JPS58136251A - 電機子鉄芯の絶縁被膜形成方法 - Google Patents

電機子鉄芯の絶縁被膜形成方法

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Publication number
JPS58136251A
JPS58136251A JP1558082A JP1558082A JPS58136251A JP S58136251 A JPS58136251 A JP S58136251A JP 1558082 A JP1558082 A JP 1558082A JP 1558082 A JP1558082 A JP 1558082A JP S58136251 A JPS58136251 A JP S58136251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
iron core
epoxy resin
insulating film
insulating material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1558082A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Oosera
大瀬良 隆
Tatsuyuki Yamamoto
立行 山本
Hideyuki Kumasaka
熊坂 秀行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1558082A priority Critical patent/JPS58136251A/ja
Publication of JPS58136251A publication Critical patent/JPS58136251A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/12Impregnating, heating or drying of windings, stators, rotors or machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、モータにおける電機子鉄芯の絶縁被膜形成
方法に関するものである。
例えば第1図に示すように、モータにおける電機子(回
転子)を構成する鉄芯1は、第2図に示すような外周の
一定間隔毎にコイルを巻回する多数(例えば31個)の
スリット1aを有する形状の薄肉鉄板を第1図に示すよ
うに多数枚積層固着して形成しである。
ところで、この鉄芯1の各スリン)Ia間にコイルを巻
回する場合、コイルと鉄芯1とが互いに電気的に接触し
ないように、絶縁処理を施したコイル(例えばエナメル
線)を使用している。
しかしながら、このようなコイルを各スリット1a間に
巻回する作業中に、コイルの絶縁層が鉄芯1でこすられ
て剥れたシ、脆弱化したシすることがあシ、このような
状態の電機子によってモータな構成すると、モータな回
転させている間に、鉄芯1とコ゛イルとの間で漏電が発
生してモータの出力トルクが落ちたシ、回転不能になっ
たシすることがある。
そこで、従来より電機子鉄芯にも絶縁被膜を形成して漏
電を未然に防ぐことが考えられているが、エポキシ樹脂
などの絶縁材を単にスプレーあるいはデツピングによっ
て鉄芯に塗布して硬化させても、硬化するまでに下方に
たれてその部分の膜厚が厚くなったシ、スリットが狭い
ため絶縁材がスリン・ト内に溜ったまま硬化してコイル
材がうまく巻けなかったりするなどの不具合があシ、簡
単に均一な絶縁被膜を形成し得る絶縁被膜形成方法が望
まれていた。
この発明は、上記のような要請に鑑み、簡単に均一な絶
縁被膜を形成し得る電機子鉄芯の絶縁被膜形成方法を提
供することを目的とする。
そのため、この発明による電機子鉄芯の絶縁被膜形成方
法は、前述のような鉄芯に、初期状態が流体(液体又は
ゾル)で硬化性を有する絶縁材(例えば加熱又は常温で
硬化する合成樹脂)を例えば浸漬によシ付着させた後、
前記鉄芯を高速で回転させて付着した余分な絶縁材を飛
散させて除去し、その後前記鉄芯を予め定めた回転速度
(低速回転)で回転させながら絶縁材を硬化させて均一
な絶縁被膜を形成する。
以下、この発明の実施例を図面の第6図以降を参照しな
がら説明する。
第6図は、この発明の絶縁被膜形成方法を簡単に示す工
程図である。
第1の絶縁材塗布工程11では、公知の浸漬塗布によっ
て初期状態が流体で硬化性を有する絶縁材例えば熱硬化
性のエポキシ樹脂を塗布する。
このエポキシ樹脂としては例えば四国化成社製の1’−
XV−1161Jを用いる。
なお、l’−XV−1161,Jは粘度が2500CP
S/25℃で、完全硬化条件は例えば2時間/150℃
である。
次に、第2工程として絶縁材硬化工程12がある。 こ
の工程では第4図に概略を示す装置が使われる。 塗布
が終った鉄芯1を予めヒータ2aを加熱して内部雰囲気
を150℃にしたオープン2内の回転軸乙に取り付ける
このオープン2内の回転軸乙に、鉄芯1を取シ付ける場
合、フランジ付取付ナツ)3aを回転軸3から外して、
回転軸3に鉄芯1の中心孔1bを挿入した後、フランジ
付取付ナツ・)3aを再び回転軸6に螺合して、鉄芯1
を固定フランジ6bとフランジ付取付ナツト6aとによ
って挾持させることによって取シ付ける。
回転軸3は、プーリ4,5とベルト6とによって伝達さ
れる外部の電動モータ7の回転駆動力によって回転する
ようになっており、電動モータ7はスイッチ8をオンす
ることにより可変抵抗器9で設定されたバッテリ10か
らの印加電圧に応じた回転速度で回転する。
そこで、鉄芯1をオープン2内の回転軸乙に取シ付けた
後、回転軸6が例えば200Orpmの高速回転をする
ように可変抵抗器9を調節してスイッチ8をオンする。
このようにすると、回転軸3に塩9付けた鉄芯1は20
00rpmで高速回転するため、鉄芯1の外面及びスリ
ン1−1aの内面に付着したエポキシ樹脂を所定量飛散
させて、余分なエポキシ樹脂を除去する。
さらに詳述すれば、鉄芯1が高速回転することによって
余分なエポキシ樹脂は遠心力によって飛散することにな
るが、スリットIa内に溜ったエポキシ樹脂は量が多い
、すなわちその質量も太きいため、エポキシ樹脂の粘着
力が遠心力に負けて勢いよく飛散し、結局その粘着力で
遠心力に打勝つだけの量のエポキシ樹脂が均一な膜厚で
残ることになる。
なお、厳密には鉄芯1の外周部分1c(第2図)とスリ
ット1aの部分では膜厚は異なる。
また、このエポキシ樹脂の飛散量は、鉄芯1の回転速度
と回転継続時間等によって決まるが、例えば第5図に示
すように200Orpmで2分間鉄芯1を回転させる。
そして、スイッチ8をオンしてから約2分経過したら、
可変抵抗器9を調節して、鉄芯1の回転速度を例えば第
4図に示すように100 rpmに落とし、この回転速
度を約1時間維持する。
このようにすると、鉄芯1に付着したエポキシ樹脂は部
分的に片寄ることなく、オープン2内の150℃の雰囲
気で均一な分布で硬化が進む。
そして、約1時間経過したら、スイッチ8をオフして鉄
芯1の回転を止め、その停止した状態でさらに約1時間
硬化を続行させる。 回転を止めるのは、硬化が進んで
エポキシ樹脂の流動性がなくなれば鉄芯1の下方側にエ
ポキシ樹脂がたれることもないからであシ、完全に硬化
するまで回転してもよい。
そして、オープン2内に鉄芯1を入れてから約2時間経
過して、付着したエポキシ樹脂が完全に硬化したら、鉄
芯1をオープン2内の回転軸3がら外してオープン外に
取シ出ス。
このようにすれば、鉄芯1の全表面(スリット1a内面
も含む)には、略均−な絶縁被膜が形成される。
なお、上記実施例セは、絶縁材として熱硬化性樹脂[X
V−1161Jを用いた例について述べたが、これに限
るものではなく常温(室温〕硬化性樹脂(例えば四国化
成社の「M−Loll等)を用いても良いことは勿論で
ある。
常温硬化性樹脂を用いる場合は加熱用のオープンは不用
であるが、樹脂の飛散領域を限定させるために、所定の
筐体内で鉄芯1を回転することが望ましい。
また、上記実施例では、鉄芯1をエポキシ樹脂に浸漬し
てその表面にエポキシ樹脂を付着させるようにしたが、
エポキシ樹脂をスプレーガンニょつて噴霧することによ
シ付着させるようにして良いし、その付着面を選択でき
ればスリット1aの内面にのみエポキシ樹脂を付着させ
るようにしても良い。
さらに、上記実施例では、エポキシ樹脂を付着させた鉄
芯1をオープン2内で高速回転させるようにしたが、エ
ポキシ樹脂の歩留シを考慮して、例えばエポキシ樹脂を
入れたタンク内で鉄芯1を高速回転させて、飛散するエ
ポキシ樹脂を回収するようにしても良い。
以上述べたように、この発明による電機子鉄芯の絶縁被
膜形成方法を用いれば、均一な絶縁被膜を有する電機子
鉄芯を容易に作製でき、それにコイルを巻回して製作し
た電機子は、鉄芯とコイルとの間の漏電が皆無となる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この発明の背景説明に供する電機
子鉄芯の斜視図及び平面図、 第3図は、この発明の絶縁被膜形成方法を簡単に示す工
程図、 第4図は、この発明の一実施例を示す構成図、第5図は
、鉄芯1の回転速度と時間との関係を示す線図である。 1・・・鉄芯  1a・・・スリット  2・・・オー
プン2a・・・ヒータ 6・・・回転軸   7・・・
モータ8・・・スイッチ 9・・・可変抵抗器10・・
・バソテリ 一 第1図 1a 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外周の一定間隔毎にコイルを巻回するスリットを有
    するモータの電機子鉄芯に、初期状態が流体で硬化性を
    有する絶縁材を付着させた後、前記鉄芯を高速で回転さ
    せて付着した余分の絶縁材を所定量飛散させ、その後前
    記鉄芯な予め定めた低速で回転させながら絶縁材を均一
    の膜厚に硬化させて絶縁被膜を形成するようにした電機
    子鉄芯の絶縁被膜形成方法。
JP1558082A 1982-02-04 1982-02-04 電機子鉄芯の絶縁被膜形成方法 Pending JPS58136251A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1558082A JPS58136251A (ja) 1982-02-04 1982-02-04 電機子鉄芯の絶縁被膜形成方法

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JP1558082A JPS58136251A (ja) 1982-02-04 1982-02-04 電機子鉄芯の絶縁被膜形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58136251A true JPS58136251A (ja) 1983-08-13

Family

ID=11892663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1558082A Pending JPS58136251A (ja) 1982-02-04 1982-02-04 電機子鉄芯の絶縁被膜形成方法

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JP (1) JPS58136251A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4203249A1 (en) * 2021-12-23 2023-06-28 Valeo eAutomotive Germany GmbH Electrical insulation for a separately excited rotor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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