JPS59128815A - 音叉形水晶振動子の作成方法 - Google Patents

音叉形水晶振動子の作成方法

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Publication number
JPS59128815A
JPS59128815A JP378383A JP378383A JPS59128815A JP S59128815 A JPS59128815 A JP S59128815A JP 378383 A JP378383 A JP 378383A JP 378383 A JP378383 A JP 378383A JP S59128815 A JPS59128815 A JP S59128815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
tuning fork
crystal
etching
coordinate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP378383A
Other languages
English (en)
Inventor
Hozumi Nakada
穂積 中田
Minoru Ishihara
実 石原
Shiyuusuke Matsudo
秀亮 松戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority to JP378383A priority Critical patent/JPS59128815A/ja
Publication of JPS59128815A publication Critical patent/JPS59128815A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/15Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/21Crystal tuning forks
    • H03H9/215Crystal tuning forks consisting of quartz

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、音叉形水晶振動子の作成方法に関する。
屈曲振動を行なう音叉形水晶振動子は、その小型化に伴
なって電子式腕時計用の基準振動子として広く一般に普
及されてきている。
その加工方法はワイヤソーあるいは超音波加工等の機械
的方法によってきたが、最近、フォトエツチング技術を
用いた化学的方法も利用されるに至っている。この方法
は厚みを非常に薄くシた大きな水晶板から多数の同一形
状の音叉形水晶振動子をエツチングで切り出すもので、
fI−産性及び小型化の点て優れている。
第1図は、かかる従来の+5°Xカットの薄板状水晶板
の作成方法を示すものである。同図においてX、Y及び
Zは水晶の結晶軸であり、X軸はTi、支軸、Y軸は機
械軸、Z軸は光軸を示す。ここで結晶軸の形成する座標
を(x、y、z)座標とする。そして該(X、Y、Z)
座標のX軸について+X軸方向から見て左回りにα(一
般的に00〜1o0)だけ回転し、その回転後にできる
新しい軸をそれぞれY′軸及びZ′軸とし、これらが形
成する座標を(x、y’、z′)座標とする。
1は水晶をX、Y′平面で切り出した薄板状水晶板であ
り、従来の+5°Xカツトの薄板状水晶板を示す。音叉
形水晶振動子は、以上のように切り出された薄板状水晶
板1を、第2図に示すように音叉形水晶振動子の長手方
向が+Y′軸方向に合致するように、その薄板状水晶板
1にフ第1・工・ンチング技術を用いてエツチングを行
なうことにより形成されるのである。第2図において、
薄板状水晶板1からエツチングにて形成する音叉形水晶
振動子を一点鎖線にて示している。
第3図(a)は、+Z′軸方向から見た、以上の作成方
法によって作成された従来の音叉形水晶振動子2を示す
もので、同図(b)の点線内は音叉形水晶振動子2の音
叉溝部を拡大したものである。水晶はその軸方向によっ
てエツチング速度か異なり、X軸方向のエツチング速度
をx、X軸方向のエツチング速度をy、Z軸方向の工・
ンチング速度を2とすると、一般的にはZ>+X>−X
>yの関係がある。従ってこのエツチング速度の相互作
用によって音叉溝部の形状は同図(b)に示すようにな
るのである。同図(b)において斜線部3はエツチング
できなかった部分、すなわちエツチング残査部分を示す
。また、同図(b)中のγは音叉ifg部のエツチング
残査部分の形成するエツチング角度を示す。
しかし以上の従来の方法によって形成された音叉形水晶
振動子は第3図(b)かられかるように、その音叉溝部
において音叉形水晶振動子2の左右が非対称となり、音
叉形水晶振動子2の左右か非対称となると振動エネルギ
ーのもれが発生し、これはクリスタルインピータンス(
CI)値の低下にもつながるという欠点を有していた。
さらにまた、従来の方法によって作成された音叉形水晶
振動子2は音叉溝部のエツチング角度γか鋭角になり、
振動、落下等の衝撃を加えると、第3図(b)に示すエ
ツチング残査部分3のなす右側の表面たる3a面の左下
方向の延長線上に応力集中が起こり、該音叉溝部の破損
の原因となるという欠点をも有していた。
本発明の目的は、フォトエツチング技術を用いて音叉形
水晶振動子を作成する作成方法において、音叉形水晶振
動子の音叉溝部がほぼ左右対称となり、かつ、音叉溝部
のエツチング角度が鈍角となり該音叉溝部が破損しにく
くなるような音叉形水晶振動子の作成方法を提供するこ
とにある。
次に本発明の一実施例を、図面を用いて詳細に説明する
第4図は本発明に係る薄板状水晶板の作成方法の一実施
例を示すものである。
同図においてX、Y及びZは水晶の結晶軸であり、該結
晶軸の形成する座標を(X、Y、Z)座標とする。そし
て該(X、Y、Z)座標のX軸について+X軸方向から
見て左回りにα(一般的に0°〜10°)だけ回転し、
その回転後にできる新しい軸をそれぞ、れY′軸及び2
′軸とし、これらが形成する座標を(x、y′、Z′)
座標とする。さらに、該(X、Y’、Z′)座標におい
て、2′軸を回転軸として+2′軸方向から見て左回り
にβ(08〜10”)だけ回転し、その回転後にできる
新しい軸をそれぞれX′軸、Y ″軸とし、これらが形
成する座標を(X’、Y ”、2′)座標とする。11
は水晶を該(X’、Y ”、z′)座標のX′軸、Y″
軸平面で切り出した薄板状水晶板である。この薄板状水
晶板11の厚さは一般に0.2mm以下とされる。音叉
形水晶振動子は、以上のように切り出された薄板状水晶
板11を、第5図に示すように音叉形水晶振動子の長手
方向が+Y″軸方向に合致するように、その薄板状水晶
板↓1にフォトエツチング技術を用いてエツチングを行
なうことにより形成されるのである6第5図において、
薄板状水晶板11がらエツチングにて形成する音叉形水
晶振動子を一点鎖線にて示している。
第6図(a)は、+Z′軸方向から見た、本発明に係る
作成方法によって作成された音叉形水晶振動子12を示
すもので、同図(b)の点線内は音叉形水晶振動子12
の音叉溝部を拡大したものである。水晶は上記の従来技
術で説明したように、その軸方向によってエツチング速
度が異なリ、一般的にはz > + x >、 −x 
> yの関係かある。従って音叉溝部の形状は第6図(
b)に示すようになる。同図(b)において斜線部13
は音叉溝部のエツチングできなかった部分、すなわちエ
ツチング残香部分を示す。同図(b)に示すように音叉
形水晶振動子12の音叉溝部は従来の音叉形水晶振動子
の作成方法による音叉溝部と比し、そのエツチング残香
部分が少なくなり、また左右がほぼ対称となり、さらに
また、該音叉1酢部のエツチング残香部分のエツチング
角度δは鈍角となる。
以上詳細に説明したように、本発明は音叉形水晶振動子
をフォトエツチング技術を用いて作成する作成方法にお
いて、水晶の有する結晶軸の座標たる(x、Y、Z)座
標のX軸を回転軸として+X軸方向から見て左回りにO
〜10°回転し、新たにできた(X、Y’、Z′)座標
のZ′軸を回転軸として+2′軸方向から見て左回りに
O〜100回転し、新たにできた(x′、Y ″、Z’
)座標のX′軸Y ″軸で形成される平面で薄板状水晶
板を切り出し、さらに該薄板状水晶板の+Y ”軸方向
を音叉形水晶振動子の長手方向とするようにフォトエツ
チング技術を用いて音叉形水晶振動子を作成することと
したので、従来の音叉形水晶振動子の作成方法による音
叉溝部と比し、そのエツチング残香部分が少なくなるば
かりでなく、その音叉溝部において音叉形水晶振動子の
左右がほぼ対称となり、音叉形水晶振動子1の左右がほ
ぼ対称となると振動エネルギーのもれが発生せず、した
がってクリスタルインピータンス(CI)値の低下を生
じず、さらにまた、本発明の作成方法によって作成され
た音叉形水晶振動子は音叉溝部のエンチング角度が鈍角
になり、振動、落下等の種J撃を加えても、該音叉溝部
に応力集中が起こることもなく、したがって音叉溝部の
破損の原因となることもないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の+5°Xカツトの薄板状水晶板の作成
方法を示すものである。第2図は、薄板状水晶板からエ
ツチングにて形成する音叉形水晶振動子を一点鎖線にて
示したものである。第3図(a)は、従来の作成方法に
よって作成された音叉形水晶振動子2を示すもので、同
図(b)の点線内は音叉形水晶振動子2の音叉溝部を拡
大したものである。第4図は本発明に係る薄板状水晶板
の作成方法の一実施例を示すものである。第5図ば、薄
板状水晶板からエツチングにて形成する本発明に係る音
叉形水晶振動子を一点鎖線にて示したものである。第6
図(a)は、本発明に係る作成方法によって作成された
音叉形水晶振動子12を示すもので、同図(b)の点線
内は音叉形水晶振動子12の音叉溝部を拡大したもので
ある。 1・薄板状水晶板 2・音叉形水晶振動子 3・エツチング残香部分 3a・エツチング残香部分3のなす右側の表面11・薄
板状水晶板 12・音叉形水晶振動子 13・エツチング残香部分 第2図 第3図(θ)   第3図(b) 第4図 第5図 2′ /1 第6図(o)    第C図(b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 音叉形水晶振動子をフォトエツチング技術を用いて作成
    する作成方法において、水晶の有する結晶軸の座標たる
    (X、Y: Z)座標のX軸を回転軸として+X軸方向
    から見て左回りに0°〜100回転し、新たにできた(
    x、y′、z’)座標のZ′軸を回転軸として+Z′軸
    力向から見て左回りに00〜10’回転し、新たにでき
    た(X、Y″、Z’)座標のX′軸Y ”軸で形成され
    る平面で薄板状水晶板を切り出し、さらに該薄板状水晶
    板の十Y ”軸方向を音叉形水晶振動子の長手方向とす
    るようにフォトエツチング技術を用いて音叉形水晶振動
    子を作成することを特徴とする音叉形水晶振動子の作成
    方法。
JP378383A 1983-01-13 1983-01-13 音叉形水晶振動子の作成方法 Pending JPS59128815A (ja)

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JPS59128815A true JPS59128815A (ja) 1984-07-25

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ID=11566779

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7975364B2 (en) 2006-10-06 2011-07-12 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Method for producing a tuning-fork type crystal vibrating piece

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7975364B2 (en) 2006-10-06 2011-07-12 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Method for producing a tuning-fork type crystal vibrating piece

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