JPS59127452A

JPS59127452A - 送信制御方式

Info

Publication number: JPS59127452A
Application number: JP234483A
Authority: JP
Inventors: Masazumi Nakatsugawa; 中津川　正純
Original assignee: NEC Corp; Nippon Electric Co Ltd
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1983-01-12
Filing date: 1983-01-12
Publication date: 1984-07-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ポーリング方式によるデジタルテレメータシ
ステムにおける子局側からの情報送信を制御する送信制
御方式に関し、特に子局側のアドレス認識回路が不良と
なったときの情報送信の制御に関する。

従来、この種システムでは、親局から送信される子局呼
出し信号が複数の子局によって常時監視され、各子局は
、親局からの呼出し信号を認識回路によって自局アドレ
スと比較して一致を検出したとき送信回路を起動して必
要な情報を返送するようにしている。親局は、複数の子
局を順次呼出すことにより各子局からの情報を順次受信
することができる。このような従来方式は、いずれか１
つの子局の前記認識回路の故障によって、該不良な子局
が他のいずれの子局の呼出しに対しても情報を送出する
ようになる場合がある。このような障害が発生すると、
親局は、不良な子局からの情報が得られないばかりでな
く、他のすべての子局からの情報も受信することができ
なくなり、システム全体が大きく混乱する。特に、親局
からの子局呼出しが無線または１本の伝送路によって送
出される場合は、正常な他のすべての子局の動作が阻害
され、テレメータシステム全体の情報収集が不可能とな
ってしまうという欠点がある。しかも、このような障害
が発生すると、故障している局の発見が頗る困難である
。特に無線の場合は、すべての子局を一局ずつ巡回して
点検する必要があり、不良局の発見までに長期間を要す
る。有線の場合においても、回線の切分は試験等が必要
であり多大の時間と労力を要する。この様な障害をなく
するためには、前記認識回路自体の信頼性を向上させる
必要があり、費用の増大を招くことになる。

本発明の目的は、上述の欠点を解決し、不良動作による
ンステムへの悪影響を最小限とし、かつ親局から不良局
の判別を容易に行なうことができる送信制御方式を提供
することにある。

本発明の制御方式は、親局から送信される子局呼出し信
号を解読して自局アドレスとの一致を検出したとき親局
へ情報を送出するポーリング方式のデジタルテレメータ
システムにおいて、前記情報送出の回数をカウントし一
定のカウント値に達すると出力する計数回路と、該計数
回路の出力により前記情報の送出を停止状態に保持する
保持回路と、前記計数回路を一定時間でリセットするた
めのタイマとを備えて、一定回数以上の情報送出を禁止
し、前記保持回路は、親局からの送信禁止解除信号によ
ってリセットされることを特徴とする。

次に、本発明について、図面を参照して詳細に説明する
。

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

すなわち、親局からの呼出し信号が受信回路１に入力さ
れ復調される。復調された信号は認識回路２に送られて
自局アドレスと比較される。

アドレスの一致により自局呼出しと認識されたときは、
送信起動回路３により送信回路４が起動されスイッチ接
点を通して出力端子から情報が送信される。親局側では
、該信号を受信して情報を収集し、同様にして次りと各
子局の情報を収集する。

親局は、回線障害等のために子局からの情報が受信され
ないときまたは受信データにエラーが含まれているよう
な場合はｎ回まで同一の子局に対して呼出しをかけるこ
とができ、当該子局がらはその都度情報が送信される。

以上は、従来方式と同様である。しかし、本実施例にお
いては、送信起動回路３の出力する起動信号を計数回路
５によって計数する。計数回路５０カウント値は、通常
の場合４Ｆｎ以下である。しかし、認識回路２が故障し
て、どの子局呼出しに対しても応答するような場合は、
カウント値が増加する。そして、ｎよりも大きい数ｍを
カウントしたとき出力信号を出して保持回路７に送る。

保持回路７はこれにより出力スイッチを開き強制的に送
信を停止させる。この状態は、親局から送信禁止解除信
号が送られるまで維持される。一方、送信起動回路３の
最初の起動信号によってタイマ回路６が起動され、一定
時間の経過稜前記計数回路５をリセットする。通常の１
〜ｎ回の応答は上記一定時間内に行な゛われるから計数
回路５は一定時間後にリセットされる。

しかし、どの子局呼出しに対しても応答するような場合
は、上記一定時間内にカウント値が増加しし出力しない
よう圧する。従って、本実施例では、このような不良局
からの送信はたかだかｍ回で停止されるから、システム
全体への悪影響は最小限に止まり、混乱を防止できる効
果がある。

第２図は、上述の動作を示すタイムチャートであり、同
図（ａ）は、タイマ回路６の出力を示し、同図の）は正
常時にｎ回応答した場合の送信起動回路３の出力する起
動信号を示す。この場合は、一定時間後にタイマ回路６
の出力が立下ったとき計数回路５がリセットされる。同
図（Ｃ）は、認識回路の不良により何度でも応答した場
合の起動信号を示す。この場合は、カウント値がｍに達
したとき、保持回路７から同図（ｄ）に示すような出力
が出され、送信スイッチを解放させる。

故障した子局がある場合は、上述の動作によって送信が
停止されるから、該子局を次に呼出した時に応答がない
。この場合、親局から送信禁止解除信号を送ると、受信
回路１で復調され、該復調信号により保持回路７および
計数回路５がリセットされる。そして、再び通常の循環
呼出しに入ると、ｍ回の子局呼出し中全局との通信が不
良とな９１ｍ回の呼出しにより該不良局が再び送信停止
することによって応答がなくなり、同時に通信状態が正
常になる。その次に不良局を呼出したときは応答がない
から、これによって不良局を判別することができる。す
なわち、故障探索が容易に可能となり、故障回復時間が
非常に短縮されるという効果がある。

以上のように、本発明においては、一定時間内に一定回
数以上の送信をした場合は送信を強制的に停止させるよ
うにし、親局からの送信禁止解除信号によって上記送信
停止が解除されるように構成したから、どの子局呼出し
に対しても応答するような故障した子局がある場合に、
システムの情報収集不能時間を最小限に止めることがで
き、しかも、不良局の探索が容易となり故障回復時間が
短縮できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
上記実施例の主要各部の信号を示すタイムチャートであ
る。図において、１・・・受信回路、２・・・認識回路、３
・・・送信起動回路、４・・・送信回路、５・・・計数
回路、６・・・タイマ回路、７・・・保持回路。代理人　弁理士　　住　１）俊　宗

Claims

【特許請求の範囲】

親局から送信される子局呼出し信号を解読して自局アド
レスとの一致を検出したとき親局へ情報を送出するポー
リング方式のデジタルテレメータシステムにおいて、前
記情報送出の回数をカウントし一定のカウント値に達す
ると出力する計数回路と、該計数回路の出力により前記
情報の送出を停止状態に保持する保持回路と、前記計数
回路を一定時間でリセットするためのタイマとを備えて
、一定回数以上の情報送出を禁止し、前記保持回路は、
親局からの送信禁止解除信号によってリセットされるこ
とを特徴とする送信制御方式。