JPH0570593A - 芳香族ポリチオエーテルの製造方法 - Google Patents
芳香族ポリチオエーテルの製造方法Info
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- JPH0570593A JPH0570593A JP3128871A JP12887191A JPH0570593A JP H0570593 A JPH0570593 A JP H0570593A JP 3128871 A JP3128871 A JP 3128871A JP 12887191 A JP12887191 A JP 12887191A JP H0570593 A JPH0570593 A JP H0570593A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、従来の芳香族ポリチオエーテルが融
点と分解点とが等しいものであるが故に、溶融されると
同時に分解されるという問題点を有していた点に鑑み、
分解点が融点よりも高く、よって加熱溶融による成形が
可能な芳香族ポリチオエーテルを製造することを目的と
するものである。 【構成】本発明の構成上の特徴は、プロトン酸の存在
下、ナフタレン、アントラセン、ビフェニル、トリフェ
ニル、ジフェニルエーテル、フルオレン、又はこれらの
化合物の電子供与性置換基を有する誘導体、ベンゼンの
メトキシ置換体、又はデュレンのうちから選択される少
なくとも1種の芳香族炭化水素と、イオウ化合物とを、
酸素類,金属酸化物,過マンガン酸又はその塩,金属
塩,ヒドロキシルアミンの酸塩,又はアジ化水素のうち
から選択される少なくとも1種の酸化剤で酸化し重合し
て製造することにある。
点と分解点とが等しいものであるが故に、溶融されると
同時に分解されるという問題点を有していた点に鑑み、
分解点が融点よりも高く、よって加熱溶融による成形が
可能な芳香族ポリチオエーテルを製造することを目的と
するものである。 【構成】本発明の構成上の特徴は、プロトン酸の存在
下、ナフタレン、アントラセン、ビフェニル、トリフェ
ニル、ジフェニルエーテル、フルオレン、又はこれらの
化合物の電子供与性置換基を有する誘導体、ベンゼンの
メトキシ置換体、又はデュレンのうちから選択される少
なくとも1種の芳香族炭化水素と、イオウ化合物とを、
酸素類,金属酸化物,過マンガン酸又はその塩,金属
塩,ヒドロキシルアミンの酸塩,又はアジ化水素のうち
から選択される少なくとも1種の酸化剤で酸化し重合し
て製造することにある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリフェニレンチオエ
ーテル等の芳香族ポリチオエーテルの製造方法に関す
る。
ーテル等の芳香族ポリチオエーテルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリフェニレンチオエーテル
(PPS)は、エンジニアリングプラスチックとして大
量に生産されているが、このPPSは一般に高温,高圧
下で縮重合して製造されているため、消費エネルギーが
大きく、コスト高になるという問題がある。そこで、こ
れを解決するためにベンゼン,トルエン,キシレン類
(BTX)とイオウを用い、室温で重合させて製造する
方法が1990年10月17〜19日の高分子討論会
(19C−08)で早稲田大学理工学部の土田等により
報告された。すなわち、この方法では、VO(aca
c)2触媒の存在下、室温でP−キシレンと塩化イオウ
を酸素酸化重合し、融点240℃のPPSを高収率で得
ており、或いはジシアノジブロモベンゾキノンで酸化重
合することにより、融点270℃のPPSを高収率で得
ている。
(PPS)は、エンジニアリングプラスチックとして大
量に生産されているが、このPPSは一般に高温,高圧
下で縮重合して製造されているため、消費エネルギーが
大きく、コスト高になるという問題がある。そこで、こ
れを解決するためにベンゼン,トルエン,キシレン類
(BTX)とイオウを用い、室温で重合させて製造する
方法が1990年10月17〜19日の高分子討論会
(19C−08)で早稲田大学理工学部の土田等により
報告された。すなわち、この方法では、VO(aca
c)2触媒の存在下、室温でP−キシレンと塩化イオウ
を酸素酸化重合し、融点240℃のPPSを高収率で得
ており、或いはジシアノジブロモベンゾキノンで酸化重
合することにより、融点270℃のPPSを高収率で得
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
によって得られたポリマーは、熱分析の結果、融点と分
解点とが等しいものであった。従って、このポリマーは
溶融されると同時に分解されることとなり、その結果、
加熱溶融による成形が不可能であるという問題点を有し
ていた。本発明は、このような問題点を解決するために
なされたもので、加熱溶融による成形が可能な芳香族ポ
リチオエーテルを製造することを課題とするものであ
る。
によって得られたポリマーは、熱分析の結果、融点と分
解点とが等しいものであった。従って、このポリマーは
溶融されると同時に分解されることとなり、その結果、
加熱溶融による成形が不可能であるという問題点を有し
ていた。本発明は、このような問題点を解決するために
なされたもので、加熱溶融による成形が可能な芳香族ポ
リチオエーテルを製造することを課題とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、原料モ
ノマーとして、ある種の芳香族炭化水素とイオウ化合物
とを用いて酸化重合することにより、従来にない耐熱性
の高い成形可能芳香族ポリチオエーテルが安価に得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明の上記課題を解決するための手段は、プロト
ン酸の存在下、ナフタレン、アントラセン、ビフェニ
ル、トリフェニル、ジフェニルエーテル、フルオレン、
又はこれらの化合物の電子供与性置換基を有する誘導
体、ベンゼンのメトキシ置換体、又はデュレンのうちか
ら選択される少なくとも1種の芳香族炭化水素と、イオ
ウ化合物とを、酸素類,金属酸化物,過マンガン酸又は
その塩,過酸化物,ペルオクソ酸又はその塩,酸素酸又
はその塩,金属塩,ヒドロキシルアミンの酸塩,又はア
ジ化水素のうちから選択される少なくとも1種の酸化剤
で酸化し重合して製造することにある。
な課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、原料モ
ノマーとして、ある種の芳香族炭化水素とイオウ化合物
とを用いて酸化重合することにより、従来にない耐熱性
の高い成形可能芳香族ポリチオエーテルが安価に得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明の上記課題を解決するための手段は、プロト
ン酸の存在下、ナフタレン、アントラセン、ビフェニ
ル、トリフェニル、ジフェニルエーテル、フルオレン、
又はこれらの化合物の電子供与性置換基を有する誘導
体、ベンゼンのメトキシ置換体、又はデュレンのうちか
ら選択される少なくとも1種の芳香族炭化水素と、イオ
ウ化合物とを、酸素類,金属酸化物,過マンガン酸又は
その塩,過酸化物,ペルオクソ酸又はその塩,酸素酸又
はその塩,金属塩,ヒドロキシルアミンの酸塩,又はア
ジ化水素のうちから選択される少なくとも1種の酸化剤
で酸化し重合して製造することにある。
【0005】尚、本発明において、芳香族炭化水素とし
ては、上記ナフタレン,アントラセン,ビフェニルトリ
フェニル,ジフェニルエーテル,フルオレン,デュレン
の各種芳香族炭化水素の他、ジメチルナフタレン,ジメ
トキシナフタレン,ジメチルアントラセン,ジメトキシ
アントラセン,ジメチルビフェニル,ジメトキシビフェ
ニル,ジメチルトリフェニル,ジメトキシトリフェニ
ル,ジメチルジフェニルエーテル,ジメトキシビフェニ
ルエーテル,ジメチルフルオレン,ジメトキシフルオレ
ン,ジメトキシベンゼン等が使用されるが、経済的見地
からはナフタレン又はフルオレン及びそれらのアルキル
置換体が特に好ましい。
ては、上記ナフタレン,アントラセン,ビフェニルトリ
フェニル,ジフェニルエーテル,フルオレン,デュレン
の各種芳香族炭化水素の他、ジメチルナフタレン,ジメ
トキシナフタレン,ジメチルアントラセン,ジメトキシ
アントラセン,ジメチルビフェニル,ジメトキシビフェ
ニル,ジメチルトリフェニル,ジメトキシトリフェニ
ル,ジメチルジフェニルエーテル,ジメトキシビフェニ
ルエーテル,ジメチルフルオレン,ジメトキシフルオレ
ン,ジメトキシベンゼン等が使用されるが、経済的見地
からはナフタレン又はフルオレン及びそれらのアルキル
置換体が特に好ましい。
【0006】また、イオウ化合物としては、S2X
2(XはF,Cl,Br),SX2(XはF,Cl),
SX4(XはF,Cl),若しくはSX6(XはF)で
示されるハロゲン化イオウ,又はSOX2(XはF,C
l,Br)若しくはSO2X2(XはF,Cl)で示さ
れるオキシハロゲン化イオウ,又はSO2(OH)X
(XはF,Cl)で示されるハロゲノスルホン酸等、溶
解性の良好なイオウ化合物が使用されるが、特にS2C
l2,SCl2が経済的である。
2(XはF,Cl,Br),SX2(XはF,Cl),
SX4(XはF,Cl),若しくはSX6(XはF)で
示されるハロゲン化イオウ,又はSOX2(XはF,C
l,Br)若しくはSO2X2(XはF,Cl)で示さ
れるオキシハロゲン化イオウ,又はSO2(OH)X
(XはF,Cl)で示されるハロゲノスルホン酸等、溶
解性の良好なイオウ化合物が使用されるが、特にS2C
l2,SCl2が経済的である。
【0007】さらに、プロトン酸としては、硫酸,トリ
クロロ酢酸,トリフルオロ酢酸,トリフルオロメタンス
ルホン酸のごとく、含水の少ない強酸性プロトン酸が好
ましい。
クロロ酢酸,トリフルオロ酢酸,トリフルオロメタンス
ルホン酸のごとく、含水の少ない強酸性プロトン酸が好
ましい。
【0008】さらに、本発明における酸化剤としては、
酸素類,金属酸化物,過マンガン酸又はその塩,過酸化
物,ペルオクソ酸又はその塩,酸素酸又はその塩,金属
塩,ヒドロキシルアミンの酸塩,又はアジ化水素等が使
用される。この場合、酸素類としてはオゾン,酸素,空
気が使用され、金属酸化物としてはMnO2,Ce
O2,V2O5,V2O3,Co2O3,PbO2,N
iO2,Ag2O,Tl2O3,Bi2O3,CuOが
使用され、過マンガン酸又はその塩としてはHMn
O4,KMnO4が使用され、過酸化物としては(C6
H5CO)2O2,H2O2,Na2O2が使用され、
またペルオキソ酸又はその塩としてはH2S2O8,H
2SO5,(NH4)2S2O8,K2S2O8,(N
H4)2SO5Na2SO5,K2SO5,HCO
3H,CH3CO3H,C6H5CO3H等が使用さ
れ、さらに酸素酸又はその塩としてはHClO,HCl
O2,HClO3,HClO4,又はこれらのナトリウ
ム塩やカルシウム塩等があげられる。
酸素類,金属酸化物,過マンガン酸又はその塩,過酸化
物,ペルオクソ酸又はその塩,酸素酸又はその塩,金属
塩,ヒドロキシルアミンの酸塩,又はアジ化水素等が使
用される。この場合、酸素類としてはオゾン,酸素,空
気が使用され、金属酸化物としてはMnO2,Ce
O2,V2O5,V2O3,Co2O3,PbO2,N
iO2,Ag2O,Tl2O3,Bi2O3,CuOが
使用され、過マンガン酸又はその塩としてはHMn
O4,KMnO4が使用され、過酸化物としては(C6
H5CO)2O2,H2O2,Na2O2が使用され、
またペルオキソ酸又はその塩としてはH2S2O8,H
2SO5,(NH4)2S2O8,K2S2O8,(N
H4)2SO5Na2SO5,K2SO5,HCO
3H,CH3CO3H,C6H5CO3H等が使用さ
れ、さらに酸素酸又はその塩としてはHClO,HCl
O2,HClO3,HClO4,又はこれらのナトリウ
ム塩やカルシウム塩等があげられる。
【0009】尚、本発明では、反応系に脱水剤を加え
て、反応の進行を早めてもよい。この場合、脱水剤とし
ては、無水酢酸,無水硫酸,トリフルオロ酢酸無水物,
トリクロロ酢酸無水物,濃硫酸,モレキュラーシーブ,
塩化カルシウム(無水),硫酸ナトリウム(無水),硫
酸マグネシウム,五酸化リン等が使用される。
て、反応の進行を早めてもよい。この場合、脱水剤とし
ては、無水酢酸,無水硫酸,トリフルオロ酢酸無水物,
トリクロロ酢酸無水物,濃硫酸,モレキュラーシーブ,
塩化カルシウム(無水),硫酸ナトリウム(無水),硫
酸マグネシウム,五酸化リン等が使用される。
【0010】さらに、本発明では、反応系にバナジルア
セチルアセテート及び/又はバナジルテトラフェニルポ
ルフィリンを存在させることにより、目的物である芳香
族ポリチオエーテルの収率を高めることができる。
セチルアセテート及び/又はバナジルテトラフェニルポ
ルフィリンを存在させることにより、目的物である芳香
族ポリチオエーテルの収率を高めることができる。
【0011】さらに本発明における芳香族炭化水素とイ
オウ化合物,プロトン酸及び酸化剤の添加量としては、
芳香族炭化水素1モル比に対し、塩化イオウは0.1〜
5.0モル比、特に0.5〜2.0モル比が好ましく、
プロトン酸は0.01〜10モル比、特に1.0〜5.
0モル比が好ましく、さらに酸化剤は0.1〜5.0モ
ル比、特に0.5〜20モル比が好ましい。尚、脱酸剤
を添加する場合、その添加量は芳香族炭化水素1モル比
に対して通常5モル比以下、好ましくは0.05〜2モ
ル比とすればよい。さらに、バナジルアセチルアセテー
ト及び/又はバナジルテトラフェニルポルフィリンの添
加量は、通常1〜50mMとすればよい。
オウ化合物,プロトン酸及び酸化剤の添加量としては、
芳香族炭化水素1モル比に対し、塩化イオウは0.1〜
5.0モル比、特に0.5〜2.0モル比が好ましく、
プロトン酸は0.01〜10モル比、特に1.0〜5.
0モル比が好ましく、さらに酸化剤は0.1〜5.0モ
ル比、特に0.5〜20モル比が好ましい。尚、脱酸剤
を添加する場合、その添加量は芳香族炭化水素1モル比
に対して通常5モル比以下、好ましくは0.05〜2モ
ル比とすればよい。さらに、バナジルアセチルアセテー
ト及び/又はバナジルテトラフェニルポルフィリンの添
加量は、通常1〜50mMとすればよい。
【0012】尚、重合に使用する溶媒としては、テトラ
クロロエタン,ニトロベンゼン,ジクロロメタン等が使
用されるが、プロトン酸を失活させない溶媒であればよ
い。ただし、取扱行上はクロロメタンが好ましい。
クロロエタン,ニトロベンゼン,ジクロロメタン等が使
用されるが、プロトン酸を失活させない溶媒であればよ
い。ただし、取扱行上はクロロメタンが好ましい。
【0013】さらに、前記重合反応は、0〜100℃の
広い温度域で行われるが、通常は室温で行えばよい。た
だし、加温すれば反応の進行は早められる。
広い温度域で行われるが、通常は室温で行えばよい。た
だし、加温すれば反応の進行は早められる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。実施例1 100mlのナス型フラスコを酸素ガスで置換した後、
ジクロロメタン50ml,VO(acac)220mM
/l,デュレン0.4M/l,トリフルオロ酢酸1.0
M/l,トリフルオロ酢酸無水物0.5M/l及び塩化
イオウ0.2m/lを添加混合し、室温にて20時間攪
拌した。次に、この反応溶液を塩酸酸性としたメタノー
ル中へ滴下し、淡黄色の沈澱を得た。この沈澱物をアン
モニア水でよく洗浄した後、メタノールで洗浄した。さ
らに、二硫化炭素でよく洗浄した後、再びメタノールで
洗浄した。減圧乾燥後、重量測定した結果、収率はデュ
レンに対し83.6%であり、熱分析(DSC,TG
A,DTA)の結果、融点が283℃で分解開始温度が
340℃の白色のポリマーであるポリ(2,3,5,6
−テトラメチルフェニレンスルフィド)が得られた。こ
のように分解開始温度が融点よりも遥かに高いポリマー
が得られたため、このようなポリマーは加熱によって成
形することが可能となる。
ジクロロメタン50ml,VO(acac)220mM
/l,デュレン0.4M/l,トリフルオロ酢酸1.0
M/l,トリフルオロ酢酸無水物0.5M/l及び塩化
イオウ0.2m/lを添加混合し、室温にて20時間攪
拌した。次に、この反応溶液を塩酸酸性としたメタノー
ル中へ滴下し、淡黄色の沈澱を得た。この沈澱物をアン
モニア水でよく洗浄した後、メタノールで洗浄した。さ
らに、二硫化炭素でよく洗浄した後、再びメタノールで
洗浄した。減圧乾燥後、重量測定した結果、収率はデュ
レンに対し83.6%であり、熱分析(DSC,TG
A,DTA)の結果、融点が283℃で分解開始温度が
340℃の白色のポリマーであるポリ(2,3,5,6
−テトラメチルフェニレンスルフィド)が得られた。こ
のように分解開始温度が融点よりも遥かに高いポリマー
が得られたため、このようなポリマーは加熱によって成
形することが可能となる。
【0015】実施例2 本実施例では、上記実施例1のデュレンを、同モル濃度
の1,4−ジメトキシベンゼンに代え、またVO(ac
ac)2を用いずに操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件等は実施例1と同様である。結果とし
て、1,4−ジメトキシベンゼンに対し収率が19%
で、融点が211℃,分解開始温度が300℃のオレン
ジ色のポリマーであるポリ(2,5−ジメトキシフェニ
レンスルフイド)が得られた。
の1,4−ジメトキシベンゼンに代え、またVO(ac
ac)2を用いずに操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件等は実施例1と同様である。結果とし
て、1,4−ジメトキシベンゼンに対し収率が19%
で、融点が211℃,分解開始温度が300℃のオレン
ジ色のポリマーであるポリ(2,5−ジメトキシフェニ
レンスルフイド)が得られた。
【0016】実施例3 本実施例では、上記実施例1のデュレンを、同モル濃度
のナフタレンに代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件等は実施例1と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が35.0%で、融点が33
1℃,分解開始温度が435℃の白色のポリマーである
ポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
のナフタレンに代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件等は実施例1と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が35.0%で、融点が33
1℃,分解開始温度が435℃の白色のポリマーである
ポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0017】実施例4 本実施例では、上記実施例3と試薬の種類,量をすべて
同じとし、反応条件のみを代えて操作を行った。すなわ
ち、本実施例では各試薬の混合攪拌作業を95時間行っ
た。結果として、ナフタレンに対し収率が60%で、融
点が330℃,分解開始温度が435℃の白色のポリマ
ーであるポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
同じとし、反応条件のみを代えて操作を行った。すなわ
ち、本実施例では各試薬の混合攪拌作業を95時間行っ
た。結果として、ナフタレンに対し収率が60%で、融
点が330℃,分解開始温度が435℃の白色のポリマ
ーであるポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0018】実施例5 本実施例では、上記実施例1のデュレンを、同モル濃度
の2,6−ジメチルナフタレンに代えて操作を行った。
また、各試薬の混合攪拌作業は70時間行った。その他
の試薬の種類,量は実施例1と同様である。結果とし
て、2,6−ジメチルナフタレンに対し収率が71%
で、融点ざ275℃,分解開始温度が310℃のうす茶
色のポリマーであるポリ(2,6−ジメチルナフチレン
スルフィド)が得られた。
の2,6−ジメチルナフタレンに代えて操作を行った。
また、各試薬の混合攪拌作業は70時間行った。その他
の試薬の種類,量は実施例1と同様である。結果とし
て、2,6−ジメチルナフタレンに対し収率が71%
で、融点ざ275℃,分解開始温度が310℃のうす茶
色のポリマーであるポリ(2,6−ジメチルナフチレン
スルフィド)が得られた。
【0019】実施例6 本実施例では、上記実施例1のデュレンを、同モル濃度
の4,4’−ジメトキシビフェニルに代えて操作を行っ
た。また、各試薬の混合攪拌作業は100時間行った。
その他の試薬の種類,量は実施例1と同様である。結果
として、4,4′−ジメトキシビフェニルに対し収率が
85%で、融点が285℃,分解開始温度が350℃の
白色のポリマーであるポリ(ジメトキシビフェニルスル
フィド)が得られた。
の4,4’−ジメトキシビフェニルに代えて操作を行っ
た。また、各試薬の混合攪拌作業は100時間行った。
その他の試薬の種類,量は実施例1と同様である。結果
として、4,4′−ジメトキシビフェニルに対し収率が
85%で、融点が285℃,分解開始温度が350℃の
白色のポリマーであるポリ(ジメトキシビフェニルスル
フィド)が得られた。
【0020】実施例7 本実施例では、上記実施例1のデュレンを、1,4−ジ
フェニルベンゼン0.1M/lに代え、また塩化イオウ
のモル濃庶を0.2M/lから0.1M/lに代えて操
作を行った。その他の試薬の種類,量や反応条件は実施
例1と同様である。結果として、1,4−ジフェニルベ
ンゼンに対し収率が84%で、融点が303℃,分解開
始温度が400℃の白色のポリマーであるポリ(p−フ
ェニレンスルフィド)が得られた。
フェニルベンゼン0.1M/lに代え、また塩化イオウ
のモル濃庶を0.2M/lから0.1M/lに代えて操
作を行った。その他の試薬の種類,量や反応条件は実施
例1と同様である。結果として、1,4−ジフェニルベ
ンゼンに対し収率が84%で、融点が303℃,分解開
始温度が400℃の白色のポリマーであるポリ(p−フ
ェニレンスルフィド)が得られた。
【0021】実施例8 本実施例では、上記実施例1のデュレンを、同モル濃度
のフルオレンに代えて操作を行った。また、各試薬の混
合攪拌作業は112時間行った。その他の試薬の種類,
量は実施例1と同様である。結果として、フルオレンに
対し収率が90%で、融点が338℃,分解開始温度が
450℃の白色のポリマーであるポリ(フルオレニレン
スルフィド)が得られた。
のフルオレンに代えて操作を行った。また、各試薬の混
合攪拌作業は112時間行った。その他の試薬の種類,
量は実施例1と同様である。結果として、フルオレンに
対し収率が90%で、融点が338℃,分解開始温度が
450℃の白色のポリマーであるポリ(フルオレニレン
スルフィド)が得られた。
【0022】実施例9 本実施例では、ジクロロメタン50mlにナフタレン
0.4M/l,トリフルオロ酢酸1.0M/l,無水酢
酸0.02M/l及び塩化イオウ0.2M/lを添加混
合した後、KMnO40.1M/lを添加混合し、室温
で℃240時間攪拌した。その後、実施例1と同様の操
作を行い、減圧乾燥した。結果として、ナフタレンに対
し収率が81%で、融点が330℃,分解開始温度が4
35℃の白色のポリマーであるポリ(ナフチレンスルフ
ィド)が得られた。
0.4M/l,トリフルオロ酢酸1.0M/l,無水酢
酸0.02M/l及び塩化イオウ0.2M/lを添加混
合した後、KMnO40.1M/lを添加混合し、室温
で℃240時間攪拌した。その後、実施例1と同様の操
作を行い、減圧乾燥した。結果として、ナフタレンに対
し収率が81%で、融点が330℃,分解開始温度が4
35℃の白色のポリマーであるポリ(ナフチレンスルフ
ィド)が得られた。
【0023】実施例10 本実施例では、上記実施例9の無水酢酸の量を0.04
M/lに代えて操作を行った。その他の試薬の種類,量
や反応条件は実施例9と同様である。結果として、ナフ
タレンに対し収率が84%で 融点・分解開始温度が実
施例9と同じポリマーが得られた。
M/lに代えて操作を行った。その他の試薬の種類,量
や反応条件は実施例9と同様である。結果として、ナフ
タレンに対し収率が84%で 融点・分解開始温度が実
施例9と同じポリマーが得られた。
【0024】実施例11 本実施例では、上記実施例9の無水酢酸の量を0.08
M/lに代えて操作を行った。その他の試薬の種類,量
や反応条件は実施例9と同様である。結果として、ナフ
タレンに対する収率,融点,分解開始温度が実施例10
と同じポリマーが得られた。
M/lに代えて操作を行った。その他の試薬の種類,量
や反応条件は実施例9と同様である。結果として、ナフ
タレンに対する収率,融点,分解開始温度が実施例10
と同じポリマーが得られた。
【0025】実施例12 本実施例では、上記実施例9の無水酢酸を用いずに操作
を行った。その他の試薬の種類,量や反応条件は実施例
9と同様である。結果として、ナフタレンに対する収率
が31%で、融点,分解開始温度が実施例9と同じポリ
マーが得られた。
を行った。その他の試薬の種類,量や反応条件は実施例
9と同様である。結果として、ナフタレンに対する収率
が31%で、融点,分解開始温度が実施例9と同じポリ
マーが得られた。
【0026】実施例13 本実施例では、上記実施例9の無水酢酸の量を実施例1
0と同様に0.04M/lとして操作を行った。また、
各試薬の混合攪拌作業は、60℃の下で20時間行っ
た。その他の試薬の種類,量は実施例9と同様である。
結果として、ナフタレンに対する収率が79%で、融
点,分解開始温度が実施例9と同じポリマーが得られ
た。
0と同様に0.04M/lとして操作を行った。また、
各試薬の混合攪拌作業は、60℃の下で20時間行っ
た。その他の試薬の種類,量は実施例9と同様である。
結果として、ナフタレンに対する収率が79%で、融
点,分解開始温度が実施例9と同じポリマーが得られ
た。
【0027】実施例14 本実施例では、ジクロロメタン50mlに、デュレン
0.4M/l,トリフルオロ酢酸1.0M/l,無水酢
酸0.1M/l及び塩化イオウ0.2M/l,KMnO
40.1M/lを添加混合し、室温で200時間攪拌し
た。その後、実施例1と同様の操作を行い、減圧乾燥し
た。結果として、デュレンに対し収率が79%で、融点
が285℃,分解開始温度が343℃の白色のポリマー
であるポリ(2,3,5,6−テトラメチルフェニレン
スルフィド)が得られた。
0.4M/l,トリフルオロ酢酸1.0M/l,無水酢
酸0.1M/l及び塩化イオウ0.2M/l,KMnO
40.1M/lを添加混合し、室温で200時間攪拌し
た。その後、実施例1と同様の操作を行い、減圧乾燥し
た。結果として、デュレンに対し収率が79%で、融点
が285℃,分解開始温度が343℃の白色のポリマー
であるポリ(2,3,5,6−テトラメチルフェニレン
スルフィド)が得られた。
【0028】実施例15 本実施例では、上記実施例14のデュレンを、同モル濃
度の1,4−ジメトキシベンゼンに代えて操作を行っ
た。その他の試薬の種類,量や反応条件等は実施例14
と同様である。結果として、1,4−ジメトキシベンゼ
ンに対し収率が82%で、融点が218℃,分解開始温
度が302℃のオレンジ色のポリマーであるポリ(2,
5−ジメトキシフェニレンスルフィド)が得られた。
度の1,4−ジメトキシベンゼンに代えて操作を行っ
た。その他の試薬の種類,量や反応条件等は実施例14
と同様である。結果として、1,4−ジメトキシベンゼ
ンに対し収率が82%で、融点が218℃,分解開始温
度が302℃のオレンジ色のポリマーであるポリ(2,
5−ジメトキシフェニレンスルフィド)が得られた。
【0029】実施例16 本実施例lでは、上記実施例14のデュレンを、同モル
濃度の2,6−ジメチルナフタレンに代えて操作を行っ
た。その他の結果の試薬の種類や反応条件等は実施例1
4と同様である。結果として、2,6−ジメチルナフタ
レンに対し収率が72%で、融点が275℃,分解開始
温度が315℃のうす茶色のポリマーであるポリ(2,
6−ジメチルナフチレンスルフィド)が得られた。
濃度の2,6−ジメチルナフタレンに代えて操作を行っ
た。その他の結果の試薬の種類や反応条件等は実施例1
4と同様である。結果として、2,6−ジメチルナフタ
レンに対し収率が72%で、融点が275℃,分解開始
温度が315℃のうす茶色のポリマーであるポリ(2,
6−ジメチルナフチレンスルフィド)が得られた。
【0030】実施例17 本実施例では、上記実施例14のデュレンを、同モル濃
度の4,4′−ジメトキシビフェニルに代えて操作を行
った。その他の試薬の種類,量や反応条件等は実施例1
4と同様である。結果とし、4,4′−ジメトキシビフ
ェニルに対し収率が75%で、融点が275℃,分解開
始お度が350℃の白色のポリマーであるポリ(ジメト
キシビフェニルスルフィド)が得られた。
度の4,4′−ジメトキシビフェニルに代えて操作を行
った。その他の試薬の種類,量や反応条件等は実施例1
4と同様である。結果とし、4,4′−ジメトキシビフ
ェニルに対し収率が75%で、融点が275℃,分解開
始お度が350℃の白色のポリマーであるポリ(ジメト
キシビフェニルスルフィド)が得られた。
【0031】実施例18 本実施例では、上記実施例14のデュレンを、同モル濃
度の1,4−ジフェニルベンゼンに代えて操作を行っ
た。その他の試薬の種類,量や反応条件は実施例14と
同様である。結果として、1,4−フェニルベンゼンに
対し収率が84%で、融点が305℃,分解開始温度が
405℃の白色のポリマーであるポリ(P−フェニレン
スルフィド)が得られた。
度の1,4−ジフェニルベンゼンに代えて操作を行っ
た。その他の試薬の種類,量や反応条件は実施例14と
同様である。結果として、1,4−フェニルベンゼンに
対し収率が84%で、融点が305℃,分解開始温度が
405℃の白色のポリマーであるポリ(P−フェニレン
スルフィド)が得られた。
【0032】実施例19 本実施例では、上記実施例14のデュレンを、同モル濃
度のフルオレンに代えて操作を行った。その他の試薬の
種類,量や反応条件は実施例14と同様である。結果と
して、フルオレンに対し収率が84%で、融点が339
℃,分解開始温度が450℃の白色のポリマーであるポ
リ(フルオレニレンスルフィド)が得られた。
度のフルオレンに代えて操作を行った。その他の試薬の
種類,量や反応条件は実施例14と同様である。結果と
して、フルオレンに対し収率が84%で、融点が339
℃,分解開始温度が450℃の白色のポリマーであるポ
リ(フルオレニレンスルフィド)が得られた。
【0033】実施例20 本実施例では、上記実施例14のKMnO4を、同モル
濃度のMnO2に代えて操作を行った。その他の試薬の
種類,量や反応条件は実施例14と同様である。結果と
して、デュレンに対し収率が78%で、融点が287
℃,分解開始温度が343℃の白色のポリマーであるポ
リ(2,3,5,6−テトラメチルフェニレンスルフィ
ド)が得られた。
濃度のMnO2に代えて操作を行った。その他の試薬の
種類,量や反応条件は実施例14と同様である。結果と
して、デュレンに対し収率が78%で、融点が287
℃,分解開始温度が343℃の白色のポリマーであるポ
リ(2,3,5,6−テトラメチルフェニレンスルフィ
ド)が得られた。
【0034】実施例21 本実施例では、上記実施例20のデュレンを、同モル濃
度の1,4−ジメトキシベンゼンに代えて操作を行っ
た。その他の試薬の種類,量や反応条件等は実施例20
と同様である。結果として、1,4−ジメトキシベンゼ
ンに対し収率が80%で、融点が217℃,分解開始温
度が302℃のオレンジ色のポリマーであるポリ(2,
5−ジメトキシフェニレンスルフィド)が得られた。
度の1,4−ジメトキシベンゼンに代えて操作を行っ
た。その他の試薬の種類,量や反応条件等は実施例20
と同様である。結果として、1,4−ジメトキシベンゼ
ンに対し収率が80%で、融点が217℃,分解開始温
度が302℃のオレンジ色のポリマーであるポリ(2,
5−ジメトキシフェニレンスルフィド)が得られた。
【0035】実施例22 本実施例では、上記実施例20のデュレンを、同モル濃
度の2,6−ジメチルナフタレンに代えて操作を行っ
た。その他の試薬の種類,量や反応条件等は実施例20
と同様である。結果として、2,6−ジメチルナフタレ
ンに対し収率が73%で、融点が270℃,分解開始温
度が314℃のうす茶色のポリマーであるポリ(2,6
−ジメチルナフチレンスルフィド)が得られた。
度の2,6−ジメチルナフタレンに代えて操作を行っ
た。その他の試薬の種類,量や反応条件等は実施例20
と同様である。結果として、2,6−ジメチルナフタレ
ンに対し収率が73%で、融点が270℃,分解開始温
度が314℃のうす茶色のポリマーであるポリ(2,6
−ジメチルナフチレンスルフィド)が得られた。
【0036】実施例24 本実施例では、上記実施例20のデュレンを、同モル濃
度の4,4’−ジメトキシヒフェニルに代えて操作を行
った。その他の試薬の種類,量や反応条件等は実施例2
0と同様である。結果として、4,4’−ジメトキシビ
フェニルに対し収率が76%で、融点が273℃,分解
開始お度が350℃の白色のポリマーであるポリ(ジメ
トキシビフェニルスルフィド)が得られた。
度の4,4’−ジメトキシヒフェニルに代えて操作を行
った。その他の試薬の種類,量や反応条件等は実施例2
0と同様である。結果として、4,4’−ジメトキシビ
フェニルに対し収率が76%で、融点が273℃,分解
開始お度が350℃の白色のポリマーであるポリ(ジメ
トキシビフェニルスルフィド)が得られた。
【0037】実施例24 本実施例では、上記実施例20のデュレンを、同モル濃
度の1,4−ジフェニルベンゼンに代えて操作を行っ
た。その他の試薬の種類,量や反応条件は実施例20と
同様である。結果として、1,4−ジフェニルベンゼン
に対し収率が85%で、融点が305℃,分解開始温度
が404℃の白色のポリマーであるポリ(P−フェニレ
ンスルフィド)が得られた。
度の1,4−ジフェニルベンゼンに代えて操作を行っ
た。その他の試薬の種類,量や反応条件は実施例20と
同様である。結果として、1,4−ジフェニルベンゼン
に対し収率が85%で、融点が305℃,分解開始温度
が404℃の白色のポリマーであるポリ(P−フェニレ
ンスルフィド)が得られた。
【0038】実施例25 本実施例では、上記実施例20のデュレンを、同モル濃
度のフルオレンに代えて操作を行った。その他の試薬の
種類,量や反応条件は実施例20と同様である。結果と
して、フルオレンに対し収率が87%で、融点が334
℃,分解開始温度が449℃の白色のポリマーであるポ
リ(フルオレニレンスルフィド)が得られた。
度のフルオレンに代えて操作を行った。その他の試薬の
種類,量や反応条件は実施例20と同様である。結果と
して、フルオレンに対し収率が87%で、融点が334
℃,分解開始温度が449℃の白色のポリマーであるポ
リ(フルオレニレンスルフィド)が得られた。
【0039】実施例26 本実施例では、ジクロロメタン50mlにナフタレン
0.4M/l,トリフルオロ酢酸1.0M/l,トリフ
ルオロ酢酸無水物0.1M/l及び塩化イオウ0.2M
/lを添加混合した後、CeO20.4M/lを添加混
合し、室温で200時間攪拌した。その後、実施例1と
同様の操作を行い、減圧乾燥した。結果として、ナフタ
レンに対し収率が82%で、融点が330℃,分解開始
温度が435℃の白色のポリマーであるポリ(ナフチレ
ンスルフィド)が得られた。
0.4M/l,トリフルオロ酢酸1.0M/l,トリフ
ルオロ酢酸無水物0.1M/l及び塩化イオウ0.2M
/lを添加混合した後、CeO20.4M/lを添加混
合し、室温で200時間攪拌した。その後、実施例1と
同様の操作を行い、減圧乾燥した。結果として、ナフタ
レンに対し収率が82%で、融点が330℃,分解開始
温度が435℃の白色のポリマーであるポリ(ナフチレ
ンスルフィド)が得られた。
【0040】実施例27 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のV2O5に代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が80%で、融点が332
℃,分解開始温度が436℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
度のV2O5に代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が80%で、融点が332
℃,分解開始温度が436℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0041】実施例28 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
庶のCo2O3に代えて操作を行った。その他の試薬の
種類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果と
して、ナフタレンに対し収率が81%で、融点が331
℃,分解開始温度が433℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
庶のCo2O3に代えて操作を行った。その他の試薬の
種類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果と
して、ナフタレンに対し収率が81%で、融点が331
℃,分解開始温度が433℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0041】実施例29 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のPbO2に代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が79%で、融点が325
℃,分解開始温度が432℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
度のPbO2に代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が79%で、融点が325
℃,分解開始温度が432℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0042】実施例30 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のK2S2O8に代えて操作を行った。その他の試薬
の種類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果
として、ナフタレンに対し収率が75%で、融点が32
4℃,分解開始温度が432℃の白色のポリマーである
ポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
度のK2S2O8に代えて操作を行った。その他の試薬
の種類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果
として、ナフタレンに対し収率が75%で、融点が32
4℃,分解開始温度が432℃の白色のポリマーである
ポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0043】実施例31 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のジシアノジブロモベンゾキノン(DDQ)に代えて
操住を行った。その他の試薬の種類,量や反応条件は実
施例26と同様である。結果として、ナフタレンに対し
収率が85%で、融点が330℃,分解開始温度が43
5℃の白色のポリマーであるポリ(ナフチレンスルフィ
ド)が得られた。
度のジシアノジブロモベンゾキノン(DDQ)に代えて
操住を行った。その他の試薬の種類,量や反応条件は実
施例26と同様である。結果として、ナフタレンに対し
収率が85%で、融点が330℃,分解開始温度が43
5℃の白色のポリマーであるポリ(ナフチレンスルフィ
ド)が得られた。
【0044】実施例32 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のMnO2に代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が78%で、融点,分解開始
温度,性状が実施例31と同じポリマーであるポリ(ナ
フチレンスルフィド)が得られた。
度のMnO2に代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が78%で、融点,分解開始
温度,性状が実施例31と同じポリマーであるポリ(ナ
フチレンスルフィド)が得られた。
【0045】実施例33 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のTl2O3にこ代えて操作を行った。その他の試薬
の種類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果
として、ナフタレンに対し収率が92%で、融点が33
1℃,分解開始温度が434℃の白色のポリマーである
ポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
度のTl2O3にこ代えて操作を行った。その他の試薬
の種類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果
として、ナフタレンに対し収率が92%で、融点が33
1℃,分解開始温度が434℃の白色のポリマーである
ポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0046】実施例34 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のNH2OH・HClに代えて操作を行った。その他
の試薬の種類,量や反応条件は実施例26と同様であ
る。結果として、ナフタレンに対し収率が89%で、融
点が332℃,分解開始温度が434℃の白色のポリマ
ーであるポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
度のNH2OH・HClに代えて操作を行った。その他
の試薬の種類,量や反応条件は実施例26と同様であ
る。結果として、ナフタレンに対し収率が89%で、融
点が332℃,分解開始温度が434℃の白色のポリマ
ーであるポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0047】実施例35 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のN3Hに代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が62%で、融点が325
℃,分解開始温度が432℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
度のN3Hに代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が62%で、融点が325
℃,分解開始温度が432℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0048】実施例36 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のNaClO2に代えて操作を行った。その他の試薬
の種類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果
として、ナフタレンに対し収率が81%で、融点が33
0℃,分解開始温度が434℃の白色のポリマーである
ポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
度のNaClO2に代えて操作を行った。その他の試薬
の種類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果
として、ナフタレンに対し収率が81%で、融点が33
0℃,分解開始温度が434℃の白色のポリマーである
ポリ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0049】実施例37 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のNiO2に代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が65%で、融点が328
℃,分解開始温度が433℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
度のNiO2に代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が65%で、融点が328
℃,分解開始温度が433℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0050】実施例38 本実施例では、上記実施例26のCeO2を、同モル濃
度のAgOに代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が75%で、融点が330
℃,分解開始温度が435℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
度のAgOに代えて操作を行った。その他の試薬の種
類,量や反応条件は実施例26と同様である。結果とし
て、ナフタレンに対し収率が75%で、融点が330
℃,分解開始温度が435℃の白色のポリマーであるポ
リ(ナフチレンスルフィド)が得られた。
【0051】実施例39 本実施例では、ジクロロメタン50mlにナフタレン
0.4M/l,濃硫酸2.0M/l、無水酢酸0.8M
/l及び塩化イオウ0.2M/lを添加混合した後、P
bO20.2M/lを添加混合し、室温で120時間攪
拌した。その後、実施例1と同様の操作を行い、減圧乾
燥した。結果として、ナフタレンに対し収率が75%
で、融点が325℃,分解開始温度が427℃の淡黄色
のポリマーであるポリ(ナフチレンスルフィド)が得ら
れた。
0.4M/l,濃硫酸2.0M/l、無水酢酸0.8M
/l及び塩化イオウ0.2M/lを添加混合した後、P
bO20.2M/lを添加混合し、室温で120時間攪
拌した。その後、実施例1と同様の操作を行い、減圧乾
燥した。結果として、ナフタレンに対し収率が75%
で、融点が325℃,分解開始温度が427℃の淡黄色
のポリマーであるポリ(ナフチレンスルフィド)が得ら
れた。
【0052】比較例1 テトラクロロエタン50mlに、p−キシレン0.4M
/l,トリフルオロ酢酸1.0M/l,トリフルオロ酢
酸無水物0.2M/l及び塩化イオウ0.1M/lを添
加混合した後、ジシアノジブロモベンゾキノン(DD
Q)0.2M/lを添加混合し、室温にて20時間攪拌
した。次に、この反応溶液を塩酸酸性としたメタノール
中へ滴下し淡黄色の沈澱を得た。この沈澱物をアンモニ
ア水でよく洗浄した後、さらにメタノール洗浄した。滅
圧乾燥後、重量測定した結果、収率はp−キシレンに対
し49%であり、熱分析(DSC,TGA,DTA)の
結果、融点が237℃刈で分解開始温度も237℃のポ
リマーが得られた。
/l,トリフルオロ酢酸1.0M/l,トリフルオロ酢
酸無水物0.2M/l及び塩化イオウ0.1M/lを添
加混合した後、ジシアノジブロモベンゾキノン(DD
Q)0.2M/lを添加混合し、室温にて20時間攪拌
した。次に、この反応溶液を塩酸酸性としたメタノール
中へ滴下し淡黄色の沈澱を得た。この沈澱物をアンモニ
ア水でよく洗浄した後、さらにメタノール洗浄した。滅
圧乾燥後、重量測定した結果、収率はp−キシレンに対
し49%であり、熱分析(DSC,TGA,DTA)の
結果、融点が237℃刈で分解開始温度も237℃のポ
リマーが得られた。
【0053】比較例2 この比較例では、上記比較例1の塩化イオウの量を0.
2M/lに代えて操作を行った。その他の試薬の種類,
量や反応条件は比較例1と同様である。結果として、p
−キシレンに対し収率が40%で、融点が214℃で分
解開始温度も214℃のポリマーが得られた。
2M/lに代えて操作を行った。その他の試薬の種類,
量や反応条件は比較例1と同様である。結果として、p
−キシレンに対し収率が40%で、融点が214℃で分
解開始温度も214℃のポリマーが得られた。
【0054】比較例3 1000mlのナス型フラスコを酸素ガスで置換した
後、テトラクロロエタン50ml、p−キシレン0.4
M/l,トリフルオロ酢酸1.0M/lトリフルオロ酢
酸無水物0.2M/l、VO(acac)210ml、
及び塩化イオウ0.1M/lを添加混合し、室温にて2
0時間攪拌した。次に、この反応溶液を塩酸酸性とした
メタノール中へ滴下し、淡黄色の沈澱を得た。この沈澱
物をアンモニア水でよく洗浄した後、メタノールで洗浄
した。さらに二硫化炭素でよく洗浄した後、再びメタノ
ールで洗浄した。減圧乾燥後、重量測定した結果、収率
はp−キシレンに対し19%であり、融点が246℃で
分解開始温度も246℃のポリマーが得られた。
後、テトラクロロエタン50ml、p−キシレン0.4
M/l,トリフルオロ酢酸1.0M/lトリフルオロ酢
酸無水物0.2M/l、VO(acac)210ml、
及び塩化イオウ0.1M/lを添加混合し、室温にて2
0時間攪拌した。次に、この反応溶液を塩酸酸性とした
メタノール中へ滴下し、淡黄色の沈澱を得た。この沈澱
物をアンモニア水でよく洗浄した後、メタノールで洗浄
した。さらに二硫化炭素でよく洗浄した後、再びメタノ
ールで洗浄した。減圧乾燥後、重量測定した結果、収率
はp−キシレンに対し19%であり、融点が246℃で
分解開始温度も246℃のポリマーが得られた。
【0055】比較例4 この悲観例では、上記比較例3のトリフルオロ酢酸無水
物の量を0.5M/lに代えて操作を行った。その他の
試薬の種類,量や反応条件は比較例3と同様である。結
果として、p−キシレンに対し収率が79%で、融点が
290℃で分解開始温度も290℃のポリマーが得られ
た。
物の量を0.5M/lに代えて操作を行った。その他の
試薬の種類,量や反応条件は比較例3と同様である。結
果として、p−キシレンに対し収率が79%で、融点が
290℃で分解開始温度も290℃のポリマーが得られ
た。
【0056】実施例及び比較例についての考案 以上のような各実施例及び比較例につき、生成されたポ
リマーの収率,融点,及び分解開始温度について次表1
〜表7にまとめた。
リマーの収率,融点,及び分解開始温度について次表1
〜表7にまとめた。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】 これらの表からも明らかなように、実施例1〜39で、
得られたポリマーは、すべて分解開始温度が融点よりも
遥かに高く、加熱溶融によって成形可能なものであっ
た。これに対して、従来の方法である比較例1〜4で生
成されたポリマーは分解開始温度と融点とが同じ温度で
あった。従って、各実施例で得られたポリマーは、従来
法で得られたポリマーに比べて加熱成形に適したもので
あることが判明した。
得られたポリマーは、すべて分解開始温度が融点よりも
遥かに高く、加熱溶融によって成形可能なものであっ
た。これに対して、従来の方法である比較例1〜4で生
成されたポリマーは分解開始温度と融点とが同じ温度で
あった。従って、各実施例で得られたポリマーは、従来
法で得られたポリマーに比べて加熱成形に適したもので
あることが判明した。
【発明の効果】叙上のように、本発明の製造方法によれ
ば、分解開始温度が融点よりも遥かにに高い芳香族ポリ
チオエーテルを製造することが可能となった。従って、
本発明によって製造された芳香族ポリチオエーテルは、
加熱溶融による成形も行うことができるという効果を得
た。
ば、分解開始温度が融点よりも遥かにに高い芳香族ポリ
チオエーテルを製造することが可能となった。従って、
本発明によって製造された芳香族ポリチオエーテルは、
加熱溶融による成形も行うことができるという効果を得
た。
Claims (3)
- 【請求項1】プロトン酸の存在下、ナフタレン,アント
ラセン,ビフェニル,トリフェニル,ジフェニルエーテ
ル,フルオレン,又はこれらの化合物の電子供与性置換
基を有する誘導体,ベンゼンのメトキシ置換体,又はデ
ュレンのうちから選択される少なくとも1種の芳香族炭
化水素と、イオウ化合物とを、酸素類,金属酸化物,過
マンガン酸又はその塩,過酸化物,ペルオクソ酸又はそ
の塩,酸素酸又はその塩,金属性,ヒドロキシルアミン
の酸塩,又はアジ化水素のうちから選択される少なくと
も1種の酸化剤で酸化し重合して製造することを特徴と
する芳香族ポリチオエーテルの製造方法。 - 【請求項2】前記酸化重合を、脱水剤の存在下で行う請
求項1記載の芳香族ポリチオエーテルの製造方法。 - 【請求項3】前記酸化重合を、バナジルアセチルアセト
ネート及び/又はバナジルテトラフェニルポルフィリン
の存在下で行う請求項1記載の芳香族ポリチオエーテル
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3128871A JPH0570593A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 芳香族ポリチオエーテルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3128871A JPH0570593A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 芳香族ポリチオエーテルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0570593A true JPH0570593A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=14995428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3128871A Pending JPH0570593A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 芳香族ポリチオエーテルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0570593A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002148251A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-22 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | コプラナーpcb類の分解性評価用代替指標物質および分解性評価方法 |
JP2002148252A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-22 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | ダイオキシン類の分解性評価用代替指標物質および分解性評価方法 |
JP2007077209A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Dainippon Ink & Chem Inc | ポリフェニレンスルフィド及びその製造方法 |
WO2023223670A1 (ja) * | 2022-05-18 | 2023-11-23 | 日産化学株式会社 | 重合体及び光学レンズ用樹脂組成物 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3128871A patent/JPH0570593A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002148251A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-22 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | コプラナーpcb類の分解性評価用代替指標物質および分解性評価方法 |
JP2002148252A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-22 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | ダイオキシン類の分解性評価用代替指標物質および分解性評価方法 |
JP2007077209A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Dainippon Ink & Chem Inc | ポリフェニレンスルフィド及びその製造方法 |
WO2023223670A1 (ja) * | 2022-05-18 | 2023-11-23 | 日産化学株式会社 | 重合体及び光学レンズ用樹脂組成物 |
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