JPH02310149A - 圧電振動子および該振動子を利用した水滴除去装置 - Google Patents

圧電振動子および該振動子を利用した水滴除去装置

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JPH02310149A
JPH02310149A JP1129699A JP12969989A JPH02310149A JP H02310149 A JPH02310149 A JP H02310149A JP 1129699 A JP1129699 A JP 1129699A JP 12969989 A JP12969989 A JP 12969989A JP H02310149 A JPH02310149 A JP H02310149A
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JP
Japan
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piezoelectric vibrator
plate
electrodes
mirror
vibrator
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Pending
Application number
JP1129699A
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English (en)
Inventor
Hiroharu Sumino
角野 弘治
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば車両のバックミラー等といった板状部
材に付着した水滴を除去する装置に関する。
(従来の技術) 従来この種の装置として特開昭59−8548号公報に
開示されたものが知られている(第9図参照)。この装
置は車両用反射鏡の板状部材1 (ミラー)に振動子2
を固定し、発振回路3によって振動子2を振動させ、板
状部材に付着した水滴を除去しようとしたものである。
板状部材1が振動した時、板状部材】の反射面に水滴が
付着していると、水滴は板状部材1の振動によって加振
され霧化する。
(発明が解決しようとした課題) 板状部材に付着した水滴をむらなく、しかも迅速に除去
するためには、振動T−2の伸縮量を大きくすることが
望ましい。しかしながら、従来装置では振動子2が単分
極処理されており、振動子2の全体が一体に伸縮してい
た。それゆえに、振動子2が伸縮した時には振動子2の
表面に近づくに従って伸縮量が積算され、結果として振
動子2の表面付近での伸縮量が最も大きくなる。従って
、振動子2の伸縮量を大きくしようとしたと、振動子2
の表面付近に大きな剪断応力や引張応力が発生し、振動
子2が割れてしまう問題点があった。
本発明はこのような従来装置の問題点を解消するために
なされたもので、振動子の表面付近に積算される剪断応
力や引張応力をできるだけ小さくすることを共通の技術
的課題とした。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 前述した技術的課題を達成するために講じた第−の技術
的手段は、平板状の圧電素子の内部をマトリクス状に区
画し、さらに隣合う部分が逆極性になるように分極処理
したことである。
また、前述した技術的課題を達成するために講じた第二
の技術的手段は、平板状の圧電振動子の内部をマトリク
ス状に区画し、さらに隣合う部分が逆極性になるように
分極処理すると共に、圧電振動子が板状部材の表面に沿
って伸縮するように、圧電振動子を板状部材に固定した
ことである。
(作用) 前述した第一、第二の技術的手段によれば、圧電振動子
に電力が供給された時、圧電振動子の内部に伸びる部分
と縮む部分が隣合って交互に形成される。それゆえに、
圧電振動子の内部に発生ずる剪断応力や引張応力が圧電
振動子の内部で相殺され、振動子の表面付近に積算され
る剪断応力や引張応力が小さくなる。
(実施例) 以下、添付図面に基づいて本発明の好ましい−・実施例
を説明する。
第1図に圧電振動子20の分解斜視図を示す。
圧電振動子20は圧電素子22と通電用平行平板電極2
1.23を備えている。通電用平行平板電極21.23
は薄い銅板の表面を樹脂膜で絶縁した、いわゆるフレキ
シブルプリント基板で作られている。圧電素子22ば略
長方体に形成されている。互いに対向する二面231.
232には、それぞれ3×3のマトリックス状に九つの
銀電極211a 〜211i、23]a 〜231iが
形成されている。而211と231は全く同じ構成であ
るので、面211は図示していない。
第2図と第3図を参照して説明する。第2図は圧電素子
22の平面図、第3図は第2図の/l−A断面図である
。なお、銀電極211a〜21X+。
231a〜2311は説明を容易にするために誇張して
厚く描かれている。
おのおのの銀電極211a〜2111の間には電気絶縁
のためのギャップ213が形成されている。また、銀電
極231a〜2311の間には電気絶縁のためのギャッ
プ233が形成されている。
おのおのの銀電極211a〜21]i、231a〜23
11はギャップ213.233によって隔てられており
、電気的に独立している。
銀電極211a〜2111と銀電極231a〜2311
の間に高圧の直流電圧が加えられ、圧電素子22の分極
処理が行われる。この分極処理の際、隣合う銀電極21
13〜2]1i、231a〜2311には逆方向の直流
電圧が加えられ、隣合う部分同志が逆極性になるように
圧電素子22の内部がマトリクス状に分極処理される。
第4図と第5図を参照しで説明する。第4図は圧電振動
子20の平面図、第5図は第4図の13−B断面図であ
る。なお、銀電極211a〜211i、231a〜23
11は説明を容易にするために誇張して厚く描かれてい
る。
分極処理が終了した後に、通電用平行平板電極21.2
3が導電性の接着材によって圧電素子22に接着される
。通電用平行平板電極2]、、23に発振回路40が接
続されると、全ての銀電極2118〜211t、231
a〜2311に電力が供給され、圧電素子22が伸縮す
る。
第6Mは本実施例の水滴除去装置を用いた車両用サイド
ミラーの平面図である。また、第7図は第6図のC−C
断面図である。
ミラー10はガラス板11と、ガラス板11の一面に薄
着された反射膜12を備えている。反射膜12には絶縁
膜13が接着され、さらに絶縁膜13の」−に圧電振動
子20が接着されている。
なお、絶縁膜13はミラーの反射膜12と平行平板電極
21の間をより確実に絶縁するために設けられている。
従って、本実施例装置を製造する場合には、絶縁膜13
は必ずしも必要ではない。
絶縁膜13が無くても、ミラーの反射膜12と平行平板
電極21の間は平行平板電極21の表面を覆う樹脂膜に
よって絶縁される。
圧電振動子20はミラー10の一部に固定される。通電
用平行平板電極21.23にに電力が入力されると、圧
電振動子20は主にミラー10の表面に平行な方向(第
2図示左右方向)に伸長または収縮する。圧電振動子2
0に発振回路40を接続し、圧電振動子20に交流電力
を印加づると、強い圧縮力や伸長力がミラー10の反射
膜12に交互に作用し、ミラー10が繰り返し屈曲され
る。
ここで交流電力の周波数を適当な周波数に選ぶとミラー
10が共振し、ミラー10の全体に均一・で振幅が大き
な振動が発生する。この時の圧電振動子20の振動状態
の一例を第8図に示す。
ミラー10が振動すると、ミラー10の反射面11bは
高速度で運動する。この時、反射面11bに付着した水
滴はミラー10から高い運動エネルギを与えられ、重力
によって滴下したり、霧化されたりしてミラー10から
除去される。
ところで、本実施例装置に使用された圧電振動子20は
直方体であるので、長辺方向と短辺方向に少なくとも二
つの共振周波数を有する。それゆえに、圧電振動子20
は長辺方向と短辺方向に別々の共振周波数を有する。そ
こで、発振回路40としてスィーブ発振回路を使用すれ
ば、ミラー10上に発生ずる振動の方向が変化するので
、ミラー10上に発生ずる振動の腹と節が移動し、ミラ
−10の全面に付着した水滴がむらなく除去できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、圧電振動子の内部に発生する剪断応力
や引張応力が圧電振動子の内部で相殺され、圧電振動子
の表面付近に積算される剪断応力や引張応力が小さくな
る。それゆえに、圧電振動子の耐久性が向上する。
図面の簡単な説明 第1図は本実施例装置の圧電振動子を描いた斜視図であ
る。
第2図は本実施例装置の圧電素子を描いた平面図である
第3図は第2図のA−A断面図である。
第4図は本実施例装置の圧電振動子を描いた平面図であ
る。
第5図は第4図のB−B断面図である。
第6図は本実施例装置の水滴除装置を描いた平面図であ
る。
第7図は第6図のC−C断面図である。
第8図は本実施例装置の圧電素子の振動状態の一例を描
いた斜視図である。
第9図は従来装置を描いた断面図である。
10・・・ミラー(板状部材)、11・・・ガラス板、
12b・・・反射膜、13・・・絶縁膜、20・・・圧
電振動子、21.23・・・平行平板電極、22・・・
圧電素子、40・・・発振回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平板状に形成され、隣合う部分が逆極性になるよ
    うに内部がマトリクス状に分極処理された圧電素子と、 該圧電素子の対向する二つの平面に導電接着された通電
    用平行平板電極と、 を備える圧電振動子。
  2. (2)前記通電用平行平板電極がフレキシブル基板であ
    ることを特徴とした請求項(1)記載の圧電振動子。
  3. (3)振動自在に固定された板状部材と、 該板状部材の一部に固定されており、隣合う部分が逆極
    性になるように内部がマトリクス状に分極処理され、該
    板状部材の表面に沿つて伸縮する圧電振動子と、 該圧電振動子に接続された発振回路とを備え、前記板状
    部材を前記圧電振動子により繰り返し屈曲させ、前記板
    状部材に付着した水滴を除去することを特徴とした水滴
    除去装置。
  4. (4)前記圧電振動子が略四角形であることを特徴とし
    た請求項(3)記載の水滴除去装置。
JP1129699A 1989-05-23 1989-05-23 圧電振動子および該振動子を利用した水滴除去装置 Pending JPH02310149A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110120494A1 (en) * 2009-11-26 2011-05-26 Canon Kabushiki Kaisha Dust removing device and dust removing method

Cited By (4)

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US20110120494A1 (en) * 2009-11-26 2011-05-26 Canon Kabushiki Kaisha Dust removing device and dust removing method
US8966704B2 (en) * 2009-11-26 2015-03-03 Canon Kabushiki Kaisha Dust removing device and dust removing method
US8980010B2 (en) 2009-11-26 2015-03-17 Canon Kabushiki Kaisha Dust removing device and dust removing method
US9571709B2 (en) 2009-11-26 2017-02-14 Canon Kabushiki Kaisha Dust removing device and dust removing method

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