JPS59141934A - 血圧測定装置における排気量調節装置 - Google Patents

血圧測定装置における排気量調節装置

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JPS59141934A
JPS59141934A JP58016614A JP1661483A JPS59141934A JP S59141934 A JPS59141934 A JP S59141934A JP 58016614 A JP58016614 A JP 58016614A JP 1661483 A JP1661483 A JP 1661483A JP S59141934 A JPS59141934 A JP S59141934A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は血圧測定装置における排気量調節装置に係り、
特にカフ内からの気体の排出量を良好に調節、制御し得
る排気量調節装置に関するものである。
従来より、被測定者の身体の一部に取り付けられ、当該
部分の圧迫状態を適宜変化せしめ得るカフを備え、該カ
フからの排気によって変化せしめられる圧迫状態に応じ
て変化する脈波に応じて血圧測定を行なうようにしr=
血圧測定装置が知られている。
この種の装置では、各隣接脈波間におけるカフ内の圧力
降下速度は、それが遅過ぎる場合には被測定者にうつ血
症状が惹起され、逆に早過ぎる場合には血圧測定精度が
低下するところから、それら両者の釣合いのとれた所定
の速度に制御、維持されることが望ましいとされている
。そして、この意味において、カフからの排気量を調節
する排気量調節装置はその排気量を良好に調節、制御し
得る構成であることが必要とされている。
一方、カフからの排気量を調節する方法としては、所定
の開口面積を有する排出口の開閉サイクルを制御する方
法と、排気口の開口面積を制御する方法とが考えられる
が、前者の方法ではカフ内の圧力が階段状に変化するT
コめ血圧測定精度が低下することを避は得ないという問
題があり、畢寛、排気量調節装置としては排気口の開口
面積を制御する形式のものが望まれるようになっている
しかしながら、従来においては、排気口の開口面積を制
御する形式のもので、前述のまうな排気量の良好な調節
、制御を行ない得る構成の排気量調節装置は、未だ提供
されていないのが実情であつ1こ。
本発明は、かかる事情に鑑みて為されjこものであって
、その目的とするところは、前述のような血圧測定装置
における排気量調節装置にして、カフ内からの排気量を
良好に調節、制御し得る装置を提供することにある。
そして、その目的を達成する1こめに、本発明に係る排
気量調節装置は、(a)カフに連通ずる入口ポートと大
気に連通ずる出口ポートとを有する弁室と、(b)該弁
室内にあって入口ポートの開口部を閉塞可能に配置され
t二、弾性材料からなる弁体と、(0)該弁体を前記入
口ポートの開口部に押圧せしめ、該開口部を閉塞せしめ
る作動部材と、(d)通電による磁着によって該作動部
材を作動せしめ、前記弁体による入口ポートの開口部の
開閉を行なわしめる電磁作動手段と、(C)該電磁作動
手段への通電を制御して、該電磁作動手段の前記作動部
材に対する磁着作動によって惹起される前記入口ポート
の開口部の開度を制御せしめ、前記カフから前記弁室を
通じて排出される排気の量を調節するようにしt二制御
装置とを、含んで構成される。
かかる構成の排気量調節装置によれば、制御装置の電磁
作動手段に対する通電制御により作動部材の磁着作動を
制御することによって、入口ポートの開度を精度よく制
御できるので、カフからの排気1を良好に調節、制御で
きる。
しかも、入口ポートと作動部材との間に弾性材料からな
る弁体が入口ポートの開口部を閉塞可能な状態で介在さ
せられているので、入口ポート閉塞時において入口ポー
トが完全に閉塞されて、カフ内への気体供給時の気体漏
洩によるロスがないのである。
5− 更に、入口ポートの開度を制御するに際して高価なパル
スモータ等の電動モータを使用していないので、極めて
安価に製作でき、経済的に有利なばかりでなく、極めて
コン・マクトにも構成できる利点がある。
なお、従来の血圧測定装置では、血圧測定期間中とその
期間後のカフからの排気は、一般に、別々の排出弁を使
用してい1このであるが、本発明によれば、一つの排気
量調節装置で済み、カフに接続される部品数が少なくな
って、カフの取り扱いが容易になるという利点もある。
以下、本発明を一層具体的に明らかにする1こめに、そ
の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以
下の実施例においては、本発明をオシロメトリック方式
の血圧測定装置に適用した場合について説明するが、本
発明が他の方式の、例えばマイクロホン方式や超音波方
式の血圧測定装置に対しても適用し得ることは言うまで
もないところである。1こだし、ここにおいて、オシロ
メトリック方式とは、動脈の振動に起因するカフ内圧6
− 力の振動を脈波として血圧値を決定する方式をいい、マ
イクロホン方式とは、マイクロホンて得1こコロ1−コ
ツ(KORO’l”0KOFF )音を、ま1こ超音波
方式とは、動脈の振動に起因する超音脈のドツプラ変位
lを、それぞれ脈波として血圧値を決定する方式をいう
先ず、第1図は、本発明に係る排気量調節装置を使用し
てなるオシロメトリック方式の血圧測定装置のブロック
線図である。
同図において、2は、被測定者の一部に取り付けられて
、当該部分を圧迫するTこめの袋状のカフであって、そ
のカフ2に圧力センサ4が接続されている。圧力センサ
4はカフ2内の圧力を検出して、その圧力を表わす圧力
信号SPを出力するものであって、その圧力信号SPを
増幅器6を介してローパスフィルタ8及びバンドパスフ
ィルタ10に供給する。
ローパスフィルタ8は、圧力@号SP中から、振動成分
である脈波信号成分、雑音等を除去するようにされてお
り、脈波信号成分等を含まない静的な圧力値を表わす圧
力値信号PVを出力し、これを第1 A/Dコンバータ
12を介してI10ポート14に供給する。一方、バン
ドパスフィルタ10は圧力信号SP中から、にとえば0
.5〜20Q H,Z程度の脈波を表わす脈波信号成分
を取り出し、これを脈波信号8Mとして第2A/Dコン
バータ16を介してI10ポート14に供給するように
されている。なお、I10ポート14にはスタート押釦
18が接続されており、スタート押釦18の抑圧操作に
よってスタート信号88がI10ポート14に供給され
るようになっている。
■10ポート14はテータバノラインを介してCPU(
演算処理装置)20.R,AM22およびROM24に
接続されており、CPU20からの指令に従って圧力値
信号PV、脈波信号SMおよびスタート信号88をデー
タバスラインに供給する。C,P U 20は予めRO
M24に記憶されTこプログラムに従ってRAM22の
一時記憶機能を利用しつつ信号処理を実行し、I10ポ
ート14を介してポンプ駆動信号SAをポンプ駆動回路
26に、ま1コリセット信号SRおよび排気量設定信号
SEを排気量制御回路28にそれぞれ供給する一方、信
号処理結果である血圧値を表わす表示信号DDを表示器
29に供給し、血圧測定値を数値表示せしめる。
ポンプ駆動回路26は、ポンプ駆動信号SAを受けてい
る間、カフ2に接続されTこ電動ポンプ80に駆動電力
を供給し、カフ2内に空気を圧送する。
排気量制御回路28は、前述のCPU20.TtAM2
2 、ROM24とともに、排気量調節装置の制御装置
をなすものであって、それらと共同して脈波間における
カフ2の実際の圧力変化量と、予め定められ1こ一脈波
あtニリの目標圧力変化量とに基づいて、続く脈波間に
おける実際の圧力変化量が目標圧力変化量に等しくなる
ように、後述の電磁作動手段を制御するようにされる。
すなわち、排気量制御回路28は、例えば第2図に示さ
れるような構成とされており、上記■10ポート14か
らのリセット信号sJ排気量設9一 定信号SEを受けて、カフ2に接続され1こ排気喰調節
弁32に開度制御信号80を供給するようにされている
のである。
第2図において、34はカウンタであって、このカウン
タ84のリセット端子およびクロック端子に上記I10
ポート14からのリセット信号SRおよび排気置設圧信
号SEがそれぞれ供給されるようになっている。
リセット信号SRは、スタート押釦18の抑圧操作によ
るスタート信号88の発生に基づいて、ポンプ駆動信号
SAの発生前にカウンタ84に供給されるようになって
おり、従ってカウンタ34はそのリセット信号SRによ
ってカフ2内への空気圧送前にカウント出力をリセット
される。
一方、排気量設定信号SEは、ポンプ駆動信号SAのポ
ンプ駆動回路26への供給停止後、カウンタ84に供給
されるようになっており、排気量設定信号8Eを構成す
るパルス列がカウンタ84のカウント動作を行なうよう
にされている。
上記排気量設定信号SEを構成するパルス列は、10− 脈波信号8M中から各脈波が検出される毎に、即ち各隣
接脈波開缶に、その周波数が制御されるようになってお
り、この隣接脈波開缶の周波数制御によって各隣接脈波
間における目標圧力変化量が脈波間間隔の変動に拘らず
予め定められtコ所定計に設定されるようになっている
。すなイつち、排気l設定信号8Eの周波数は、相隣り
合う隣接脈波間の間隔がほぼ等しいところから、前回の
隣接脈波間隔から次回の隣接脈波間間隔を予測し、その
予測し1こ次回の隣接脈波間隔内に予め設定されjこ目
標圧力変化量に対応するパルス数のパルスが含まれるよ
うに制御されるのである。なお、脈波が検出されず、次
回の隣接脈波間間隔を予測し得ない血圧測定初期の段階
においては、排気1設定信号8 Hの周波数は一時的に
平均的な脈拍数の脈波間間隔に対応して設定されている
リセット信号SRおよび排気1設定信号8手〕が上述の
ように制御され、供給される結果、カウンタ84はその
カウント出力信号SCにおいて、各時点におけるカフ2
内の目標圧力値を表わすこととなる。この目標圧力値を
表わすカウント出力信号80はD/Aコンバータ86に
供給されて、そこでアナログ信号1こる目標圧力値信号
0■に変換され、増幅器88を介して加算回路40に供
給される。
この加算回路40にはカフ2内の実際の圧力を表わす圧
力値信号f’Vも供給されており、前記目標圧力値信号
O■はこの加算回路40で実際の圧力値信号PVに加算
され、その絶対値の差が誤差信号8Dとして出力される
ようになっている。すなわち、目標圧力値信号0■は増
幅回路38で実際の圧力値信号PVとはその極性が異な
るようにされているのであり、一方加算回路40に供給
される圧力値信号PVは、カフ2内の圧力が最大とされ
る予め定められた目標上限圧力PMにおける絶対値がカ
ウンタ84のリセット時における目標圧力値信号O■の
絶対値と等しく、カフ2内の圧力がOにおける絶対値が
カウンタ34のフルカウント時の目標圧力値信号O■の
絶対値と等しくなるように、予め設定されているのであ
り、結果としてそれらの絶対値の差に応じ1こ大きさの
誤差信号(極性は絶対値の大きい方の信号に支配される
)SDが出力されることとなるのである。
そして、加算回路40で出力された上述のような誤差信
号8Dが、増幅器42を介して電磁石励磁回路44に供
給される。電磁石励磁回路44は誤差信号SDの大きさ
並びに極性に基づいてその出力である開度制御信号80
の大きさを制御し、これを排気量調節弁82に供給する
。なお、この場合、開度制御信号SOは、実際の圧力値
信号P■の絶対値が目標圧力値信号O■のそれよりも小
さいときにはその差に応じて大きくされ、それらの絶対
値の大小関係が逆のときにはその差に応じて小さくされ
、ま1こ、それらの絶対値が等しいときには現状の大き
さが維持されるように制御される。
そして、上述のように制御された開度制御信号SOが排
気量調節弁82に供給されることによって、カフ2から
の排気量が排気量調節弁82で調節され、カフ2内の実
際の圧力Pが目標圧力値化18− 号O■に追随するように制御される。
すなわち、排気量調節弁82は、第8図及び第4図に示
されるような構成とされているのである。
これらの図において、46および48はハウジング本体
および蓋体であって、これらがシール50を挾んで固着
されることによって、その内部に外部空間から気密に隔
てられ1こ直方体形状の弁室52を形成している。ハウ
ジング本体46の相対向する側壁には入口および出口ポ
ート54および56が形成されており、入口ポート54
が図示しないチューブにまってカフ2に接続されるとと
もに、出口ポート56が大気中に開放させられることに
よって、弁室52がカフ2および大気に連通させられて
いる。入口ポート54の内側開口部58は弁室52内に
わずかに突出して形成されており、その開口部58を閉
塞し得るように弁体60が配置されている。
弁体60は薄板状のシリコンコム等の伸縮性を有する弾
性材料からなっており、ハウジング本体46の内壁に沿
ってL字形状に曲げられT二状態で、14− 且つハウジング本体46のコーナ一部に形成され1こコ
ーナー突起62と、入口ポート54の開口部58を挾ん
でコーナー突起62とは反対側のハウジング本体46内
壁に形成されjこ突起64とでハウジング本体46内壁
かられずかに離隔させられ1こ状態で、配設されている
。そして、かかる弁体60を開口部58に押圧し得るよ
うに、弁体60を挾んで開口部58に対向する位置に作
動部材66が配設されているのである。
作動部材66は磁性材料からなるものであって、弁体6
0に沿って、即ちハウジング本体46の内壁に沿ってL
字形状に曲げられt工形状とされており、その一方の閉
塞部68が前述のように開口部58に対向させられてい
るとともに、他方の被磁着部70が弁室52内に配置さ
れた電磁作動手段としての電磁石72の磁着部74に対
向させられている。一方、作動部材66のコーナ一部(
折曲げ部)76は、電磁石72と一体的に設けられtこ
ブラケット78とハウジング本体46のコーナー突起6
2とで、弁体60を介して挾まれるように支持されてお
り、作動部材66はコーナ一部76がそのように支持さ
れることによって、そのコーナ一部76を中心に左右回
りにわずかに回動し得るようにされている。
すなわち、作動部材66は弁体60を介して閉塞部68
に受けるカフ2からの空気の吹出力に基づくモーメント
併―着部70に受ける電磁石72からの磁着力に基づく
モーメントとのバランスによって、コーナ一部76回り
の回動の状態が制御されるようになっているのであり、
これによって入口ポート54の開口部58の開度が、ひ
いてはカフ2からの排気1が調節されるようになってい
るのである。
したがって、電磁石72の磁着力を、カフ2からの空気
の吹出力、即ちカフ2内の圧力Pに応じて増減制御する
ことにより、カフ2からの排気量を調節できるのであり
、本実施例では電磁石72のコイルが前記排気量制御回
路28の電磁石励磁回路44に接続されてそこから前述
の如き開度制御信号SOを供給されることによって、カ
フ2からの排気量の調節が為されるのである。
以下、本実施例の作動をオシロメトリック方式の血圧測
定装置の作動とともに説明する。
図示しない電源スィッチが投入されると装置の各部に電
源が供給され、CPU20が予めttOM24に記憶さ
れた第5図に示されるメインプログラムのフローチャー
トに従って制御作動を為す。
先ず、ステップ81が実行されてスタート押釦18の抑
圧操作が判断され、その抑圧操作がなされてスタート信
号SSの発生が確認されると、ステップS2及びS8が
引き続いて実行される。
ステップS2においては、リセ・ノド信号STLがカウ
ンタ84に供給されてこれをリセットし、加算回路40
に供給される目標圧力値信号O■を目標上限圧力PMに
応じ1こ値に設定する。このステップ82が実行される
以前の段階においては、カフ2内の実際の圧力Pが大気
圧に等しく、加算回路40に供給される圧力値信号P■
は大気圧に応じ1こ値を示しているため、ステップ82
が実行されるとその実際の圧力値信号PVと目標圧力値
化17一 度制御信号sOも瞬時に大きくされて電磁石72の磁着
力が大きくされる。この結果、作動部材66の被磁着部
70が電磁石72の磁着部74に瞬時にして吸着され、
閉塞部68が弁体60を介して弁室52の入口ポート5
4の開口部58を押圧してこれを閉塞する。
なお、この開口部58の閉塞状態は、実際の圧力値信号
PVが目標圧力値信号O■よりもその絶対値が大きくな
るまで維持されるのであり、この間、弾性材料からなる
弁体60が開口部58に押し続けられることによって、
カフ2内の空気の外部への漏洩が完全に防屯される。
ステップS8においては、ポンプ駆動信号8Aがポンプ
駆動回路26に供給され、電動ポンプ80によってカフ
2内への空気の圧送が開始される。
ステップ88終了後、ステップ84が直ちに実行されて
、第1A/Dコンバータ12を介して供給される圧力値
信号PVが表わす実際の圧力Pが、18− 予め設定され1こ目標上限圧力PMよりも大きいか否か
が判断される。実際の圧力Pが目標−上限圧力PMより
も未tご小さい間はステップS4が繰返されるが、実際
の圧力Pが目標上限圧力PMをL回った場合には直ちに
ステップS5が実行され、ポンプ駆動信号SAの出力が
解消されて電動ポンプ80によるカフ2内への空気の圧
送が停止される。
なお、この時点においては、加算回路40に入力される
側圧力値信号P■および0■の絶対値はほぼ同じであり
、従って加算回路40からの誤差信号8Dは出力されて
いない状態と同様の状態とされる。
ステップ85の実行後、直ちにステップS6が実行され
る。このステップS6においては、平均的な脈拍数の脈
波間隔に対応して予め定められ1こ周波数に設定されt
こ排気量設定信号SEがカウンタ84に供給を開始され
る。すなわち、これによって目標圧力値信号O■の絶対
値がその初期の設定周波数に応じて順次大きくされるの
であり、かかる操作により加算回路40に入力される側
圧力値信号OvおよびeVに生じt二絶対値差に基づい
て、電磁石72に供給される開度制御信号80の大きさ
の制御が、即ち作動部材66による入口ポート54の開
口部58の開口制御が開始され、カフ2からの排気量の
調節が開始されるのである。
ステップS6の終了後、引き続いてステップS7および
S8が実行される。ステップS7においては、図示しな
いプログラムに従って脈波信号8M中の脈波が決定され
るとともに、その大きさくピーク値)が算出される。そ
して、ステップS8においては、ステップS7で得られ
る各脈波の大きさに基づいて図示しないプログラムに従
って所定の血圧値が計算され、所定の血圧値が全て算出
されTこ場合にはステップS9が、脈波のデータが不足
で未だ算出し得ない場合にはステップ810がそれぞれ
直ちに実行される。
なお、上記血圧値の算定は、隣り合つ1こ脈波の大きさ
が急激に増加しT二時点のカフ2内の圧力を最高血圧、
急激に減少した時点のカフ2内の圧力を最低血圧として
為され、その値が表示器29に表示される。
所定の血圧値が全て算出1表示された後に実行されるス
テツナイにおいては、排出量設定信号8Eは予め定めら
れ1コ極めて高い周波数に設定され、カウンタ34がフ
ルカウント状態になるまでカウンタ34に供給されtコ
後、その供給が停止される。
すなわち、これによって目標圧力値信号O■の犬きさが
大気圧に相当するように設定されるのであり、これによ
って最終的に、電磁石72に供給される開度制御信号S
Oの大きさがOとなり、作動部材66に作用する磁着力
が解消されて、入口ポート54の開口部58の開度は最
大とされる。
幸 ステップ9の実行後、メインプログラムは直ちに終了さ
れることとなる。
10ではステップ87において検出され1こ脈波の数が
計算され、既に検出されtコ脈波の数が2以上21− されるが、脈波の数が2以上になつrコときには、ステ
ップSllが引き続いて実行される。
すなわち、ステップSllにおいて、直前の隣接脈波間
間隔に応じて排気量設定信号SEの周波数が変更され、
被測定者の実際の脈拍数に応じて目標圧力値信号O■が
設定されるのであり、この被測定者に応じTコ目標圧力
値信号0■が実際の圧力値信号P■に加算されることに
より、開度制御信号SOが、ひいては入口ポート54の
開口部58の開度が制御され、カフ2からの排気量が被
測定者に応じ1こ最適の排気量に調節されるのである。
ステップ811終了後は、ステップS8で血圧値が算定
されるまでステップs7.83及びS10が繰返される
が、所定の血圧値が算定されると、前述のようにステッ
プ89が実行されてカフ2内の空気が急速に排出され、
メインプログラムが終了する。
以上説明しtコように、本実施例の排気I調節装置を適
用した血圧測定装置にあっては、初期の1冨めて短い期
間を除いて、被測定者の実際の脈波発22− 生状況に応じてカフ2内の排気量を調節することが可能
であり、被測定者の脈拍数に拘らず常に高い測定精度が
得られるとともに、被測定者に対するカフ2による圧迫
時間を必要且つ最小限とすることが可能である。
ま1こ、本実施例の排気量調節装置は、弁室52とその
入口ポート54の開口部58を閉塞する作動部材66と
の間に、弾性材料からなる弁体60を有しているので、
前述のように、目標圧力値信号O■がデジタル的に制御
され、それにつれて開口部58の開度がデジタル的に制
御される場合にも、弁体60が一種の緩衝材的な役割を
果して、カフ2からの排気針の急激な変動を防止し、ひ
いてはカフ2内の圧力の急激な変動を防止する。すなわ
ち、弁体60の存在によって、作動部材66による開口
部58のデジタル的な開度制御がアナログ的な制御に擬
制されるのであり、これによってカフ2円からの排気針
が確実に、しかもカフ2内に不要な圧力振動を伴なわな
い状態で良好に調節されることとなつ1このである。
更に、本実施例においては、入口ポート54の開口部5
8の閉塞時において、弁体60がハウジング本体46に
形成され1ニコーナー突起62と突起64とてハウジン
グ本体46内壁面から離されtこ状態とされているので
、閉塞状態から開口状態への移行が、弁体60とハウジ
ング本体46との密着力による影響を受けず、スムーズ
に行なわれることとなり、カフ2からの排気針の測定初
期における制御も極めて良好に行なわれる。
加えて、本実施例の排気量調節装置では、停電時、電気
回路の故障時等において電磁石72の磁着力がなくなつ
1こ場合、入口ポート54の開口部58を閉塞しようと
する力が作動部材66から自動的に除かれるので、カフ
2内の圧力が高いまま維持されて、被測定者にうつ血症
状が惹起される恐れがない。
なお、前記実施例では、制御装置は、カウンタ34がア
ップカウンタとされ、D/Aコンバータ86の出力であ
る目標圧力値信号O■の絶対値が徐々に大きくなる過程
において実際の圧力値信号P Vと加算、比較されるよ
うになってい1こが、タウンカウンタを使用して目標圧
力値信号0■の絶対値が徐々に小さくされる過程におい
て、カフ2内の圧力が上昇するに従って絶対値が大きく
なる圧力値信号PVと比較されるようにしてもよく、ま
tこ、カウンタ34.D/Aコンベータ86および加算
回路40の有する機能をCPU20にもtこせ、その処
理結果のみをD / Aコンバータを介して電、磁石励
磁回路44に供給するようにしてもよい。
更に、前記実施例においては、測定初期の段階の排気1
設定信号8Eは被測定者に拘らず一定の周波数に設定さ
nるようになってい1こが、カフ2内への空気の圧送過
程で脈波を検出して、かかる振波に基づいて測定初期の
周波数を設定するようにし、測定全期間を通じてその排
気針を被測定者個々に対応して調節することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る排気量調節装置を使用してなるオ
シロタ1〜リツク方式の血圧測定装置を示25− すブロック線図であり、第2図は第1図に示す排気量調
節装置の制御装置の主要部を構成する排気量制御回路の
ブロック線図である。第8図および第4図はそれぞれ第
1図に示す排気量調節装置の主要部を構成する排気針調
節弁の正面図およびそのIV −IV断面要部切欠図で
あり、第5図は第1図に示す血圧測定装置の作動を説明
する1こめのフローチャートである。 2:カフ        4:圧力センサ32:排気量
調節弁 52二弁室       54:入口ポート56:出口
ポート    60:弁体 66:作動部材     72:電磁石出願人   株
式会社 日本コーリン 第2図 34  36 倚舟呵し本

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)被測定者の身体の一部に敗り付けられ、当該部分
    の圧迫状態を適宜変化せしめ得るカフを備え、該カフか
    らの排気によって変化せしめられる圧迫状態に応じて変
    化する脈波に応じて血圧測定を行なうようにした装置に
    おける、該カフからの排気量を調節する装置にして、 前記カフに連通ずる入口ポートと大気に連通ずる出口ポ
    ートとを有する弁室と、 該弁室内にあって前記入口ポートの開口部を閉塞可能に
    配置された、弾性材料からなる弁体と、該弁体を前記入
    口ポートの開口部に押圧せしめ、該開口部を閉塞せしめ
    る作動部材と、 通電による磁着によって該作動部材を作動せしめ、前記
    弁体による入口ポートの開口部の開閉を行なわしめる電
    磁作動手段と、 該電磁作動手段への通電を制御して、該電磁作動手段の
    前記作動部材に対する磁着作動によって惹起される前記
    入口ポートの開口部の開度を制御せしめ、前記カフから
    前記弁室を通じて排出される排気の量を調節するように
    し1こ制御装置とを、含むことを特徴とする血圧測定装
    置における排気量調節装置。 (2)  前記弁体がシリコンコムからなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の排気量調節装置。 (8)前記制御装置が、脈波間における前記カフの実際
    の圧力変化量と、予め定められ1こ一脈波あ1こりの目
    標圧力変化量とに基づいて、続く脈波間における実際圧
    力変化量が該目標圧力変化量に等しくなるように、前記
    電磁作動手段を制御する特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の排気量調節装置。
JP58016614A 1983-02-03 1983-02-03 血圧測定装置における排気量調節装置 Granted JPS59141934A (ja)

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