JPS59142149A - 印刷物ニス塗り装置 - Google Patents

印刷物ニス塗り装置

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JPS59142149A
JPS59142149A JP1660183A JP1660183A JPS59142149A JP S59142149 A JPS59142149 A JP S59142149A JP 1660183 A JP1660183 A JP 1660183A JP 1660183 A JP1660183 A JP 1660183A JP S59142149 A JPS59142149 A JP S59142149A
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roller
cylinder
blanket cylinder
electromagnetic clutch
paper
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Kiyoshi Ito
清 伊藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F23/00Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
    • B41F23/08Print finishing devices, e.g. for glossing prints

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は輪転印刷機の印刷ユニットと排紙装置との間や
独立したニス塗シ機内などに設けて印刷後の紙の印刷面
にニスを塗布する印刷物ニス塗υ装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕
輪転印刷機で印刷された紙の印刷面は、インキの乾きが
遅いために爾後の工程において汚損し易く、また枚葉紙
の場合には排紙積載時に裏移りが発生するので、これを
防止するために乾燥装置を印刷済の紙の搬送径路内に設
けたり、あるいはこの箇所でスプレパウダを散布したり
することが行なわれている。しかしながら乾燥装置は設
備が大掛勺になシ、また散粉の場合は紙がざらついて光
沢がなくなったり、追刷り時に障害となったりするので
、これに代るものとして印刷紙面にニスを塗料して汚損
を防止し併せて紙面に光沢を与えることが、例えば本の
表紙やカタログ、パンフレットなど美麗さを要求される
印刷物を主体にして実施されている。
この種のニス塗p装置は独立したニス塗シ機として設け
られることもあるが、直接の作業時間はもどよ9紙の積
替えカどもあって作業能率が悪いので、近年はこれを印
刷機の排紙搬送径路内に設けることが一般的に採用され
ている。そしてその構造としては、印刷装置の版胴に装
着された刷版の表面に水を供給する給水装置と同じよう
な配列のローラ群を設け、ニス舟内に蓄えたニスをとの
ローラ群を介してゴム胴の表面に供給し、ゴム胴と圧胴
との間を通過する紙へゴム胴からニスを転移させるよう
にしたものが多い。
ところが従来におけるこの種のニス塗シ装置においては
、各ローラの回転伝達構造とこれに起因するニス厚むら
の点に関して次のような問題があった。すなわち、給紙
の積替えや排紙紙積台の交換あるいは紙サイズ変更によ
るゴム胴ブランケット用中敷の調整等のために機械を停
止する場合には、ゴム胴を圧胴から離脱させるとともに
、各ローラを回転させたままにしておいて運転再開時に
おけるローラ周面のニスの固化による障害をなくすよう
にすることが従来一般に行なわれている。
この場合ゴム胴を機台のライン軸側から駆動し、その上
流側の元口−2から、着はローラまでをニスの膜厚調整
などの目的から別の可変モータで駆動するように要求さ
れることがあるが、このような回転駆動を行なうと、別
駆動系のローラが接触する箇所であるところの着はロー
ラとゴム胴との間で相対的な回転むらが発生し、これが
ニスの膜厚むらとなることが多い。と言って着はローラ
をゴム胴と同駆動系にしようとしてこれをギアで駆動連
結すると、洗浄や前記中敷調整などのためにゴ、ム胴を
停止させると着はローラも同時に停止してしまい、着は
ロー2周面のニスが固化するので、着はローラを洗浄し
なければならなくなるという不具合があった。
〔発明の概要〕
本発明は以上のような点に鑑みなされたもので、ゴム胴
1着はローラと、着はローラよりもニス転移上流側のロ
ーラとをそれぞれ別の駆動源で回転駆動するとともに、
ゴム胴と着はローラとの間および着はローラと上流側駆
動源との間に制御装置によシ同時に作動せずかつゴム胴
の回転時にいずれか一方が作動する電磁クラッチをそれ
ぞれ設けることにより、着はローラをゴム胴側と上流駆
動源側とのいずれからも選択的に回転駆動できるように
溝底して、ゴム胴停止時における着はローラ上のニスの
固化防止を計り、ゴム胴と着はマー2との同時洗浄を可
能にするとともに、ニス塗シ時におけるニス膜厚の均一
化を計った印刷物ニス塗り装置を提供するものである。
以下本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図ないし第6図は本発明に係るニス塗シ装置の実施
例を示し、第1図はこれを実施した4色刷枚葉輪転印刷
機の概要側面図、第2図は同じく4色目の印刷ユニット
とニス塗シュニットとの概要側面図、第3図はニス塗り
装置の側面図、第4図はゴム胴2着はローラ近傍の展開
断面図、第5図は元ローラ、調量ローラ近傍の展開断面
図、第6図は各ローラの着脱装置を説明するために第3
図の対応箇所をフレームの外側から見た側面図である。
図において、印刷機1は給紙装置2と、4色の印刷ユニ
ット3と、ニス塗りユニット4、および排紙装置5とを
備えており、これら各装置は別途に組立てられて接合さ
れている。各印刷ユニット3には、周面に刷版が装着さ
れた版胴6と、版面にインキを供給する図示しないイン
キ装置と、湿し水を供給する給水装置7とが設けられて
おり、版胴6にはインキと湿し水とで版面に形成された
画像が転写されるゴム胴8が対接されている、各印刷ユ
ニット3には倍径の圧胴9がゴム胴8に対接して配設さ
れており、隣接する各圧胴9間には、同じく倍径の渡し
胴10が両圧胴9に対接して設けられている。またニス
塗りユニット4にも倍径の圧胴11が他の圧胴と同高位
に設けられており、との圧胴11と4色目の圧胴9との
間にも渡し胴12が配設されている。そして給紙装置2
の紙積台上に積載された紙13は、図示しないサッカ装
置で1枚ずつ吸引されて差板14上へ送り出されたのち
、スイング装置で1色目の圧胴9の爪に咥え替えられ、
このあと渡し胴10.圧胴9とで交互に爪の咥え替えを
行ないながら搬送される間にゴム胴8との間で4色の印
刷が施され、ニス塗シュニット4の圧胴11の爪に咥え
られて局面に巻き付けられる。排紙装置5は圧胴11に
対接する排紙胴15およびこれと同軸上に固定された左
右一対のスプロケット16とを備えており、左右の各ス
プロケット16と排紙フレーム17前端部のスプロケッ
ト18との間には多数の排紙風を一定間隔で備えた排紙
チェーン19が張架されている。
干して圧胴11の爪に咥えられた紙13は排紙チェーン
19の排紙風に咥え替えられて搬送され、搬送終端部で
排紙風から解放されて紙積台20上に落下積載される。
概略以上のように構成された印刷機1のニス塗りユニッ
ト4には、以下説明するニス塗り装置21が設けられて
いる。すなわち、左右のフレーム22には、前記ゴム胴
8と同径で周面にブランケットが巻かれたゴム胴23が
、二重構造のころがり軸受24と平軸受25とを介して
軸支されている。
そしてこのゴム胴は原動側と駆動連結された胴ギア26
0回転によ9図に矢印Aで示す方向に回転するとともに
、前記両軸受24.25の外径軸芯と胴軸芯とがそれぞ
れ図に符号i1 r t2で示すように偏心されており
、軸受24に枢着されたレバー27をエアシリンダで往
復動させることにより圧胴11に対するゴム胴23の着
脱が行なわれ、また軸受25に枢着されたレバー28を
ノ1ンドルで往復動させることによりゴム胴23と圧胴
11との接触圧調節が行なわれるように構成されている
一方、片側のフレーム22の外側に固定されたブラケッ
ト29には、直流可変モータ30が固定支持されており
、その軸にカップリング31で直結されたギアボックス
32は、同じくフレーム22の外側に11定されたブラ
ケット33に固定支持されている。ギアボックス32に
はモータ直結軸と直交して内部のベベルギアでこれと駆
動連結された駆動ギア軸34が軸支されており、この駆
動ギア軸34には、フレーム22から突出するスタッド
35で回転を支持された駆動ギア36が固定されている
。フレーム22には駆動ギア36と噛合う中間ギア37
を回転自在に支持するギア軸38が軸受39を介して軸
支されており、このギア軸38のフレーム22内側突出
軸受部には、他端を反対側のフレーム22の軸受40に
軸支された元口−241の一端が回転自在に軸支されて
いる。
元口−241はニス舟42に蓄えられたニス43に浸さ
れており、そのギア軸38近傍の鍔部には元ローラギア
44が固定されている。符号45゜46で示すものは中
間ギア37.元ローラギア44とそれぞれ噛合して中間
ギア37の回転を元ローラ41に伝達するギアであって
、フレーム22に嵌着された軸受47に軸支されたギア
軸4Bに軸着されており、元ローラ41はこの駆動によ
って図に矢印Bで示す方向に回転する。元ローラ41の
鍔部と軸受40との間、ならびにギア軸38の鍔部と軸
受39との間には、L字状に形成されたローラアーム4
9.50がスラストベアリングを介して遊装されており
、ローラアーム49.50の一方の遊端部には、逆T字
状に形成されfcT字アーム51がピン52によって揺
動自在に枢着されている。左右の1字アーム51の一方
の遊端部には、図に符号t3で示すように軸受部を偏心
させた軸受53が回動調節自在に固定されており、この
軸受53には、弾性表面を有する調量ローラ54が周面
を元ローラ41の周面に対接させて軸支されている。こ
の調量ロー254は、その軸端部に固定されたギア55
を前記元ローラギア44に噛合させることにより、図に
矢印Cで示す方向に回転するとともに、ボルトを弛めて
軸受53を回動させることにより、元ローラ41に対す
るニップ圧が調節されるように構成されている。また一
方のローラアーム49と1字アーム51とは、図に符号
t4で示す偏心部を一端に設けたし/(−56によって
連結されており、偏心部のビン57を手動で回動させる
ことにより調量ローラ54を元ローラ41vC対して着
脱できるように構成されている。符号58で示すものは
、大径部S8aと/J%径部58bとを備えたカムであ
って、左右のフレーム22間に軸架されたカム軸59の
両フレーム22近接部に固定されており、そのカム面に
は1字アーム51の遊端部に図に符号t5で示すように
偏心調節自在に枢着されたころ60が対接されている。
フレーム22に植設されたスタッド61には、回動調節
自在なばね軸62が一端をT字アーム51に枢着されて
軸支されており、1字アーム51はばね軸62上の圧縮
コイルばね63によってころ60をカム58に圧接させ
る方向の回動力を付勢されている。カム軸5Bの一端に
固定されたレバー64の遊端部には、フレーム22側に
一端を枢着されたエアシリンダ65のピストンロンドロ
Bが枢着されており、ピストンロッド66を伸縮させる
ことによりカム58が回動して、こる60と1字アーム
51を介し元ローラ41に対し調量ローラ54が着脱さ
れるように構成されている。
ゴム胴23の上方には、外径の軸芯と内径の軸芯とを図
に符号t6で示すように偏心させた偏心軸受67が左右
のフレーム22に軸支されており、この偏心軸受67に
は、着ローラ6Bが局面をゴム胴230周面に対接させ
て軸支されている。片方の偏心軸受67の外周突出部に
枢着された連結レバー69の他端は、第4図側へ展開し
て示すようにフレーム22に軸支されたレバー軸TO上
のレバー11に枢着されており、レバー軸70の一端に
固定されたレバー72には、フレーム22から突出する
スタッドT3に枢着されたエアシリンダ74のピストン
ロッド75の作用端が枢着されている。そしてエアシリ
ンダ74のピストンロッドT5を伸縮させることにより
、連結レバー69等を介して偏心軸受67が回動して着
ローラ68がゴム胴23に対して着脱されるように構成
されている。なお、第6図に符号T6で示すものはフレ
ーム22側のブラケットに固定され、レノ(−軸70を
フレーム22の外側で軸支する軸受である。
偏心軸受6Tの連結レバ−69枢着部と円周方向へ位相
を違えた他の突出端部には、ころ軸TIが割締めによっ
て回動調節自在に固定されており、このころ軸TTO軸
芯と図に符号11で示すだけ偏心した偏心部にはボール
ベアリングからなるころ78の内輪が固定されている。
符号T9で示すものは、左右のフレーム22に偏心軸受
80を介して軸支されたカム軸であって、第6図に示す
ようにカム軸T9ところT8および着はローラ68の軸
芯がほぼ直角三角形をなすようにカム軸T9の位置が設
定されている。カム軸79には、大径部81aと、小径
部81bとからなる外周カム面を備えたカム81が割締
めによって固定されており、換言すればカム81はカム
軸79を介して偏心軸受80に回動自在に支持されてい
る。カム軸T9の突出端部にはレバー82が割締めによ
って固定されておシ、その遊端部にはフレーム22にス
タッド83を介して枢支されたエアシリンダ84のピス
トンロッド85の作用端が枢着されている。
さらに前記偏心軸受80のフレーム22内側突出部には
、ボルト86が枢着されており、このボルト86はフレ
ーム22から突出するスタッドBTにナツトで軸方向−
\の移動を規制されて軸支されたハンドル88に螺入さ
れている。そしてハンドル88を回動させることによシ
ボルト86が進退して偏心軸受80が回動し、カム81
がカム軸79とともに偏心運動してその軸芯が移動する
ように構成されている。このような着はロー268の着
脱機構において、エアシリンダT4のピストンロッド7
5が収縮する方向、すなわち偏心軸受67が第6図の時
計方向へ回動する方向がゴム胴23に対する着はロー2
68の親方向であり、このとき着はローラ68が調量ロ
ーラ54との思量距離をほぼ一定に保って着脱されるよ
うに偏心軸受61の偏心方向が設定されている。また、
第6図に示す位置においては、ゴム胴23と着はローラ
68とが共に着状態にあってこのときエアシリンダ84
のピストンロッドが収縮しており、カム81の大径部8
1aがこる7Bに対接していてこるT8はエアシリンダ
74の空気圧で付勢されてカム81に圧接されている。
さらに第6図に示す位置からゴム胴23が胴抜きされた
のち着はローラ6Bをゴム胴23に対し着状態にする場
合は、エアシリンダ84のピストンロッド85を伸長さ
せてカム81を反時計方向へ回動させるところT8がエ
アシリンダ74の付勢によってカム81の小径部81b
に圧接され、着はローラ68がゴム胴23に対して着状
態となる。すなわち、ゴム胴23の着脱各位置において
着は四−ラ68はカム81の大径部81aと小径部81
bとでゴム胴23に対する接触圧を規制される。、マた
この接触圧の調節は、)・ンドル880回動によるカム
81の移動によって行なわれる。符号89で示すものは
7レーム22側のスタッド90に螺入された脱位置スト
ッパであって、ゴム胴23が着位置にあるときにエアシ
リンダT4のピストンロッドT5を収縮させることによ
り偏心軸受68がこのストッパ88に当接するまで回動
して着位置にあるゴム胴23に対する着はローラ68の
脱位置が規制されるように構成されている。また91は
レバー82を当接させてカム810両回動限を規制する
ストッパであって偏心回動により規制位置が調節される
ように構成されている。さらに着はロー26Bには、ラ
イダローラ92がフレーム22側のピン93で枢支され
たアーム94に支持されて圧接されており、カム95を
図示しないハンドルで回動させることにょジアーム94
が揺動して着はロー268に対し着脱されるように構成
されている。
次に前記モータ30.ゴム胴23と着はローラ68との
間の回転駆動機構について説明する。モータ30近傍に
おけるフレーム22に固定された軸受96には、フレー
ム22から突出するプラタン)97で他端を軸支された
クラッチ軸9Bの一端が軸支されておシ、前記駆動ギア
36と噛合してモータ30の回転をクラッチ軸98に伝
達するギア99が固定されている。またクラッチ軸98
はギア99側の駆動軸とプラタン)97側の被駆動軸と
に分割されて後述する電磁クラッチ100で断接自在に
連結されておシ、被駆動軸側に固定されたクラッチギア
101は、着はローラ68の軸端部に固定された着はロ
ー2ギア102と噛合している。また着はロー−)68
の軸端部もギア102が固定された駆動軸と偏心軸受6
7側の被駆動軸とに分割されて後述する電磁クラッチ1
03で断接自在に連結されておシ、駆動軸側に固定され
たクラッチギア104は、前記ゴム胴23の胴ギア26
と噛合している。第9図は前記電磁クラッチ100.1
03の電気回路図であって、モータ30を駆動側とする
電磁クラッチ100は常閉接点105に接続されており
、またゴム胴23を駆動側とする電磁クラッチ103は
常開接点106に接続されている。さらにこの回路内に
は、ゴム胴23すなわち本機の正回転中に閉となるリレ
ー107付きの接点108が設けられている。そして、
本機が正回転中は接点108が閉じているので、電磁ク
ラッチ103が接続、電磁クラッチ100が切断となっ
てギア26 、104が噛合うと着はローラ6Bはゴム
胴23側から回転駆動される。また、本機が停止すると
接点10Bが開くので、電磁クラッチ100が接続、電
磁クラッチ103が切断となって着はローラ68はモー
タ30側から駆動される。各電磁クラッチ100 、1
03が常閉接点105と常開接点106とにそれぞれ接
続されているので、両方の電磁クラッチ100 、10
3が同時に作動する仁とがない。すなわち、第7図(a
)においてゴム胴23は実線位置で着はローラ6Bと圧
胴11に対する着位置であり、第7図(b)はこのゴム
胴着状態における回転伝達径路を示している。このとき
本機が回転していて電磁クラッチ103が接続されてい
るので、着はローラ68はゴム胴23側から電磁クラッ
チ103を介して駆動されている。一方、元ローラ41
と調量ローラ54とはモータ30側から駆動されている
が、電磁クラッチ100が切断されているので、この回
転が他方の電磁クラッチ103側に伝達されることがな
い。
また第7図(a)においてゴム胴23は鎖線位置が脱位
置であり、このとき本機が回転しておれば第7図(b)
に示す回転伝達径路で駆動されるが、本機が停止すると
第7図(c)に示す回転伝達径路となってゴム胴23が
停止し、電磁クラッチ103が切断されるとともに、電
磁クラッチ100が接続されて着はローラ68はモータ
30側から駆動される。
以上のように構成されたニス塗り装置21の動作を説明
する。ニス塗シ作業を行なう場合には機台のモータを始
動したのちニス塗シ装置21のモータ30を始動させ、
エアシリンダ65によりカム58を回動させると、カム
58の小径部58bにころ60が対向し圧縮コイルばね
63の弾撥力により調量ローラ54が元ローラ41と着
はローラ68に対して圧接される。このとき、エアシリ
ンダ14のピストンロッド75が伸長していて偏心軸受
6TのころT8がカム81の大径部81aに圧接されて
おり、着はローラ68が着位置にあるが、ゴム胴23が
脱位置にあるので、着はロー268とゴム胴23とは離
間している。そして、ゴム胴23が脱位置にあっても、
胴ギア26と圧胴ギスギア104との噛合が解かれてい
ないので、本機が回転していると、その回転が胴ギア2
6、ギア104および電磁クラッチ103を介して着は
ロー268に伝達され、またモータ30の回転は、ギア
36.37.45.46,44.’)5の噛合によって
元ローラ41と調量ローラ54とに伝達される。このと
き電磁クラッチ100が切断されているのでモータ30
の回転が着はロー268側に伝達されない。このように
して各ローラが回転することにより、ニスf’Fk42
内のニス43は、元ローラ41で引き上げられ、調量ロ
ー254の接触圧によって膜厚が調節されたのち、着口
−268に転移して元口−241との間を循環する。そ
こで給紙装置2て紙13を差板14上へ供給すると、紙
13が搬送されるとともに、印刷ユニット3のゴム胴8
が胴入れされ、紙13はゴム胴8と圧胴9との間で4色
の印刷が施されて印刷後の紙13はニス塗すユニット4
へ向つ。紙13がニス塗りユニット4に達すると、タイ
ミング規正装置からの指令によシ偏心の平軸受25が回
動してゴム胴23が胴入れされ、圧胴11と着はローラ
68とに圧接される。したがって着はローラ6Bと元四
−241との間で循環していたニスがゴム胴23に転移
してゴム胴23と圧胴11との間を搬送される紙13に
塗布される。ニス塗りされた紙13は排紙チェーン19
で搬送されて紙積台20上に積載される。そしてこのゴ
ム胴23の胴入れ状態においても本機が回転しているの
で、回転伝達径路はゴム胴胴抜き、本機回転の場合と同
じである。
このようにしてニス塗シ作業を行なったのち、排紙装置
5の紙積台20を空のものと交換したりあるいは紙サイ
ズの変更やブランケットの5丸みなどによってブランケ
ットの中敷を調節したりするために給紙を停止させると
、印刷ユニット3のゴム胴8が胴抜きされると同時にニ
ス塗り装置21のゴム胴23も圧胴11および着はロー
ラ68に対して胴抜きされる。このとき胴ギア26とギ
ア104とはやや浅く噛合しており、モータ30が回転
を続けているので、着はロー268は電磁クラッチ10
3を介してゴム胴23側から駆動され続ける。壕だ元ロ
ーラ41.調量ローラ54はモータ30側から駆動され
て回転を続けているので、ニス43はニス舟42と着は
ローラ6Bとの間で循環し、固化することがない。そし
てゴム胴23の中敷を調節したりする場合は、本機を停
止させてゴム胴23を洗浄したのち中敷を調節する。こ
の場合、電磁クラッチ100が接続されて元ローラ41
から着はロー26Bまではモータ30側から駆動されて
回転しているので、ニスが固化することがない。中敷を
調節したのち、エアシリンダ84を作動させてピストン
85を伸長させると、カム81が第6図の反時計方向へ
ほぼ90°回動するが、このとき偏心軸受67はエアシ
リンダ74によって回動力を付勢されているので、ころ
78がカム81の小径部81bに圧接されるまで回動す
る。したがって着はロー268は、脱位置にあるゴム胴
23に対して着状態となり、循環中の二2スがゴム胴2
3に転移する。この場合、刷ギア26とギア104とが
噛合っており、ゴム胴23は胴抜きされていても圧胴が
回転している限シ胴ギア26の噛合で回転しているので
、着はロー26Bはゴム胴23側から電磁クラッチ10
3を介して回転駆動される。
このあと給紙を再開して紙13がゴムMli123に達
するとタイミング規正装置からの指令で両方のエアシリ
ンダ74.G5が所定のタイミングで作動し、ころ78
がカム81の大径部81aに圧接されるとともにゴム胴
23が胴入れされる。したがって着はローラ68はカム
81ところ78とで設定された接触圧でゴム胴23に圧
接され、給紙停止前のニス塗り状態に復帰する。なお、
着はローラ68とゴム胴23とを同時に洗浄するときに
は胴抜き位置のゴム胴23に着はローラ68を着状態に
して本機を回転させるので、着はローラ68はゴム胴2
3側から駆動される。また、ゴム胴23を手で洗浄する
ときなどには、ゴム胴23を胴抜きしたのち本機を停止
させ、ゴム胴23に対し着けロー268を脱状態にして
行なうので、着はローラ68はモータ30側から駆動さ
れる。
なお、各ローラの配列は本実施例に限定するものではな
く、ゴム胴と着はローラとを同期して回転させるもので
あれば、例えば着はロー268と元口−241とを対接
させ調量ローラ54を元四−241にのみ対接させるな
どの四−ラ配列にしても同様に実施することができる。
また、各ローラの回転方向も本実施例に限定するもので
はない。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように、本発明によれば印刷
物ニス塗シ装置において、ゴム胴1着はローラと、着は
ローラよりもニス転移上流側ローラとをそれぞれ別の駆
動源で回転駆動するとともに、ゴム胴と着はローラとの
間および着はローラと上流側駆動源との間に、制御装置
により同時に作動せずかつゴム胴の回転時にいずれか一
方が作動する電磁クラッチをそれぞれ設けて着はローラ
を本機の回転停止にしたがい両部動源のいずれかによっ
て選択的に回転駆動させるように構成することにより、
ゴム胴および着はローラの着脱にかかわらず、破損の虞
のないきわめて高い安全性のもとで着はローラを回転駆
動することができる、したがってニス塗シ作業はもとよ
り、ゴム胴脱。
着はローラ脱での各ローラへのニス引き作業や、ゴム胴
脱2着はローラ着でのニス引き状態確認作業等を、安全
でかつゴム胴1着はローラ間の回転むらを発生させるこ
とな〈実施することができるので、ニス膜厚むらがなく
なって印刷物の品質が向上するとともに、休転中のニス
引きによりニスの固化防止とニス塗シ開始時の立上り促
進を計ることができ胴抜き状態でのニス引き確認により
損紙発生量の減少と作業能率の向上を計ることができる
。また装置を安価に提供することができ保守作業が軽減
されるとともに、誤動作による事故を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明に係る印刷物ニス塗り装置
の実施例を示し、第1図はこれを実施した4色刷枚葉輪
転印刷機の概要側面図、第2図は同じく4色目の印刷ユ
ニットとニス塗シュニットとの概要側面図、第3図はニ
ス塗シ装置の側面図、第4図はゴム胴1着はローラ近傍
の展開断面図、第5図は元ゴーラ、調量ローラ近傍の展
開断面図、第6図は各ローラの着脱装置を説明するため
に第3図の対応箇所をフレームの外側から見た側面図、
第7図はローラ回転駆動の説明図、第8図はローラ回転
駆動装置の概要構成図、第9図は電磁クラッチの電気回
路図である。 13・・・・紙、21・・の・ニス塗シ装置、23−轡
・・ゴム胴、26・・・−胴ギア、3゜・・・−モータ
、41・・・・元ローラ、42・・・噂ニス舟、43・
・・・ニス、54・・・拳詞量ローラ、68@・・・着
はローラ、100.103・拳φ・電磁クラッチ。 特許出願人 小森印刷機械株式会社 代理人 山川数構(ほか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 印刷紙を添接させるゴム胴とこのゴム胴に対接してゴム
    胴の周面にニスを転移させる着はローラとを同期させて
    主駆動源で回転駆動し、前記着はロー2よりもニス転移
    上流側のローラを副駆動源で回転駆動するとともに、前
    記ゴム胴着はローラ間と前記着はローラ副駆動源間とに
    、制御装置によシ同時に作動せずかつ前記ゴム胴の回転
    時にいずれか一方が作動する電磁クラッチをそれぞれ設
    けたことを特徴とする印刷物ニス塗シ装置。
JP1660183A 1983-02-03 1983-02-03 印刷物ニス塗り装置 Granted JPS59142149A (ja)

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EP1950037A2 (en) 2007-01-25 2008-07-30 Komori Corporation Switch-Over Processing Method And apparatus
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