JPS5913206A - 合焦制御装置 - Google Patents

合焦制御装置

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Publication number
JPS5913206A
JPS5913206A JP57123119A JP12311982A JPS5913206A JP S5913206 A JPS5913206 A JP S5913206A JP 57123119 A JP57123119 A JP 57123119A JP 12311982 A JP12311982 A JP 12311982A JP S5913206 A JPS5913206 A JP S5913206A
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JP
Japan
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data
lens
output
time
focusing
Prior art date
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Pending
Application number
JP57123119A
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English (en)
Inventor
Atsushi Miyashita
敦 宮下
Shingo Tatsumi
晋吾 辰巳
Minoru Kubota
実 窪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
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Publication of JPS5913206A publication Critical patent/JPS5913206A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光学カメラ、テレビジョンカメラなどの撮像
装置における撮像レンズの合焦制御装置に関する。
このような撮像装置においては、撮像時に被写体までの
距離に応じて常に正確に撮像用レンズの焦点調整を行な
わなければならない。
そこで、撮像操作を容易にし、かつ常に正しい焦点状態
で撮像を行なうため、被写体までの距離に応じて自動的
に焦点調整が行なわれるようにした自動焦点調整装置、
いわゆる自動合焦装置が広く使用されるようになってき
た。
ところで、このような自動合焦装置としては。
従来から種々の方式のものが提案されているが。
そのうちの一つに、同一被写体により2つの像を得、こ
れら2つの像の間の距離が撮像レンズの合焦状態に応じ
て変化するようにし、これら2つの像の間の距離が所定
値に収斂するように撮像レンズの位置を変化させて合焦
を行なうようにした方式のものが知られている。 その
−例を第1図に示す。
図において、1は撮像レンズ、IA、113はレンズ1
の端部、2はレンズ1の結像面に配置された撮像素子、
3A、3Bは反射鏡などから成る光線分岐手段、4は一
次元固体イメージセンサなどの光電変換素子、4A、4
Bはイメージセンサ4のA部分とB部分、5は2値化回
路、6は分配回路、7は相関器、8は制御信号発生回路
、9はピーク検出器、10はレンズ駆動信号発生回路、
11はレンズ位置駆動装置である。
図示してない被写体の像はレンズ1により未露いるが、
このとき、レンズ1の一方の端部IAを通過した光LA
は2反射鏡3Aによってイメージセンサ4のA部分4A
に投映され、他方の端部IBを通過した光LBは反射鏡
3BによってB部分4Bに投映されるようになっている
−次元固体イメージセンサ(以下、単にセンサという)
4は直線状に等間隔で配列された多数のフ第1・ダイオ
ードなどの光電変換素子からなり。
−次元光パターンを電気信号として直列に読み出す働き
をするものである。その光電変換素子を2分割してA部
分4AとB部分4Bとを設け、レンズ1に対して撮像素
子2と等価な位置に配置しである。
そして、このとき2反射鏡3Aと3Bの傾きを適当に設
定し、レンズ1が合焦位置にあるときに端部IAを通過
した光LAによりA部分4Aに結像された被写体像(こ
れをA像という)と、端部IBを通過した光LBにより
B部分4Bに結像された被写体像(これをB像という)
との間の距離dが所定値doになるようにしておく。
そうすると、レンズ1が実線で示した合焦位置より被写
体の方に近い破線で示すような位置にあったときには、
光LA、LBの光路も破線で示すようになってセンサ4
におけるA像とB像の間の距離dは所定値doより小さ
い値d1となり2反の光路も鎖線で示すようになり、こ
のときにはA像とB像との間の距離dは所定値doより
大きい値dbとなる。
従って、センサ4から読出した信号を適当な回路で処理
し、A像とB像との間の距離dを表わす信号を得、これ
が所定値dOに収斂する方向ζこレンズ1の位置を制御
すれば自動的に合焦制御力5行なわれ、被写体までの距
離が変化しても常をこ正しい合焦状態が得られることに
なる。
次に、センサ4から読出した信号の処理をこつG)で説
明する。
制御信号発生回路8からの読出クロックLC’?こよっ
てセンサ4が駆動されると、A部分4A及び13部分4
Bの光電変換素子に投映さ′I″′してG)るA像とB
 I&の光学像は時系列的に読出されて映像イ言号とな
る。
、こうして映像信号に変換された信号Gま2イ直イヒ回
路5て2値化された上で分配回路6ζこよりA像による
2値化映像信号DAとB像による2イ直イヒ映像信号1
)Bに分離されて相関器7に入力される。
この相関器7は例えば第2図に示すような構成のもので
、Aシフトレジスタ7QA、Bシフトレジスタ70B、
2進カウンク71.アト゛レスカ■ンンク72.gX−
NORゲート(排1的否定論理和ゲート)73.AND
NOゲート 、  75 A 。
75B、   76A、   76B、  ORゲー 
ト 77 A。
77B、インバータ78 A、  78 B、  遅延
素子79からなる。
そして、制御信号発生回路8からの信号1ηが論理n 
O11になっているときには、ANDNOゲート A、
75 Bが能動化され、ANDゲート76A。
76Bは閉じられたままとなるので、Aシフトレジスク
70Aの出力は能動化されているANDゲート75Aに
よりORゲート77Aを介して自己の入力に帰還され、
同様にBシフトレジスタフ0Bの出力も能動化されてい
るANDゲート75BによりORゲ、−+−77Bを介
して自己の入力番こ帰還される゛循環モードパとなり、
信号mが論理゛1“になったときには、ANDゲー1−
75A、75Bは閉じ、ANDゲート76A、76Bが
能動化されるため、このときには能動化されているAN
I)ゲー1−76 Aと76BによりそれぞれOR,ケ
ート77A、77Bを介してAシフ1−レジスタ70A
には2値化映像信号DAが入力可能にされ、Bシフトレ
シスタ70Bには2値化映像信号DBが入力可能にされ
る゛読込モード′”となる。
一方、この信号mはセンサ4から映像信号が読出される
ときたけ論理“1″になる。
そこで、い才被写体の明るさなどで決まる所定の周期ご
とのセンサ4からの映像信号の読出しが開始し、信号m
が論理°°1′′になると、2値化映像信号(以下、単
にデータという) DAがAシフトレジスク70Aに入
力され、ついでデータDBがBシフトレジスタ70Bに
入力される。なお。
この“読込モード“では、ANDゲート75A。
75Bが閉じられているため、各シフトレジスタ70A
、70Bに既に入力されていたデータはオーバーフロー
されて消失する。
次に、センサ4からの映像信号の読出しを完了し、新し
いデータDA、DBがそれぞれのシフトレジスタ70A
、70.Bに入力されてしまうと。
信号Inは論理u O++に戻り、゛循環モード゛に切
換えられる。そして、この°°循環モード“の中で所定
の回数N回にわたる比較サイクルが繰返えさこの比較サ
イクルが開始すると、制御信号発生回路8から2つのク
ロックCLKA 、  CLKBが発生され、これによ
りAシフトレジスタ70AとBシフトレジスタ70Bは
シフト動作を行ない。
入力されていたデータDA (!:DBを各クロックご
とに1ビツトづつ出力し、これらをEX−NORゲート
73に入力する。なお、このときにはANDゲー)75
A、75Bが能動化されている゛°循環モード“にある
から、それぞれのデータDA。
DBはシフトされるごとに入力に帰還され、消失するこ
とはない。
さて、EX−NOftゲート73は、その2つの入力が
いずれも論理IT I ++となったとき及びいずれも
論理゛′0′”吉なったときだけその出力が論理II 
II+になるように動作する。従って、このゲート73
の出力はAシフトレジスタ70Aから1ビツトづつ出力
されるテ゛−タDAと、Bシフトレジスタ70 Bから
1ビツトづつ出力されるデータDBの各ビットがいずれ
も論理1111+又は論理ll0IIとなっていたとき
、つまり2つのデータDAとDBの論理が一致したビッ
トごとに論理゛°1゛になる。そして、このEX−NO
Rゲート73の出力は制御信号発生回路8からのストロ
ーブパルスSTRと共にANDゲ゛−ドア4に入力され
、その出力はシフトレジスタ70 A、、  70 B
からのデータDA、、DI3の各ビットごとの取出しに
同期して2進カウンタ71のカウント入力に供給される
2進カウンタ71は制御信号発生回路8から遅延素子7
9を介して供給されるパルスnによってリセットされる
が、このパルスnはN回に4つたって繰り返される比較
サイクルの各サイクル開始ごとに、それに僅かに先立っ
て発生される。従って。
この2進カウンタ71の出力データYは比較サイクルが
完了するごとに、そのザイクル内でAシフトレジスタ7
0A(!:Bシフトレジスタ70Bから読出されたデー
タDA (l!:DBの各ビット間での一致した回数を
表わすことになる。
アドレスカウンタ72は制御信号発生回路8から供給さ
れるパルスmtによってリセットされ。
パルスnによってカウントアツプされる出力データXを
発生する。そして、上記パルスmtは制御信号mの立下
りエツジに同期して発生するようになっているから、結
局、このアドレスカウンタ72の出力データXは、°°
循環モード゛に入ってN回にわたり繰り返される比較サ
イクルの、各サイクルの始めからの回数を表わすことに
なる。
さて、こうしてN回にわたり繰り返される比較サイクル
が開始して最初の第1回目の比較サイクルが完了すると
9次の第2回目の比較サイクルに入る前に、制御信号発
生回路8から1個のシフトパルスがBシフトレジスタ7
0Bに供給され、これによりBシフトレジスタ70Bの
データL)Bは1ビツトだけシフトされ、そのあとで第
2回目の比較サイクルに入り、Aシフトレジスタ70A
のデータDAに対して1ビツトだけシフトシているBシ
フトレジスタ70I3のデータDBとの間での比較が行
なわれ、そのときの各ビット間での一致回数が2進カウ
ンタ71の出力にデータYとして現われる。
こうして、順次、各比較サイクルごとにAシフトレジス
タ70AのデータDAに対して1ビット次々とシフトさ
れたBシフトレジスタ70BのデータDBとの比較が繰
り返され、N回目にはNビットずれたデータDAとDB
との間でのビットの一致数がデータYとして得られるこ
とになる。なお、このときの各比較サイクルごとに供給
されるシフトクロックCLKAとCLKBの個数は正確
に各シフトレジスタ70A、70Bのビット玉と合わせ
であるのはいうまでもない。また、このとき、1回の゛
°循環モード゛°の中で繰り返される比較サイクルの回
数Nは例えば各シフトレジスタ70A、’ 70 Bの
ビット数と同じにしておけばよい。
この結果、センサ4から映像信号が読出し可能になるご
とに゛読込モードパとそれに続<゛循環モード′が繰り
返され、゛循環モード内でのN回の比較サイクルの各サ
イクルの始めからの回数を表わすデータXと、各サイク
ルにおけるデータDAとDBの各ビット間の一致した回
数を表わすデータYが得られることになり、これらのデ
ータX、  Yはピーク検出器9に入力され、1つの循
環モード内でデータYが最大となったときのデータXの
取出しが行なわれる。
このピーク検出器9は例えば第3図に示すように2つの
データバッファ90.91と、データ比較器92.それ
にANDゲート93.遅延素子94.95などで構成さ
れている。
データバッファ9Q、91は遅延素子95を介して供給
されるパルスmtにより゛循環モード°。
94を介してパルスnが供給されたとき、入力りのデー
タX、 Yを取り込んで出力Qに保持する働きをする。
データ比較器92は入力Aに供給されているデータと入
力Bに供給されているデータの比較を行ない、入力Aの
データが入力Bのデータより大きい間は出力A)Bを論
理゛1′″に保ってANDゲート93を能i化し、入力
Aのデータが入力Bのデータより小さいか等しくなった
ら出力A>13が論理゛0′°になってANDゲート9
3を閉じる働きをする。
そこで、“循環モード“に入って最初の第1回目の比較
サイ“クルが行なわれ、成る値のデータYと、1を表わ
すデータXが得られたとき、データバッファ90.91
はパルスmtによってクリアされているから、データバ
ッファ90.91のQ出力はいずれもOであり、この結
果、データ比較器92の出力A)Bは論理“1′になる
。これによりANDゲート93は能動化され、遅延素子
94を介して供給されるパルスnによりデータバッファ
90の出力QにはそのときのデータYが取出され、テ゛
−タバッファ91の出力Qには1を表わずデータXが取
出され保持される。
次に、第2回目の比較サイクルが行なわれ、そのときに
得られたデータYの値が、保持されている第1回目のと
きのデータYより大きければ、データ比較器92の出力
A)Bは依然として論理゛1′に保たれるから、データ
バッファ90の出力Qには第2回目のデータYが取出さ
れ保持され、データバッファ91の出力Qは2を表わす
データXとなる。従って、データ比較器92の入力Bに
供給されるデータYは入力Aに供給されるデータYの1
回前の比較サイクルにおけるものとなる。
こうして、順次N回にわたる比較サイクルが繰り返され
て行く間、これらの比較サイクルにおけるデータYがそ
の1回前の比較サイクルにおけるデータYより大きくな
っている間は次々とデータバッファ90の出力Qに現わ
れているデータYの書き替えが行なわれ、データバッフ
ァ91の出力QのデータXは順次、1から2.3.4・
・・・・・と増加してゆく。
しかして、成る比較サイクルにおいて得られたデータY
がその1回前のデータYより小さくなったとする。
そうすると、このときにはデータ比較器92の出力A)
Bが論理°゛0“′になり、パルスnが遅延素子94を
介して供給されたときにAND)ゲート93が閉じてし
まっているため、データバッファ90.91のクロック
人力CLKにはパルスが供給されず、データの書き替え
は行なわれなくなってそれらの出力Qはいずれも以後の
比較サイクルにおいてデータYがその保持されているデ
ータYより大きくならない限りこの比較サイクルの1回
前のデータY、  Xを保持している。
そして、再び成る比較サイクルにおいて得られたデータ
Yがデータバッファ90の出力Qに保持されているデー
タYより大きくなると、前述と同様、データバッファ9
0.91のそれぞれの出力QのデータYおよびデータX
は、その時それぞれの入力りに供給されたデータY、デ
ータXに書き替えられる。
以後、データY力)保持されているデータYより大きく
なる都度、出力QのデータY、データXの書き替え、保
持が行なわれ、“循環モード″を終了する。
ところで、データDAとDBは、いずれも同一被写体の
像をセンサ4の部分4Aと4Bにより読出して得たもの
であるから、もともと相互に強い相関を示している。そ
こで、Aシフトレジスタ70AとBシフトレジスタ70
Bに入力したあとで順次1ビツトづつシフトしながら各
ビットごとの一致をみていれば、このシフト量が成る値
となったどきに各ビット間での一致数が必ず最大になる
筈である。
従って、N回にわたる比較→ノーイクルの間で、伺回か
データYが順次各サイクルごとに増加してゆき、成るサ
イクルで減少に転じデータ比較器92の出力A)Bが論
理゛1′′から°゛O”′に変るが。
最終的にデータバッファ90の出力Qに保持されるデー
タYは、N回にわたる比較サイクルの間で。
最後にデータ比較器92の出力A)Bが論理°°1°。
から0“に変ったとき、つまりこの1回前のサイクルで
のデータYであり、この時にデータDAとDBの各ビッ
トごとの一致数が最大になったことを表わし、それ以後
、N回の比較サイクル終了までこのデータを保持する。
一方、データバッファ91の出力Qに最終的に保持され
ているデータXは、上記データYが最大値を示したとき
の比較サイクルの回数、つまりAシフトレジスタ70A
のデータDAに対するBシフトレジスタ70Bのデータ
DBのビットシフト数であるから、結局、°゛循環モー
ドが終了したときにデータバッファ91の出力Qに保持
されているテークdxはセンサ4上におけるA像とB像
の間の距離dに対応したものとなることになる。
なお、この第3図におけるデータバッファ90゜或いは
91としては、第4図に示すように、データY、又はX
のビット数に対応した数のDフリップフロップD1〜D
11で構成したものを用いればよい。
そこで、このテークdxを°°循環モード“が完了する
どさにレンズ駆動信号発生回路10に取り込み9合焦状
態でのA像とB像の間の距離dOに対応したシフト量を
表わすデータDoと比較してやれば、撮像レンズ1の合
焦位置からのずれ量と方向を求めることができる。
第5図はレンズ駆動信号発生回路10の一例で。
コンパレータ20.アップダウンカウンタ21゜マトリ
クス回路22.パルス発振器23.AN’Dゲート24
〜26.ORゲート27.インバータ28.29などか
ら構成されている。
コンパレータ20にはデータDoがプリセットされてお
り、これとデータdxとを比較して3つの出力t、 s
、 eのいずれかに論理II IIIを発生する。
即ち。
dx ) Do 4 g = 1 dx (Do −+ s = 1 dx == Do −+ e =  1の動作を行なう
アップダウンカウンタ(以下、単にカウンタという)2
1は入力Pにパルスmlが供給されたときに入力Sに供
給されているデータがプリセットされ、その後、AND
ゲート24を介してパルス発振器23から供給され4パ
ルスC1)によりカウント動作を行なってカウントデー
タQ1〜’Qnをマトリクス回路22に供給する働きを
し、このとき、入力U/Dが論理“°1″に保たれてい
たらアップカウントを行ない、°°0“となっていたら
ダウンカウントを行なう。
マトリクス回路22は一種のデコーダで、カウンタ21
のカウントデータQ1〜QnがデータDOに等しくなっ
たときだけ出力Qが論理++ OIIに落ち、それ以外
のときには出力Qが論理°“1′′に保たれるように動
作する。なお、パルス発振器23は比較的低い周波数f
のパルスCL)を発生する働きをする。
さて、コンパレーク20はデータdxに応じて出力g、
s、eのいずれかを論理11 、、 ++に保っている
が、成る゛°循環モード“が完了したときのデータdx
がデータDOより小さかったとすると、出力Sが1゛に
なっている。そこて、この゛循環モード”になったとき
パルスmtがカウンタ21に供給されるので、カウンタ
21にはそのときのテークdxがプリセットされる。そ
うすると、このときには71−リクス回路22のQ出力
は当然論理°゛1′′になるから、ANDゲート24は
能動化さし、 一方、  コンパレータ20の出力Sが
論理II Illなのでカウンタ21のU/D入力も1
′′になり。
このカウンタ21はデータdxをプリセットデーるアッ
プカウント動作を開始する。
一方、これと並行して、マl−IJクス回路22の出力
Qが論理II 、 ++になったことによりインバータ
29を介してORゲート27の一方の入力は論理゛IO
”になり、コンパレータ20のe出力も論理II O+
+であることにより01(、ケート27の出力も論理“
O′′となる。そしてこの結果、  ANI)ゲ−1−
25,26はいずれも能動化されるが、コンパレータ2
0のS出力だけが論理” I ” 、:なっていること
によりANDゲート26の出力だけが論理II 、 +
+になりレンズ引込信号が出力される。
やがて、カウンタ21のカウントデータQ1〜Qnがデ
ータ])oに等しくなったタイミングでマトリクス回路
22のQ出力が論理+1011になると。
ANDゲート24が閉じられてカウンタ21のカウント
動作は停止し、インバータ29を介して01?、ケート
27に論理II Illが供給されるため、この01(
、ゲート27の出力は゛lパになって停止信号が出力さ
れ、さらにインバータ28によりANDゲート25.2
6はいずれも閉じられるので、ANDゲート2Gの出力
も°′0″になりレンズ引込信号はなくなり、  01
’(、ゲート27から停止信号が出力される。
次に、成る゛°循環モード゛に入ってパルスmtがカウ
ンタ21の入力Pに供給されたとき、データdxがデー
タDoより大きくなったとすると。
このときにはコンパレータ20の出力!だけが論理“°
1″になるから、カウンタ21はダウンカウント動作と
なり、データdxをプリセットデータさし、パルス発振
器23からのパルスCI)をカウント入力Cとするタウ
ンカウントを行なう。そして、このタウンカウントを開
始したときのカウンタ21のカウントデータQ1〜Qn
はプリセットされたテークdxとなっているから、デー
タdxがデータDoより太きいという条件のためマトリ
クス回路22の出力Qは論理II IIIとなり、これ
によりANDゲート25の出力が論理1111+になっ
てレンズ繰出し信号が出力される。そして、プリセット
されたデータdxのダウンカウントによるカウンタ21
のカウントデータQ、〜QnがデータDoに等しくなっ
てマトリクス回路22の出力Qが論理II OIIに落
ちたとき、0几ゲート27の出力が論理゛°1“になっ
て停止信号が出力され。
これによりANDゲート25によるレンズ繰出し信号は
消滅する。
また、成る゛循環モード°“になったときのデータdx
がデータDOに等しかったときには、コンパレータ20
の出力eだけが論理II l ++になるから、このと
きにはORゲート27を介して直ちに停止信号が出力さ
れる。なお、このときには、カウンタ21にデータdx
がブリセラ1−されると直ちにマトリクス回路22の出
力Qが論理II OIIに落ちるため、ANDゲート2
4は能動化されず。
従ってカウンタ21は動作しない。
そこで、これらANDゲート25,26,0凡ゲート2
7の出力をレンズ位置駆動装置11に供給し、  AN
I)ゲート26によるレンズ引込信号が発生している間
だけレンズ1を現在の位置から引込み方向に所定の速度
Vで駆動し、ANDゲート25によるレンズ繰出し信号
が発生している間はレンズlを現在位置から繰出し方向
に所定の速度Vで駆動してやれば自動的に合焦動作が行
なわれることになる。
生されるレンズ引込信号又はレンズ繰出し信号の長さは
、そのときのデータdxとデータDoとの差に応じたも
のとなっている。つまり、これらの信号はセンサ4から
の映像信号の読取りごとに間欠的に発生されるが、その
1回当りの発生時間。
即ちレンス1の駆動時間Tは ’J”−1dx−Do l X− となり、この時間′Vの間はレンズ1を一定の速度■で
移動させている。なお、ここてfはパルス発振器23に
よるパルスCI)の周波数である。
そこで2例えばレンズ1が合焦位置にあるときのデータ
Doが132」であったとすれば、コンパレータ20と
マトリクス回路22は「32」がプリセットされている
そして、いま、レンズ1が合焦位置から遠い位置にあり
、これにより得られたデータdxが[月となったとすれ
ば、カウンタ21は「1」にプリセットされ、データd
xとデータDoの差である「31]だけパルス発振器2
3からのパルスによりアップカウントされるまでレンズ
引込信号が発生されることになり、このときにレンズ1
が駆動されている時間T1は T I= 31 X− となり、このときの様子は第6図に示すようになる。
また、レンズ1が合焦位置より近い位置にあり。
このときのデータdxが162」となっていたとすると
、カウンタ21はl−62Jにプリセットされ、データ
I)oc!:の差の「30」たけカウントタウンされる
までレンズ繰出し信号が出されるこ吉になり、このとき
にレンズ1が駆動される時間T2は T2=30X二 となり、第7図に示すような動作となる。
なお9以上はセンサ4からの映像信号の読出し間隔がほ
ぼ一定で、かつ比較的大きい場合について説明した。し
かし、被写体の輝度が大きい場合には、センサ4の蓄積
時間すなわち、センサ4からの映像信号の読出し周期を
短かくする必要かある。このような場合には、カウンタ
21がカウント動作を開始し、そのカウントデータQ1
〜Qnが7トリクス回路22の設定データDoに到達す
る以前に次の″読込モード′°から゛°循環モード″に
入って2次のデータdxがカウンタ21にプリセットさ
れるようになってしまう場合も生じる。
そこで、この場合について説明すると、仮に、成るパ循
環モー1−パでデータdXがl−62−1であり。
これによりカウンタ21には「62」がプリセットされ
、データDoである「32」に向けてダウンカウントが
行なわれ、その間、前述と同様な動作でレンズlを駆動
していたとする。そして、カウンタ21のカウントデー
タQ+〜Qnが「45」になったとき、つまり17回の
タウンカウントが行なわれた時点で次の°°循環モード
″に入り、このときのデータdxが「45」となったと
すれば。
ここでカウンタ21にはデータ「45」がプリセットさ
れ、ここから再びデータ1)o、っまりl−32Jに向
けてダウンカウントが再開されることになる。
そこで、この場合にはレンズIは停止することなく合焦
位置へ駆動されるこさになり、何も問題を生じることは
ない。このときの様子は第8図のようになる。
従って、この第1図ないし第8図によって示した自動合
焦装置によれば、成る検出時点におけるレンズ1の合焦
位置までの1回当りの駆動量を。
パルス発振器23からのパルスによるカウンタ21のカ
ウント動作により、データdxとテークI)。
との差に対応した駆動時間Tとして求め、これにより必
要な1回当りのレンズ駆動量を時間゛Pによって制御す
るようにしているため、このパルス発振器23によるパ
ルスCI)の周波数fを適尚な値に設定することにより
合焦動作にハンチングなどを生じることなく安定に、し
かも充分な応答速度のも吉で動作させることができる。
ところで、このような撮像装置において使用されている
撮像レンズは、その本質的な特性さしてそれが正しい合
焦位置から被写体側にずれていたときと、撮像面側にず
れていたときとでは、それぞれの合焦位置からのレンズ
のずれ量が同じであっても、それにょるセンサ4の上で
の像の移動量は互に異なったものとなるという性質があ
る。
そのため、上記の自動合焦装置では、撮像レンズの位置
によって合焦動作の応答性が異なり、常に最適な動作特
性を与えるのが困難である。
これを第9図及び第10図で説明する。
まず、第9図において、レンズ1が実線で示ス正しい合
焦位置から破線で示す被写体側に距離りだけずれていた
Lきのセンサ4上での合焦位置からの像の移動量をlJ
tとし2次に第10図に示すようにレンズ1が撮像面側
に距離りだけずれていたときの像の移動量を!lbとす
ると9上記したレンズ1の性質のため、lJr>’ll
bとなってしまって1Jr=lJbとはならない。
しかして、5上記の例では、センサ4上での像の正しい
合焦位置からの移動量に比例したデータl dx −D
o  lを検出し、レンズ位置駆動装置11によるレン
ズの移動速度■を一定に保ちながら1回当りの駆動時間
Tを上記のデータl dx −Do lに比例して変化
させることにより合焦制御を行なっている。このため、
第9図と第10図とでは共にレンズ1を合焦位置にもた
らすのに必要なレンズ1のずれ量が等しい量りとなって
いるにもがかわらず、上記のデータl dx−Do ’
 lが第9図の場合には。
l dx −Do’ l =C−IJtとなるのに対し
て、第10図の場合には。
l dx−Do l −=C−#b 但し、C:定数 トナリ、llt>lbという条件のため、レンズ1の1
回当りの駆動時間が第9図の場合より第10図の場合の
方が短かくなってしまう。
しかして、この従来の合焦装置においては、上記したよ
うに、レンズ1の位置駆動速度Vを一定に保ち、1回当
りの駆動量が駆動時間、つまり繰出し信号或いは引込信
号の継続時間Tf、Tbに比例して与えられるようにな
っている。この結果。
上記の従来例によると、(撮像レンズが合焦位置から被
写体側にすれていた場合の1回当りのレンズ駆動量)〉
(撮像レンズが同距離合焦位置から撮像面側にずれてい
た場合の1回当りのレンズ駆動量)という関係になって
しまう。
このため、上記の従来例では、レンズ1を引込めたとき
の1回当りの駆動量が最適になるように設定ずれば、レ
ンズ1を繰り出したときの1回当りの駆動量が不足して
応答性が低下し2反対に繰り出したときの1回当りの駆
動量が最適になるように設定すれば、レンズ1を引込め
たときの1回当りの駆動量が過大になってハンティング
を起こし、動作が不安定になり、いずれの場合にも常に
最適な動作を得ることができないのである。
この欠点を解決するためには、撮像レンズが合焦位置か
ら被写体側にずれていたときと、これと同距離撮像面側
にずれていたときとで1回当りのレンズ駆動量を変える
ようにし、前者に対して後者の駆動量あ方が太き大なる
ようにすればよい。
第11図は上記の対策をほどこした場合の従来例である
。図において、鎖線で囲った部分が新たに付加された部
分であり、その他は第5図の例と同じである。
第11図において、30はフリップフロップ(FFとい
う)、31.32はANDゲート、33はインバータ、
34はOR,ゲートである。
FF30はそのQ出力がD人カに接続され、これにより
入力CKに供給されたパルスCPを1/2に分周した周
波数fンうのパルスCP/2を発生する働きをする。
AND )f −ト31 、 32 、  インバータ
33.0几ゲート34は全体として切換スイッチ回路を
構成し、コンパレータ2oの出力Sの論理により切換動
作を行ない、出力Sが1″のときにはパルス発振器23
からの周波数fのパルスCPをそのままANDゲート2
4を介してカウンタ21に供給するが、出力Sが°゛0
0パったときにはFF30で1/2分周されたパルスC
P/2がANDゲート24からカウンタ21に供給され
るように動作する。
次に動作について説明する。
イマ、第9図に示すように、レンズ1が実線テ示した合
焦位置から破線で示すように被写体側にずれていたとす
る。
そうすると、このときにはセンサ4上のA像とB像との
間の距離が合焦位置での距離dOより小さくなるから、
データdxもデータDoより小さくなり、この結果、コ
ンパレータ2oは出力Sが論理II 、 TIになる。
これにより、ANDゲート24が能動化されたときにカ
ウンタ21の入力Cに供給されるのは発振器23からの
パルスCPとなり、このときANDケ−1・26から出
力されるレンズ引込信号の継続時間Iffは T 1−− l d x −Do IX 1./。
となる。
次に、第10図に示すように、レンズ1が実線で示した
合算位置から破線で示すような撮像面側にずれたとする
そうすると、このときにはセンサ4の面上におけるA像
とB像との間の距離が合焦時での距離dOより大きくな
り、(データdX)>(データD、)となるのでコンパ
レータ20は出力lが論理u 、 I+出力Sが論理゛
0°′となる。
そこで、このときには、ANDゲーI・24が能動化さ
れたときにカウンタ21に供給されるカウントパルスは
FF30で分周されて周波数が%となっているパルスC
P/2となり、この結果、ANDゲート25から出力さ
れるレンズ繰出し信号の継続時間Tbは Tb = l dx −1)o l ×2/(となる。
従って、この改良従来例によれば、同じ距離lf。
lbに対してレンズの駆動時間の関係は、21’を−T
bとなり、第9図の場合の距離ltに対する第10図の
場合の距離1bの関係が、lt>lbとなっていること
によるレンズ1の1回当りの駆動量の違いを補償するこ
とができ、レンズ1の繰り出し時と引込時の応答特性を
ほぼ等しくすることができる。
なお、上記の例ではFF30を用い、パルスOFとCP
/2の周波数比を2対1にしているが、これは同じレン
ズ1のずれ量りに対して距離11tとlbの比がほぼ2
対1になっているものとした場合であり、パルス発振器
23を2台用いるなどして任意の周波数比のパルスCP
とCP/nを得るようにしてもよい。以上はレンズ1の
繰り出し時と引き込み時の駆動量を制御する場合、レン
ズ駆動時間71+ 、 、  Ill bを制御した例
である。
ところで、このような合焦装置におけるレンズ位置駆動
装置11では、永久磁石界磁形直流モークなど直流供給
電源の極性を反転するだけで回転方向を制御し得るモー
タを用いる場合が多い。
そこで、このような場合の一実施例を第12図に示す。
図において、40はレンズ位置駆動用のモータ。
41〜44は電子スイッチ回路、45はダイオード、−
46は抵抗である。
モータ40は永久磁□石界磁形直流モータで2図示の極
性で電源が供給されたときレンズ1を繰り出し方向、つ
まり第10図の場合に必要な方向に駆動し9図示と反対
の極性で電源を供給したときにはレンズ1を引込み方向
に、つまり第9図の場合に必要な方向に駆動する働きを
する。
電子スイッチ回路41,42,43.44は例えばトラ
ンジスタスイッチなどで作られ、電子スイッチ回路41
.42はレンズ制御信号発生回路1oのANDゲート2
5から供給されるレンズ繰出し信号によって回路を閉じ
るように動作し、電子スイッチ回路43.44は同じ(
ANDゲート26から供給されるレンズ引込信号によっ
て回路を閉じるように動作するものである。
次に動作について説明する。
いま、第10図の状態になり、レンズ1を破線の位置か
ら実線の位置に繰り出す必要を生じたとする。そうする
と、レンズ繰出し信号により電子スイッチ回路41.4
2が閉じ、この結果、  DC電源の正極性側の端子は
電子スイッチ回路41を通ってダイオード45に達し、
これを順バイアスして通過した上でモータ4oの正極性
入力に接続され、負極性側の端子は電子スイッチ回路4
2を通ってそのままモータ4oの負極性入力に接続され
る。
そこで、モータ4oの入力にはDC電源の電圧がほぼそ
のままで印加され、これによりレンズ1を例えばVとい
う速度で繰り出し方向に移動させる。
次に、第9図の状態になり、レンズ1を破線の位置から
実線の位置まで引込める必要が生じたとする。そうする
と、このときには引込信号が電子スイッチ回路43.4
4に供給され、これによりこれらのスイッチ回路が閉じ
るので、1)c電源の正極性側の端子は電子スイッチ回
路44を通ってモータ40の負極性入力に接続され、負
極性側の端子は電子スイッチ回路43を通ってからダイ
オード45に達する。このときの極性はダイオード45
を逆バイアスする方向なので、このダイオード45はし
ゃ断状態となるため抵抗46を通って。
モータ40の正極性入力に接続される。
そこで、モータ4oはレンズ1を引込方向に駆動するが
、このときにはDC電源から抵抗46を介してモータ4
0に電流が流れるため、この抵抗46の電圧降下分だけ
モータ4oの端子電圧が低下し、これによりレンズ1の
引込方向の駆動速度は例えばV2となる。
従って、この実施例によれば、モータ4oの入力にダイ
オード45と抵抗46を設けるたけという簡単な構成で
、レンズ1の繰り出し方向の駆動速度と引込方向の駆動
速度とを変えることができ。
これによりレンズ1の繰り出し時と引込時の1回当りの
駆動時間、つまり繰出し信号の継続時間Tbと引込信号
の継続時間Tfキの相違によるレンズ1の駆動量の違い
を補正し、いずれの場合にもレンズ1の合焦位置からの
偏位量に応じてぼは同じ1回当りの駆動量を与えること
ができる。なお。
このとき、繰り出し時と引込時とでのレンズ駆動速度の
比は抵抗46の抵抗値により任意に設定可能なことはい
うまでもない。これはレンズ1の繰り出し時と引込時の
駆動量をレンズ駆動速度により制御した例である。
なお、前述の様にレンズの繰り出し時と引込時で、レン
ズ駆動量(駆動時間、駆動速度)を制御するかわりに、
センサ4上の2像間の距離dに対応した検出出力dxの
値を制御しても同じ効果となる。
これは2例えはピーク検出器9より得られる出力(IX
が基準値Fより大きいか小さいかにより。
出力dXに所定の係数をかける係数回路を設け。
レンズ1か合焦位置から繰り出し方向、引込み方向に等
距離ずれた場合に得られる出力dxの変化量、ずなわち
1dx−Flの値が等しくなるよう係数回路の係数値を
設定し、出力dXの値を制御することにより達成できる
上述の従来技術には次のような欠点がある。即ち撮1象
素子2とセンサ4とは一般に分光特性が異る。撮像素子
2は素子自身の物性により、または光学フィルタを付加
することにより、可視域に比較的高い感度を、赤外域に
対しては低い感度を持たせることが多い。一方センサ4
として常用される固体光電変換素子は2通常赤外域にも
比較的高い感度を持つ。その結果センサ4によって合焦
ト判定された状態は、必ずしも撮像素子2によって可視
域で合焦と判定できる状態であるとは限らない、という
問題を生じる。
これは撮像レンズ1の結像点が波長によって異るからで
ある。
この欠点を解決するため2本発明合焦制御装置において
は2反射鏡3Aと3Bに適当な分光反射特性を持たせる
ことにより、これら反射鏡3Aと3Bとセンサ4とを組
合わせた総合的な分光感度特性が、撮像素子2の分光感
度特性と合致するようにする。
第13図はこのような対策を施した反射鏡を含む本発明
の一実施例である。反射鏡3A(!:3Bの表面には誘
電体多層膜から成る反射面3A−aおよび3B−bが形
成されている。誘電体多層膜によって、ある特定の分光
特性を有する反射面を形成する技術は公知である。レン
ズ駆動信号発生回路10の出力は第1図の従来例と同じ
くレンズ1の1駆動装置11に入力する。あるいはレン
ズ駆動信号発生回路10の出力は、レンズ駆動方向を表
5仄 示する合焦状態表示灯47の点へを制御し、との系 表示灯47の点線を目視によって監視しつつ、レンズ1
の位置を手動によって制御してもよい。上記以外の点に
ついては、第13図に示す本発明実施例は、第1図に示
す従来例と同一の構成になっている。
第14図は本発明装置の分光特性を示す特性図である。
同図(a)は反射鏡3A(l!13Bの分光反射特性で
、可視域での反射率は高く、赤外域での反射率は低い。
可視域の反射率は30〜80%程度に選ぶのが適当であ
る。赤外域では2例えば波長08μ以上では反射率を2
0 %以下にとるのが好適である。
同図(b)はセンサ4の分光感度特性で、赤外域で比較
的高い感度を有することを示したものである。
同図(C)は反射鏡3Aまたは3Bとセンサ4とを組合
わせた総合分光感度特性である。この総合分光感度特性
は、同図(d)に示す撮像素子2の分光感度特性とほぼ
一致する。
このようにして反射鏡3Aおよび3B、ならびにセンサ
4から成る合焦光学系の分光特性と、撮像素子2の分光
特性を一致させることにより、精度の高い合焦制御を行
うことができる。
なお2反射鏡3Aと3Bの可視域における反射率は高い
方が合焦制御用センサ4へ入射する光量が増し2合焦精
度は良くなる。しかし反面反射率が高すぎると、撮像素
子2へ行く光線を遮断することにより、撮像面の一部ま
たは全面の光量低下をもたらす。したがって反射鏡3A
と313は、可視域において半透明鏡となるようにする
方がよい。
本発明は上述の二隊相関方式の合焦制御方式μ外にも2
例えば実公昭54−45057号公報に開示されている
像鮮明度検知方式、あるいは特開昭56−101111
号公報に開示されているような、ズームレンズの変倍系
とマスク系の中間に光線分岐手段を配置する二像相関方
式にも有効である。
以上説明したように本発明によれば、撮像面上における
合焦状態り合焦制御系における合焦判定結果きを一致さ
せることができるので、常に高精度の合焦制御を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動合焦装置の従来例を示すブロック図、第2
図はその構成の一部である相関器の一例を示すブロック
図、第3図は同じくピーク検出器の一例を示すブロック
図、第4図はピーク検出器に使用するバッファの一例を
示す回路図、第5図はレンズ駆動信号発生回路の一例を
示すフロック図、第6図、第7図、第8図は合焦動作説
明用のタイミンクヂャート、第9図及び第10図は従来
例の問題点を示す説明図、第11図は上記欠点に対する
改良を施した従来例を示すブロック図、第12図は同じ
く他の改良例を示す回路図、第13図は本発明の一実施
例を示す合焦制御装置のブロック図、第14図は本発明
装置の分光特性図である。 1:撮像レンズ、IA、IB:レンズの端部。 2:撮像隠素子、3A、3B:反射鏡、  3A  a
。 3B−b:誘電体多層膜、4ニ一次元イメージセンサ、
7:相関器、8:制御信号発生回路。 9:ピーク検出器、10:レンズ駆動信号発生回路。 30:フリップフロップ、 31.32 : ANDゲ
ート。 33:インバータ、34:0几ゲー1−,40:レンズ
駆動モータ、41〜44:電子スイッチ回路、45:ダ
イオード、46:抵抗、47:合焦状態表示灯。 第2図 第3図 第5図 第7図 第8図 ”’r30x1/f>    ’″聞 了ヌ15・イ) 第9図 第11図 1 第12図 51込信号  繰出し信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 撮像レンズと、該撮像レンズの光路上に配置された撮像
    素子ならびに光線分岐手段と、該光線分岐素子によって
    分岐された光路上に配置された光電変換素子と、該光電
    変換素子の出力信号によって、上記撮像レンズの結像面
    と上記撮像素子との相対位置を制御するだめの制御信号
    を発生させる手段とから成る合焦制御装置において、上
    記光線分岐手段は反射鏡面を含み、かつ該反射鏡面の分
    光反射特性は、可視域における反射率が赤外域における
    反射率よりも高く設定されていることを特徴とする合焦
    制御装置。
JP57123119A 1982-07-15 1982-07-15 合焦制御装置 Pending JPS5913206A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1384104A2 (de) * 2001-04-28 2004-01-28 Evotec OAI AG Vorrichtung und verfahren zur optischen messung von chemischen und/oder biologischen proben

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523631A (en) * 1978-08-07 1980-02-20 Sony Corp Focus detector for pick up unit
JPS55111928A (en) * 1979-02-21 1980-08-29 Ricoh Co Ltd Automatic focusing device

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