JPS59129179A - 多段式プリンタ - Google Patents

多段式プリンタ

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Publication number
JPS59129179A
JPS59129179A JP331183A JP331183A JPS59129179A JP S59129179 A JPS59129179 A JP S59129179A JP 331183 A JP331183 A JP 331183A JP 331183 A JP331183 A JP 331183A JP S59129179 A JPS59129179 A JP S59129179A
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JP
Japan
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gear
printing
shift
paper
cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP331183A
Other languages
English (en)
Inventor
Fukuo Sugawara
菅原 福雄
Taku Onozato
卓 小野里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP331183A priority Critical patent/JPS59129179A/ja
Publication of JPS59129179A publication Critical patent/JPS59129179A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/54Locking devices applied to printing mechanisms
    • B41J29/58Locking devices applied to printing mechanisms and automatically actuated
    • B41J29/70Interlocks between any two-carriage-moving mechanisms, e.g. character-space, back space, tabulation, carriage return or carriage- release mechanisms

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプリンタに係り、特にシリアルプリンタに関す
るものである。
最近の電卓は多機能化、高級機化すると共に、小型・軽
量化しており、計算結果を印字データとして保存できる
プリンタ付電卓も小型・軽量化することが望まれている
。従って、これに内蔵するプリンタは小型・軽量である
と共に、低消費電力であることが望まれる。又、この種
一般家庭で使用される電子機器に内蔵されるプリンタと
しては。
容易に入手可能で安価な38間幅或いは58+nm幅の
普通紙よりなるロール紙が使用でき、且つ印字データが
鮮明であることから、母形印字式であること゛が望まれ
る上、駆動源が少なく安価であることも期待される。
次に本発明の実施例に係るシリアルプリンタを各項目に
分けて図とともに説明する。最初、プリンタの概略構成
について述べる。
〔概略構成〕
第1図は、プリンタの概略構成図・である。駆動側プー
リ1と従動側プーリ2とが所定の間隔をおいて配置され
、その間に第4図に示すようなエンドレス状の2つの活
字ベル)3a 、3bが上下2段になって掛は渡されて
いる。駆動源となる1つの直流モータ4の回転軸にはウ
オーム5が取り付けられ、モータ4の駆動力は第1アイ
ドルギア6および第2アイドルギア7を介してメインギ
ア8に伝達される。メインギア8からの回転力はスプリ
ングクラッチ(図示せず)を介して前記駆動側プーリ1
に伝達されるようになっており、またメインギア8には
印字・桁上げギア9が噛合できるようになっている。
印字・桁上げギア9には印字・桁上げ軸10の一端が連
結され、この印字・桁上げ軸1oは駆動側ブー1之1と
従動側プーリ2との間に配置されて、活字ベルト3と平
行に延びている。印字−桁上げ軸10にはハンマホルダ
11が軸方向に摺動自在に取り付けられ、それには後述
するようにハンマと桁上げカムとが内蔵・支持されてい
る。ハンマホルダ11にはホルダリターンバネ12の一
端が連結され、バネ12の他端はベースに固定されてお
す、従ってハンマホルダ11はホルダリターンバネ12
の引張力により従動側プーリ2寄りのホームポジション
側に常に弾性付勢されている。
印字・桁上げ軸10の近傍にはそれと平行にラック13
が配置され、後述のようにハンマホルダ11に内蔵され
ている桁上げカムとランク13のラック歯とが噛合でき
るようになっている。ラック13の後方には紙送りロー
ラ14とプラテンを兼ねた平板状のガイド板15が配置
され、用紙16は紙送りローラ14とガイド板15の下
方から送り出されて、前記活字ベルト3の外側近傍に案
内される。17は所定のタイミングになったときにメイ
ンギア8の回転力を駆動側グーリ1から印字・桁上げギ
ア9に切り替えて伝達するための選択レバーで、第1電
磁ソレノイド18によって動作される。20a、20b
は前記活字ベルト3a、3bと対向するように上下2段
に設けられたインクローラで、各活字ベルト3a、3b
の外周側にある活字部21と接触して活字面にインクを
塗布する。上段のインクローラ20aには例えば黒イン
クが、また下段のインクローラ20bには例えば赤イン
クがそれぞれ含浸・保持されて、2色印字が可能になっ
ている。
このプリンタの一連の基本的動作は、活字選択動作と、
印字・桁上げ動作と、ハンマホルダリターン動作と、紙
送り動作とからなっており、これらの各動作がシーケン
シャルに繰り返されることにより多数行のプリントがな
される。前述の各動作ならびにそれに関連した機構につ
いては順次説明していくが、その前に活字ベルト3の構
成について説明する。
〔活字ベルトの構成〕
活字ベルト3a、3bはともに第3図に示すようにエン
ドレス状になっており、外周側に所定のピッチで多数の
活字部21が周方向に沿って個々に設けられ、内周側に
は周方向に沿って所定のピッチで多数のベルト歯部22
が設けられている。
個々の活字部21とベルトm部22は互に対になるよう
に、すなわち両者とも同一のピッチで設けられており、
活字部21(ベルト歯部22)と隣の活字部21(ベル
ト歯部22)との間は薄肉の連結部23で互に連結され
ている。これら活字部21、ベルト歯部22.連結部2
3は例えば合成ゴムや低重合度の合成樹脂などで成形さ
れて、活字ベルト3全体として適度の可撓性、伸縮性な
らびに弾性を有している。
第3図に示すように活字ベルト3は同一の活字配列をも
つ2組の活字群からなり、1組の活字群は記号群(MG
)と数字群(FG)と数字群(FG)とから構成されて
いる。記号群(MG)にはr+J 、 「−J 、 [
×Jなど13種類の記号、活字部が設けられている。数
字群(FG)にはそれぞれ「0」から「9」までの10
種類の数字活字部が同一配列で設けられている。従って
1組の活字群には合計33文字の活字部21があり、活
字ベルト全体としては66個の活字部21が設けられて
いる。このように使用頻度の高い数字群(FG)を複数
設けることにより、活字選択のロスタイムを可及的に短
縮することができる。
第4図に示すように、活字ベル)3aと活字ベル)3b
の活字配列状態は全く同じになっている。
先に説明したように活字ベルト3は駆動側プーリ1と従
動側プーリ2との間に掛は渡され、活字ベルト3の内周
側に設けられたベルト歯部22が駆動側グーリ1ならび
に従動側プーリ2のプーリ歯部24(第2図参照)とそ
れぞれ噛合して、スリップがなく確実に活字ベルト30
回転が行なわれる。第1図に示すように駆動側グーリ1
は同図において反時計回り方向(矢印B方向)に回転さ
れ、活字ベルト3は矢印入方向に回転して用紙16と対
向する側の従動側プーリ2と駆動側プーリ1との間が張
り側となる。このようなことから、活字ベルト3の用紙
16と対向する側は゛たるみがなく、多少振動しても用
紙16の送り方向に沿つて大きく振れることがない。そ
のため印字したときの印字位置の精度が高(、しかもプ
リンタの小型化にともなって活字ベルト3と用紙16と
の間隔が狭くなっても不意に活字部21が用紙16に接
触することがない。次に活字選択機構について説明する
〔活字選択機構〕
最初、活字ベルト3の駆動機構について説明する。前述
のようにモータ4の駆動力はウオーム5、第1アイドル
ギア6ならびに第2アイドルギア7を介してメインギア
8に伝達される。さらにメインギア8の駆動力を駆動側
グーりに伝達したり、あるいはその駆動伝達を遮断した
りするため、メインギア8と駆動側プーリ1との間には
公知のスプリングクラッチ(図示せず)が介在されてい
る。
メインギア8の下にはコード円板25(第2図参照)が
同軸上に配置され、結局駆動側プーリ1と同期回転する
ようになっている。メインギア8はかさ歯車の形状をし
ており、印字・桁上げギア9と噛合できるようになって
いる。
前記スプリングクラッチを動力伝達可能な状態(ON)
にして、メインギア8から駆動側グーリ1へ動力伝達を
行なったり、あるいはスプリングクラッチを動力伝達不
可能な状態(OFF)にして、駆動側プーリ1の回転を
停止し、その代りメインギア8の駆動力を印字・桁上げ
ギア9に伝達してそれを回転するなどの動力伝達の切換
えを行なうのが選択レバー17である。この選択レバー
17の操作でスプリングクラッチをONにして、駆動側
プーリ1を第1図に示すように矢印B方向に回転すれば
、それに従って活字ベルト3が矢印A方向に移送されろ
う 前記コード円板25の下面には図示していないが駆動側
プーリ1の回転角、換言すれば活字ベルト3の移動量を
検知するための所定のパターン形状を有する導電パター
ンが形成されている。さらにこの導電パターンには、セ
ット接片とリセット接片とコモン接片とから構成される
複数本の接片群が弾接されている。これら接片群は、リ
ード線により制御部(図示せず)に接続されている。
コード円板25の上部にはコード板歯部26が設けられ
、それとセ/す歯車27の平歯車部28とが噛合してい
る。この平歯車部28の上には、第5図に示すようにそ
れの歯先円直径と等しい直径の円板部29が設けられ、
平歯車部28から円板部29にかけてそれら円周上の一
個所にトリガー溝部30が形成されているっ 前記コード円板25におけるコード板歯部26の歯数は
、駆動側プーリ1におけるグーり歯部24の歯数と等し
くなっている。また、センサ歯車27における平歯車部
28の歯数は、活字ベルト3における1組の活字群(記
号群十数字群+数字群)の活字総数と等しくなっている
。従ってセンサ歯車27が1回転する間に活字ベルト3
が丁度半回転することになる。
センサ歯車27の隣には制御歯車33が配置されており
、これの形状について第6図とともに説明する。同図(
イ)は一部を断面にした制御歯車33の正面図、同図(
ロ)は制御歯車33の底面図、同図(ハ)は第6図(イ
)のハーバ線上断面図、同図に)は第6図ビ)の二−二
線上断面図、同図(ホ)は第6図ビ)のホーホ線上断面
図、同図(へ)は第6図(イ)のへ−へ線上断面図、同
図(ト)は紙送りカム部の展開図である。
制御歯車33の最上部には周方向に一つの歯部34を有
する一歯車35が設けてあり、その下には欠歯部37を
有する平歯車部38が形成され、この平歯車部38は前
記センサ歯車27の平歯車部28と噛合できるようにな
っている。平歯車部38の下には円筒部39があり、さ
らにその下には外周部に扇形の係止突部40が1つ外側
に向いて突設されている。この係止突部40には、回動
レバー46の右側爪部47が係合するようになっている
。係止突部40の下には、周方向に沿って螺旋状に延び
た紙送りカム部41が設けられ、第6図(ロ)に示すよ
うに紙送りカム部41の始端41aと終端41bとの間
には欠歯部41cが形成されている。制御歯車33の中
央部には非円形の嵌入孔31が突設され、また下面で中
央より若干ずれた位置にバネ掛はビン32が下方へ向け
て突設されている。バネ掛はビン32には引張バネ(図
示せず)の一端が掛けられ、このバネにより制御歯車3
3は常に一方向に回動付勢されている。
制御歯車33の上方にはリセ7 ト&43が配置され、
それの下面中央には前記制御歯車33の嵌入孔36と同
形状の連結軸44が垂下しており、この連結軸44を制
御歯車33の嵌入孔36に強嵌合することにより、リセ
ット板43は制御歯車33と一緒に回転するようになる
。リセット板43の上面には、外周部近くに1つの突部
45が設けられ、また外周部には係止部19と切除部4
2がそれぞれ所定位置に形成されている。
活字選択するために、最初、活字ベルト30基準位置を
検出する必要がある。この実施例の場合、回動レバー4
6の右側爪部47が制御歯車33の係止突部40から外
れた直後に、活字ベルト3における第2番目の数字群(
FG)の「6」の活字部21がホームポ・ジションにあ
るー・ンマ(後述)と対応した位置が、活字ベルト30
基準位置となるように構成されている。このように活字
ベルト3が基準位置にあるとき、ノ・ンマと対応してい
る活字部21からの各活字部21の距離が予め分かつて
いるから、基準位置検出後に活字ベルト3の移動量、換
言すれば駆動側プーリ1の回転角をコード円板25かも
のパルス信号をカウントすることにより、制御部から指
令された゛活字部21がノ1ンマと対応する位置まで活
字ベルト3を回動させることができる。なお、桁上げに
よってノ・ンマの位置が順次変化するから、そのハンマ
の移動量を加味して前述のパルス信号をカウントするこ
とにより、所望の活字選択がなされる。次に印字・桁上
げ機構について説明する。
〔印字・桁上げ機構〕
印字・桁上げ軸10にはノ・ンマホルダ11がそれの軸
方向に摺動自在に保持され、このノ・ンマホルダ11は
第7図に示すような形状をしている。
第7図ビ)はハンマホルダ11の側面図、同図(ロ)は
ハンマホルダ11の背面図、同図e→は第7図イ)のハ
ーバ線上断面図である。両側板の所定位置に印字・桁上
げ軸10が自由に回転できる挿通穴49゜49が形成さ
れ、それの上方内側にはノ・ンマ載置部が後方から前方
に向けて水平に延びており、一方の側板の下部にはバネ
掛は突部51が突設されている。ハンマホルダ11の前
方両側には隔壁部53が立設され、それらの間には1つ
の活字部21が突出可能な大きさの突出口54が設けら
れている。
このハンマホルダ11の前記ノ・ンマ載置部に、第8図
に示すノ・ンマ55が前後進可能に載置される。ハンマ
55は、押出体48と、その押出体48に配置されたベ
ルト抑圧体50とから構成されている。押出体48の前
面には上下方向に貫通したアリ溝52が形成され、一方
、ベルト押圧体50の押出体48と接合する側にはアリ
溝52に嵌入される突条56が設けられている。従って
この突条56を押出体48のアリ溝52に挿入すること
により、ベルト押圧体50は押出体48と一緒に前後進
するとともに、押出体48に対して上下動することがで
きる。ベルト抑圧体50の側面にはバネ掛はビン57が
突設され、図示していないがこのバネ掛はビン57と前
記ノ・ンマホルダ11のバネ掛は突部51との間には引
張バネが張架される。従ってとの引張バネの弾性により
、ノ1ンマ55(押出体48とベルト押圧体50)は常
に活字ベルト3から離れる方向に付勢されているととも
に、ベルト押圧体50は押出体48に対して下方向に常
に付勢されている。なお、活字ベルト3はハンマホルダ
11の隔壁部53の内側を通るようになっている。
ハンマホルダ11のハンマ載置部の下方には、印字・桁
上げ軸10とスプライン結合される桁上げカム60が内
蔵されている。このカム60は、第9図(イ)に示すよ
うに中心部から外周に向けて一方向に延びたハンマ駆動
部61と、外周部に1条の突条62を有する桁上げカム
部63と、惰円形をしたラック復帰用のラック回動部6
4とから構成されている。前記ハンマ駆動部61は、回
転によりハンマ55に設けられた受部65と当接するよ
うになっている1、第9図(ロ)は、前記桁上げカム部
63のカム面展開図である。前記突条62は、周方向の
約半分の部分にわたって設けられた周方向に延びる円周
状突条62aと、周方向の残りの約半分の部分にわたっ
て設けられた螺旋状に延びる螺旋状突条62bとからな
り、これら突条62a、62bは連続している。この突
条62は、ラック13の一方の側面に等間隔に設けられ
たラック歯66(第2図参照)と噛み合うようになって
いる。
前記ランク回動部64は、第10図に示すように回転に
よりラック13の端部(ホームポジション側)に設けら
れた復帰レバ一部67に突き当たるようになっている。
ラック13は印字・桁上げ軸10の近傍にそれと平行に
かつ所定角度回動可能に配置され、これの回動によりラ
ック歯66が桁上げカム60の突条62と噛合したり、
あるいは噛合が解除されたりする。ラック13の復帰レ
バ一部67が設けられていない側の端部には、回転止め
爪部68と倒し用切欠部69(第12図診照)とが形成
されている。回転止め爪部68ならびに例し用切欠部6
9は、第11図ならびに第12図に示すようにリセット
板43の突部45と係合するようになっている。
第2図に示すように印字・桁上げギア9の一方の側面に
は惰円形をしたレバー押出しカム部70が設けられ、こ
れはギアクラッチレバ−71の立壁部72の後端面72
aと常に弾接されている。
従って印字・桁上げギア9(レバー押出しカム部70)
が矢印C方向に1回転することにより、ギアクラッチレ
バ−71は矢印り方向に1回往復動する。またギアクラ
ッチレバ−71には第14図に示すようにリセット角部
73が設けられ、これは第13図に示すようにリセット
板43の突起45と当接するようになっている。
ハンマホルダ11がホルダリターンバネ12(第1図参
照)によって引っ張られてホームポジションにあるとき
、前項の〔活字選択機構〕の項で説明したように活字ベ
ルト30基準位置検出が行なわれる。このときラック1
3は第10図ビ)に示すように倒れており、ラック歯6
6は桁上げカム60の突条62とは噛み合つ℃いない。
また、制御歯車33に付設されたバネ(図示せず)によ
りリセット板43は矢印E方向に回動付勢されているが
、第11図(イ)に示すように2ツク13が倒れて、そ
れの回転止め爪部68がリセット板43の突起45を係
止しているから、リセット板43ならびにそれと連結さ
れている制御歯車330回転止めがなされている。
第15図(イ)〜(ホ)は各状態におけるセンサ歯車と
制御歯車と回動レバーとの係合関係を示す図で、基準位
置を検出しているときは同図ビ)に示すように制御歯車
33の欠歯部37がセンサ歯車27の平歯車部28と対
向して、両者は噛み合っていない状態になっている。さ
らにこのとき回動レバー46の右側爪部47は係止突部
40と係合している。
引き続きセンチ歯車27が矢印F方向に回転し、それに
ともなって第15図(ロ)に示すように回動レバー46
が矢印G方向に回動して、それの右側爪部47が制御歯
車33の係止突部40から外れる。
しかし、第11図(イ)に示すように回転止め爪部68
によって回転止めされているから、制御歯車33ならび
にリセット板43は回転しないでそのままの状態にある
。従って第13図ビ)に示す如くリセット板43は停止
したままの状態でギアクラッチレバ−71だけが矢印り
方向に往復動する。
このようにしてセンサ歯車270回転により基準位置が
検出され、基準位置の検出後に今度は活字選択がなされ
る。なお、活字選択については前項の〔、活字選択機構
〕の項で説明したので、ここでは説明を省略する。なお
、基準位置を検出した直後、回動レバー46が矢印G方
向と反対の方向に回動し、右側爪部47が再び制御歯車
33の係止突部40と係合する。
最下行(ホームボジシ冒ン)での活字選択がなされると
、引き続き印字動作が行なわれる。
第16図ヒ)、(ロ)は印字動作を説明するための図で
、第16図ビ)は印字前の状態を、同図(ロ)は印字し
た状態をそれぞれ示す図である。印字前の状態では第1
6図(イ)に示すように、引張りバネによってハンマ5
5は後方へ引き寄せられており、図示しないストッパー
によって位置決めされている。
従って活字ベルト3(活字部21)はノ・ンマホルダ1
1の隔壁部53とハンマ55のベルト押圧体50との間
にあって、ベルト押圧体50とは若干離れている。また
ハンマ駆動部61は下方に向いており、ハンマ55の受
部65とは接していない。
印字・桁上げ軸10はメインギア8からの駆動伝達で矢
印C方向に1回転する訳であるが、前の半周でラック1
3の復帰動作と印字動作が後の半周で桁上げ動作が連続
して行なわれるようになっている。すなわち印字・桁上
げ軸10が矢印C方向に回転すると、それにスプライン
結合されている桁上げカム60も一体回転する。第10
図(イ)。
(ロ)に示すようにこの桁上げカム60の矢印■(方向
の回転初期に、ランク回動部64で復帰レバ一部67を
矢印1方向にけり上げ、それによってラック13が復帰
して、同図(ロ)に示すようにラック歯66と突条62
とが噛合する。この最初の半周では円周状突条62a〔
第9図(ロ)参照〕がラック歯66と噛み合っているか
ら、桁上げカム60(・・ンマホルダ11やハンマ55
なども一緒)の移送はなく、その場で半周しているだけ
である。この桁上げカム600半周でハンマ駆動部61
は第16図(ロ)に示すようにハンマ55の受部65に
当接し、引きtm <−・ンマ駆動部61の回動で・・
ンマ55は引張りバネの弾性に抗して前方に押し出され
る。選択されて用紙16と対向している上側活字ベル)
3aの活字部21は、ハンマ55の押し出しによりそれ
の突出口54〔第7図e号参照〕から前方へ突出して用
紙16に押し付けられて所望の印字がなされる。なお、
第7図r→に示すように突出口540両側には隔壁部5
3がそれぞれ設けられているから、サイドプリントなど
の不要なプリントはなされない。桁上げカム600回転
にともないハンマ駆動部61が第16図(ロ)に示すよ
うに真横の位置から上側に移動することにより、ハンマ
55は引張りバネにより後方へ引き寄せられ、ハンマ5
5は活字ベルト3から離れる。
引き続いて桁上げカム60が回転すると、今度は螺旋状
突条62b〔第9図(ロ)参照〕がラック歯66と噛み
合い、回転にともないノ\ンマリターンバネ120弾性
に抗してノーンマホルダ11./1/マ55、桁上げカ
ム60などが1桁相当分だけ上桁方向(第1図において
左側)へ移動して桁上げがなされる。
説明が前後するが、前述のようにラック13が復帰する
ことにより、第11図(ロ)に示すようにランク130
回転止め爪部68が突起45から離れる。そのため制御
歯車33ならびにリセット板430回転を阻止している
のは回動レノ<−46のみとなる。そして第15図(ロ
)に示すように回動レバー46が矢印G方向に回動して
、右側爪部47と制御歯車33の係止突部40との係合
が外れると、第15図(ハ)に示すように制御歯車33
はノくネ掛ビン32〔第6図(ロ)参照〕に引っ掛けて
いる引張バネ(図示せず)の付勢力により矢印J方向に
若干回動して、−歯車部35の歯部34がセンサ歯車2
7における円板部29の外周面に摺接する。
この第15図(ハ)の状態を紙送りセットの状態と呼ぶ
。このときリセット板43の突起45は、第13図(ロ
)K示す位置にある。
紙送りセット後、30文字分の活字ベルト3の移送中に
1度でも印字動作が行なわれれば、第13図(ロ)に示
すようにギアクラッチレバ−11のD方向の往′動でリ
セット板4つは矢印に方向に回動して、突起45は同図
ビ)の位置まで押し戻される。回動レバー46の右側爪
部47は制御歯車33における係止突部40〔第6図(
へ)参照〕以外の外周面に弾接されているから、前述の
リセット板43の押し戻しにより第15図に)に示すよ
うに回動レバー46の右側爪部47が制御歯車33の係
止突部40と再び係合し、センサ歯車27のトリガー溝
部30が歯部34の下を通過しても噛み合わず、紙送り
動作は行なわれない。
このように活字選択、印字動作2桁上げ動作。
紙送りセット動作ならびにそれのリセット動作が順次繰
り返されて一行分のプリントがなされる。
次に動作としてはハンマホルダリターン・紙送り動作に
移る訳であるが、その前にハンマ55のシフト機構につ
いて説明する。
〔ハンマシフト機構〕
第1図に示すように、メインギア8には第3アイドルギ
ア7.4を介してシフトギア75が配置されている。第
17図はシフトギア75を説明するための図で、同図何
)はシフトギア75の平面図、同図(ロ)は第17図(
イ)のローロ線上断面図、同図(ハ)は第17図(ロ)
のノ・−ノ・線上断面図、同図に)は第17図(ロ)の
二−二線上断面図、同図(ホ)は第17図(ロ)のホー
ホ線上断面図、同図(へ)はシフトギアカム面の展開図
である。
同図(イ)、(ロ)に示すようにシフトギア75の上面
にはバネ掛は突起76が突設され、これに引張バネ(図
示せず)の一端を引っ掛けることにより、このバネの弾
性でシフトギア75が所定方向に弾性付勢される。シフ
トギア75の上面はカム面77になっており、上位置フ
ラットカム面77aと、降下傾斜カム面77bと、下位
置フラットカム面77cと、上昇傾斜カム面77dとか
らなり、これら各カム面77azdが周方向に連続して
形成されている。第17図(−() 、(へ)から明ら
かなように上位置フラットカム面77aは他のカム面7
7b〜dよりも最も広範囲にとられており、また、降下
傾斜カム面77bの傾斜角は上昇傾斜カム面77dの傾
斜角よりも緩やかに設計されている。
カム面77の下方には、第17図(ハ)に示すように一
部に欠歯部78を有する平歯車部79が設けられ、さら
にその下方には一歯車部80〔第17図に)参照〕が形
成されている。この−両軍部80の下方には、同図(ホ
)に示すように周方向に1つの係止突部81が設けられ
、これは回動レバー46の左側爪部82と係合可能にな
っている。この回動レバー46の回動制御は、第2電磁
ソレノイド83によってなされる。
このシフトギア750回転により、第1シフトカムギア
84ならびに第277トカムギア85(ともに第2図、
第18図、第19図参照)が所定角度回動するようにな
っている。第1シフトカムギア84は扇形をしており、
基部に支軸86が突設され、外周部に弧状歯部87が形
成され、さらに支軸86と弧状歯部87の中間位置にピ
ン88が側面からシフトギア75に向けて突設されて、
カム面77と接している。前記第2シフトカムギア85
も扇形をしており、基部には小判形の貫通穴89が穿設
され、外周部には前記第1シフトカムギア84の弧状歯
部87と噛合する弧状歯部90が形成されている。この
第2シフトカムギア850貫通穴89には、第2図に示
すようにシフトカム91の一端91aが強嵌合されて、
第2シフトカムギア85とシフトカム91が一体回転す
るようになっている。シフトカム91は第20図に示す
ように長手方向に沿ってシフトカム部92が設けられ、
それの長さはプリントされる1行分の幅とほぼ同寸かあ
るいはそれより若干長く設計されている。
第20図(ハ)はシフトカム部92のカム面展開図で、
側面形状がほぼ半円状になっており、シフトカム部92
の付根部にあたるσの位置から120゜までの範囲では
カム面が緩やかに径方向外側へ突出するような局面を有
し、120°から140°の範囲では展開図でフラット
になるような周面になつている。第18図および第19
図に示すように、シフトカム部92のカム面にベルト抑
圧体50の下端が当接し、前にも述べたようにベルト押
圧体50は引張バネによって常に下方へ弾性付勢されて
いる。
第18図は、下側活字ベル)3bが選択されてベルト押
圧体50がその下側活字ベル)3bと対向している状態
を示しており、通常この下側活字ベル)3bを用いて印
字がなされる。このとき、第17図09に示すように係
止突部81に回動レバー46の左側爪部82が係合して
いる。従って前にも述べたようにシフトギア75は引張
ばねによって一方向に回動付勢されているが、前述の係
止突部81と左側爪部82との係合でシフトギア75は
回転止めされている。この回転止めされた状態で、シフ
トギア75の欠歯部78〔第17図p−+参照〕が第3
アイドルギア74(第1図参照)と対向しており、従っ
て第3アイドルギア74とシフブトギア75は噛合して
おらず1、第3アイドルギア74からの動力伝達は不可
能な状態になっており、シフトギア75は静止している
そして第18図に示すように、第1シフトカムギア84
のピン88はシフトギア75の下位置フラットカム面7
7C上にある。また、シフトカム91のシフトカム部9
2の先端部側が下方を向いており、ベルト押圧体50の
下端がシフトカム部92の付根部付近に載置されて、ベ
ルト抑圧体50が下側活字ベルト3bと対向している。
上側活字ベルト3aが選択され、それを用いて印字を行
なう場合、印字動作に先立ってハンマ55のシフト動作
が行なわれる。すなわち、制御部からのシフト信号に基
いて第2電磁ソレノイド83が励磁され、それにより回
動レバー46が引張バネの弾性に抗して回動し、それの
左側爪部82が係止突部81から外れる。この係止解除
でシフトギア75がバネの引張力で回動し、それの平歯
車部79が第3アイドル74と噛合する。第3アイドル
ギア74はメインギア8からの動力伝達によって回転し
ているから、それと噛み合うことによりシフトギア75
が回転する。
第1シフトカム84は引張ノくネによって下方へ引っ張
られ、それによりピン88がシフトギア75のカム面7
7に弾接しているから、シフトギア750回転にともな
いピン88は第19図に示すように上昇傾斜カム面77
d上を摺接して上位置フラットカム面77aに至る。こ
のようにピン88の摺接相手が下位置フラットカム面7
7Cから上位置フラットカム面7jaに変わることによ
り、下位置フラットカム面77Cと上位置フラットカム
面77aの落差外だけ、第1シフトカムギア84は支軸
86を中心にして時計回り方向に回動する。この回動に
ともない第2シフトカムギア85はシフトカム91と一
緒に反時計回り方向に回動し、その動作でベルト押圧体
50は押し上げられて上側活字ベル)3aと対向するこ
とになる(第19図参照)。
このように第2電磁ソレノイド83をオン、オフさせて
シフトギア750回転あるいは停止を行ない、第1シフ
トカムギア84.第2シフトカムギア85ならびにシフ
トカム91を介してベルト抑圧体50を上側あるいは下
側ヘシフトさせるようになっている。次にノ・ンマホル
ダリターンを紙送り機構について説明する。
〔ハンマホルダリターン−紙送り機構〕前述のように一
行分のプリントが終了すると、ハンマホルダ11を再び
ホームポジションに帰すとともに、−行分に相当する量
だけ紙送りを行なって次の行のプリントに備える必要が
ある。
第2図に示すように前記制御歯車33における紙送りカ
ム部41は、中間歯車58と噛合するようになっている
。この中間歯車58の連結軸59は紙送りローラ14の
中心軸穴14aに圧入され、紙送りローラ14と一体回
転されるようになっている。
第21図は、紙送りカム部41と中間歯車58との対向
状態を示す説明図である。この図に示すように紙送り動
作がなされる前の状態では、中間歯車58は紙送りカム
部41の欠歯部41Cと対向しており、中間歯車58(
紙送りロー214)への動力伝達が不可能な状態になっ
ている。
前にも述べたようにギアクラッチレバ−71の一部は印
字・桁上げ軸10のレバー押出しカム部70と対向して
いるとともに、他の一部はリセット板43の外周部とも
対向している。すなわち、第14図に示すようにギアク
ラッチレバ−71の右側端に、第1突部93と第2突部
94が並んで設けられ、第22図ないし第25図に示す
如く第1突部93はリセット板43の係止部19と、第
2突部94は切除部42とそれぞれ対向している。
第22図は、下側活字ベル)3bが選択されて印字前の
状態を示している。この場合、第1電磁ソレノイド18
ならびに第2電磁ソレノイド83には通電されておらず
、従ってギアクラッチレバ−71の第1突部93ならび
に第2突部94はリセット板43の係止部19ならびに
切除部42から離れている。また、回動レバー46は引
張バネ95の引張力により回動付勢されて、それの右側
爪部47が制御歯車33の係止突部40と係合し、左側
爪部82がシフトギア75の係止突部81と係合してお
り、制御歯車33ならびにシフトギア75はともに回転
しない。
第23図は、下側活字ベル)3bが選択されて印字動作
中の状態を示している。この場合、第1電磁ソレノイド
18がオンし、それにより選択レバー17(第1図参照
)が回動して、メインギア8と印字・桁上げギア9とが
噛合する。そして印字・桁上げギア9を介して印字・桁
上げ軸10が矢印C方向へ回転し、前述のように印字2
桁上げ動作がなされる。また、印字・桁上げ軸10が回
転することにより、レバー押出しカム部70(第2図参
照)でギアクラッチレバ−71が押し出され、それの第
1突部93がリセット板43の係止部19と係合する。
一方、第2電磁ソレノイド83はオフの状態にあるから
、回動レバー46の右側爪部47が制御歯車33の係止
突部40に、左側爪部82がシフトギア75の係止突部
81に、それぞれ係止している。従って制御歯車33は
回転せず紙送り動作はなされない。
第24図は、上側活字ベルト’3 aが選択されて印字
動作中の状態を示している。この場合、第1電磁ソレノ
イド18がオンされ、それに基いて前述のように印字・
桁上げ軸10が回転する。それとともにギアクラッチレ
バ−71が押し出され、それの第1突部93が係止部1
9と係合する。
前述の第1亀磁ソレノイド18がオンして、第1突部9
3と係止部19とが係合したのち、第2電磁ンレノイド
83がオンするタイミングになつ−〔いる。この第2電
磁ソレノイド83がオンすると、引張バネ950弾性に
抗して回動レバー46が回動し、それの右側爪部47と
係止突部40との係合、ならびに左側爪部82と係止突
部81との係合がともに解除される。この解除でシフト
ギア75が回転して、ハンマ55のシフト動作がなされ
、第19図に示すようにベルト抑圧体50が上側活字ベ
ル)3aと対向し、前述の印字・桁上げ軸100回転に
ともなって印字2桁上げ動作がなされる。
このように第1電磁ンレノイド18をオンしたのちに第
2電磁ンレノイド83をオンすれば、右側爪部47と係
止突部40との係合が解除される前に、第1突部93と
係止部19とを係合することができ、従って制御歯車3
3は回転せず、紙送り動作はなされない。
第25図は、紙送り動作を示している。この場合、第1
電磁ンレノイド18はオフしており、従ってギアクラッ
チレバ−71の第1突部93ならびに第2突部94は、
リセット板43の係止部19ならびに切除部42から離
れている。この状態で第2電磁ンレノイド83の方がオ
ンし、回動レバー46が回動する。この動作で右側爪部
47と係止突部40との係合、ならびに左側爪部82六
係止突部81との係合がそれぞれ解除され、制御ギア3
3ならびにシフトギア75は回転可能な状態になる。
制御歯車33がフリーな状態になると、それに掛けられ
ている引張バネ(図示せず)の弾性付勢により、第15
図(ホ)に示すようにセンサ歯車27のトリガー溝部3
4に制御歯車33の一歯歯部34が嵌入される。引き続
いてセンサ歯車27の回転で今度はセンサ歯車27の平
歯車部28と制御歯車33の平歯車部38が噛み合い、
制御歯車33とリセット板43が一回転される。
制御歯車33が回転する前の状態、すなわち紙送り動作
以外の状態のときには、第21図に示すように中間歯車
58は紙送りカム部41の欠歯部41cと対向している
。そのため紙送り動作以外のときは、中間歯車58およ
び紙送りローラ14は自由に回転することができ、用紙
16の着脱が伺んら支障なく行なわれ、制御歯車33の
位置ずれも生じない。
中間歯車58が制御歯車330紙送りカム部41と常に
噛合した状態になっておれば、次のような弊害を生じる
。すなわち、用紙16を紙送りロー214?C装着した
り、用紙16を紙送りローラ14から外したり、あるい
は紙送りロー214に装着されている用紙16を所定の
長さだけ引き出すとき、紙送りローラ14ならびに中間
歯車58を介して制御歯車33が若干回動する。この回
動でバネによって付勢された制御歯車33の動作が不安
定になる。また、紙送りロー214に制動がかかった状
態になっているから用紙16の取扱いも難しい。
前述のように紙送りカム部41に中間歯車58と非噛合
状態になる欠歯部41cを設けておけば、用紙16の取
扱い時に紙送りローラ14や中間歯車58が回動しても
制御歯車33が位置ずれすることがなく、動作の安定性
が図れる。
欠歯部41cは中間歯車58の歯部が十分に収容できる
大きさに設計されており、欠歯部41cの開き角度θ(
第21図参照)は約60度が適当である。    ′ センサ歯車27と制御歯車33とが噛合して制御歯車3
3が第21図に示すように矢印J方向に回転すると、制
御歯車33の螺旋状歯部41が中間歯車58の歯部と噛
合する。中間歯車58の回転力は紙送りロー214に伝
達され、それの回転で用紙16が一行分に相当する量だ
け送られる。
この紙送り動作中、すなわち第13図(ハ)に示すよう
にリセット板43の突起45が約半周回転したところで
、第12図ビ)に示すようにその突起45がシック13
に設げられたテーノく状の倒し用切欠部69の下に入り
込む。さらにリセット板43カー矢印E方向に回転する
と、ラック13のラック歯66と反対側の方が突起45
の入り込みによって押し上げられ、ラック13が矢印り
方向に旬]される。このようにしてラック13が倒され
ると、ラック歯66と桁上げカム60の突条62との係
合が外れ、ノ・ンマ55ならびに桁上げカム60を内蔵
したハンマホルダ11はホルダリターンノくネ12の引
張力によってホームポジションまで1ノターンされる。
制御歯車33が一回転すると第15図(イ)に示すよう
にそれの係止突部40が回動レノく−46の右側爪部4
7と係合し、欠歯部37がセンサ歯車27と対向し、ま
た第11図ビ)に示すようにリセット板43の突起45
は倒されたランク130回転止め爪部68に係止されて
、次の行のプリントに備えられる。
第26図は、直流モータ4からの動力伝達系統を示すフ
ローチャートである。図に示すように活字ベルト3の駆
動は、第1電磁ツレ′ノイド18のオン、オフ制御によ
って駆動側プーリ2などを介して行なわれる。桁上げカ
ム600回転は、第1電磁ソレノイド18のオン、オフ
制御によって印字・桁上げギア9などを介して行なわれ
る。紙送りローラ14の回転は、第1K磁ソレノイド1
8ならびに第2電磁ソレノイド830オン、オフ制御に
よって制御歯車33などを介して行なわれる。
また、ノ\ンマ55のシフト動作は、第2電磁ソレノイ
ド830オン、オフ制御によりシフトギア75などを介
して行なわれるようになっている。
第27図は、活字ベルト3の変形例を示す斜視図である
。この変形例では活字ベルト3が幅広のベルトで作られ
、それの外周に上下2段にわたって活字部21が形成さ
れている。この場合も下側の活字部21に例えば黒色の
インクを、上側の活字部21に例えば赤色のインクを、
それぞれ別個に塗布するようにすれば上下の活字選択に
より2色印字が可能である。
本発明は前述のように、所定方向に送られる印字用紙と
、その印字用紙を送るための紙送り手段と、印字用紙の
紙送り方向に沿って複数段に配列された複数の活字体よ
りなる活字体群と、その活字体群の段方向に沿って移動
可能で活字体群から選択された1つの活字体を前記印字
用紙側に押し出して所望の印字を行なうハンマ体と、そ
のノ・ンマ体を活字体群の段方向に沿ってシフトさせる
シフト手段と、前記ハンマ体の桁上げ・印字動作を行な
う桁上げ・印字手段とを備えたものにおいて、前記シフ
ト手段のオン、オフ動作ならびに桁上げ・印字手段のオ
ン、オフ動作に関連ずけて紙送り動作の停止ならびに開
始を行なう係止手段を前記紙送り手段に付設せしめ、前
記桁上げ・印字手段をオンして桁上げ・印字動作を行な
っている間はシフト手段のオン、オフに関係なく前記係
止手段により紙送り動作を停止しておき、桁上げ・印字
手段をオフしてシフト手段をオンすることにより係止手
段による係止状態を解除して紙送り手段で所定量の紙送
り動作を行なうような構成になっていこのような構成を
とることにより、桁上げ・印字動作中に紙送りが行なわ
れることなく、信頼性の高い多段式プリンタを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図はすべて本発明の実施例に係るプリンタを説明するだ
めのもので、第1図はプリンタの概略構成図、第2図は
そのプリンタの要部分解斜視図。 第3図は活字ベルトの活字配列を示す説明図、第4図は
上下活字ベルトの斜初1図、第5図はセンサ歯車の底面
図、第6図(イ)は制御歯車の一部を断面にした正面図
、第6図(ロ)は制御歯車の底面図、第6図(ハ)は第
6図(イ)、のハーバ線上断面図、第6図に)は第6図
(()の二−二線上断面図、第6図(ホ)は第6図(イ
)のホーホ線上断面図、第6図(へ)は第6図(イ)の
へ−へ線上断面図、第6図(ト)は制御歯車における紙
送りカム部の展開図、第7図(イ)はハンマホルダの側
面図、第7図(ロ)はハンマホルダの背面図、第7図ヒ
→は第7図(イ)のハーバ線上断面図、第8図はハンマ
の斜視図、第9図(イ)は桁上げカムの斜視図。 第9図(ロ)は桁上げカム部のカム面展開図、第10図
(イj、(ロ)はラック復帰動作を説明するための説明
図、第11図(イ)、(ロ)はラックによるリセット板
の回転止め動作を説明するための説明図、第12図G)
、(ロ)はラックの倒し動作を説明するための説明図、
第13図(イ)、(ロ)、P→はギアクラッチレバ−と
リセット板の係合関係を示す説明図、第14図はギアフ
ランチレバーの斜視図、第15図(イ)、仲)、(ハ)
、に)、(ホ)は、各状態におけるセンサ歯車と制御歯
車と第1回動レバーとの係合関係を示す説明図、第16
図(イ)、(ロ)は印字動作を説明するための要部側面
図、第17図(イ)はシフトギアの平面図、第17図(
ロ)は第17図ピ)のローロ線上断面図、第17図(ハ
)は8g17図(ロ)のハーバ線上断面図、第17図に
)は第17図(ロ)の二−二線上断面図、第17図(ホ
)は第17図(ロ)のホーホ線上断面図、第17図(へ
)はシフトギアカム面の展開図、第18図および第19
図は活字ベルトのシフト機構を示す説明図、第20図(
イ)、(ロ)はシフトカムの正面図ならびに左側面図、
第20図t=iはシフトカム部のカム面展開図、第21
図は紙送りカム部と中間歯車の対向状態を示す説明図、
第22図、第23図、第24図および第25図はそれぞ
れシフトギアと回動レバーと制御歯車・リセット板とギ
アクラッチレバ−との係合関係を示す説明図、第26図
は直流モータからの動力伝達系統を示すフローチャート
、第27図は活字ベルトの変形例を示す斜視図である。 3.3a、3b・・・・・・活字ベルト、9・・・・・
・印字・桁上げギア、13・・・・・・ラック、14・
・・・・・紙送りローラ、16・・・・・・用紙、18
・・・・・・第1電磁ソレノイド、19・・・・・・係
止部、21・・・・・・活字部、27・・・・・・セン
サ歯車、33・・・・・・制御歯車、40・・・・・・
係止突部、41・・・・・・紙送りカム部、43・・・
・・・リセット板、46・・・・・・回動レバー、47
・・・・・・右側爪部、48・・・・・・押出体、50
・・・・・・ベルト押圧体、55・・・・・・ハンマ、
60・・・・・・桁上げカム、61・・・・・・ハンマ
駆動部、63・・・・・・桁上げカム部、70・・・・
・・レバー押出しカム部、71・・・・・・ギアクラッ
チレバ−175・・・・・・シフトギア、82・・・・
・・左側爪部、83・・・・・・第2電磁ツレ/°イド
、84・・・・・・第1シフトカムギア、85°°゛゛
第2シフトカムギア、91・・・・・・シフトカッ、。 ”;]−50 76凹 (イ) 4P  I;/CJj  lrM  lrl″76図 (ニ) (ハ) (/Tゝ)               (へ)77
阻 才9)2          710ノ1′1″12 
Ea tA)                tr7>71
3圀 \ 尤140 企 7坊口 (イ) \ \ (=)(ホ)  よ− 716図 (、() 第17図 五八m’   2X)’            60
’   がθ。 才20図 (ロ)                    (オ
)’?1 ′″f21日 −722図 723z 才2/閃 257

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定方向に送られる印字用紙と、その印字用紙を送るた
    めの紙送り手段と、印字用紙の紙送り方向に沿って複数
    段に配列された複数の活字体よりなる活字体群と、その
    活字体群の段方向に沿って移動可能で活字体群から選択
    された1つの活字体を前記印字用紙側に押し出して所望
    の印字を行なうハンマ体と、そのハンマ体を活字体群の
    段方向に沿ってシフトさせるシフト手段と、前記ハンマ
    体の桁上げ・印字動作を行なう桁上げ・印字手段とを備
    えたものにおいて、前記シフト手段のオン。 オフ動作ならびに桁上げ・印字手段のオン、オフ動作に
    関連ずけて紙送り動作の停止ならびに開始を行なう係止
    手段を前記紙送り手段に付設せしめ、前記桁上げ・印字
    手段をオンして桁上げ・印字動作を行なっている間はシ
    フト手段のオン、オフに関係なく前記係止手段により紙
    送り動作を停止しておき、桁上げ・印字手段をオフして
    シフト手段をオンすることKより係止手段による係止状
    態を解除して紙送り手段で所定量の紙送り動作を行なう
    ような構成になっていることを特徴とする多段式プリン
    タ。
JP331183A 1983-01-14 1983-01-14 多段式プリンタ Pending JPS59129179A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5044792A (en) * 1988-08-26 1991-09-03 Alps Electric Co., Ltd. Compact type belt microprinter

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US5044792A (en) * 1988-08-26 1991-09-03 Alps Electric Co., Ltd. Compact type belt microprinter

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