JPS5913330Y2 - チエンソ− - Google Patents

チエンソ−

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Publication number
JPS5913330Y2
JPS5913330Y2 JP8166578U JP8166578U JPS5913330Y2 JP S5913330 Y2 JPS5913330 Y2 JP S5913330Y2 JP 8166578 U JP8166578 U JP 8166578U JP 8166578 U JP8166578 U JP 8166578U JP S5913330 Y2 JPS5913330 Y2 JP S5913330Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
engine
handle
hot air
passage
Prior art date
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Expired
Application number
JP8166578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54183514U (ja
Inventor
敏雄 明石
Original Assignee
ゼノア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゼノア株式会社 filed Critical ゼノア株式会社
Priority to JP8166578U priority Critical patent/JPS5913330Y2/ja
Publication of JPS54183514U publication Critical patent/JPS54183514U/ja
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Publication of JPS5913330Y2 publication Critical patent/JPS5913330Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、大気と温風とを切り換えて、気化器に吸引せ
しめるとともに、ハンドルを加温するよう設けたチェン
ソーに係るものである。
従来、チェンソーにおいて、酷寒時に過冷空気の吸引に
よって、気化器内部において水分の凍結を生じ、あるい
は過冷空気によるエンジンの不調を生じていた。
このためにシリンダーの外周を通過せしめて加温された
空気を気化器に吸引せしめる手段が用いられていた。
この場合、気温の変化あるいは、過負荷によるエンジン
の過熱等により、吸入空気が過熱されたときには、逆に
エンジンの不調を生ずる欠点があった。
また作業者はハンドルを把持して木材等の切断作業を行
なうが、酷寒時には、手が凍えて作業能率を阻害してい
た。
本考案は、シリンダーの外周あるいはマフラーの外壁等
のエンジンの高熱部分を通過して加温された温風を気化
器の吸入口に導くための温風通路を設け、この温風通路
から分岐してハンドル内を通過する加温通路を設け、温
風通路の温風と大気とを切り換えて吸入口と加温通路に
連通せしめるための切換弁を設けることにより、気温の
変化あるいはエンジンの運転状況に応じて、温風と大気
とを切り換えてエンジンの運転を常に円滑に保持せしめ
るとともに、ハンドルを加温して作業者の手の凍えるの
を防ぎ、しかも1個の切換弁の操作で、気化器の吸気と
ハンドルを同時に加温することができるチェンソーを提
供しようとするものである。
以下、図面に用いて本考案の実施例について詳細な説明
を行なう。
図において、1はチェンソーのケース3内に装着された
エンジン、5はエンジン1のシリンダー、7はシリンダ
ー5内に摺動自在に設けられたピストン、9はクランク
軸11に設けられたクランク13とピストン7とを連結
する連結杆、15は燃料タンク、17は潤滑油タンク、
19はエンジン1によって駆動されるソーチェンである
21はケース3の上部にゴム等の緩衝体23.23を介
して装着された支持体、25は支持体21の後部に1端
を固着され、他端をケース3の後部にゴム等の緩衝体2
7を介して支持されたハンドル、29は支持体21の側
部に1端を固着し、他端をケース3の側面下部にゴム等
の緩衝体31を介して固着したハンドルである。
33はエンジン1の吸気口34に固着して設けられた気
化器、35は気化器33の吸入口である。
37は支持体21内に設けられた気化器室で、内部に気
化器33が収容されている。
39は支持体21内に設けた吸気室41と気化器室37
とを仕切って設けられたフィルター、43はゴム等の可
撓体で形成されたカバーで、気化器33の下部付近を密
閉している。
45はエンジン1の排気口47に装着されたマフラー、
49はマフラー45の内部を第1室51と第2室53と
に仕切る仕切板で、適宜な連通孔55゜55.・・・が
設けられている。
57は第2室53に連通ずる排気管、59は排気口47
と第1室51とを連通ずる連通管である。
61はマフラー45の外壁を覆うカバーで、マフラー4
5の外壁との間に通風路63が形成されている。
65.65はカバー61のシリンダー5側に設けられた
通風孔である。
67は通風路63に連通して設けられた接続管である。
69は支持体21の内部に設けた切換室で、上部に設け
た開口部71は吸気室41に連通し、また後部に設けた
弁孔73は連通室75を経て開口部77から大気に連通
している。
79は支持体21に回転自在に支持された軸81に固着
して水平方向に回動自在に設けられた切換弁である。
83はハンドル25に軸85により揺動自在に枢着され
たスロットルレバーで、ロッド87を介して気化器33
の燃料供給量を調節するものである。
89は1端をスロットルレバー83に連結し、他端を軸
81に固着するアーム91に連結されたワイヤーである
93は切換室69に連通して設けられた接続管で、内端
に弁孔94が設けられている。
95は両端をそれぞれ接続管67、接続管93に嵌合す
る連結管でゴム等の可撓性の材料により形成されている
クランク軸11に固着するファン96によって発生する
風は、シリンダー5の周辺の通風路97、通風孔65、
通風路63、連結管95よりなる温風通路99を通って
換気室69内に入り、開口部71.吸気室41.フィル
ター39、気化器室37を経て吸入口35に吸入される
ものである。
101は温風通路99から分岐してハンドル29内を通
過する加温通路で、連通孔103を介して吸気室41に
連通ずる通気室105からハンドル29内を通過して、
他端の排気口107に連通している。
以上の構成において、本考案のエンジンを備えたチェン
ソーの作用について説明すれば、まず、スロットルレバ
ー83は手をはなした状態(アイドル回転の状態)では
、弾機(図示せず)により第1図の矢印Aと反対方向に
付勢されている。
したがって、ワイヤー89は第7図の矢印Cと反対方向
に移動した位置にあり、切換弁79は弁孔73を閉鎖し
、弁孔94を開放した状態にある。
この状態でエンジン1を始動すれば、エンジン1の排気
はマフラー45内を通って排気管57から排出され、マ
フラー45の外壁は急速に加熱される。
ファン96によって発生する風は、温風通路99を通っ
て加温され切換室69内に入る。
すなわち、シリンダー5の周辺の通風路97、通風孔6
5、通風路63、連結管95、弁孔94を経て切換室6
9内に入る。
切換室69内に入った温風は開口部71.吸気室41.
フィルター39、気化器室37を通って吸気口35に吸
入されるとともに、吸気室41がら連通孔103、通気
室105、ハンドル29を通過して排気孔107から大
気に放出されてハンドル29を加温するものである。
つぎにスロワI・ルレバー83を把持して第1図の矢印
Aの方向に回動せしめると、気化器33の燃料供給量が
増加し、エンジン10回転が増加し、あるいは駆動力が
増大する。
この状態ではワイヤー89が第7図の矢印Cの方向に移
動し、切換弁79は第7図の矢印Bの方向に回動して弁
孔94を閉鎖し、弁孔73を開放する。
したがって、大気が開口部77から、連通室75、弁孔
73、切換室69、開口部71.吸気室41.フィルタ
ー39、気化器室37を経て吸気口35に吸入され、同
時に加温通路101に温風が流れることも停止されるの
で、ハンドル29の加温は行なわれないものである。
本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成であるから
、気温の変化あるいはエンジンの運転状況に応じて、気
化器に大気と温風とを切り換えて吸入せしめて、エンジ
ンの運転を常に円滑に保持することができるとともに、
ハンドルを加温して作業者の手の凍えるのを防ぎ、しか
も構造簡単に、かつ操作容易に、気化器の吸気とハンド
ルの加温を同時に行なうことができ、作業能率を向上す
ることができるものである。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるものではなく
、請求範囲の示す各種態様はすべて本考案に属するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれ本考案の実施例の側
断面図、正断面図、平面断面図、第4図、第5図はそれ
ぞれ要部の正断面図、側断面図、第6図は第5図のVI
−VI線の正面断面図、第7図は第4図のVII−VI
I線の平面断面図である。 (図面の主要な部分を表わす符号の説明)、1・・・エ
ンジン、29・・・ハンドル、33・・・気化器、35
・・・吸入口、79・・・切換弁、99・・・温風通路
、101・・・加温通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン1の高熱部分を通過して加温された温風を気化
    器33の吸入口35に導くための温風通路99を設け、
    前記温風通路99から分岐してハンドル29内を通過す
    る加温通路101を設け、前記温風通路99の温風と大
    気とを切り換えて前記吸入口35と加温通路101に連
    通せしめるための切換弁79を設けたことを特徴とする
    チェンソー
JP8166578U 1978-06-16 1978-06-16 チエンソ− Expired JPS5913330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8166578U JPS5913330Y2 (ja) 1978-06-16 1978-06-16 チエンソ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8166578U JPS5913330Y2 (ja) 1978-06-16 1978-06-16 チエンソ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54183514U JPS54183514U (ja) 1979-12-26
JPS5913330Y2 true JPS5913330Y2 (ja) 1984-04-20

Family

ID=29001759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8166578U Expired JPS5913330Y2 (ja) 1978-06-16 1978-06-16 チエンソ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS5913330Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54183514U (ja) 1979-12-26

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