JPH0231960A - 水滴除去装置 - Google Patents

水滴除去装置

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JPH0231960A
JPH0231960A JP63182659A JP18265988A JPH0231960A JP H0231960 A JPH0231960 A JP H0231960A JP 63182659 A JP63182659 A JP 63182659A JP 18265988 A JP18265988 A JP 18265988A JP H0231960 A JPH0231960 A JP H0231960A
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Shoji Okada
岡田 尚司
Naofumi Fujie
直文 藤江
Tomoaki Imaizumi
智章 今泉
Koji Ito
浩二 伊藤
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば車両の反射ミラー等といった板状部材
に付着した水滴を除去する装置に関する。
(従来の技術) 従来この種の装置として実開昭62−191550号公
報に開示されたものが知られている(第7図参照)。こ
の装置は車両用反射鏡の板状部材(ミラー)1のほぼ中
央部に振動子2を固定し、発振器3と増幅器4によって
振動子2を振動させ、板状部材1に付着した水滴を除去
しようとしたものである。従来装置においては、振動子
2が板状部材1をその厚さ方向に振動させている。
板状部材1が振動した時、板状部材1の反射面に水滴が
付着していると、水滴は板状部材1に発生した振動によ
って加振され霧化する。
(発明が解決しようとした課題) ところが、発明者らの実験によると、板状部材の質量に
比べて充分に大きな質量を有する振動子を使用しないと
、振動子の中心から離れるに従って水滴が除去されに(
くなることが判明した。即ち、従来装置において振動子
の質量が小さ(設定されると、板状部材に付着した水滴
は、振動子が固定された部分付近からはきれいに除去さ
れるが、振動子から離れた部分からは殆ど除去されない
という問題点が発生する。
これは、振動子の質量が板状部材の質量に比べて小さい
と、板状部材上に縦波(粗密波)が発生するためである
と考えられる。板状部材上に発生する縦波には、振動子
が固定された部分には強い振動が発生するが、振動子が
固定された部分から離れるに従って発生する振動が弱く
なるという特徴がある。これは、縦波が横波に比べて板
状部材の全体に伝播しにくいためであると考えられる。
本発明はこのような従来装置の問題点を解消するために
なされたもので、板状部材のあらゆる部分に付着した水
滴をきれいに除去することを共通の技術的課題とした。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 前述した技術的課題を達成するために講じた技術的手段
は、振動自在北固定された板状部材の一部に振動子を固
定し、この振動子に発振回路を接続して、板状部材を横
効果モードおよび縦効果モードで共振させ、板状部材に
縦波と横波を発生させたことである。
(作用) 前述した技術的手段によれば、板状部材には横効果モー
ドおよび縦効果モードで発生した横波と縦波が発生する
。縦波に比べて横波は板状部材の全体に伝播し易い。そ
れゆえに、板状部材に付着した水滴は、板状部材上の振
動子が固定された部分においては主に縦波によって除去
され、振動子から離れた部分においては主に横波によっ
て除去される。
それゆえに、前述した技術的手段によれば、板状部材の
あらゆる部分に付着した水滴がきれいに除去される。
(実施例) 以下、添付図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本実施例の水滴除去装置を用いた車両用サイド
ミラーの平面図である。また、第2図は第1図のA−A
断面図である。さらに、第3図は圧電振動子20の電極
21.22を描いた平面図である。
ミラー11のほぼ中心部には、円板状の圧電振動子20
が接着剤によって固定されている。圧電振動子20は、
電歪素子23の両端面に電極21と22が一体に一形成
された構造となっている。また、圧電振動子20の質量
は、ミラー11の質量に比べて軽くなっている。電極2
1にはリード線31が、また電極22にはリード線32
がそれぞれ半田付けされている。リード線31と32に
電力が入力されると、圧電振動子20は厚さ方向(第2
図示上下方向)および半径方向(第2図示左右方向)に
伸長または収縮する。
ところで、一般的な圧電振動子には、加えられた電界の
方向と同一な方向に伸縮する縦効果と、加えられた電界
の方向と垂直な方向に伸縮する横効果があることが知ら
れている。本実施例で使用されている圧電振動子20に
ついて述べると、圧電振動子20は縦効果によって厚さ
方向(第2図示上下方向)に伸縮し、横効果によって半
径方向(第2図示左右方向)に伸縮する。
なお、本明細書では振動子の横効果によって発生する振
動状態を横効果モードと呼び、振動子の縦効果によって
発生する振動状態を縦効果モードと呼ぶことにする。
第3図に示されているように、本実施例の圧電振動子2
0は直径dよりも厚さtの方が短い形、即ち円板状に成
形されている。それゆえに、本実施例の圧電振動子20
では、縦効果による共振周波数よりも横効果による共振
周波数の方が低いと言う特徴がある。縦効果による共振
周波数や横効果による共振周波数は低い周波数から高い
周波数まで多数存在する。ちなみに、電歪素子23の直
径を30(n)、厚さtを2.8(un)に設定し、一
般的なサイドミラー(はぼ160 〔鶴〕×90〔11
〕の長方形)に固定して測定したところ、縦効果による
共振周波数は約720(KHz)等に、横効果による共
振周波数は約75(K)lz)等に存在した。
以下、第4a図〜第4d図を参照して、本実施例装置の
振動状態について説明する。
第4a図を参照して説明する。リード線31に電源の(
+)端子を、リード線32に電源のく−)端子を接続す
ると、圧電振動子20は横効果によって半径方向に収縮
する。また同時に、圧電振動子20は縦効果によって厚
さ方向に収縮する。この時、半径方向の収縮によってミ
ラー11の裏面11aには強い収縮力が作用し、ミラー
11は屈曲する。また同時に、厚さ方向の収縮によって
ミラー11が図示下方に変位する。
第4b図を参照して説明する。第4a図の場合とは逆に
、リード線31に電源の(−)端子を、リード線32に
電源の(+)端子を接続すると、圧電振動子20は横効
果によって半径方向に伸長する。また同時に、圧電振動
子20は縦効果によって厚さ方向に伸長する。この時、
半径方向の伸長によってミラー11の裏面11aには強
い伸長力が作用し、ミラー11が第4a図の場合とは逆
方向に屈曲する。また同時に、厚さ方向の伸長によって
ミラー11が図示上方に変位する。
第4C図を参照して説明する。圧電振動子20に発振回
路40を接続し、圧電振動子20に横効果モードの共振
周波数(約75 (KHz) )を印加すると、ミラー
11が繰り返し屈曲され、ミラー11の全体に均一で振
幅が大きな横波が発生する。
この横波によってミラー11の反射面11bは高速度で
運動する。この時、反射面flbに付着した水滴はミラ
ー11から高い運動エネルギを与えられ、重力によって
滴下したり、霧化されたりしてミラー11の反射面11
bから除去される。
ところで、ミラー11上の圧電振動子20が固定された
部分は、他の部分に比べて圧電振動子20の分だけ厚く
なっている。それゆえに、ミラー11上の圧電振動子2
0が固定された部分は、他の部分に比べて屈曲しにくい
。従って、横波によってミラー11に付着した水滴を除
去すると、圧電振動子20が固定された部分では他の部
分に比べて水滴の除去にわずかに長い時間が必要となる
この結果、見掛は上、ミラー11上の圧電振動子20が
固定された部分に水滴が残ったように感じられ、好まし
くない。
そこで、本実施例では、圧電振動子20に別の周波数の
交流信号を供給することにより、ミラー11上の圧電振
動子20が固定された部分に付着した水滴を除去してい
る。
第4d図を参照して説明する。圧電振動子20に発振回
路40を接続し、圧電振動子20・に縦効果モードの共
振周波数(約720 (KHz) )を印加すると、ミ
ラー11が繰り返し上下に変位し、ミラー11上の圧電
振動子20が固定された部分付近に振幅が大きな縦波が
発生する。この縦波によってミラー11の反射面11b
の一部が高速度で運動する。この時、反射面11bの一
部に付着した水滴はミラー11から高い運動エネルギを
与えられ、重力によって滴下したり、霧化されたりして
ミラー11の反射面11bから除去される。
以下、第5図を参照して本実施例装置の発振回路40に
ついて説明する。発振回路40はマイクロコンピュータ
41と、電源回路42と、入力回路43とD/Aコンバ
ータ44と、電圧制御発振回路45、および振動子駆動
回路46を備えている。
電源回路42はバッテリー47に接続されており、発振
回路40の各回路に電力を供給する。また、入力回路4
3にはスタートスイッチ48が接続されている。スター
トスイッチ48は車室内の操作しやすい位置に固定され
る。スタートスイッチ48がオンすると、発振回路40
は圧電振動子20に交流電力を供給する。
圧電振動子20に供給される交流電力の周波数は、電圧
制御発振回路45によって決定される。
電圧制御発振回路45はD/Aコンバータ44を介して
マイクロコンピュータ41によって制御される。
電圧制御発振回路45と圧電振動子200間には振動子
駆動回路46が接続されているや駆動回路46にはマイ
クロコンピュータ41からのストローブ信号49が入力
されている。駆動回路46はストローブ信号49がオン
の時に限って圧電振動子20に交流電力を供給する。
発振回路40の発振周波数はマイクロコンピュータ41
に記憶させるプログラムにより、様々に変化させること
が可能である。第6図にマイクロコンピュータ41で実
行されるプログラムの一例を示す。第6図に示されたプ
ログラムによれば、発振回路40から、ミラー11の異
なる共振周波数が交互に切り換えられて出力される。
電源回路42がバッテリー47に接続されると、ステッ
プS1の処理が実行される。ステップS1では以後の処
理に必要な初期設定が行われ、ストローブ信号49がオ
フに設定される。
ステップS2ではスタートスイッチ48がオンであるか
否かが判断される。スイッチ48がオフである場合には
ステップS2の処理が繰り返し実行される。逆に、スイ
ッチ48がオンである場合にはステップ83〜Sllの
処理が実行され、圧電振動子20が振動させられる。
ステップS3では、ストローブ信号49がオンにされ、
駆動回路46から圧電振動子20に交流電力が供給され
る。ステップS4.S5では、D/Aコンバータ44に
変化する信号が約5秒間出力され、電圧制御発振回路4
5が70 (k tlz)〜80(kHz)の周波数範
囲を掃引する。ステップS6ではストローブ信号49が
オフにされ、駆動回路46から圧電振動子20への交流
電力の供給が停止される。
ステップS7では約1秒間、処理の実行が休止される。
ステップS8では、再びストローブ信号49がオンにさ
れ、駆動回路46から圧電振動子20に交流電力が供給
される。ステップS9.S10では、D/Aコンバータ
44に適当な信号が約0.5秒間出力され、電圧制御発
振回路45が720〔kHz)で発振する。ステップ3
11ではストローブ信号49がオフにされ、駆動回路4
6から圧電振動子20への交流電力の供給が停止される
以上のプログラムによって、発振回路40からは、スタ
ートスイッチ48がオンになっている間、ミラー11の
異なる共振周波数が交互に切り換えられて出力される。
第6図に示したプログラムによれば、発振回路40の発
振周波数が横効果モードの共振周波数を含んだ周波数範
囲内を変動する。発振回路40の発振周波数が変動する
と、ミラー11上に発生する横波の波長が変化するので
、ミラー11に発生する横波の腹と節が移動する。従っ
て、ミラー11上に運動エネルギをほぼ一様に分布させ
ることができ、ミラー11の全面に付着した水滴をほぼ
同時に霧化させることが可能となる。
また、第6図に示したプログラムによれば、圧電振動子
20の発振周波数は共に可聴周波数域の外に設定されて
いる。従って、ミラー11から耳ざわりな可聴音が発生
しない。
さらに、第6図に示したプログラムによれば、発振回路
40の発振周波数がミラー11の横効果モード共振周波
数付近で変動する。従って、様々な原因によりミラー1
1の横効果モード共振周波数が変動してもミラー11を
確実に共振させることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、振動子は板状部材の一部に固定されて
いればよいので、振動子は板状部材に比べて小型軽量と
なる。
また、本発明によれば、板状部材に付1着した水滴は、
板状部材上の振動子が固定された部分においては主に縦
波によって除去され、振動子から離れた部分においては
主に横波によって除去される。
それゆえに、板状部材のあらゆる部分に付着した水滴が
きれいに除去される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を描いた、車両用サイドミラ
ーの平面図である。 第2図は第1図のA−A断面図である。 第3図は本発明の一実施例の圧電振動子の電極を描いた
平面図である。 第4a図、第4b図、第4C図、第4d図は本発明の一
実施例の動作を示した説明図である。 第5図は本発明の一実施例装置の発振回路を描いたブロ
ック図である。 第6図は本発明の一実施例装置の発振回路で実行される
プログラムを描いたフローチャートである。 第7図は従来の水滴除去装置を描いた説明図である。 11・・・ミラー(板状部材)、 11a・・・裏面、llb・・・反射面、20・・・圧
電振動子(振動子)、21.22・・・電極、23・・
・電歪素子、31.32・・・リード線、40・・・発
振回路、41・・・マイクロコンピュータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)振動自在に固定された板状部材と、 該板状部材の一部に固定され、前記板状部材を振動させ
    る振動子と、 該振動子に接続され、前記振動子を横効果モードおよび
    縦効果モードで共振させ、前記板状部材に縦波と横波を
    発生させる発振回路と、 を備える水滴除去装置。
  2. (2)前記発振回路は、縦効果モードの共振周波数と横
    効果モードの共振周波数を交互に出力することを特徴と
    した請求項(1)記載の水滴除去装置。
  3. (3)前記発振回路を可聴周波数外で振動させることを
    特徴とした請求項(1)記載の水滴除去装置。
JP63182659A 1988-05-30 1988-07-21 水滴除去装置 Expired - Lifetime JP2653112B2 (ja)

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