JPS59134143A - 内面塗装缶の製造方法 - Google Patents

内面塗装缶の製造方法

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JPS59134143A
JPS59134143A JP524783A JP524783A JPS59134143A JP S59134143 A JPS59134143 A JP S59134143A JP 524783 A JP524783 A JP 524783A JP 524783 A JP524783 A JP 524783A JP S59134143 A JPS59134143 A JP S59134143A
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water
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coating
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陽一 北村
堀田 久志
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内面塗装缶及びその製造法に関するもので、
より詳細には、片巻締缶の内面に、水性塗料から荊成さ
れていながら金属露出の完全忙抑制された保護糸膜が形
成てれている内面塗装缶及びその製造法に関する。
従来、缶詰缶の製造に際しては、金属の内容物への溶出
を防止し、また金属の腐食を防止する目的で、各種の塗
料を用いた塗装が行われている。
特に腐食性成分を含有する飲料や果実等を充填するスリ
ピース缶の場合には、片巻締缶、部ち両開口端にフラン
ジを有する缶胴部材と缶端部材とを缶胴部材の一端部に
おいて巻締して成る缶の内部に、塗料をスプレー塗布し
て内面保護塗膜を形成させることが良く行われている。
缶の内面塗料としては、密着性や耐腐食性の点で、フェ
ノール エポキシ系塗料やビニル樹脂系塗料が最も広く
使用されているが、この塗料は有機溶媒溶液の形でしか
使用できず、前述したスプレー塗布では、作業環境中に
溶剤が揮散するという環境衛生上の問題があり、またこ
れを防止するために作業域からの排気或いは焼付炉から
の排気をアフターバーナー等で処理しようとすると、こ
の処理にかなり大きな熱エネルギーと処理設備コストと
を必要と1−るという問題がある。
かかる見地から、上記内面保護塗膜として水性塗料を用
いることは多いに望ましいことであるが、この水性塗料
を、前述した片巻締缶の内面にスプレー塗布した場合に
は、成る特有の問題を生じることが本発明者等は見出し
た。即ち、この片巻締缶の巻締部には一般に周状フレバ
ス部と呼ばれる間隙が次第に小さくなる挾少空間部が存
在し、この周状フレパス部においては、水性塗料の発泡
による塗膜割れが生じる傾向が大であり、金属露出を完
全に防止することが困難であった。
この周状フレバス部分に塗膜欠陥が生じるという問題は
、片巻締缶に水性塗料をスプレー塗装した場合にのみ認
められる特有の問題であり、従ってこの問題に対する解
決手段は全く知られていなかった。
従って、本発明の目的は、上述した欠点が解消芒れた水
性塗料による内面保護塗膜を備えた塗装缶及びその製造
方法を提供するにある。
本発明め他の目的は、周状フレパス部における発泡によ
る塗膜割れが有効に解消され、金属溶出や金属腐食の問
題も改善された水性塗料による内面塗装缶及びその製法
を提供するにある。
本発明によれば、両開口端に7ランジを有する缶胴部材
と缶端部材とを缶胴部材の一端部において巻締して成る
片巻締缶の内面に、水性塗料から形成された保護塗膜を
設けて成る内面塗装缶において、 該保護塗膜は、カルボキシ基含有アクリル樹脂とエポキ
シ樹脂との部分反応物のアンモニウム塩乃至はアミン塩
から成る自己乳化型及び自己架橋型樹脂で形成され、該
片巻締部の周状フレパス部には発泡による塗膜割れのな
い塗料樹脂が一様に充填されていることを特徴とする内
面塗装缶が提供される。
本発明によれば更に、両開口端に7ランジを有する缶胴
部材と缶端部材とを缶胴部材の一端部において巻締[2
て成る片巻締缶の内面に、水性塗料をスプレー塗布し、
次いで焼付けることから成る内面塗装缶の製造方法にお
いて、 カルボキシ基含有アクリル樹脂とエポキシ樹脂トの部分
反応物のアンモニウム塩乃至アミン塩から成る自己乳化
型及び自己架橋型樹脂の水性分散液を、片巻締缶内面に
スプレー塗布し、片巻締部の周状フレバス部において塗
料の皮張りが抑制される条件下にスプレー塗布及び/又
は塗膜の初期の乾燥乃至焼付を行うことを特徴とする方
法が提供される。
本発明を、添付図面に示す具体例に基づいて以下に詳細
に説明する。
本発明による内面塗装缶を示す第1及び第2図において
、この塗装缶は、両開口端にフランジ1を有する缶胴部
材2と、缶端部材6とから成っており、缶端部材6は缶
胴部材2の一端部においてのみ二重巻締され、片巻締部
4を形成している。
この片巻締部4の断面を拡大して示す第2図にオイて、
底側の片巻締部に近接して周状フレ・42部5が存在し
、この周状フレバス部5においては缶胴部材2の壁面及
び缶端部材乙の壁面が次第に近接しで先細りの挾少空間
となっている。缶胴部材2及び缶端部材6の壁面には、
水性塗料から形成された内面保護塗M6が設けられてい
る。
本発明の塗装缶では、この保護塗膜6を、カルボキシル
基含有アクリル樹脂とエポキシ樹脂との部分反応物のア
ンモニウム塩乃至はアミン塩から成る自己乳化型及び自
己架橋型樹脂から形成されること、及び片巻締部の周状
フレパス部5に対して、発泡による塗膜割れのない塗料
樹脂7が一様に充填されていることが顕著な特徴である
先ず、この樹脂分は水性稀釈剤に分散容易であリ、且つ
罐胴金属への密着性に優れしかも耐腐食性のある塗膜を
形成させ得るという点で本発明の目的に特に優れたもの
である。樹脂中に組込まれたエポキシ樹脂分は塗料に対
して優れた密着性を与えるものであり、一方樹脂中に組
込まれたアクリル樹脂分は、アンモニウム塩乃至はアミ
ン塩の形で水性稀釈剤中への自己乳化性を付与する。更
に、これらのエポキシ樹脂分(オキシラン環)とアクリ
ル樹脂分(カルボキシル基)とは、塗料焼付条件下で自
己架橋して、耐腐食性に優れた硬化塗膜を与える。
次に、本発明の塗装缶においては、周状フレバス部5に
上述した樹脂層δα力瓢発泡による塗膜割れ等の欠陥を
生ずることなしに一様に充填されているという微細構造
上の特徴を有する。
添付図面第6図及び第4図は、水性塗料で内面の塗装を
行った片巻締缶の周状フレパス部を展開して示した図面
であり、第3図は本発明範囲外の塗装缶、第4図は本発
明による塗装缶を示す。この第6図を参照すると、本発
明で採用する以下に詳述する配慮を払うことなく製造し
た塗装缶では、塗料樹脂層6cLが不均一に周状フレパ
ス部に充填され、しかも、樹脂層が充填されている部分
では、発泡による塗膜割れ7を生じていることが明らか
となる。これに対して、本発明による内面塗装缶では前
述した塗料の樹脂N6a、が周状フレバス部に一様且つ
均一に充填され、発泡による塗膜割れも全く発生してい
ないことがわかる。第5cL図は第2図においてXlX
2断面で見た、第3図該当内面塗装缶、第5b図は同様
にして観察した第4図該当内面塗装缶である。このため
、本発明による内面塗装缶では周状フレバス部での金属
露出が完全に抑制され、エナメルレータ−による電流値
が0.5mA以下であるのに対して、以下に詳述する手
段を用いることなく製造した内面塗装缶では、この電流
値が10mA以上にも達するのであって、本発明による
優れた作用効果が了解される。
周状フレパス部における水性塗料樹脂の充填が不均一に
行われ、また発泡による塗膜割れが生ずる原因は、水性
塗料では挾小空間部での壁面への濡れや塗料の浸透性が
少ないこと、及び水性塗料は一般に造膜性が低く、塗装
時−から乾燥塩の段階における膜強度が比較的低いこと
の2つが考えられる。
本発明によれは、カルボキシ基含有アクリル樹脂とエポ
キシ樹脂との部分反応物のアンモニウム塩乃至アミ/塩
から成る自己乳化型及び自己架橋型樹脂の水性分散液を
片巻締缶内面にスプレー塗布するが、この際片巻締部の
周状フレバス部において塗料の皮張りが抑制される条件
下にスプレー塗布及び/又は塗膜の初期の乾燥乃至焼付
を行うことにより、周状フレバス部に一様に水性塗料樹
脂を充填することが可能となるものである。
即ち、この周状フレパス部の近傍に施された水性塗料で
は、塗料樹脂の乾燥と同時に塗料樹脂の周状フレバス部
への浸透とが生ずるが、本発明によれば、この周状フレ
バス部近傍での水性塗料の皮張りを抑制乃至は遅延させ
ることにより、水性塗料が比較的長い間流動性のある状
態に保持され、周状フレバス部への塗料樹脂の流動、充
填が良好に行われるものと認められる。また、周状クレ
ノくス部内の突気と塗料との入換えも塗料粘度か未だ低
い段階で行われ、しかも塗料表面と内部との樹脂濃度差
があまり高くない条件下で水性媒体の蒸発が行われるこ
とから、気泡による塗膜割れも有効に解消てれるものと
認められる。
本発明において、周状フレパス部における産科の反張り
が抑制される条件下にスプレー塗布及び/又は塗膜の初
期の乾燥乃至は焼付を行う釦は、前述した本発明の精神
を満足する範囲内で種々の手段を採用し得る1゜ 例えば、最も代表的な手段としては、第6α及び6b図
に示す通り、片巻締缶10の内部にノズル11を介して
水蒸気11αf、1乃至6秒噴霧し、しかる後水性塗料
を片巻締缶10の内部にスプレー塗布する。この水蒸気
噴射により、片巻締缶内部水蒸気で充満さ’fしるため
、水性塗料からの水性媒体の蒸発が遅延され、皮張りの
発生が周状フレバス部近傍の塗料溜りにおいても抑制さ
れるものと思われる1、更に噴霧された水蒸気は周状ク
レノくス部の壁面をも親水性のものとなし、フレパス部
への塗料の充填を容易にする。
また、他の好適な手段では、第7図に示す通り、片巻締
缶10のフレバス部に近接した部分に、シリンダー12
及び中空針16を介して水滴14を1乃至6滴程滴下し
、しかる後水性塗料を片巻締缶10の内部にスプレー塗
布する。滴下された水により、周状フレバス部近傍の塗
料溜りの塗料濃度が薄められ、やはり皮張りが抑制され
ると共に、フレパス部への塗料の充填が促進される。
更に他の手段では、第8α図、第8b図及び第8c図に
示¥如く、片巻締缶10の内面に水性塗料をスプレー塗
布し、fc後、その上部開口端部15を、適当な孔16
を有する蓋17で覆い、この状態で塗膜の乾燥乃至焼付
を行う。この場合でも水性媒体の蒸発が抑制された条件
下で行われることから周状フレバス部近傍の塗料溜りの
皮張りが抑制され、フレパス部への塗料樹脂の一様な充
填と気泡による塗膜割れとが有効に防止される。
本発明に用いる水性塗料において、アクリル樹脂分とし
ては(α)0.5乃至60重量−のエチレン系不飽和カ
ルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、無水マレ
イン酸と、(b) 70乃至99.5重量饅のアクリル
酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン、及びビ
ニルトルエンから成る群より選ばれた単量体の少なくと
も1種とから成る共重合体が使用される。アクリル酸や
メタクリル酸゛のエステルとしては例えば、(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ9
アクリル酸イソプロピル、(メタシアクリル酸n−ブチ
ノペ (メタ)アクリル酸インブチル、(メタ)アクリ
ル酸n−アミル、(メタ)アクリル酸インアミル、(メ
タ9アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸2−
エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n−オクチルなど
がある。ただし、上記の(メタ)アクリル酸とはアクリ
ル酸もしくはメタアクリル酸を示す。
これらのアクリル樹脂は一般に10,000乃至i o
 o、o o o、特に2 o、o o o乃至40,
000の範囲内の分子量及び固形分換算で40乃至60
0特に80乃至240の酸価を有していることが望まし
い。アクリル共重合体の適当な組合せの例は(1)メタ
クリル酸メチル/アクリル酸2−エチルヘキシル/アク
リル酸、(2)スチレン/ヌククリル酸メチル/アクリ
ル酸エチル/メタクリル酸、(3)スチレン/アクリル
酸エチル/メタクリル酸、(4)メタクリル酸メチル/
アクリル酸エチル/アクリル酸等である。
これらのアクリル樹脂は、これらの単量体を水混和性有
機溶媒中アゾビスイソブチロニトリル類や過酸化物の存
在下で重合させることにより容易に得られる。
また、エポキシ樹脂分としては、1分子内に平均1.1
乃至2.0個のエポキシ基を有する数平均分子量1,4
00以上のエポキシ樹脂が使用され、このエポキシ樹脂
は、鑵内面保護塗料としての物性からは分子鎖中に芳香
環を有するエポキシ樹脂、特忙ビスフェノールAとエピ
ハロヒドリンとから誘導されたエポキシ樹脂であること
が望ましく、このエポキシ樹脂は、水混和性、有機溶媒
に溶解式せて、アクリル樹脂との反応に用いる。
このエポキシ樹脂は、未変性でも或いはそれ自体公知の
変性剤を用いて変性しても使用できる。
適当な変性剤の例として、ビスフェノールA、ビスフェ
ノールBのようなビスフェノール類、脱水ヒマシ油、大
豆油脂肪酸、綿実油脂肪酸、サフラワー油脂肪酸、トー
ル油脂肪酸、亜麻仁油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、ヤシ油
脂肪酸、パーム油脂肪酸等の植物油脂肪酸またはこれら
の混合物が主として用いられる力瓢必要に応じて安息香
酸、パラターシャリ−ブチル安息香酸等の芳香族カルボ
ン酸を併用してもよい。これらの変性剤を用いる場合は
、エポキシ樹脂に対して0.5乃至10当量襲程度の変
性剤を用いるのが好ましく、エポキシ樹脂の自己縮合全
可及的に避ける条件下、例えば水混和性有機溶媒中、1
40乃至170℃の温度で変性反応を行なう。
前記アクリル樹脂と前記エポキシ樹脂とは4:1乃至1
:2の重量比で組合され、その部分反応は、これら両樹
脂を水混和性有機溶媒中でアンモニア或いはアミン類の
存在下或いは不存下に、オキシラン環が残存し且つゲル
化を生じない条件下に加熱反応場せることにより行われ
る。この際、反応条件は、これに限定されない力瓢 6
o乃至170℃の温度で、10分間乃至2時間の範囲か
ら選択するのが望ましい。
この部分反応生成物の最終PHが5乃至11となるよう
にアンモニア乃至アミンを加え、更に水を加えて、自己
乳化型及び自己架橋型の樹脂分が得られる。
アミンとしては、例えば、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、ブチルアミン等のアルキルアミン類、2−ジ
メチルアミノエタノール、ジェタノールアミン、トリエ
タノールアミン、アミノメチルプロパツール、ジメチル
アミノメチルプロパノール等アルコールアミン類、モル
ホリン等が使用される。またエチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン等多価アミンも使用できる。
水混和性有機溶媒としては、メタノール、エタノーノペ
 n−10パノール、インプロパツール、n−ブタノー
ル、渡−ブタノール、ttrrt−ブタノール、インブ
タノール等のアルキルアルコール類、メチルセロンルプ
、エチルセロンルフ、フロビルセロンルブ、プチルセロ
ンルブ、メチルカルピトール、エチルカルヒトール等ノ
エーテルアルコール類、メチルセロンルプアセテート、
エチルセロソルブアセテート等のエーテルエステル類、
その他ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ダイア七ト
ンアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール等が
使用される。
本発明に用いる水性塗料は、前述した水混和性有機溶媒
、特に沸点が180℃以上の水混和性有機溶媒を、塗料
全体当り1乃至10重量%、最も好適には3乃至7重量
%の量で含有することが望ましい。即ち、上述した溶媒
を含有する塗料は、周状フレバス部の塗料に対する濡れ
を向上させ、且つ塗料表面の硬い皮張りを防止するとい
う目的にも特に適したものである。
水性塗料中の固形分濃度は、一般に1−5乃至65%の
範囲内にあることが望ましい。
金属缶としては、ブリキ、ティン・フリー・スチール等
の表面処理鋼板やアルミ等の軽金属板か   1ら形成
された任意の片巻締缶が使用され、缶胴の   1継目
は、ハンダ化、接着剤による接合、溶接によ   −る
接合等の任意の手段によるものが用いられる。
スプレー塗装は、スプレーガンからの吹付の他   [
に静電塗装をも用いることができ、罐の内面に、   
−乾燥塗膜として8乃至25 t / y+?の塗工量
で施こ丁のがよい。また、塗膜の焼付は、160乃至2
10℃の温度で、60秒乃至5分間のような条件で行う
ことができる。
本発明を次の例で説明する。
実施例1.1 <A)  カルボキシ基含有アクリル系樹脂溶液の  
 1製造                   2ス
チレン     300.0部 アクリル酸−エチル 210.0部 メタクリル酸    90.0部 ブチルカルピトール 388.0部 過酸化ベンゾイル  12.0部 上記組成の混合物のオを窒素ガス置換した4ツコフラス
コに仕込み80〜90℃に加熱し、その高度に保ちつ\
残りの3/iを2時間かけて徐々に滴rし、滴下終了後
、更にその温度で2時間かきまぎた後冷却し、酸価(固
型分換算、以下同じ)、司型分59.7%、粘度b70
0cps(25℃、以F粘度はすべて25℃における測
定結果を示す0カルボキシ基含有樹脂溶液を得た。
(B)  エポキシ樹脂溶液の製造 エピコート 1007   500  部ブチルカルピ
トール  353.3部 屋素ガス置換した4ツロフラスコに全量仕込み、余々に
加熱して内温を100℃まで上げ、1時間梵拌して完全
に溶解した後80℃まで冷却し、固見分60%のエポキ
シ樹脂溶液を得た。
<C)  低溶剤水性被覆用樹脂溶液の調製02−ジメ
チルアミノエタノール 4.6部■ イオン交換水  
     745.4部4ツロフラスコに■を全量仕込
み、攪拌しなから■を添加して、含有カルボキシル基に
対してはソ当モル中和を行った後、内温を80℃葦で上
昇させ、この温度で60分間かきまぜを続けた後室温ま
で冷却した。更にこの樹脂溶液に■を少量つづ徐々に添
加したところ固形分6.6%、粘度80cpsの若干乳
白色の分散体を得た。次いでこの分散体を液温50℃で
10crn#fの減圧下で減圧蒸溜を行い、固形分20
%、粘度320 cps、塗料中の溶剤含有量4%の低
溶剤水性塗料を得た。得られた低溶剤水性塗料を50℃
で1t月間保存したが、異常は認められなかった。
次に、直径20諺、長さ1.6mのステンレスパイプに
、20m毎に直径1.5調のノズルを有する水蒸気発生
管を、圧力1−5 Kp / c4を発生きせる蒸気発
生装置に接続し、連続的に蒸気を発生させた。
この蒸気発生雰囲気中を、常法によって製缶したアルミ
ニウム蓋を片巻締した炭酸250を缶を1.5秒間で通
過させ缶内を蒸気で充満させた。次いて可及的すみやか
に上記低溶剤含有量型水性塗料の塗料液温40℃、スプ
レー圧力40Kf/d、スプレーノズルとして、35 
b / cdの圧力下で水を1分間に6.4を吐出する
缶胴用ノズルおよび0.8tを吐出する缶蓋用ノズルを
使用し、上記水性被覆用樹脂塗料を1缶当り缶胴220
”f、蛍蓋70■の塗膜量となるようにスプレー被覆し
た。
次いでガスオープンで165℃で4分間焼付を行って水
性塗料で内面被覆した6ピ一ス缶を作製した。
本実施例で作製した缶の金属露出程度は極めて良好であ
りエナメルレータ−による電流値は24缶測定において
、平均で0.02 mA″″cあうた。また周状フレバ
ス部での塗膜割れは全く発生していないことが確認され
た。
実施例2゜ 実施例1と同じ低溶剤含有量型水性塗料を用いて、スプ
レー条件も同一にして、缶胴220岬、缶蓋70■の塗
膜量となるようにスプレー後、中空針を用いて1滴の重
量が約50mfの水を塗料の詰った円周状フレパス部に
等間隔に1滴づつ6滴滴下し、直ちに、ガスオープンで
165℃で4分間焼付を行って水性塗料で被覆した6ピ
一ス缶を作製した。
本実施例で作製した缶の金属露出程度は極めて良好であ
り、エナメルレータ−による電流値は24缶測定におい
て、平均で0.04 mAであつfc。
また周状クレノ・ス部での塗膜割れは、全く発生してい
ないことが確認された。
実施例6゜ 実施例1と同じ低溶剤含有量型水性塗料を用いて、スプ
レー条件も同一にして、常法によって製缶したアルミニ
ウム蓋を片巻締した炭酸250f缶の缶胴に、220〜
、缶蓋に70〜の塗膜量となるようにスプレー後、直ち
に上部開口端部を直径15m+の孔を有する金蓋て覆い
、次いでガスオープンで165℃で4分間焼付を行って
水性塗料で被覆した6ピ一ス缶を作製した。
本実施例で作製した缶の金属露出程度は極めて良好テあ
り、エナメルレータ−による電流値は24缶測定におい
て、平均で0.02 mAであった。
また周状フレバス部での塗膜割れは全く発生していない
ことが確認された。
比較例1゜ 実施例1と同じ低溶剤含有散水性顔料を用いて、スプレ
ー条件も同一にして、常法によって製缶したアルミニウ
ム蓋を片巻締した炭酸2501缶め缶胴に、220■、
缶蓋に70〜の塗膜量となるようにスプレー後、165
℃で4分間焼付を行って水性塗料で被覆しfc3ピース
缶を作製した。本比較例で作製した缶の金属露出をエナ
メルレータ〜による電流値は24缶測定において、平均
で5.74 mA、最高で14.5 mAを示した。ま
た周状フレバス部での発泡による塗膜割れが1缶当り平
均で12箇所見出された。
【図面の簡単な説明】
第1図は内面塗装片巻締缶の断面図、 第2図は第1図の缶の片巻締部の拡大断面図であり、 第6図及び第4図は、第2図の周状クレノくス部の展開
図であって、第6図は本発明範囲外の塗装缶、第4図は
本発明による塗装缶を示し、第5α図及び第5b図は第
2図の線X1−X2における断面図であって、第5a図
は第6図に対応する塗装缶、第5b図は第4図に対応す
る塗装缶を夫々示し、 第6α図は水蒸気噴射工程を説明するための斜視図であ
り、 第6b図は第6α図の線Y、 −Y2 における拡大断
面図であり、 第7図は片巻締部への水滴下を示す説明図であり、 第8α図、第8b図及び第8c図は内面塗膜の水蒸発抑
制を示す説明図であって、第8α図は蓋施用前の缶の断
面図、第8b図は蒸施用後の缶の断面図及び第8c図は
第8b図のものの斜視図である。 2は缶胴部材、6は缶端部材、4は片巻締部、5は周状
フレバス部、6は内面保護塗膜、6αは塗料樹脂層、7
は塗膜割れ、10は片巻締缶、11はノズル、11αは
水蒸気、14は水滴、16は孔、17は蓋を示す。 特許出願人 東洋製罐株式会社、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両開口端に7ランジを有する缶胴部材と缶端部材
    とを缶胴部材の一端部において巻締して成る片巻締缶の
    内面に、水性塗料から形成された保護塗膜を設けて成る
    内面塗装缶において、該保護塗膜は、カルボキシ基含有
    アクリル樹脂とエポキシ樹脂との部分反応物のアンモニ
    ウム塩乃至はアミン塩から成る自己乳化型及び自己架橋
    型樹脂で形成され、該片巻締部の周状フレバス部には発
    泡による塗膜割れのない塗料樹脂が一様に充填されてい
    ることを特徴とする内面塗装缶。
  2. (2)両開口端にフランジを有する缶胴部材と缶端部材
    とを缶胴部材の一端部材において巻締して成る片巻締缶
    の内面に、水性塗料をスプレー塗布し、次いで焼付ける
    ことから成る内面塗装缶の製造方法において、 カルボキシ基含有アクリル樹脂とエポキシ樹脂との部分
    反応物のアンモニウム塩乃至アミン塩から成る自己乳化
    型及び自己架橋型樹脂の水性分散液を、片巻締缶内面に
    スプレー塗布し、片巻締部の周状フレバス部において塗
    料の皮張りが抑制される条件下にスプレー塗布及び/又
    は塗膜の初期の乾燥乃至焼付を行うことを特徴とする方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62185233U (ja) * 1986-05-17 1987-11-25

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