JP2001214775A - 始動装置 - Google Patents

始動装置

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JP2001214775A
JP2001214775A JP2000401437A JP2000401437A JP2001214775A JP 2001214775 A JP2001214775 A JP 2001214775A JP 2000401437 A JP2000401437 A JP 2000401437A JP 2000401437 A JP2000401437 A JP 2000401437A JP 2001214775 A JP2001214775 A JP 2001214775A
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combustion engine
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JP2000401437A
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Matthias Hehnke
ヘーンケ マティアス
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Andreas Stihl AG and Co KG
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Andreas Stihl AG and Co KG
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    • F02M23/04Apparatus for adding secondary air to fuel-air mixture with automatic control
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い温度範囲でスタータフラップの手での調
整なしに内燃機関の確実な始動及び加速を保証する。 【解決手段】 バイパス路(30)をスタータフラップ
(13)の手前から分岐させ且つスロットルフラップ
(11)の下流側で混合物流れ経路に開口させる。制御
エレメント(35)が、内燃機関(1)にじかに配設さ
れている温度センサ(36)によって調整され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念部分に記載のダイアフラム気化器を備える内燃機関の
ための始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような始動装置は、ヨーロッパ特許
出願公開第0262491号明細書(EP-0 262 491 A 2)
により知られている。ダイアフラム気化器の気化器ハウ
ジングに吸入路が形成されており、当該吸入路が内燃機
関の入口路と連通している。当該吸入路には、ベンチュ
リ部の領域に主燃料噴射口が配置されており、一方ベン
チュリ部の下流側に配置されたスロットルフラップの回
動領域(旋回領域)にアイドリングジェットが開口して
いる。ベンチュリ部の上流側にはスタータフラップが配
置されており、当該スタータフラップには、スタータフ
ラップが閉じている状態での燃焼用空気の供給のための
バイパス路が形成されている。当該バイパス路はバイメ
タルエレメントによって制御されており、当該バイメタ
ルエレメントがダイアフラム気化器の吸入路における周
囲温度に依存してバイパス路における空気輸送量(空気
流量)を制御する。
【0003】パワーチェーンソー、切断研削機、刈払
機、送風機等々のような手持ち作業機における原動機と
して使用されるこのようなガソリンで動かされる内燃機
関の始動は、ケーブルコントロールスタータ(引き紐ス
タータ、Seilzugstarter)を使用している。当該ケーブ
ルコントロールスタータによってわずかなストロークで
内燃機関の始動が保障されている必要がある。この場
合、チョークフラップの規定どおりの位置で内燃機関の
始動が保証されていること、しかしながらアイドリング
回転数へ内燃機関の回転を上げる際には油分の過剰な混
合物(ueberfettendesGemisch) が発生する可能性があ
り、これの結果として多くの場合に内燃機関がストール
する(止まる)ことがわかっている。たいていツースト
ロークエンジンあるいはフォーストロークエンジンとし
て構成される内燃機関が油分の過剰のゆえにストールす
ると、なれていない使用者にとって内燃機関を再度運転
開始するのがしばしば困難である。
【0004】バイパス路の貫流横断面の周知の温度制御
される調節で、確かに温度に適合した燃焼用空気の配分
が保証されるが、しかしながら、スタータフラップにお
けるバイパス路の流れ横断面の変化によってダイアフラ
ム気化器の吸入路における負圧も変動する。これは、燃
料流入(燃料供給)の影響(抗力、反作用)をもつ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ダイアフラ
ム気化器を備える内燃機関のためのはじめに述べた種類
の始動装置を、使用者による手での干渉なしに内燃機関
の確実な始動及び加速(回転数を上げること)が大きな
温度範囲に関して保証されているように構成することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、請求項1の特徴とする構成により解決される。バイ
パス路がスタータフラップの手前で分岐して形成されて
おり且つスタータフラップの下流側で混合物流れ経路に
開口して注ぐので、吸入路におけるベンチュリ部の領域
における負圧割合がバイパス路を経て流れる空気量に直
接依存するようになる。従って、燃料流入が相応に生じ
るだろう。その結果、混合物組成の変化が、バイパス路
における空気輸送量の変化によって達成され得る。支配
的な周囲温度への始動条件の適合のための混合物組成の
このような変化は、容易に取り扱われ得る且つ極端な条
件のもとでも確実な始動割合(始動状況)を保証する。
【0007】本発明により、バイパス路を通る空気輸送
量を調節する制御エレメントを、内燃機関にじかに配置
されている温度センサによって調整することが考慮にい
れられている。それによって、始動混合物の決定のため
に、内燃機関を支配する温度が、つまり近似的に燃焼室
壁の現実に即した温度が、考慮にいれられる。このため
に、合目的には、温度センサが内燃機関のシリンダに配
置されている。温度センサを内燃機関のクランクケース
に、しかしながら有利にはシリンダ近傍に、設けても十
分であるだろう。
【0008】合目的には、バイパス路が入口路に開口し
て注いでいる。その際、組み立て経費(組み立ての手
間)の減少のために温度センサ及び調整エレメント(制
御エレメント)がバイパス路の注ぎ口(開口部)に配置
されている。その際、バイパス路の注ぎ口は、特に、熱
伝導能力のある(熱伝導性の)材料からなるパイプ部分
(管部分)によって形成されている。
【0009】しかし、調整エレメントをバイパス路の分
岐部(バイパス路が分岐して生じる部分)とバイパス路
の注ぎ口との間に配置することも有利であるだろう。そ
のとき、温度センサは、あらゆる合目的な箇所に配置さ
れ得る、従って例えば出口路の壁部に配置され得る。そ
れによって、バイパスをスタータフラップとスロットル
フラップとの間に開口(合流)させることの可能性も与
えられる。
【0010】温度に依存して調整され得る制御エレメン
トの構成は、バイパス路が下側の境界温度よりも低いと
ころで恒常的に閉じられており且つ上側の境界温度より
も高いところで恒常的に開かれているように与えられて
いる。当該下側の境界温度と当該上側の境界温度との間
の範囲内では、バイパス路の貫流横断面が調節されてい
る。その際、当該温度範囲は、ほぼ−10℃と+10℃
との間にあるとよい。
【0011】合目的には、例えばスタータフラップが開
いている状態でバイパス路をスタータフラップ軸を用い
て完全に閉じるために、バイパス路が機械的な弁によっ
て閉鎖され得る。したがって、通常の運転状態でのバイ
パス路からの影響(反応、反作用、抗力)が確実に回避
されている。
【0012】本発明の別の構成は、他の請求項、発明の
詳細な説明、及び、以下に詳細に説明される本発明の実
施例が図示されている図面から判明する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、ダイアフラム気化器とつ
ながれた内燃機関のための始動装置(スタート装置)を
図式的な図示で示す。図2は、図1に示す始動装置の別
の形態を図式的な図示で示す。図3は、機械的な遮断弁
の断面を図式的な図示で示す。
【0014】図1には、入口路2と出口路3とを備える
内燃機関1が図式的に示されている。入口路2には、ダ
イアフラム気化器4の吸入路5が連通している。その
際、当該連通は、特に弾力のある、あるいは熱に関して
絶縁する、あるいは弾力があり且つ熱に関して絶縁する
中間部(中間リンク)6を介して行われる。吸入路5
は、気化器ハウジング7に形成されており、ベンチュリ
部8を有する。当該ベンチュリ部の領域に、主燃料噴射
口(主燃料ノズル)9が開口している。ベンチュリ部8
の下流側では、吸入路5にアイドリングジェット10が
開口している。当該アイドリングジェットは、ベンチュ
リ部8の下流側に配置されたスロットルフラップ(スロ
ットルバルブ)11の回動領域(旋回領域)に位置す
る。スロットルフラップ11は、スロットルフラップ軸
(スロットルバルブ軸)12によって回動させられ得る
ように吸入路5内に装着されている。図1では、スロッ
トルフラップ11がスロットル全開位置にて、すなわち
完全に開かれて図示されている。
【0015】ベンチュリ部8の上流側には、(有利には
吸入路5内に)スタータフラップ(チョーク)13が設
けられている。当該スタータフラップは、スロットルフ
ラップ11のように、回転軸14を用いて回動させられ
得るように吸入路5内にて保持されている。スタータフ
ラップ13は当該示された実施例では空気窓15を有
し、スタータフラップ13が閉じている状態で内燃機関
1の運転のために必要不可欠な燃焼用空気が当該空気窓
を通って流れ込む。
【0016】図1に示された実施例では、スタータフラ
ップ13が始動位置にて図示されている。当該始動位置
では、当該スタータフラップが吸入路5の横断面を十分
に完全に閉鎖し、その結果、空気窓15を通ってだけ空
気流入が可能である。付加的にあるいは空気窓15の代
わりにチョークフラップ13がそれの縁領域に吸入路5
の周囲壁に対してのあそびをもっており、その結果、ス
タータフラップ13の図示された閉鎖位置にて、スター
タフラップ13の縁部と吸入路5の壁部との間のあそび
部分を通っての所望の量の空気流入が保証されているこ
とも合目的であるだろう。
【0017】吸入路5の上流側には空気路16がつなが
れている。当該空気路は、詳細には図示されていないエ
アフィルタとつながれている。空気路16を通って、ダ
イアフラム気化器4に矢印方向17に燃焼用空気が流れ
込む。当該燃焼用空気に、(スタータフラップ13及び
スロットルフラップ11の位置に応じて)燃料噴射口9
及び10の領域にて燃料が混合される。この燃料/空気
混合物が中間部6を経て内燃機関1の入口路2に供給さ
れる。
【0018】燃料噴射口9及び10を経て吸入路5に入
る燃料は、気化器ハウジング7に形成されている燃料ポ
ンプ18を介して供給される。燃料ポンプ18は、管継
ぎ手(接続パイプ)19を介してポンプ室に供給されて
いる変動するクランクケース圧力によって駆動されてい
る。燃料は、吸入接続部20を経て吸入され、ダイアフ
ラム制御される流入弁(Zulaufventil)21を経て調節室
22に送られる。当該調節室から主燃料噴射口9にもア
イドリングジェット10にも供給される。調節室22
は、ダイアフラム23によって画成されている。当該ダ
イアフラムが、ばね負荷を与えられたレバー24を介し
て流入弁21を制御する。
【0019】周囲空気圧力での補償のために、調節ダイ
アフラム23が、調節室22とは反対の側で周囲空気圧
力によって付勢されている。そのために、調節ダイアフ
ラム23の乾燥側に、開口部26を介して雰囲気(大
気)に対して換気されている補償室25が形成されてい
る。
【0020】チョークフラップ及びスロットルフラップ
の図示された始動位置(チョークフラップ13が閉じら
れており;スロットルフラップ11が開かれている)に
おける混合物の調整は、約−20〜−30℃の温度範囲
で内燃機関の始動及び継続作動(Durchlaufen)が使用者
による干渉なしに保証されているように与えられてい
る。
【0021】混合物を周囲温度に適合させるために、本
発明に係る始動装置はバイパス路30を備えている。当
該バイパス路は、図示された実施例では、ホースとして
形成されている。バイパス路30の一方の端部31は、
分岐接続パイプ29とつながれている。当該分岐接続パ
イプ29は、(有利には気化器ハウジング7の近くで)
空気路16から分かれる。図示された実施例では、前記
ホースの端部31が前記分岐接続パイプの固定用部分2
8上にスライド取り付けされている(押し込まれてい
る)。
【0022】バイパス路30の別の第二の端部32は、
入口路2の壁部27から突き出ているパイプ部分33と
つながれている。ホースとして構成されたバイパス路3
0との接続のために、パイプ部分33がホース端部のス
ライド取り付けのための固定用端部34を有する。
【0023】入口路2の壁部27にて保持されたパイプ
部分33は、図1では、温度センサ36によって調整さ
れ得る制御エレメント35を有する。(図1に示されて
いるように)調整エレメント35及び温度センサ36を
一体に、例えばバイメタルからなるアクチュエータ(コ
ントロールエレメント)の形で構成することも合目的で
あるだろう。温度センサ36が内燃機関1に、詳しく言
うと内燃機関のシリンダ40の壁部に配設されているの
で、内燃機関1の運転温度が検知され且つバイパス空気
の配分(配量)の際に考慮にいれられる。温度センサ3
6が(図示されたように)入口路2の壁部27に配設さ
れると、入口路の温度がバイパス空気の制御のために直
接に考慮にいれられる。その結果、混合物経路に沿って
の温度条件が把握されている。冷えたエンジンの場合に
は高められた燃料量が混合物経路の壁部で凝縮するある
いは温めたエンジンの場合にはこのような凝縮がほとん
ど生じないことが考慮にいれられ得る。
【0024】バイパス路30を通る空気貫流は、有利に
は、例えば−10℃よりも低いシリンダ温度の場合に温
度センサ36が調整エレメント35を持続的に閉じた状
態に保ち、一方例えば−10℃〜+10℃のシリンダ温
度の温度範囲で目下のシリンダ温度に依存して程度の差
はあれ開くように調整されている。例えば10℃のシリ
ンダ温度より上では、調整エレメント35がバイパス路
30の流れ経路を完全に解放する(フリーにする)。そ
の結果、バイパス路が前記アクチュエータによる侵害な
しに完全に開かれている。
【0025】シリンダ温度に依存してのバイパス路30
を通っての空気流入の制御によって、操作者による手で
の干渉なしに約−30℃〜+50℃の温度範囲で内燃機
関の確実な始動及び機械装置の起動(動き出すこと)が
保証されている。
【0026】図2に示す実施例では、図1に示されてい
るものと類似の始動装置が示されている。従って、同じ
部材には同じ符号が使用されている。図1とは異なっ
て、図2では温度センサ36が出口路3の壁部37に配
設されている。その結果、バイパス空気の配分が排気ガ
ス温度に依存して行われ得る。その際、温度センサ36
は、それに対して空間的な近傍に配設された調整エレメ
ント35に作用する。当該調整エレメントは、バイパス
路30の分岐部(分岐してはじまる部分)29と入口路
2へのそれの開口部(注ぎ口)38との間に配置されて
いる。
【0027】温度センサをクランクケース41に配設す
ることも合目的であるだろう。スタータフラップ13と
スロットルフラップ11との間の通路部分にバイパス路
30′の開口部(注ぎ口)38′を配置することも有利
である。それによって、全負荷及びアイドリング位置で
バイパス路の影響が確実に排除される。
【0028】図3に示されているように、バイパス路3
0を機械的な弁50によって遮断可能に構成することも
合目的であるだろう。弁要素49が弁ケース47にガイ
ドされたスタータフラップ13の回転軸14によって形
成されていることが有利である。その際、回転軸14が
半径方向の弁孔48を有し、当該弁孔が弁50の図示さ
れた開放位置で弁ケースの接続開口部45、46とぴっ
たりに位置する。スタータフラップ13の非アクティブ
な(作動していない)位置では回転軸14が90°回転
させられている。その結果、弁孔48が弁ケース47の
内壁によって閉ざされている。バイパス路30は、スタ
ータフラップ13の開放位置で遮断されている。すなわ
ち、始動状況以外の運転条件のもとでのバイパス路の影
響(反応)は排除されている。
【0029】機械的な弁50の切り替えが独立した特に
外部のスタートスイッチによっても行われ得ることが合
目的である。また、スタート連動桿(Startgestaenge)と
の弁要素49のないしは当該スイッチの機能に関する連
結が有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイアフラム気化器とつながれた内燃機関のた
めの始動装置の図式的な図である。
【図2】図1に示す始動装置の別の形態の図式的な図で
ある。
【図3】機械的な遮断弁の断面の図式的な図である。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 入口路 4 ダイアフラム気化器 3 出口路 5 吸入路 8 ベンチュリ部 10 燃料噴射口 11 スロットルフラップ(スロットルバル
ブ) 12 回転軸 13 スタータフラップ(チョーク) 14 回転軸 27 入口路壁部 29 分岐部 30、30′ バイパス路 33 パイプ部分 35 制御エレメント 36 温度センサ 37 出口路壁部 38 注ぎ口 40 シリンダ 41 クランクケース 47 弁ケース 48 弁孔 49 弁要素 50 弁

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベンチュリ部(8)を備えている吸入路
    であって内燃機関(1)の入口路(2)とつながれてい
    る吸入路(5)を有するダイアフラム気化器(4)と、
    吸入路(5)内に配設されているスロットルフラップで
    あってその回動領域に少なくとも一つの燃料噴射口(1
    0)が開口しているスロットルフラップ(11)と、ベ
    ンチュリ部(8)の上流側に配設されたスタータフラッ
    プ(13)及びスタータフラップ(13)が閉じている
    状態での付加的な空気供給のためのバイパス路(30)
    とを備えている内燃機関(1)のための始動装置にし
    て、バイパス路(30)における空気輸送量が温度に依
    存して調整され得る制御エレメント(35)によって決
    められている始動装置において、 バイパス路(30)がスタータフラップ(13)の手前
    から分岐しており且つスタータフラップ(13)の下流
    側で混合物流れ経路に開口して注いでいること、及び、
    制御エレメント(35)が、内燃機関(1)にじかに配
    設されている温度センサ(36)によって調整され得る
    ことを特徴とする始動装置。
  2. 【請求項2】 温度センサ(36)がシリンダ(40)
    に、好ましくは入口路壁部(27)に、出口路壁部(3
    7)に、あるいは出口路(3)に接続された内燃機関の
    消音装置に配設されていることを特徴とする、請求項1
    に記載の始動装置。
  3. 【請求項3】 温度センサ(36)が内燃機関(1)の
    クランクケース(41)に且つ好ましくはシリンダ近傍
    に配設されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    始動装置。
  4. 【請求項4】 バイパス路(30)がスロットルフラッ
    プ(11)の下流側で混合物流れ経路に、好ましくは入
    口路(2)に開口して注いでおり、温度センサ(36)
    及び制御エレメント(35)が特にバイパス路(30)
    の注ぎ口(38)に配設されており、好ましくはバイパ
    ス路(30)の注ぎ口(38)が熱伝導能力のある材料
    からなるパイプ部分(33)によって形成されているこ
    とを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    始動装置。
  5. 【請求項5】 バイパス路(30′)がスタータフラッ
    プ(13)とスロットルフラップ(11)との間で混合
    物流れ経路に開口して注いでいることを特徴とする、請
    求項1〜3のいずれか一項に記載の始動装置。
  6. 【請求項6】 制御エレメント(35)がバイパス路
    (30)の分岐部(29)とバイパス路の注ぎ口(3
    8)との間に配置されていることを特徴とする、請求項
    1〜5のいずれか一項に記載の始動装置。
  7. 【請求項7】 バイパス路(30)が下側の境界温度よ
    りも低いところで完全に閉じられており且つ上側の境界
    温度よりも高いところで完全に開かれており、バイパス
    路(30)の貫流横断面が好ましくは下側の境界温度と
    上側の境界温度との間の温度範囲にて調節されており、
    当該温度範囲が特にほぼ−10℃と+10℃との間に位
    置することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項
    に記載の始動装置。
  8. 【請求項8】 バイパス路(30)に、フラップ(1
    1、13)の回転軸(12、14)によって機械的に制
    御される弁(50)が配設されており、当該弁が予め定
    められたフラップ位置にて閉じられており、弁要素(4
    9)が有利にはフラップ(11、13)の回転軸(1
    2、14)であり、当該回転軸が半径方向の弁孔(4
    8)を有し、それが弁ケース(47)に回転可能に保持
    されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか
    一項に記載の始動装置。
  9. 【請求項9】 前記フラップがスタータフラップ(1
    3)であること、及び、弁(50)がスタータフラップ
    (13)の開放位置にて閉じられていることを特徴とす
    る、請求項8に記載の始動装置。
JP2000401437A 2000-01-07 2000-12-28 始動装置 Pending JP2001214775A (ja)

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