JPS5913481B2 - パツクザイ - Google Patents
パツクザイInfo
- Publication number
- JPS5913481B2 JPS5913481B2 JP15461175A JP15461175A JPS5913481B2 JP S5913481 B2 JPS5913481 B2 JP S5913481B2 JP 15461175 A JP15461175 A JP 15461175A JP 15461175 A JP15461175 A JP 15461175A JP S5913481 B2 JPS5913481 B2 JP S5913481B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- viscosity
- fatty acid
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- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリビニルアルコール5〜15重量%トフロピ
レンクリコールアルギン酸エステル0,3〜1.0重量
%との水溶性樹脂混合系と、炭素数12〜22の高級脂
肪酸のナトリウム塩、カリ塩、有機塩よりなる脂肪酸石
鹸0.2〜1.0重量%とを含有させたことを特徴とす
るパック剤に関するもので、安全性に優れ、肌へのなじ
みがよく、経時による粘度変化が殆んどなくしかもポリ
ビニルアルコールの含有量を節減し得られ安価に提供で
きるものである。
レンクリコールアルギン酸エステル0,3〜1.0重量
%との水溶性樹脂混合系と、炭素数12〜22の高級脂
肪酸のナトリウム塩、カリ塩、有機塩よりなる脂肪酸石
鹸0.2〜1.0重量%とを含有させたことを特徴とす
るパック剤に関するもので、安全性に優れ、肌へのなじ
みがよく、経時による粘度変化が殆んどなくしかもポリ
ビニルアルコールの含有量を節減し得られ安価に提供で
きるものである。
従来知られているポリビニルアルコール(以下PVAと
略称する)を用いたパック剤は増粘剤として酢酸ビニル
、硼砂等が用いられているが、酢酸ビニルは独特の臭が
あり、硼砂は肌へのなじみや安全性において問題点があ
ったが、本発明者は種々実験研究の結果このような欠点
のない本発明を得たのである。
略称する)を用いたパック剤は増粘剤として酢酸ビニル
、硼砂等が用いられているが、酢酸ビニルは独特の臭が
あり、硼砂は肌へのなじみや安全性において問題点があ
ったが、本発明者は種々実験研究の結果このような欠点
のない本発明を得たのである。
本発明はPVAとプロピレングリコールアルギン酸エス
テル(以下PGAEと略称する)とを水の存在下におい
て混合溶解し、これに脂肪酸石鹸を添加し、必要ならば
少量の増粘剤を添加することによって粘度を自由に調整
することができ、しかも脂肪酸石鹸、増粘剤の添加量が
2重量%以下好ましくは0.2〜1.0重量%程度、P
GAEの添加量が1重量%以下好ましく0.3〜1.0
重量%程度の少量であるから、安全性が高く皮膚障害を
発生しないものである。
テル(以下PGAEと略称する)とを水の存在下におい
て混合溶解し、これに脂肪酸石鹸を添加し、必要ならば
少量の増粘剤を添加することによって粘度を自由に調整
することができ、しかも脂肪酸石鹸、増粘剤の添加量が
2重量%以下好ましくは0.2〜1.0重量%程度、P
GAEの添加量が1重量%以下好ましく0.3〜1.0
重量%程度の少量であるから、安全性が高く皮膚障害を
発生しないものである。
また脂肪酸石鹸の添加量によって製品の粘度を所望の2
0000〜 200000CPに自由に調整することができ、増粘さ
れた製品粘度は経時によって殆んど変化しないものであ
る。
0000〜 200000CPに自由に調整することができ、増粘さ
れた製品粘度は経時によって殆んど変化しないものであ
る。
更にPVAとPGAEと脂肪酸石鹸との増粘作用によっ
てPVAの含有量を5〜15重量%好ましくは6〜10
重量%に節減することができ安価に提供し得ると共に肌
へのなじみがよく、成膜性に優れ塗布し易(、また皮膚
に残存させることなく剥離し得られるものである。
てPVAの含有量を5〜15重量%好ましくは6〜10
重量%に節減することができ安価に提供し得ると共に肌
へのなじみがよく、成膜性に優れ塗布し易(、また皮膚
に残存させることなく剥離し得られるものである。
本発明に適用される脂肪酸石鹸としてはラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステア
リン酸、アラキシン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、2・エチルヘキサン酸等で炭素数が12から2
2までの飽和または不飽和高級脂肪酸のナトリウム塩(
ソーダ)、カリ塩、有機塩(トリエタノールアミン塩等
)であり、これらから選択されるものである。
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステア
リン酸、アラキシン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、2・エチルヘキサン酸等で炭素数が12から2
2までの飽和または不飽和高級脂肪酸のナトリウム塩(
ソーダ)、カリ塩、有機塩(トリエタノールアミン塩等
)であり、これらから選択されるものである。
炭素数が11以下のものは、刺激、臭いが強(化粧品原
料には適さず、炭素数が23以上のものは天然にはほと
んど存在せず、また親油性が強くなり水への分散性が悪
くなる。
料には適さず、炭素数が23以上のものは天然にはほと
んど存在せず、また親油性が強くなり水への分散性が悪
くなる。
また脂肪酸石鹸量は刺激の面から低濃度の方がよく、1
0%を超えて添加すると粘度が強すぎゲル化するためパ
ック剤には不向であり、0.2%未満では増粘効果が出
ない。
0%を超えて添加すると粘度が強すぎゲル化するためパ
ック剤には不向であり、0.2%未満では増粘効果が出
ない。
本発明は後記実施例に示される如く、パック剤に使用さ
れる化粧品原料例えば保湿剤、アルコール類、香料、防
腐剤、界面活性剤、油剤、粉体、色材類等が用いること
ができる。
れる化粧品原料例えば保湿剤、アルコール類、香料、防
腐剤、界面活性剤、油剤、粉体、色材類等が用いること
ができる。
; 次にPVA、純水、PGAE、脂肪酸石鹸(オレイ
ン酸ソーダ)の配合割合(重量%)と粘度(CP)とを
示す。
ン酸ソーダ)の配合割合(重量%)と粘度(CP)とを
示す。
60〜80℃の純水にPVAを攪拌溶して後他の試料を
添加し充分に攪拌しながら室温まで冷却し、一夜放置し
て後、B型粘度計を用い20℃、6RPM、1分後の粘
度を測定した。
添加し充分に攪拌しながら室温まで冷却し、一夜放置し
て後、B型粘度計を用い20℃、6RPM、1分後の粘
度を測定した。
前記第1表において本発明に相当する4は粘度が903
00CPであり、良好なパック効果を有するものであり
、これに対してPGAEと脂肪酸石鹸とを含有しない1
および2は増粘効果はなく、;3は粘度が低く皮膜を形
成せずパック剤として使用し難いものであり、また脂肪
酸石鹸の添加量0.2〜1.0重量%により粘度を20
000〜200000CPまで自由に調整し得られるも
のである。
00CPであり、良好なパック効果を有するものであり
、これに対してPGAEと脂肪酸石鹸とを含有しない1
および2は増粘効果はなく、;3は粘度が低く皮膜を形
成せずパック剤として使用し難いものであり、また脂肪
酸石鹸の添加量0.2〜1.0重量%により粘度を20
000〜200000CPまで自由に調整し得られるも
のである。
次に本発明のパック剤について室温で3ケ月放置して粘
度を測定した結果を第2表に示す。
度を測定した結果を第2表に示す。
測定方法は前記と同様にB型粘度計を用いて行った。
上記第2表において、本発明相当のパンク剤a〜hは、
いずれも20000〜200000CPの範囲にあり、
優れたパック剤が提供されるものである。
いずれも20000〜200000CPの範囲にあり、
優れたパック剤が提供されるものである。
配合割合は重量%である。次に本発明の実施例を示す。
配合割合は重量部である。
実施例 1
製法
Aを60°Cに加温し溶解し、攪拌しなからBを投入添
加し、約1時間攪拌して後室温まで冷却し、Cの混合溶
解液を添加混合して製品パック剤(粘度42000CP
)とする。
加し、約1時間攪拌して後室温まで冷却し、Cの混合溶
解液を添加混合して製品パック剤(粘度42000CP
)とする。
尚、60日経過後の粘度は40000CP、90日経過
後の粘度も40000CPであった。
後の粘度も40000CPであった。
実施例 2
製法
Aを60℃加温し攪拌しなからBを投入添加し1時間攪
拌して後60℃に加温混合溶解したCに攪拌しながら添
加し攪拌しながら室温まで冷却し、Dの混合溶解液を添
加混合して製品パック剤(粘度35000CP)とする
。
拌して後60℃に加温混合溶解したCに攪拌しながら添
加し攪拌しながら室温まで冷却し、Dの混合溶解液を添
加混合して製品パック剤(粘度35000CP)とする
。
実施例 3
製法
実施例2と同様にして製品パンク剤(粘度25000C
P)とする。
P)とする。
本発明パンク剤について30名の女性パネラ−を使用し
官能テスト(週−回、60日間使用)を行った。
官能テスト(週−回、60日間使用)を行った。
サンプルとしては実施例1.2.3と従来のフィルム状
パックを使用した。
パックを使用した。
官能テストの評価項目は、(1)肌へのなじみ(使用後
のしっとり感)、(2)成膜性、(3)塗布のし易さ、
(4)剥離性であ(す、5点法で120点以上を◎、1
20点未満90点以上を○、90点未満60点以上を△
とした。
のしっとり感)、(2)成膜性、(3)塗布のし易さ、
(4)剥離性であ(す、5点法で120点以上を◎、1
20点未満90点以上を○、90点未満60点以上を△
とした。
上記第3表の使用テストの結果、本発明品は、肌へのな
じみ、塗布のし易さが従来品にくらべ特に優れ、成膜性
つまりフィルム形成能やその剥離性についても本発明品
は共通して良好であり、従来品よりもパック剤としての
使用性の高いことが実証された。
じみ、塗布のし易さが従来品にくらべ特に優れ、成膜性
つまりフィルム形成能やその剥離性についても本発明品
は共通して良好であり、従来品よりもパック剤としての
使用性の高いことが実証された。
Claims (1)
- 1 ポリビニルアルコール5〜15重量%とプロピレン
グリコールアルギン酸エステル0.3〜1.0重量%と
の水溶性樹脂混合系と、炭素数12〜22の高級脂肪酸
のナトリウム塩、カリ塩、有機塩よりなる脂肪酸石鹸0
.2〜1.0重量%とを含有させたことを特徴とするパ
ック剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15461175A JPS5913481B2 (ja) | 1975-12-23 | 1975-12-23 | パツクザイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15461175A JPS5913481B2 (ja) | 1975-12-23 | 1975-12-23 | パツクザイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5279034A JPS5279034A (en) | 1977-07-02 |
JPS5913481B2 true JPS5913481B2 (ja) | 1984-03-30 |
Family
ID=15587958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15461175A Expired JPS5913481B2 (ja) | 1975-12-23 | 1975-12-23 | パツクザイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913481B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62115350U (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-22 | ||
JPS62115349U (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-22 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56131511A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-15 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | Pack agent |
JPH0710768B2 (ja) * | 1983-10-28 | 1995-02-08 | 花王株式会社 | 化粧料 |
JPH0372411A (ja) * | 1989-08-10 | 1991-03-27 | Mikimoto Seiyaku Kk | パック化粧料 |
FR2828810B1 (fr) | 2001-08-27 | 2005-10-07 | Lvmh Rech | Composition cosmetique a effet tenseur contenant un polymere d'origine naturelle et un agent hydratant polyhydroxyle |
JP2020092651A (ja) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | 国立大学法人 長崎大学 | 脱細胞化用界面活性剤 |
-
1975
- 1975-12-23 JP JP15461175A patent/JPS5913481B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62115350U (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-22 | ||
JPS62115349U (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5279034A (en) | 1977-07-02 |
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