JPS59129352A

JPS59129352A - 冷凍サイクル装置

Info

Publication number: JPS59129352A
Application number: JP111983A
Authority: JP
Inventors: 堀　通真; 育雄赤嶺
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-01-10
Filing date: 1983-01-10
Publication date: 1984-07-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は冷媒圧力で作動する圧力三方弁を設けた冷凍サ
イクル装置に関するものである。

（従来例の構成とその問題点）　　　。

従来、凝縮器出口と蒸発器入口の間の主回路側の冷媒配
管途中に電磁弁を設け、圧縮機の起動停止に応じて開閉
し、圧縮機停止時の高圧液冷媒を高圧側に封じ込めて、
再起動時の立上りを早くする構成のものがあった。しか
し、この場合、再起動時に大きな高低圧差が存在してい
るため圧縮機の吐出、吸入を連結するバイパス管を設け
、このバイパス管途中に設けた電磁弁を圧縮機停止時に
開放して圧力バランスさせ、圧縮機の再起動を容易にす
る必要があった。したがって２つの電磁弁が必要で、冷
凍サイクルを構成する部品点数が多くなるとともに電気
回路の故障により、上記主回路側の電磁弁の動作不良が
起こり、冷凍ザイクル装置全体の故障になる欠点があっ
た。

（発明の目的）本発明は、上記従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
簡単な構成で立上りの早い冷凍ザイクル装置をＪノ？供
するものである。

（発明の構成）上記目的を達成するために、本発明は、圧縮機、逆止弁
、凝縮器、減圧器および蒸発器を順次冷媒配管で連結し
て冷凍ザイクルを構成し、この冷凍−リイクルの減圧器
と蒸発器との間に圧力三方弁を設けるとともに、圧力三
方弁の残りの入口管と圧縮機の吐出口とをバイパス管に
より連結し、圧縮機停止時に、減圧器と蒸発器との間の
流路を閉鎖し且つバイパス管と蒸発器との間の流路を開
放して、多量の高圧冷媒を凝縮器側に刊じ込めるととも
に、圧縮機前後の圧力バランスを行ない、さらにこの時
、圧縮機の停止および始動を温度により検知して、圧カ
ヨ方弁を動作させるダイヤフラムの背圧を変化させる感
温筒により、前述の三方弁の動作を迅速に行なうように
ｕ４成したものである。

（実施例の説明）以］３、図面により本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例の構成を示すもので、１は
圧縮機、２は逆止弁、３は凝縮器、４は減圧器、５は第
１人口管、６は圧力三方弁、７は出口管、８は蒸発器、
９はアキュームレータで順次冷媒配管１ｏで連結されて
冷凍ザイクルを構成している。１１は上記圧縮機１と逆
止弁２との間の冷媒配管１ｏと上記圧力三方弁６の第２
人口管１２とを連結するバイパス管で、途中に絞り装置
１３を介在させている。１４．１５はそれぞれ凝縮器３
および蒸発器８用の送風機である。１６は被冷房室の温
度検知器、１７は圧力三方弁６用の感温筒で凝縮器３の
側面に設置されてその温度を感知している。

才た、圧力三方弁６は第２図に示すように構成されてい
て、１８はダイヤフラムで、下面は出口管７と常時連通
した第１圧力室１９と接している。

そしてダイヤフラムエ８には第１の弁２ｏと第２の弁２
１が連動しており、第１圧力室１９の圧力が低下してダ
イヤフラム１８が下がると第１の弁２ｏは開放され第１
人口管５と第１圧力室１９が連通し、第２の弁２１は閉
鎖されて、第２人口管１２と常時連通した第２圧力室２
２と、第１圧力室１９間の連通が閉鎖される。また、第
１圧力室】９の圧力が上列してタイヤフラム１８が上が
ると第１の弁２０は閉鎖され、第２の弁２１が開放され
る。２３はダイヤフラム１８の上面の第３圧力室で、細
管２４によね連通された感温筒１７の温度によって圧力
が変化する〇以上の構成で次に本発明の詳細な説明する。先ず、温度
検知器１６によって被冷房室の温度、が高い場合、圧縮
機１は運転されており、減圧器４および絞り装置１３Ｖ
Ｃより第１圧力室１９の圧力は低く、月つ凝縮器３の温
度が高いため感温筒１７に」コり第３圧力祐２３内は比
較的高圧になるので、第１の弁２０は開放され、第１人
口管５は第１圧力室１９を介して出口管７と連通してい
る。１だ、第２の弁２１は閉鎖されている。従って、圧
縮機１を出た高圧冷媒は逆１Ｊ−弁２を通過し、凝縮器
３で液化され、さらに、減圧器４で低圧に減圧され、低
圧低温の冷媒は第１人口管５より圧力三方弁６に入り、
出口管７から出て蒸発器８で気化されアキュームレータ
９を経て再び圧縮機１ｖＣ戻る。このとき、送風機１５
により被冷房室の空気が蒸発器８と熱交換されて冷房さ
れる。つぎに被冷房室が設定室温に低下すると、温度検
知器】６によって圧縮機１および送に機１４が停止する
。このとき、高圧冷媒が減圧器４を経て第１人口管５、
第１の弁２０を経て第１圧力室１９へ流入する。従って
、第１圧力室１９の圧力が上昇するとともに、凝縮器３
の温度が低下して感温筒１７により第３圧力室の圧力が
比較的低圧になるので、ダイヤフラム１８を押し上げて
第１の弁２０が閉鎖され、第２の弁２１が開放される。

その結果、高圧冷媒の大部分は凝縮器３側の逆止弁２と
第１の弁２０の間で封じ込まれる。捷だ同時に圧縮機１
と逆止弁２の間の高圧冷媒はバイパス管】１より絞り装
置１３を通過１７て第２人口管１２より第２圧力室２２
、第２の弁２１、第１圧力室Ｉ９を経て出口管７より蒸
発器８側へ流れ、圧縮機１の入口出口間の圧力バランス
が行なわれる。なおこの場合、絞り装置１３があるため
高圧冷媒が短時間に蒸発器８へ流れるのを防止でき、そ
の結果、蒸発器８表面に付着ｌ−ているＩＪｃ縮水が多
量に再蒸発して被冷房室へ吹出される恐れはない。つぎ
に再び被冷房室の温度が上列すると、温度検知器１６に
よって圧縮機１および送風機１１の運転が再開される。

このとき、圧縮機１前後の圧力バランスがとれているの
で圧縮機１の起動が容易に行なわれ、その結果、減圧器
４およ５び絞り装置］３による第１圧力室１９の圧力低
Ｔ１および凝縮器３の温度上列に伴った感温筒１７によ
る第３圧力室２３の圧力上昇により、第１の弁２０が開
放され、第２の弁２１が閉鎖される〇従って、出口管７
へは第１人口管５が連通し、冷房が開始されるが、この
場合、高圧冷媒が凝縮器３…１１］に多量に存在してお
り、安定運転時の冷媒分布に近い状態であるので、冷凍
サイクルの立上りが早く急速な冷房が可能となる。

なお、本実施例では感温筒１７を凝縮器３の側面に設け
て温度検知を行なったが、これは、圧縮機運転時に高温
で、停止時に温度が低下する場所であればどこでもよく
、例えば、凝縮器３に圧縮機１から圧縮された冷媒を導
入する導入管部分でもよく、この場合、圧縮機】の起動
および停止に伴って導入管の温度が大巾に変化するため
、ダイヤフラム１８上面の背圧が太きく変化して、第１
および第２の弁２０および２Ｉの開閉動作がより速やか
にらるものである。

１だ、絞り装置１３のかわりに第２の弁２１付近の流路
抵抗を大きくすることにより、絞り装置１３を省略する
こともできる。

（発明の効果）ふ以上説明したように、本発明は、圧力三方弁およびバ
イパス管を設けたことにより、圧縮機の運転時の多量の
高圧冷媒が、圧縮機停止時に凝縮器側に残留すると吉も
に、圧縮機前後の圧力バランスが行なわれ、さらに、感
温筒てより圧力三方弁の動作が速くなるので、次の圧縮
機再起動時の冷凍サイクル装置の立上がりが早くなり月
っ圧縮機の再起動が容易になり、壕だ、これらは１つの
圧力三方弁で可能であシ、構成が簡単になるとともに圧
力によって動作するため、信頼性が高い等の効果を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例のサイクル図、第２図は、
第１図の圧力三方弁の概略断面図である。１−・・・　圧縮機、　２・・・・・・・・逆止弁、　
３・・・・・・・凝縮器、　４　・・・・・・・・減圧
器、　６　・・・・・　圧力三方弁、　８　・・・・・
・・・　蒸発器、　１１・・・・・・・・・（イノ（ス
管、１７　・・・・・・感温筒、１８・・　　ダイヤフ
ラム、２０・・・・・・第１の弁、　２１・−・・　第
２の弁。第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

圧縮機、逆止弁、凝縮器、減圧器および蒸発器を順次冷
媒配管で連結して冷凍ザイクルを構成するとともに、前
記減圧器と蒸発器との中間に介在させた圧力三方弁と、
前記圧縮機と逆止弁との間と前記圧力三方弁とを連結す
るバイパス管とを設け、且つ、前記圧力三方弁には、前
記減圧器およびバイパス管から前記蒸発器への各流路を
前記圧力三方弁内部の圧力によりそれぞれ開閉して切り
換える第１おＪ：び第２の弁と、前記第】および第２の
弁をそれぞれ駆動するダイヤフラムと、前記圧縮機の起
動および停止を温度により検知して前記ダイヤフラムの
」二面に加わる背圧を変化させる感温筒とを設けたこと
を特徴とする冷凍ザイクル装置。