JPS5912901A - 官能基含有高分子化合物の製法 - Google Patents
官能基含有高分子化合物の製法Info
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- JPS5912901A JPS5912901A JP12064582A JP12064582A JPS5912901A JP S5912901 A JPS5912901 A JP S5912901A JP 12064582 A JP12064582 A JP 12064582A JP 12064582 A JP12064582 A JP 12064582A JP S5912901 A JPS5912901 A JP S5912901A
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- polystyrene
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- oxalyl chloride
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、広く反応性高分子として知られる物質群に属
するものの新規な製法に関する。具体的には、本発明は
、スチレン単位を主成分とする高分子化合物(以下、単
にポリスチレンと呼ぶ)のベンゼン核に、酸クロライド
を有する高分子化合物の製法に関するものである。
するものの新規な製法に関する。具体的には、本発明は
、スチレン単位を主成分とする高分子化合物(以下、単
にポリスチレンと呼ぶ)のベンゼン核に、酸クロライド
を有する高分子化合物の製法に関するものである。
本発明になる高分子化合物は、各種の有機合成における
便利な高分子試剤として、その用途が近年著しく開発さ
れてきた物質である。例えば、酸クロライドは、ジフェ
ノールやジオールの部分保膿に(C,(:、Lezno
ff等、 Can、J、 Chem、 、 55゜3
351(1977))、ペプチドやオリゴヌクレオチド
の合成に[R9L、letsinger等、 J、A
m、(:hem、3oc。
便利な高分子試剤として、その用途が近年著しく開発さ
れてきた物質である。例えば、酸クロライドは、ジフェ
ノールやジオールの部分保膿に(C,(:、Lezno
ff等、 Can、J、 Chem、 、 55゜3
351(1977))、ペプチドやオリゴヌクレオチド
の合成に[R9L、letsinger等、 J、A
m、(:hem、3oc。
、87.3526(1965))、また、ポリフィリン
の合成に(、C0C0,[、eznoff等、 Ang
ew、(::hem、、 int。
の合成に(、C0C0,[、eznoff等、 Ang
ew、(::hem、、 int。
Ed、、Engl、、17,947(1978))とい
った利用法が報告されている。
った利用法が報告されている。
また、酸クロライドから誘導されるカルボン酸は、過酸
化水素と共に用いてオレフィンのエポキシ化剤として(
C,R,Harri80n等、 J、 Chem、
Soc、。
化水素と共に用いてオレフィンのエポキシ化剤として(
C,R,Harri80n等、 J、 Chem、
Soc、。
perkin I、 1976、605(1976))
、また、相間移動触媒として[S、 L、 Regen
等、 J、 Org、 Chem、、 、 44゜1
961(1979))利用されている。このような用途
には、製造、使用の各段階共に、処理、取扱いの便利な
架橋した高分子化合物が好ましい。
、また、相間移動触媒として[S、 L、 Regen
等、 J、 Org、 Chem、、 、 44゜1
961(1979))利用されている。このような用途
には、製造、使用の各段階共に、処理、取扱いの便利な
架橋した高分子化合物が好ましい。
本発明になる高分子化合物の製法は、従来、カルボン酸
含有ポリスチレンを、チオニルクロライドと反応させて
得られる。この製法は、J、 T、 Ayreθ。
含有ポリスチレンを、チオニルクロライドと反応させて
得られる。この製法は、J、 T、 Ayreθ。
C,KlMannによってJournal of po
lymer 5cience。
lymer 5cience。
polymer Letters+ 3.505 (1
965)に報告されている。ところが、原料のカルボン
酸含有ポリスチレンは、本発明の如く高分子反応で得る
には、従来、ポリスチレンから少なくとも2段階の単位
反応を経て、はじめて得られるものであった。したがっ
て、従来法では、本発明の酸クロライド含有ポリスチレ
ンを得るために、全工程で少なくとも3段階の単位反応
を経ることが必要であり、極めて繁雑であった。
965)に報告されている。ところが、原料のカルボン
酸含有ポリスチレンは、本発明の如く高分子反応で得る
には、従来、ポリスチレンから少なくとも2段階の単位
反応を経て、はじめて得られるものであった。したがっ
て、従来法では、本発明の酸クロライド含有ポリスチレ
ンを得るために、全工程で少なくとも3段階の単位反応
を経ることが必要であり、極めて繁雑であった。
このような従来法におけるポリスチレンへの酸クロライ
ド導入のための中間体となるカルボン酸含有ポリスチレ
ンの製法としては、ポリスチレンのアセチル化、次亜臭
素酸酸化を順次経る方法〔カルボン酸の合成; H,L
、 Letgingerら、J、ofAln、 Ch@
1m、SO(!、、 86.5163(1964))
、クロルメチル化ポリスチレンの二段酸化法〔カルボ
ン酸の合成: J、 T、 Ayres等、 J、Po
lymer 5cience。
ド導入のための中間体となるカルボン酸含有ポリスチレ
ンの製法としては、ポリスチレンのアセチル化、次亜臭
素酸酸化を順次経る方法〔カルボン酸の合成; H,L
、 Letgingerら、J、ofAln、 Ch@
1m、SO(!、、 86.5163(1964))
、クロルメチル化ポリスチレンの二段酸化法〔カルボ
ン酸の合成: J、 T、 Ayres等、 J、Po
lymer 5cience。
po17mer Lett、、 3.505(196
5))、ポリスチレンのリチオ化、炭酸ガス挿入を順次
経る方法〔カChem、54,935(1976))が
知られている。
5))、ポリスチレンのリチオ化、炭酸ガス挿入を順次
経る方法〔カChem、54,935(1976))が
知られている。
したがって、本発明は、高分子反応によっても従来の上
述の如き繁雑な操作を経ることなく、簡便に酸クロライ
ド(1)を含有するポリスチレンを得〜 る方法を提供するものである。
述の如き繁雑な操作を経ることなく、簡便に酸クロライ
ド(1)を含有するポリスチレンを得〜 る方法を提供するものである。
本発明になる酸クロライド含有高分子化合物を製造する
だめの反応には、ポリスチレン、オキサリルクロライド
、活性化剤および溶媒の4成分を必須とする。
だめの反応には、ポリスチレン、オキサリルクロライド
、活性化剤および溶媒の4成分を必須とする。
本発明の出発物質として使用されるポリスチレンとは、
スチレン単位を50モル%以上含むものであり、線状で
もよく、ポリスチレン系の公知の高分子を使用すること
ができる。線状ポリスチレンとしては、スチレンの単独
重合体の他に、ハロゲン、ニトロ、メトキシ等を核にも
つ置換スチレンおよびα−メチルスチレン、ブタジェン
、イソプレン、プロピレン、エチレンの如き単量体との
共重合体を使用することができる。使用される線状ポリ
スチレンの分子量は、特に限定されないが、通常s、o
ooから5. OOO,OOOの範囲にある。また、架
橋ポリスチレンとしては、ジビニルベンゼン、ブタジェ
ン等との共重合体を使用することがでlる。これらの各
種ポリスチレンけ、如何外る重合法によって製造された
かにはか匁わりなく、いずれも使用することができる。
スチレン単位を50モル%以上含むものであり、線状で
もよく、ポリスチレン系の公知の高分子を使用すること
ができる。線状ポリスチレンとしては、スチレンの単独
重合体の他に、ハロゲン、ニトロ、メトキシ等を核にも
つ置換スチレンおよびα−メチルスチレン、ブタジェン
、イソプレン、プロピレン、エチレンの如き単量体との
共重合体を使用することができる。使用される線状ポリ
スチレンの分子量は、特に限定されないが、通常s、o
ooから5. OOO,OOOの範囲にある。また、架
橋ポリスチレンとしては、ジビニルベンゼン、ブタジェ
ン等との共重合体を使用することがでlる。これらの各
種ポリスチレンけ、如何外る重合法によって製造された
かにはか匁わりなく、いずれも使用することができる。
本発明にて使用されるオキサリルクロライドは、市販品
(純度98tX以上)をそのまま使用することができる
。また、必要に応じて蓚酸と五塩化リンの長時間、室温
以下での反応混合物から蒸留によって得られる。オキサ
リルクロライドの使用量は、ポリスチレンへの酸クロラ
イドの導入率の設定に応じて定められるが、通常、ポリ
スチレン中のベンゼン核1モルに対し0.02〜5モル
、好ましくは0.05〜3.0モルである。
(純度98tX以上)をそのまま使用することができる
。また、必要に応じて蓚酸と五塩化リンの長時間、室温
以下での反応混合物から蒸留によって得られる。オキサ
リルクロライドの使用量は、ポリスチレンへの酸クロラ
イドの導入率の設定に応じて定められるが、通常、ポリ
スチレン中のベンゼン核1モルに対し0.02〜5モル
、好ましくは0.05〜3.0モルである。
本発明の酸クロライド含有ポリスチレンの製造に用いら
れる溶媒としては、二硫化炭素、塩化メチレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、テトレクロロエタン、ニドpベン
ゼン等、通常フリーチルクラフッ反応に用いられる溶媒
を使用することができる。このような溶媒は、出発物質
のポリスチレンを溶解したシ、分散させる能力を有し、
同時にオキサリルクロライドを溶解することができる。
れる溶媒としては、二硫化炭素、塩化メチレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、テトレクロロエタン、ニドpベン
ゼン等、通常フリーチルクラフッ反応に用いられる溶媒
を使用することができる。このような溶媒は、出発物質
のポリスチレンを溶解したシ、分散させる能力を有し、
同時にオキサリルクロライドを溶解することができる。
溶媒の使用量は、通常ポリスチレン100tに対し20
0〜3000Fの割合である。
0〜3000Fの割合である。
本発明の酸クロライド含有ポリスチレンの合成には、オ
キサリルクロライドの活性化剤が必要である。活性化剤
としては、フリーデルクラフッ反応に使用されるルイス
酸、すなわち、塩化アルミニウム、四塩化錫、塩化亜鉛
、塩化第二鉄、四塩化チタン、四塩化ジルコニウム等を
用いることができる。活性化剤の使用量は、オキサリル
クロライドの使用量に依存し、通常オキサリルクロライ
ド1モルに対し0.5〜40モル、好ましくは0.75
〜1.25モルである。
キサリルクロライドの活性化剤が必要である。活性化剤
としては、フリーデルクラフッ反応に使用されるルイス
酸、すなわち、塩化アルミニウム、四塩化錫、塩化亜鉛
、塩化第二鉄、四塩化チタン、四塩化ジルコニウム等を
用いることができる。活性化剤の使用量は、オキサリル
クロライドの使用量に依存し、通常オキサリルクロライ
ド1モルに対し0.5〜40モル、好ましくは0.75
〜1.25モルである。
本発明に力る酸クロライド含有ポリスチレンの製造法は
、後記する実施例に具体的に示しているが、ここにその
W要を説明すると次のとおりであ 。
、後記する実施例に具体的に示しているが、ここにその
W要を説明すると次のとおりであ 。
る0
所定量のポリスチレンを、攪拌下、溶媒に溶解または分
散させる。そこへオキサリルクロライドを加え、攪拌下
、温度を一10〜65℃の範囲から選んだ所定の温度に
設定する。次に、活性化剤を使用量の一部ずつ順次添加
し、通常2分間から60分間の間に添加を終了する。そ
のまま、反応速度に応じて1,74時間ないし10時間
、攪拌を続けた後、反応を終了させる。
散させる。そこへオキサリルクロライドを加え、攪拌下
、温度を一10〜65℃の範囲から選んだ所定の温度に
設定する。次に、活性化剤を使用量の一部ずつ順次添加
し、通常2分間から60分間の間に添加を終了する。そ
のまま、反応速度に応じて1,74時間ないし10時間
、攪拌を続けた後、反応を終了させる。
なお、活性化剤を先に加え、次いでオキサリルクロライ
ドな添加する、といった操作上の変更をしても、なんら
本発明の製造法の特徴を減殺するものではない。
ドな添加する、といった操作上の変更をしても、なんら
本発明の製造法の特徴を減殺するものではない。
かくして得られた反応混合物は、1〜4規定の塩酸と混
合し、生成物が溶解している場合は分液し、生成物が不
溶の場合は、そのまま濾過する。
合し、生成物が溶解している場合は分液し、生成物が不
溶の場合は、そのまま濾過する。
次いで、水洗を反復した後、生成物の溶、不溶に応じて
、公知の当該技術を適用することにより、目的とする生
成高分子を得ることができる。また、本発明によって得
られる酸クロライド含有ポリスチレンは、容易にカルボ
ン酸含有ポリスチレンへと転換することができる。
、公知の当該技術を適用することにより、目的とする生
成高分子を得ることができる。また、本発明によって得
られる酸クロライド含有ポリスチレンは、容易にカルボ
ン酸含有ポリスチレンへと転換することができる。
すなわち、本発明の酸クロライド含有ポリスチレンの製
造法において、反応終了後の反応混合物を塩酸処理、反
復水洗した後、または水洗することなく回収した生成物
をアルカリ水溶液中で加熱下、加水分解し。その後、酸
で中和することによってカルボン酸含有ポリスチレンを
得ることができる7、通常、加水分解に用いられるアル
カリに格別限定はないが、0.01へ4規定の苛性ソー
ダまたは苛性カリが好ましい。また、加水分解の温度は
60〜100℃、反応時間は2〜10時間である。、 本発明によって製造される酸クロライド、およびこれか
ら誘導されるカルボン酸を含有するポリスチレンは、通
常、ポリスチレン中のベンゼン核1モルに対し0.01
・〜・1モルにわたる広範囲の官能基含有率をとり得る
。
造法において、反応終了後の反応混合物を塩酸処理、反
復水洗した後、または水洗することなく回収した生成物
をアルカリ水溶液中で加熱下、加水分解し。その後、酸
で中和することによってカルボン酸含有ポリスチレンを
得ることができる7、通常、加水分解に用いられるアル
カリに格別限定はないが、0.01へ4規定の苛性ソー
ダまたは苛性カリが好ましい。また、加水分解の温度は
60〜100℃、反応時間は2〜10時間である。、 本発明によって製造される酸クロライド、およびこれか
ら誘導されるカルボン酸を含有するポリスチレンは、通
常、ポリスチレン中のベンゼン核1モルに対し0.01
・〜・1モルにわたる広範囲の官能基含有率をとり得る
。
本発明によれば、従来の製造法ではポリスチレンを原料
として、繁雑な操作や官能基の含有率が低いという欠点
を有した酸クロライド含有ポリスチレンの製造が著しく
容易となった。。
として、繁雑な操作や官能基の含有率が低いという欠点
を有した酸クロライド含有ポリスチレンの製造が著しく
容易となった。。
以下に1本発明の製造法を実施例により具体的に示すが
、本発明は、これらの実施例の範囲に限定されるもので
はない。
、本発明は、これらの実施例の範囲に限定されるもので
はない。
実施例1
10%のジビニルベンゼンで架橋したポリスチレンのポ
ーラス粒状体10tを一硫化炭素100m1に分散した
混合物に1オキサリルクロリド18.7f (142m
mot)を加えた。この混合物を攪拌しながら、塩化ア
ルミニウム19.Of(142mmot)を少量ずつ1
0分間で加えた。そのまま室温で2時間攪拌を続けた後
、反応終了とした。反応混合物を2規定塩酸(100m
)と共に振盪し、その!ま濾過した。水洗(100d、
l、濾過を3回くシ返しだ後、アセトン(,100m1
)洗浄し、さらに真空乾燥(60℃/15〜18鳩Hg
、 16時間)した。生成粒状体13.5Fが得られた
。
ーラス粒状体10tを一硫化炭素100m1に分散した
混合物に1オキサリルクロリド18.7f (142m
mot)を加えた。この混合物を攪拌しながら、塩化ア
ルミニウム19.Of(142mmot)を少量ずつ1
0分間で加えた。そのまま室温で2時間攪拌を続けた後
、反応終了とした。反応混合物を2規定塩酸(100m
)と共に振盪し、その!ま濾過した。水洗(100d、
l、濾過を3回くシ返しだ後、アセトン(,100m1
)洗浄し、さらに真空乾燥(60℃/15〜18鳩Hg
、 16時間)した。生成粒状体13.5Fが得られた
。
元素分析ではC2:15.54%であシ、これは−co
ctの含有率が、生成物中の全ベンゼン核に対するモル
分率で64%であった。赤外線吸収スペクトル(KBr
錠剤〕は第2図に示すとおりであり、第1図の原料ポリ
スチレンには見られなかった酸クロライドに由来するカ
ルボニル<>=0>の吸収が1770or+−’および
1727ctn−” K分割して出現している。
ctの含有率が、生成物中の全ベンゼン核に対するモル
分率で64%であった。赤外線吸収スペクトル(KBr
錠剤〕は第2図に示すとおりであり、第1図の原料ポリ
スチレンには見られなかった酸クロライドに由来するカ
ルボニル<>=0>の吸収が1770or+−’および
1727ctn−” K分割して出現している。
実施例2
単独重合で得たポリスチレン10f(平均分子量:20
.000)を塩化メチレン150−に溶解し、そζヘオ
キサリルクロライド25.4 f (200mmot)
を加えた。この溶液に、攪拌下、塩化アルミニウム29
.4 f (220mmot)を少量ずつ20分間で加
えた1、ついで、加温して還流下、3時間攪拌した後、
反応を終了した11反応混合物を3規定塩酸(100−
)と共に振盪、分液した後、水洗(i o oi)を3
回行い、さらにメタノール100イを加えて生成高分子
を沈澱させた。濾過後、真空乾燥(60℃/15〜18
酬Hg、14時間)して、生成高分子14.8fを得だ
。
.000)を塩化メチレン150−に溶解し、そζヘオ
キサリルクロライド25.4 f (200mmot)
を加えた。この溶液に、攪拌下、塩化アルミニウム29
.4 f (220mmot)を少量ずつ20分間で加
えた1、ついで、加温して還流下、3時間攪拌した後、
反応を終了した11反応混合物を3規定塩酸(100−
)と共に振盪、分液した後、水洗(i o oi)を3
回行い、さらにメタノール100イを加えて生成高分子
を沈澱させた。濾過後、真空乾燥(60℃/15〜18
酬Hg、14時間)して、生成高分子14.8fを得だ
。
元素分析ではCL : 19.06%であり、これは−
coctの含有率が、生成物中の全ベンゼン核に対し8
4モル%であった。
coctの含有率が、生成物中の全ベンゼン核に対し8
4モル%であった。
実施例3
8%のブタジェンを含有するポリスチレンのボブコーン
ポリマー101をテトラクロルエタン3〇−に分散した
6、そこへ塩化第二鉄4.8 f (29,5mmol
)を加えた後、オキサリルクロライド3.7f(29
,1mmot)を2分間で加えた。その壕ま室温で1時
間攪拌して、反応を終了させた。反応混合物を1規定塩
酸(50m/)で振盪し、そのまま濾過した0、さらに
、水洗(Zoornl)を3回行い、アセトン(100
m)洗浄した後、実施例1と同様に真空乾燥した。生成
物が10.3 f得られた。。
ポリマー101をテトラクロルエタン3〇−に分散した
6、そこへ塩化第二鉄4.8 f (29,5mmol
)を加えた後、オキサリルクロライド3.7f(29
,1mmot)を2分間で加えた。その壕ま室温で1時
間攪拌して、反応を終了させた。反応混合物を1規定塩
酸(50m/)で振盪し、そのまま濾過した0、さらに
、水洗(Zoornl)を3回行い、アセトン(100
m)洗浄した後、実施例1と同様に真空乾燥した。生成
物が10.3 f得られた。。
元素分析ではct : 2. i s%であシ、これは
−coctの含有率が、生成物中の全ベンゼン核に対し
7.2モル%に相当した1、 実施例4 8%のp−クロルスチレ/を含むポリスチレン共重合体
102を、塩化メチレン40−に溶解した混合物に、攪
拌下オキサリルクロライド4,1f(32,3mmoz
)を加え、続いて四塩化錫8.4f(32,2mmot
)を順次加えた。その後、そのまま室温で30分攪拌し
、さらに2時間壇拌下、加熱還流して反応を終了した。
−coctの含有率が、生成物中の全ベンゼン核に対し
7.2モル%に相当した1、 実施例4 8%のp−クロルスチレ/を含むポリスチレン共重合体
102を、塩化メチレン40−に溶解した混合物に、攪
拌下オキサリルクロライド4,1f(32,3mmoz
)を加え、続いて四塩化錫8.4f(32,2mmot
)を順次加えた。その後、そのまま室温で30分攪拌し
、さらに2時間壇拌下、加熱還流して反応を終了した。
反応混合物を1規定塩酸(100me)と共に振盪、分
液した後、さらに水洗(100ml )を3回行なった
。メタノール100 mlを加えて、塩化メチレン溶液
から生成高分子9.3fを得た2、 元素分析ではC1; 9.80%であり、これは−co
ctの含有率が、生成物中の全ベンゼン核に対し28モ
ル%に相当した1、 実施例5 実施例1で得だ生成菌分子51を2規定苛性カリ100
mlと共に、攪拌下、100℃、5時間加熱した。生
成物を濾過後、0.1規定塩酸(50ml)で洗浄、水
洗(50ml )を3回反復、さらにアセトン(50m
/! )で洗浄した後、真空乾燥した1、。
液した後、さらに水洗(100ml )を3回行なった
。メタノール100 mlを加えて、塩化メチレン溶液
から生成高分子9.3fを得た2、 元素分析ではC1; 9.80%であり、これは−co
ctの含有率が、生成物中の全ベンゼン核に対し28モ
ル%に相当した1、 実施例5 実施例1で得だ生成菌分子51を2規定苛性カリ100
mlと共に、攪拌下、100℃、5時間加熱した。生
成物を濾過後、0.1規定塩酸(50ml)で洗浄、水
洗(50ml )を3回反復、さらにアセトン(50m
/! )で洗浄した後、真空乾燥した1、。
赤外線吸収スペクトル(K B r錠剤)は第3図に示
すとおりであるが、1700Iyn に−CO,Hの強
い吸収が見られるのに対し、1770mと1727 a
m−’にあった酸クロライドの吸収(第2図参照)は完
全に消失している1
すとおりであるが、1700Iyn に−CO,Hの強
い吸収が見られるのに対し、1770mと1727 a
m−’にあった酸クロライドの吸収(第2図参照)は完
全に消失している1
第1図は実施例1の原料ポリスチレンの赤外線吸収スペ
クトル、第2図は実施例1で得られた生成粒状体の赤外
線吸収スペクトル、第3図は実施例5で処理した製品の
赤外線吸収スペクトルである。・
クトル、第2図は実施例1で得られた生成粒状体の赤外
線吸収スペクトル、第3図は実施例5で処理した製品の
赤外線吸収スペクトルである。・
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 スチレンを主成分とする高分子化合物に、フリーデルク
ラフッ反応条件下でオキサリルクロリドを反応せしめる
ことによシ、(I)式で示される酸クロライドを、 −COCl (1) 高分子中のベンゼン核の一部または全部に有する高分子
化合物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12064582A JPS5912901A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 官能基含有高分子化合物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12064582A JPS5912901A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 官能基含有高分子化合物の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912901A true JPS5912901A (ja) | 1984-01-23 |
JPH0360324B2 JPH0360324B2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=14791347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12064582A Granted JPS5912901A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 官能基含有高分子化合物の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912901A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296603A (ja) * | 1989-05-08 | 1990-12-07 | Q P Corp | 充填機の充填ノズル移動装置 |
JP2006265451A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Kyoto Institute Of Technology | 表面に官能基を有する磁性微小球体 |
JP2006265452A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Kyoto Institute Of Technology | 球状高分子材料の液相化学反応による改質方法および球状改質高分子材料 |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP12064582A patent/JPS5912901A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296603A (ja) * | 1989-05-08 | 1990-12-07 | Q P Corp | 充填機の充填ノズル移動装置 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0360324B2 (ja) | 1991-09-13 |
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