JPS6336930Y2 - - Google Patents

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JPS6336930Y2
JPS6336930Y2 JP3125783U JP3125783U JPS6336930Y2 JP S6336930 Y2 JPS6336930 Y2 JP S6336930Y2 JP 3125783 U JP3125783 U JP 3125783U JP 3125783 U JP3125783 U JP 3125783U JP S6336930 Y2 JPS6336930 Y2 JP S6336930Y2
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は野球場や各種競技場等に設置される表
示装置において、その表示素子として用いられる
低圧水銀蒸気放電灯に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
最近、野球場や競技場等においては、テレビカ
メラやVTRに納められた画像を大型の表示スク
リーン上に写し出して表示するデイスプレイ装置
が設置されている。この装置は表示スクリーン上
に数千ないし数万個の表示素子を密に配置し、こ
れら表示素子を画像信号に応じて選択的に適宜点
灯させることにより、上記表示スクリーン上に所
定の画像を表示するようになつている。
ところで、この種の表示素子としては、現在電
子ビームにより単色を発光させるブラウン管を用
いるものと、透光性塗料を塗布したカラー電球に
より単色を発光させるものが知られている。しか
しながら、上記電子ビームは消費電力が少なく長
寿命である等の利点を有するが、表示素子自体が
高価なものとなるためコスト高となる難点があ
る。また電球は表示素子自体が安価で制御回路も
簡単となる等の利点はあるが、反面消費電力が大
きくかつ寿命が短い等の欠点を有している。
一方、他の表示素子としてけい光ランプに代表
される低圧水銀蒸気放電灯の使用が考えられる。
けい光ランプは消費電力が少なく長寿命で、しか
も輝度が高くコストも比較的安価であることは周
知の通りであり、この点から見れば表示素子とし
て必要な点を充分に満たしていると言える。
そこで、本考案者らはU字状けい光ランプを使
用することを考えた。U字状けい光ランプはU字
状曲成部を表示方向に対向させることで表示方向
からみたけい光ランプの大きさを小さくできる。
しかし一方で次の3点が実用化の上で問題となつ
た。
(1) U字形けい光ランプの表示方向からみた形状
は縦横の比が2:1の略楕円形状であるため、
表示スクリーンへの配置に際し、電球やブラウ
ン管のように縦横の等方性を出すことができな
い。
(2) U字状けい光ランプを密に並べようとすると
縦長の画像ができあがつてしまう。
(3) 正常な画像を作り出すため横方向に間隔あけ
て配列をすると表示スクリーン上で非発光部の
面積が増大して画質の低下がもたらされる。
〔考案の目的〕
本考案はこのような事情にもとづいてなされた
もので表示部の形状がみかけ上良好な等方性を有
する表示素子用低圧水銀蒸気放電灯を提供するこ
とを目的とする。
〔考案の概要〕
すなわち、本考案は上記目的を達成するため、
略U字状に曲成された発光管を、一端が開口さ
れ、開口部形状が等方性の良好な外筒内に収容
し、この外筒の開口部に上記発光管のU字状曲成
部を位置させるとともに、この外筒の内周面を光
反射面としたことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案を第1図ないし第5図に示す第1実
施例にもとづいて説明する。
第1図は例えば野球場や競技場等の一角に設置
される大型な表示スクリーンの概略を示し、略矩
形状をなしたスクリーンボード1上には数千ない
し数万個の表示素子2…が密に配置されている。
これら表示素子2…はけい光ランプに代表される
低圧水銀蒸気放電灯であり、この構造については
第2図以降に詳図されている。図中3はその発光
管を示し、この発光管3は一端部に電極4,4を
封着した1対の直管部5,5とこれら直管部5,
5の他端部間を結ぶ略U字状の曲成部6とから構
成される。すなわち、上記発光管3は両端部に電
極4,4が封着された直管形ガラスバルブを、そ
の両端部間の中央で略U字形に曲成したもので、
上記直管部5,5が互に平行をなすとともに、両
端部が互に隣接して同方向に位置された形状をな
している。そして、発光管3の内面には赤、緑、
青のいずれかの単色光を発するけい光体被膜7が
被着され、かつ管内には所定量の水銀とアルゴン
等を主成分とする希ガスが封入されている。
このような発光管3は外筒8内に収容されてい
る。本実施例の外筒8は一端が開口されるととも
に他端が口金部9によつて閉塞された中空筒状を
なしており、この外筒8内に上記発光管3がその
両端部を先にして挿入され、これら両端部が口金
部9上に固定されている。したがつて、発光管3
の曲成部6は外筒8の一端開口部10内に位置さ
れている。また外筒8は表示方向から見た開口部
10の形状が等方性の良好な形状を有している。
ここで等方性良好な形状とは略円形や略正多角形
状を意味し、本実施例の外筒8は円筒状をなして
いる。なお、上記電極4,4は口金部9に設けた
口金ピン11…に電気的に接続されている。
また外筒8の内面全面には、例えばアルミナ粉
末や白色塗料を塗布することにより光反射膜12
が形成されており、このため外筒8の内面全面は
発光管3から発せられた光を乱反射拡散させる光
反射面13をなしている。このような構成の表示
素子2は外筒8の開口部10を被表示側に向けた
姿勢で密に並設されており、夫々の発光管3は図
示しない調光バラスト等の点灯装置を介して電源
に接続されている。そして各点灯装置をマイクロ
コンピユータ等の画像制御部で制御することによ
り、この画像制御部に入力される画像信号に応じ
て発光すべき表示素子2の数および位置が調整さ
れるとともに、各発光管3に対する投入電力が調
整されて任意の混合色が得られ、種々な画像がス
クリーンボード1上に表示されるようになつてい
る。
このような構成の表示素子2によれば、電極
4,4間に放電が生じて発光管3から可視光線が
放射されると、その曲成部6の頂部外周側から発
せられた光は第5図中矢印で示したように直接開
口部10を通じて外方に放射され、また曲成部6
の頂部内側や直管部5,5から発せられた光は、
光反射面13で乱反射拡散を繰り返すことによ
り、上記開口部10に導びかれここから外方に放
射される。したがつて、表示方向から見た表示素
子2のみかけ上の発光表示形状は円形となり、こ
の表示素子2を表示スクリーン1に配列した場
合、等方性が良好なので画像が縦または横に長く
なつたり、又、非発光部の面積が増大することも
ない。また、発光管3からの光は全て円形状をな
した外筒8の開口部10から放射されるので、光
を無駄なく有効に活用することができ、輝度の高
い発光が得られる。この結果、一般的な視認距離
である表示スクリーンから数十mないし百数十m
離れた所では開口部10全面が発光しているよう
に見え、明るさ感が向上して鮮明な画像を表示す
ることができる。
また発光管3は単に直管形のガラスバルブをU
字状に曲げるだけで良いので、簡単に製造するこ
とができ、コストも安価で済む。
なお、本考案は上述した第1実施例に制約され
るものではなく、例えば第6図に示した第2実施
例の如く、外筒8の開口部10に発光管3から発
せられる光と同色のフイルタとフルネルレンズと
を組み合わせたレンズ板21を取着しても良い。
この構成によれば開口部10を通過する光を拡散
させることができるとともに、発光色がフイルタ
で補正されてより鮮明となり、画質が格段に向上
する利点がある。
また第7図に示した第3実施例のように、外筒
8における開口部10とは反対側の端部に略放物
面状をなした曲面部31を形成し、開口部10と
正対する光反射面13を放物面状としても良い。
この構成によれば開口部10とは反対側に進もう
とする光を、効率良く開口部10側へ集光させる
ことができ、発光管3の定格を変えることなく明
るさの向上を実現できる。
また外筒の開口部の形状は円形に制約されるも
のではなく、四角形や六角形等の略正角貝形とし
ても良い。
〔考案の効果〕
以上詳述した本考案によれば、U字形に曲成さ
れた発光管を、一端が開口され、開口部形状が等
方性の良好な外筒内に収容し、この外筒の開口部
に上記発光管のU字状曲成部を位置させるととも
に、この外筒の内周面を光反射面としたので、発
光管から発せられた光は全て外筒の開口部から放
射されることになり、このため表示方向から見た
表示素子の見かけ上の発光表示形状は等方性の良
好な形状となり、この表示素子を表示スクリーン
に配列した場合、画像が縦または横に長くなつた
り、非発光部の面積が増大することもない。ま
た、光を無駄なく有効に活用することができ、高
輝度の発光が得られる。したがつて明るく鮮明な
画像を表示でき、表示素子用としてこれまでの電
子ビームや電球と同様に利用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は表示スクリーンの概略構成図、第2
図は第1図中部の拡大図、第3図は表示素子の
斜視図、第4図は断面図、第5図は第4図中−
線に沿う断面図、第6図は本考案の第2実施例
を示す一部断面した側面図、第7図は本考案の第
3実施例を示す断面図である。 3……発光管、4……電極、6……曲成部、8
……外筒、10……開口部、13……光反射面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両端部に電極が封着された略U字状の発光管
    を、一端が開口され、開口部の形状が等方性良
    好な外筒内に収容し、この外筒の開口部に上記
    発光管の曲成部を位置させるとともに、この外
    筒の内周面を光反射面としたことを特徴とする
    表示素子用低圧水銀蒸気放電灯。 (2) 上記外筒の開口部の形状が略円形、略正方形
    または略正六角形であることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の表示素子用低
    圧水銀蒸気放電灯。 (3) 上記光反射面における開口部と対向される部
    位を略放物面状に形成し、発光管から放射され
    た光を上記開口部側に集光させるようにしたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項
    記載の表示素子用低圧水銀蒸気放電灯。
JP3125783U 1983-03-04 1983-03-04 表示素子用低圧水銀蒸気放電灯 Granted JPS59138165U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3125783U JPS59138165U (ja) 1983-03-04 1983-03-04 表示素子用低圧水銀蒸気放電灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3125783U JPS59138165U (ja) 1983-03-04 1983-03-04 表示素子用低圧水銀蒸気放電灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59138165U JPS59138165U (ja) 1984-09-14
JPS6336930Y2 true JPS6336930Y2 (ja) 1988-09-29

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ID=30162109

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3125783U Granted JPS59138165U (ja) 1983-03-04 1983-03-04 表示素子用低圧水銀蒸気放電灯

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JPH0452931Y2 (ja) * 1984-10-17 1992-12-11

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Publication number Publication date
JPS59138165U (ja) 1984-09-14

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