JPS59138119A - A/d変換器 - Google Patents
A/d変換器Info
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- JPS59138119A JPS59138119A JP1201483A JP1201483A JPS59138119A JP S59138119 A JPS59138119 A JP S59138119A JP 1201483 A JP1201483 A JP 1201483A JP 1201483 A JP1201483 A JP 1201483A JP S59138119 A JPS59138119 A JP S59138119A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- converter
- capacitor
- switch
- output
- input signal
- Prior art date
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- Granted
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/34—Analogue value compared with reference values
- H03M1/38—Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type
- H03M1/44—Sequential comparisons in series-connected stages with change in value of analogue signal
- H03M1/442—Sequential comparisons in series-connected stages with change in value of analogue signal using switched capacitors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は高精度のA/D変換器の改良に関するものであ
る。
る。
第1図は従来の縦続型VD変換器に用いられる1ビ、ト
のVD変換器である。入力信号vINが入力端子1に加
えられると、サンプル・ホールド回路(以下S/H回路
と呼ぶ)2でサンプル・ホールドされ、この保持された
電圧vH(=v1N)と基準電圧VR/2は比較回路3
で比較される。VH<vR/2のとき比較回路3の出力
V。Dはローレベル(L)となりスイッチS1を閉、
82を開とし演算増幅器4からV。A=2vH=2v1
Nを出力する。VH>VR/2ノとき比較回路3の出力
V。Dはノhイルペル(6)となり、スイッチS1を開
、 82を閉とし演算増幅器4からV。A=2vH−v
f2 VrN−VRを出力する。第2図は演算増幅器4
からの剰余出力V。Aと入力信号v1Nとの関係を図示
したものでるる。すなわち入力信号vINを基準電圧V
R/2と比較して1ビツトの変換を行なった後比較力を
後段の入力とすれば、各段からの1ビ、ト出力(比較出
力)の組合わせは複数ビットのA/1)変換出力を構成
する。
のVD変換器である。入力信号vINが入力端子1に加
えられると、サンプル・ホールド回路(以下S/H回路
と呼ぶ)2でサンプル・ホールドされ、この保持された
電圧vH(=v1N)と基準電圧VR/2は比較回路3
で比較される。VH<vR/2のとき比較回路3の出力
V。Dはローレベル(L)となりスイッチS1を閉、
82を開とし演算増幅器4からV。A=2vH=2v1
Nを出力する。VH>VR/2ノとき比較回路3の出力
V。Dはノhイルペル(6)となり、スイッチS1を開
、 82を閉とし演算増幅器4からV。A=2vH−v
f2 VrN−VRを出力する。第2図は演算増幅器4
からの剰余出力V。Aと入力信号v1Nとの関係を図示
したものでるる。すなわち入力信号vINを基準電圧V
R/2と比較して1ビツトの変換を行なった後比較力を
後段の入力とすれば、各段からの1ビ、ト出力(比較出
力)の組合わせは複数ビットのA/1)変換出力を構成
する。
ところが第1図に示すような1ビツト人力変換器の場合
、S/H回路2、比較回路3、演算増幅器4のオフセッ
ト訃よびスイッチ81.82のオン抵抗などはすべてA
/D変換器の精度を制限する要因となる。このため複雑
で高価なコンポーネントを用いなければ良い性能が得ら
れないという欠点があり、IC化も難しい。また出力デ
ータのビット数を増すにつれて構成素子数が増えて構成
が複雑になるという欠点もおる。
、S/H回路2、比較回路3、演算増幅器4のオフセッ
ト訃よびスイッチ81.82のオン抵抗などはすべてA
/D変換器の精度を制限する要因となる。このため複雑
で高価なコンポーネントを用いなければ良い性能が得ら
れないという欠点があり、IC化も難しい。また出力デ
ータのビット数を増すにつれて構成素子数が増えて構成
が複雑になるという欠点もおる。
A/D変換方式として最も一般的な逐次比較形の場合も
事情は同様で、サンプル・ホールド回路や比較器にはオ
フセットの少ないものが要求され、D/A変換部として
用いるはしご形抵抗回路や重み付電流源なども出力ビツ
ト数が増えるKつれてこれらの数が増え、また高精度が
要求されるように々る。
事情は同様で、サンプル・ホールド回路や比較器にはオ
フセットの少ないものが要求され、D/A変換部として
用いるはしご形抵抗回路や重み付電流源なども出力ビツ
ト数が増えるKつれてこれらの数が増え、また高精度が
要求されるように々る。
このように高精度のA/D変換器に使用されるキーコン
ポーネントには高精度で高価なものが多数要求され、ま
たIC化が難しいという問題点があった。
ポーネントには高精度で高価なものが多数要求され、ま
たIC化が難しいという問題点があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
、使用する高精度部品が少なく、IC化が容易な高精度
のA/D変換器を実現することを目的とする。
、使用する高精度部品が少なく、IC化が容易な高精度
のA/D変換器を実現することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の第1の要旨とする
ところは、下記の0)のように構成した2つの1ビツト
の変換器と、その接続状態を切換える第2のスイッチ回
路とを有し、この第2のスイッチ回路を前記VD変換器
の一方から入力信号をサンプルしたのち一方の前記A/
1:l変換器の剰余出力を他方の前記A/D変換器の入
力として交互に変換動作するように構成することによシ
、複数ビットのデータ出力を得るようにしたことを特徴
とするA/1)変換器に存する。
ところは、下記の0)のように構成した2つの1ビツト
の変換器と、その接続状態を切換える第2のスイッチ回
路とを有し、この第2のスイッチ回路を前記VD変換器
の一方から入力信号をサンプルしたのち一方の前記A/
1:l変換器の剰余出力を他方の前記A/D変換器の入
力として交互に変換動作するように構成することによシ
、複数ビットのデータ出力を得るようにしたことを特徴
とするA/1)変換器に存する。
(イ) 第1のキャパシタと、この第1のキャパシタの
一端に関連して接続する第2のキャパシタと、この第2
のキャパシタの他端にその入力端子が接続する反転増幅
器と、上記回路の接続状態をスイッチを用いて切換える
スイッチ手段とを備え、前記スイッチ手段は入力信号に
対応する電圧で第2のキャパシタを充電し基準電圧に対
応する電圧で第1のキャパシタを充電して前記入力信号
と前記基準電圧の比較を行なった後、前記比較の結果に
対応して前記第1および第2のキャパシタの保持電圧を
用いて前記入力信号と前記基準電圧に関する算術演算を
行なう回路構成となるよう接続する1ビツトのA/ll
変換器。
一端に関連して接続する第2のキャパシタと、この第2
のキャパシタの他端にその入力端子が接続する反転増幅
器と、上記回路の接続状態をスイッチを用いて切換える
スイッチ手段とを備え、前記スイッチ手段は入力信号に
対応する電圧で第2のキャパシタを充電し基準電圧に対
応する電圧で第1のキャパシタを充電して前記入力信号
と前記基準電圧の比較を行なった後、前記比較の結果に
対応して前記第1および第2のキャパシタの保持電圧を
用いて前記入力信号と前記基準電圧に関する算術演算を
行なう回路構成となるよう接続する1ビツトのA/ll
変換器。
本発明の第2の要旨とするところは下記の0)のように
構成した2つのVD変換器に同一人力信号を与えるとと
もに、クロックを互にずらせて与えることにより、共通
の帰還抵抗を介して前記A/D変換器の2倍のサンプル
・レートで出力を得るようにしたことを特徴とするA/
D変換器に存する。
構成した2つのVD変換器に同一人力信号を与えるとと
もに、クロックを互にずらせて与えることにより、共通
の帰還抵抗を介して前記A/D変換器の2倍のサンプル
・レートで出力を得るようにしたことを特徴とするA/
D変換器に存する。
0) 下記の(o)のように構成した2つのA/D変換
器と、その接続状態を切換える第2のスイッチ回路とを
有し、この第2のスイッチ回路を前記A/D変換器の一
方から入力信号をサンプルしたのち一方の前記A/D変
換器の剰余出力を共通の帰還抵抗を介して他方の前記A
/D変換器の入力として交互に変換動作するように構成
することにより、複数ビットのデータ出力を得るように
したことを特徴とするA/D変換器。
器と、その接続状態を切換える第2のスイッチ回路とを
有し、この第2のスイッチ回路を前記A/D変換器の一
方から入力信号をサンプルしたのち一方の前記A/D変
換器の剰余出力を共通の帰還抵抗を介して他方の前記A
/D変換器の入力として交互に変換動作するように構成
することにより、複数ビットのデータ出力を得るように
したことを特徴とするA/D変換器。
←)第1のキャパシタと、この第1のキャパシタの一端
に関連して接続する第2のキャパシタと、この第2のキ
ャパシタの他端にその入力端子が接続する反転増幅器と
、上記回路の接続状態をスイッチを用いて切換えるスイ
ッチ手段とを備え、前記スイッチ手段は入力信号に対応
する電圧で第2のキャパシタを充電し基準電圧に対応す
る電圧で第1のキャパシタを充電して前記入力信号と前
記基準電圧の比較を行なった後、前記比較の結果に対応
して前記第1および第2のキャパシタの保持電圧を用い
て前記入力信号と前記基準電圧に関する算術演算を行な
う回路構成となるよう接続する1ビツトのA/D変換器
。
に関連して接続する第2のキャパシタと、この第2のキ
ャパシタの他端にその入力端子が接続する反転増幅器と
、上記回路の接続状態をスイッチを用いて切換えるスイ
ッチ手段とを備え、前記スイッチ手段は入力信号に対応
する電圧で第2のキャパシタを充電し基準電圧に対応す
る電圧で第1のキャパシタを充電して前記入力信号と前
記基準電圧の比較を行なった後、前記比較の結果に対応
して前記第1および第2のキャパシタの保持電圧を用い
て前記入力信号と前記基準電圧に関する算術演算を行な
う回路構成となるよう接続する1ビツトのA/D変換器
。
以下図面を用いて本発明を説明する。
第3図は本発明の一実施例を構成する基本回路を示す電
気回路図で1ビツトのA、/D変換器であり、実°施例
の理解を容易にするために実施例に先立って説明する。
気回路図で1ビツトのA、/D変換器であり、実°施例
の理解を容易にするために実施例に先立って説明する。
11はアナログ入力信号vIN、が加えられる入力端子
、811はその一端がこの入力端子11に接続するスイ
ッチ、C1はこのスイッチ811の他端にその一端が接
続する第1のキヤ、<シタ、S12はこのキャパシタC
1の他端にその一端が接続し、他端がコモンに接続する
スイッチ、S15は前記スイッチSj1の他端にその一
端が接続し他端カニ基準電圧■R/2の加わる端子12
に接続するスイッチ、C2は前記スイッチSHの他端に
その一端力玄接続する第2のキャパシタ、13はこのキ
ャパシタC2の他端がその入力端子に接続する反転増幅
器で、例えばCMO8のインバータなどを用いることが
できる。
、811はその一端がこの入力端子11に接続するスイ
ッチ、C1はこのスイッチ811の他端にその一端が接
続する第1のキヤ、<シタ、S12はこのキャパシタC
1の他端にその一端が接続し、他端がコモンに接続する
スイッチ、S15は前記スイッチSj1の他端にその一
端が接続し他端カニ基準電圧■R/2の加わる端子12
に接続するスイッチ、C2は前記スイッチSHの他端に
その一端力玄接続する第2のキャパシタ、13はこのキ
ャパシタC2の他端がその入力端子に接続する反転増幅
器で、例えばCMO8のインバータなどを用いることが
できる。
814は前記反転増幅器15の出力端子と前記入力端子
とに接続するスイッチ、R1とR2は前記反転増幅器1
3の前記出力端子に接続してその出力V。、を分圧する
、値の等しい抵抗、S16はこの抵抗R1とR2の接続
点と前記キャパシタC1の他端とに接続するスイッチ、
815は前記抵抗R1とR2の接続点と前記キャパシタ
C1の一端とに接続するスイッチでbる。
とに接続するスイッチ、R1とR2は前記反転増幅器1
3の前記出力端子に接続してその出力V。、を分圧する
、値の等しい抵抗、S16はこの抵抗R1とR2の接続
点と前記キャパシタC1の他端とに接続するスイッチ、
815は前記抵抗R1とR2の接続点と前記キャパシタ
C1の一端とに接続するスイッチでbる。
14はスイッチ811. S14を制御するクロックC
P1が加えられるクロック入力端子、15はスイッチS
12゜815を制御するクロックCP2が加えられるク
ロック入力端子、16はクロックCP3が加えられるク
ロック入力端子、17はこのクロックCPSをそのクロ
呼ぶ)、18はこのD形F−Fの反転出力および前記ク
ロックcpsを入力とし出力をスイッチ815に加える
AND回路、19はこのD形F−Fの非反転出力および
前記クロックcpsを、入力とし出力をスイッチS16
に加えるAND回路である。20は前記反転増幅器から
の出力を外部に送出する出力端子でおる。
P1が加えられるクロック入力端子、15はスイッチS
12゜815を制御するクロックCP2が加えられるク
ロック入力端子、16はクロックCP3が加えられるク
ロック入力端子、17はこのクロックCPSをそのクロ
呼ぶ)、18はこのD形F−Fの反転出力および前記ク
ロックcpsを入力とし出力をスイッチ815に加える
AND回路、19はこのD形F−Fの非反転出力および
前記クロックcpsを、入力とし出力をスイッチS16
に加えるAND回路である。20は前記反転増幅器から
の出力を外部に送出する出力端子でおる。
なお上記のスイッチ811〜S16、D形F −F17
およびAND回路j9.19は上記1ピツ)A/D変換
回路の接続状態をスイッチで切換えるスイッチ手段を構
成している。
およびAND回路j9.19は上記1ピツ)A/D変換
回路の接続状態をスイッチで切換えるスイッチ手段を構
成している。
次に本回路の動作を説明する。回路全体は第4図に示す
3相のクロ、りCP1〜CP3によって駆動される。
3相のクロ、りCP1〜CP3によって駆動される。
クロックCP1がHとなる第1の区間T1ではスイッチ
S11および814が閉となりその他のスイッチは開と
女る。スイッチ814が閉じていると反転増幅器150
入出力端子り一定値V。F、c′yi算増幅器のオフセ
ット電圧やインノ(−夕のしきい値電圧など)となり、
したがってキャノ2シタC2は端子間電圧vIN1−
V。FFで充電される。
S11および814が閉となりその他のスイッチは開と
女る。スイッチ814が閉じていると反転増幅器150
入出力端子り一定値V。F、c′yi算増幅器のオフセ
ット電圧やインノ(−夕のしきい値電圧など)となり、
したがってキャノ2シタC2は端子間電圧vIN1−
V。FFで充電される。
クロックC?2がHとなる第2の区間T2ではスイッチ
812と815のみが閉となる。このときC1は基準電
圧VR/2に充電され、反転増幅器13の入力電圧VX
は R VX =−vIN1+vOFF となる。スイッチ814は開いているので、反転増幅器
15は比較器として働き、前記入力電圧vxがvoFF
より高いと、すなわち ならば反転増幅器13の比較出力はL1逆の場合にはH
となって、1ビツトのA/D変換出力が得られる。
812と815のみが閉となる。このときC1は基準電
圧VR/2に充電され、反転増幅器13の入力電圧VX
は R VX =−vIN1+vOFF となる。スイッチ814は開いているので、反転増幅器
15は比較器として働き、前記入力電圧vxがvoFF
より高いと、すなわち ならば反転増幅器13の比較出力はL1逆の場合にはH
となって、1ビツトのA/D変換出力が得られる。
クロックC1がHとなる第5の区間T3ではスイッチS
15またはS16のどちらか一方だけが閉とな17の出
力側に転送され、前記比較出力がLのとき815が閉じ
前記比較出力がHのとき816が閉じて、どちらの場合
もvI=voFF&なって平衝する。すなわち、比較出
力がLのときは、 01 ” =2 − (vINl−vOFF )= VOF
Fより、反転増幅器15の出力■。、は、■=2vXN
。
15またはS16のどちらか一方だけが閉とな17の出
力側に転送され、前記比較出力がLのとき815が閉じ
前記比較出力がHのとき816が閉じて、どちらの場合
もvI=voFF&なって平衝する。すなわち、比較出
力がLのときは、 01 ” =2 − (vINl−vOFF )= VOF
Fより、反転増幅器15の出力■。、は、■=2vXN
。
1
となる。一方比較出力がHのときは、同様に01vR
”” 2 ” 2 −(vINl−VOFF)=v
OFFより ■01 = 2vIN1− ”R となり剰余出力が得られる。
OFFより ■01 = 2vIN1− ”R となり剰余出力が得られる。
上記に示した関係から明らかなように、このような構成
とすることにより、 A/D変換出力および剰余出力に
対するオフセットの影響を原理的に無くすことができる
。またキャパシタを用いた方式なので平衡状態で社電流
が流れないため、スイッチのオン抵抗による誤差も生じ
ない。またf3/’14回路、比較回路、算術演算回路
などを1つの反転増幅器で実現しているため構成が筒車
である。更に回路の主要部分はアナログ・スイッチ、イ
ンバータ、小容量のキャパシタ、同一抵抗値の抵抗ペア
だけで、特に高性能碌素子を必要としないのでIC化に
向いている。
とすることにより、 A/D変換出力および剰余出力に
対するオフセットの影響を原理的に無くすことができる
。またキャパシタを用いた方式なので平衡状態で社電流
が流れないため、スイッチのオン抵抗による誤差も生じ
ない。またf3/’14回路、比較回路、算術演算回路
などを1つの反転増幅器で実現しているため構成が筒車
である。更に回路の主要部分はアナログ・スイッチ、イ
ンバータ、小容量のキャパシタ、同一抵抗値の抵抗ペア
だけで、特に高性能碌素子を必要としないのでIC化に
向いている。
なお第3図の回路において、入力信号によってキャパシ
タC2を充電する際に信号源インピーダンスが高いと充
電時間が長くなる。この点を改善するためには、第3図
のP点にバッファB(図は省略)を挿入してその出力を
キャパシタC2に加えるようにすればよい。この場合に
バッファBのオフセットは反転増幅器15のオフセット
と同様に考えることができ、オフセット・キャンセルの
利点はそのまま残すことができる。
タC2を充電する際に信号源インピーダンスが高いと充
電時間が長くなる。この点を改善するためには、第3図
のP点にバッファB(図は省略)を挿入してその出力を
キャパシタC2に加えるようにすればよい。この場合に
バッファBのオフセットは反転増幅器15のオフセット
と同様に考えることができ、オフセット・キャンセルの
利点はそのまま残すことができる。
第5図は本発明の一実施例を示す電気回路図で、実質的
に2組の基本回路(第5図)を組合わせて複数ビットの
データ出力を得るようにしたものである。ADHおよび
AD12は第3図のA/D変換器の人D1の部分と同一
の構成で、スイッチ811〜816は5111〜511
6および5211〜5216と対応し、キャパシタCI
、02は011. C12およびC21,C22と対応
し、反転増幅器15は113および215にそれぞれ対
応している。5100は前記AD11のキャパシタCI
2の一端に接続し、入力信号V□N2をサンプリングす
るためのスイッチ、810. 820はそれぞれその一
端が反転増幅器H3,213の出力端子に接続し、他端
が帰還用抵抗R11に接続する、剰余出力を選択するた
めのスイッチ、21は外部からスタート・パルスST、
4相のクロ、りCP1〜cP4、比較出方を入力し
て各スイッチへの制御信号を発生し、複数ビットの(A
/D変換)データ出方を発生する制御回路である。
に2組の基本回路(第5図)を組合わせて複数ビットの
データ出力を得るようにしたものである。ADHおよび
AD12は第3図のA/D変換器の人D1の部分と同一
の構成で、スイッチ811〜816は5111〜511
6および5211〜5216と対応し、キャパシタCI
、02は011. C12およびC21,C22と対応
し、反転増幅器15は113および215にそれぞれ対
応している。5100は前記AD11のキャパシタCI
2の一端に接続し、入力信号V□N2をサンプリングす
るためのスイッチ、810. 820はそれぞれその一
端が反転増幅器H3,213の出力端子に接続し、他端
が帰還用抵抗R11に接続する、剰余出力を選択するた
めのスイッチ、21は外部からスタート・パルスST、
4相のクロ、りCP1〜cP4、比較出方を入力し
て各スイッチへの制御信号を発生し、複数ビットの(A
/D変換)データ出方を発生する制御回路である。
上記のような構成のA/D変換器の動作を第6図のタイ
ム・チャートを用いて以下に説明する。回路全体は4相
のクロックCP1〜CP4およびスタート信4sTによ
り動作する。まず5TICよシスイッチS+00.81
14のみが閉になりキャパシタc12はvIN2−vo
FFl(voFF、は反転増幅器113のオフセットま
たはしきい値)の電位迄充電される。次にクロックCP
2でスイッチ5113,5112のみが閉となり、キャ
パシタC11がVR/2まで充電され、反転増幅器11
3は′vRAとvIN2を比較する。クロックcp3で
はクロックCP2における反転増幅器113の比較結果
(MSB(Most 51gn1ficant Bit
)データ)にょシ、8115 または5116と81
0が閉となシ、抵抗R11の上端に剰余出力が得られる
。このとき同時にスイッチ8211.8214も閉とな
シ、キャパシタC21にこの剰余出力がホールドされる
。次のクロックCP4で次のビットのデータを得る。ク
ロックCP1ではこの比較結果により、抵抗R11の上
端に2番目の剰余出力を得、これをキャパシタCI2に
ホールドする。このように、ADll、 AD12の回
路を交互に切換えながら、次々と剰余出力を得、これを
共通の基準重圧vR/2と比較することにより、順次変
換データを得ることができ、複数ビットのデータ出力と
して制御回路から出力される。
ム・チャートを用いて以下に説明する。回路全体は4相
のクロックCP1〜CP4およびスタート信4sTによ
り動作する。まず5TICよシスイッチS+00.81
14のみが閉になりキャパシタc12はvIN2−vo
FFl(voFF、は反転増幅器113のオフセットま
たはしきい値)の電位迄充電される。次にクロックCP
2でスイッチ5113,5112のみが閉となり、キャ
パシタC11がVR/2まで充電され、反転増幅器11
3は′vRAとvIN2を比較する。クロックcp3で
はクロックCP2における反転増幅器113の比較結果
(MSB(Most 51gn1ficant Bit
)データ)にょシ、8115 または5116と81
0が閉となシ、抵抗R11の上端に剰余出力が得られる
。このとき同時にスイッチ8211.8214も閉とな
シ、キャパシタC21にこの剰余出力がホールドされる
。次のクロックCP4で次のビットのデータを得る。ク
ロックCP1ではこの比較結果により、抵抗R11の上
端に2番目の剰余出力を得、これをキャパシタCI2に
ホールドする。このように、ADll、 AD12の回
路を交互に切換えながら、次々と剰余出力を得、これを
共通の基準重圧vR/2と比較することにより、順次変
換データを得ることができ、複数ビットのデータ出力と
して制御回路から出力される。
上記に示す実施例のように構成することによりA/D変
換出力のビット数の拡張は手順の繰り返しを増す〆〆だ
けで実現できるので構成が簡遂になる。反転増幅器11
3. 213は原理的に自動零調が行われたことになシ
オフセットの影響がない。また前述したようにスイッチ
のオン抵抗の影響もない。
換出力のビット数の拡張は手順の繰り返しを増す〆〆だ
けで実現できるので構成が簡遂になる。反転増幅器11
3. 213は原理的に自動零調が行われたことになシ
オフセットの影響がない。また前述したようにスイッチ
のオン抵抗の影響もない。
回路はアナログ・スイ、チ、論理回路のインバータなど
IC化が容易なコンポーネントからなり、特に0MO8
で構成しやすい。基準となる抵抗R11,R12は値が
揃っていればよく、絶対値の精度は問われない。また帰
還抵抗R11,R−12を共通に用いているので比較的
高精度の必要な帰還抵抗の使用数を節約できる。
IC化が容易なコンポーネントからなり、特に0MO8
で構成しやすい。基準となる抵抗R11,R12は値が
揃っていればよく、絶対値の精度は問われない。また帰
還抵抗R11,R−12を共通に用いているので比較的
高精度の必要な帰還抵抗の使用数を節約できる。
第7図は本発明の第2の実施例を示す電気回路図で、前
記第5図の実施例のA/D変換器を2組用いて、サンプ
リング・レートを2倍にしたものである。回路AD+1
1とADll2. AD2NとAD212はそれぞれ
対になって(第5図の説明で述べたように)交互に出力
する。入力信号vIN3はADlllおよびAD211
に加えられ、2組のA/D変換器に与える4相クロツク
の位相を図示のように互いにずらすことにより、共通の
帰還抵抗R21の上端において交互に剰余出力を得るこ
とができる。スタート・パルスST1 、 8T2はビ
ット数に対応した変換周期のなかで、等間隔になるよう
に発生すればよい。2組のA/D変換器からの比較出力
は各周期ごとに制御回路22から複数ビットのデータ出
力として外部へ出力される。
記第5図の実施例のA/D変換器を2組用いて、サンプ
リング・レートを2倍にしたものである。回路AD+1
1とADll2. AD2NとAD212はそれぞれ
対になって(第5図の説明で述べたように)交互に出力
する。入力信号vIN3はADlllおよびAD211
に加えられ、2組のA/D変換器に与える4相クロツク
の位相を図示のように互いにずらすことにより、共通の
帰還抵抗R21の上端において交互に剰余出力を得るこ
とができる。スタート・パルスST1 、 8T2はビ
ット数に対応した変換周期のなかで、等間隔になるよう
に発生すればよい。2組のA/D変換器からの比較出力
は各周期ごとに制御回路22から複数ビットのデータ出
力として外部へ出力される。
このような構成とすることによυ、前記第1の実施例に
おける特徴に更に加えて、サンプリング・レートが2倍
になるという利点を有し、変化の速い入力信号に対する
応答特性がよくなる。また帰な帰還抵抗の使用数を節約
できる。
おける特徴に更に加えて、サンプリング・レートが2倍
になるという利点を有し、変化の速い入力信号に対する
応答特性がよくなる。また帰な帰還抵抗の使用数を節約
できる。
以上述べたように本発明によれば、使用する高精度部品
が少なく、IC化が容易な高精度のA/D変換器を簡単
な構成で実現できる。
が少なく、IC化が容易な高精度のA/D変換器を簡単
な構成で実現できる。
第1図は従来の1ビ、トの縦続形A/D変換器、第2図
は第1図における剰余出力と入力との関係を示すチャー
ト、第3図は本発明の実施例を構成する基本回路を示す
電気回路図、第4図は第5図に示す回路の動作を説明す
るためのタイム・チャ−ト、第5図は本発明の一実施例
を示す電気回路図、第6図は第5図の回路の動作を説明
するだめのタイム・チャート、第7図は本発明の第2の
実施例を示す電気回路図でおる。 v工N1= vIN2.vINK”’入力信号、CI、
C11、C21・・・第1のキャパシタ、C2,C1
2,C22・・・第2のキャパシタ、1!5. 11!
S 、 215 ・・・反転増幅器、vR/2・・・
基準電圧、CPl 、 CF2 、 CF2 、
CF2・・・クロック、R21,R22・・・帰還抵
抗、811〜816 、8100.8111〜8116
.8211〜5216. 810. 820.8110
.8120゜8210 、8220・・・スイッチ。
は第1図における剰余出力と入力との関係を示すチャー
ト、第3図は本発明の実施例を構成する基本回路を示す
電気回路図、第4図は第5図に示す回路の動作を説明す
るためのタイム・チャ−ト、第5図は本発明の一実施例
を示す電気回路図、第6図は第5図の回路の動作を説明
するだめのタイム・チャート、第7図は本発明の第2の
実施例を示す電気回路図でおる。 v工N1= vIN2.vINK”’入力信号、CI、
C11、C21・・・第1のキャパシタ、C2,C1
2,C22・・・第2のキャパシタ、1!5. 11!
S 、 215 ・・・反転増幅器、vR/2・・・
基準電圧、CPl 、 CF2 、 CF2 、
CF2・・・クロック、R21,R22・・・帰還抵
抗、811〜816 、8100.8111〜8116
.8211〜5216. 810. 820.8110
.8120゜8210 、8220・・・スイッチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)下記の(イ)のように構成した2つの1ビツトA
/1)変換器と、その接続状態を切換える第2のスイッ
チ回路とを有し、この第2のスイッチ回路を前記A/D
変換器の一方から入力信号をサンプルしたのち一方の前
記A/1)変換器の剰余出力を他方の前記A力変換器の
入力として交互に変換動作するように構成することによ
り、複数ピットのデータ出力を得るようにしたことを特
徴とするの変換器。 (イ)第1のキャパシタと、この第1のキャパシタの一
端に関連して接続する第2のキャパシタと、この第2の
キャパシタの他端にその入力端子が接続する反転増幅器
と、上記回路の接続状態をスイッチを用いて切換えるス
イッチ手段とを備え、前記スイッチ手段は入力信号に対
応する電圧で第2のキャパシタを充電し基準電圧に対応
する電圧で第1のキャパシタを充電して前記入力信号と
前記基準電圧の比較を行なった後、前記比較の結果に対
応して前記第1および第2のキャパシタの保持電圧を用
いて前記入力信号と前記基準電圧に関する算術演算を行
なう回路構成となるよう接続する1ビツトのVD変換器
。 (2) スイッチおよび反転増幅器を0MO8で構成
した特許請求の範囲第1項記載のVD変換器。 (5)下記の(イ)のように構成した2つのA/D変換
器に同一人力信号を与えるとともに、クロックを互にず
らせて与えるととにより、共通の帰還抵抗を介して前記
VD変換器の2倍のサンプル・レートで出力を得るよう
にした′ことを特徴とするA/D変換器。 何)下記の(ロ)のように構成した2つの1ビツトA/
D変換器と、その接続状態を切換える第2のスイッチ回
路とを有し、仁の第2のスイッチ回路を前記A/D変換
器の一方から入力信号をサンプルしたのち一方の前記A
/D変換器の剰余出力を共通の帰還抵抗を介して他方の
前記VD変換器の入力として交互に変換動作するように
構成することにより、複数ビットのデータ出力を得るよ
うにしたことを特徴とするVD変換器。 (ロ) 第1のキャパシタと、この第1のキャパシタの
一端に関連して接続する第2のキャパシタと、この第2
のキャパシタの他端にその入力端子が接続する反転増幅
器と、上記回路の接続状態をスイッチを用いて切換える
スイッチ手段とを備え、前記スイッチ手段は入力信号に
対応する電圧で第2のキャパシタを充電し基準電圧に対
応する電圧で第1のキャパシタを充電して前記入力信号
と前記基準電圧の比較を行なった後、前記比較の結果に
対応して前記第1および第2のキャパシタの保持電圧を
用いて前記入力信号と前記基準電圧に関する算術演算を
行なう回路構成となるよう接続する1ビツトのVD変換
器。 (4) スイッチおよび反転増幅器を0MO8で構成
した特許請求の範囲第3項記載のA/D変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1201483A JPS59138119A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | A/d変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1201483A JPS59138119A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | A/d変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59138119A true JPS59138119A (ja) | 1984-08-08 |
JPH0149058B2 JPH0149058B2 (ja) | 1989-10-23 |
Family
ID=11793734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1201483A Granted JPS59138119A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | A/d変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59138119A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54111247A (en) * | 1978-01-27 | 1979-08-31 | Nat Semiconductor Corp | Precise multiple input voltage amplifier and comparator |
-
1983
- 1983-01-27 JP JP1201483A patent/JPS59138119A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54111247A (en) * | 1978-01-27 | 1979-08-31 | Nat Semiconductor Corp | Precise multiple input voltage amplifier and comparator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0149058B2 (ja) | 1989-10-23 |
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