JP2624697B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置

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JP2624697B2 JP62196572A JP19657287A JP2624697B2 JP 2624697 B2 JP2624697 B2 JP 2624697B2 JP 62196572 A JP62196572 A JP 62196572A JP 19657287 A JP19657287 A JP 19657287A JP 2624697 B2 JP2624697 B2 JP 2624697B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は例えば紙葉類等の有価証券類等からなる紙葉
類を施封束とし、この施封束の施封帯を切断解除して1
枚ずつ鑑査(以下「検査」ともいう。)等の所定処理を
自動的に行う紙葉類処理装置に関する。
(従来の技術) この種の装置としては被検査物体例えば銀行券を順次
1枚ずつ取出して真偽,正損等につき検査するものが提
供されている。この装置は一般に銀行券をバラで受け付
けるものではなく施封帯によって結束されているものを
受け付けるようになっている。例えば、小帯(施封帯)
によって100枚づつ施封されたもの(把)を10個ずつ大
帯(施封帯)にて結束されたもの(束)が受け付けられ
る。
従って、装置内では上記大帯,小帯を切断して順次銀
行券が取り出されるようになっており、この後、種々の
処理が行われる。
ところで、従来装置においては、未鑑査の紙葉類に対
する未処理及び搬送処理を行う束処理機と、この束処理
搬送機から未鑑査束を受入れて鑑査処理を行う鑑査機と
が一対の一の状態で対応しており、このため、この装置
の処理速度は専ら鑑査機の処理速度に規制されて、大量
の紙葉類を迅速に処理できないという問題がある。
また、従来装置においては、鑑査済の紙葉類に対して
は単に保管するだけの機能しか有さず、この結果、その
後の処理は専ら人手作業に委ねられるため、作業能率が
悪いという問題もある。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように従来装置においては大量の紙葉類の鑑
査処理に適さず、また、鑑査終了後の紙葉類に対する対
策も無く作業能率の低下を招いていた。
そこで、本発明は大量の紙葉類を迅速に鑑査処理で
き、かつ、鑑査済の紙葉類の処理も能率良く行うことが
できる紙葉類処理装置を提供することを目的とするもの
である。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の紙葉類処理装置は、所定枚数の未検査の紙葉
類を第1の帯で帯掛けして施封把とし、この施封把を所
定数集合せしめて第2の帯で帯掛けした束としての未検
査束を受入れる第1の受入手段と、この第1の受入手段
によって受入れた前記未検査束に含まれる施封把の数を
計数し、所定数である場合には、この未検査束を順次送
り出す送出手段とからなる束処理機と、この束処理機に
よって送出された前記未検査束を取込む取込手段と、こ
の取込手段によって取込まれた前記未検査束の前記第1
及び第2の帯を切断する帯切断手段と、この帯切断手段
によって切断された前記第1及び第2の帯と前記紙葉類
とを分離せしめる帯分離手段とからなる前処理機と、こ
の前処理機によって前記第1及び第2の帯が分離された
前記紙葉類を1枚ずつ取出す取出手段と、この取出手段
によって取出された前記紙葉類を検査する検査手段と、
この検査手段による検査結果に基づいて、前記紙葉類を
再使用可能な正券、再使用不可能な損券及び再検査必要
な排除券に区分、集積する第1の集積手段と、この第1
の集積手段によって集積された紙葉類のうち、少なくと
も前記正券には第1及び第2の帯による施封を行って検
査済束とする施封手段と、この施封手段によって施封さ
れた前記検査済束を排出する排出手段とからなる、複数
台の検査機と、この複数台の検査機と前記束処理機との
間に設けられ、前記複数台の検査機のうちいずれかの排
出手段によって排出された前記検査済束を前記束処理機
に搬送する束搬送機と、からなる紙葉類処理装置であっ
て、更に前記処理機は、前記束搬送機によって搬送され
た前記検査済束を受け入れる第2の受入手段と、この第
2の受入手段で受入れた前記検査済束に含まれる施封把
の数を計数し、所定数である場合にはこの検査済束を集
積する第2の集積手段とを有することを特徴とするもの
である。
(作用) 以下に上記構成の装置の作用を説明する。
この紙葉類処理装置における束処理機の第1の受入手
段が、第1の帯によって施封された把を所定数集合して
第2の帯で帯掛けした未検査束を受入れる。送出手段
は、未検査の束に含まれる施封把の数を計数し、それが
所定数である場合にはその束を順次送り出す。
束処理機における取込手段は、前記送出手段によって
送り出された未検査束を取込み帯切断手段に送る。
帯切断手段は、取込手段からの未検査束の前記第1及
び第2の帯を切断する。帯分離手段は、帯切断手段によ
って切断された前記帯と前記紙葉類とを分離する。
複数台の検査機の取出手段は、前記帯が分離された前
記紙葉類を1枚ずつ取出し、各々検査手段に送る。各検
査手段は、取出手段によって取出された前記紙葉類を検
査し、正券、損券、再検査必要な排除券を判別する。
第1の集積手段は、各検査手段の検査結果を基に、前
記紙葉類を再使用可能な正券、再使用不能な損券、再検
査必要な排除券に区分、集積する。
施封手段は、第1の集積手段によって集積される前記
紙葉類のうち、少なくとも前記正券には前記第1及び第
2の帯による施封を行って検査済束とする。
各排出手段は、各施封手段によって施封された検査済
束を各々排出する。
前記束搬送機は、前記複数台の検査機のいずれかの排
出手段によって排出された前記検査済束を束処理機に搬
送する。更に、束処理機は、前記束搬送機によって搬送
された検査済束を第2の受入手段によって受入れ、受入
れた検査済束に含まれる施封把の数を計数し、所定数で
ある場合には第2の集積手段によって前記検査済束を集
積する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は装置の全体を示すもので、図中2は束処理機
である。この束処理機2には束搬送機としてのコンベア
3を介して鑑査処理手段を構成する検査機としての鑑査
機5及び前処理機4が複数台接続されており、これらの
構成装置及び後述する排除券処理機6は制御手段たる集
中制御卓1により集中制御されるようになっている。
前記束処理機2は第2図及び第14図に示すように、未
検査束を受入れる第1の受入手段としての投入台である
未鑑査束投入台8,束取出部19,10,把計数部10a,10b,投入
束排除部11,受入束排除部12,押印集積部13,鑑査済束の
集積手段としての鑑査済束受入台14,券種確認部55A,55
B,操作表示パネル15等を有して構成されてる。
上記未鑑査束投入台8は、第3図に示すように構成さ
れている。
すなわち、同図中24は係員によって投入される束Tを
載置させる載置部としての棚で、この棚24の上には束T
を最大10束投入できるようになっている。前記束Tは第
4図に示すように、紙葉類としての銀行券(以下、単に
券という)Pを例えば100枚重ねたものを小帯(第1の
帯)kで封をして施封把Hとし、この施封把Hを10個集
合させたものを大帯(第2の帯)Kで十文字結束してな
るものである。前記棚24に載置される束Tの向きは小帯
k又は大帯Kに付された銀行の店名印が上で、小帯kが
手前側になるようにする。
上記棚24の両端部はエンドレスチェーン25a,25bに連
結されており、これらはモータ26により、プーリ27及び
ベルト28,28を介して循環可能に構成されている。
前記棚24は操作面側で常に4段あるようにし、束Tの
最大積載量を40個としている。また、前記棚24の各段に
は水平方向に束Tの有無を検出するセンサ29が配設さ
れ、棚24の自動回転移動と、投入された束Tが全くなく
なった場合の自動停止、警報等の制御を行えるようにな
っている。即ち、このセンサ29により、最下段の棚24が
空であると検出されると、棚24は上方から下方に自動的
に1段ずつ移動するようになっている。
尚、最下段に位置する棚24にはセンサ29とは別に監視
センサ30及び券の種類の確認情報を得るセンサ55aが設
けられている。そして上記棚24の回転移動中に監視セン
サ30が遮ぎられるようなことがあると、棚24が即時停止
され、係員の安全が守られる。また、前記センサ55aで
得られた確認情報は後述する集中制御卓1に送られる。
ところで、上記束Tの取り出しは、最下段に位置する
棚24の右側(第4図参照)で行われるようになってい
る。すなわち、取出される束Tが上記棚24の右側に至る
と、束押出しアーム31により棚24の奥側にある当該棚24
と平行に配設された送出手段としての束搬送コンベア32
(第5図参照)上へ押出される。この過程で束搬送コン
ベア32に接触した束Tの先端が右へ移動を始め、束Tの
後端は第5図に示すように、湾曲状のガイド板33により
一時的に右側への移動が規制されるため、束Tが回転し
て最終的に束Tが90°方向変換をする。そしてさらに、
図示しない整位機により、束Tの上端を奥へ押し、束T
を転倒させている。このようにして、束Tを束搬送コン
ベア32から10把計数部10aを経由して、10把以外の束T
は後述する排除束集積箱34へ、10把の束Tは後述する投
入束コンベア35へ移送される。
また、第4図に示す棚24上の束Tは一番右端の束Tが
束押出しアーム31により奥側へ押出される。そして、該
束押出しアーム31がもとに戻った後、束移送アーム37が
右側へ移動したことを検出するためのセンサ38a,38bの
信号により、束移送アーム37の動きが停止するようにな
っている。
次に、前記10把計数部10aについて説明する。
10把計数部10aは、上記束搬送コンベア32の束搬送路
方向に設けられ、第5図に示す搬送中の束Tにスキャナ
39から光を照射し、搬送方向と交差する方向にスキャン
することにより、その反射光量を利用して小帯kの境目
を検出し、この境目を数えることにより、把数を検出す
るようにしたものである。
前記投入束排除部11は、第6図に示すように束停止排
除アーム40,排除束集積箱34を有し、上述した10把計数
部10aからの信号により駆動されるようにしている。す
なわち、10把計数部10aにより、異常、つまり10把が確
認できなかった束Tに対し当該排除位置到達以前に発せ
られた異常信号により、束停止排除アーム40を束搬送コ
ンベア32上に押出し、束停止排除アーム40の前面によ
り、搬送途中の束Tを停止すると同時に当該側面で束搬
送コンベア32から側方に設けた排除束集積箱34内に押し
落すようにしている。
尚、第6図に示す束到着検出器41は、束停止排除アー
ム40の側面で、束Tを押し落す時の動作トリガーとして
使用している。
ところで、上記10把計数部10aにより、10把が確認さ
れた束Tに対しては束停止アーム40が動作しないため、
束Tは投入束排除部11をそのまま通り抜け、後述する投
入束コンベア36へ送り出される。
前記受入束排除部12の構成は、第6図に示す前述した
束搬送コンベア32に対し、後述する受入側の束搬送コン
ベア42の搬送方向が逆になるだけで、ほぼ投入束排除部
11と同じであるため、その構成説明を省略する。
前記押印集積部13は、第7図に示すように受入側の束
搬送コンベア42の搬送末端に位置して設けられおり、こ
の束搬送コンベア42で搬送されてきた後述する鑑査済束
T′を回転台43で受取るようにしている。
すなわち、束到着検出器44により束T′を検出しこの
検出により、回転台43を90°回転させて、束T′を90°
方向変化させている。この状態から押印器45により、大
帯Kの交差部分に例えば銀行店名の押印を行う。
そして押印完了後、今度は集積アーム46により回転台
43上への束T′を鑑査済束受入台14の棚47上へ押出す。
この押出終了後、回転台43及び集積アーム46は次に処
理すべき束T′に備えるべく初期位置へ復帰する。
上記鑑査済束受入台14は、押印済みの鑑査済の束T′
を集積するため、未鑑査束投入台8と同様な構成からな
る循環可能な棚47を、操作面側に5段設けた構成として
いる。
ここで、第8図に示すように前記棚47で束T′が店名
印を手前にして集積されると、これらの束T′は最下段
の棚47の右端より集積アーム46により、棚47上に押込ま
れる。また、押込まれた束T′の右端には保持アーム48
を設け、一束押込まれる毎に所定量だけ移動して、束
T′の転倒防止を図っている。
尚、上記保持アーム48は、未鑑査束投入台8の束移送
アーム37と動く方向は違うが動作原理は同じである。
以下、棚47での束T′の処理動作について概略の説明
をする。
前記棚47上に束T′を集積すると、棚47は循環動作に
より1段上昇し、次の束T′の受け入れを再開する。
前記棚47は束T′を集積する毎に順次1段ずつ上昇
し、5段(最上段)全てに集積した場合は勿論であるが
下段には関係なく最上段の束T′が集積されている場合
は、装置が停止し、係員に棚47内の束T′(特に最上
段)を取るように注意を喚起するためのブザーを鳴らす
ようにしている。
次に、前記コンベア3を第9図乃至第11図に基づいて
説明する。
前述した束処理機2の束搬送コンベア32で搬送されて
きた束Tをバッファコンベア49上で受け取り、束停止壁
50により束Tが停止する。前記バッファコンベア49上に
は束Tを2個貯めることができるようにしている。この
場合、2束目の束Tは1束目の束Tの後端に当接し停止
することになる。尚、本実施例では、貯める束数は2束
であるが、2束に限定されるものではなく任意束数とす
ることも勿論可能である。
次に、集中制御卓1からの制御信号により、投入束押
込板51が動作し、1束ずつ束Tを投入束コンベア35上に
押し出す。この場合、2束目の束Tは前記1束目の押込
動作中は投入束押込板51の側壁に規制され、投入束押込
板51が初期位置へ戻ることにより、2束目の束が束停止
壁50方向へ動き、当該束停止壁50によりこの束Tが停止
され、前記投入束押込板51は次の動作に備える。束検出
器41あるいは52の検出信号により、束処理機2の束押出
しアーム31を動作させて束Tを投入する。投入束コンベ
ア35には前処理機4側から束プランジャ(後述する)が
投入束コンベア35上に進入して束Tを前処理機4内へ受
入れる。
ところで、本実施例では投入束コンベア35の末端手前
に検出器を設けている。この検出器の信号により、束プ
ランジャで投入コンベア35上の束Tを取り損ねたと判断
した際には、当該束Tは投入コンベア35の末端に設けら
れた収納部としての排除箱(図示しない)に集積される
ようにしている。これにより、仮に末端の前処理機4が
束Tを取り損ねた場合にもこの前処理機4の受入れ部分
に束Tが滞留せず、この前処理機4の動作に支障が生じ
ることはない。
ここで、前処理機4を経て鑑査機5から後段側の処理
について概略を説明すると、詳細を後述する鑑査機5か
ら排出された鑑査済の束T′は受入束コンベア36上に渡
され搬送される。受入束コンベア36の搬送末端には受入
束押込板53が設けられ、搬送されてきた束T′を受け取
り検出器54の信号を基にして束処理機2の束搬送コンベ
ア42上に渡されるようにしている。
前記コンベア3を構成する投入束コンベア35及び受入
れ束コンベア36は第10図に示すようになっている。すな
わち、筐体55内に設けられ、この筐体55の一側面には束
T,T′を出入させる開閉カバー56,57が設けられている。
また、前記筐体51内には束処理機2及び鑑査機5の排熱
を集める排気ダクト58が設けられていると共に、束処理
機2と鑑査機5とを接続する信号ケーブル59,電源ケー
ブル60等が配設されている。
次に、前記前処理機4内における紙葉類の束の処理状
態を、第11図に示す概略図に基づいて説明する。
前述した投入束コンベア35上を搬送された束Tが、前
処理機4の投入口近傍において確認されると、シャッタ
61が開き、このとき束Tは投入束コンベア35により駆動
され所定の取り込み位置(A)まで搬送される。この取
り込み位置で取込手段としての束プランジャ62が駆動し
て束Tを装置内に取り込むと共に、束Tはこの昇降可能
なサイドストッパ(図示しない)に到達する位置(B)
まで移送され停止する。このとき、サイドストッパまで
移送された束Tを結束している大帯Kには、大帯連番プ
リンタ63により紙葉類との関連を示す連番が押印される
ようになっている。
この状態で、上述したサイドストッパが下降して束T
の当接状態が解放されると、前記束プランジャ62が再び
駆動し、束Tが第1の切断位置(C)まで移送される
や、束移動機64が作動して、上下に移動可能な束ストッ
パ65側に向けて束Tを移動させる。そして、この束移動
機64と前記束ストッパ65とで束Tを位置決め挾持すると
同時に、この束Tに結束された2本の大束Kを、帯切断
手段としての第1の切断部66を構成する2つのカッタ66
A,66Bにより切断して束Tが解封され、続けて帯分離手
段としての第1の施封帯分離部67を構成する2つのキャ
ッチ67A,67Bにより施封把と大帯Kが分離される。この
とき、この大帯Kは押し込み板68により下方に搬送され
て、大帯保管カセット69に収納されるようになってい
る。
一方、大帯Kが分離除去された10個の施封把は、前に
搬送された束Tの10個の施封把の一把ずつの切出しが完
了するのを待って、その前に搬送された束Tの施封把最
後の切り出しが完了すると、把移動部70が第1の切断位
置(C)まで移動して停止し、次いで、前記束ストッパ
65が上昇して、解封された10個の施封把の前記束移動機
64との挾持状態を解放し、さらに、この束移動機64と前
記把移動部70とで再び解封された10個の施封把を挾持し
て施封把切り出し位置(D)まで移送する。
前記把移動部70は、施封把切り出し位置(D)まで移
動すると、下降して施封把の下側を通って前記束移動機
65よりも第1の切断位置(C)側に戻ってから上昇し、
次に、再び施封把切り出し位置(D)側に移動して施封
把を押圧するようになっているものであり、また、前記
束移動機64は、第1の切断位置(C)の処理を待つよう
に動作してなるものである。そして、施封把切り出し位
置(D)に移送された10個の施封把は、把ストッパ72で
保持されながら切り出し部73により1把ずつ切り出さ
れ、次いで、把送り込み部74により第2の切断位置
(E)まで1把ずつ移送されるもので、この第2の切断
位置(E)には、施封把に結束された小帯kを切断処理
する帯切断手段としての小帯カット部75が設けられてい
る。
小帯カット部75は、図示しない天井ベースの固定面に
施封把を上昇させて押圧挾持することにより位置決め保
持する把圧縮機構76と、この把圧縮機構76により保持さ
れた施封把の小帯kを2つのカッタ77A,77Bにより切断
する第2の切断部77と、この第2の切断部77により分離
された紙葉類Tと小帯kを把圧縮機構76の下降状態で、
後述する小帯kの抜き取り位置(F)まで移送するプッ
シャ78と、このプッシャ78により移送される紙葉類Tの
下面側に摩擦体79を介して当接させた小帯捲り部80と、
この小帯捲り部80で捲られた小帯kを紙葉類から抜き取
って紙葉類と小帯に分離する帯分離手段を構成する第2
の施封帯分離部114を構成するキャッチ81と、このキャ
ッチ81により抜き取られた小帯kを受けとる施封帯搬送
ベルト82とから構成されている。そして、この施封帯ベ
ルト82で小帯kを小帯保管カセットの投入口に搬送し、
かつ、この搬送された小帯kを施封帯収納部83により、
前記小帯保管カセット84内に順次収納するようになって
いる。一方、前記小帯kが分離された100枚の券は、図
示しない供給部により、取出しローラ85の下方に移送さ
れて、上側から1枚ずつ順に取り出されるようになって
いる。
すなわち、上述した把送り込み部74により第2の切断
位置(E)まで1把ずつ移送された施封把の小帯kを切
断処理する小帯カット部75は第11図に示すように把圧縮
機構76の上昇により、施封把を装置本体の天井ベースの
固定面側に上昇させて押圧挾持することにより位置決め
保持し、これによって湾曲等の施封把を平らな状態にし
て小帯kの切断が無理なくできるようにしている。
次に、前記鑑査処理手段について第12図に基づいて説
明する。
この鑑査処理手段は、鑑査機5と、この鑑査機5に束
Tを送込む前処理機4とを具備している。
鑑査機5は、取出手段としての取出部38A,搬送区分部
38B,検査部である鑑査部38C,第1の集積手段である区分
集積部38D,施封手段を構成する把施封部38E及び束施封
部38F,束包装部38G,失効部38H,制御部38I,操作表示部38
Jを具備している。
尚、操作表示部38Jは操作部の一例であり、取出部38
A,搬送区分部38B,鑑査部38C,区分集積部38D,把施封部38
E,束施封部38F,束包装部38G,失効部38Hは機構部の一例
である。そしてこの機構部から操作部への騒音を防止す
るために、例えば操作表示38Jの回りには装置を設置す
るスペースの床から天井に至るまでの壁BOADが設けられ
ていて、操作部と機構部とはこの壁BOADにより大略仕切
られるようになっている。この実施例において「把」と
は紙葉類(例えば紙幣等の有価証券、以下券ともいう)
を100枚重ねて帯封をしたものを言い、「束」とは把を1
0個施封したものを言い、「正券」とは鑑査の結果正規
でかつ有効な券であると認められ発行元から再び利用に
供すために返却される券のことを言い、「損券」とは鑑
査の結果正規でかつ有効な券であると認められたが、再
利用に適さないため発行元において廃棄処分される券の
こと言い、「偽券」とは鑑査の結果、正規でも有効でも
ないと認められた(判定の不可能なものは無効と認め
る)券のことを言い、「鑑査不能券」とは例えば重ね取
り,スキュー(券の斜行),ショートピッチ(搬送経路
中において前の券との間隔が短か過ぎて後段の処理が困
難となるもの)等の理由により鑑査が出来ない券のこと
をいう。このうち「偽券」と鑑査不能券は装置から排除
される券であるから「排除券」ともいう。
前記区分集積部38Dは、排除券区分集積部39A,異種券
区分集積部39B,第2の集積手段としての正券区分集積部
39D,損券区分集積部39Eとに分割されており、搬送区分
部38Bも前記分割に基づいて搬送経路中に5個所(52A乃
至52E)設けられている。そして各搬送区分部38Bにはゲ
ートGTがそれぞれ設けられている。そして各区分集積部
39A乃至39Eには公知の回収論FW1乃至FW4がそれぞれ設け
られており搬送されてくる券を1枚ずつ取り出して排出
手段を構成する集積箱BINに集積できるようになってい
る。この集積部のうち、排除券区分集積部39Aには上下
に2個BIN01(偽券集積箱),BIN02(鑑査不能券集積
箱)とが設けられ、他の区分集積部には各1個毎の集積
箱BIN2乃至BIN4が配置されており、前記把施封部38E
も、38E1,38E2,38E3のように上記各集積箱BIN2乃至BI
N4の下方にそれぞれ分割配置されている。前記正券集積
部39Dの下方に設けられた把施封部38Eの下方には束施封
部38Fが設けられ、後方の束包装部38Gに券を受渡すため
の窓が設けられている。前記取出部38Aは、1枚ずつに
なった券を複数枚集積した集積部38aと、券を1枚ずつ
取り出す送出ローラ38bと、取り出された券を搬送する
搬送ローラ群38cと、搬送経路に設けられて券の特徴
(重ね取り、スキュー、ショートピッチ等の鑑査不能状
態)を検査する検査部38dとによって構成されている。
尚、この検査部38dと前記鑑査部38Cとは、所定項目に従
って紙幣を検査する検査装置の一例であり、両者による
検査の結果は前記制御部38I内の記憶部220に記憶される
ようになっている。この取出部38Aは、前の把の処理が
終了するまで次の把の1枚取出しを行なわないようにな
っている。また、操作表示部38Jは同図(c)に示すよ
うに、供給された把の入口部54Aと、その上方に設けら
れたテンキー等を含む操作部54B、モニタ用CRT54C、カ
セット取出口54Dとによって構成されている。尚、束包
装部38Gには取出口38G1が設けられている。前記各部を
収納した部分はそれぞれモジュール化されており、同図
(a)に示すように、供給台86が着脱自在に取り付けら
れた給送モジュールM1,鑑査モジュールM2,集積モジュ
ールM3,M4,廃棄モジュールM5,束包装部38Gがそれぞ
れ着脱可能に配置され、用途及び機能に応じて任意に増
減できるようになっている。そして、同図(b)に示す
ように給送モジュールM1には上下に区分されて排除券区
分集積部39Aと取出部38とが収納され、その後方には制
御部38Iが収納されている。また、モジュールM2には鑑
査部38Cと第1と第2の搬送区分部52A,52Bが収納されて
おり、モジュールM3には異種券区分集積部39Bと把施封
部38E及び第3,第4の搬送区分部52C,52Dとが収納されて
おり、モジュールM4には正券区分集積部39D及びその施
封部38E2と、損券区分集積部39E及びその把施封部38E3
と、第5の搬送区分装置52Eと、第1,第2の失効部とし
てのシュレッダー38H1,38H2とが収納されており、モジ
ュールM5には廃棄箱38H3が収納されている。
また、前記2個のBIN01,BIN02の近くには排除券カセ
ット240が設けられている。
前記排除券区分集積部39Aは、第12図(d)に示すよ
うに鑑査不能券集積部250(BIN02)と、偽券集積部251
(BIN01)と、区分カード発行部252と、カセット集積部
(鑑査結果に基いて排除すべき紙幣を集積する排除券集
積装置の一例である)253とによって構成されている。
鑑査不能集積部252は搬送手段により送られて来た鑑査
不能券P3を順次下から上へ積み上げ集積させるものであ
り、券進入方向と直角の水平方向に動く複数の立位区分
板250Aを設けたコンベアベルト250Bとコンベアベルト駆
動用モータ250Cとを有し、このコンベアベルト250B上に
集積された券はコンベアベルト250Bの動きを検出するセ
ンサー(図示せず)と、コンベアベルトの側端部に等ピ
ッチで設けられた孔を検出する位置決め用センサーS6
によって所定位置に移動するようになっている。コンベ
アベルト250Bに取り付けられた立位区分板250Aは等ピッ
チで並んでおり、2個の立位区分板250Aにより集積箱の
券進入方向と直角方向の2つの壁が形成される。このコ
ンベアベルト250Bは所定ピッチで移動し、移動後は他の
立位区分板で前述の集積箱の2つの壁を形成することが
できるようになっている。偽券集積部251は、搬送装置
により送られてきた偽券を券進行方向と同方向に低速で
回転する回収輪FW1の曲線溝で一旦受け止め、券を減速
させた後順次下から積み上げて集積させるもので、正券
及び損券集積部と同様に回収輪FW1に進入してくる券に
対し、回収輪FW1の曲線溝が同期して回転しており、券
が確実に回収輪FW1の曲線溝に進入できるようになって
いる。回収輪FW1の曲線溝に入った券は約180度回転させ
られ、券先端方向に設けられた固定板251Aにより券の進
行が妨げられ回収輪FW1の回転により券が除々に曲線溝
から抜出され偽券集積部251内に一様に集積される。
偽券集積部251の底板251Bは水平方向へ移動可能にな
っており、モータ251Cを回転することによりアーム251D
を介して底板251Bが偽券集積部251外へ移動され、集積
された券等を偽券集積部251の下方へ排出することがで
きるようになっている。偽券集積部251の下方に鑑査不
能券集積部250が位置することになり、この鑑査不能券
集積部250に集積さた鑑査不能券の上に偽券集積部251内
に集積された偽券を積重ねることができる。尚、第12図
(a)に示す帯切断除去部241で切断除去された施封帯
kは現在処理している把に対応する帯毎に偽券集積部25
1内に収容される。即ち、処理把の偽券P4の最初の1枚
が集積される前に施封帯kが偽券集積部251の底板251B
上に乗ることになる。従って、偽券集積部251内には最
初に施封帯kが載置され、その上に偽券が積重ねられる
ことになる。
区分カード発行部252は、一つの紙幣把の排除券集積
動作終了後に区分カードを発行して排除券集積部(排除
券カセット240)に集積される紙幣を各紙幣把各に区切
るものであり、例えばカード収納箱252A内に水平に積重
ねて収納された区分カードCADを1枚ずつ箱外へ排出す
るものであって、区分カードCADには固有番号が付され
ており、区分カードCADの下面に配置された取出ローラ2
52Bが1回転することにより区分カードCADの先端が排出
ローラ252Cに至ると、排出ローラ252Cの回転により区分
カードCADが排出される。区分カードCADの排出過程で区
分カード上の固有番号が図示しない読取りヘッドで読み
取られて制御部38I内の記憶部220に記憶される。そし
て、排出された区分カードCADは偽券集積部251内に集積
される。
排除券カセット240は鑑査不能券集積部250のコンベア
ベルト250B上に集積された券などをカセット内に集積す
る装置で、コンベアベルト250B上の券などをカセット内
に押出すための押出板53Aと、カセット上の券などを上
から押込んでカセット内に収容するための押込板253B
と、カセットCST1とから構成されている。そして、モー
タ253Cの回転によりボールネジ軸253Dが前後に移動さ
れ、軸の先端に固定された押出板253Aが軸253Dと一緒に
前後に移動され、券などを押し出すことができる。押出
された券はカセット上に設けられた板253Hによって位置
決めされる。前記押込板253Bは通常カセットCST1の上方
に待機しており押込時に下方に移動し券などをカセット
CST1へ押込む。カセットCST1は上方を開口した箱体で内
部に摩擦力で任意の位置に係止するバックアップ板(図
示せず)を具備している。バックアップ板は収納された
券などを介して押込板により随時下方へ押圧移動され
る。バックアップ板が最下位に下がるとカセットに設け
た切欠部を介して図示しないセンサーによりチェックさ
れ満杯信号が出される。
ところで、区分カードCADの固有番号は、排除券集積
部(排除券カセット240)に集積された紙幣(当該紙幣
把における)の検査結果に対応して前記制御部38I内の
記憶部220に記憶されている。そして所望量の紙幣把の
処理を本実施例装置で終えた際、最初或いは最後に発行
された区分カード(本実施例装置にあっては最後に発行
された区分カード)から順次排除券集積部内のカセット
CST1より取り出され、その固有番号が前記操作表示部38
Jに入力されることにより、この固有番号に対応する検
査結果データを前記モニタ用CRT54C(少なくとも記憶手
段に記憶されている検査結果データを固有番号毎に表示
する表示手段の一例である)に表示されると共に、この
固有番号に続く固有番号(順次下に積層されている区分
カードに付されている固有番号)に対応した検査データ
を順次自動的にモニタ用CRT54Cに表示させるべく制御す
る制御部(表示制御部)242が前記制御部38I内に設けら
れている。
次に排除券区分集積部39Aの動作について説明する。
まず、把供給装置により把から施封帯が切断除去される
と、ただちに施封帯搬送により施封帯kを偽券集積部25
1に収納する。把供給部は施封帯搬送とは関係なく動作
が進められ取出部38Aにより1枚ずつ券が取出され、例
えば偽券1枚、鑑査不能券が1毎それぞれの集積箱へ集
積されたとする。偽券は当然前述の施封帯kの上へ集積
される。そして100枚目の券の検知判定結果が出た時
点、あるいは100枚目の券後端が偽券集積箱入口のセン
サー(図示せず)を遮った時点で、区分カード発行部25
2の区分カード取出ローラ252Bが回転し始め、偽券の上
へ区分カードCADが排出される。その後、偽券集積箱251
の底板251Bを駆動するモータ251Cが回転しアーム251Dを
介して底板251Bが集積箱外へ移動して施封帯,偽券,区
分カードの順次鑑査不能券の上へ集積される。次に鑑査
不能券集積部250のコンベアベルト用モータ250Cが回転
して、コンベアベルト250Bが動き出し複数個の立位区分
板250Aの1ピッチ分が移動するとベルトの穴がセンサー
S6により検出されモーター250Cの回転及びコンベアベル
ト250Bの動きが止まる。これと同時に押出板用モーター
253Cが回転し始め、コンベアベルト上に集積された、下
ら鑑査不能券P3,施封帯k,偽券P4及び区分カードCADと
を、押出板253AによりカセットCST1上に押出す。押出板
253Aが最前端へ移動するとセンサー(図示せず)により
検出され、この信号により押込板用モーター(図示せ
ず)が回転し始め、同時に押出板用モーター253Cが逆転
して押出板253Aが元の位置に戻りモーター253Cが停止す
る。押込板は所定のストローク動いたら元の位置へ戻り
停止する。以上が1サイクルの動きであり、順次この動
きが繰り返されるので、第12図(d)に示すように各紙
幣把の排除券(偽券,鑑査不能券)は分カードCADに区
切られた状態でカセットCST1内に集積される。よって排
除された紙幣の枚数を一つの紙幣把の処理毎に確認する
必要はなく、全ての紙幣把の処理を終えた後に各区分カ
ードにて区切られている排除券の枚数を確認すれば足り
ることになる。1パッチ中に鑑査不能券と偽券とがなか
った場合は区分カードCADは発行されずカセットCST1
に収納されない。区分カードCADは一番始めあるいは一
番最後にカセットCST1に直接入るようにしても区分カー
ドとしての効果には変りがない。
次に前記排除券処理機6についてその詳細な構成を前
記第1図及び第13図を参照して説明する。
先ずその外観構成は第1図に示すごとく、オペレータ
デスク90,テンキーなどを有する操作部91,出力手段例え
ばプリンタ92,区分カード処理部93,出力手段例えばCRT
ディスプレイ等を有する表示部94,前述した排除券カセ
ットCST1から取り出された排除券のうち、異常のないも
のを処理する排除券処理部95とを有して構成されてい
る。
前記区分カード処理部93は、第14図でブロックにより
示すように区分カードCADの投入を受付けてこれを取出
し搬送する区分カード取出部93A,取出された区分カード
からコード化符号(カード番号)を読取るカード番号読
取り部93B及びカード番号が読取られた区分カードを一
括集積する区分カード集積部93Cを具備している。
次に、上記排除券処理部95について、第13図に示す機
構部分の概略断面図をも参照しながら説明する。
この排除券処理部95は排除券を取出し供給する券供給
部96、排除券カセットCST1内の排除券を再検査し少なく
とも後述する第1と第2の種類に区分集積する再検査手
段、例えば取出し搬送されてくる券の重取り,真偽につ
いて検知し、この検知部97での検知結果に基づいて券を
所定の集積部へ区分する即ち指定券種と偽券,異券種,
重取り券とに区分する機能、指定券種の券を集積する一
時保管部102と、検知部97による検知の結果排除すべき
と判断された券(重取り券,偽券,異種券)を集積する
一時集積部101と、前記検知部97での計数結果と後述す
る計数部103での計数結果とを突き合わせ異常が認めら
れなかったとき前記一時集積部101に集積された損券を
失効する損券シュレッダ104と、前記一時集積部101及び
一時保管部102にそれぞれ集積される券の枚数を前記検
知部97とは別に計数する計数部103と、I/Oインターフェ
ース142とを具備している。
そして、区分カード処理部93に区分カードが投入され
ると、その区分カードから読み取られたカード番号に対
応するバッチ(後述する)の検知結果が詳細を後述する
集中制御卓1の記憶部20から読み出されてこれが排除券
処理機6の表示部94に表示されるようになっている。そ
の表示内容は排除券の排除理由と該当する大帯,小帯の
番号とが対応付けられている。
次に、上述した紙葉類処理装置の各部の構成について
第14図をも参照して説明する。
前記、束処理機2は、それぞれ既述した未鑑査束投入
台8,束取出部19,10把計数部10a,10b,投入束排除部11,受
入束排除部12,押印集積部13,鑑査済束受入台14,操作表
示パネル15等を有して構成されている。
前記前処理機4は、前記コンベア3で送られてきた束
Tを装置内に取入れて供給する束供給部110、供給され
てきた束Tの大帯に識別情報、例えば通し番号(大帯番
号)を付する大帯ナンバリング部111、ナンバリングさ
れた大帯を除去する大帯カット部112、カットされた大
帯を集積収容する大帯保管カセット(オペレータにより
装置から着脱可能である)69、大帯が除去された後10把
から順次1把ずつ取出し、当該把を上下に湾曲すること
により把をしごいて上下に湾曲する過程でカッタにより
小帯を切断する小帯カット部75及びカットした小帯を順
番に集積させ10把ごとにヒートシール帯で束ねた状態で
これらを収容保管する小帯保管カセット84を具備してい
る。
前記小帯保管カセット84,ヒートシール帯で連続的に
所定ピッチで束ねられた10把の小帯毎に連番(小帯番
号)が付される。尚、10把毎の小帯は一本のヒートシー
ル帯にて束ね連ねられているので、小帯番号は必ずしも
束ねられた10把の小帯各々に付する必要はなく、例えば
上端に位置する10把の小帯に対して番号を付してもよ
い。
以上のようにして大帯カセット部112,小帯カット部75
により処理を経て取り出された券は1枚ずつ鑑査機5に
送られる。
鑑査機5は、前記小帯カット部75にて小帯が除去され
た把から券を連続的に一枚づつ取出す取出部38A,この取
出部38Aから取出された券を搬送する搬送区分部38B,前
記鑑査部38C,前記区分集積部38D,前記把施封部38E,前記
束施封部38F,束包装部38G,前記失効部38H,前記制御部38
I,前記操作表示部38J,前記失効部38Hの前記シュレッダ3
8H1,38H2に連結したシュレッド屑気送管87,I/Oインタ
ーフェース127を具備している。
前記排除券処理機6は、操作部91,表示部94,プリンタ
93,券供給部96,区分カード処理部93,検知部97,計数部10
3,一時集積部101,一時保管部102,損券シュレッダ104,I/
Oインターフェース142を具備している。
前記集中制御卓1は、本装置全体の制御を司る主制御
部16と、キーボード等からなる操作部17と、本装置の制
御プログラム,パラメータ例えば券種切換えに伴う各部
の調整値データ等を記憶したプログラムメモリ21,鑑査
情報,その他のデータを記憶したデータメモリ22からな
る記憶部20と、収集あるいは記憶された鑑査情報等を表
示するCRT18と、前述した束処理機2,鑑査処理手段,排
除券処理機6との間で既述した各種情報の伝送を行うI/
Oインターフェース23とを具備している。
次に前記実施例装置の作用を第15図に示す券の流れを
主体にしたフローチャートをも参照して説明する。
本実施例装置では一束(10把,1000枚)毎にバッチ処
理を行っていくものとする。
まず、束処理機2の未鑑査投入台8に束Tを投入する
(ST1)。
そして、各棚24に10個の束Tが載置されて操作表示パ
ネル15の処理開始釦(図示しない)の押下により、1束
ずつ棚24上で移動され(ST2乃至ST3)、束搬送コンベア
32近傍に設けられた10把計数部10aにより、10把あるか
否かの検出が行われる(ST4)。ここで、10把があると
確認されれば、ST6に進んで、投入束コンベア35へ移送
供給され(ST6)、前処理機4に搬送される。もしここ
で、10把なければその束Tはリジェクトされる(ST
5)。
投入束コンベア35から束Tが供給されると(ST7)、
その束Tを施封している大帯にインデックス(銀行の店
名,銀行の担当者名,年月日,連番等)が付される(ST
8)。次に当該大帯がカットされると共に(ST9)、その
大帯は大帯保管カセット69に収容される(ST10)。この
ときの大帯番号は当該バッチとの対応付けがなされて記
憶部20に記憶される。
次に、把切り出しが行われると共に、小帯が順次除去
される(ST11)。この小帯には前記と同様にしてインデ
ックスが付される(ST12)。
このようにして順次離脱除去された10個の小帯は、小
帯保管カセット84に収容される(ST13)。
一方、前記取出部38Aによる券の取出し動作開始前に
区分カード発行部252を介して区分カードCADが一枚供給
され(ST14)、その区分カードからカード番号が読取ら
れる(ST15)。
そしてこの区分カードは、当該バッチにおいて排除券
が排除されてくる前に排除券集積部39Cに集積される。
尚、区分カードから読取られたカード番号は前記記憶部
20に当該バッチとの対応付けがなされて記憶される。
以上のようにして、小帯がカットされた券は、順次一
枚づつ取出し搬送され(ST16)、検知部39Aを介して真
偽,正損,券種検知(ST17)、重取り検知(ST18)が行
われる。これら検知の結果、排除すべきとされる券すな
わち再鑑査の必要な券(重取り券,偽券,異種券)は排
除券集積部において前記区分カード上に集積されて(ST
19)、排除券カセットCST1に収容される(ST20)。尚、
前記排除券と正券,損券とは、搬送区分部38Bを介して
区分される。
一方、前記鑑査部38Cで鑑査の内容(例えば正券枚
数,損券数,排除券の排除理由とそれに対応する枚数,
トータル枚数)等の鑑査情報は前記記憶部20に記憶され
ている。
ところで、鑑査の結果正券と判断されたものは正券区
分集積部39Dで集積され(ST21)、100枚集積されたとき
には正券把施封(ST22)、押印(ST23)が行われる。そ
して、このように施封された把の検査つまり券の位置ず
れ等の有無が確認される(ST24)。このとき、券の位置
ずれ等があればその旨係員に警告し、係員が手によって
修正する(ST25′)。さらに正券把が10把になったとき
には正券束施封が行われる(ST25)。なおこの正券束
(大束)はコンベア3(束搬送コンベア42)を介して束
処理機2に搬送される(ST26)。
この搬送された束T′は、さらに束処理機において10
把の有無が確認され(ST27)、10把なければリジェクト
される(ST28a)。ここで、10把確認されれば、押印さ
れ(ST28b)、1つの棚47に10束集積(ST29)されるご
とに、棚47が回転移動して連続した集積が行われる(ST
30)。その後、この束T′は係員により取り出されて後
の処理が行われる。
他方、前記鑑査の結果損券と判断されたものは損券区
分集積部39Eで集積され(ST31)、損券把施封(ST32)
又は損券シュレッドのための損券一時保管(ST34)のい
ずれかが選択実行される。
損券把施封が選択された場合には、損券が100枚集積
されたときこれを施封し(ST32)、押印する(ST33)。
そして、損券排除把集積部52Gの受箱に集積される。
他方、損券一時保管が選択されたときには、集積損券
のシュレッド(裁断)が行われる(ST36)。そして、シ
ュレッドされた裁断片は前記シュレッド屑気送管87を介
して排出される。
前記動作が複数バッチ分行われると、各バッチ毎の検
知結果,バッチ番号,カード番号,大帯番号,小帯番号
等が記憶部20に記憶され、かつバッチ毎の排除券は前述
したようにセパレータカードによってバッチ処理に対応
して物理的に仕切られ、排除券カセット240に収容され
る。
ところで、鑑査機5における処理が終了したときには
排除券処理機6を介して排除券カセット240内に収容さ
れている排除券の整理が行われる。この排除券整理動作
は完全自動で行われるものではなく、排除券処理機6が
人手鑑査を援助するかたちで行われる。
先ず係員が排除券カセット240を鑑査機5から取外し
てオペレータデスク90上に運ぶ。そして、排除券カセッ
ト240内から最端に位置する区分カードと、この区分カ
ードと次の区分カードとの間にある排除券とを一組とし
て取出す。
このようにして排除券カセット240内の排除券は鑑査
機5の処理速度には束縛されずに鑑査されることにな
る。
係員は鑑査の結果異種券,偽券等の異常券がないと判
断した際には、券供給部96にその排除券即ち真券と思わ
れる券を投入し(ST37)、ほぼ同時に当該セパレータカ
ードも同様に投入する(ST38)。
投入された排除券は重取り,券種,偽券等が検知され
(ST39)、該当する券が含まれていなければST41に進
み、含まれていなければ再度排除券として排除し(ST4
0)、そして、さらに手鑑査に供される。
ST41では、これらの券を計数集積し、その後一時保管
(ST42)した後に、裁断する(ST43)。そして、この裁
断片は気送管87により排出される。
他方区分カードは重取り(ST44)等を検知された後、
その番号を読み取られる(ST45)。尚、人手鑑査に供さ
れたものは順次カード受箱に集積され、再度鑑査機5で
の使用に供されることになる。
又、係員の鑑査の結果、偽券,異券等であると判定し
た際には、その枚数をキー入力する(ST46)。
前記区分カードは、これに付されたカード番号をイン
デックスとして集中制御卓1を介して送られる当該束の
正券枚数,損券枚数,大帯の番号,この大帯中に含まれ
ていた小帯の番号,当該排除券の検知結果、前記キー入
力されたデータ等に、鑑査機5で得た鑑査情報を用いて
当該把の計数照合を行う(ST47)。このようにして得ら
れた計数データは集中制御卓1に送られる(ST48)。
尚、前記ST39の検知データ及びST45における読み取り
データも集中制御卓1に送られ、記憶,表示に供され
る。
ところで集中制御卓1では、カード番号に対応したバ
ッチの検知結果及び前記計数データ等を前記記憶部20か
ら検索してその内容をCRT18に表示する。
例えばその表示内容としては、セパレータカードのカ
ード番号「1234」、処理の日付,時間,オペレータ番号
「1982/10/1 AM11:02 OP:576」、機械番号「M/C No.
3」、電源ONからの処理バッチの通算「Batch 1000」、
券種「¥10000」、排除券枚数「R;2(1)」〔(1)は
排除券2枚の内1枚は偽券であることを意味する〕、正
券枚数「F;80」、損券枚数「UF;18」、排除券2枚のう
ち偽券1枚の判定理由は磁気不含「M」もう1枚の排除
理由は券の斜行「SK」、大帯番号「14」を挙げることが
できる。
通常束は1000枚としているので、もし1000枚以外の照
合結果が得られた場合の過不足発生時には、係員は不一
致の内容,オペレータ番号,処理日などを操作部17から
入力して事故伝票を作成する。
このようにして係員は、表示されている大帯番号に基
づいて該当する大帯を大帯保管カセット69から取出して
くる。
そして、係員は偽券発生の内容と大帯に記載されてい
る金融機関名,受け入れ日を操作部を介してキー入力し
事故伝票を作成する。
このように本実施例装置にあっては、排除券はバッチ
毎(1000枚毎)に区分カードで仕切られて収容され、か
つバッチ毎の検査内容は区分カードのカード番号に基づ
いて検索表示可能になっているので、排除券を容易かつ
確実に当該バッチの検査内容とつき合わせて確認するこ
とが可能である。
また各バッチの検査内容は大帯番号に対応付けられて
記憶表示されるので、偽券や異種券といった異常なもの
についてはこの大帯に記載(マーキング)されている金
融機関名,取扱者名との関連づけが容易で、偽券,異種
券が何故に混合しているかの追跡調査を容易かつ確実に
行うことができる。
さらに、上述した説明では1バッチを1000枚単位とし
1000枚単位で照合しているが、集中制御卓1からの指示
により照合単位を変更することができる。即ち、集中制
御卓1には商号単位切換用のキー入力装置(図示しな
い)が設けられており、このキー入力装置により100枚
照合を選択できる。
1バッチが100枚であることが選択されると、区分カ
ードは券を100枚処理する毎に発行される。排除券処理
の操作は上述した1000枚照合時と同様であるが、集中制
御卓1では、カード番号に対応した100枚毎の検知結果
及び前記計数データ等を前記記憶部20から検索してその
内容をCRT18に表示する。
そしてその表示内容としては、セパレータカードのカ
ード番号「1234」、処理の日付,時間,オペレータ番号
「1982/10/1 AM11:02 OP;576」、機械番号「M/C No.
3」、電源ONからの処理バッチの通算「Batch 100」、券
種「¥10000」、排除券枚数「R;2(1)」〔(1)は排
除券2枚の内1枚は偽券であることを意味する〕、正券
枚数「F;80」、損券枚数「UF;18」、排除券2枚のうち
偽券1枚の判定理由は磁気不含「M」もう1枚の排除理
由は券の斜行「SK」、大帯番号「14」を挙げることがで
きる。
通常束は1000枚としているので、もし1000枚以外の照
合結果が得られた場合の過不足発生時には、係員は不一
致の内容,オペレータ番号,処理日などを操作部17から
入力して事故伝票を作成する。
このようにして係員は、表示されている大帯番号に基
づいて該当する大帯を大帯保管カセット69から取出して
くる。
そして、係員は偽券発生の内容と大帯に記載されてい
る金融機関名,受け入れ日を操作部を介してキー入力し
事故伝票を作成する。
以上詳述した本実施例装置によれば、未鑑査の紙葉類
対する鑑査処理が複数台の鑑査処理手段により並行処理
されると共に、鑑査終了後の紙葉類の束に対する処理も
束処理搬送手段に返送されて処理されるので、銀行券等
の紙葉類に対する一連の鑑査処理の効率が良好で自動化
の要請に十分対応できる。
尚、本発明は上記実施例に限定されず、その要旨の範
囲内で種々に変形実施可能である。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、未検査の紙葉類の受入
れから鑑査処理までの一連の処理を複数台の検査機を用
いて並行処理できるので大量の紙葉類の迅速処理が可能
であるとともに、検査済みの束、特に、正券の束に対す
る処理も自動化でき、全体の処理能率も良好な紙葉類処
理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例装置の外観斜視図、第2図は束
処理機の概略説明図、第3図は未鑑査束投入台の概略構
成説明図、第4図は未鑑査束投入台の棚上での束の処理
状態を示す説明図、第5図は束搬送コンベアに束が搬送
される状態を示す説明図、第6図は束搬送コンベアで搬
送された束を束停止排除アームにより振り分ける状態を
示す説明図、第7図は束搬送コンベアから鑑査済み束投
入台を構成する棚に束を搬送する状態を示す説明図、第
8図は鑑査済み束投入台を構成する棚に束を搬送する状
態を示す説明図、第9図は束搬送コンベアから投入束コ
ンベアへの未鑑査束の搬送状態と受入束コンベアから束
搬送コンベアへの鑑査済み束の搬送状態とを示す説明
図、第10図はコンベアの概略断面図、第11図は前処理機
の概略の構成説明図、第12図(a)は鑑査処理手段の概
略平面図、第12図(b)は同上の概略断面図、第12図
(c)は同上の側面図、第12図(d)は鑑査処理手段に
おける排除券区分集積部の概略斜視図、第13図は排除券
処理機の概略の構成説明図、第14図は本発明一実施例装
置の構成ブロック図、第15図は動作説明のフローチャー
ト図である。 2…束処理機、3…束搬送機としてのコンベア、4…前
処理機、5…鑑査機、8…未鑑査束投入台、14…鑑査済
束受入台、32…束搬送コンベア、36…受入束コンベア、
38A…取出手段、38C…鑑査部、38D…区分集積部、38E…
把施封部、38F…束施封部、62…束プランジャ、66…第
1の切断部、67…第1の施封帯分離部、77…小帯カセッ
ト、114…第2の施封帯分離部。
フロントページの続き (72)発明者 木下 和則 神奈川県川崎市幸区柳町70 株式会社東 芝柳町工場内 (56)参考文献 特開 昭61−210493(JP,A) 実開 昭56−13420(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定枚数の未検査の紙葉類を第1の帯で帯
    掛けして施封把とし、この施封把を所定数集合せしめて
    第2の帯で帯掛けした束としての未検査束を受入れる第
    1の受入手段と、この第1の受入手段によって受入れた
    前記未検査束に含まれる施封把の数を計数し、所定数で
    ある場合にはこの未検査束を順次送り出す送出手段とか
    らなる束処理機と、 この束処理機によって送出された前記未検査束を取込む
    取込手段と、この取込手段によって取込まれた前記未検
    査束の前記第1及び第2の帯を切断する帯切断手段と、
    この帯切断手段によって切断された前記第1及び第2の
    帯と前記紙葉類とを分離せしめる帯分離手段とからなる
    前処理機と、 この前処理機によって前記第1及び第2の帯が分離され
    た前記紙葉類を1枚ずつ取出す取出手段と、この取出手
    段によって取出された前記紙葉類を検査する検査手段
    と、この検査手段による検査結果に基づいて、前記紙葉
    類を再使用可能な正券、再使用不可能な損券及び再検査
    必要な排除券に区分、集積する第1の集積手段と、この
    第1の集積手段によって集積された紙葉類のうち、少な
    くとも前記正券には第1及び第2の帯による施封を行っ
    て検査済束とする施封手段と、この施封手段によって施
    封された前記検査済束を排出する排出手段とからなる、
    複数台の検査機と、 この複数台の検査機と前記束処理機との間に設けられ、
    前記複数台の検査機のうちいずれかの排出手段によって
    排出された前記検査済束を前記束処理機に搬送する束搬
    送機と、 からなる紙葉類処理装置であって、 更に前記処理機は、前記束搬送機によって搬送された前
    記検査済束を受け入れる第2の受入手段と、この第2の
    受入手段で受入れた前記検査済束に含まれる施封把の数
    を計数し、所定数である場合にはこの検査済束を集積す
    る第2の集積手段とを有することを特徴とする紙葉類処
    理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6214044Y2 (ja) * 1979-07-10 1987-04-10
JPS61210493A (ja) * 1985-03-15 1986-09-18 株式会社東芝 銀行券処理機用インタ−フエイス装置

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