JPS5913491Y2 - 電池式点火装置 - Google Patents

電池式点火装置

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JPS5913491Y2
JPS5913491Y2 JP1975061977U JP6197775U JPS5913491Y2 JP S5913491 Y2 JPS5913491 Y2 JP S5913491Y2 JP 1975061977 U JP1975061977 U JP 1975061977U JP 6197775 U JP6197775 U JP 6197775U JP S5913491 Y2 JPS5913491 Y2 JP S5913491Y2
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JP
Japan
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battery
capacitor
ignition
switch
power switch
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Expired
Application number
JP1975061977U
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English (en)
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JPS51141274U (ja
Inventor
悦衛 岡本
Original Assignee
オカモト エツエイ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電池式ガスライタ点火装置に関する。
従来の電池式ガスライタ点火装置においては、コンデン
サに電池電流を供給して充電し、充電電荷を昇圧トラン
スの一次巻線に放電させる回路構成が採用されている。
このような点火装置では、電池を使い尽した場合、ある
いは、長期間設置した場合に電池の起電力が低下し、点
火を達成するに十分な点火火花を生じなくなる。
また、火花を生じていても、そのエネルギが小さく、点
火確率が低下する。
ところで、電池式ガスライタの場合、点火が達成される
ためには、ガスが存在すること、火花を所定位置に生ず
ること、火花エネルギが十分であること等が条件であり
、点火しにくいときは、電池消耗のみならず、他の要件
も考えられる。
このため、従来においては、点火しにくくなると、その
原因を電池の消耗と考えないで、ライターの故障と考え
られがちであった。
しかも、電池がかなり消耗していても、放電火花を生ず
ることが多く、これは目視できるので、点火困難の原因
を電池消耗以外の要因と考えて故障とする場合が多い。
特に電池においては、それがかなり消耗していても、前
回使用後からかなりの時間を経ていると、電池の見かけ
上の出力電圧は上昇してその後第1回目においては良好
な放電火花を生じて着火することがあるが、第2回、第
3回とかなり短時間に着火操作をおこなうと、起電力自
身が低下しているので、十分な出力電圧(電流)を生じ
ないから、着火失敗となる。
そこで、使用者は、着火困難を電池消耗によるものと思
わないで、ガス欠あるいは機構不全と考えることが多い
また、一般論として、電池の消耗は分りにくい。
本考案は、したがって、電池の消耗具合の分る電池式ガ
スライタ点火装置を提供することを目的とする。
本考案は、電池の消耗を目視による知ることができ、し
かも、そのための構造が簡単な電池式ガスライタ点火装
置を提供することもその目的とする。
以下、本考案の実施例を説明する。第1図は、本考案の
一実施例を示す回路図である。
図において、Bは電池であって、ガス放出操作子によっ
てa接点側からb接点側に切替操作される点火スイッチ
SW1及び常時は開放され、点火時に閉鎖される電源ス
ィッチSW2を介してコンデンサCに充電電荷を供給す
る。
コンデンサCの充電電荷は、着火操作により、操作子が
ガス放出弁を開いたときに、点火スイッチSW1がb接
点側に閉じられることにより、昇圧トランスTRの一次
巻線に放出される。
したがって、このとき昇圧トランスTRの二次巻線に接
続した放電電極DEの放電間隙に高圧が加わり、放電火
花を生じて、放出ガスに点火がおこなわれる。
1は順方向発光ダイオードであって、逆向の定電圧ダイ
オード4および抵抗Rと直列に接続されて、コンデンサ
Cに並列に接続されている。
この順方向発光ダイオード1は、光表示素子として用い
たものである。
この実施例において、コンテ゛ンサCの充電電圧がある
設定電圧に達すると、逆向に接続した定電圧ダイオード
4が導通して、ダイオード1に電流が流れてダイオード
1が発光する。
この充電設定電圧は、定電圧ダイオード4の逆方向耐電
圧(逆方向電流が流れる電圧)により定まるから、これ
を、点火に必要なエネルギに対応する値としておくこと
により、コンテ゛ンサCの充電が、点火可能電圧となっ
た時点で順方向発光ダイオード1が点灯する。
抵抗Rは、電池の消費電力を低減するものである。
第1回目の点火操作をおこなって、第2回目の点火操作
までに、あるいは、どの時点でもダイオード1が発光し
ないと、電池が消耗していると判断できる(なお、a接
点不良、コンテ゛ンサCパンクも考えられる。
)このようにして、点火可能であるか否かが可視表示さ
れ、電池消耗が分る。
電池Bの内部抵抗が比較的に低く、不使用時において、
ダイオード1一定電圧ダイオード4−抵抗Rの経路にお
いて放電電気量が大きいときには、電池Bとa接点の間
に更に抵抗を接続すればよい。
電池BとスイッチSW1との間に接続された電源スィッ
チSW2は、前述したガス放出操作子によって点火スイ
ッチSW1が操作される前に、該操作子によって閉じら
れる構成としてもよく、また、該操作子とは別の部材又
は手押等により閉じる構成としてもよい。
電源スィッチSW2の存在により、点火操作時にのみ電
池BからコンデンサCに充電電流を流し、不使用時には
電池Bを点火回路から開放しているので、コンデンサに
おける不使用時の無駄な漏洩電流がなくなり、電池の長
寿命化を図ることが出来、ポケットライタで必要とされ
る小型で大容量のコンデンサとして電解コンテ゛ンサの
使用が可能となる。
更に、かかるコンデンサへの充電を一定時間内に行うに
充分な起電力が存在するか否かをダイオード1の発光に
より表示することが出来、電池の消耗量を知ることが出
来ると共に、ダイオード1が発光したにもかかわらず放
電が行なわれないときには放電回路の故障(例えばトラ
ンスの短絡)を知ることが出来る。
又、発光ダイオード1は定電圧ダイオード4の存在によ
りコンデンサCの充電電圧が一定の設定電圧に達すれば
発光するため、発光ダイオード1が発光するまでは放電
可能であることを使用者に知らせるのであり、この場合
に発光ダイオード1の発光までの時間間隔の長短によっ
て電池の消耗程度も同時に知ることが出来る。
第2図は、光表示素子として液晶素子2を用いたもので
、第1図の実施例と同様な構成で同様に動作する。
液晶素子2を用いることによって外界が明るい場合でも
発光の存否を容易に視認可能である。
第3図は、光表示素子として、定電圧発光ダイオード3
を用いたものである。
定電圧発光ダイオード3は、上述した定電圧ダイオード
4の機能と発光機能を有するものであって、コンデ゛ン
サCの充電極性と逆向に並列接続されており、コンテ゛
ンサCが設定電圧まで充電されると発光する。
第4図〜第6図に示す回路は、コンテ゛ンサ直列充電形
式の点火回路に本考案を適用した実施例を示す。
点火スイッチSW1は、不使用時にa接点側に閉じてお
り、ガス放出操作子によってb接点側に閉じられる。
このとき、放電電極DEの放電間隙に放電火花を生ずる
点火スイッチSW1がa接点側に復帰したときに、順方
向発光ダイオード1、液晶素子2、定電圧発光ダイオー
ド3が光表示をおこない、以上に説明した実施例と同様
に、光表示素子が光表示をするまでの時間、ならびに光
表示の存否で電池の消耗程度および消耗を知ることがで
きる。
以上説明したように、この考案によれば点火スイッチS
W1の可動接点にコンテ゛ンサCと並列にして所定電圧
値以上で作動する発光ダイオード、液晶素子等の消費電
力の小なる光表示素子を接続して、光表示素子の表示の
存否により電池の消耗程度を目視により確認し、点火ミ
スが電池の消耗によるものか、或はガス欠、電極欠陥、
放電回路の故障等のその他の原因によるものかを識別す
ることが出来ると共に、点火スイッチSW4と電池Bと
の間に常開の電源スィッチSW2を接続して、点火操作
時にのみ電池BからコンデンサCに充電させ、ライタの
不使用時には電池Bを点火回路から開放しであるので、
ライタの不使用時のコンデンサにおける電流漏洩がなく
なり、電池の長寿命化を図ることが出来るため、ポケッ
トライタで必要とされる小型で大容量のコンデンサとし
て最適な電解コンデンサの使用が可能となる。
更に、かかるコンテ゛ンサへの充電を一定時間内に行う
に充分な起電力が存在するか否かを、光表示素子の表示
により確認し、電池の消耗程度を知ることが出来ると共
に、光表示素子はコンデンサCの充電電圧が一定の設定
電圧に達すれば光表示するため、表示がなされるまでは
、点火可能であることを使用者に知らしめ、この場合に
光表示までの時間間隔の長短によって電池の消耗程度も
同時に知ることが出来る。
そして、かかる効果は、点火スイッチSW1と電池Bと
の間に接続された電源スィッチSW2によって、コンデ
ンサCが常時は充電されておらず、点火時にのみ充電さ
れるようにしであるからであって、従来のように点火ス
イッチSW2のみを有し、コンデンサCがライタの不使
用時に常時充電されるようなものにあっては、光表示素
子が前記したような電池の消耗程度に関係なくコンデン
サが充電されている限り光表示を行う結果、本願考案の
ような効果を期待することが出来ないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、それぞれ本考案の一実施例を示す回
路図である。 1・・・・・・順方向発光ダイオード、2・・・・・・
液晶素子、3・・・・・・定電圧発光ダイオード、4・
・・・・・定電圧ダイオード、SWl、SW2・・・・
・・スイッチ、B・・・・・・電池、C・・・・・・コ
ンデンサ、R・・・・・・抵抗、TR・・・・・・昇圧
トランス、DE・・・・・・放電電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電池B、該電池Bにより蓄電されるコンデンサC2該コ
    ンデンサCの蓄積電荷を昇圧トランスTRの1次回路に
    流すための点火スイッチSW1゜該昇圧トランスTRの
    2次回路に接続した放電々極DE、前記コンデンサCに
    並列に接続され該コンデンサCの充電設定電圧を越える
    とき光表示を行う光表示素子1,2.3並びに前記点火
    スイッチSW1と電池Bとの間に接続された常開の電源
    スィッチSW2とを備え、電源スィッチSW2とを備え
    、電源スィッチSW2を点火スイッチSWlの切換えに
    先立って閉鎖するようにしたことを特徴とする電池式ガ
    スライタ点火装置。
JP1975061977U 1975-05-08 1975-05-08 電池式点火装置 Expired JPS5913491Y2 (ja)

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JP1975061977U JPS5913491Y2 (ja) 1975-05-08 1975-05-08 電池式点火装置

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JPS51141274U JPS51141274U (ja) 1976-11-13
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JPS51123178U (ja) * 1975-03-29 1976-10-05

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