JP5216209B2 - 作業機 - Google Patents

作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP5216209B2
JP5216209B2 JP2006347640A JP2006347640A JP5216209B2 JP 5216209 B2 JP5216209 B2 JP 5216209B2 JP 2006347640 A JP2006347640 A JP 2006347640A JP 2006347640 A JP2006347640 A JP 2006347640A JP 5216209 B2 JP5216209 B2 JP 5216209B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cylinder
working machine
piston
air passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006347640A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007187157A (ja
Inventor
ファットルッソ アントーニオ
Original Assignee
アンドレアス シュティール アクチエンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アンドレアス シュティール アクチエンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト filed Critical アンドレアス シュティール アクチエンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト
Publication of JP2007187157A publication Critical patent/JP2007187157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5216209B2 publication Critical patent/JP5216209B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B33/00Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
    • F02B33/02Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps
    • F02B33/04Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with simple crankcase pumps, i.e. with the rear face of a non-stepped working piston acting as sole pumping member in co-operation with the crankcase
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B25/00Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
    • F02B25/14Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using reverse-flow scavenging, e.g. with both outlet and inlet ports arranged near bottom of piston stroke
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B25/00Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
    • F02B25/20Means for reducing the mixing of charge and combustion residues or for preventing escape of fresh charge through outlet ports not provided for in, or of interest apart from, subgroups F02B25/02 - F02B25/18
    • F02B25/22Means for reducing the mixing of charge and combustion residues or for preventing escape of fresh charge through outlet ports not provided for in, or of interest apart from, subgroups F02B25/02 - F02B25/18 by forming air cushion between charge and combustion residues
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/1015Air intakes; Induction systems characterised by the engine type
    • F02M35/1017Small engines, e.g. for handheld tools, or model engines; Single cylinder engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/1015Air intakes; Induction systems characterised by the engine type
    • F02M35/1019Two-stroke engines; Reverse-flow scavenged or cross scavenged engines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載した種類の作業に関するものである。
特許文献1から知られている、パワーソー等の作業機の2サイクルエンジンは、空気予蓄積掃気で作動する。このため2サイクルエンジンは、燃料・空気混合気を2サイクルエンジンのクランクケースに供給するための混合気通路と、2サイクルエンジンの掃気通路に掃気用予蓄積空気を供給する空気通路とを有している。混合気通路と空気通路とはシリンダの排気口とは逆の側に配置されている。混合気通路は空気通路のクランクケース側に案内されている。両通路が上下に配置されているので、2サイクルエンジンは排気口とは逆の側において大きな燃焼室を必要とする。
米国特許第6112708号明細書
本発明の課題は、この種の作業機をコンパクトに構成することである。
この課題は請求項1の構成により解決される。
空気通路と混合気通路とは横面を境にして反対側に配置されている。横面とは、シリンダをシリンダ長手軸線の方向に該シリンダ長手軸線を含んで分割し且つクランク軸の回転軸線に垂直に延在している面である。横面の片側には排気口が配置されている。したがって、空気通路と混合気通路のうち一方は横面を境にして排気口が配置されている側に案内されている。空気通路と混合気通路とが横面を境にして反対側に配置されているので、両通路をシリンダに近い位置で案内することができ、作業機全体の構成がコンパクトになる。
本発明によれば、クランク軸の回転軸線は横面に対し垂直に延びている。これにより、クランク軸の両端部は横面を境にして互いに反対側でクランクケースから突出している。したがって排気口を有利に配置することができる。特に、作業機が上部グリップを備えたパワーソーであり、該上部グリップ内に2サイクルエンジンが横置きに配置されている場合には、クランク軸の回転軸が横面に対し垂直に延びていることにより、排ガスを作業機の片側において2サイクルエンジンから排出させ、作業機の地面側下面から排出させないようにすることができる。混合気通路が、横面を境にして、燃焼室に起点を発している排気口を配置した側に延在しているのが有利である。これによりシリンダの片側に混合気取り込み口と排気口とが配置される。よって、特に、空気取り込み口がシリンダに開口してピストンにより開閉制御される2サイクルエンジンの場合には、2サイクルエンジンの小型化を実現できる。その結果、空気取り込み口を掃気通路と連通させているピストンポケットを、ピストンの高さが低い場合でも十分大きく形成させることができる。
混合気取り込み口を、横面を境にして排気口が配置されている側に配置することにより、2サイクルエンジンを小型に構成することができる。有利には、混合気取り込み口が排気口のクランクケース側で排気口に隣接してクランクケースに開口し、且つピストンにより開閉制御されるのがよい。本発明によれば、2サイクルエンジンが燃焼室に起点を発している排気口を分割する中心面を有し、中心面の両側にそれぞれ少なくとも1つの掃気通路が配置されている。特に、中心面は燃焼室に起点を発している排気口を中心で分割しており、その結果左右対称な配置構成が得られる。排気口内での主流動方向は特に中心面に対し平行に指向している。この場合、中心面、横面に対し垂直であり、且つシリンダ長手軸線とクランク軸の回転軸線とを含んでいる。
有利には、空気通路がピストンの少なくとも1つの位置で少なくとも1つのピストンポケットを介して掃気通路の少なくとも1つの掃気窓と連通するのがよい。したがって、空気通路と混合気通路との連通は開閉制御される。有利には、空気通路が空気取り込み口の上流側で2つの枝路に分岐し、ピストンが中心面を境にして互いに反対側に配置されている2つのピストンポケットを有し、空気通路の各枝路が1つのピストンポケットの領域においてシリンダに開口しているのがよい。しかし、混合気取り込み口が横面の空気通路とは逆の側で開口しているので、ピストンがただ1つのピストンポケットを有し、該ピストンポケットがピストンの少なくとも1つの位置ですべての掃気通路の掃気窓と連通し、空気通路がただ1つの空気取り込み口によってシリンダに開口し、この空気取り込み口がピストンの周方向においてピストンポケットの中心領域に開口しているように構成してもよい。これにより空気通路を2つの枝路に分割する必要がないので、通路案内がより簡単になる。ピストンが横面の排気口とは反対の側で空気通路と掃気窓との連通のみを制御すればよいので、ただ1つのピストンポケットを設ければよい。ピストンポケットは比較的サイズを大きくすることができるので、ピストンポケット内での流動抵抗が小さくなり、掃気通路は好適に充填される。よって、ピストンポケットの高さを低くすることができ、すなわちシリンダ長手軸線に平行にピストンポケットを延在させる距離を短くすることができる。その結果ピストン全体の高さは低くなる。これにより2サイクルエンジンは小型になる。
本発明によれば、2サイクルエンジンは気化器を有し、気化器内に混合気部分が案内され、且つ気化器内で絞り要素が回動可能に支持され、2サイクルエンジンは空気通路部材を有し、空気通路部材内に空気通路部分が案内され、且つ空気通路部材内で空気弁が回動可能に支持されている。空気通路部材は気化器に固定されているのが有利である。有利には、気化器と空気通路部材とがシリンダのシリンダヘッドの高さに配置されているのがよい。
作業機が、ケーシングと、該ケーシングの上面に延在している上部グリップとを有しているのが有利である。空気通路と混合気通路とが横面を境にして互いに反対側に配置されているので、2サイクルエンジンが小型になる。これにより作業機のケーシングの高さを低く実現でき、作業機の操作性を良くすることができる。有利には、気化器がシリンダの上部グリップ側に配置されているのがよく、すなわちシリンダの上方に配置されているのがよい。2サイクルエンジンがケーシング内に横置きで配置されているのが有利である。この場合2サイクルエンジンは、該2サイクルエンジンの横面が上部グリップの長手方向に対し平行に延在するようにケーシング内に配置される。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1に図示した作業機は、トップハンドル型パワーソーとして形成されたパワーソー1である。パワーソー1はケーシング2を有し、ケーシング2内には、図1に概略的に図示した2サイクルエンジン12が配置されている。ケーシング2は下面8を有し、下面8でもってパワーソー1を地面等の上に降ろすことができる。2サイクルエンジン12はケーシング2の下面8に隣接してケーシング2内に横置きで配置されている。下面8とは反対側にあるケーシング2の上面9には上部グリップ3が延在している。上部グリップ3の長手方向46は2サイクルエンジン12のシリンダ長手軸線22に対しほぼ平行に延びている。上部グリップ3はグリップケース31を有し、グリップケース31内には2サイクルエンジン12の気化器32の少なくとも一部分が配置されている。気化器32の全体をグリップケース31内に配置してもよい。2サイクルエンジン12は図1に図示していないパワーソー1のソーチェーンを駆動する。ソーチェーンは案内板6を周回する。案内板6はパワーソー1のケーシング2の前面7を起点として上部グリップ3の長手方向46に対しほぼ平行に延びている。前面7に隣接してグリップパイプ4が配置されている。グリップパイプ4は、上部グリップ3の前面7側の端部から、パワーソー1のケーシング2の、下面8に隣接している領域まで延びている。前面7の領域では、グリップパイプ4と上部グリップ3とに隣接して保護湾曲体5がケーシング2で支持されている。上部グリップ3には、2サイクルエンジン12を操作するためのスロットルレバー10とスロットルレバーロック11とが配置されている。気化器32は上部グリップ3の前面7とは逆の側の端部に位置するようにグリップケース31内に配置されている。
図2と図3には2サイクルエンジン12が概略的に図示されている。2サイクルエンジン12はシリンダ13を有し、シリンダ13内にはシリンダ長手軸線22の方向に可動にピストン15が支持されている。ピストン15はシリンダ13内に形成された燃焼室49を画成している。燃焼室49から排気口19が出ている。燃焼室49内には点火プラグ23が突出している。ピストン15は、連接棒16を介して、クランクケース14内に回転可能に支持されたクランク軸17を駆動する。クランク軸17は回転軸線47のまわりに回転可能に支持されている。2サイクルエンジン12は混合気取り込み口18を有し、混合気取り込み口18は排気口19のクランクケース14側において排気口19のすぐ下方に位置するようにシリンダ13に開口している。シリンダ13の、混合気取り込み口18および排気口19とは反対側では、空気通路20(図2には図示せず)の枝路20aがシリンダ13に開口している。空気通路20の枝路20aは空気取り込み口21によってシリンダ13に開口している。
図2に図示したピストン15の下死点範囲では、クランクケース14は全部で4個の掃気通路24,25を介して燃焼室49と連結している。図2には2個の掃気通路24,25が図示されている。掃気通路24は掃気窓26によって燃焼室49に開口し、掃気通路25は掃気窓27によって燃焼室49に開口している。
図3には、4個の掃気通路24,25をシリンダ13に配置した構成が図示されている。図3が示すように、シリンダ13は、排気口19を中心で分割し且つシリンダ長手軸線22を含む中心面37を有している。中心面37の各側にはそれぞれ空気通路20の枝路20aまたは20bが延在している。空気通路20の各枝路20a,20bは空気取り込み口21によってシリンダボアに開口している。ピストン15は中心面37の各側にピストンポケット28を有している。両ピストンポケット28は中心面37に関し左右対称に形成されている。各ピストンポケット28は、空気通路20の枝路20aまたは20bを、中心面37の片側に配置されている2つの掃気通路24と25の掃気窓26と27と連通させている。
2サイクルエンジン12は、中心面37に対し垂直に延び且つ同様にシリンダ長手軸線22を含んでいる横面30、換言すれば、シリンダ13をシリンダ長手軸線22の方向に該シリンダ長手軸線を含んで分割し且つクランク軸17の回転軸線47に垂直に延在している横面30を有している。横面30の片側には排気口19が配置されている。排気口19内での主流動方向48は中心面37に対し平行に、且つ図3に図示した断面図では横面30に対し垂直に延びている。空気通路20の両枝路20a,20bは横面30の排気口19とは反対側に延びている。図2が示すように、混合気取り込み口18と排気口19とは横面30を境にして空気通路20とは反対側に配置されている。
図4には2サイクルエンジン12が概略的に斜視図で図示されている。なお、2サイクルエンジン12の個々の通路を実線で示し、2サイクルエンジン12の個々の部材を破線で示した。図4が示すように、シリンダ長手軸線22とクランク軸17の回転軸線47とによって張られる中心面(図3)の各側にそれぞれ掃気通路24と掃気通路25とが延在している。2サイクルエンジン12は、シリンダ13に設けた混合気取り込み口18に開口している混合気通路29を有している。混合気通路29は、横面30(図3)に関し、排気口19が配置されている側と同じ側で案内されている。横面30の反対側には空気通路20が延在している。
図5が示すように、2サイクルエンジン12は気化器32を有し、気化器32内で混合気通路29の混合気通路部分33が案内されている。混合気通路部分33内には絞り要素、すなわちスロットルバルブ42が配置されている。スロットルバルブ42はスロットル軸43により混合気通路部分33内で回動可能に支持されている。スロットルバルブ42の上流側にチョーク要素を設けてもよい。
空気通路部分34は空気通路部材44に形成されている。空気通路部分34内には空気弁35が空気弁軸36により回動可能に支持されている。空気弁35の位置は図示していない連動装置を介してスロットルバルブ42の位置に連動しており、その結果少なくともスロットルバルブ42の運動の一部を介して空気弁35は対応する運動を実施する。混合気通路29と空気通路20とはエアフィルタ50の清浄側に開口している。気化器32と空気通路部材44とはシリンダヘッド45を起点としてシリンダ長手軸線22に対し垂直な方向に配置されている。
図6に図示したように、混合気通路29は、横面30に関し、完全に、燃焼室49に起点を発している排気口19が案内されている側に配置されている。横面30の反対側には空気通路20が案内されている。空気通路20はシリンダ13に隣接して2つの枝路20a,20bに分路している。枝路20aは、中心面37に関し気化器32も配置されている側で空気取り込み口21に開口している。空気通路20の枝路20bはシリンダ内部空間のまわりを巡るように案内され、中心面37の反対側で空気取り込み口21によってシリンダ13に開口している。各空気取り込み口21は掃気通路26,27のクランクケース14側に配置されている。
図7には、気化器32と空気通路部材44とをグリップケース31内に取り付けた状態が図示されている。空気通路部材44は気化器32に固定されている。図7が示すように、気化器32も空気通路部材44も完全にグリップケース31内に配置されている。気化器32と空気通路部材44とはシリンダ13の上部グリップ3側に配置されている。気化器32と空気通路部材44とは横面30を境にして互いに反対側に配置されている。図7が示すように、上部グリップ3を上向きにしてパワーソー1を地面の上に置いた場合、排気口19は地面にほぼ平行に側方へ指向する。排気口19がこのように指向していることにより、排気口19から排出される排ガスがたとえば木の葉のように地面にある物を燃やすことがない。
図8には2サイクルエンジン12の1実施形態が図示されている。2サイクルエンジン12はピストン39を有し、ピストン39はただ1つのピストンポケット38を有している。横面30に関し排気口19が配置されている側には、2サイクルエンジン12の混合気通路29が延在している。横面30の反対側には空気通路40が案内されている。空気通路40は空気取り込み口41によってシリンダ13に開口している。空気取り込み口41は排気口19および図8には図示していない混合気取り込み口18に対向するように配置されている。空気取り込み口41は周方向に見てほぼピストンポケット38の中心に開口している。ピストンポケット38を介して空気通路40はすべての掃気通路24,25の掃気窓と連通している。空気取り込み口41はクランク軸17の一端の上方に配置され、排気口19と混合気取り込み口18とはクランク軸17の反対側の端部の上方に配置されている。したがって、公知の配置構成に比べると、クランク軸17はシリンダ長手軸線22のまわりに90゜回転した位置に配置されている。
作業機の概略側面図である。 図1の作業機の2サイクルエンジンの概略縦断面図である。 ピストンが上死点にあるときの図2の線III−IIIによる断面図である。 作業機の2サイクルエンジンの概略斜視図である。 気化器を配設した図4の2サイクルエンジンの概略側面図である。 図5の矢印VI方向に見た2サイクルエンジンの図である。 グリップケースを配設した2サイクルエンジンの、図1の矢印VII方向に見た概略構成図である。 2サイクルエンジンの1実施形態の概略側面図である。
符号の説明
1 パワーソー(作業機)
2 ケーシング
3 上部グリップ
9 ケーシングの上面
12 2サイクルエンジン
13 シリンダ
14 クランクケース
15,39 ピストン
16 連接棒
17 クランク軸
18 混合気取り込み口
19 排気口
20,40 空気通路
20a,20b 空気通路の枝路
21 空気取り込み口
22 シリンダ長手軸線
24,25 掃気通路
26,27 掃気窓
28,38 ピストンポケット
29 混合気通路
30 横面
31 グリップケース
32 気化器
35 空気弁
37 中心面
41 空気取り込み口
44 空気通路部材
45 シリンダヘッド
47 クランク軸の回転軸線
48 排気口内での主流動方向
49 燃焼室

Claims (13)

  1. 2サイクルエンジン(12)により駆動される工具を備え、2サイクルエンジン(12)がシリンダ(13)を有し、シリンダ(13)内に燃焼室(49)が形成され、燃焼室(49)がピストン(15)により画成され、ピストン(15)がシリンダ長手軸線(22)の方向に可動にシリンダ(13)内に支持されて、クランクケース(14)内に回転軸線(47)のまわりに回転可能に支持されているクランク軸(17)を連接棒(16)を介して駆動させ、クランクケース(14)がピストン(15)の少なくとも1つの位置で少なくとも1つの掃気通路(24,25)を介して燃焼室(49)と流動結合され、掃気通路(24,25)が掃気窓(26,27)によって燃焼室(49)に開口し、燃料・空気混合気供給用の混合気通路(29)が設けられ、燃焼空気供給用の空気通路(20,40)と燃焼室(49)に起点を発している排気口(19)とが設けられ、2サイクルエンジン(12)が、シリンダ(13)をシリンダ長手軸線(22)の方向に該シリンダ長手軸線を含んで分割し且つクランク軸(17)の回転軸線(47)に垂直に延在している横面(30)と、該横面(30)に対し垂直で、シリンダ長手軸線(22)とクランク軸(17)の回転軸線(47)とを含んでいる中心面(37)とを有し、空気通路(20,40)と混合気通路(29)とが横面(30)を境にして互いに反対側に延在している作業機において、
    横面(30)の片側に、燃焼室(49)に起点を発している排気口(19)が配置されていること、
    中心面(37)が燃焼室(49)に起点を発している排気口(19)を分割していること、
    中心面(37)の両側にそれぞれ少なくとも1つの掃気通路(24,25)が配置されていること、
    を特徴とする作業機。
  2. 空気通路(20)と混合気通路(29)とがエアフィルタ(50)の清浄側に開口していることを特徴とする、請求項1に記載の作業機。
  3. 混合気通路(29)が、横面(30)を境にして、燃焼室(49)に起点を発している排気口(19)を配置した側に延在していることを特徴とする、請求項1または2に記載の作業機。
  4. 混合気通路(29)が混合気取り込み口(18)に連通し、混合気取り込み口(18)が排気口(19)のクランクケース(14)側で排気口(19)に隣接してクランクケース(14)に開口し、且つピストン(15)により開閉制御されることを特徴とする、請求項3に記載の作業機。
  5. 排気口(19)内での主流動方向(48)が中心面(37)に対し平行に指向していることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つに記載の作業機。
  6. 空気通路(20,40)がピストン(15,39)の少なくとも1つの位置で少なくとも1つのピストンポケット(28,38)を介して掃気通路(24,25)の少なくとも1つの掃気窓(26,27)と連通することを特徴とする、請求項1に記載の作業機。
  7. 空気通路(20)が空気取り込み口(21)の上流側で2つの枝路(20a,20b)に分岐し、ピストン(15)が中心面(37)を境にして互いに反対側に配置されている2つのピストンポケット(28)を有し、空気通路(20)の各枝路(20a,20b)が1つのピストンポケット(28)の領域においてシリンダ(13)に開口していることを特徴とする、請求項に記載の作業機。
  8. ピストン(39)がただ1つのピストンポケット(38)を有し、該ピストンポケット(38)がピストン(39)の少なくとも1つの位置ですべての掃気通路(24,25)の掃気窓(26,27)と連通し、空気通路(40)がただ1つの空気取り込み口(41)によってシリンダ(13)に開口し、この空気取り込み口(41)がピストン(39)の周方向においてピストンポケット(38)の中心領域に開口していることを特徴とする、請求項に記載の作業機。
  9. 2サイクルエンジン(12)が気化器(32)を有し、気化器(32)内に混合気部分(33)が案内され、且つ気化器(32)内で絞り要素が回動可能に支持され、2サイクルエンジン(12)が空気通路部材(44)を有し、空気通路部材(44)内に空気通路部分(34)が案内され、且つ空気通路部材(44)内で空気弁(35)が回動可能に支持され、空気通路部材(44)が気化器(32)に固定されていることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載の作業機。
  10. 気化器(32)と空気通路部材(44)とがシリンダ(13)のシリンダヘッド(45)を起点としてシリンダ長手軸線(22)に対し垂直方向に配置されていることを特徴とする、請求項に記載の作業機。
  11. 作業機が、ケーシング(2)と、該ケーシング(2)の上面(9)に延在している上部グリップ(3)とを有し、2サイクルエンジン(12)は、該2サイクルエンジン(12)の横面(30)が上部グリップ(3)の長手方向(46)に対し平行に延在するようにケーシング(2)内に配置されていることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか一つに記載の作業機。
  12. 気化器(32)がシリンダ(13)の上部グリップ(3)側に配置されていることを特徴とする、請求項11に記載の作業機。
  13. 2サイクルエンジン(12)がケーシング(2)内に横置きで配置されていることを特徴とする、請求項11または12に記載の作業機。
JP2006347640A 2006-01-12 2006-12-25 作業機 Active JP5216209B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102006001570A DE102006001570B4 (de) 2006-01-12 2006-01-12 Arbeitsgerät
DE102006001570.3 2006-01-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007187157A JP2007187157A (ja) 2007-07-26
JP5216209B2 true JP5216209B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=38219549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006347640A Active JP5216209B2 (ja) 2006-01-12 2006-12-25 作業機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7380526B2 (ja)
JP (1) JP5216209B2 (ja)
CN (1) CN101008340A (ja)
DE (1) DE102006001570B4 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8534268B2 (en) * 2009-09-14 2013-09-17 Nagesh Mavinahally Two-stroke engine
DE102010045016B4 (de) * 2010-09-10 2020-12-31 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Handgeführtes Arbeitsgerät
JP5793017B2 (ja) * 2011-08-10 2015-10-14 株式会社やまびこ 2サイクル内燃エンジン
WO2016170380A1 (en) 2015-04-24 2016-10-27 FERIOZZI, Franco Endothermic poly-fuel two-stroke engine with bidirectional pouring pipes
WO2023056511A1 (en) * 2021-10-06 2023-04-13 Mark Gendala Environmentally compatible two stroke engine

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1149178A (en) * 1913-08-02 1915-08-10 John Francis Brice Internal-combustion engine.
DE1025207B (de) * 1955-03-23 1958-02-27 Georg Brandstetter Dipl Ing Gemischverdichtende, kolbengesteuerte Zweitaktbrennkraftmaschine
US4899698A (en) * 1987-10-30 1990-02-13 Georges Thery Combustion chamber for two-stroke reciprocating engine, and and engine making use thereof
JPH0598974A (ja) * 1991-10-07 1993-04-20 Honda Motor Co Ltd 2サイクルエンジン
JPH06280573A (ja) * 1993-03-26 1994-10-04 Yoshiaki Hidaka 2サイクルエンジン
JPH07269355A (ja) * 1994-03-29 1995-10-17 Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd 2サイクルエンジン
JP3313373B2 (ja) * 1997-06-11 2002-08-12 小松ゼノア株式会社 層状掃気2サイクルエンジン
JP3153520B2 (ja) * 1998-10-30 2001-04-09 小松ゼノア株式会社 層状掃気2サイクルエンジン
JP2001295651A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Zama Japan Kk 層状掃気2サイクルエンジン
JP2001355451A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Walbro Japan Inc 層状掃気2行程内燃機関
JP2002070562A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Satoshi Kowatari ロータリーバルブ式2サイクルエンジン並びにこれに用いるピストン
DE10043232B4 (de) * 2000-09-02 2011-07-28 Andreas Stihl AG & Co., 71336 Viertaktmotor in einer Motorkettensäge
IT1315551B1 (it) * 2000-11-20 2003-02-18 Blue Bird Ind Fabbrica Motori Motore a due tempi a basso inquinamento per apparecchi da giardinaggio
JP2002332847A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd 層状掃気2サイクルエンジン
JP3912041B2 (ja) * 2001-06-01 2007-05-09 スズキ株式会社 雪上車用エンジンの吸気構造
JP3720787B2 (ja) * 2002-04-02 2005-11-30 株式会社共立 携帯型動力作業機
JP2004257371A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Tomoko Shimamura 時間差掃気2サイクルエンジン
JP4342960B2 (ja) * 2004-01-16 2009-10-14 川崎重工業株式会社 2サイクルエンジン
DE102006001567B4 (de) * 2006-01-12 2007-11-29 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Arbeitsgerät

Also Published As

Publication number Publication date
CN101008340A (zh) 2007-08-01
US7380526B2 (en) 2008-06-03
JP2007187157A (ja) 2007-07-26
DE102006001570B4 (de) 2012-02-23
US20070157913A1 (en) 2007-07-12
DE102006001570A1 (de) 2007-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6889637B2 (en) Two-cycle engine with forward scavenging air positioning and single-flow carburetor
JP5303040B2 (ja) 層状掃気2ストロークエンジン
EP2467587B1 (en) Two-cycle engine and engine tool comprising the same
US6640755B2 (en) Two-cycle internal combustion engine
JP5216209B2 (ja) 作業機
JP5845272B2 (ja) 層状掃気2ストロークエンジン
JP5186704B2 (ja) 2サイクルエンジン及び工具
JP4585920B2 (ja) 2サイクル内燃エンジン
JP4309418B2 (ja) 2サイクル内燃エンジン
CA2464227A1 (en) Double action piston assembly
WO2012001751A1 (en) Air supply device for 2 stroke engine
JP5370669B2 (ja) 2サイクルエンジン
JP2002534630A (ja) 成層給気を用いた2サイクル機関
WO2001044634A1 (fr) Moteur deux temps de balayage stratifie a pistons
JP2006170207A (ja) 2サイクルエンジン
US4934345A (en) Two-cycle internal combustion engine
US7299773B2 (en) Cylinder for a two stroke engine
JP2000328945A (ja) 層状掃気2サイクルエンジンの先導空気制御装置
RU2647174C2 (ru) Двигатель внутреннего сгорания с всасывающим устройством
JP2003278615A (ja) 手で操縦される携帯可能な作業機
JP2007187156A (ja) 作業機
JP4318652B2 (ja) 吸気案内装置を備える内燃機関
US8863705B2 (en) Hand-held power tool
JP4762191B2 (ja) 2サイクル内燃エンジン用エアクリーナ
JPH0721873Y2 (ja) 2サイクルエンジン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110224

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110520

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110525

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110621

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110624

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110721

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120605

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5216209

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250