JPS59132182A - バイモルフ振動子の駆動方法 - Google Patents

バイモルフ振動子の駆動方法

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JPS59132182A
JPS59132182A JP58006855A JP685583A JPS59132182A JP S59132182 A JPS59132182 A JP S59132182A JP 58006855 A JP58006855 A JP 58006855A JP 685583 A JP685583 A JP 685583A JP S59132182 A JPS59132182 A JP S59132182A
Authority
JP
Japan
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vibrator
voltage
lead wire
piezoelectric
plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP58006855A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Kuzuoka
馨 葛岡
Naoki Hara
直樹 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59132182A publication Critical patent/JPS59132182A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバイモルレフ形圧電振動子の駆動力゛法に関す
るものである。
バイモルレフ形圧電振動子は板厚方向に分極せしめた2
枚の圧電体板を接合したもので、通常これを振動せしめ
る方法としては、駆動電圧を一方の圧電体板には分極方
向と同方向に印加するとともに、他方の圧電体板には分
極方向と反対方向に印加して、各圧電体板を相補的に伸
縮せしめ、板厚方向にわん曲振動せしめる。
ところで、上記バイモルフ振動子の圧電体板に、分極方
向と逆方向に印加できる電圧(以下逆電圧という)の限
界値は分極方向と同一方向に印加できる電圧(以下順電
圧という)の限界値に比して小さい。これは順電圧が圧
電体板のほぼ耐電圧まで印加できるのに対して、逆電圧
ではよシ低い電圧で分極の乱れが生じ、圧電体板の性能
が劣化することによる。そして、この分極の乱れを生じ
る電圧は雰囲気温度の上昇に伴なって低下し、これによ
シ逆電圧の限界値は−m小さくなる。ちなみに、バイモ
ルフ振動子に一般に良く使用されるPZT圧電体板では
、これを600vで分極せしめた場合、順電圧の限界値
が雰囲気温度に関係なく約400Vであるのに対して、
逆電圧の限界値は常温で約200■であシ、例えば車両
のエンジンルーム内等の高温雰囲気下では100V近く
まで低下する。
ここにおいて、上記従来の圧電振動子駆動方法では振動
子に印加できる駆動電圧が逆電圧の限界値によって制限
されるだめ、車両のエンジンルーム内等に設置される機
器、例えばリレー、制御弁等の作動源としては振動子の
変位量、帆用力ともに充分でなかった。
本発明は上記問題点に鑑み、バイモルフ振動゛  子の
駆動電圧を雰囲気温度に関係なく印加でき、これによっ
て高温雰囲気でも振動子に充分な変位量と作用力を発揮
せしめることができるバイモルフ振動子の駆動方法を提
供することを目的とするものである。
すなわち、本発明の駆動方法は振動子の肉圧電体板に交
互に、その一方に分極方向と同方向の駆動電圧を印加す
るとともに、他方は分極方向を同電位となして、振動子
を板厚方向にわん曲振動せしめることを特徴としている
以下、図示の実施例によυ本発明を説明する。
第1図に本発明の方法を実施する装置の構成を示す。図
中1はPZT圧電体板1a、1bを接合して構成したバ
イモルフ振動子、2は切換≦〉 用リレ、3は電源1である。圧電体板1a、xbは板厚
方向に分極せしめてあシ、それぞれ接合面側が負極とし
である。接合面および外側面には図示しない電極が形成
してあり、各電極とリレー2はそれぞれリード線4a、
 4b、40で接続しである。また、リレー2と電源3
は正電圧側リード線Pおよびアース側リード線nで接続
しである。
第2図に切換用リレー2の接点構成およびリード線の接
続を示す。リレー2は常開接点21a、22aおよび常
閉接点211)、22bを有する。リード線4aは接点
21aS21’bの一端に接続され、リード線4bは接
点22a、22bの一端に接続しである。リード線4C
は接点21a、z2bの他端に接続されるとともにリー
ド線nと接続しである。リード線Pは接点21b、12
aの他端に接続しである。
上記構成を有する装置の作動を以下に説明する。
リレー接点が第2図に示す状態にある場合、リード線P
の正電圧はリード線4aに現われ、リード線41)、4
Gはリード線nに接続されてアースされる。これにより
、圧電体板1aにはリード線4aよりリード線4Cに向
かう分極方向と同方向の電界が生じ、この結果圧電体板
1aは長手方向に収縮する。一方、リード線ab。
4Cは同電位であるから、圧電体板1bに−は電界は生
じず、変形力が作用しない。そこで、全体として振動子
1は第3図(1)に示す如く図の左方へわん曲振動する
リレー2の図示しないコイルを付勢すると、第2図の常
開接点21a、22aは閉成し、常閉接点21b、22
bは開成する。この状態ではリード線Pとリード線4b
が接続され、リーこの時、圧電体板1aには電界は生じ
ず、変形力が作用しないから、全体として振動子は第3
図(2)に示す如く図の右方へわん曲振動する。
第4図は従来方法と上記本発明の方法と啄よシバイモル
フ振動子1を振動せしめた場合の印加電圧と振動子lの
先端反位量の関係を比較したものである。図中、線Xは
本発明の方法、線yは従来の方法である。振動子lとし
ては長さ25閂、9品251m、厚さ0.2賭で、60
0Vで分極せしめたPZT1f電体板1a、1bを接合
したものを使用した。
図よシ明らかな如く本発明の駆動方法は圧電体板1a、
1bの一方にのみ駆動電圧を印加するものであるから、
肉圧電体板1a1 lbに同時に電圧を印加し、相補的
にわん曲振動せしめる従来方法と較べると、駆wJh圧
が同じであれば、振動子1の変位量はほぼ、半分となる
しかしながら、本発明の方法では駆!117I電圧を常
に圧電体板1a、11)の分極方向と同一方向に印加す
るから、駆動電圧は雰囲気温度に関係なく400Vない
しそれ以上にし得る。これに対して、従来方法では駆動
電圧が通道電圧の限算値により制限され、この限界値は
車両のエンジンルーム内の如き高温雰囲気(110’C
程度)下では100V程度に低下する。
この状態では従来方法による振動子lの献位〜童はQ、
 5 tnx程度にまで小さくなる。これに対して本発
明の方法では変位量は約2倍の1.2關を維持でき、従
って作用力も大きい。
このように、本発明の駆動方法はバイモルフ振動子を構
成する2枚の圧電体板に交互に、その一方に分極方向と
同方向の駆動電圧を印加するとともに、他方は分極方向
と同電位となして、振動子を振動せしめるようにしたの
で、特に高温下において充分な振動変位量と作用力を発
揮せしめることができる。
なお、圧電体板1a、1bの接合面側をそれぞれ正極と
負極に分極せしめた振動子1に対しては第5図のように
電圧を印加すれば上記実施例と同様の効果がある。図中
■は正電圧であるまた、駆動電圧の切換手段としてはリ
レーに限らず、半導体スイッチを使用してももちろん良
い。
以上の如く、本発明の方法によれば、圧電バイモルフ振
動子を雰囲気温度に左右されることなく極めて効果的に
駆動することができ、特に車両のエンジンルーム等に設
置される機器の作動源に振動子を使用する場合に有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を突流する装置の構成を示す図、
第2図はリレーの接点構成を示す図、第3図は振動子の
振動状態を示す図、第4図は振動子に印加する駆動電圧
と先端の変位量の関係を示す図、第5図は他の実施例に
おける振動子の振動状態を示す図である。 1・・・・・・バイモルフ振動子 la、lb・・・・・・圧電体板 2・・・・・・切換用リレー 3・・・・・・電 と 第1図      や、ヨ 第3図 第4図 す4ス動電圧 第5図 (1)       (2χ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板厚方向に分極せしめた2枚の圧電体板を接合して構成
    したバイモルフ振動子において、上記同圧電体板には交
    互に、その一方に分極方向と同方向の駆動電圧を印加す
    るとともに、他方は分極方向を同電位となして、上記バ
    イモルフ振動子を板厚方向に振動せしめることを特徴と
    するバイモルフ振動子の駆動方法。
JP58006855A 1983-01-19 1983-01-19 バイモルフ振動子の駆動方法 Pending JPS59132182A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009083182A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Brother Ind Ltd 液体移送装置及び圧電アクチュエータ
EP2234184A1 (en) * 2009-03-27 2010-09-29 NGK Insulators, Ltd. Method for manufacturing a piezoelectric actuator

Cited By (3)

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JP2009083182A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Brother Ind Ltd 液体移送装置及び圧電アクチュエータ
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US8375538B2 (en) 2009-03-27 2013-02-19 Ngk Insulators, Ltd. Method for manufacturing piezoelectric actuator

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