JPS59136415A - 高透磁率合金膜の製造方法 - Google Patents

高透磁率合金膜の製造方法

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JPS59136415A
JPS59136415A JP1104183A JP1104183A JPS59136415A JP S59136415 A JPS59136415 A JP S59136415A JP 1104183 A JP1104183 A JP 1104183A JP 1104183 A JP1104183 A JP 1104183A JP S59136415 A JPS59136415 A JP S59136415A
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film
alloy film
alloy
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aluminum
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▲かど▼野 勝
Masaru Kadono
Masatoshi Tomita
正敏 冨田
Tetsuo Muramatsu
哲郎 村松
Tatsushi Yamamoto
達志 山本
Shuhei Tsuchimoto
修平 土本
Mitsuhiko Yoshikawa
吉川 光彦
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/08Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers
    • H01F10/10Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition
    • H01F10/12Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being metals or alloys
    • H01F10/14Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being metals or alloys containing iron or nickel
    • H01F10/142Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being metals or alloys containing iron or nickel containing Si
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は鉄とアルミニウムと硅素とを含有する磁性合金
膜(センダスト合金膜)を作成する為の新規な製造方法
に関する。
〈従来技術〉 従来、高透磁率であり磁気ヘッドの材料として極めて有
用なものとして鉄・アルミニウム・硅素の合金(センダ
スト合金)がよく知られている。
そして従来のセンダスト合金の膜形成方法としては次の
様なものが知られている。即ち、(1)  センダスト
合金のバルク材を研磨する事によって所定の膜厚に加工
する方法、(2)  スパッタリングにより所定の膜厚
のセンダスト合金膜を形成する方法、(3)液体急冷法
によりセンダスト合金膜を形成する方法である。しかし
上記(1)の方法はセンダスト合金のバルク材が脆性を
有するため非常に加工しにくいものである。父上記(2
)の方法では成膜速度が非常に遅いため磁気ヘッド用等
の比較的に厚い膜を作成する為の製法としては適さない
。父上記(3)の方法ではセンダスト合金膜の膜厚が作
製条件によって決定されてしまうという制約があり好ま
しくない。更に作製膜を加工する場合にセンダスト合金
膜の脆性の問題及び粒径の大きさの問題が残り好ましい
方法とは言えない。
〈目的〉 本発明は以上の従来の製造方法とは全く異なる製造方法
によってセンダスト合金膜を形成するものであり、成膜
速度が速くしかも適正組成のセンダスト合金膜を得るこ
とのできる新規・有用な製法を提供することを目的とす
るものである。
〈本発明に至る迄の経過〉 本発明に係る高透磁率合金膜の製造方法は鉄とアルミニ
ウムと硅素とによって構成されアルミニウムの組成が1
乃至6wt%、硅素の組成が20乃至35wt %であ
る合金タブレットに真空中で電子ビームを照射して加熱
せしめ、該加熱によって前記合金タブレットより蒸発し
た物質を基板上に蒸着せしめることによって適正組成の
磁性膜を形成し更にその磁性膜を400℃乃至800℃
の温度範囲で熱処理したものである。
一般にセンダスト合金はその透磁率が組成比によって大
きく変化し特定組成範囲において鋭いピ一りが存在する
ことが知られている。従って組成比の調整はセンダスト
合金の磁性特性の改善に関し重要な問題である。通常使
用されているセンダスト合金はアルミニウムが6wt%
、硅素が9,5wt %、あるいはアルミニウムが5w
t%、硅素が5wt %のものでありこれらは高透磁率
を有する。しかしこの様な高透磁率を有するセンダスト
合金膜を本発明の如き電子ビームによる真空蒸着で行な
い成功した例は本発明者の知る限りにおいて未だ無った
。その理由はセンダスト合金膜を真空蒸着によって成膜
する場合、鉄、アルミニウム。
硅素の各成分の蒸気圧が大きく異なる為に適切な組成の
膜を形成する事が極めて困難であったからに他ならない
。しかし本発明者は鋭意研究の結果合金タブレットの組
成をアルミニウムの組成を1乃至13wt %、硅素の
組成を20乃至35wt%とすることでセンダスト合金
膜を電子ビーム蒸着によって作成し、且つその蒸着膜は
膜厚方向に組成分布の変化があるので膜質改善の為に上
記蒸着膜に熱処理を行なう手段を採用することによって
高品質のセンダスト合金膜を作成することが可能である
ということを見い出したものである。
〈実施例〉 次に本発明に係る高透磁率合金膜の製造方法の実施例に
ついて詳細に説明する。
第1図は本所明蚤こ係る製法において用いた電子ヒーム
蒸着装置の構成説明図である。1は真空ペルジャーであ
ってこの内部は筒真空に保たれる。
2は蒸着膜を付着する為の基板である。3は該基板2を
加熱する為のヒーターである。4はノ・−ス(るつぼ)
であり該ノーース4内(こ合金タフレット5が配置され
る。6はフィラメントであり、該フィラメント6から発
せられた電子ヒーム7は磁界によって曲けられて合金タ
ブレ・ント5に照射せられる。8は加熱せられた上記合
金タフレ・ノド5から蒸発した物質を遮断あるいは通過
せしめるシャッターである。勿論上記合金タブレット5
の組成はアルミニウムを1乃至6wt %、椙・素を2
0乃至35wt%、残りを鉄とする。上記基板2はセン
ダスト合金と熱膨張係数が近い、即ち熱膨張係数が10
0〜180(×110−7de  ’ )程度の感光性
ガラス(例えばコーニング社製のホトセラム、ホヤガラ
ス社製のPEGシリーズ)、結晶性ガラス、非磁性フェ
ライト、セラミック、ステンレス(SUS304)等で
ある。実際にはホトセラムを用いた。
以上の構成の電子ビーム蒸着装置を用いて次の様な蒸着
条件にてセンダスト合金膜を作製した。
即ち、合金タブレット5をアルミニウムが3wt%、硅
素が27.5wt %の組成のものを使用し、基板2の
温度を蒸着膜の密着性を向上させる為にヒータ3により
400℃に加熱(100〜600゛Cか好ましい)し、
蒸着工程における電子銃への投入パワーをl0KWに設
定し、電子ビームをノ1−ス4内全体に掃射(swee
p )L、又、上記電子銃への投入パワーを上昇せしめ
l0KWに達した時から1分間経過する時点迄の間シャ
ッター8を閉成して基板2上における蒸着を遮断し、そ
の後シャッター8を開成して基板2上において蒸着膜を
形成した。そして蒸着時間を10分間とした。
こうして得られた蒸着膜について各種測定を行なったと
ころ膜厚が40μm、飽和磁束密度が11000G、ビ
ッカース硬度が600であった。
この蒸着膜は膜厚方向に組成分布が変化しているので、
次に該蒸着膜に熱処理を施した。この熱処理は上記ヒー
ター3を加熱することによって行なった。尚、この熱処
理に際しセンダスト合金膜以上の熱処理を行なったセン
ダスト合金膜の保磁力の変化を第2図に示す。同図に示
される如く保磁力Hcは500℃による1時間の熱処理
により7.s6eから1.10eに低下しており膜質の
改善がなされていることを現わしている。又第3図に熱
射!里的の蒸着膜の実効透磁率μeffと500℃によ
る1時間の熱処理後の蒸着膜の実効透磁率μ。、fの周
波数特性を示している。同図に示される如く熱処理によ
って実効透磁率μ。0.の周波数特性は大きく改善され
ていることが判る。尚熱処理後の電気抵抗は90μΩα
であり、又結晶粒の大きさはX線回折の半値巾よりデバ
イシェラ−の式より算出したところ約300穴と微細で
あって熱処理前後において大きな変化は見られなかった
次に上記蒸着膜に対して熱処理条件を変えた場合につい
て説明する。前述したセンダスト合金膜表面の保護層を
コートせずに700℃の熱処理を行なったところ、セン
ダスト合金膜の表面が変質したことが肉眼で確認された
。又センダスト合金膜の表面層のビッカース硬度が熱処
理前後で600から300まで低下した。一方センダス
ト合金膜表面にSiO2の保護層をコートして700℃
の熱処理を行なったところセンダスト合金膜の表面に変
質が見られず、又センダスト合金膜の表面層のビッカー
ス硬度も変化しなかった。この結果から上記保護層の役
割は極めて重要であることが判明した。
〈効果〉 本発明の手法は成膜速度の速い電子ビーム蒸着によって
センダスト合金膜を作成するものであって、従来須rバ
ルクセンダストによるヘッドでは得られなかった特性の
改善性を得ることかでき、又バルクセンダストにおける
加工性の困難さも克服できる。更に本発明の手法によれ
ば高周波特性が改善されることにより高密度磁気記録再
生用のヘッドを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製法において用し)だ電子ビーム
蒸着装置の構成説明図、第2図は熱処理番こよるセンダ
スト合金膜の保磁力の変化を示すグラフ図、第3図は実
効透磁率の周波数特性を示すグラフ図である。 図中、1:真空ペルジャー、2:基板、3:ヒーター、
4:ハース、5;合金タブレ・ノド、6;フィラメント
、7:電子ビーム、8:シャ・ンター。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)$/  図 シャープ株式会社内 0発 明 者 吉川光彦 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉄とアルミニウムと硅素とによって構成されアルミ
    ニウムの組成が1乃至6wt %、硅素の組成が20乃
    至35wt %である合金タブレットに真空中で電子ビ
    ームを照射して加熱せしめ、該加熱によって前記合金タ
    ブレットより蒸発し処理したことを特徴とする高透磁率
    合金膜の製造方法。 2、前記磁性膜上にTi 、5i02.51BN4 、
    SiC等の非磁性層を被覆した状態で前記熱処理を行な
    ったことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の高透
    磁率合金膜の製造方法。
JP1104183A 1983-01-25 1983-01-25 高透磁率合金膜の製造方法 Granted JPS59136415A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61260412A (ja) * 1985-05-14 1986-11-18 Sharp Corp 磁気ヘツド用部材
JPS61284806A (ja) * 1985-06-10 1986-12-15 Sharp Corp 磁気ヘツドコア材料
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JPS5291743A (en) * 1976-01-30 1977-08-02 Hitachi Ltd Method of forming aluminummsilicon alloy membrane

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JPH02430B2 (ja) 1990-01-08

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