JPS59137763A - 吸収ヒ−トポンプ - Google Patents
吸収ヒ−トポンプInfo
- Publication number
- JPS59137763A JPS59137763A JP1219983A JP1219983A JPS59137763A JP S59137763 A JPS59137763 A JP S59137763A JP 1219983 A JP1219983 A JP 1219983A JP 1219983 A JP1219983 A JP 1219983A JP S59137763 A JPS59137763 A JP S59137763A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- absorber
- refrigerant
- condenser
- generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、燃焼ガスその他の高温熱源により駆動し、例
えば85°C程度の高温排温水その他の熱源流体を蒸発
器に供給して熱をくみ上げ、例えば80℃程度の温水を
140℃程度にまで昇温する高温被加熱流体取得用の吸
収ヒートポンプに関する。
えば85°C程度の高温排温水その他の熱源流体を蒸発
器に供給して熱をくみ上げ、例えば80℃程度の温水を
140℃程度にまで昇温する高温被加熱流体取得用の吸
収ヒートポンプに関する。
(ロ)従来技術
発生器、凝縮器、蒸発器、吸収器等を配管接続し、発生
器を燃焼ガスで加熱して駆動し、冷媒と吸収液の循環サ
イクルを形成せしめ、吸収器から凝縮器へ例えば温風を
流通せしめて90℃程度まで昇温する吸収ヒートポンプ
は、従来、広く知られている。
器を燃焼ガスで加熱して駆動し、冷媒と吸収液の循環サ
イクルを形成せしめ、吸収器から凝縮器へ例えば温風を
流通せしめて90℃程度まで昇温する吸収ヒートポンプ
は、従来、広く知られている。
斯る周知の吸収ヒートポンプにおいては100℃以上の
温風を得ようとすれば、凝縮器での冷媒凝縮温度を10
0℃より高くする必要があり、例えば臭化リチウム水溶
液を吸収液、水を冷媒に用いた場合には、凝縮器内圧(
水蒸気圧)を大気圧より高くしなげればならず、発生器
内圧は更に高くしなければならない結果、凝縮器及び発
生器が法令上にいう所謂圧力容器としての取扱いを受け
ることになる。そのため、斯る周知の吸収ヒートポンプ
によりて100℃以上の被加熱流体を得ようとすると発
生器及び凝縮器の取扱いに様々の制約を受ける問題があ
る。
温風を得ようとすれば、凝縮器での冷媒凝縮温度を10
0℃より高くする必要があり、例えば臭化リチウム水溶
液を吸収液、水を冷媒に用いた場合には、凝縮器内圧(
水蒸気圧)を大気圧より高くしなげればならず、発生器
内圧は更に高くしなければならない結果、凝縮器及び発
生器が法令上にいう所謂圧力容器としての取扱いを受け
ることになる。そのため、斯る周知の吸収ヒートポンプ
によりて100℃以上の被加熱流体を得ようとすると発
生器及び凝縮器の取扱いに様々の制約を受ける問題があ
る。
()→ 発明の目的
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、発生器や凝縮
器など冷媒と吸収液の循環サイクルを形成せしめる各構
成機器内圧を大気圧より低く維持しつつ、例えば80℃
程度の被加熱流体を100℃以上に昇温することのでき
る吸収ヒートポンプの提供を目的としたものである。
器など冷媒と吸収液の循環サイクルを形成せしめる各構
成機器内圧を大気圧より低く維持しつつ、例えば80℃
程度の被加熱流体を100℃以上に昇温することのでき
る吸収ヒートポンプの提供を目的としたものである。
に)発明の構成
本発明は、此種吸収ヒートポンプにおいて、発生器から
の冷媒蒸気を吸収する高温吸収器を備え、凝縮器で昇温
した被加熱流体を、吸収器で吸収液が冷媒を吸収する際
に発生する熱(以下、吸収熱という)により昇温させ、
更に高温吸収器で吸収熱により一層昇温させる構成を採
り、上記目的を達成したものである。
の冷媒蒸気を吸収する高温吸収器を備え、凝縮器で昇温
した被加熱流体を、吸収器で吸収液が冷媒を吸収する際
に発生する熱(以下、吸収熱という)により昇温させ、
更に高温吸収器で吸収熱により一層昇温させる構成を採
り、上記目的を達成したものである。
(ホ)実施例
第1図は、本発明の一実施例を示した回路構成概略図で
、(1)は燃焼加熱室(2)を有する発生器、(3)は
発生器(1)からの冷媒蒸気を液化する凝縮器、(4)
は凝縮器(3)からの液化冷媒を気化する蒸発器、(5
)は発生器(1)から高温溶液熱交換器(6)を経て器
内に散布される高温度レベル(例えば150℃程度)の
吸jpl(液で発生器(1)からの冷媒蒸気を吸収する
高温吸収器、(力は高温吸収器(5)から低温溶液熱交
換器(8)を経て器内に散布される中温度レベル(例え
ば、122℃乃至126℃程度)の吸収液で蒸発器(4
)からの気化冷媒を吸収する吸収器で、これらは冷媒蒸
気管(9)、制御弁(■1)を有する分岐冷媒蒸気管(
10)、冷媒液流下管(11)、冷媒ポンプ(121を
有する冷媒還流管(13)、気化冷媒管04)、溶液ポ
ンプQ51を有する稀液管06)、濃液流下管07)及
び中間液流下管0樽で気密に接続されて冷媒(例えば水
)と吸収液(例えば、臭化リチウム水溶液)の循環サイ
クル)を形成するようになっている。
、(1)は燃焼加熱室(2)を有する発生器、(3)は
発生器(1)からの冷媒蒸気を液化する凝縮器、(4)
は凝縮器(3)からの液化冷媒を気化する蒸発器、(5
)は発生器(1)から高温溶液熱交換器(6)を経て器
内に散布される高温度レベル(例えば150℃程度)の
吸jpl(液で発生器(1)からの冷媒蒸気を吸収する
高温吸収器、(力は高温吸収器(5)から低温溶液熱交
換器(8)を経て器内に散布される中温度レベル(例え
ば、122℃乃至126℃程度)の吸収液で蒸発器(4
)からの気化冷媒を吸収する吸収器で、これらは冷媒蒸
気管(9)、制御弁(■1)を有する分岐冷媒蒸気管(
10)、冷媒液流下管(11)、冷媒ポンプ(121を
有する冷媒還流管(13)、気化冷媒管04)、溶液ポ
ンプQ51を有する稀液管06)、濃液流下管07)及
び中間液流下管0樽で気密に接続されて冷媒(例えば水
)と吸収液(例えば、臭化リチウム水溶液)の循環サイ
クル)を形成するようになっている。
09は燃焼加熱室(2)へ燃料を供給する燃料制御弁(
■2)付き燃料供給管、翰は蒸発器(4)に収納した熱
源管並びに(21)は凝縮器(3)、吸収器(力及び高
温吸収器(5)に収納した被加熱管で、肢管を通して被
加熱流体が凝縮器(3)から吸収器(力を経て高温吸収
器(5)へと流通するようにしている。
■2)付き燃料供給管、翰は蒸発器(4)に収納した熱
源管並びに(21)は凝縮器(3)、吸収器(力及び高
温吸収器(5)に収納した被加熱管で、肢管を通して被
加熱流体が凝縮器(3)から吸収器(力を経て高温吸収
器(5)へと流通するようにしている。
(S)は被加熱流体の高温吸収器(5)出口側温度を感
知する検出器で、該検出器の信号により調節器(C)を
介して被加熱流体温度の上昇降下に対応して制御弁(V
l )及び/又は燃料制御弁(v2)の開度な減増し、
燃料供給量を減増l−で発生器(1)での冷媒発生量及
び/又は高温吸収器(5)への冷媒流入量を減増調節す
るようにしている。
知する検出器で、該検出器の信号により調節器(C)を
介して被加熱流体温度の上昇降下に対応して制御弁(V
l )及び/又は燃料制御弁(v2)の開度な減増し、
燃料供給量を減増l−で発生器(1)での冷媒発生量及
び/又は高温吸収器(5)への冷媒流入量を減増調節す
るようにしている。
を冷媒、臭化リチウム水溶液を吸収液とし、熱源管翰へ
85℃の排温水を供給し、被加熱管(21)を通して負
荷側熱交換器(図示せず)から80℃の温水を凝縮器(
3)に流入させ、発生器(1)での吸収液沸騰温度を1
60℃で運転した場合のデユーリング線図を示したもの
である。
85℃の排温水を供給し、被加熱管(21)を通して負
荷側熱交換器(図示せず)から80℃の温水を凝縮器(
3)に流入させ、発生器(1)での吸収液沸騰温度を1
60℃で運転した場合のデユーリング線図を示したもの
である。
斯る運転例にあっては、被加熱管Cυを流通する温水は
、先ず凝縮器(3)において95℃に昇温され、次に吸
収器(力において吸収熱により110°GK昇温され、
更に高温吸収器(5)において吸収熱により140°C
に昇温されて負荷側熱交換器へ戻される。
、先ず凝縮器(3)において95℃に昇温され、次に吸
収器(力において吸収熱により110°GK昇温され、
更に高温吸収器(5)において吸収熱により140°C
に昇温されて負荷側熱交換器へ戻される。
そして、第2図から明らかなように、発生器(1)、凝
縮器(3)、高温吸収器(5)、吸収器(力など冷媒と
吸収液の循環サイクルが形成される構成機器内圧は大気
圧以下に維持されつつ運転されるのである。
縮器(3)、高温吸収器(5)、吸収器(力など冷媒と
吸収液の循環サイクルが形成される構成機器内圧は大気
圧以下に維持されつつ運転されるのである。
尚、第1図中に表示した温度は上記運転例での各部の吸
収液温度、冷媒温度又は温水温度の概略値を示したもの
である。
収液温度、冷媒温度又は温水温度の概略値を示したもの
である。
(へ)発明の効果
本発明吸収ヒートポンプは、以上のように、中温度レベ
ル(例えば80℃程度)の熱源流体から蒸発器を介して
熱をくみ上げ、該蒸発器において気化した冷媒を吸収す
る吸収器よりも高温度レベルで発生器からの冷媒蒸気を
吸収する高温吸収器を備え、凝縮器から吸収器経由で高
温吸収器へと被加熱流体を流通させるようにしたもので
あるから、冷媒と吸収液の循環サイクルが形成される構
成機器内圧を大気圧以下に維持しつつ、例えば80℃程
度の温水を140℃程度にまで昇温できる効果を奏する
ものであり、また、該構成機器は、法令上の圧力容器と
しての取り扱いを受けないので、耐圧構造のものにする
必要がなく安価に製作できる利点があり、さらに、被加
熱流体に温風を用い、例えば被加熱管を温風を要する部
屋に開口接続するような場合には該被加熱管も圧力容器
としての取り扱いを免除され得るので、保安要員を必要
とせず、取扱いも簡便となる利点がある。
ル(例えば80℃程度)の熱源流体から蒸発器を介して
熱をくみ上げ、該蒸発器において気化した冷媒を吸収す
る吸収器よりも高温度レベルで発生器からの冷媒蒸気を
吸収する高温吸収器を備え、凝縮器から吸収器経由で高
温吸収器へと被加熱流体を流通させるようにしたもので
あるから、冷媒と吸収液の循環サイクルが形成される構
成機器内圧を大気圧以下に維持しつつ、例えば80℃程
度の温水を140℃程度にまで昇温できる効果を奏する
ものであり、また、該構成機器は、法令上の圧力容器と
しての取り扱いを受けないので、耐圧構造のものにする
必要がなく安価に製作できる利点があり、さらに、被加
熱流体に温風を用い、例えば被加熱管を温風を要する部
屋に開口接続するような場合には該被加熱管も圧力容器
としての取り扱いを免除され得るので、保安要員を必要
とせず、取扱いも簡便となる利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示す回路構成概略説明図、
第2図は本発明の運転例におけるデー−リング線図を示
したものである。 (1)・・・発生器、 (3)・・・凝縮器、 (4)
・・・蒸発器、(5)・・・高温吸収器、 (6)・・
・高温溶液熱交換器、 (力・・・吸収器、 (8)・
・・低温溶液熱交換器、 00)・・・分岐冷媒蒸気管
、 (19・・・燃料供給管、 aO+・・・熱源管、
eυ・・・被加熱管、 (C)・・・調節器、 (S)
・・・検出器、(■、)・・・制御弁、 (■2)・・
燃料制御弁。 第1図
第2図は本発明の運転例におけるデー−リング線図を示
したものである。 (1)・・・発生器、 (3)・・・凝縮器、 (4)
・・・蒸発器、(5)・・・高温吸収器、 (6)・・
・高温溶液熱交換器、 (力・・・吸収器、 (8)・
・・低温溶液熱交換器、 00)・・・分岐冷媒蒸気管
、 (19・・・燃料供給管、 aO+・・・熱源管、
eυ・・・被加熱管、 (C)・・・調節器、 (S)
・・・検出器、(■、)・・・制御弁、 (■2)・・
燃料制御弁。 第1図
Claims (1)
- (1)発生器、凝縮器、蒸発器、該蒸発器からの気化冷
媒を吸収液に吸収させる吸収器、前記発生器からの冷媒
蒸気ン吸収液に吸収させる高温吸収器および溶液熱交換
器を配管接続して冷媒と吸収液の循環サイクルを形成せ
しめ、前記凝縮器から吸収器経由で高温吸収器へ被加熱
流体を流通せしめて成る吸収ヒートポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1219983A JPS59137763A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 吸収ヒ−トポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1219983A JPS59137763A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 吸収ヒ−トポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59137763A true JPS59137763A (ja) | 1984-08-07 |
JPH0357384B2 JPH0357384B2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=11798732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1219983A Granted JPS59137763A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 吸収ヒ−トポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59137763A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007120810A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Tokyo Gas Co Ltd | 吸収ヒートポンプ |
-
1983
- 1983-01-27 JP JP1219983A patent/JPS59137763A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007120810A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Tokyo Gas Co Ltd | 吸収ヒートポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357384B2 (ja) | 1991-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59107160A (ja) | 2モ−ド式熱ポンプの操作方法及び該方法による操作のための2モ−ド式熱ポンプ | |
JP2782555B2 (ja) | 吸収ヒートポンプ | |
JPS59137763A (ja) | 吸収ヒ−トポンプ | |
US6250089B1 (en) | Hot water condenser for multi-stage absorption system | |
JP3318791B2 (ja) | 直火焚き吸収冷温水機における廃熱回収システム | |
JPS59137764A (ja) | 吸収ヒ−トポンプ | |
JPS59109753A (ja) | 吸収ヒ−トポンプ | |
JP3381094B2 (ja) | 吸収式冷暖給湯装置 | |
JPH0353547B2 (ja) | ||
JPS5831262A (ja) | 吸収ヒ−トポンプの吸収液結晶防止装置 | |
JPH0583831B2 (ja) | ||
JPS5944555A (ja) | 吸収式ヒートポンプの結晶防止方法 | |
JPS5927165A (ja) | 吸収ヒ−トポンプ | |
JPS5831261A (ja) | 吸収ヒ−トポンプ | |
JPS5831264A (ja) | 吸収ヒ−トポンプ | |
JPS6113550B2 (ja) | ||
JPS5813968A (ja) | 吸収冷凍機 | |
JPS6033462A (ja) | 吸収ヒ−トポンプ装置 | |
JPS58129170A (ja) | 太陽熱利用吸収式冷凍機の制御方法 | |
JPS59189264A (ja) | 吸収式冷温流体供給装置 | |
JPS5845469A (ja) | 吸収ヒ−トポンプ | |
JPS58203361A (ja) | 太陽熱利用吸収式冷温水機 | |
JPS5974468A (ja) | 吸収式ヒ−トポンプ | |
JPS6150226B2 (ja) | ||
JPH048701B2 (ja) |