JPS591354Y2 - うず巻きコイルの成形装置 - Google Patents

うず巻きコイルの成形装置

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Publication number
JPS591354Y2
JPS591354Y2 JP6304978U JP6304978U JPS591354Y2 JP S591354 Y2 JPS591354 Y2 JP S591354Y2 JP 6304978 U JP6304978 U JP 6304978U JP 6304978 U JP6304978 U JP 6304978U JP S591354 Y2 JPS591354 Y2 JP S591354Y2
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JP
Japan
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coil forming
holding plate
forming equipment
coil
spiral coil
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Expired
Application number
JP6304978U
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English (en)
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JPS54164838U (ja
Inventor
元明 田口
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁誘導調理器等に使用されるうす巻きコイ
ルの成形装置に関する。
高周波誘導加熱を利用した電磁調理器として、第1図に
示すように、調理器本体に、うす巻きコイル1を水平配
置し、該うす巻きコイル1に高周波電流を通して生ずる
交番磁界により金属製鎖2を誘導加熱する形成のものが
知られている。
このようなうす巻きコイルは、リッツ線をうす巻き状に
成形し、これりエポキシ樹脂の如き熱硬化性樹脂により
一体に接着固定することにより製造されているが、リッ
ツ線をうす巻き状に成形したものは反撥力が強く、型く
ずれしやすいため、硬化性樹脂による接着固定に非常に
やっかいな手数を要するという欠点があった。
本考案は、かかる従来の欠点を解消すべくなされたもの
で、回転支持台と、抑え板とを、巻胴部を介して対向配
置させ、両者を着脱自在に固定して成るコイルの成形装
置において、前記巻胴部、回転支持台および抑え板を、
離形性の材料で被覆し、かつ抑え板には接着剤流下用の
窓部を形成させたうす巻きコイルの成形装置を提供しよ
うとするものである。
以下、図面に示す一実施例につき、その詳細を説明する
第1図および第2図において、電動機(図示せず)を内
蔵させた回転装置3の回転軸4には、巻胴5を突設させ
た円板状の回転支持台6が固着されており、前記巻胴5
には、周縁部を面取りし、中心部に取付円筒部7を有す
る抑え板8の前記取付円筒部7が着脱自在に嵌挿されて
いる。
抑え板8には、接着剤流下用の扇形の窓部9が、取付円
筒部5に対称に、放射状に開穿されている。
10および11はそれぞれ抑え板8の取付円筒部7を巻
胴5に固定する乳頭ネジおよび蝶ネジである。
また、回転支持台6と抑え板8の各表面および巻胴5の
外周面には、テフロンコーティングによる離型処理が施
されている。
以上のように構成された装置により、うず巻コイルを成
形するにあたっては、まず、コイル成形に使用する、リ
ッツ線その他の絶縁電線12の外径よりわずかに大なる
間隙が、回転支持台6と抑え板8との間に形成されるよ
うにして、抑え板8を、乳頭ネジ10および蝶ネジ11
により巻胴5に固定する。
次いで、絶縁電線12の巻始め端を巻胴5に固定して、
回転装置3を駆動させ、絶縁電線12を巻胴5上に、う
す巻き状に巻回し、蝶ネジ11をゆるめて、回転支持台
6と抑え板8とを回転軸4がら取り外す。
しかる後、抑え板8の窓部9から、例えばエポキシ系の
接着剤を流下し、コイルを固化させ、充分に固化した後
乳頭ネジ10をゆるめてうす巻きコイルを取り出す。
以上の実施例からも明らかなように、本考案のコイル成
形装置によれば、コイル成形中抑え板8により絶縁電線
12の巻き込まれる間隔が一定に保持されるから、コイ
ルの成形が容易であり、しかも、成形されたコイルは、
抑え板8により保持された状態で接着剤により固定され
るから、巻き崩れのおそれがなく、シたがって、特性の
良好なうす巻きコイルを容易に製作することが可能であ
る。
なお、以上の実施例では、回転支持台6と抑え板8との
表面および巻胴5の表面にテフロンコーティングによる
離型処理を施した例につき説明したが、本考案はかかる
実施例に限定されるべきものではなく、上記各部材をそ
れぞれ、テフロンその他の離型性の材料で形成すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、うす巻きコイルの使用状態を示す説明図、第
2図は、本考案の一実施例を示す一部切欠側面図、第3
図は第2図に示した実施例の平面図である。 1・・・・・・うす巻きコイル、2・・・・・・金属製
鎖、3・・・・・・回転装置、5・・・・・・巻胴、8
・・・・・・抑え板、11・・・・・・蝶ネジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 10回転支持台と、抑え板とを巻胴部を介して対向配置
    させ、両者を着脱自在に固定して成るコイルの成形装置
    において、前記巻胴部、回転支持台および抑え板を、離
    型性の材料で構成するか、又はこれらの表面を離型性の
    材料で被覆し、かつ抑え板には、接着剤流下用の窓部を
    形成したことを特徴とするうす巻コイルの成形装置。 2、離型性の材料は、フッ素樹脂である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のうす巻コイルの成形装置。
JP6304978U 1978-05-11 1978-05-11 うず巻きコイルの成形装置 Expired JPS591354Y2 (ja)

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JPS54164838U JPS54164838U (ja) 1979-11-19
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