JPS59132557A - 表示素子用「けい」光ランプ及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 〔発明の技術的背景とその問題点〕 近年競技場や野球場に大型スクリーンが取り付けられる
ようになった。この大型スクリーンは例えば電球を例に
とれば、電球が縦数百、横数百。

合計数万個がパネルに密に並べられ１選択的に電球を点
滅することでパネル上に１つの画像を描くものである。

多くの場合大型スクリーンはカラゆスクリーンである。

この場合には電球はパルプが赤。

青、緑に着色された３個が１組となってパネルに１つの
画素として組み込まれている。

従来は画素として使用される表示素子としては上記電球
の他ブラウン管を用いたものがあった。

電球方式の場合、１つのスクリーンで使用される電球は
数万個であるため、非常に電力消費量が太きいという欠
点がある。一方ブラウン管方式では電力消費量が小さい
という長所はあるものの１表示素子にあたるブラウン管
１１固１個の製作費が′電球に比べ格段に高いという問
題点があった。

そこで本発明者らは前記電球方式、ブラウン管方式にか
わり蛍光ランプを表示素子として使用することを考慮し
た。蛍光ランプは製作費、電力消費量ともに小さくてす
むという長所がある。

−実表示素子に必要な条件は、コンノくクトでありなか
ら表示方向に対する発光面積が広く９発光面全域にわだ
り略一様で筒い輝度を有することである。蛍光ランプを
用いてこの条件を満たす表示素子を開発するには、その
形状、製造方法に釉々の問題点があった。例えば表示方
向に対する発光面積を広くするために、直管／＜ルブを
第１図のように蛇行させだシ２図示しないがスノくイラ
ル状にすることが考えられるが、この場合、直管ノくル
ブをどうやって曲成するかという製造技術上の問題の他
、蛇行するパルプとパルプの間に隙間ができてしまって
略一様な輝度が得られないという問題がある。

〔発明の目的〕

本発明は製造が容易で、コンパクトであシながら表示方
向に対する発光面積が広く１発光面全域にわだり略均−
々輝度分布が得られる表示用蛍光ラングを提供するとと
もに、その製造方法をも提供する。

〔発明の概要〕

本発明の光示素子用蛍光ランプは、ガラスパルプ全体が
略Ｕ字状をなす蛍光ランプにおいて、Ｕ字状曲成部を主
要表示部とし２表示方向に対して幅広のガラス偏平管部
の構成を有することで広い発光面積をとるとともに、放
電路を広げて略均−な輝度を得、同時に輝度向上をはだ
し、主要表示部以外のガラス細管部は９表示方向からみ
て、主要表示部であるガラス偏平管部にかくれてみえな
いようにすることで一層のコンパクト化をはかったこと
を特徴とする。

また他の発明の表示素子用蛍光ランプの製造方法はガラ
ス偏平管部と、このガラス偏平管部の両端にガラス細管
部を気密に接続してなるガラスパルプをガラス偏平管部
において偏平幅広面が表示方向に対向するようにして曲
成する構成を有し。

これにより曲成時に偏平度がより強くなることで光示表
子用蛍光ランプとしてより適する蛍光ランプが得られる
ことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

第２図は９本発明の表示素子用蛍光ランプの斜視図であ
る。パルプ」は一端に電極（図示しない）を有するガラ
ス細管部２，２の他端側か主要表示部をなすガラス偏平
管部３により気密に接続されて構成されている。パルプ
」はガラス偏平管部３で曲成され、全体として第３図に
示すように略Ｕ字状に構成され、ガラス細管部３の断面
は第４図に示すように弓状になっている。第４図は、弟
子管部３は表示方向（第２図における矢印Ｚ）に対して
幅広に形成されており、かつ、ガラス偏平管部３におい
て略Ｕ字状に曲成されているので。

表示方向からみてガラス細管部２，２は、ガラス偏平管
部にかくれて見えない。表示方向からみるとガラス偏平
管部３は略円形に見える。パルプ１のうち少なくとも主
要表示部であるガラス偏平管部３の内壁面に蛍光体被膜
が塗布されておシアバルブ１の端部には電極に接続され
たリード線４゜・・・が導出され、バルブ↓内には、少
量の水銀と不−暗部を越えるように設定しである。これ
は、７アラデ一暗部内では発光効率が低いからである。

以上の表示用蛍光ランプは主要表示部が表示方向に対し
て幅広となっているので２表示方向に対して発光面積を
大きくできる。また主要表示部をなすガラス偏平管部３
の断面形状が偏平なので。

電子密度の濃い部分が表示方向に対して垂直な方向すな
わち横方向に広がるので、この横方向の輝度分布が一様
化できる。また縦方向に厚みが小さいので、電子密度の
濃い部分が表示方向に対向する蛍光而に近づき、その会
見光量が増し、輝度の向上が達成できる。特に本実施例
のように断面形状を弓形にすると電子密度の濃い部分を
表示方向に対向する蛍光而に押り上げる状態となシ、よ
り一層輝度分布の均一化と輝度向上が得られる。この効
果は、断面形状が三ケ月形にした場合についても得られ
る。またガラス細管部２，２は表示方向からみてガラス
偏平管部３によってかくれているので単にコンパクト化
できるだけでなく、大型スクリーンにランプを多数並べ
た場合、実質的に主要表示部だけを密度高く並べること
ができる。

以上の表示素子用蛍光ランプは２例えば以下のように製
造される。まず、ガラスの太管（３ａ）の両端に各々ガ
ラスの細管２ａ、　２ａを気密に溶着し、１本のガラス
パルプにする（第５図（Ａ）、（Ｂ））。次にこのガラ
スバルブの中央の太管を加熱してプレス等により偏平に
形成する（第５図（Ｃ））。これにより、中央にガラス
偏平管部３とその両端にガラス細管部２，２を有するガ
ラスバルブｌが得られる。

尚ここまでの工程の代りに、溶融ガラスからパルプを製
造する際、いきなりガラス偏平部３とガラス細管部２，
２を有するガラスバルブを製造してもよい。

次にこのガラスバルブ１の内壁面に蛍光体被膜を被着さ
せる。このとき蛍光体の発光色は必要に応じて配色すれ
ばよい。次にガラスバルブ↓の両端に電極を有するマウ
ントステムを封止し２次にガラス偏平管部３の曲成予定
部を加熱し、ガラスパルプｌ全体が略Ｕ字状になるよう
に曲成する。

このとき曲成する方向としては、ガラス偏平管部３の幅
広面を曲成外側３ｂ及び曲成内側３Ｃとし程の前におこ
なっているが１曲成後におこなってもよい。

しかしてガラスバルブ↓を曲成する際２幅広面をそれぞ
れ曲成外側３ｂ、曲成内側３ｃとすることでガラス偏平
管部３の偏平度は曲成前に比べると一層強くなシ２２表
示方向対する発光面積が増大するとともに、偏平断面の
厚みも小さくなるので輝度の向上と輝度分布の横方向の
均一性が改善される。

同これに対し、従来の一般照明用の蛍光ランプにおいて
はパルプを曲成する際、パルプ断面はできるだけ円形を
保った状態で曲げることが考慮されていた。

〔発明の効果〕

以上のとおり本発明の表示素子用蛍光ランプは表示方向
に対し充分な発光面積が得られるとともに、充分な輝度
が得られ、！、た表示方向に対して垂直な横方向の輝度
分布も均一性が改善されるという効果を有する。

また本発明の製造方法によれば１表示方向に対する発光
面積を大きくする方向にパルプ曲成ができるとともに輝
度及び輝度の均一性を改善向上させる方向にパルプ曲成
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は２本発明の背景となる表示素子用蛍光ランプの
斜視図、第２図ないし第４図は本発明の表示素子用蛍光
ランプを示し第２図はその斜視図。 第３図は正面図、第４図は第３図のＡ−Ａ線における断
面図、第５図は９本発明の表示素子用蛍光ランプの製造
方法の製造工程説明図・である。 １・・・パルプ ２・・・ガラス細管部 ３・・・ガラス偏平管部 第１図　　　　第２図 Ｒ ４ 第３図 ｒＡ　　　　　第４図 −４“４ 第５図 ＝３２０

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）表示方向に対して幅広で主要表示部をなすガラス
   偏平管部と一端に電極を有し、他端側かガラス偏平管部
   の両端にそれぞれ気密に接続された一対のガラス細管部
   とからなシ、前記ガラス偏平管部はその偏平断面の長径
   がガラス細管部の長径または管径より太きく形成され、
   且つガラス偏平管部において曲成されてガラスパルプ全
   体が略Ｕ字状をなしていることを特徴とする表示素子用
   蛍光ランプ。
2. （２）主要表示部をなすガラス偏平管部とこのガラス偏
   平管部の両端に気密に接続された一対のガラス細管部と
   からなり、前記ガラス偏平管部はその偏平断面の長径が
   ガラス細管部の長径または長径より太きく形成されたガ
   ラスパルプのガラス偏平管部の曲成予定部を加熱する工
   程と、この加熱工程の後に前記ガラス偏平管部の幅広面
   をそれぞれ曲成外側９曲成内側として前記曲成予定部を
   曲げてガラスパルプを略Ｕ字状に成形する工程とを具備
   することを特徴とする表示素子用蛍光ランプの製造方法
   。