JPS59128Y2 - 折畳み座椅子 - Google Patents

折畳み座椅子

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Publication number
JPS59128Y2
JPS59128Y2 JP2056682U JP2056682U JPS59128Y2 JP S59128 Y2 JPS59128 Y2 JP S59128Y2 JP 2056682 U JP2056682 U JP 2056682U JP 2056682 U JP2056682 U JP 2056682U JP S59128 Y2 JPS59128 Y2 JP S59128Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backrest
connecting pipe
seat
press
inclination angle
Prior art date
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Expired
Application number
JP2056682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58123740U (ja
Inventor
治 藤塚
Original Assignee
大興産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大興産業株式会社 filed Critical 大興産業株式会社
Priority to JP2056682U priority Critical patent/JPS59128Y2/ja
Publication of JPS58123740U publication Critical patent/JPS58123740U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS59128Y2 publication Critical patent/JPS59128Y2/ja
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 本考案は、プラスチックスで一体成形された座体と背も
たれとを、一対の傾斜角調整具を介して連結して戊るプ
ラスチック製の折畳み座椅子に関するものである。
従来技術 従来の折畳み座椅子は、第6図に示すように、U字型の
パイプ21.22を相対向させて、各端部を傾斜角調整
具23を介して連結し、各パイプ21.22にたわみを
防止するためのバンド等(図示せず)を掛は渡して骨組
をつくり、各パイプ21.22をウレタンフオーム等の
板状の弾性材24でサンドイッチ状に包むと共に、各弾
性材24を接着剤で接着し、これらを繊維又はレザー製
のカバー25で包み込んで製作していた。
従って、従来の折畳み座椅子は、構成部品の数が多いと
共に、製作に多くの工程を要するので、製作に多くの時
間を要すると共に、製品コストの上昇を余儀なくしてい
た。
又、使用時に身体の一部がパイプ21.22に接触して
不快感を受けることがあり、又パイプ21.22により
弾性材24およびカバー25が破られて、パイプ21.
22の一部が外部に露出してしまうことがあり、長期の
使用に耐え得ることができない等の不具合があった。
考案の構成 本考案は、パイプの骨組みとする従来の折畳み座椅子の
有する上記各不具合に鑑みてなされたもので、その要旨
は、座椅子の座体と背もたれとを、それぞれプラスチッ
クで一体成形し、この座体と背もたれとを一対の傾斜角
調整具を介して連結したことであり、以下実施例を添附
図面を参照にして説明する。
本考案に係る折畳み座椅子は、プラスチックで一体成形
された座体Aと、同様の背もたれBと、一対の傾斜角調
整具Cとで構成される。
第1図に示すように、座体Aの主体部1の中央部は、人
体の臀部がフィツトし易いように、やや下方にわん曲さ
せであると共に両側部に比較して薄肉に成形されて、適
度の弾力性が付与されている。
又、座体Aの主体部1の両側縁および前端縁には、それ
ぞれ補強用のリブ2が、座体Aの内方に向かって連設さ
れており、主体部1の後端面(背もたれBと対向する面
)の両端部は、他部に比較して厚肉に成形されており、
当該後端面の両端部に、それぞれ連結パイプ圧入孔3が
水平に穿設されている。
又、背もたれBを使用した際に、座体Aが転倒するのを
防止するためのコ字形の転倒防止枠4が、座体Aの主体
部1の後端部に連設されて′いる。
一方、第2図に示すように、背もたれBの主体部5の中
央部は、前記座体Aと同様に、人体の背部がフィツトし
易いように、やや下方にわん曲させであると共に、両側
部に比較して薄肉に成形されて、適度の弾力性が付与さ
れている。
又、背もたれBy型主体50両側縁および上端縁には、
それぞれネH強用のリブ6か゛、背もたれBの内方に向
って連記されており、主体部5の下端面(座体Aと対向
する面)の両端部は、他部に比較して厚肉に成形されて
おり、当該下端面の両端部に、それぞれ連結パイプ圧入
孔7が穿設されている。
又、傾斜角調整具Cは、第3図に示すよにう、軸方向に
溝8を設けた連結パイプ9を備えた固定体10と、同じ
く軸方向に溝11を設けた連結パイプ12を備えた回動
体13とを組み合わせたもので、回動体13が固定体1
0に対して回動自在かつ数個所の特定位置で固定自在と
なるような構造を有している。
そして、第4図および第5図に示すように、各傾斜角調
整具Cの固定体10に設けた連結パイプ9を、座体Aの
後端面に穿設した連結パイプ圧入孔3に圧入すると共に
、回動体13に設けた連結パイプ12を、背もたれBの
下端面に穿設した連結パイプ圧入孔7に圧入する。
これで、一対の傾斜角調整具Cを介して、座体Aと背も
たれBとが連結されて、折畳み座椅子が組み立てられる
尚、傾斜角調整具Cの固定体10に設けた連結パイプ9
および回動体13に設けた連結パイプ12には、いずれ
も軸方向に溝8,11が設けられているので、各連結パ
イプ9,12を、座体Aおよび背もたれBの各連結パイ
プ圧入孔3,7に圧入する際に、各連結パイプ9,12
が僅かに変形される。
このため、傾斜角調整具Cと、座体Aおよび背もたれB
とが確実に固定され、経年使用によっても、緩みを生ず
ることはない。
又、傾斜角調整具Cの回動体13に設けた連結パイプ1
2の圧入長さを調整することにより、背もたれBの高さ
を自在に調整することができる。
更に、背もたれBの主体部5の上縁部は厚肉に成形され
ていると共に、該主体部5の両側縁および上縁には、補
強用のリブ6が連設されているので、十分な使用強度を
有し、傾斜角調整具Cの回動体13の各連結パイプ12
を、背もたれBの各連結パイプ圧入孔7に圧入して保持
するのみで、使用時において背もたれBがねじられたり
することはない。
考案の作用 座椅子を使用するには、第5図で実線で示すように、背
もたれBを座体Aに対して回動させて、所定の傾斜角を
有する位置で個定し、又使用しないときは、同図で二点
鎖線で示すように、背もたれBを座体Aに重ねて折畳ん
でおく。
考案の効果 (1)本考案の折畳み座椅子は、プラスチックで一体成
形された座体と、同様の背もたれと、一対の傾斜角調整
具のみからなり、しかも、座体および背もたれの各対向
面の両端部に穿設した各連結パイプ圧入孔に、傾斜角調
整具の固定体および回動体に設けた各連結パイプを圧入
するのみで組み立てることができるので、従来のU字型
のパイプを骨組みとする座椅子に比較して、構成部品の
数が少なくて済むと共に、組み立てが簡単となり、ひい
ては製品コストを低下させることができ、しかも従来の
座椅子のように、パイプを骨組みとして用いていないの
で、弾性材およびカバーが破られて、パイプの一部が外
部に露出するという不具合は全く生じない。
(2)座体および背もたれは、それぞれプラスチックの
一体成形に係るものであるので、人体の臀部および背部
にフィツトし易いように成形することができると共に、
座体および背もたれの各主体部の中央部を、他部に比較
して薄肉にすることにより弾力性を付与することができ
るので、座り心地をよくすることができ、しかも、成形
時に座体および背もたれの表面に適宜の模様を施すこと
が可能となり、これにより装飾効果を発揮せしめること
ができる。
(3)座体の後端部に転倒防止枠を一体に連設しである
ので、使用時における座椅子の転倒を確実に防止するこ
とができ、これにより座椅子の強度および安定度を増大
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、座体Aを示すもので、同イは全体斜視図、同
口は、中央部を縦断した斜視図、同ハは、中央部を横断
した斜視図、第2図イは、背もたれBの全体斜視図、同
口は、中央部を縦断した斜視図、第3図は、傾斜角調整
具Cの斜視図、第4図は、本考案に係る座椅子の斜視図
、第5図は、同じく側面図、第6図は、従来の座椅子の
斜視図である。 主要部分の符号の説明 A:座体、B:背もたれ、C:
傾斜角調整具、3:座体のパイプ圧入孔、4:転倒防止
枠、7:背もたれのパイプ圧入孔、9゜12:連結パイ
プ、10:傾斜角調整具の固定体、13:傾斜角調整具
の回動体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチックで一体形成された座体Aと、同様の背もた
    れBと、連結パイプ12を備えた回動体13が、連結パ
    イプ9を備えた固定体10に対して回動自在かつ数個所
    の特定位置で固定自在となる構造を有する一対の傾斜角
    調整具Cとから戊り、前記座体Aと前記背もたれBとの
    各対向面の両端部に、それぞれ連結パイプ圧入孔3,7
    を穿設し、座体Aの後端部に転倒防止枠4を連設し、傾
    斜角調整具Cの固定体10に設けた連結パイプ9を、座
    体Aの連結パイプ圧入孔3に圧入すると共に、回動体1
    3に設けた連結パイプ12を背もたれBの連結パイプ圧
    入孔7に圧入し、座体Aと背もたれBとを、一対の傾斜
    角調整具Cを介して連結して成る折畳み座椅子。
JP2056682U 1982-02-16 1982-02-16 折畳み座椅子 Expired JPS59128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2056682U JPS59128Y2 (ja) 1982-02-16 1982-02-16 折畳み座椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2056682U JPS59128Y2 (ja) 1982-02-16 1982-02-16 折畳み座椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58123740U JPS58123740U (ja) 1983-08-23
JPS59128Y2 true JPS59128Y2 (ja) 1984-01-05

Family

ID=30032729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2056682U Expired JPS59128Y2 (ja) 1982-02-16 1982-02-16 折畳み座椅子

Country Status (1)

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JP (1) JPS59128Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS58123740U (ja) 1983-08-23

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