5〜6 ジアリルフタレート0.5%含有する塩化ビニル共重合
体(0)、)!jアリルシアヌレー)0.25チ含有す
る塩化ビニル共重合体(D)及び塩化ビニル樹脂(B)
をペースに前述と同一配合物同一方法上記実施例5〜7
および比較例3〜6の結果を第2表に示す。
$2表 配合組成と成形品の評価その2註*41N脂以
外にDOP 50PHR,Ba−Zn 2PHR,エポ
キシ化大豆油3 PHR Δ ザラザラする。XF、E多数、 X、X F、に多
数。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (])■塩化ビニル樹+I+¥90〜99M量楚、■塩
    化ビニル99.95〜95.0重量%とイ。下式%式% ト及び/又は口、F式(■)のポリアルキレングリコー
    ルジメタクリレート0.05〜5.0重量矛からなるラ
    ンダム共重合樹脂10〜1重量%および(2)可塑剤3
    0〜200重量%からなる塩化ビニル樹脂組成物。 (!H2=OH−COO(−OH2−OHR−0+rI
    Co−C!H=OH2(1)OH2=O(CH3−)−
    Coo(−(1!H2−OHR−0ヤ0−OH工0H2
    (11)(たソし、RはHまたはOH3、nは2−50
JP1589683A 1983-02-02 1983-02-02 塩化ビニル樹脂組成物 Granted JPS59142241A (ja)

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JPS648662B2 JPS648662B2 (ja) 1989-02-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030002350A (ko) * 2001-06-28 2003-01-09 삼진프라스틱공업 주식회사 식품 포장용 피이,브이,씨이 필름의 제조방법과 이에 의해제조 한 식품 포장용 피이,브이,씨이 필름
WO2021172076A1 (ja) * 2020-02-27 2021-09-02 日本ゼオン株式会社 塩化ビニル樹脂組成物、塩化ビニル樹脂成形体および積層体

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JPS5578045A (en) * 1978-12-08 1980-06-12 Mitsubishi Monsanto Chem Co Polyvinyl chloride resin composition

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CN115135716A (zh) * 2020-02-27 2022-09-30 日本瑞翁株式会社 氯乙烯树脂组合物、氯乙烯树脂成型体以及层叠体

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