JPS59141928A

JPS59141928A - 内視鏡洗浄装置

Info

Publication number: JPS59141928A
Application number: JP58016999A
Authority: JP
Inventors: 小笠原　忠彦; 奥所　侑
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1983-02-04
Filing date: 1983-02-04
Publication date: 1984-08-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は内視鏡洗浄装置に関する。

一般に、体腔内の診察、治療に内視鏡が用いられている
が、内視鏡は体腔内に直接挿入されるので、各使用の後
に洗浄されなければならない。近年、内視鏡専用の洗浄
装置が実用化されている。一般に、このような内視鏡洗
浄装置においては、洗浄槽に内視鏡が収納され、洗浄槽
の上部に設けられたノズルからの噴射液により洗浄され
る。また、洗浄槽に消毒液を満たせば、内視鏡の浸漬消
毒も可能である。

一般に、このような洗浄装置の各行程は、オートモード
ではあらかじめ設定された時間だけ行なわれ、マニュア
ルモードでは停止釦が押される１で行なわれる。そのた
め、マニュアルモードのときに、停止釦を押し忘れると
、いつまでも、洗浄とか消毒が行なわれることになる。

これは、内視鏡の耐性とか装置の安全性の開直から好ま
しくない。

この発明は上述した事情に対処すべくなされタモので、
マニュアルモードにおいて停止釦の押し忘れによる異常
状態を防止することができる内視鏡洗浄装置を提供する
ことである。

以下、図面を参照してこの発明による内視鏡洗浄装置の
一実施例を説明する。第１図はその外観を示す斜視図で
ある。この洗浄装置本体は上面が開口した洗浄槽、水道
の水を貯わえる水タンク、洗剤液を貯わえる洗剤タンク
、消毒用の薬液を貯わえる薬液タンクを内部に有する。

洗浄槽の上面は開閉自在なカバー２により閉塞されてい
る。そして、洗浄槽の内部に内視鏡を収納することによ
り、後述するように内視鏡を洗浄液や薬液を用いて自動
的に洗浄消毒することができるようになっている。洗剤
タンク、薬液タンク内の液量は装置本体の前面に設けら
れた透視窓４，６を介してそれぞれ確認される。

本体の上面部における前端の左側には、凹所からなる内
視鏡の固定部８が設けられる。この固定部８には、挿入
部のみが洗浄可能な内視鏡を洗浄消毒するとき、その操
作部を設置するようになっている。固定部８の近傍には
、この固定部８に設置された操作部にチューブ（図示せ
ず）を介して接続され、内視鏡おチャンネルに洗浄液や
薬液を供給するための複数の供給口１θが設けられる。

一方、操作部も含めた全体が洗浄可能な内視鏡を洗浄す
る場合は、操作部も洗浄槽内に収納される。このときに
使用される供給口（図示せず）は洗浄槽内に設けられる
。

本体の上面部における前端の右側には、比較的使用頻度
の高い操作スイッチ、表示素子からなるメインｉｅネル
部１２が設けられる。第２図に示すように、メインｉｅ
ネル部１２には、洗浄スイッチ２０、消毒スイッチ２ノ
、オーバナイトスイッチ２２、ストップスイッチ２３、
スタートスイッチ２４、漏洩検査スイッチ２５が設けら
れる。ストップスイッチ２３を除く各スイッチ２０，２
１．２２．２４．２５の上方近傍にはそれぞれ各スイッ
チを操作したときにそのことを表示する表示ランプ２６
，２７．２Ｂ。

２９．３０が設けられる。洗浄時における水洗行程とエ
アー吹き行程を示す表示部３１ａ。

３１ｂと、消毒時における水洗行程とエアー吹き行程を
表示する表示部３１ｃ、３１ｄが設けられ、各表示部、
９１ａ、Ｊｉｂ、３１ｃ、３１ｄの上部には各表示ラン
グ３２．３３，３５．３６が設けられる。表示ランプ３
４は消毒行程を示すためのものである。さらに、工程の
残り時間を表示する４桁のＬＥＤからなる時間表示部３
７、異常状態を表示する異常ランプ３８も設けられる。

これらのスイッチ類はすべて接触するだけで操作できる
タッチ式スイッチであるとともに、外面形状がメイン・
母ネル部１２から突出しないシート式スイッチでもある
。さらに、表示器類もメイン・母ネル部１２の表面から
突出しないように設けられ、メインパネル部１２の表面
ハ全体としてフラットな形状に構成されている。

メインパネル部１２の下方である本体の前面上部には同
じく操作スイッチ、表示素子からなるサブパネル部１４
が設けられる。第３図に示すように、押？タン式の電源
スィッチ４１、クリック式ダイアルスイッチからなる水
洗時間設定タイマ４２と消毒時間設定タイマ４３、ツー
アクションスイッチからなるマニュアル用の水洗スイッ
チ４４、エアースイッチ４５、洗浄槽内の薬液を排出す
るための排出スイッチ４６がサブパネル部１４に設けら
れる。上記ツーアクションスイッチは各操作毎にオン、
オフが繰返えされるようになっている。このように、サ
ブパネル部１４には使用頻度の低いものが設置さ５− れている。

との一実施例の内部構造を第牛図に示す。給水源である
水道水の蛇口５０が給水弁５２を介して水ダンク５４に
接続される。蛇口５０は常に開いているとする。水タン
ク５４内の水はポンプ５６を介して洗浄槽５８の注水口
に送られるとともに、ポンプ６０の入力ポートに供給さ
れる。ポンゾロ０の入力ポートには洗剤タンク６２も弁
６４ｆ介して接続される。ポンプ６θの出力ポートは洗
浄槽５８の上部に設けられたノでル６６に接続されると
ともに、逆止弁６８；を介して混合ブロック７０の入力
ポートに接続される。洗浄槽５８の平面形状は円形であ
り、内視鏡（図示せず）は洗浄槽５８の壁面に沿って環
状に収納される。そのため、ノズル６６が図示せぬモー
タにより回転されれば、内視鏡が有効に洗浄される。

洗浄槽５８の底部には排水口が設けられ、排水口は連通
管により切換弁７２に接続される。

切換弁７２は３出力ポートを有し、第１出力ポ６一 −トは排水ポンシフ４を介して排水路（下水道等）に接
続され、第２出力ポートは消毒用の薬液が貯えられてい
る薬液タンク７６に接続される。第３ポート（図示せず
）は閉塞される。薬液タンク７６内の液体はボン７６７
８の入力ポートに供給される。ポンプ７８の出力ポート
は逆止弁８０を介して混合ブロック７０の入力ポートに
接続されるとともに、弁８２を介して洗浄槽５８の注水
口に接続される。混合ブロック７０にはエアーポン７’
８４の出力も逆止弁８６を介して供給される。混合ブロ
ック７０の出力ポートが、内視鏡のチャンネルに接続さ
れる供給口８８に接続される。各タンク”＋６２！Ｈ７
５および洗浄槽５８には水位検出器が設けられる。

この一実施例の動作を説明する。通常の動作は、第２図
かられかるように洗浄、チャンネル内のエアー吹き、浸
漬消毒、チャンネル内のエアー吹きの順であり、洗浄消
毒行程の最後には水洗も行なわれる。動作はオートモー
ドとマニュアルモードに分けられる。オートモードにお
いては、各行程はサブパネル１４上の時間設定タイマ４
２．４４によりあらかじめ設定された時間だけ行なわれ
る。すなわち、オートモードでは各行程の終了が自動的
に制御される。ここで、各行程の動作を簡単に説明する
。洗浄行程には、水タンク５４内の水、あるいはこの水
と洗剤タンク６２内の洗剤との混合水が回転ノでル６６
から内視鏡に噴射される。チャンネル内は混合ブロック
７０からの気泡水により水洗される。洗浄に使われた液
体は切換弁７２を介して排水ボンデ７４により外部へ排
水される。消毒行程には、切換弁７２が第３ポート側に
切換えられることにより洗浄槽５８が貯水状態とされ、
弁８２が開かれ、ボン７°７８により弁８２を介して薬
液が洗浄槽５８内に供給される。内視鏡が薬液に完全に
浸たされると、供給が停止し、このま１の状態が持続さ
れる。消毒行程が終了すると、切換弁７２が第２ポート
側に切換えられ、薬液が薬液タンク７６に回収される。

この実施例は、さらに、漏洩検査も行なえる。

これは、洗浄槽５８内に水を入れ、チャンネル内にエア
ーポンプ８４がら空気を入れて行なわれる。すなわち、
内祝鉾の外皮に亀裂、ピンホール等の漏洩個所があると
、そこから泡が生じるので、この泡により漏洩が検査さ
れる。

次に、マニュアルモードにおける動作を説明する。各行
程はザブノｆネル部１４上のマニュアル用スイッチ４４
．４５のオンにより開始される。ここで、マニュアルモ
ードはスイッチ４４゜４５をオフにすることにより停止
されるが、この実施例では、スイッチの押し忘れに対処
するために、所定時間（ここでは１ｏ分間）経過すると
、たとえスイッチがオンしていても停止されるようにな
っている。これにより、各行程が長時間続行され、装置
の安全性や内視鏡の耐性が劣化することが防止される。

マニュアルモードの漏洩検査行程においても同様のこと
が行なわれる。

上述した動作を第５図にフローチャートとして示す。各
行程が開始されると、モードが判定９− される。オートモーＰであれば設定時間が経過すると行
程が終了する。マニュアルモードであれば、マニュアル
スイッチがオフかどうか判定され、オフ々ら行程は終了
する。マニュアルスイッチがオンでも行程が開始してか
ら１０分経過すると行程は終了する。

このようにこの発明によれば、マニュアルモード時にお
いても、所定時間経過すると行程が終了されるので、ス
イッチの操作を忘れることにより各行程が長時間性なわ
れることが防止される。

この発明は上述した実施例に限定されず、各行程の詳細
な動作等は変更可能であり、また、所定期間も１０分間
に限定されない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による内視鏡洗浄装置の一実施例の斜
視図、第２図、第３図はそのパネル部を示す図、第４図
はこの一実施例の内部構成を示す図、第５図はこの一実
施例の動作を示すフローチャートである。１０− ５４・・・水ダンク、５８・・・洗浄槽、６２・・・洗
剤タンク、６６・・・ノズル、７０・・・混合ブロック
、７６・・・薬液タンク、８４・・・エアーポンプ。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦１１− 第１図

Claims

【特許請求の範囲】

動作期間がオートモードとマニュアルモードのいずれか
一方で制御される内視鏡洗浄装置において、オートモー
ドではあらかじめ設定された時間後に動作が停止され、
マニュアルモードでは停止指示命令が入力された時点と
所定時間゛　経過時点のうち早い時点で動作が停止され
ることを特徴とする内視鏡洗浄装置。