JPS59129244A - 導電性ポリ塩化ビニル系組成物の製造法 - Google Patents

導電性ポリ塩化ビニル系組成物の製造法

Info

Publication number
JPS59129244A
JPS59129244A JP367783A JP367783A JPS59129244A JP S59129244 A JPS59129244 A JP S59129244A JP 367783 A JP367783 A JP 367783A JP 367783 A JP367783 A JP 367783A JP S59129244 A JPS59129244 A JP S59129244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
polyvinyl chloride
electrically conductive
weight
rust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP367783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0448818B2 (ja
Inventor
Akihiro Okuma
大熊 昭弘
Hideo Hatanaka
畠中 秀夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP367783A priority Critical patent/JPS59129244A/ja
Publication of JPS59129244A publication Critical patent/JPS59129244A/ja
Publication of JPH0448818B2 publication Critical patent/JPH0448818B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 あるいは同心円状に所定の間隔を隔てて形成さ■る導電
性ディスク盤で、再生原理がピットの有無ないしピット
間の長さの長短により針とディスク盤との間で9qらね
6静電谷、IAの変動を情報信号として取り出す一般に
静電容量方式と称せられているビデオディスクや近年、
低抵抗の利用して電子機器の電磁シールドにも用いられ
る導電性ポリ塩化ビニル系組成物の製造法に関する。
従来例の構成とその問題点 近年、この血の静電容量方式で再生するビデオデ・fス
フにCED方式(溝あり静電容量方式:RCAコーポレ
ーション)とJHD方式(溝なし静電容爪方式:日本ビ
クタ株式会社)とがあり、既(こ発表ないし市販されて
いる。
これら両方式での組成は全く同じものが使用可能で、製
造法についても同じことが言える。したがって、後(こ
述べる本発明の方法も両方式逓こ有効であることは勿論
である。以下、図面に基づい゛C従来の導電性カーボン
・ブラック(以下カーボンと称する)とポリ塩化ビニル
系樹脂(以下塩ビと称する)との混線について説明する
図において、(1)は混線押出a(ブスコ・二一ダ:ブ
ス社) 、(2)は該混線押出機(1)のバレル、(3
)はハl/ # (1) 内に配設されたスクリュー、
(4)はバレル(2)の一端部に設けられたホッパ、(
5)はバレルの他端部(こ設けられた多孔(6)を有す
るノズル、(7)は該ノズル(5)の表面1こ沿って摺
動自在に構成さ口たカッタナイフである。
係る構成で、カーボンと塩ビ粉体とを加熱溶解させ均一
な混合組成を得るもので、先ず、予めバレル(2)を1
10〜150℃ に、スクリュー(3)を110〜12
0℃に熱する。係る状態で、カーボンと塩ビの予備混合
物をホッパ(4)に入れると、スクリュー(3)の回転
、前後運動にともなって予備混合物はノズル(5)側に
混練されながら押し出され、粉体から液体へと可塑化さ
れて行く。そしてノズル(5)の孔(6)から排出され
る時カッターナイフ(7)に切り落とされ、製品ペレッ
トとなる。
ところで予備−混合物をホッパ(4)に入れる際に分散
剤として4重量部の水を添加する場合がある。
係る場合、図中A点に錆が多発する。この錆は掃除しな
ければ酸化鉄がペレット中に入ることになり、スタンパ
−の傷や盤のツクラミの主原因となる。経験約1こは水
4重量部の添加、ペレット分12kg(i時間運転)で
既に錆が発生し、掃除を必要としCいる。また図中B点
附近には、カーボン中に含まれる不純物によってイオウ
の化合物が堆積する。
カーボンと塩ビの混合物に水を添加するのは、例えば画
質の良いキャボットカーボン(C8X−150A8:キ
ャポット社)であっても、やはりCa塩、アルカリ塩、
イオウ化合物が不純物(異物とも言う)として存在し、
それらがディスク盤の表面に点在して、フクレの現象を
起こし、走行する針を飛ばしtこりする欠陥現象が見う
けられる。しかし、これらカーボンと塩ビの混合物に少
量の水を添加して混合、混練してやれば、理屈は不明で
あるが物理的、機械的に上記異物、がバラバラ(こされ
、眼1こ見えない50μm以下の微粉となって、すなわ
ち問題とならない位のフクレとなって、針の走行を妨げ
ることがないことに基づく。
しかしながら、前述の如くカーボンと塩ビの混合物に水
を添加すると、今度は混線押出機(1)(こ錆を発生さ
せ、品質を低下せしめるばかりか、連続して運転できな
いという生産性の面で問題を引き起こすこととなってい
た。
発明の目的 本発明は上記従来の問題を解消するもので、混練装置(
混練押出機)を錆から保護し、品質の高い製品ペレット
が得られるようにするとともに混線装置の連続運転を行
なえるようにすることを目的とする。
発明の構成 上記目的を達するため、本発明の導電性ポリ塩化ビニル
系組成物の製造法は、900MH2で50Ω−1以下の
比抵抗を持つに十分な量の導電性カーボン・ブラックを
ポリ塩化ビニル系樹脂に混合する時に、水を2〜4重量
部と防錆、防食剤を前記水に対し10〜80重量%混合
した物を上記成分に添加する構成としたもので、これに
より、混練装置を錆から保護して、製品ペレットの品質
を向上させることができるとともに従来以上に混線装置
の連続運転を行なうことができるものである。
これは微小な粒径から構成されているカーボン、塩ビの
粒子の表面に水に溶解した防錆、防食剤が混合、加熱混
線によって押出混線機(1)のスクリュー(3)、バレ
ル(2)の各表面に働き、水がやって来ても防錆、防食
作用が大きく、強いてはスクリュー(3)、バレル(2
)の保護がなされ、連続運転が可能となったものである
実施例の説明 以下、本発明の一実施例tこついて説明する。
実施例1 0ポリ塩化ビニル(SX4G)住友化学・・−100重
量部 O導電性カーボン(C5X−150Ax )キャボノト
社・・・20重量部 O熱安定剤A 有機スズマレート・・・−・・・3重量
部O熱安定剤B シフチルスズマレート・−2重量部O
滑剤A 脱肪族アルコールニ塩基酸エステル・・−・・
−2重量部 0滑剤B ジメチルポリシロキサン・・−・・−0,7
重量部O分散剤 純水・・−・−・・・・・・−・−・
・・・・・・・・・・・−・−・・・・−・・・・−・
・4重量部ツ防錆、防食剤 プロピレングリコール系 
ウニストンブラインPS ・−・・・・・・・・−・・
・−・−・・−・・・−・・・・−3,2重量部(中央
化学工業株式会社) 以上の様な配合比で前述の混練押出機(1)(こより混
合、加熱混線を5時間連続運転した。作業が終つた後、
スクリュー(3)、バレル(2)を観察すると全く錆は
発生しておらず、引き続いて運転が可能であった。また
、これらによりできたペレットでプレス成形したものは
表面も平滑で、フクレもなく、スタンパ−の汚れもなく
良好であった。
以下同様の配合で、分散剤の水、防錆、防食剤を変えC
試作したものを第1表(こ示す。なお、表中の○印は混
練押出厩の発錆なし、スタンパ−の汚れなし、ディスク
の表面にフクレなしであったことをそれぞれの欄で示し
、X印はその反対、△印は僅かにフクレがあったことを
示す。またフクレは50μmφ以上の目視できるものを
対象としtこ。
表中1こは実施例が1〜IOまであるが、添加する防錆
、防食剤の量が水の10重量%に満たない場合は発錆し
、反対に添加する防錆、防食剤の瓜が水の80重量%を
越える場合は防錆、防食剤が過剰(こなリスタンパ−の
汚れが発生している。また添加する水の量が2重通部に
満たず1重量部では、ディスクの表面にフクレが発生し
ている。なお実施例8では、水の添加が1重量部と少な
いもこもかかわらず△印であるのは、防錆、防食剤が少
しは水の役割を果たしたと見てよい。
このよう1こ混練押出機の発錆、プレス時のスタンパ−
の汚れ、ディスク表面のフクレの観点から、水の添加量
は2〜4重量部、防錆、防食剤は水の10〜80重量%
の範囲が良好であることが判明した。
特に、実施例3にあ−っでは一昼夜24時間運転しても
発錆はな(生産性向上に効果を発揮した。また、実施例
1の配合で作られた混線物は体積固有抵抗値が7Ω−/
、’+71と低く、その上に高化式フローテスターで1
×10φ馴のノズルを用いた場合、z50kq/d加重
−c−2,8XI 02 C(7/5et=と流れのよ
いものが得られ、成形性も良好であった。したがって、
デ・fスフ盤の成形のみならず電磁シールド用としても
使用可能であることは言うまでもない。なお、第1図B
に示すイオウ化合物の除去には効果がなかった。
発明の効果 以上のように本発明方法(こまれは次の効果を得ること
ができる。
(1)混練装置(混練押出機)を錆から保護することが
できる。
(2)シたがって、製品ペレットに錆の異物を混入する
ようなことがなく、品質を向上させることができ、また
従来以上(こ混線装置の連続運転を行なうことができる
(3)  得られた製品ペレツ1〜は、ディスク盤の成
形のみならず電磁シールド用としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は従来例および本発明方法を説明するための混練押
出機の概略縦断側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 900MHzで50Ω−CM以下の比抵抗を持つ
    に十分な量の導電性カーボン・ブラックポリ塩化ビニル
    系樹脂に混合する時に、水を2〜4重量部と防錆、防食
    剤を前記水に対し10〜80重量%混合した物を上記成
    分1こ添加することを特徴とする導電性ポリ塩化ビニル
    系組成物の製造法。
JP367783A 1983-01-12 1983-01-12 導電性ポリ塩化ビニル系組成物の製造法 Granted JPS59129244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP367783A JPS59129244A (ja) 1983-01-12 1983-01-12 導電性ポリ塩化ビニル系組成物の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP367783A JPS59129244A (ja) 1983-01-12 1983-01-12 導電性ポリ塩化ビニル系組成物の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129244A true JPS59129244A (ja) 1984-07-25
JPH0448818B2 JPH0448818B2 (ja) 1992-08-07

Family

ID=11564044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP367783A Granted JPS59129244A (ja) 1983-01-12 1983-01-12 導電性ポリ塩化ビニル系組成物の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59129244A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000072035A (ko) * 2000-07-11 2000-12-05 이기환 카본블랙을 충전제로 사용한 폴리염화비닐 몰드

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53116104A (en) * 1977-03-15 1978-10-11 Rca Corp Video information record

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53116104A (en) * 1977-03-15 1978-10-11 Rca Corp Video information record

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000072035A (ko) * 2000-07-11 2000-12-05 이기환 카본블랙을 충전제로 사용한 폴리염화비닐 몰드

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0448818B2 (ja) 1992-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
PL123979B1 (en) Video disk
EP2105277B1 (de) Reinigungsmittel für Vorrichtungen zur Kunststoffverarbeitung oder Kunststoffherstellung, dessen Verwendung, Verfahren zur Herstellung sowie Verfahren zum Reinigen
EP2591903B1 (en) Purging agent and purging method using same
JPS59129244A (ja) 導電性ポリ塩化ビニル系組成物の製造法
DE2810367C2 (de) Informationsspeicherplatte
JPS6318256B2 (ja)
DE60108882T2 (de) Antistatische ionomer-mischung
GB2062531A (en) Video disc processing
JP4192378B2 (ja) 顆粒状造核剤組成物とこれを配合してなるポリオレフィン樹脂組成物
EP0151736B1 (en) High density information records made of conductive resin compositions comprising inorganic powder stabilizers
US3975321A (en) Sound reproduction compositions
EP0010975B1 (en) Gramophone record composition and gramophone records produced therefrom
DE1544697B2 (de) Staubfreie stabilisatoren gleitmittel kombination fuer halogenhaltige polymere
US4436683A (en) Method for fabricating an information signal recorded medium of the electrostatic capacity type
DE3346639A1 (de) Leitende pressmischung und aufzeichnungstraeger
JPH0436352A (ja) 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物
JPS6234257B2 (ja)
DE944398C (de) Verfahren zur Herstellung von Schallplatten, Tonbaendern u. dgl.
DE3414055A1 (de) Aufzeichnungstraeger mit hoher informationsdichte aus einer harzmasse mit besonders behandeltem russ
JP2000256519A (ja) ポリプロピレン系樹脂組成物
DE3414053C2 (ja)
JPH09265837A (ja) ポリ塩化ビニル被覆絶縁電線
JPH0150978B2 (ja)
JPH09501462A (ja) 硬質ビニル重合体のための外部潤滑剤組成物
JP2000351875A (ja) ポリオレフィン樹脂用帯電防止剤組成物