JPS59132082A - 紙葉類の供給方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、積層状態で所定枚数の紙葉類が施封帯にて施
封されている紙葉把の供給を受けてその紙葉類全処理す
る紙葉類処理装置における紙葉類の供給方法に関するも
のである。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

紙葉類処理装置の一種として、Ｄｔ定枚数例えば１００
枚の銀行券全紙バンド等の施封帯によって施封したもの
（紙幣把）を供給し、これをノ々う券に解いて１枚ずつ
取り出して搬送し、紙幣の鑑査等を行なって鑑査結果に
基づいてそれぞれ区分して集積しておくような装置が知
られている。

ところでこの種の装置にあっては、所定枚数（１００枚
）に満たない為に施封帯で施封されていない複数枚の紙
幣（パラ券）を直接供給部に供給することができないの
で、パラ券に対しては紙幣杷同様の供給ができず５紙幣
把と同様の通常処理ができないという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、施封帯
で施封されていない複数枚の紙葉類を比較的簡単な方法
によって紙葉把と同様に供給することができ、ひいては
紙葉把と同様の通常処理に供することのできる紙葉類の
供給方法を提供することを目的とするものである。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的を達成するために、積層状態で所定枚
数の紙葉類が施封帯にて施封されている紙葉把の供給？
受けてこれを処理する装置において、施封帯で施封され
ていない複数枚の紙葉類の処理時、この紙葉類を帯幅に
入れた後に前記把供給装置に供給するようにしたもので
ある。

〔発明の実施例〕

以下実施例を説明する。なお、以下に説明する実施例は
、例えば鋏行券などの紙葉類を取扱う紙葉類処理装置で
ある。

第１図はこの装置の概略を示すもので、同図（ａ）は平
面図、同図（ｂ）は縦断側面図、同図（ｃ）は正面図で
ある。同図に示すようにこの装置は大別して把供給装置
１、取出装置２、搬送区分装置３、鑑査装置４２区分集
積装置５５把施封装置６、束施封装置７Ａ、束包装装置
７Ｂ、失効装置８、制御装置９．操作パネル部１０とか
ら構成されている。

なお、操作ノソネル部１０は操作部の一例であり、把供
給装＠１．取出装置２．搬送区分装＃３．鑑査装置４１
区分集積装置５９把施封装置６５束施封装置７Ａ、束包
装装置７Ｂ、失効装置８は機構部の一例である。そして
この機構部から操作部への騒音を防止するために、例え
ば操作パネル部１０の回りには装置を設置するスペース
の床から天井に至るまでの壁ＢＯＡＤが設けられていて
、操作部は紙葉類（例えば紙幣等の有価証券、以下券と
もいう）を１００枚重ねて帯封をしたものを言い、「束
」とは把を１０個施封したものを言い、「正券」とは鑑
□査の結果正規でかつ有効な巻であると認められ発行元
から再び利用に供すために返却される券のことを言い、
「損券」とは鑑査の結果正規でかつ有効な券であると認
められたが、再利用に適さないため発行元において廃棄
処分される券のことを言い、「偽券」とｉ−Ｊ：鑑査の
結果、正規でも有効でもないと認められた（判定の不可
能なものは無効と認める）券のことを言い、「鑑査不能
券」とは例えば重ね取り、スキュー（春の斜行）。

ショートピッチ（搬送経路中において前の券との間隔が
短か過ぎて後段の処理が困難となるもの）笠の理由に工
り鑑査が出来ない券のことをいう。

このうち「偽券」と鑑査不能券は装置から排除される券
であるから「排除券」ともいう。また。

「最良券」とは正券のうち最もきれいな券のこと■う。

前記区分集積装置５は、排除券区分集積部５Ａ。

異種券区分集積部５Ｂ、最良券区分集積部５０゜正券区
分集積部５Ｄ、損春区分集積部５Ｅとに分割されており
、搬送区分装＠３も前記分割に基づいて搬送経路中に５
個所（３Ａ〜３Ｅ）設けられている。特に、正券のうち
更に品質の良好な最良券を集積する最良巻区分集積部５
ｃが正券区分集積部５Ｄとは別に設けられているので、
本実施例装置にエフ区分集積された紙幣を再度他の処理
装置で処理する場合に、最良券と比較的程夏の悪いもの
も含むその他の正巻とを区別して塑１理できるので、他
の処理装置における紙幣づまりなどのトラブルを防止す
ることができ、紙幣の区分集積の信頼性を向上させるこ
とが可能になる。そして各搬送区分装置にはゲートＧＴ
がそれぞれ設けられている。そして各区分集積部５八〜
５Ｅには公知の回収輪ＦＷ、〜ＦＷ５　がそれぞれ設け
られており搬送されてぐる券を１枚ずつ取り出して集積
箱ＢＩＮ　　に集積できるようになっている。この集積
部のうち、排除券区分集積部５Ａには上下に２個ＢＩＮ
。１（偽券集積箱）　、　ＢＩＮｏｚ　　（ｆｆｉ査不
能券集積箱）とが設けられ、他の区分集積部には各１個
毎の集積箱ＢＩＮ、〜ＢＩＮ、が配置されており、前記
把施封装置６も、４Ａ〜６Ｄのように上記各集積箱Ｂ　
Ｉ　Ｎｌ〜Ｂ　Ｉ　Ｎ４の下方にそれぞれ分割配置され
ている。前記正券集積部５Ｄの下方に設けられた把施封
装置６Ｃの下方には束施封装置７Ａが設けられ、後方の
束包装装置７Ｂに券を受渡すための窓７Ａ＋が設けられ
ている。前記取出装置２は、一枚すつになつ尼券を複数
枚集積した集積部２人と、外を１枚ずつ取り出す送出ロ
ー２２Ｂと、取り出された券を搬送する搬送ロー２群２
Ｃと、搬送経路に設けられて券の特徴（重ね取り、スキ
ュー、ショートピッチ等の鑑査不能状態）を検査する検
査部２Ｄとによって構成されている。なお。

この検−１！ｉ：部２Ｄと前記鑑査装置４とは、所定項
目にしたがって紙幣を検査する検査装置の一例１であり
、両者による検査の結果は前記制御装置９内の記憶部２
２０に記憶されるようになっている。この取出装置は、
前の把の処理が終了する迄次の把１　　の１枚取出しを
行なわないようになっている。また、操作ノミネル部１
ｏは同図（ｃ）に示すように、供給された杷の入口部１
０Ａと、その上方に設けられたテンキー等を含む操作部
１０　Ｂ、モニタｍｍＣＲＴ１００．カセット取出口１
０Ｄと（でよって構成されている。尚、束包装装置７Ｂ
には取出ロアＢ、　　が設けられている。前記各装置を
収納１〜た部分はそれぞれモジュール化されており、同
図ｔａ＋に示すように、供給台１１が着脱自在に取り付
けられた給送モジュールＭ１．鑑奔モジュールＭ２　。

集積モ）、−ルＭｌ、Ｍ４、廃棄モジュールＭｓ　、　
　束包装装置７Ｂがそれぞれ着脱可能に配置され、用途
及び機能に応じて任意に増減できるようになっている。

そして、同図（ｂ）に示すように給送モジュールＭ１に
は上下に区分されて排除券区分集積部５Ａと取出装置２
とが収納され、その後方には制御装置９が収納されてい
る。また、モジュールＭ２には鑑査部４と第１と第２の
搬送区分装置３Ａ、３Ｂが収納されており、モジュール
Ｍ３には異種券区分集積部５Ｂと最良券区分集Ｓ都５Ｃ
と把施封装置６　Ａ、　、　６　Ｂ及び第３．第４の搬
送区分装置３０゜３Ｄとが収納されており、モジュール
Ｍ４には正券区分集積部５Ｄ及びその把ね封装置６Ｃと
、損券区分集積部５Ｂ及びその把施封装置６Ｄと、第５
の搬送区分装置３Ｅと、第１．第２の失効装置としての
シュレッダ−８Ａ、８Ｂとが収納されており、モジュー
ルＭ５には廃棄箱８Ｃが収納されている。

第２図（ａ）は上記装置の一部分解斜視図であり、同図
（ｂ）ｆ′ｉ背面斜視図であジ、同図（ｃ）は把供給装
置の他の実施列を示す要部斜視図である。同図（ａ）に
示すようにモジュールＭ１〜Ｍ４には扉が設けられてお
り、例えばモジュールＭ４の扉を開けて第１と第２のシ
ュレッダ−８Ａ、８Ｂと束施封装置７人を接続した状態
で収納することができるようになっており、また、排除
券区分集積部５Ａで処理された排除券カセット（収納箱
）　Ｏ８Ｔを取り出して来て排除された原因を点検する
ための外部操作装置１００が配置されている。外部操作
装置】００はデスク１００Ａと、テンキー等を含む入力
装置１００Ｂと、０ＦＬＴ　１０００と、プリンター１
００Ｄ及びキーゼード１００Ｅとによって構成されてい
る。また、モジュールＭｌの側面にはノ々う券投入用の
力／々−１０Ｆが設けられておジ、カバー１０Ｆを開け
たときにパラ券処理モードとなるようになっている。ま
た、同図（ｂ）に示すように、装置背面にはクーリング
ツぐイブ等を収納したノぞイブ収納部１０１が取付けら
れている。同図（ｃ）　ｔＪ：把供給台１１に代えて長
手方向に複数の把を搬送するようなベルトコンベアを配
置した供給台１１′を取付けたものであり、上部に設け
られた蓋１１Ａ′を開くことにＸｔ）杷や束の券を手動
投入できるようになっている。この場合、自動搬送され
る把や束の券は矢印へ方向に流れて装置内に供給され、
処理後の束の券はモジュールＭｌの下部に設けられた排
出口１０Ｅから矢印Ｂ方向に排出されることになる。

また、前述のように操作部（操作／ξネル部１０）と機
構部（把供給装置１、取出装置２、搬送区分装置３．鑑
査装置４、区分集積装置５、把施封装置６、束施封装置
７−Ａ９束包装装置７Ｂ、失効装置８）とは大略壁ＢＯ
ＡＤで仕切られているが、この壁ＢＯＡＤに設けられて
いるドア２００を介して操作員やその他の者が機構部側
へ入るのを監視するため、第２図（ａ）に示すようにド
アの開放を検出するドアセンサ２０１と５機構部の近傍
を撮影する撮影部例えば機構部上方に配置されたテレビ
カメラ２０２及びこのテレビカメラ２０２に接続するビ
デオテープレコーダ２０３と、前記ドアセンサ２０１か
らの検出信号を入力することにより機構部近傍を撮影す
べくテレビカメラ２０２とビデオチーズレコーダ２０３
とを制御する制御部、（監視用制御部）２０４とが設け
られていて、その構成ブロック図は第２図（ｄ）　Ｋ示
すようになっている。

しかしてこのような監視システムが設けられているので
、機構部近傍に特別の監視員などを配置しておく必要が
なく、紙幣の処理に際しての監視上の省力化を図ること
が可能となる。

次に上記装置の各部の構成の詳細を説明する。

杷供給装置１は、第３図に示すように１把供給台１１２
把押出部１２．処理不能杷処理部１３゜帯切断除去部１
４から構成されている。なお、把供給台１１と把押出部
１２とは所定枚数の紙葉類を施封帯にて施封した把を順
次−把ずつ取出して搬送する把取円部の一例であり、前
記帯切断除去部１４は把取円部にて取出された把の施封
帯を除７去する施封帯除去部の一例である。把供給台１
１は第４図に示すように、上面が斜面ＶＣ形成され溝が
設けられたフレームＩＩＡと、斜面に沿って紙葉把Ｐを
長手方向ｔて搬送する工うに配設された第１のベルト１
１Ｂと、第１のベルト１１Ｂの端部に直交するように配
置され、紙葉把■）の位置規制を行うようＶこ配設され
た第２のベル）１１０と、これら各ベルトを巻回したロ
ーラＬＩＤ、ＩＩＢ及び各ローラを駆動するための駆動
ベルト１１Ｆ。

歯車群１１Ｇ、モータＩＩＨとによって構成されている
。把押出部１２は第５図に示すように、前記ベルトｌ　
ＩＢの延長線上に設けられた傾斜する床１２Ａと、床の
下端部から斜面に沿つ一移動可能な抑圧板１２Ｂと、こ
の抑圧板１２Ｂに取り付けられたゼールネジ軸１２０と
、このパＺ−ルネジ軸１２Ｃを駆動するモータ１２Ｄと
、床１２Ａの先端部に対向して配置され押出された紙葉
把Ｐを落下収容するためのガイド１２ｇと、落下して来
た紙葉把を収容して搬送するベルト１２Ｆ、１２Ｇと、
前記ボールネジ軸１２０の後端部に数句けられた遮蔽板
１２Ｈと、遮蔽板１２Ｈの位置（検出して抑圧板１２Ｂ
の初期位置全決めるための第１のセンサーＳ１と、同じ
く遮蔽板１２Ｈの通過音検出して抑圧板１２Ｂの制限位
置ケ決めるための植２のセンサーＳ、と、押出され叱紙
葉把によって回動するアクチェータＡＴに工っで動作し
、モータ１２Ｄの停止信号を出力する第３のセンサーＳ
３と、落下した紙葉把Ｐの存在により光源ＬＰからの光
が遮断されることによって動作し、搬送ベルト１２Ｆ、
１２Ｇの駆動タイミングを決めるための信号を出力する
第４のセンサーＳ４及び紙葉把Ｐが押圧板１２Ｂ上に存
在していることを検知してモータ１２Ｄの駆動タイミン
グ等を決めるための信号を出力する第５のセンサ−８５
とによって構成されている。

このような把供給装置１によれば、把供給台１１に置い
た１０把はベルト１１Ｂ、１１０がローラ１１Ｄの回転
によって動くことにニジ押圧板１２Ｂの上へ移動し、セ
ンサーＳｓｔ／Ｉ：よって所定位置で停止すると同時に
駆動ローラＩＩＤの回転およびベルトＩＩＢ、１１０が
止まる。次に抑圧板１２Ｂが動作し１把を斜め上方へ押
すことにより、最上端の杷が頂上ｘｖ反対側へすべり落
ち１把ずつの供給ができる。押圧板１２Ｂはモータ１２
Ｄの回転により軸１２０が前に移動し把を押す。把が前
に移動していきセンサーＳ３が明から暗になるとモータ
１２Ｄは一旦停止し、その後モータが断続的に回転し、
把が床１２Ａからベル）１２Ｆ、１２Ｇ上に落ち、セン
サーＳ４を・遮ぎった時点でモータ１２Ｄの回転は止ま
り、ベルト１２Ｆ、１２Ｇが動き出す。順次一定のタイ
ミングでモータ１２Ｄが断続的に回転し、把を１杷ずつ
供給し、把を全て供給できる位置にセンサー８２　ｋ取
り付けておきセンサーＳ２を軸１２０の端部の遮蔽板１
２）］が遮ぎった時モータ１２Ｄが逆転しセンサーＳｔ
を遮蔽板１２Ｈが遮ぎジモータ１２Ｄの回転が止まる。

と同時に供給台１１０ローラＩＩＤが回転し、ベルトＩ
ＩＢ、ｌｌ０Ｋより１０把か抑圧板１２Ｂ上へ移動し、
順次サイクルを繰り返す。もしある所定時間内に押圧板
１２Ｂの近くのセンサＳ、により把が確認できなかった
場合は、ベルト１１Ｂ、１１０が動き続けＯＲＴ表示あ
るいはブザーが鳴り操作員に供給台に把を載せること奮
うながす。

このように本紙葉類処理装置は把供給装置１を介して紙
幣把を一把づつ取出すようになっているので、施封され
ていないパラの紙幣をそのまま把供給装置に載置しても
処理することはできない。

しかし所定枚数に満たないた′めに施封帯で節制されて
いない複数枚のパラの紙幣を処理しなければならない場
合や、処理の途中で紙幣づまジを生じパラの状態で再度
処理しなければならない場合もある。このようなときに
は、パラの紙幣を帯幅に入れた後に杷供給装置に供給す
るといった供給方法を採用する。このよ−ウな供給方法
によれば、パラの紙幣であっても極めて簡単に紙幣把と
同様処理ケ行うための供給が可能になる。

次に、処理不能把処理部１３及び帯切断除去部１４の構
成を第６図を参照して説明する。先ず処理不能把処理部
１３は、前記押出された紙葉把Ｐの受渡しを行う受渡台
１３Ａと、この紙葉把Ｐを搬送案内するローラ群１３Ｂ
と、搬送経路途中に設けられた金属片検知部材１３０と
、前記東回ローラ群１３Ｂを回動変位させる回動機構１
３Ｄと、案内ローラ群１３Ｂの上方に設けられたロータ
リーソレノイド１３にと、案内ロー２群１３Ｂと入れ子
状態になっておりロータリーンレノイド１３Ｋによって
回動変位させられて受渡された紙葉把Ｐをたたい“て排
出口１３Ｎ１則にたたき落すレノ々−１３Ｌと、排出口
１３Ｎの下方に設けられたノ々スケツ）１３Ｍ及び、受
渡された紙葉把Ｐの表裏を検出する表裏検出器１３Ｂと
によって構成されている。前記案内ローラ群１３０の回
動変位機構１３Ｄは第７図のようになっている。即ち、
案内ローラ群１３Ｂ’に支持して歯車群１３Ｑに連結す
るフレーム１３Ｅと、フレーム１３Ｂにワンウェイクラ
ッチ１３Ｐ’に介して取付けられた回転軸１３８と、回
転軸１３８に取付けられたプーリ１３Ｆと、駆動用モー
タ１３Ｈと、プーリ１３Ｆとモータ１３Ｈのプーリとに
架は渡されたベルト１３Ｇと、前記フレームの初期位置
を決めるストツノξ１３Ｉと、ストツノξ１３Ｉを回動
させてフレーム１３Ｋを自由状態にするプランジャソレ
ノイド′１３Ｊとによって構成されており、作動時には
プランジャソレノイド１３Ｊの動作によっテストツノｅ
１３Ｉがフレーム１３Ｂから外され、案内ローラ群１３
Ｂを自重により第６図図示反時計方向に回動させ、初期
位置に戻すときにはモータ１３Ｈの駆動によって時計方
向に回動させるようになっている。

このような処理不能杷処理部によれば、前記把供給装置
のベル）１２Ｆ、１２Ｇ上の把が金属片検知器１３０を
通ったときにクリップ、虫ピン等の金属片の有無がチェ
ックされ、ベルト１２Ｆからローラｕ１３Ｂに受は渡さ
れ、所定位置迄移動したことが図示しないセンサーで確
認されると、ベルト１２Ｆ、１２Ｇ及びローラ群１３Ｂ
の動きが止まる。もし、把の中に金属片が含まれている
ことが確認された場合は、ベルト１２Ｆ、１２Ｇ及びロ
ーラ群１３Ｂの停止後、ロータリーソレノイド１３Ｋが
励磁され、レバー１３　Ｌ　Ｋニジ４３Ｐｂが装置外の
バスケット１３Ｍに排出される。ソレノイド１３Ｋが励
磁された時点で次の把がベルト１２Ｆ、１２Ｇ上に供給
される。排出された把は操作員によってチェックされ、
再度装置に供給され処理されることになる。捷た１哀感
検出器１３Ｒによって裏であることがチェックされた場
合も前記同様な処理が行なわれる。

なお本実施例における処理不能把とは、上記説明から明
らかなように把の中に金属片が混入しているもの及び裏
状態で供給された把を意味し、前記金属片検知部材１３
０及び表裏検出器１３Ｒが処理不能側検出部の一例を示
すものである。

帯切断除去部１４は第８図（ａ）　、　（ｂ）に示すよ
うに、複数のローラ１４Ａ３．駆動ローラ１４Ａｌ、回
動レバー１４Ａ４に取付けられた移動ローラ１４Ａ２．
ベルト１４Ａ、ｓニジなる上部搬送部１４Ａと、複数の
ローラ１４Ｂ３．駆動ローラ１４Ｂｌ、回動レノ々−１
４Ｂ４に取付けられた移動ロー２１４Ｂ２．ベルト１４
Ｂ５よりなる下部搬送Ｈ１ｊ　１４　Ｂと、上下搬送部
１４Ａ、１４Ｂによって形成された搬送路中央に直交配
置され、相互に近接、離反可能に配設された上部しごき
棒１４０．下部しごき棒１４Ｄと、上部しごき棒１４０
に取り付けられた帯キヤツチレバー１４Ｂと、下部しご
き棒１４Ｄに沿って形成されたカッターガイド１４Ｆ’
と、帯キヤツチレバー１４Ｂの下方を水平移動可能な帯
キャッチャビン１４Ｇと、カッターガイド１４Ｆに沿っ
て移動可能なカッター１４Ｈ及び処理済の紙葉類を搬出
するバックアツプ板１４Ｉとに工って構成されている。

特にしごき棒は第８図（ａ）に示すように、供給された
把Ｐの帯Ｐａ　　を除く部分で挾むように配置されてお
夕、一対の俸１．４Ｃ１，１４０ｚ　Ｋよって上部しご
き棒１４０が構成され、その一方１４０、に帯キヤツチ
レバー１４Ｅが回動自在に取付けられると共に図示しな
い付勢部拐にて第８図（ａ）に示す時計方向に付勢され
て第８図（ａ）Ｋ示す位置が規制位置とされている。そ
してその底部ψｆ内に帯キヤツチビン１４Ｇが出入可能
に収納され。

また、一対の棒１４Ｄｌ、１４Ｄ２によって下部しごき
棒１４Ｄが構成され、両者間にカッタガイド部１４Ｆが
設けられ、一方の棒１４Ｄ、内。こ出入−■能にカッタ
ー１４Ｈが収納されている。前記パックアンプ板１４Ｉ
は上下移動可能に構成されているこのような帯切断除去
部１４では第９図〜第１５図のような動作が行われる。

把供給装置から供給された把Ｐが上部搬送部１４Ａと下
部搬送部１４Ｂとの間の搬送経路中央の上下のしごき棒
１４０゜１４Ｄに挾まれた位置に来て停止すると、把Ｐ
を第９図（ａ）に示すように施封帯Ｐａ　　を除いた四
隅を挾むように配置される。次に第１０図（ａ）　、　
（ｂ）に示すように上下のしごき棒１４０，１４Ｄが双
方共下方に移動し、把Ｐを下方に凸状が出来るように湾
曲させる。この結果把Ｐの本体上面と施封帯Ｐａとの間
に隙間が出来ると共に施封帯Ｐａ　　は帯キヤツチレバ
ー１４Ｂの底面に接触する。このとき、上下搬送部１４
Ａ、１４Ｂの回動レノ々−１４Ａ４゜１４Ｂ４は矢印方
向に回動しベルト１４Ａ５，１４Ｂｓの変位を容易にし
て上記しごき動作を円滑に行わせるようになっている。

その後第１１図（ａ）　、　（ｂ）に示すように上部し
ごき棒の一方１４Ｃ１内に収容されていた帯キャツチビ
ン１４Ｇが矢印方向に前進し、施封帯Ｐａ　　の下方に
位置する。次に第１２図（ａｌ　ｌ　（ｂ）に示すよう
に上下のしごき棒１４０　、１４Ｄが上方に移動し把Ｐ
が上方に凸となるように湾曲させる。このとき、施封帯
Ｐａ　　は上方で帯キャラ　　、チレパー１４Ｅと帯キ
ヤツチビン１４Ｇとの間に挾持されると共に、下方でカ
ンタ−ガイド１４Ｆに当接して張力を受けることになる
。この段階で第１３図（ａ）　ｌ　（ｂ）に示すように
下部しごき棒の一方１４　ｒＪ＋内に収容されていたカ
ッター１４）（がカッターガイド１４Ｆの溝に沿って図
示矢印方向に前進して来てカンタ−ガイド１４Ｆの上面
に当接して張力を受けている施封帯Ｐａ　　に当たり、
それを切断する。その後第１４図（ａ）　＋　（ｂ）　
Ｖこ示すように下部しごき棒１４Ｄのみが下方へ移動し
、初期位置に戻り、切断された施封帯は上部しごき棒の
一方１４Ｃ１に設けられた帯キヤツチレノ々−１４Ｅと
帯キヤツチビン１４０　Ｋ挟持されたまま残る。このと
き、上下の搬送部１４Ａ、１４Ｂの回動ルバー１４Ａ４
．１４Ｂ４はそれぞれ図示矢印方向に回動し、元の状態
に戻、ｂ０最後に、第１５図に示すように上下の搬送部
１４Ａ、１４Ｂが駆動されて施封帯が除去された券Ｐ′
が搬送され、待機していたバックアツプ板１４Ｉが搬送
路内に進入し、搬送されて来た券Ｐ′を受取る。バック
アツプ板１４Ｉに受取られた券Ｐ′は、パンクアップ板
１４Ｉの上方移動に伴って移送され、後述する取出装置
の集積箱に受渡されることになる。なお、切断された施
封帯Ｐａ　　は詳細を後述する排除外区分集積部内へ送
り込まれる。

前記排除券区分集積部５ＡＶｉ、第１６図（ａ）に示す
ように鑑査不能券集積装置５０　（ＢＩＮｏ＊）と、偽
券集積装ｆｆ１１５１　（ＢＩＮ。ｌ）と５区分カード
発行装置５２゛と、カセット集積装置（鑑査結果に基づ
いて排除すべき紙幣を集積する排除券集積装置の一例で
ある）５３とによって構成されている。鑑査不能券集積
装置５０は搬送装置により送られて米た鑑査不能券Ｐ３
を順次下から上へ積み上げ集積させるものであり、巻進
入方向と直角の水平方向に勤〈複数の立位区分板５０Ａ
を設けたコンベアベルト５０Ｂとコンベアベルト駆動用
モータ５００とを有し、このコンベアペル）５０Ｂ上に
集積された券はコンベアベルトの動きを検出するセンサ
ー（図示せず）と、コンベアベルトの側端部に等ピッチ
で設けられた孔を検出する位置決め用センサーＳ６とに
よって所定位置に移動するようになっている。コンベア
ベルト５０Ｂに取付けられた立位区分板５０Ａは等ピン
チで並んでおり、２個の立位区分仮に、Ｃり集積箱の巻
進入方向と直角方向の２つの壁が形成される。このコン
ベア４ル）　５　（ｌ　Ｂは所定ピッチで移動し、移動
後は他の立位区分仮で前述の集積箱の２つの壁を形成す
ることができる工うになっている。偽券集積装置５１は
、搬送装置にニジ送られてきた偽券を巻進行方向と同方
向に低速で回転する回収輪ＦＷＩ　　の曲線で一旦受は
止め、券ケ減速させた後順次下から積み上げて集積させ
るもので、正券及び損券集積部と同様に回収輪に進入し
てぐる券に削し、回収輪の曲ｆｆ１ｊ！溝が同期して回
転しておジ、券が確実に回収輪ＦＷ！の曲線溝に進入で
きる工うになっている。回収輪ＦＷｌの曲線γｎに入っ
た渉は約１’　８０度回転させられ、巻先端方向に設け
られた固足板５１Ａにより券の進行が妨げられ回収輪Ｆ
ｗｌの回転に工Ｉ）解が徐々に曲ＩＭ溝から抜き出され
集積箱５１内に一様に集積される。集積箱５１の底板５
１Ｂは水平方向へ移動可能になっており、モータ５１Ｃ
４ｍ回転することによりアーム５１Ｄを介して底板５１
Ｂが集積箱５１外へ移動され、集積された券等を集積箱
５１の下方へ排出することができるようになっている。

偽券集積箱５１の下方に鑑査不能券集積箱５ｏが位置す
ることになり、この鑑査不能券集積箱５０に集積された
鑑査不能券の上に偽券集積箱５１内に集積された偽券を
積重ねることができる。尚、前述の帯切断除去部１４で
切断除去された施剣帯Ｐａ　　は現在処理している把に
対応する帯毎に偽券集積箱５１内に収容される。すなわ
ち、処理把の偽券Ｐ４の最初の１板が集積される□前に
施封帯Ｐａ　　が偽券集積箱５１の底板５１Ｂ上に乗る
ことになる。従って、偽券集積箱５１内には最初に施封
帯Ｐａ　　が載随され、その上に偽券が積重ねられるこ
とになる。区分カード発行装置５２は、一つの紙幣把の
排除券集積動作終了後に区分カードを発行して排除券集
積装置（カセット集積装置５３）に集積される紙幣ケ各
紙幣把各に区切るものであり、例えばカード収納箱５２
Ａ内に水平に積重ねて収納された区分カードＣＡＤ’Ｔ
ｈ１枚ずつ箱外へ排出するものであって、区分カードＣ
ＡＤ　には固有番号が付されており、区分カー１’ＣＡ
Ｄ　の下面に配置された取出ロー２５２Ｂが１回転する
ことにＸり区分カードＯＡＤ　　の先端が排出ローラ５
２０に至ると、排出ロー２５２０の回転によジ区分カー
ドＯＡＤ　が排出される。区分カードＣＡＤ　の排出過
程で区分カード上の固有番号が図示しない読＄９ヘッド
で読み取られて制御装置　９内の記憶部２２０に記憶さ
れる。そして、排出された区分カードＣＡＤ　は偽券集
積箱５１内に集積される。カセット集積装＃５３Ｖｉ、
鑑査不能巻集積装置５０のコンベアベルト５０Ｂ上に集
積された春などをカセット内に集積する装置で、コンベ
アペル）５０Ｂ上の券などをカセット内に押出すための
押出板５３Ａと、カセット上の券などを上から押込んで
カセット内に収容するための押込板５３Ｂと、並置され
た２個のカセットＯＳ　Ｔ　ｔ　、　Ｃ８Ｔ　ｚとから
構成されている。

押込板５３Ｂは２個のカセットに対応して２個設けられ
ておジ、これら一対のカセットと押込板とを設けること
Ｋ　ｘって、一方のカセットが満杯になったときに他方
のカセットを使用で縁るようにして、カセット取替時の
無駄な時間をなくすようにすることができる。押出板は
モータ５３０の回転によジｉ−ルネジ軸５３Ｄが前後に
移動され、軸の先端に固足された押出板５３Ａが軸５３
０と一緒に前後に移動され、券などを押し出すことがで
きる。押出された券はカセット上に設けられた板５３Ｈ
によって位置決めされる。尚、押出板とカセットとはコ
ンベアベルト５０８に挾んで対向して配置され、２個の
カセットに対して押出板は１個である。押込板５３Ｂは
アーム５３Ｅ、移動板ｓ３ｔ”ｒ介してモータ５３Ｇに
連結されている。

この押込板５３Ｂは通當カセットの上方に待機しており
押込時モータ５３Ｇが回転しチェーンケ介して押込板５
３Ｂが下方に移動し券などをカセット内へ押込む。カセ
ットｆ′ｉ、ＯＳ　Ｔｌ　、　ＯＳ　Ｔ２上方を開口し
た箱体で内部に摩擦力で任意の位置に糸上するバックア
ツプ板（図示せず）を具備している。

バックアツプ板は収納された券などを介して押込板によ
り随時下方へ抑圧移動される。バックアツプ板が最下位
に下がるとカセットの切欠部Ｈ１を介してセンサーＳ７
によりチェックされ満杯信号が出され、次の収納時から
は、もう一方のカセットが使用される。

ところで５区分カードＣＡＤ　　の固有番号は、排除券
集積装＠（カセット集積装置５３）に集積された紙幣（
当該紙幣把における）の検査結果（検査部２Ｄ及び監査
装置４による検査結果）に対応して前記制御装置９内の
記憶部２２０に記憶されている。そして所望量の紙幣把
の処理を木芙施例装置で終えた際、最初或いは最後に発
行された区分カード（本実施例装置にあっては最後に発
行された区分カードから順次排除解集積装置％を内のカ
セットより取出されることになるので最後に発行された
区分カードである）の固有番号が前記入力装置１００Ｂ
（固有番号を入力する入力手段の一例である）にて入力
されることにニジ、この固有番号に対応する検査結果デ
ーターを前記ＯＲ’Ｔ１００Ｃ（少なくとも記憶手段に
記憶されている検査結果データを固有番号句に表示する
表示手段の一例である）に表示させるとともに、この固
有番号に続く固有番号（順次下に積層されている区分カ
ーＦに付されている固有番号）に対応した検査データを
順次自動的にＣＲＴｌｏｏＯに表示させるべく制御する
制御部（表示制御部）２２１が前記制御装置９内に設け
られている。この制御系の構成ブロック図は第１６図ｆ
ｂ）に示すとうりである。

次に排除券区分集積部の動作について説明する。

まず、把供給装置により把から施封帯が切断除去される
と、ただちに施封帯搬送により施封帯Ｐａを偽券集積箱
５１に収納する。把供給装置は施封帯搬送とは関係なく
動作が進められ取出装置２にニジ１枚ずつ券が取出され
、たとえば偽券１枚、鑑査不能券が１枚それぞれの集積
箱へ集積されたとする。偽券は当然前述の施封帯Ｐａ　
　の上へ集積される。そして１００枚目の券の検知判定
結果が出た時点、あるいは１００枚目の券後端が偽券集
積箱入口のセンサー（図示せず）を遮ぎった時点で。

区分カード発行装置５２０区分カード取出ロー２５２Ｂ
が回転し始め、偽券の上へ区分カードＣＡＤが排出され
る。その後、偽券集積箱５１の底板５１Ｂを駆動するモ
ータ５１０が回転しアーム５１Ｄｔ−介して底板５１Ｂ
が集積箱外へ移動して施封帯、偽券２区分カードの順で
鑑、育不能券の上へ集積される。次に鑑査不峠巻集積箱
５ｏのコンベアベルト用モータ５００が回転して、コン
ベアベルト５０Ｂが動き出し複数個の立位区分板５ｏＡ
の１ピッチ分が移動するとベルトの穴がセンサー５６ｔ
７ｃｘり検出されモーター５００の回転及びコンベアベ
ルト５０ＢＬ：；ｒ）動きが止まる。と同時に押出板用
モーター５３Ｃが回転し始め、コンベアベルト上に集積
された。下から鑑査不能券Ｐ３　、施封帯Ｐａ　、偽券
Ｐ４および区分カードＣＡＤと〒、押出板５３ＡＫ工９
カセツトＣ８Ｔ　上に押出す。

押出板５３Ａが最前端へ移動するとセンサー（図示せず
）にエフ検出され、この信号により押込板用モーター５
３Ｇが回転し始め、同時に押出板用モーター５３Ｃが逆
転して押出板５３Ａが元の位置に戻りモーター５３Ｃが
停止する。押込板は所定のストローク動いたらモーター
５３Ｇが逆転し、元の位置へ戻り、モーター５３Ｇが停
止する。以上が１サイクルの動きであジ、順次この動き
が繰ジ返されるので、第１６図（Ｃ）に示すように各紙
幣把の排除券（偽券、鑑査不能券）ＰＩ、ＰＩ、Ｐ３は
区分カーＦ′ｏＡＤｔ　、０ＡＤ２．ＯＡＤ、　　に区
切られた状態でカセット内に集積される。よって排除さ
れた紙幣の枚数全一つの紙幣把の処理毎に確認する必要
はな（、全ての紙幣把の処理を終えた後に各区分カード
にて区切られている排除券の枚数を確認すれば足りるこ
とになる。なお各紙幣把の排除券は、施封帯にて偽券と
鑑査不能券とに区切られた状態で集積されることになる
。カセットが満杯集積された場合は、以後コンベアにル
ト５０Ｂが２ピッチ動き、もう一方のカセット−＼集積
させることができる。次の）ぐツチの取出スタートは、
前述の処理１サイクルが終わるまで待つ必要はなく、コ
ンベアペル）５０Ｂが移動したことを確認後に次のパッ
チの取出？スタートすることができる。当然、この時は
施封帯の偽券集積箱への収納が完了していなければなら
ない。尚、鑑査不能春搬送パスよジ偽券搬送パスの方が
長く構成しである。１パンチ中に鑑査不能券と偽券とが
なかった場合は施封帯と区分カードとのみカセット内に
収納される。区分カードは一番始めあるいは一番最後に
カセットに直接入るようにしても区分カードとしての効
果には変りがない。施封帯を偽券と鑑査不能券との間に
入れることは偽券が多かった場合に偽券はすてに本装置
にニジ計数済であるので偽券の再計数は必要なく、施刺
帯で区分された鑑査不能券のみをあらためて計数すれば
良いのでカセット処理時でのスピードアップが計れる。

尚、カセット処理時でのスビードアッゾ′ｆｆ：無視す
れは施封帯を直接カセット内に入れることもできる。

゛前記把施封装置６は各区分集積部５Ｂ〜５Ｅに送られ
、集積箱に集積された券を１００枚の把として施封する
装置であり２例えば本願出願人が先に提案した「結束装
置」（特願昭５７−１５３５４６号参照）を使用するこ
とができる。この結束装置は前述の回収輪ＦＷ２〜ＦＷ
５　の動作によって集積箱のパンクアップ板上に集積さ
れｆｊｎｎ牧の券をキャリアに移し替え、このキャリア
を結束部へ導き、キャリア上の杷を熱着テープで巻き付
け、熱着テープの端部同志を熱溶着することによって施
封し、その後キャリアの向きを変えて搬送路上に位置さ
せ、キャリアを傾動させて施封された券を滑動落下させ
て搬送するようにしたものである。ところで、各杷施封
装置のうち正券区分集積部５Ｄ直下の装置６Ｃでは施封
された側音下部に配置された束１（ｆｒ封装置７Ａに搬
送可能になっている。また、失効装置８上の損券区分集
積部５Ｅに対応する把施封装置６Ｄでは把を作成する場
合と実際には施封は行なわずに、１００枚集積されると
そのままキャリアにて搬送路上に移送し、失効装置８へ
送り込む場合とが選択できるようになっている。

前記束施封装置７Ａは前記把施封装置６Ｃで処理されて
送られて来た正券の把を１０個積重ねて結　“束施封す
る装置であり、例えば本願出願人が先に提案した「結束
装置」（特願昭５５・−１５８５３４号参照）を使用す
ることができる。この結束装置は、前記把施封装置６Ｃ
から送出される把を導き。

これヂ高さ寸法全天きくしたキャリア上に載置し、キャ
リア上に１０個の把が載置された段階で結束部に導き、
結束部でキャリアを回転させて十文字状に節制するもの
である。このようにして作成された束は後方の窓部７Ａ
ｌ　　から束包装装置７Ｂ内に移送される。

前記東包装装置７Ｂは前記束施封装置７　Ａ、　Ｋ工っ
て施封された束を包装する装置であり、例えば公知のシ
ュリンク包装装置を使用することができる。これは、例
えば第１７図（ａ）に示すように対向配置された一対の
搬送部ＯＡ、　、ＯＡ、　　の間にロールＲに巻かれた
熱収縮性フィルムＦを垂らしておき、一方の搬送路ＣＡ
１　に束Ｐを載置して矢印方向に移送し、束Ｐがフィル
ムＦＫ接触した後同図（ｂ）に示すように他方の搬送路
ＯＡ２　　に移し更に前進させる。そして、束Ｐの３面
がフィルムに包合された状態で束Ｐの動きを止めてフィ
ルムＦが巻かれていない部分に上下からフィルムＦが接
触するようにして接触部を熱溶融させて接続した後溶融
点で切断すると鎖線の状態となり１その後角部をたたみ
込んで同図（Ｃ）に示すような包装束ＰＸを得ることが
できる。

前記失効装置８け前述の工うに２個のシュレッダ−８Ａ
、８Ｂと、廃棄箱８Ｃとによって構成されており、第一
１のシュレッダ−８Ａは損券全組かい紙片状に裁断し、
第２のシュレッダ−８Ｂ←Ｊ、その紙片を更に細かくし
て粉状にするようになっている。このようにして粉状に
なった損券Ｕ：レリえば風圧等に；つで廃棄箱８Ｃ内Ｖ
Ｃ収納されることになる。

前記制御装置９は、前記検査部２Ｄ及び鑑査都４での検
査結果を区分カードＣＡＤ　の固有番号とともに一つの
紙幣把毎ｃｘＡツチ毎）に記憶する記憶部２２０と、前
記監視制御部２０４と、表示制御部２２１と、前記各七
ンサーからの出力に基づいて各部を制御する制御回路や
各部の制御のタイミング及び処理指令を行なう制御部（
図示せず）等から構成されている。

次に前記装置の全体の動作を説明する。

把の供給台１１には、操作員にＪ：９１０個単位で把が
供給される。供給された把は、１把ずつ取り出され、把
搬送ベルトＩＩＢ、１１０Ｋｊシ搬送される。搬送途中
には金属片検知器１３０が備えてあり、把の中に金属片
たとえばクリップ、虫ピンなどが混入している場合、取
出装置あるいは搬送装置を損傷する可能性があるためド
）らかしめその把を排除するようになっている。金属片
検知部を通過した把は、取出装置２によるミス取出たと
えばスキュー、ｔね取９などの発生ケ防ぐために、把を
上下方向に湾曲させることにＡｔ）券のさばきを行なう
１．この券のさはきと同時に把から施封帯の切断除去を
行ない（帯切断除去部）、この後に施封帯のない１００
枚の券を取出装置２に送り、券１枚ずつの取出が取出装
置により行なわ′れる。この場合、前の把の処理が終了
する迄は次の把の１枚取り出しは行なわれないようにな
っている。杷の供給部には把単位（１００枚の券に施封
帯をしたもの）で供給するのが必ずしも把単位でなくと
も良く、パラ券（ＪＡＭ券等の再処理で施封帯をしてな
いもの）の供給も可能である。パラ券の供給は、供給停
止時に取出装置の前面を覆っているカバー１０Ｆを開く
ことにエリ、ノ々う券供給モードに自動的に切り換わり
５把の供給取出にも使われている取出装置２の下方にあ
るバックアツプ板にパラ券を載せ、前記カバーを閉め供
給開始スイッチ全押すことによジノ々う券の取出が開始
する。この時、カッツー１０Ｆｅ閉めずに供給開始スイ
ッチ金押した場合は供給開始スイッチは作動しない。供
給開始スイッチを押した場合、バックアツプ板上に券が
あるかないかが自動的にチェックされ、バックアツプ板
上に券があればそのままノ々う券供給モードで機械が運
転され、バックアツプ板上に券がなかった場合は、自動
的にパラ券供給モードが解除され、機械は通常のモード
で運転される。ノ々う券でも当然様械供給前に操作員が
施封帯金するとと［Ｊ：り把供給台からの供給が可能で
ある。券の取出直後には簡単な検知装置２Ｄ（検査部）
を設け、スキュー券２重ね取り券、破れ券などを判別し
、これらのスキュー券２重ね取ジ券。

破れ券などは、他の検知装置たとえば券睡判別検知、正
撰判別検知など（鑑査部）を通過しないで鑑査不能券集
積箱ＢＩＮｏｚ　　に集積される。鑑査不能券以外は全
て鑑査部４を通過し、それぞれの判別結果により偽券は
偽券集積箱ＢＩＮｏｔ＋異種券は異種券集積箱ＢＩＮＩ
Ｉ正券は正券集積箱ＢＩＮ３゜損券は損券集積箱ＢＩＮ
４に集積される。正券及び損券は所定枚数たとえば１０
０枚集積した時点で区分装置にエフ区分され２把施封装
置６によって帯によジ施封されると同時に処理日、操作
員名などの必要事項が押印される。施封された把はさら
に所定把数たとえげ１０把集積され束施刺装隨７Ａによ
り加！封される。束にも日付、操作員名などの必要事項
が押印され５束包装装置たるシュリンク装置７Ｂにより
ラミネートされ、機械からコンベア上に放出され所定場
所まで運ばれる。損券集積部５ＥにけｂＩＩ］封装置６
Ｄのほかに失効装置８たとえばシュレッダ−８Ａ、８Ｂ
’に配置し、モード指定することＶＣよ！Ｊ、１００枚
区分集積された券が施封あるいはシュレッダ−のどちら
の装置にでもかかるようになっている。シュレッダ−装
置８Ａ。

８Ｂで処理された券はさらに小さな破片（粉状）に切断
され、他の場所へ空気搬送され処理される。

なお操作ノミネル＄１０と機構部とは壁で仕切られてお
り、操作パネル部と把供給台１１以外は、全て仕切壁内
にあるため操作員が感じる騒音は低くできる。また仕切
壁内に入るためにドア全開けると、監視システムが働い
て機構部近傍の様子がテレビカメラ２０２とビデオテー
プレコーダ２０３とを介して撮影されるので、監視上の
省力化が図られることになる。

次に排除外集積部内のカセットｉ取り出しで来て処理す
る場合の動作を説明する。本体の記憶部２０２には１ノ
マツチの券に対する計数及び検知結果の全てのデータ、
例えば正券枚数、損券枚数。

鑑査不能券枚数、偽券枚数などが記憶され、Ｗｉ査不能
券、偽券については、たとえば重ね取り、スキュー、シ
ョートピッチ等の鑑査不能内容（検査同容）、偽券につ
いてはたとえば磁性不含、券模様不一致、すかし、セキ
ュリティスレッドなし、螢光性なし等の検査内容が１パ
ンチごとに、それぞれ券１枚ごとＶＣｌ２番に記憶され
る。この蓄積されたデータと前述の区分カードの固有番
号とはマツチングが取られている。取りはずしたカセッ
トは、本装置とは別に設けたカセット処理テーブルで機
械操作員とは別の操作員が、カセツｊ・内の券のｈ１°
数２手鑑査などの処理を行なう。取り出されたカセット
は前述の外部操作装置１００によって処理される。この
外部操作装置１００は、それぞれ本体と０Ｎ−ＬＩＮＥ
　　の区分カードの固有番号を入力あるいは枚数のキー
インなどにイ吏用する入力装置１００Ｂと、区分カード
の固￥ｉ番号に対応するノ々ツテの処理データを表示す
るためのＣＲＴｌｏｏＣと必要に応じＣＲＴ　に表示さ
れたあるいは各ノ々ツテの処理データなど？プリントア
ウトするためのプリンター１００Ｄとを備えている。カ
セットの処理方法はまずカセットのフタをｐで開け、−
苗土の区分カードの固４丁番号をキーインする。ＣＲＴ
　１００Ｃに＋−１区分カードの固有番号に相当する計
数データおよび検査データが表示される。たとえば第１
８図のとうりである。第１８図の表示例を上から説明す
ると、区分カードの固有番号１２３４．日付１時間、操
作員番号１機械番号３．処理パッチ電源ＯＮから通算１
００パッチ目、券種１０００円、排除券２枚、正券８０
枚。

損券１８枚、排除券２枚のうち偽券１枚の判定理由は磁
気不含、鑑査不能券１枚はスキューである。

排除券が複数のときは後から集積された券から順次ＣＲ
Ｔ　に表示され、巻とＣＲＴ　の表示とが対応付けられ
るようになっている。Ｒ（リジェクト）の２枚の表示は
１００からＦ（正券）の８０とＵＦ（損券）の１８とを
減じたものであり、実際にカセット内の枚数をチェック
し１．２枚あればキーボードのクリアボタン全弁し、リ
ジェクト券（排除券）の−Ｆに載っていた帯を廃棄し、
リジェクト券を再処理箱に保管する。この時点で１００
パツチ目の計数照合が確認され、ＣＲＴ　　の表示が自
動的に次のパッチ（９９）々ツチ目）を表示する。

１００パツチ目から順次逆に戻るようにして表示する理
由ｉｊ：、　カセット内には１７々ツチ目が最初に処理
され、順次上に集椎されているのに対し、カセット内の
処理外を取り出すとき（（は上から順次取り出すためで
ある。従って、カセット’を逆さにして、１パンチ目か
ら処理する場合はＣＩ（、Ｔにも対応した順序で表示で
きるようにしなければならない。

なお上記実施例は一例であり本発明の要旨の範囲内にお
いて種々の変形実施ができることは言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように木髭明の紙葉類の供給方
法にあっては、所定枚数に満たない為に施封帯で施封さ
れていない複数枚の紙葉類を処理するときには、この紙
葉類を帯幅に入れた後にＡＩ記把供給装ｊかに供給する
ので、所定枚数に満たない為に施封帯で施封されていな
い複数枚の紙葉類を比較的簡単な方法に工って紙葉把と
同様に供り沿することができ、ひいでは紙葉把と同様の
通常処理に供することができるなどの眩れた効果を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の概略を示すものであり、同図（、）は
平面図、］６」図（ｂ）は縦断側面図、同図（ｃ）ｉｉ
：正面図、第２図（ａ）ｆ′ｉ上記装置の一部分解斜視
図、同図（ｂ）は背面斜視図、同図（ｃ）は把供給装置
の他の実施例を示す要部斜視図、同図（ｄ）ｉｔ監視／
ステムを示す構成ブロック図、第３図は把供給装置の斜
視図、第４図は把供給台の縦断側面図、第５図は把押出
部の縦断ｉ１′Ｉｊ１面図、第６図は処理不能把処理部
の一実施例縦断面図、紀７図は回動機構の説明図、第８
図は帯切断除去部の説明図であり同図（ａ）は縦断正面
図、ＩＪ図（ｂ）は縦断側面図、第９図〜第Ｊ５図（は
帯切断除去部の動作説明図であＶ第９図〜第１４図迄の
ｌａｌは縦断正面図、第９図〜第１４図迄の（ｂ）と第
１５図は縦断側面図、第１６図（、）は排除券集積部の
斜視図、同図（ｂ）は表示制御系を示す構成ブロック図
、同図（Ｃ）は排除券の集積状態を示す模式図、第１７
図（ａ）〜（ｃ）は束包装装置たるシｘ　＋）／り装置
の概略説明図、第１８図は外部操作装置のＣＲＴ　　表
示態様図である。 １・・・把供給装置。 第２図 ７Ｂ＋ ０４ ２０１　　　　　　　　　　２０２ ′（０） １４Ｄ ９図 （ｂ） ４Ｂ４ （ｂ） （ｂ） ４ｂ４ 第１６図 （Ｃ） 第１７図 ｔｏｏ。 １２（１）　　Ｆ；８０　　ＵＦ；１８Ｖ　大 ３に 箕　Ｘ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定枚数の紙葉類が施封帯にて施封されている紙葉把を
   一把づつ取出し、かつ取出された紙葉把から施封帯を除
   去する把供給装置を介することにエフ紙葉類を一枚づつ
   取出して所定の処理を行う装置において、施封帯で施封
   されていない複数枚の紙葉類の処理時、との紙葉類を帯
   幅に入れた後に前記把供給装置に供給することを特徴と
   する紙葉類の供給方法。