JPS59133737A - 中間周波ブロツク - Google Patents
中間周波ブロツクInfo
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- JPS59133737A JPS59133737A JP661583A JP661583A JPS59133737A JP S59133737 A JPS59133737 A JP S59133737A JP 661583 A JP661583 A JP 661583A JP 661583 A JP661583 A JP 661583A JP S59133737 A JPS59133737 A JP S59133737A
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- Japan
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- acoustic wave
- surface acoustic
- nyquist filter
- frequency
- wave resonator
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J3/00—Continuous tuning
- H03J3/02—Details
- H03J3/04—Arrangements for compensating for variations of physical values, e.g. temperature
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/16—Circuits
- H04B1/26—Circuits for superheterodyne receivers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は中間周波ブロックに係り、特にチューナ部に連
結きれ局部発振部とに連結きれる弾性表面波ナイキスト
フィルタの温度制御のだめの制御部に関する。
結きれ局部発振部とに連結きれる弾性表面波ナイキスト
フィルタの温度制御のだめの制御部に関する。
通常テレビジョンの映像信号は4.5 M Hzの周波
数帯を必要とする。これをDSB(Double 5i
de Bond)方式で送るのでは占有帯域幅が9 M
Hzとなり大き過ぎる。そこテSSB(Single
5ide Band)方式でテレビジョンの映像信号を
送ることが考えられているが、受信するのに複雑な装置
を必要とする。そこで第1図に示すように下側波帯の一
部を除去して送信するVSB(Vestigial 5
ide Band)方式即ち残留側波帯域方式を採用し
ている。
数帯を必要とする。これをDSB(Double 5i
de Bond)方式で送るのでは占有帯域幅が9 M
Hzとなり大き過ぎる。そこテSSB(Single
5ide Band)方式でテレビジョンの映像信号を
送ることが考えられているが、受信するのに複雑な装置
を必要とする。そこで第1図に示すように下側波帯の一
部を除去して送信するVSB(Vestigial 5
ide Band)方式即ち残留側波帯域方式を採用し
ている。
しかしながら第1図に示す波形を受信する場合、下側波
帯の一部を送られていないだめの影響が受信側に生じる
ので、復調器の特性は第2図に示すような特性をを得る
為、圧電基板に重み付は電極と正規型電極とを形成した
弾性表面波ナイキストフィルタ(以下ナイキストフィル
タと称す)を用いて、復調においてのひずみの発生を防
止している0 次にナイキストフィルタを用いた中間周波ブロックの従
来例を第3図及び第4図を参照して説明する。
帯の一部を送られていないだめの影響が受信側に生じる
ので、復調器の特性は第2図に示すような特性をを得る
為、圧電基板に重み付は電極と正規型電極とを形成した
弾性表面波ナイキストフィルタ(以下ナイキストフィル
タと称す)を用いて、復調においてのひずみの発生を防
止している0 次にナイキストフィルタを用いた中間周波ブロックの従
来例を第3図及び第4図を参照して説明する。
第3図において、中間周波ブロックは、チューナと、検
波部と、このチューナ部とこの検波部との間に配置され
た残留側波帯域方式のナイキストフィルタと、そしてこ
のナイキストフィルタを配置した恒温槽C11)とから
構成されている。復調器としてのナイキストフィルタは
ナイキストフィルタの周囲温度が変化する影響による周
波数振幅特性の温度ドリフトを防止即ち温度が変化する
ことにより周波数特性が変化する変化量を抑制するため
に、恒温槽01)を用いてナイキストフィルタの温度を
一定にしていた。しかし恒温槽は高価かつ大型となる困
難があった。
波部と、このチューナ部とこの検波部との間に配置され
た残留側波帯域方式のナイキストフィルタと、そしてこ
のナイキストフィルタを配置した恒温槽C11)とから
構成されている。復調器としてのナイキストフィルタは
ナイキストフィルタの周囲温度が変化する影響による周
波数振幅特性の温度ドリフトを防止即ち温度が変化する
ことにより周波数特性が変化する変化量を抑制するため
に、恒温槽01)を用いてナイキストフィルタの温度を
一定にしていた。しかし恒温槽は高価かつ大型となる困
難があった。
そこで第4図において、第3図に示した中間周波ブロッ
クは局部発振部に制御部を設はナイキストフィルタ付近
にこの制御部に温度センサ(イ)を配置した方式が考え
られている。この方式では、ナイキストフィルタの周囲
温度の影響による周波数振幅特性の温度ドリフトを温度
センサ■により搬送周波数に追従させキャンセル嘔せる
方式である。
クは局部発振部に制御部を設はナイキストフィルタ付近
にこの制御部に温度センサ(イ)を配置した方式が考え
られている。この方式では、ナイキストフィルタの周囲
温度の影響による周波数振幅特性の温度ドリフトを温度
センサ■により搬送周波数に追従させキャンセル嘔せる
方式である。
しかしながら、ナイキストフィルタと温度センサ■から
なる復調器は、温度センサ■及び制御回路が複雑かつ高
価とな乙欠点がある。その上温度センサ(21のセンサ
機能を常に鋭敏化する保守が困難であった。
なる復調器は、温度センサ■及び制御回路が複雑かつ高
価とな乙欠点がある。その上温度センサ(21のセンサ
機能を常に鋭敏化する保守が困難であった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、取扱い
が容易であり、簡易な構造の中間周波ブロックを提供す
ることを目的としている。
が容易であり、簡易な構造の中間周波ブロックを提供す
ることを目的としている。
本発明はこの目的を達成するために、制御部に局部発振
部をかねる弾性表面波共振子を用いることにより、弾性
表面波共振子を局部発振回路に使用して弾性表面波ナイ
キストフィルタの周囲温度の変化により弾性表面波ナイ
キストフィルタ周波数の温度ドリフトに弾性表面波共振
子の局部発振周波数を追従てせるようにし、温度ドリフ
トをキャンセルてせるものである。
部をかねる弾性表面波共振子を用いることにより、弾性
表面波共振子を局部発振回路に使用して弾性表面波ナイ
キストフィルタの周囲温度の変化により弾性表面波ナイ
キストフィルタ周波数の温度ドリフトに弾性表面波共振
子の局部発振周波数を追従てせるようにし、温度ドリフ
トをキャンセルてせるものである。
以下第5図を参照して本発明の詳細な説明する。
第5図において、本発明の中間周波ブロックは、チュー
ナ部と検波部との間に、弾性表面波共振子(251)と
ナイキストフィルタ(252)とからなる弾性表面波装
置(2つに配置し構成している。第5図に示す中間周波
ブロックにおいて、送信周波数?+1が9125MHz
とすると、局部発振回路(221の局部発振周波数C2
,11は130.15 MHzとなる。即ち、弾性表面
波共振子(251)の共振周波数が38.ssMHzで
あるので、L性分で発振きせるだめ0.05MHzの増
加することを考慮に入れれば、発振周波数(財)6−1
t 38.9 MHzとなる。
ナ部と検波部との間に、弾性表面波共振子(251)と
ナイキストフィルタ(252)とからなる弾性表面波装
置(2つに配置し構成している。第5図に示す中間周波
ブロックにおいて、送信周波数?+1が9125MHz
とすると、局部発振回路(221の局部発振周波数C2
,11は130.15 MHzとなる。即ち、弾性表面
波共振子(251)の共振周波数が38.ssMHzで
あるので、L性分で発振きせるだめ0.05MHzの増
加することを考慮に入れれば、発振周波数(財)6−1
t 38.9 MHzとなる。
またナイキストフィルタ(252)の発振周波数も38
.9M Hzとなるのは言うまでもない。即ち局部発振
回路(221のローカル周波数を91.251VIHz
に固定すれば、局部発振周波数(24は130.15M
Hzとなる。しかしながら、本発明の弾性表面波装置(
ハ)において、ナイキストフィルタ(252)と同一平
面上にあり且つ局部発振回路に弾性表面波共振子(25
1)を用いているので、弾性表面波装置C9の周囲温度
が上昇した場合、ナイキストフィルタ(252)の振幅
特性が低い方に例えば(38,9MHz−△f)に推移
する。即ちナイ′°キストフィルタ(252)の通常の
振幅特性をfTとすれば、(f、−△f)となる。この
時、ナイキストフィルタ(252)と同一平面上に強性
表面波共振子(251)があるので、弾性表面波共振子
(251)の通常の振幅特性をfrとすれば、振幅特性
は(fT−△f)に推移する。
.9M Hzとなるのは言うまでもない。即ち局部発振
回路(221のローカル周波数を91.251VIHz
に固定すれば、局部発振周波数(24は130.15M
Hzとなる。しかしながら、本発明の弾性表面波装置(
ハ)において、ナイキストフィルタ(252)と同一平
面上にあり且つ局部発振回路に弾性表面波共振子(25
1)を用いているので、弾性表面波装置C9の周囲温度
が上昇した場合、ナイキストフィルタ(252)の振幅
特性が低い方に例えば(38,9MHz−△f)に推移
する。即ちナイ′°キストフィルタ(252)の通常の
振幅特性をfTとすれば、(f、−△f)となる。この
時、ナイキストフィルタ(252)と同一平面上に強性
表面波共振子(251)があるので、弾性表面波共振子
(251)の通常の振幅特性をfrとすれば、振幅特性
は(fT−△f)に推移する。
したがってfvとfrとは等しいので弾性表面波共振子
の振幅特性ij: (38,91VIHz −△f )
とナル。
の振幅特性ij: (38,91VIHz −△f )
とナル。
この振幅特性が発振周波ea+となる。即ち、発振周波
数(20は、(38,9B/fHz −△f )となり
、局部発振周波数F2=I+は(130,15MHz
−f ) ニf(ル。
数(20は、(38,9B/fHz −△f )となり
、局部発振周波数F2=I+は(130,15MHz
−f ) ニf(ル。
上述のことにより、チューナ出力の搬送周波数(47)
は、 (130,!5MH2−Xf) 91.25M、’H
z=38.9MHz−大fとなる。即ち弾性表面波装置
(25)の周囲温度が上昇した場合、ナイキストフィル
タ(251)の搬送周波数(fv−△f)にチューナ出
力の搬送周波数(271が追従し、ナイキストフィルタ
(252)の温度ドリフトをキャンセルすることができ
る。
は、 (130,!5MH2−Xf) 91.25M、’H
z=38.9MHz−大fとなる。即ち弾性表面波装置
(25)の周囲温度が上昇した場合、ナイキストフィル
タ(251)の搬送周波数(fv−△f)にチューナ出
力の搬送周波数(271が追従し、ナイキストフィルタ
(252)の温度ドリフトをキャンセルすることができ
る。
次に第6歯を参照して本発明の中間周波ブロックに使用
する弾性表面波装置について説明する。
する弾性表面波装置について説明する。
イルタ(331と弾性表面波共振子(34)とが配置構
成でれている。ナイキストフィルタ@は圧電基板Ql)
の一方の端に正規型電極(331)が構成でれ、他方の
端に重み付は電極(333)が構成されている。との正
規型電極(331)と重み付は電極(a 33)との間
には、正規型電極(331)から重み付は電極(β33
)にかけて空気中を誘電する現像を防止する為のシール
ド電極(332)が構成されている。この正規型電極(
331)と重み付は電極(333)との圧電基板の端方
にはそれぞれ吸音剤(334)、(335)が塗布され
ている。そして正規型電極(331)はリードビン(3
36)にボンディング線(337)を介して電気的に接
続されている。また、同様に重み付は電極(333)も
リードビン(33B)にボンディング線(339)を介
して電気的に接続遣れている。
成でれている。ナイキストフィルタ@は圧電基板Ql)
の一方の端に正規型電極(331)が構成でれ、他方の
端に重み付は電極(333)が構成されている。との正
規型電極(331)と重み付は電極(a 33)との間
には、正規型電極(331)から重み付は電極(β33
)にかけて空気中を誘電する現像を防止する為のシール
ド電極(332)が構成されている。この正規型電極(
331)と重み付は電極(333)との圧電基板の端方
にはそれぞれ吸音剤(334)、(335)が塗布され
ている。そして正規型電極(331)はリードビン(3
36)にボンディング線(337)を介して電気的に接
続されている。また、同様に重み付は電極(333)も
リードビン(33B)にボンディング線(339)を介
して電気的に接続遣れている。
また一方、弾性表面波共振子64顛おいて、圧電基板c
32上の両端部に反射電極(342)、(343)が形
成されている。この反射電極(342)、(343)と
の間には正規型電極(341)が形成きれている。さら
に正規型電極(341)はリードビン(345)とボン
ディング線(344)を介して電気的に接続している。
32上の両端部に反射電極(342)、(343)が形
成されている。この反射電極(342)、(343)と
の間には正規型電極(341)が形成きれている。さら
に正規型電極(341)はリードビン(345)とボン
ディング線(344)を介して電気的に接続している。
このシステムGυとシェル(351とは気密封止例えば
レーザ封止され、弾性表面波装置が構成てれている。
レーザ封止され、弾性表面波装置が構成てれている。
ところで、この弾性表面波装置4’((1)を用いた第
5図に示した中間周波ブロックは、恒温槽を使用しない
ので、製造原価が安価になる上、恒温槽から発せられる
熱がなくなりナイキストフィルタの周囲温度が高温にな
ることがなくなる。さらに温度センサを使用しないので
安価になった上複雑な構造を取る必要もない。その上、
この弾性表面波装置(至)は同一圧電基板にナイキスト
フィルタと弾性表面波共振子を構成した為、搬送周波数
と共振周波数とが一致し、ローカル発振の値の変更で容
易に温度ドリフトをキャンセルすることができる。
5図に示した中間周波ブロックは、恒温槽を使用しない
ので、製造原価が安価になる上、恒温槽から発せられる
熱がなくなりナイキストフィルタの周囲温度が高温にな
ることがなくなる。さらに温度センサを使用しないので
安価になった上複雑な構造を取る必要もない。その上、
この弾性表面波装置(至)は同一圧電基板にナイキスト
フィルタと弾性表面波共振子を構成した為、搬送周波数
と共振周波数とが一致し、ローカル発振の値の変更で容
易に温度ドリフトをキャンセルすることができる。
次に第7図を参照して本発明の弾性表面波装置の発振周
波数、ナイキストフィルタの周囲温度、及びナイキスト
フィルタの電極と弾性表面波共振子の電極との最短距離
C359(第1図参照)の関係を説明する。ここで、ナ
イキストフィルタの電極とは正規型電極、シールド電極
、及び重み付は電極を指し、また弾性表面波共振子の電
極は反射器及び正規型電極を指す1、又、この場合の共
振周波数は38.85MHzのものを用いた。
波数、ナイキストフィルタの周囲温度、及びナイキスト
フィルタの電極と弾性表面波共振子の電極との最短距離
C359(第1図参照)の関係を説明する。ここで、ナ
イキストフィルタの電極とは正規型電極、シールド電極
、及び重み付は電極を指し、また弾性表面波共振子の電
極は反射器及び正規型電極を指す1、又、この場合の共
振周波数は38.85MHzのものを用いた。
第7図において、特性曲線(51)はナイキストフィル
タの中心周波数を示す特性曲線であり、特性曲線(52
)は最短距@ (351が1露の弾性表面層共振子の共
振周波数を示す特性曲線であり、特性曲線(53)は最
短距離G5)が10膿の弾性表面波共振子の共振周波数
を示す特性曲線であシ、特性曲線(54)は最短距離(
351が20瓢の弾性表面波共振子の共振周波数と示す
特性曲線である。最短距離C35) ij: 1 wn
未満にすると、ナイキストフィルタの電極と弾性表面波
共振子の電極との間に誘電現像等が生じる危険がある。
タの中心周波数を示す特性曲線であり、特性曲線(52
)は最短距@ (351が1露の弾性表面層共振子の共
振周波数を示す特性曲線であり、特性曲線(53)は最
短距離G5)が10膿の弾性表面波共振子の共振周波数
を示す特性曲線であシ、特性曲線(54)は最短距離(
351が20瓢の弾性表面波共振子の共振周波数と示す
特性曲線である。最短距離C35) ij: 1 wn
未満にすると、ナイキストフィルタの電極と弾性表面波
共振子の電極との間に誘電現像等が生じる危険がある。
また、最短距離I39が10霧以内であれば、弾性表面
波共振子の共振周波数がナイキストフィルタの中心周波
数に実質的に一致するので、ナイキストフィルタの温度
ドリフトを良好にキャンセルすることが出来る。その上
最短距離C15+が1爛乃至10!@であればどのよう
な悪条件下であっても、測定器の誤差範囲約5%の規格
に収めることができる。
波共振子の共振周波数がナイキストフィルタの中心周波
数に実質的に一致するので、ナイキストフィルタの温度
ドリフトを良好にキャンセルすることが出来る。その上
最短距離C15+が1爛乃至10!@であればどのよう
な悪条件下であっても、測定器の誤差範囲約5%の規格
に収めることができる。
第5図では本発明の弾性表面波装置は、同一圧電基板上
にナイキストフィルタと弾性表面波共振子とを配置する
構造で説明した。しかしながら、本発明の弾性表面波装
置は、ナイキストフィルタと弾性表面波共振子とをそれ
ぞれ別の圧電基板に形成し、それぞれの圧電基板を同一
平面例えばメラム上に載置して構成しても良いのは言う
までもない。また、ナイキストフィルタと弾性表面波共
振子を別々に構成すると、個々の特性をチェックするの
が容易となり、温度ドリフトのキャンセルを簡単に行な
うことができる利点を有する。
にナイキストフィルタと弾性表面波共振子とを配置する
構造で説明した。しかしながら、本発明の弾性表面波装
置は、ナイキストフィルタと弾性表面波共振子とをそれ
ぞれ別の圧電基板に形成し、それぞれの圧電基板を同一
平面例えばメラム上に載置して構成しても良いのは言う
までもない。また、ナイキストフィルタと弾性表面波共
振子を別々に構成すると、個々の特性をチェックするの
が容易となり、温度ドリフトのキャンセルを簡単に行な
うことができる利点を有する。
以上のように本発明によれば、制御部に局部発振部をか
ねる弾性表面波共振子を用いることにより、弾性表面波
共振子を局部発振回路に使用し且つ弾性表面波ナイキス
トフィルタと弾性表面波共振子とが周囲温度と同一にな
るので、周囲温度の変化により弾性表面波ナイキストフ
ィルタ周波数の温度ドリフトに弾性表面波共振子の局部
発振周波数を追従させるようにし、温度ドリフトをキャ
ンセルはせることができた。
ねる弾性表面波共振子を用いることにより、弾性表面波
共振子を局部発振回路に使用し且つ弾性表面波ナイキス
トフィルタと弾性表面波共振子とが周囲温度と同一にな
るので、周囲温度の変化により弾性表面波ナイキストフ
ィルタ周波数の温度ドリフトに弾性表面波共振子の局部
発振周波数を追従させるようにし、温度ドリフトをキャ
ンセルはせることができた。
第1図はテレビジョンの映像信号周波数帯を表示した模
式図、第2図は弾性表面波ナイキストフィルタによって
得られる復調器の特性図、第3図は恒温槽を用いた中間
周波ブロックを示すブロック図、第4図は温度センサを
用いた中間周波ブロックを示すブロック図、第5図は本
発明の中間周波ブロックの実施例を示すブロック図、第
6図は第5図に使用した弾性表面波装置を示す分解斜視
図、第7図は第6図に示した弾性表面波装置の特性を示
す特性図である。 (34・・・圧電基板 (33)・・・弾性表面波ナイキストフィルタ(34)
・・・弾性表面波共振子 (331X341)・・・正規型電極 (333)・・・重み付は電極 (342X343)・・・反射電極 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名)第1図 1 第2図 1珠 第3図 第4図 手続補正書(自発) 1−請8.尽88 特許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭 58−6615号 一29発明の名称 中間周波ブロック 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307) 東京芝浦電気株式会社 4、代理人 〒100 東京都千代田区内幸町1−1−6 東京芝浦電気株式会社東京事務所内 明細書全文 6、補正の内容 別紙のとおり 訂正明細書 1、発明の名称 中間周波ブロック 2、特許請求の範囲 (1) チューナ部と、検波部と、このチューナ部と
この検波部との間≦二装置された残留側波帯域方式の弾
性表面波ナイキストフィルタと、前記チューナ部(一連
結され局部発振部とC二連結される前記弾性表面波ナイ
キストフィルタの温度制御のための制御部とからなる中
間周波ブロックC−おいて、前記制御部は前記局部発振
部をかねる弾性表面波共振子からなり且つ前記弾性表面
波ナイキストフィルタの周囲温度の変化により前記弾性
表面波ナイキストフィルタ周波数の温度ドリフト【二前
記弾性表面波共振子の局部発振周波数を追従させるよう
にしたことを特徴とする中間周波ブロック。 範囲第1項記載の中間周波ブロック。 (4)前記弾性表面波ナイキストフィルタの電極を構成
する第1の圧電基板と前記弾性表面波共振子の電極を構
成する第2の圧電基板とは前記ステを構成してなる第1
の圧電基板と前記弾性表面波ブロック。 3、発明の詳細な説明 [発明の技術分野] 本発明は中間周波ブロック(二係り、特にチューナ部蟇
二連結され局部発振部とに連結される弾性表面波ナイキ
ストフィルタの温度制御のための制御S「二関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 通常テレビジョンの映像信号は4.5MIIzの周波数
帯を必要とする。これをD S B (Double
5ide Bond)方式で送るのでは占有帯域幅が9
MHzと々り大き過ぎる。そこでSSB(Single
5ide Band)方式でテレビジョンの映像信号
を送ることが考えられているが、受信するの【二複雛な
装置を必要とする。 そこで第1図1二示すよう′に下側波帯の一部を除去し
て送信するV8B(Vestigial 8ide B
and)方式即ち残留側波帯域方式を採用している。 しかしながら第1図に示す波形を受信する場合、下側波
帯の一部を送られてい欧いための影響が受信側C生じる
ので、復調器の特性は第2図に示すような特性を得る為
、圧電基板に重み付は電極と正規型電極とを形成した弾
性表面波ナイキストフィルタ(以下ナイキストフィルタ
と称す)を用いて、拶調5二おいてのひずみの発生を防
止している。 次Cニナイキストフィルタを用いた中間周波ブロックの
従来例を第3図及び第4図を参照して説明する。 第3図f二おいて、中間周波ブロックは、チューナと、
検波部と、このチューナ部とこの検波部との間に配置さ
れた残留側波帯域方式のナイキストフィルタと、そして
このナイキストフィルタを配置した恒温槽01)とから
構成されている。復調器としてのナイキストフィルタは
ナイキストフィルタの周囲温度が変化する影響による周
波数振幅特性の温度ドリフトを防止即ち温度が変化する
こと5二より周波数特性が変化する変化量を抑制するた
めf二、恒温槽α℃を用いてナイキストフィルタの温度
を一定l二していた。しかし恒温槽は高価かつ大型と々
る困難があった。 そこで第4図において、舶3図tユ示した中間周波ブロ
ックは局部発振部に制御部を設はナイキストフィルタ付
近ζ二この制御部に温度センサ(20)を配置した方式
が考えられている。この方式では、ナイキストフィルタ
の周囲温度の影響3ユよる周波数振幅特性の温度ドリフ
トを温度センサ(イ)によりキャンセルさせる方式であ
る。しかしながら、ナイキストフィルタと温度センサ(
@からなる復調器は、温度センサ(社)及び制御回路が
複雑かつ高価となる欠点がある。その上温度センサ(社
)のセンサ機能を常に鋭敏化する保守が困難であった。 [発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、取扱い
が容易であり、簡易な構造の中間周波ブロックを提供す
ることを目的としている。 [発明の概要] 本発明 −はこの目的を達成する ため(−1制御部に局部発振部をかねる弾性表面波共振
子を用いることにより、弾性表面波共振子を局部発振回
路(1使用して弾性表面波ナイキストフィルタの周囲温
度の変化により弾性表面波ナイキストフィルタ周波数の
温度ドリア)l1弾性表面波共振子の局部発振周波数を
追従させるようf二し、温度ドリフトをキャンセルさせ
るものである。 [発明の実施例] 以下第5図を参照して本発明の実施例を峠明する。 第5図において、本発明の中間周波ブロックは、チュー
ナ部と検波部との間(−1弾性軸面波共振子(251)
とナイキストフィルタ(252)とからなる弾性表面波
装置095)−二装置し構成している。第5図1−示す
中間周波ブロック(−おいて、送信周波数jzlが91
.25MHzとすると、局部発振回路(22)の局部発
振周波数−は130.15MHzとなる。即ち、弾性表
面波共振子(251)の共振周波数が38.85λ4H
zであるので、L成分で発振させるためQ、35MHz
の増加することを考慮(−入れれば、発振周波数(26
1は38.9 MHzとなる。またナイキストフィルタ
(252)の発振周波数も38.9 MHzとなるのは
言うまでもない。即ち局部発振回路(4))のローカル
周波数を91.25MHz 1m。 固定すれば、局部発振周波数例は130.15 MHz
となる。しかし々から、本発明の弾性表面波装置−にお
いて、ナイキストフィルタ(252)と同一平面上1−
あり且つ局部発振回路1ユ弾性表面波共振子(251)
を用いているので、弾性表面波装置5+の周囲温度が上
昇した場合、ナイキストフィルタ(252)の振幅特性
が低い方5二例えば(38,9MHz−Δf)に推移す
る。即ちナイキストフィルタ(252)の通常の振幅特
性’rfvとすれば、(fv−△f)となる。この時、
ナイキストフィルタ(252)と同一平面上に弾性表面
波共振子(251)があるので、弾性表面波共振子(2
51)の通常の振幅特性をfrとすれば、振幅特性は(
fr−△j)l=推移する。したがってfvとfrとは
等しいので弾性表面波共振子の振幅特性は(38,9M
Hz −△f ) トナル。 この振幅特性が発振周数数(支))となる。−即ち、発
振周波数(財))は、(38,9MHz−△f)となり
、局部発振周波数(財)は(130,15MHz −△
f ) になる。 上述のことにより、チューナ出力の搬送周波数−は、 (130,15MHz−Δf)91.25MHz=38
.9MHz −△fとなる。即ち弾性表面波装置例の周
囲温度が上昇した場合、ナイキストフィルタ(251)
の搬送周波数(fv−△f)Iニチューナ出力の搬送周
波数(幻が追従し、ナイキストフィルタ(252)の温
度ドリフトをキャンセルすることができる0 次に第6図を参照して本発明の中間周波ブロックζ−使
用する弾性表面波装置I:、ついて説明する。 第6図1二おいて、金属例えば鉄からなる50+uX5
0閂のステム(8旧ユ工ボキシ系接着剤(図示せず)を
介して厚さが0.48wのLiTaO3等からなる30
關×30+uの圧電基板上に、ナイキストフィルタ(8
3)と弾性表面波共振子(洲とが配置構成されているo
″!!たこのステム(8111−はリードピン(336
)、 (33B)、 (345)が植設されている。ナ
イキストフィルタ(83)は圧電基板(81)の一方の
端g二正規型電極(331)が構成され、他方の端C二
重み例は電極(333)が構成されている。 この正規型電極(331)と重み付は電極(333)と
の間Cは、正規型電極(331)から重み付は電極(3
33)にかけて空気中を誘電する現像を防止する為のシ
ールド電極(332)が構成されている。この正規型電
極(331)と重み付は電極(333)との圧電基板の
端方I:はそれぞれ吸音剤(334)、 (335)が
塗布されている。そして正規型電極(331) Hリー
ドピン(336) Iニボンデイング線(337)を介
して電気的C二接続されている。また、同様に重み付は
電極(333)もリードピン(338) Iニボンデイ
ング線(339)を介して電気的C二接続されている。 また一方、弾性表面波共振子Thl二おいて、圧電基板
(猶上の両端部5二反射電極(342)、 (343)
が形成されている。この反射電極(342)、 (34
3)との間C二は正規型電極(341)が形成されてい
る。さらl二正規型電極(341)はり−ドビン(34
5)とボンディング線(344)を介して電気的g二接
続しているOこのステム(8′I)とシェル瞥)とは気
密封止例えばレーザ封止され、弾性表面波装置が構成さ
れている。 またステム(81)とシェル關とから外囲器が構成され
ている。 ところで、この弾性表面波共振子を用いた第5図C二足
した中間周波ブロックは、恒温槽を使用しないので、製
造原価が安価C−なる上、恒温槽から発せられる熱がな
くなりナイキストフィルタの周囲温度が高温コニなるこ
とがなくなる。さら(一温度センサを使用しないので安
価になった上複雑な構造を取る必要もない。その上、こ
の弾性表面波装置に))は同一圧電基板tニナイキスト
フィルタと弾性表面波共振子を構成した為、搬送周波数
と共振周波数とが一致し7、ローカル発振の値の変更で
容易呪ユ温度ドリフトをキャンセルすることができる。 次に第7図を参照して本発明の弾性表面波装置の発振周
波数、ナイキストフィルタの周囲温度、及びナイキスト
フィルタの電極と弾性表面波共振子の電極との最短距離
鄭)(第6図参照)の関係を説明する。ここで、ナイキ
ストフィルタの電極とは正規型電極、シールド電極、及
び重み付は電極を指し、!た弾性表面波共振子の%j、
極は反射器及び正規型電極を指す。又、この場合の共振
周波数は38.85MHzのものを用いた。 第7図において、特性曲線1,511はナイキストフィ
ルタの中心周波数を示す特性曲線であり、特性曲線間は
最短距離内が1軸の弾性表面層共振子の共振周波数を示
す特性曲線であり、特性曲線(頻は最短距離内が10.
の弾性表面波共振子の共振周波数を示す特性曲線であり
、特性曲線(54+は最短距離135)が20間の弾性
表面波共振子の共振周波数と示す特性曲線である。最短
距離(35)は1u未満Cニすると、ナイキストフィル
タの電極と弾性表面波共振子の電極との間l−誘電現像
等が生じる危険がある。でた、最短距nl&5+が10
間以内であれば、弾性表面波共振子の共振周波数、がナ
イキストフィルタの中心周波数2二実質的Cニ一致する
ので、ナイキストフィルタの温度ドリフトを良好Cユキ
ャンセルすることが出来る。その上最短距離間が1間乃
至10龍であればどのような悪条件下であっても、測定
器の誤差範囲約5チの規格に収めることができる。 第5図では本発明の弾性表面波装置は、同一圧電基板上
5ニナイキストフイールタと弾性表面波共振子とを配置
する構造で説明した。しかしながら、本発明の弾性表面
波装置は、ナイキストフィルタと弾性表面波共振子とを
それぞれ別の圧電基板に形成しく但しナイキストフィル
タの圧電基板と弾性表面波共振子の圧電基板とは同一材
質からなる。)、それぞれの圧電基板を同一平面例えば
ステム上に載置して構成しても良いのは言うまでもない
。また、ナイキストフィルタと弾性表面波共振子を別々
1−構成すると、個々の特性をチェックするのが容易と
なり、温度ドリフトのキャンセルを簡単に行なうことが
できる利点を有する。 [発明の効果] 以上のように本発明1−よれば、制御部f二局部発振部
をかねる弾性表面波共振子を用いることCユより、弾性
表面波共振子を局部発振回路に使用し且つ弾性表面波ナ
イキストフィルタと弾性表面波共振子とが周囲温度と同
一になるので、周囲温度の変化C二より弾性表面波ナイ
キストフィルタ周波数の温度ドリフトに弾性忰面波共振
子の局部発振周波数を追従させるよう1−シ、温度ドリ
フトをキャンセルさせることができた。 4、図面の簡単な説明 第1図はテレビジョンの映像信号周波数帯を表示した模
式図、第2図は弾性表面波ナイキストフィルタによって
得られる復調器の特性図、第3図は恒温槽を用いた中間
周波ブロックを示すブロック図、第4図は温度センサを
用いた中間周波ブロックを示すブロック図、第5図は本
発明の中間周波ブロックの実施例を示すブロック図、第
6図は第5図に使用した弾性表面波装置を示す分解斜視
図、第7図は第6図1−示した弾性表面波装置の特性を
示す特性図である。 (昭・・・圧電基板 (R3)・・・弾性表面波ナイキストフィルタGn・・
・弾性表面波共振子 (331X341)・・・正規型電極 (333)・・・重み付は電極 (342X343)・・・反射電極 代理人 弁理士 則 近 患 佑 1
式図、第2図は弾性表面波ナイキストフィルタによって
得られる復調器の特性図、第3図は恒温槽を用いた中間
周波ブロックを示すブロック図、第4図は温度センサを
用いた中間周波ブロックを示すブロック図、第5図は本
発明の中間周波ブロックの実施例を示すブロック図、第
6図は第5図に使用した弾性表面波装置を示す分解斜視
図、第7図は第6図に示した弾性表面波装置の特性を示
す特性図である。 (34・・・圧電基板 (33)・・・弾性表面波ナイキストフィルタ(34)
・・・弾性表面波共振子 (331X341)・・・正規型電極 (333)・・・重み付は電極 (342X343)・・・反射電極 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名)第1図 1 第2図 1珠 第3図 第4図 手続補正書(自発) 1−請8.尽88 特許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭 58−6615号 一29発明の名称 中間周波ブロック 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307) 東京芝浦電気株式会社 4、代理人 〒100 東京都千代田区内幸町1−1−6 東京芝浦電気株式会社東京事務所内 明細書全文 6、補正の内容 別紙のとおり 訂正明細書 1、発明の名称 中間周波ブロック 2、特許請求の範囲 (1) チューナ部と、検波部と、このチューナ部と
この検波部との間≦二装置された残留側波帯域方式の弾
性表面波ナイキストフィルタと、前記チューナ部(一連
結され局部発振部とC二連結される前記弾性表面波ナイ
キストフィルタの温度制御のための制御部とからなる中
間周波ブロックC−おいて、前記制御部は前記局部発振
部をかねる弾性表面波共振子からなり且つ前記弾性表面
波ナイキストフィルタの周囲温度の変化により前記弾性
表面波ナイキストフィルタ周波数の温度ドリフト【二前
記弾性表面波共振子の局部発振周波数を追従させるよう
にしたことを特徴とする中間周波ブロック。 範囲第1項記載の中間周波ブロック。 (4)前記弾性表面波ナイキストフィルタの電極を構成
する第1の圧電基板と前記弾性表面波共振子の電極を構
成する第2の圧電基板とは前記ステを構成してなる第1
の圧電基板と前記弾性表面波ブロック。 3、発明の詳細な説明 [発明の技術分野] 本発明は中間周波ブロック(二係り、特にチューナ部蟇
二連結され局部発振部とに連結される弾性表面波ナイキ
ストフィルタの温度制御のための制御S「二関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 通常テレビジョンの映像信号は4.5MIIzの周波数
帯を必要とする。これをD S B (Double
5ide Bond)方式で送るのでは占有帯域幅が9
MHzと々り大き過ぎる。そこでSSB(Single
5ide Band)方式でテレビジョンの映像信号
を送ることが考えられているが、受信するの【二複雛な
装置を必要とする。 そこで第1図1二示すよう′に下側波帯の一部を除去し
て送信するV8B(Vestigial 8ide B
and)方式即ち残留側波帯域方式を採用している。 しかしながら第1図に示す波形を受信する場合、下側波
帯の一部を送られてい欧いための影響が受信側C生じる
ので、復調器の特性は第2図に示すような特性を得る為
、圧電基板に重み付は電極と正規型電極とを形成した弾
性表面波ナイキストフィルタ(以下ナイキストフィルタ
と称す)を用いて、拶調5二おいてのひずみの発生を防
止している。 次Cニナイキストフィルタを用いた中間周波ブロックの
従来例を第3図及び第4図を参照して説明する。 第3図f二おいて、中間周波ブロックは、チューナと、
検波部と、このチューナ部とこの検波部との間に配置さ
れた残留側波帯域方式のナイキストフィルタと、そして
このナイキストフィルタを配置した恒温槽01)とから
構成されている。復調器としてのナイキストフィルタは
ナイキストフィルタの周囲温度が変化する影響による周
波数振幅特性の温度ドリフトを防止即ち温度が変化する
こと5二より周波数特性が変化する変化量を抑制するた
めf二、恒温槽α℃を用いてナイキストフィルタの温度
を一定l二していた。しかし恒温槽は高価かつ大型と々
る困難があった。 そこで第4図において、舶3図tユ示した中間周波ブロ
ックは局部発振部に制御部を設はナイキストフィルタ付
近ζ二この制御部に温度センサ(20)を配置した方式
が考えられている。この方式では、ナイキストフィルタ
の周囲温度の影響3ユよる周波数振幅特性の温度ドリフ
トを温度センサ(イ)によりキャンセルさせる方式であ
る。しかしながら、ナイキストフィルタと温度センサ(
@からなる復調器は、温度センサ(社)及び制御回路が
複雑かつ高価となる欠点がある。その上温度センサ(社
)のセンサ機能を常に鋭敏化する保守が困難であった。 [発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、取扱い
が容易であり、簡易な構造の中間周波ブロックを提供す
ることを目的としている。 [発明の概要] 本発明 −はこの目的を達成する ため(−1制御部に局部発振部をかねる弾性表面波共振
子を用いることにより、弾性表面波共振子を局部発振回
路(1使用して弾性表面波ナイキストフィルタの周囲温
度の変化により弾性表面波ナイキストフィルタ周波数の
温度ドリア)l1弾性表面波共振子の局部発振周波数を
追従させるようf二し、温度ドリフトをキャンセルさせ
るものである。 [発明の実施例] 以下第5図を参照して本発明の実施例を峠明する。 第5図において、本発明の中間周波ブロックは、チュー
ナ部と検波部との間(−1弾性軸面波共振子(251)
とナイキストフィルタ(252)とからなる弾性表面波
装置095)−二装置し構成している。第5図1−示す
中間周波ブロック(−おいて、送信周波数jzlが91
.25MHzとすると、局部発振回路(22)の局部発
振周波数−は130.15MHzとなる。即ち、弾性表
面波共振子(251)の共振周波数が38.85λ4H
zであるので、L成分で発振させるためQ、35MHz
の増加することを考慮(−入れれば、発振周波数(26
1は38.9 MHzとなる。またナイキストフィルタ
(252)の発振周波数も38.9 MHzとなるのは
言うまでもない。即ち局部発振回路(4))のローカル
周波数を91.25MHz 1m。 固定すれば、局部発振周波数例は130.15 MHz
となる。しかし々から、本発明の弾性表面波装置−にお
いて、ナイキストフィルタ(252)と同一平面上1−
あり且つ局部発振回路1ユ弾性表面波共振子(251)
を用いているので、弾性表面波装置5+の周囲温度が上
昇した場合、ナイキストフィルタ(252)の振幅特性
が低い方5二例えば(38,9MHz−Δf)に推移す
る。即ちナイキストフィルタ(252)の通常の振幅特
性’rfvとすれば、(fv−△f)となる。この時、
ナイキストフィルタ(252)と同一平面上に弾性表面
波共振子(251)があるので、弾性表面波共振子(2
51)の通常の振幅特性をfrとすれば、振幅特性は(
fr−△j)l=推移する。したがってfvとfrとは
等しいので弾性表面波共振子の振幅特性は(38,9M
Hz −△f ) トナル。 この振幅特性が発振周数数(支))となる。−即ち、発
振周波数(財))は、(38,9MHz−△f)となり
、局部発振周波数(財)は(130,15MHz −△
f ) になる。 上述のことにより、チューナ出力の搬送周波数−は、 (130,15MHz−Δf)91.25MHz=38
.9MHz −△fとなる。即ち弾性表面波装置例の周
囲温度が上昇した場合、ナイキストフィルタ(251)
の搬送周波数(fv−△f)Iニチューナ出力の搬送周
波数(幻が追従し、ナイキストフィルタ(252)の温
度ドリフトをキャンセルすることができる0 次に第6図を参照して本発明の中間周波ブロックζ−使
用する弾性表面波装置I:、ついて説明する。 第6図1二おいて、金属例えば鉄からなる50+uX5
0閂のステム(8旧ユ工ボキシ系接着剤(図示せず)を
介して厚さが0.48wのLiTaO3等からなる30
關×30+uの圧電基板上に、ナイキストフィルタ(8
3)と弾性表面波共振子(洲とが配置構成されているo
″!!たこのステム(8111−はリードピン(336
)、 (33B)、 (345)が植設されている。ナ
イキストフィルタ(83)は圧電基板(81)の一方の
端g二正規型電極(331)が構成され、他方の端C二
重み例は電極(333)が構成されている。 この正規型電極(331)と重み付は電極(333)と
の間Cは、正規型電極(331)から重み付は電極(3
33)にかけて空気中を誘電する現像を防止する為のシ
ールド電極(332)が構成されている。この正規型電
極(331)と重み付は電極(333)との圧電基板の
端方I:はそれぞれ吸音剤(334)、 (335)が
塗布されている。そして正規型電極(331) Hリー
ドピン(336) Iニボンデイング線(337)を介
して電気的C二接続されている。また、同様に重み付は
電極(333)もリードピン(338) Iニボンデイ
ング線(339)を介して電気的C二接続されている。 また一方、弾性表面波共振子Thl二おいて、圧電基板
(猶上の両端部5二反射電極(342)、 (343)
が形成されている。この反射電極(342)、 (34
3)との間C二は正規型電極(341)が形成されてい
る。さらl二正規型電極(341)はり−ドビン(34
5)とボンディング線(344)を介して電気的g二接
続しているOこのステム(8′I)とシェル瞥)とは気
密封止例えばレーザ封止され、弾性表面波装置が構成さ
れている。 またステム(81)とシェル關とから外囲器が構成され
ている。 ところで、この弾性表面波共振子を用いた第5図C二足
した中間周波ブロックは、恒温槽を使用しないので、製
造原価が安価C−なる上、恒温槽から発せられる熱がな
くなりナイキストフィルタの周囲温度が高温コニなるこ
とがなくなる。さら(一温度センサを使用しないので安
価になった上複雑な構造を取る必要もない。その上、こ
の弾性表面波装置に))は同一圧電基板tニナイキスト
フィルタと弾性表面波共振子を構成した為、搬送周波数
と共振周波数とが一致し7、ローカル発振の値の変更で
容易呪ユ温度ドリフトをキャンセルすることができる。 次に第7図を参照して本発明の弾性表面波装置の発振周
波数、ナイキストフィルタの周囲温度、及びナイキスト
フィルタの電極と弾性表面波共振子の電極との最短距離
鄭)(第6図参照)の関係を説明する。ここで、ナイキ
ストフィルタの電極とは正規型電極、シールド電極、及
び重み付は電極を指し、!た弾性表面波共振子の%j、
極は反射器及び正規型電極を指す。又、この場合の共振
周波数は38.85MHzのものを用いた。 第7図において、特性曲線1,511はナイキストフィ
ルタの中心周波数を示す特性曲線であり、特性曲線間は
最短距離内が1軸の弾性表面層共振子の共振周波数を示
す特性曲線であり、特性曲線(頻は最短距離内が10.
の弾性表面波共振子の共振周波数を示す特性曲線であり
、特性曲線(54+は最短距離135)が20間の弾性
表面波共振子の共振周波数と示す特性曲線である。最短
距離(35)は1u未満Cニすると、ナイキストフィル
タの電極と弾性表面波共振子の電極との間l−誘電現像
等が生じる危険がある。でた、最短距nl&5+が10
間以内であれば、弾性表面波共振子の共振周波数、がナ
イキストフィルタの中心周波数2二実質的Cニ一致する
ので、ナイキストフィルタの温度ドリフトを良好Cユキ
ャンセルすることが出来る。その上最短距離間が1間乃
至10龍であればどのような悪条件下であっても、測定
器の誤差範囲約5チの規格に収めることができる。 第5図では本発明の弾性表面波装置は、同一圧電基板上
5ニナイキストフイールタと弾性表面波共振子とを配置
する構造で説明した。しかしながら、本発明の弾性表面
波装置は、ナイキストフィルタと弾性表面波共振子とを
それぞれ別の圧電基板に形成しく但しナイキストフィル
タの圧電基板と弾性表面波共振子の圧電基板とは同一材
質からなる。)、それぞれの圧電基板を同一平面例えば
ステム上に載置して構成しても良いのは言うまでもない
。また、ナイキストフィルタと弾性表面波共振子を別々
1−構成すると、個々の特性をチェックするのが容易と
なり、温度ドリフトのキャンセルを簡単に行なうことが
できる利点を有する。 [発明の効果] 以上のように本発明1−よれば、制御部f二局部発振部
をかねる弾性表面波共振子を用いることCユより、弾性
表面波共振子を局部発振回路に使用し且つ弾性表面波ナ
イキストフィルタと弾性表面波共振子とが周囲温度と同
一になるので、周囲温度の変化C二より弾性表面波ナイ
キストフィルタ周波数の温度ドリフトに弾性忰面波共振
子の局部発振周波数を追従させるよう1−シ、温度ドリ
フトをキャンセルさせることができた。 4、図面の簡単な説明 第1図はテレビジョンの映像信号周波数帯を表示した模
式図、第2図は弾性表面波ナイキストフィルタによって
得られる復調器の特性図、第3図は恒温槽を用いた中間
周波ブロックを示すブロック図、第4図は温度センサを
用いた中間周波ブロックを示すブロック図、第5図は本
発明の中間周波ブロックの実施例を示すブロック図、第
6図は第5図に使用した弾性表面波装置を示す分解斜視
図、第7図は第6図1−示した弾性表面波装置の特性を
示す特性図である。 (昭・・・圧電基板 (R3)・・・弾性表面波ナイキストフィルタGn・・
・弾性表面波共振子 (331X341)・・・正規型電極 (333)・・・重み付は電極 (342X343)・・・反射電極 代理人 弁理士 則 近 患 佑 1
Claims (5)
- (1)チューナ8と、検波部と、このチューナ部とこの
検波部との間に配置てれた残留側波帯域方式の弾性表面
波ナイキストフィルタと、前記チューナ部に連結され局
部発振部とに連結される前記弾性表面波ナイキストフィ
ルタの温度制御のための制御部とからなる中間周波ブロ
ックにおいて、前記制御部は前記局部発振部をかねる弾
性表面波共振子からなり且つ前記弾性表面波ナイキスト
フィルタの周囲温度の変化によシ前記弾性表面波ナイキ
ストフィルタ周波数の温度ドリフトに前記弾性表面波共
振子の局部発振周波数を追従略せるようにしたことを特
徴とする中間周波ブロック。 - (2)前記弾性表面波ナイキストフィルタと前記弾性表
面波共振子とは同一平面上にあることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の中間周波ブロック。 - (3)前記弾性表面波ナイキストフィルタに構成された
電極と前記弾性表面波共振子に構成された電極との最も
狭い間隔は、略0.ICm乃至略1.0 (1711の
範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の中間周波ブロック。 - (4)前記弾性表面波ナイキストフィルタの電極を構成
する第1の圧電基板と前記弾性表面波共振子の電極を構
成する第2の圧電基板とは同一圧電基板からなることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の中間周波ブロッ
ク。 - (5)前記同一平面とはスラムからなる面であることを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載の中間周波ブロッ
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP661583A JPS59133737A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 中間周波ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP661583A JPS59133737A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 中間周波ブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59133737A true JPS59133737A (ja) | 1984-08-01 |
JPH0153815B2 JPH0153815B2 (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=11643265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP661583A Granted JPS59133737A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 中間周波ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59133737A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62277805A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-02 | Nec Corp | 弾性表面波発振器 |
JPS62277804A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-02 | Nec Corp | 弾性表面波発振器 |
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- 1983-01-20 JP JP661583A patent/JPS59133737A/ja active Granted
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