JPS59126246A - Dnaもしくはdna部分分解物の塩基配列決定方法 - Google Patents

Dnaもしくはdna部分分解物の塩基配列決定方法

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JPS59126246A
JPS59126246A JP58001325A JP132583A JPS59126246A JP S59126246 A JPS59126246 A JP S59126246A JP 58001325 A JP58001325 A JP 58001325A JP 132583 A JP132583 A JP 132583A JP S59126246 A JPS59126246 A JP S59126246A
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JP
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specific cleavage
dna
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cleavage product
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JP58001325A
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English (en)
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Hisashi Shiraishi
白石 久司
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6869Methods for sequencing

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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、DNAもしくはDNA部分分解物のIj、i
 )、I(配夕11の決)」!方法番こ関するものであ
る。さらに、iTI L <は、本発明は、蓄積性蛍光
体シートを用いたオートラジオグラフィーを利用するD
NAもしくはD N A f’、’d部分分解物塩基配
列決定方法に関するものである。
支持奴体七において少なくとも=・次元的方向に分1g
 して分布列を形成している放射性標識物質の位11′
?情報を得るだめの方法としてオートラジオグラフィー
が既に知られている。
たとえば、蛋白質、核酸などのような生物体由来の品分
−r物質に放射性標識を不J与し、その放射性標識高分
子物質、その誘導体、あるいはその分解物などをゲル電
気泳動などの分#操作にかけてケル状支持媒体において
分離展開し、そのゲル状支相奴体と高感度X線フィルム
とを一定時間重ね合わせることにより、該フィルムを感
光させ、その感光位1viから得られる該ゲル状支持媒
体上における放m性標識物質の位置情報を基にして、そ
の高分子物質の分離、同定、あるいは高分子物質の分子
量、特性の評価などを行なう方法も開発され、実際に利
用されている。
特に近年においては、オートラジオグラフィーは、核酸
などのDNA (もしくはそれらのDNAの部分分解物
、以下同様)の塩基配列の決定に有効に利用されている
このオートラジオグラフィーを利用することによりDN
Aの塩基配列を決定する方法としては、マキサム・キル
バーh (Maxam−Gilbert)法、およびサ
ンが−・り−ルンン(Sanger−Cou 1son
)7J7が知られている。これらの方法は、DNAが二
本の鎖状分子からなる二重ラセン構造を有し、かつその
二本の鎖状分子は、各々四種類の塩基、すなわちアデニ
ン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(
T)なる塩基を有する構成単位から構成されてこと、そ
して、この二本の鎖状分子の間はこれら四種類の塩基間
の水素結合によって架橋されており、しかも各構成単位
間の水素結合は、G−CおよびA−Tの二種類の組合わ
せのみにおいて実現しているというDNAの特徴的な構
造を巧妙に利用して、その塩基配列を決定する方法であ
る。
たとえば、マキサム・キル/へ一ト法は、次番こ述べる
ような方法しこより実施される。
まず、塩基配列を決定しようとして0るDNAあるいは
DNAの部分分解物の鎖状分子の一方の側の′端部に燐
(P)の放射性同位元素を含む基を結合させることによ
り、その対象物を放射性標識物質とする。次に、この放
射性標識物質につり〜て所定の化学的な処理を行なうこ
とにより鎖状分子の各構成単位間の結合を特異的に切断
して、たとえば、 l)グアニン(G)特異的切断分解物、2)グアニンC
G)特異的切断分解物+アデニン(A)特異的切断分解
物、 3)チミン(T)特異的切断分解物+シトシン(C)特
異的切断分解物、 4)シトシン(C)特異的切断分解物、からなる四種類
の塩基特異的切断分解物を得る。
次に、上記の各々の塩基特異的切断分解物をゲル電気泳
動法により同一の支持媒体」二で平行して分離展開し、
各々の塩基特異的切断分解物カーそれぞれ一次元方向に
分離j長間された分M IN開夕1(ただし″&覚的に
は見ることができな(\)を44る。そして、次に前述
の方法を利用してこの分離展開夕1をX線フィルムなど
の放射線フィルム」二番こ可視イヒしてオートラジオグ
ラフを得る。
得られたオートラジオグラフ+t、」−記の側番こおい
ては、 ■)グアニンCG)特異的切断分解物の展開位置を示す
分#展開列、 2)グア′ニン(G)特異的切断分解物の展開位置とア
デニン(A)特異的切断分解物の展開位置の双方を示す
分#展開列、 3)チミン(T)特異的切断分解物の展開位置とシトシ
ン(C)特異的切断分解物の展開位置の双方を示す分#
、展開列、 4)シトシン(C)特異的切断分解物の展開位置を示す
分離展開列、 の四種類の分離展開列を可視画像として示すものとなる
次に、」−記の1)および2)の分離展開列をそれぞれ
比較することによりグアニン特異的切断分解物とアデニ
ン特異的切断分解物の展開位置を同定する。そしてまた
、3)およグ4)の分#、展開列を同様に比較すること
によりチミン特異的切断分解物とシトシン特異的切断分
解物の展開位置を同定する。
すなわち、以上のようにしてグアニン(G)特1足的切
断分解物、アデニン(A)特異的切断分解物、チミン(
T)特異的切断分解物、およびシトシン(C)特異的切
断分解物の各切断分解物の展開位l【を同定し、各切断
分解物の泳動距離はその分子量によって決定されるとの
知見に基づいて、放射性同位元素が結合された鎖状分子
の端部から−・定の位置関係にある塩基を1頭次決定す
ることにより、対象物の全ての塩基の配列を決定する。
すなわち、DNAの塩基配列決定のためのオートラジオ
グラフィーは、」二連のように放射線写真法を利用する
ことにより、放射性標識物質の分子中位の位置情報を視
覚的に観測することができるという大きな利点を持って
いる。
しかしながら、分#展開用の支持媒体として高分子物質
からなるゲルを用いる場合にはケルの内部に泡なとが発
生しやすく、また、このゲルは通富、カラスなとの支持
体で挟持した状!ルにて分離展開を行なうが、それらの
支持体の変形なとによってもケルが均一でなくなること
も多く、従って放射性標識物質は支持媒体上で必ずしも
一様に分離展開されるとは限らない。このような理由か
ら、たとえば、支持媒体の中央付近における分#展開列
の移動距離に比へて両端の分離展開列の移動距離か相対
的に短いといった、いわゆるスマイリング効果がしばし
ば現れる。あるいは、電気泳動により分離展開する場合
において電圧が支持媒体全体に均一に印加されない場合
があり、そのような場合には、分離展開条件が支持媒体
上で局部的に異なってくるため、得られる分離展開列に
歪みが生じがちである。
従って、前記のような各分離展開列の比較による各構成
勇ノ1(特異的9J断分帛′、物の展開位置の同定操1
′1において、それぞれの展開位置の対応関係を1i!
iりなく決定することは必ずしも容易とは汀えず、この
ため、1.記の回定操作は従来のオートラジオクラフ1
−を利用したDNAもしくはDNA部分分解物の塩基配
列決定法における大きな問題点とされている。
7に発明は、以上に述べたような放射線フィルムを用い
る従来のオートラジオグラフィーに基づくDNAもしく
はDNA部分分解物の塩基配列決定のための操作におけ
る問題点をUL除する塩基配列決定法を提供するもので
ある。
本発明は、 (1)DNAもしくはDNA部分分解物に放射性標識を
伺与したのち、これを塩基特異的切断分解にかけること
により得られる放射性標識を有する切断分解物を支持媒
体上で分離展開して分#展開夕11を工程; (2)該分離展開列を、蓄積性蛍光体シート上に放射線
エネルキー蓄積像として転写する工程。
(3)該酔払性蛍光体シー)・を電磁波で走査して該蓄
積排蛍光体シートに蓄積されていた放射線エネルギーを
輝尽光として順次発生させることにより放射性標識を塙
する切断分解物の分離展開位置゛の位置情報を読み取る
工程;および、(4)上記(3)の工程において切断分
解物の分離展開位置の位置情報に基づいてDNAもしく
はDNA部分分解物の塩基配列を決定する工程;を含む
DNAもしくはDNA部分分解物の塩基配列決定方法で
あって、 」二記(1)の放射性標識を有する塩基特異的切断分解
物を支持媒体上で分#展開する工程には、DNAもしく
はDNA部分展開物をその構成単位である四種類の塩基
についてその各々の塩基ことに特異的に切断して得た切
断分解物の混合物を同一の支持媒体」−で同時に平行し
て分#F展開する操作が含まれ、かつ、 上記(4)のDNAもしくはDNAff1分分解物の塩
基配列を決定する工程において、上記混合物の分離展開
列に現われた各分離展開位置を標準として他の分離展開
列に現われた塩基特異的切断性(fイ物の分離展開位置
を比較同定する操作が含まれることを特徴とするDNA
もしくはDNA部分分解物の塩)、(配列の決定方法か
らがるものである。
すなわち1本発明者は、従来のオートラジオグラフィー
を利用したDNAもしくはDNA部分分解物の14基配
列決定方法に附随する問題点の解決をjJ的として鋭怠
研究を行なった結果、放射性標識をイ1する塩基特異的
切断分解物を支!、S媒体」二で分離展開する際に、D
NAもしくはDNA部分展開物をその構成単位である四
種類の塩基についてその各々の塩基ごとに特異的に切断
して得た切断分解物の混合物を同一の支持媒体上で同面
に平行して分離展開させ、 上記のようにして支持媒体上に形成された切断分解物の
分離展開列(目には見えない)から各竹屑1展開物の位
置情報を取得するための感光材料として従来の放射線フ
ィルムの代りに、師尽性蛍、光体を結合剤中に分散して
なる蛍光体層を有する蓄積性蛍光体シートを用いること
により、各分#展開物の位置情報をデジダル信号として
取得し、かつ、上記の分#展開物の位置情報を示すデジ
ダル信号から目的の塩基配列を決定する工程にお−いて
、」二記標準混合物の分#展開列に現われた各分離展開
位置を標準として他の分離展開列に現われた塩基特異的
切断分解物の分離展開位置を比較同定する操作を行なう
ことにより、DNAもしくはDNA部分分解物の塩基配
列の決定が容易に実現することを見出し、これに基づき
本発明を完成した。
本発明では感光材料として蓄積性蛍光体シートを使用し
ているので、支持媒体から蓄積性蛍光体シートに転写さ
れた塩基特異的切断分解物の分離展開物の位置情報を得
るためには、特に可視画像とする必要はなく、その蓄積
性蛍光体シートをレーザーなどの電磁波で走査すること
により上記の位置情報を読み出し、その位置情報を画像
、記号あるいは数値、あるいはそれらの組合わせなどの
任意な形態に変えて取り出すことが可能となる。
従って、標準となる分離展開列と比較照合して他の塩基
特異的切断分解物の分離展開物の位置情報を取得するた
めの操作は、それぞれの位置情報を表わすデジタル信号
の間の照合、演算などをコンピュータを利用して行なう
ことができるため、DNAもしくはDNA部分分解物の
塩基配列を容易かつ高精度に決定することが可能となる
次に本発明の詳細な説明する。
本発明の塩基配列決定法の対象とされるDNAもしくは
DNA部分分解物は、従来のオートラジオグラフィーを
利用したDNAもしくはDNA部分分解物の塩基配列決
定法に利用されているものと同様であり、特に限定はな
い。すなわち、各種のDNA、およびそれらのDNAを
任意の位置で切断した部分分解物が含まれる。また、そ
れらのDNAもしくはDNA部分分解物に放射性標識を
イ・1与する操作、およびDNAもしくはDNA部分分
解物に放射性標識を付与して得た放射性標識物質を塩基
特異的切断分解にかけることにより放射性標識を有する
塩基特異的切断分解物を得る操作についても既に公知で
アル。
すなわち、上記の操作についての簡単な記述tf、たと
えば、次の文献に示されてl、%る。
F遺伝情報を原語で読む・意表を衝いたDNAの塩基配
列解析法」三浦謹一部、現代化学、1977年9月号4
6〜54頁(■東京化学同人列)また、上記の操作につ
いての詳細な記述は、たとえば、次の文献に見られる。
METHODS IN ENZYMOLOGY、  V
OL、 135. PART I(ACADEMICP
RESS、   NEW  YORK   LONDO
N  TR0NTO5YDNEY  SAN FRAN
CISICo、 1980)また、上記放射性標識物質
を支持媒体を用I/Xで分離展開するための方法の例は
、上記の文献(こも記載されているが、たとえば、ゲル
状支持媒体(形状は層状、柱状など任意)、アセテート
なとのポリマー成形体、あるいは濾紙などの各種の支持
媒体を用いる電気泳動、そしてシリカゲルなどの支持媒
体を用いる薄層クロマトグラフィーがその代表的な方法
として挙げられる。このうちで、高分子物質のゲルから
形成された支持媒体を用l/Aる電気泳動法が好ましい
方法である。
すなわち、以」、のような方法を利用して放射性標識を
有する塩基特異的切断分解物を支持媒体上で分離展開す
ることにより、該支持媒体」二に!lIJ断分解物か分
画−展開された分#展開列を形成させることかできる。
ただし、本発明においては、上記の放射性標識を有する
塩基特異的切断分解物を支持媒体上で分Hjju開する
−[程を実施する際には、DNAもしくはDNA部分展
開物をその構成単位である四種類の14基についてその
各々の塩基ことに特異的に切断して得た切断分解物の混
合物を同一の支持媒体にで同時に平行して分離展開する
操作も併せて実施する。
支持媒体上に潜像として得られた分離展開列は、次に蓄
積性蛍光体シート上に放射線エネルギー蓄積像として転
写される。
本発明において使用する蓄積性蛍光体シートは放射線像
変換パネルとも呼ばれものであり、その例は、たとえば
、米国特許第3,859.527号明細書および特開昭
55−12145号公報などに記載されており、一般的
な構成としては既に公知である。
すなわち、蓄積性蛍光体シートは被写体を透過した放射
線エネルギー、あるいは被検体から発せられた放射線エ
ネルギーを該パネルの輝尽性蛍光体に吸収させ、そのの
ちに輝尽性蛍光体を可視光線および赤外線などの電磁波
(励起光)を用いて時系列的に励起することにより、輝
尽性蛍光体中に蓄積されている放射線エネルギーを蛍光
として放出させ、この蛍光を光電的に読み取って電気信
号を得、この電気信号を感光フィルムなどの記録材料、
CRTなとの表示装置上に可視画像として再生するか、
あるいは数値化もしくは記号化した位置情報などとして
表わすものである。
以下に、本発明のオートラジオグラフィーにおいて好適
に使用される蓄積性蛍光体シートについて簡単に説明す
る。
上記の蓄積性蛍光体シートは、基本構造として、支持体
と、その片面に設けられた蛍光体層とからなるものであ
る。ただし、この蛍光体層の支持体とは反対側の表面(
支持体に面していない側の表面)には一般に、透明な保
護膜が設けられ、蛍光体層を化学的な変質あるいは物理
的な衝撃から保護している。
か光体層は、輝尽性蛍光体と、これを分散状態で含有支
持する結合剤とからなるものであり、この輝尽性蛍光体
は、放射線を吸収したのち、可視光線および赤外線など
の電磁波(励起光)の照射を受けると発光(輝尽発光)
を示す性質を有するものである。従って、たとえば、放
射性標識物質を含む試料などのような被検体から発せら
れた放射線は、その放射線量に比例して蓄積性蛍光体シ
ートの蛍光体層に吸収され、蓄積性蛍光体シート上には
被検体の放射線像が放射線エネルギーの蓄積像として形
成される。この蓄積像は、可視光線および赤外線などの
電磁波(励起光)で励起することにより、輝尽発光(蛍
光)として放射させることができ、この輝尽発光を光電
的に読み取って電気信号に変換することにより、放射線
エネルギーの蓄積像を放射性(標識)物質の位置情報を
示す数値、記号などに変換することかできる。さらに、
可視画像として得ることもできる。
本発明において使用する蓄積性蛍光体シートの支持体は
、従来の放射線写真法における増感紙の支持体として用
いられている各種の材料から任意に選ぶことができる。
そのような材料の例としては、セルロースアセテート、
ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミ
ド、ポリイミド、トリアセテート、ポリカーボネートな
どのプラスチック物質のフィルム、アルミニウム箔、ア
ルミニウム合金箔などの金属シート、通常の紙、バライ
タ紙、レジンコート紙、二酸化チタンなどの顔料を含有
するピグメント紙、ポリ二゛ニルアルコールなどをサイ
ジングしだ紙などを挙げることかできる。ただし、蓄積
性蛍光体シートの情報記録材料としての特性および取扱
いなどを考慮した場合、本発明において特に好ましい支
持体の材料はプラスチックフィルムである。このプラス
チックフィルムにはカーボンブラックなどの光吸収性物
質が練り込まれていてもよく、あるいは二酸化チタンな
どの光反射性物質が練り込まれていてもよい。前者は高
鮮鋭度タイプの蓄積性蛍光体シートに適した支持体であ
り、後者は高感度タイプの蓄積性蛍光体シートに適した
支持体である。
公知の蓄積性集光体シートにおいて、支持体と蛍光体層
の結合を強化するため、あるいは蓄積性蛍光体シートと
じての感度もしくは画質を向上させるために、蛍光体層
が設けられる側の支持体表面にセラチンなとの高分子物
質を塗布して接着性イ・]与層としたり、あるいは二酸
化チタンなどの光反射性物質からなる光反射層、もしく
はカーボンブラックなどの光吸収性物質からなる光吸収
層を設けることも行なわれている。本発明において用い
られる支持体についても、これらの各種の層を設けるこ
とかでき、それらの構成は所望の蓄積性蛍光体シーI・
の目的、用途などに応じて任意に週択することができる
さらに、本出願人による特願昭57−82431吋明細
書に開示されているように、得られる画像の鮮鋭度を向
上させる目的で、支持体の蛍光体層側の表面(支持体の
蛍光体層側の表面に接着性伺与層、光反射層、光吸収層
、あるいは金属箔などが設けられている場合には、その
表面を意味する)には、凹凸が形成されていてもよい。
支持体の上には、前記のように蛍光体層が形成されてい
る。蛍光体層は、基本的には粒子状の輝尽性蛍光体を分
散状態で含有支持する結合剤からなる層である−0 輝尽性蛍光体は、先に述へたように放射線を照射した後
、励起光を照射すると輝尽発光を示す蛍光体であるが、
実用的な面からは波長か400〜800nmの範囲にあ
る励起光によって300〜500nmの波長範囲の輝尽
発光を示す蛍光体であることが望ましい。本発明におい
て利用されるの蓄積性蛍光体シートに用いられる輝尽性
蛍光体の例としては、 米国特許第3.8.59,527号明細書に記載されて
いるSrS:Ce、Sm、SrS:Eu。
Sm、Th02 : E r、およびLa2O2S:E
u、Smなどの組成式で表わされる蛍光体、特開昭55
−12142号公報に記載されているZnS:Cu、P
b、BaO*xAl2O3:Eu[ただし、0.8≦X
≦10]、 およ7J、M”0−xS i02 :A 
[ただし、M2+はMg、Ca、Sr、Zn、Cd、ま
たはBaであり、AはCe、T b、 E u、Tm、
 P b、 TI、Bi、またはMnであり、Xは、0
.5≦X≦25である]なとの組成式で表わされる蛍光
体、特開昭55−12143号公報に記載されている 
 (B  a+−x−y  、  Mgx  、  C
ay)   FX  :aEu”[ただし、XはCIお
よびBrのうちの少なくとも一つであり、Xおよびyは
、0くX+y≦0,6、かつx+7soであり、aは、
l O−6≦a≦5 X 10−2である]の組成式で
表わされる蛍光体、 特開[VA55−12144号公報に記載されているL
nOX:xA[ただし、LnはLa、Y、Gd、および
Luのうちの少なくとも一つ、XはC1およびBrのう
ちの少なくとも一つ、AはCeおよびTbのうちの少な
くとも一つ、そして、Xは、O<x<0.1である]の
組成式で表わされる蛍光体、 特開昭55−12145号公報に記載されている(Ba
t−x 、M”X)FX: yA [ただし、M”はM
g、Ca、S r、Zn、およびCd(7)うちの少な
くとも一つ、Xは0文、Br、および■のうちの少なく
とも一つ、AはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、Pr、
Ho、Nd、Yb、およびErのうちの少なくとも一つ
、そしてXは、0≦X≦o、6.yは、0≦y≦02で
ある]の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭55−160078号公報に記載されているM”
FXexA:yLn [ただし、MI[はB+a、Ca
、、S r、Mg、Z n、およびCdのうちの少なく
とも一種、AはBeO,MgO、CaO1SrO,Ba
O1ZnO,AuzO3、Y2O3、La2O3、I 
n203、S i02、TlO2、Z r02、GeO
2、Sn○2、Nb2O5、Ta205、およびT h
 Oz (7)うチノ少なくとも一種、LnはEu、T
b、Ce、Tm、Dy、Pr、 Ho、Nd、 Yb、
 Er、 Sm、およびGdのうちの少なくとも一種、
XはC1、Br、およびIのうちの少なくとも一種であ
り、Xおよびyはそれぞれ5×1oづ≦X≦0.5、お
よびOくy≦0.2であるコの組成式で表わされる蛍光
体、 特開昭56−116777号公報に記載されている(B
 at−X 、 M” x) F 2 ・aB aX2
 :yEu、zA[ただし、M″はベリリウム、マグネ
シウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、およびカ
ドミウムのうちの少なくとも一種、Xはjl素、臭素、
および沃素のうちの少なくとも一種、Aはジルコニウム
およびスカンジウムのうちの少なくとも一種であり、a
、X、y、および2はそれぞれ0.5≦a≦1,25.
0≦X≦1.10−6≦y≦2×10−1、およびoく
Z≦10−2である]の組成式で表わされる蛍光体、特
開昭57−23673号公報に記載されている  (B
  a+−x  、  M”  x)   F  Z 
 ・  aB  aX2  :yEu’、zB[ただし
、Moはベリリウム、マグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウム、亜鉛、およびカドミウムのうちの少なくと
も一種、Xは塩素、臭素、および沃素のうちの少なくと
も一種であり、a、X、y、およびZはそれぞれ0.5
≦a≦1.25.0≦X≦1.10−@≦y≦2×10
−1、およびO<z≦2XlO−1である]の組成式で
表わされる蛍光体。
特開昭57〜23675−陪公報に記載されている  
CB−al−X 、  M”  X)   F  2 
 ’  aB  aX  2 :yEu、zA[ただし
1M″はへリリウム、マグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウム、亜鉛、およびカドミウムのうちの少なくと
も一種、Xは塩素、臭素、および沃素のうちの少なくと
も一種、Aは砒素および硅素のうちの少なくとも一種で
あり、a、X、y、および2はそれぞれ0.5≦a≦1
.25.0≦X≦1.10−6≦y≦2×10−1、お
よび0<z≦5X10−’である]の組成式で表わされ
る蛍光体、 本出願人による特願昭56−167498号明細書に記
載ごれているM”OX : xCe [ただし、Mmは
Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Tb、Dy、Ho、E
r、Tm、Yb、およびBiからなる群より選ばれる少
なくとも一種の三価金属であり、XはCすおよびBrの
うちのいずれか一方あるいはその両方であり、Xは0<
x<0.1であるコの組成式で表わされる蛍光体、 本出願人による特願昭57−89875号明細書に記載
されているBa1−XMX/ILx/2FX:yEu”
[ただし、Mは、Li、Na、に、Rb、およびCsか
らなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属を
表わし;Lは、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、P
m、Sm、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb
、Lu。
AQ、Ga、In、および1文からなる群より選ばれる
少なくとも一種の三価金属を表わし;Xは、C1、Br
、および■からなる群より選ばれる少なくとも一種のハ
ロゲンを表わし;そして、Xは10−2≦X≦0.5、
yはo <’ y≦0,1であるコの組成式で表わされ
る蛍光体、 本出願人による特願昭57−137374号明細書に記
載されティるB aFX* xA : yE u2′+
[ただし、Xは、0文、Br、および工からなる群より
選ばれる少なくとも一種の/\ロゲンであり:Aは、テ
トラフルオロホウ酸化合物の焼成物であり:そして、X
は!O−F′≦X≦0.1、yはOくy≦0.1である
コの組成式で表わされる蛍光体、 本出願人による特願昭57−158048号明細書に記
載されているB aFX* xA : yE u−[た
だし、Xは、0文、Br、および工からなる群より選ば
れる少なくとも一種の/\ロゲンであ、す:Aは、ヘキ
サフルオロケイ酸、)キサフルオロチタン酸およびヘキ
サフルオロジルコニウム酸の一価もしくは二価金属の塩
からなるヘキサフルオロ化合物群より選ばれる少なくと
も一種の化合物の焼成物であり:そして、Xは1O−6
≦X≦O9■、yはO<y≦0.1である]の組成式で
表わされる蛍光体、 本出藍人による特願昭57−      号(昭和57
年9月24日出願)明細書に記載されているB a F
X −x N aX’:aE u′2+[ただし、Xお
よびX゛は、それぞれ0文、Br、および工のうちの少
なくとも一種であり、Xおよびaはそれぞれ0<x≦2
、およびOva≦0.2である]の組成式で表わされる
蛍光体、 本出願人による特願昭57−166 ’696号明細書
に記載されティるM ” FX * x N aX’:
yEu2+:zA[ただし、Mlは、Ba、Sr、およ
びCaからなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカ
リ土類金属であり;XおよびX゛は、それぞれ0文、B
r、およびIからなる群より選ばれる少なくとも一種の
ハロゲンであり;Aは、V、Cr、Mn、Fe、Co、
およびNiより選ばれる少なくとも一種の遷移金属であ
・す;そして、Xは0<x≦2、yはo<y≦0,2、
および2は0<z≦10−2である]の組成式で表わさ
れる蛍光体、 本出願人による特願昭57=184455号明細書ニ記
載サレ−cイルM” FX −aM ” X ’ e 
bM  ’  ” X”  2  ・ cM”X”’3
 ・ xA:  yEu−[ただし、M“はBa、Sr
、およびCaからなる群より選ばれる少な\くとも一種
のアルカリ土類金属であり、 MIはLi、Na、に、
Rb、およびCsからなる群より選ばれる少なくとも一
種のアルカリ金属であり:M′1はBeおよびMgから
なる群より選ばれる少なくとも一種の二2価金属であり
;M″rはAx、Ga、In、およQT文からなる群よ
り選ばれる少なくとも一種の三価金属であり:Aは金属
酸化物であり;Xは0文、Br、および■からなる群よ
り選ばれる少なくとも一種のハロケンであり;X”、x
”、およびX”′は、F、C1、Br、および工からな
る群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり;そ
して、aは0≦a≦2、bはO≦b≦10−2、CはO
≦C≦10−2、かつa+ b+c≧10−’であり;
Xは0<x≦0.5、yはo<y≦0°、2である」の
組成式で表わされる蛍光体、 などを挙げることができる。
ただし、本発明に用いられる輝尽性蛍光体は上述の蛍光
体に限られるものではなく、放射線を照射したのちに励
起光を照射した場合に、輝尽性発光を示す蛍光体であれ
ばいかなるものであってもよい。
また蛍光体層の結合剤の例としては、ゼラチン等の蛋白
質、デキストラン等のポリサッカライド、またはアラビ
アゴムのような天然高分子物質;および、ポリビニルブ
チラール、ポリ酢酸ビニル、ニトロセルロース、エチル
セルロース、塩化ビニリデン・塩化ビニルコポリマー、
ポリメチルメタクリレ−1・、塩化ビニル会酢酸ビニル
コポリマー、ポリウレタン、セルロースアセテートブチ
レート、ポリビニルアルコール、線状ポリエステルなと
ような合成高分子物質などにより代表される結合剤を挙
げることができる。このような結合剤のなかで特に好ま
しいものは、ニトロセルロース、線状ポリエステル、お
よびニトロセルロースと線状ポリエステルとの混合物で
ある。
蛍光体層は、たとえば、次のような方法により支持体上
に形成することができる。
まず上記の輝尽性蛍光体粒子と結合剤とを適当な溶剤(
たとえば、低級アルコール、塩素原子含有炭化水素、ケ
トン、エステル、エーテル)に加え、これを充分に混合
して、結−合剤溶液中に蛍光体粒子が均一に分散した塗
布液を調製する。
塗布液における結合剤と輝尽性蛍光体粒子とのj昆合比
は、目的とす・る蓄積性蛍光体シートの特性、蛍光体粒
子の種類などによって異なるが、一般には結合剤と蛍光
体粒子との混合比は、1:1乃至1:1OO(重量比)
の範囲から選ばれ、そして特に1:8乃至1:40(重
量比)の範囲から選ぶことが好ましい。
なお、塗布液には、該塗布液中における蛍光体粒子の分
散性を向上させるための分散剤、また、形成後の蛍光体
層中における結合剤と蛍光体粒子との間の結合力を向上
させるための可塑剤などの種々の添加剤が混合されてい
てもよい。そのような目的に用いられる分散剤の例とし
ては、フタル酸、ステアリン酸、カプロン酸、親油性界
面活性剤などを挙げることができる。そして可塑剤の例
としては、燐耐トリフェニル、燐酸トリクレジル、燐酸
ジフェニルなとの燐酸エステル;フタル酸ジエチル、フ
タル酎ジメトキシエチルなとのフタル醇エステル:グリ
コール酸エチルフタリルエチル、グリコール酸ブチルフ
タリルブチルなどのグリコール酪エステル;そして、ト
リエチレングリコールとアジピン酸とのポリエステル、
ジエチレングリコールとコハク酸とのポリエステルなど
のポリエチレングリコールと脂肪族二塩基酸とのポリエ
ステルなどを挙げることができる。
上記のようにして調製された蛍光体粒子と結合剤とを含
有する塗布液を、次に、支持体の表面に均一に塗布する
ことにより塗布液の塗膜を形成する。この塗布操作は、
通常の塗布手段、たとえば、ドクターブレード、コール
コーター、ナイフコーターなとを用いることにより行な
うことができる。
ついで、形成された塗膜を徐々に加熱することにより乾
燥して、支持体上−の蛍光体層の形成を完了する。蛍光
体層の層厚は、目的とする蓄積性蛍光体シートの特性、
蛍光体粒子の桂類、結合剤と蛍光体粒子との混合比など
によって異なるが、通常は20gm乃至1mmとする。
ただし、この層厚は50乃至500 gmとするのが好
ましい。
なお、蛍光体層は、必ずしも上記のように支持体上に塗
布液を直接塗布して形成する必要はなく、たとえば、別
に、ガラス板、金属板、プラスチックシートなとのシー
ト上に塗布液を塗布し乾燥することにより蛍光体層を形
成した後、これを、支持体上に押圧するか、あるいtよ
接着剤を用いる方法などにより支持体と蛍光体層とを接
合してもよい。
張光体層の上には前記のように保護膜が設けられている
ことが好ましい。この保護膜は、たとえば、酢酸セルロ
ース、ニトロセルロースなどの透明なセルロース誘導体
:ポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、
ポリビニルポルマール、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビ
ニル・酢酸ビニルコポリマー、ポリエチレテレフタレー
ト、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミドな
との透明な合成高分子物質から形成されるものである。
保護膜の膜厚は、通常l乃至100gm、INましくは
3乃至50pLmとされる。
未発り]において、前述のようにして支持媒体上に形成
された放射性標識を有する塩基特異的切断分解物の分#
展開列を蓄積性蛍光体シートに転写する工程は、その支
持媒体と蓄積性蛍光体シートとを一定時間重ね合わせる
ことにより露光操作を行なって、放射性標識物質から放
出される放射線の少なくとも一部を蛍光体シートに吸収
させる方法により実施される。
なお、上記の露光操作では、分離展開列が形成された支
持媒体は、そのまま、あるいは乾燥処理、分#展開物の
固定処理などの任意の処理を行なったのちに蓄積性蛍光
体シートと重ね合わされ、その露光操作が実施される。
また、露光操作において、上記の支持媒体と蓄積性蛍光
体シートとを重ね合わせた状態は、通常は支持媒体と蓄
積性蛍光体シートとを密着させることにより実現するが
、必ずしもそれらを電着する必要はなく、それらが近接
した状態で配置されていれば良い。
また、いわゆる露光時間は、放射性標識物質の放射能の
強さ、該物質の濃度、密度など、蓄積性蛍光体シートの
感度、支持媒体と蓄積性蛍光体シートとの位置関係など
により変動するが、露光操作は一定時間、たとえば、数
秒程度以」−は必要とする。ただし、本発明に従って感
光材料として蓄積性蛍光体シートを用いた場合には、従
来の放射線フィルとを使用する場合に必要な露光時間に
比較して、その露光時間は大幅に短縮される。また、露
光により蓄積性蛍光体シートに転写蓄積された放射性標
識物質の位置情報を読み出す操作において、該蛍光体シ
ートに蓄積されているエネルギーの強さ、分布、所望の
情報などに応じて各種の電気的処理を施すことにより、
得られる位置情報の状態を変えることが可能であるため
、露光操作時における露光時間の厳密な制御は特に必要
とはしない。
また、露光操作を実施する温度は特に制限はないか、本
発明の蓄積性蛍光体シートを利用したオートラジオグラ
フィーは、特に10〜35°Cなどの環境温度にて実施
することが可能である。従来のオートラジオグラフィー
が氷点以下の温度(たとえば、−80’C)で実施され
ているのにくらべると上記のような環境温度で実施する
ことが可能であることは大きな利点である。
次に蓄積性蛍光体シートに蓄積されたオートラジオグラ
フが示す分#展開された放射性標識物質(放射性標識を
有する塩基特異的切断分解物)の位置情報を読み出して
それらの位置情報を表わすデジタル信号を得るための方
法について、原料図面の第1図に示した読出装置(ある
いは、読取装置)の例を参照しながら略述する。
第1図は、蓄積性蛍光体シート(以下においては、蛍光
体シートと略記することもある)lに蓄積記憶されてい
る放射性標識物質の一次元もしくは二次元的な位置情報
を仮に読み出すための先読み用続出部2と、放射性標識
物質の位置情報を出力するために蛍光体シート1に蓄積
記憶されている放射線画像を読み出す機能を有する本読
み用続出部3から構成される装置 している。
先読み用読出部2においては次のような先読み操作が行
なわれる。
レーザー光源4から発生したレーザー光5はフィルター
6を通過することにより、このレーザー光5による励起
に応じて蛍光体シー1・1から発生する輝尽発光の波長
領域に該当する波長領域の部分かカントされる。次いで
レーザー光は、カルパノミラー等の光偏向器7により偏
向処理され、平[I′I′I反射鏡8により反射された
のち蛍光体ソート1上(こ一次元的に偏向して入射する
。ここで用いるレーザー光源4は、そのレーザー光5の
波長領域か、蛍光体シート1から発する輝尽発光の主要
波長領域と重複しないように選択される。
蛍光体シートlは、上記の偏向レーザー光の照射下にお
いて、矢印9の方向に移送される。従って、蛍光体シー
ト1の全面にわたって偏向レーザー光が照射されるよう
になる。なお、レーザー光源4の出力、レーザー光5の
ビーム径、レーザー光5の走査速度、蛍光体シート1の
移送速度については、先読み操作のレーザー光5のエネ
ルギーが本読み操作に用いられるエネルギーよりも小さ
くなるように調整される。
イ1f光体シート1は、上記のようなレーザー光の11
ぐ、射を受けると、蓄積記録されている放射線エネルギ
ーに比例する光量の輝尽発光を示し、この光は先読み用
導光性シートlOに入射する。この導光性シート10は
その入射面が直線状で、蛍光体シート1上の走査線に対
向するように近接して配置されており、その射出面は円
環を形成し、フォトマルなとの光検出器11の受光面に
連絡している。この導光性シー)10は、たとえばアク
リル系合成樹脂などの透明な熱可塑性樹脂シートを加]
してつくられたもので、入射面より入射した光がその内
部において全反射しながら射出面へ伝達されるように構
成されている。力で光体シート1からの輝尽発光はこの
導光性シート10内を導かれて射出面に到達し、その射
出面から射出ごれて光検出器11に受光される。
なお、導光性シートの好ましい形状、材質等は特開昭5
5〜87970号公報、同56−11397号公報等に
開示がある。
光検出器11の受光面には、輝尽発光の波長領域の光の
みを透過し、励起光(レーザー光)の波長領域の光をカ
ントするフィルターが貼着され、輝尽発光のみを検出し
うるようにされている。光検出器11により検出された
輝尽発光は電気信号に変換され、さらに増幅器12によ
り増幅され出力される。増幅器12から出力された蓄積
記録情報は、本読み用読出部3の制御回路13に入力さ
れる。制御回路13は、得られた蓄積記録情報に応じて
、濃度およびコントラストが最も均一でかつ観察読影性
能の優れた画像が得られるように、増幅率設定値a、収
録スケールファクターb、および、再生画像処理条件設
定値Cを出力する。
以上のようにして先読み操作が終了したイif光体シー
トlは本読み用読出部3へ移送される。
本読み用読出部3においては次のような本読み操作が行
なわれる。
本読み用レーザー光源14かも発せられたレーザー光1
5は、前述のフィルター6と同様な機能をイアするフィ
ルター16を通過したのちヒーム・エクスパングー17
によりビーム径の大きさが散布に調整される。次いでレ
ーザー光は、ガルバノミラ−等の光偏向器18により偏
向処理され、平1m反射鏡19により反射yれたのち蛍
光体シートll二に一次元的に偏向して入射する。なお
、光偏向器18と乎血反射鏡19との間にはfθレンス
2oか配置され、多光体シート1の上を偏向レーザー光
が走査した場合に、常に均一なビーム速度を維持するよ
うにされている。
蛍光体シート1は、上記の偏向レーザー光の照射下にお
いて、矢印21の方向に移送される。従って、先読み操
作におけると同様に蛍光体シートlの全面にわたって偏
向レーザー光が照射されるようになる。
蛍光体シート1は、上記のようにしてレーザー7光の照
射を受けると、先読み操作におけると同様に、蓄積記録
されている放射線エネルギーに比例する光量の輝尽発光
を発し、この光は本読み用導光性シート22に入射する
。この本読み用導光性シート22は先読み用導光性シー
)・1oと同様の材質、構造を有しており、本読み用導
光性シート22の内部を全反射を繰返しつつ導かれた輝
尽発光はその射出面から射出ネれて、光検出器23に受
光される。なお、光検出器23の受光面には輝尽発光の
波長領域のみを選択的に透過するフィルターが貼着され
、光検出器23が輝尽発光のみを検出するようにされて
いる。
光検出器23により検出された輝尽発光は電気信号に変
換され、前記の増幅率設定値aに従って感度設定された
増幅器24において適正レベルの電気信号に増幅された
のち、A/D変換器25に入力される。A/D変換器2
5は、収録スケールファクター設定値すに従い信号変動
幅に適したスケールファクターでデジタル信号に変換さ
れ、信号処理回路26に入力される。信号処理回路26
では、再生画像処理条件設定値Cに基づいて、濃度およ
びコアトラストが適正で観察読影適正の優れた可視画像
が得られるように信号処理が行なわれ、次いで必要によ
り磁気テープなどの保存手段を介して、記録装置(図示
なし)へ電送される。
記録装置は、前述したように支持媒体上の放射性標識物
質の一次元的もしくは二次元的な位置情報を、たとえば
、数字、記号もしくはそれらの組合せなどにより表わす
デジタル信号として記録する。ただし、上記のデジタル
信号を更に処理してオートラジオグラフに対応する画像
を得たのち、この画像を各種の手段、たとえば、感光材
料上をレーザー光等で走査して光学的に記録する手段、
CRT等に電子的に表示するもの、CRT等に表示され
たX線画像をビデオ・プリンター等に記録する手段、熱
線を用いて感熱記録材料上に記録する手段など各種の原
理に基づいた画像記録手段を利用して記録することもで
きる。
なお、本発明における蓄積性蛍光体シートに転写蓄積さ
れた支持媒体上の放射性標識物質の位置情報を読み出す
ための方法について、上記においては先読み操作と本読
み操作とからなる読出し操作を説明したが、本発明にお
いて利用することができる読出し操作は、上記の例に限
られるものではない。たとえば、支持媒体上の放射性物
質の含有量および、蓄積性蛍光体シートへの転写に採用
された露光時間が予めわかっていれば、上記の例におい
て先読み操作を省略することもでき名。
また、蓄積性蛍光体シートに転写蓄積された支持媒体上
の放射性標識物質の位置情報を読み出すだめの方法とし
ては、」二記に例示した以外の任意な方法を利用するこ
とも当然可能である。
なお、本発明において支持媒体上の放射性標識物質の「
位置情報」とは、支持媒体上において分離展開列を構成
する放射性標識物質もしくはその集合体の位置を中心と
する各種の情報、たとえば、支持媒体上に分I11.展
開している放射性物質の集合体の存在位置と形状、その
位置における放射性物質の濃度、分布などからなる情報
の一つもしくは任意の組合わせとして得られる各種の情
報を意味する。
以下、本発明のDNAもしくはDNA部分分解物の塩基
配列の決定方法を、前記のマキサム・ギルバート法を利
用したDNAの塩基配列決定法を例にとり、その塩基配
列決定のための典型的な塩基特異的切断分解物の組合せ
として次の五種類の切断分解物(もしくは切断分解物混
合物)を用いた場合について説明する。
1)グアニン(G)特異的切断分解物 +アデニン(A)特異的切断分解物 +チミン(T)特異的切断分解物 +シ[・シン(C)特異的切断分解物、2)グアニン(
G)特異的切断分解物、3)グアニン(G)特異的切断
分解物+アデニン(A)特異的切断分解物、 4)チミン(T、)特異的切断分解物+シトシン(C)
特異的切断分解物、 5)シトシン(C)特異的切断分解物、すなわち、上記
の1)の混合物が、四種類の塩基特異的切断分解物を含
むもので、標準展開列を得るために用いられる。
まず、対象のDNAに対して32Pによる放射性標識を
付与し、これを常法により化学的手段を用いて、DNA
の構成単位である四種類の塩基についてその各々の塩基
ごとに特異的な分解を行なわせて、上記2)〜5)の特
異的切断分解物(各々には放射性標識が付されている)
を得る。
次に、これらの特異的切断分解物を適宜混合することに
より、上記1)の混合物を得る。
次いで、上記l)の混合物、および2)〜5)の特異的
切断分解物を同一のゲル支持媒体上で電気泳動により平
行に分離展開させて、」二記混合物およびそれぞれの塩
基特異的切断分解物の分離展開列(ただし、目には見え
ない)を得る。
次に、この試料(ゲル状支持媒体)と蓄積性蛍光体シー
トとを室温または低温にて数十分間重ね合わせることに
より露光操作を行ない1分離展開列のオートラジオグラ
フを蓄積性蛍光体シート上に得る。そして、この蓄積性
蛍光体シートを前述の方法に従って電磁波で走査するこ
とによりオートラジオグラフに対応するデジタル信号、
すなわち、上記l)の混合物、および四種類の塩基特異
的切断分解物のそれぞれが支持媒体上にて分m展開され
て現われた各分離展開物の位置情報を表わすデジタル信
号を得ることができる。
第2図は、放射性標識の付与されたDNAの塩基特異的
切断分解物およびそれらの混合物がそれぞれ分離展開さ
れて形成された五列の分離展開列(泳動列)のオートラ
ジオグラフを示す。
すなわち、第1図において第1列から第5列は順に。
(1)−(G)特異的切断分解物 (2)−(G)特異的切断分解物 +(A)特異的切断分解物 (3)−(G)特異的切断分解物 +(A)特異的切断分解物 +(T)特異的切断分解物 +(C)特異的切断分解物 (4)−(T)特異的切断分解物 +(C)特異的切断分解物 (5)−(C)特異的切断分解物 」二記の分離展開列のうち第3列は、(G、A、T、C
)の全ての塩基特異的切断分解物を含んだ混合物の分離
展開列であり、本発明ではこの分離展開列を塩基配列決
定のだめの内部標準列(基準列)として利用する。
すなわち、前記のようにして得られたデジタル信号は、
第2図に示したオートラジオグラフか記号、数字あるい
はそれらの組合せなどに置き換えられた信号であり、そ
のオートラジオグラフが表わす上記混合物および四種類
の塩基特異的切断分解物のそれぞれが支持媒体上にて分
離展開されて現われた各分離展開物の位置情報をデジタ
ル情報として表わしている。
次に、これらのデジタル信号について、以下に述べる照
合、演算などの操作をコンピュータを利実施例 まず、第3列の内部標準列と、その隣りの第2・列の分
離展開列とを比較する。内部標準列には全ての塩基特異
的切断分解物が含まれているから、第2列に現われる(
G)特異的切断分解物と(A)特異的切断分解物の全て
の分離展開物の展開位置は、内部標帖列に現われた分離
展開物の一部に対応するはすである。従って、第2列の
分g1展開物の全てを内部標準列の分#E展開物に対応
させることによって内部標準列と第2列とのずれを容易
に補正することができる。
次に、第3列の内部標準列と、その隣りの第4列の分離
展開列とを比較する。内部標準列には全ての塩基特異的
切断分解物が含まれているから、第4列に現われる(T
)特異的切断分解物と(C)特異的切断分解物の全ての
分離展開物の展開位置は、内部標準列に現われた分#展
開物の一部に対応するはずである。またさらに、第2列
と第4列は互いに排他性をもつものであるから、この点
をも利用することにより更に確実に第4列の分離Ir(
間物の全てを内部標準列の分離展開物に対応させること
ができる。このようにして、第4列の分#展開物の全て
を内部標準列の分離展開物に対応させることによっ(内
部標準列と第4列とのずれを容易に補正すること力をで
きる。
次いで、第2列と第1列の分離展開列をそれぞれ比較す
ることにより(G)特異的切断分解物と(A)特異的切
断分解物の展開位置を同定することかでき、また、第4
列と第5列の分離展開列を同様に比較することにより(
T)特異的切断分解物と(C)特異的切断分解物の展開
位置を同定することができる。なお、これらの各塩基特
異的切断分解物の同定操作において、前記のようにして
求めた各分離展開列の間のずれの程度を適宜コンピュー
タに入力して、その補正を行なえば、それらの比較およ
び同定は非常に容易となり、またその精度も向上する。
以上のような比較同定操作はデジタル化されたデータに
ついて行なえばよく、必ずしも画像化を行なう必要はな
い。
すなわち、以上に例示された本発明のDNAもしくはD
NA部分分解物の塩基配列決定方法によれば、従来のG
、G+A、T十C,Tからなる四群の各塩基特異的切断
分解物の分離展開操作を行なったのち、その分離展開列
を放射線フィルム上に可視画像として得て、これを解析
する方法、あるいはG、A、T、Cからなる四群(四種
類)の各塩基特異的切断分解物の分離展開操作を行なっ
たのち、その分離展開列を放射線フィルム上に可視画像
として得て、これを解析する方法などを利用する操作に
比較して、I)NAもしくはDNA部分分解物の各塩基
特異的切断分解物の同定操作は非常に容易となり、また
その精度も顕著に向上する。
なお、上記の説明においては、内部標準列となる混合物
の分離展開列を中央に配置する例を示したが、この内部
標準列は必ずしも中央に配置する必要はなく、他の分離
展開列に対して任意の位置に配置することもできる。
また、内部標準列は複数個配置することができる。たと
えば、内部標準列を通常の分g1展開列と交互に配置す
るようにすれば本発明によるDNAもしくはDNA部分
分解物の各塩基特異的切断分解物の同定操作lよ更に容
易となり、またその精度も更に顕著に向上する なお、本発明のDNAもしくはDNA部分分解物の塩基
配列決定法においては、上記の(G+A+”r+c、G
、A+G、T+C,C)の組合わせを利用したDNAl
7)塩基配列決定法は、DNAの塩基配列決定方法の一
例であって、本発明の塩基配列の決定法は、」二記の組
合わせに限定されるものはなく、種々の組合わせが可能
であり、またその組合わせを利用して、上記の方法に準
じる方法により同様にして塩基配列を決定することがで
きる。
たとえば、上に例示した以外の組合せの例としては、 1)グアニン(G)特異的切断分解物 +アデニン(A)特異的切断分解物 +チミン(T)特異的切断分解物 +シトシン(C)特異的切断分解物、 2)グアニン(G)特異的切断分解物、3)アデニ7.
(A)特異的切断分解物、4)チミン(T)特異的切断
分解物、 5)シトシン(C)特異的切断分解物、を挙げることか
できる。
また、前記の例においては、支持媒体上で一次元的方向
に分#展開して分離展開列を形成している孔列の放射性
標識物質群を用いて説明したが、分離展開列は孔列に限
定されるものではなく、五タリより多くてもよく、また
孔列より少なくてもよい。
すなわち、たとえば、 (a)  ・ (G)特異的切断分解物、および(b)
:  (G)特異的切断分解物 +(A)特異的切断分解物 +(T)特異的切断分解物 +(C)特異的切断分解物 の組合わせを用いてDNAもしくはDNA部分分解物に
おけるグアニン(G)のみについてその位置を決定する
こともできる。
すなわち、本発明においてDNAもしくはDNA部分分
解物の塩基配列の決定とは、全ての塩基についての塩基
配列の決定のみを意味するものではなく、上記のように
一部の塩基の位置のみを決定することも含むものである
なお、これまでの記述は一つの支持媒体を用いて一種類
のDNAもしくはDNA部分分解列の塩基配列の決定を
行なう例を示すものであったが、一つの支持媒体を用い
て同時に二種類以上のDNAもしくはDNA部分分解物
の塩基配列を決定を行なうことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明において蓄積性蛍光体シートに転写蓄
積された支持奴体十の放射性標識物質の位置情報を読み
出すための読出装置(あるいは読取装置)の例を示すも
のである。 1:蓄積性蛍光体シート、2.先読み用読出部、3:本
読み用読出部、4.レーザー光源、5レーザー光、6:
フィルター、7:光偏向器、8:平面反射鏡、9:移送
方向、1o、先読み用導光性シート、11:光検出器、
12・増幅器、13・制御回路、14:レーザー光源、
15・レーザー光、16:フィルター、17:ヒーム・
エクスパングー、18.光偏向器、19:平面反射鏡 
20:fOレノス、21.移送方向、22ニア+、読み
川”’; X;セ1シート、23・光検出器、24:増
幅器、25・A/D変換器、26 : (、−’、壮処
理回路 h′52図は、放射性標識が付与されたDNAの塩j、
(!llI異的切断分解物およびその混合物が支持媒体
l−で分M: ILc開ごれて形成された分#展開列(
泳動夕11)を示すオートラジオグラフの模式図である
。 肪詐出願人 富士写真フィルム株式会社代理人   弁
理士   柳川泰男 1  2345 f羞売ネ市1Eン丹 昭和58年1月2511 4イ[庁長官  若杉和夫 殿 2゜発明の名称 DNAもしくはDNA部分分解物の塩基配列決定方法3
゜補正をする者 事件との関係    特許出願人 住所    (520)富士写真フィルム株式会社氏名
     代表者 大 西  實 4゜代理人 6゜補正により増加する発明の数      なし手続
補正書 昭和c9年〆月//日 1′5゛許庁 長官    若杉和夫   殿1 事件
の表示 昭fn58年 特許願第1325号 2 発明の名称    DNAもしくはDNA部分分解
物の塩基配列決定方法 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 4 代  理  人 6 補正により増加する発明の数   なしN1 庁 ″5巳4.12 8 補正の内容  別紙の通り           
 出1薯夷コ明細書の「発明の詳細な説明jの欄を下記
の如く補]1致します。 記 補正前        補正後 (1) 22頁15行目 の       → 削除(
2) 28頁20行目 号      → 16632
0号(3) 37頁17行目 記憶      → 記
U(4) 37頁20行目 記憶      → 記録
(5) 43頁1行目 観察読影適正  → 観東読饗
性熊(6) 43頁4行目 電送      → 伝送
(7) 44頁10行目 任意      → 適当(
8) 50頁15行目 画像化を    → 画像化ρ
工以上 手続補正書 昭(ii 58づ59 月30日 ’4′+1Fl’ IJ長官  と1杉和夫1)・;ツ
ト)1イ′Iリツジ示 11召1158’l持許();1ご二’t1325ショ
ト2 発明の名称 D N AもしくはDNA部分分解
物の塩基配列決定方法3 補正をする者 ヱIl’lとの関係    特許出願人4 代  理 
 人 住 所 東京都新宿区四谷j−//lミッヤ四谷ビルざ
階6 補正により増加する発明の数  な し7 補正
の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄を下記の如く補1丁
致します。 記 補正前       −一補正シー□ (1) 17頁19行目  米国特許第3,8 →  
  削除〜同頁20行目  59.527号明 細書および (2) 35頁2行目  l乃至100gm  −+ 
 0.1乃至100gm(3)同頁3行[13乃至50
弘m  + 立ユ1乃↑鼻曳上四−(4) 43頁14
行目  X線画像     → 放射線画像具」二 253−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■。(1)DNAもしくはDNA部分分解物に放射性標
    識を付与したのち、これを塩基特異的切断分解にかける
    ことにより得られる放射性標識を有する切断分解物を支
    持媒体上で分離展開して分#展開列を工程: (2)該分#展開列を、蓄積性蛍光体シート上に放射線
    エネルキー苓植像として転写する]二程;(3)該蓄積
    性蛍光体シートを電磁波で走査して該蓄積性蛍光体シー
    トに蓄積されていた放射線エネルギーを輝尽光として順
    次発生させることにより放射性標識を有する切断分解物
    の分離展開位jδの位置情報を読み取る工程;および、
    (4)l記(3)の工程において切断分解物の分離展開
    位置の位置情報に基づいてDNAもしくはDNA部分分
    解物の塩基配列を決定する工程;を含むDNAもしくは
    DNA部分分解物の塩基配列決定方法であって、 上記(1)の放射性標識を有する塩基特異的切断分解物
    を支持媒体上で分離展開する工程には、DNAもしくは
    DNA部分展開物をその構成単位である四種類の塩基に
    ついてその各々の塩基ごとに特異的に切断して得た切断
    分解物の混合物を同一の支持媒体上で同時に平行して分
    離展開する操作が含まれ、かつ、 上記(4)のDNAもしくはDNA部分分解物の塩基配
    列を決定する工程において、」−記混合物の分離展開列
    に現われた各分離展開位置を標準として他の分離展開列
    に現われた塩基特異的切断分解物の分離展開位置を比較
    同定する操作が含まれることを特徴とするDNAもしく
    はDNA部分分解物の塩基配列の決定方法。 2゜放射性標識を有する塩基特異的切断分解物および塩
    基特異的切断分解物混合物を支持媒体上において分離展
    開する工程を、高分子物質からなるゲル太−で電気泳動
    操作を行なうことにより実施することを4.?徴とする
    特1負1請求の範囲第1項記載のDNAもしくはDNA
    部分分解物の塩基配列決定方法。 3゜標べ1の分離展開列を得るための塩基特異的切断分
    解物として、 1)グアニン(G)特異的切断分解物、アデニン(A)
    特異的切断分解物、 チミン(T)特異的切断分解物、 シトシン(C)特異的切断分解物、 を含む1昆合物を用い、 そして、放射製標識を有する塩基特異的切断分解物とし
    て、 2)グアニン(G)特異的切断分解物、3)グアニン(
    G)特異的切断分解物+アデニン(A)特異的切断分解
    物、 4)チミン(T)特異的切断分解物子シトシン(C)特
    異的切断分解物、 5)シトシン(C)特異的切断分解物、からなる四群の
    放射性標識を有する塩基特異的9J断分解物を用いるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2項記
    載のDNAもしくはDNA部分分解物の塩基配列の決定
    方法。 4゜標準の分M展開列を得るための塩基特異的切断分解
    物として、 1)グアニン(G)特異的切断分解物、アデニン(A)
    特異的切断分解物、 チミン(T)特異的切断分解物、 シトシン(C)特異的切断分解物、 を含む混合物を用い、 そして、放射製標識を崩する塩基特異的切断分解物とし
    て、 2)グアニン(G)特異的切断分解物、3)アデニン(
    A)特異的切断分解物、4)チミン(T)特異的切断分
    解物、 5)シトシン(C)特異的切断分解物、からなる四群の
    放射性標識を有する塩基特異的切断分解物を用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載
    のDN、AもしくはDNA部分分解物の塩基配列の決定
    方法。
JP58001325A 1983-01-08 1983-01-08 Dnaもしくはdna部分分解物の塩基配列決定方法 Pending JPS59126246A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06502912A (ja) * 1990-06-21 1994-03-31 アクシス バイオケミカルズ エイエス アナライト変異体分析
JPH09210962A (ja) * 1997-03-03 1997-08-15 Hitachi Ltd 電気泳動装置
JPH1090223A (ja) * 1997-10-22 1998-04-10 Hitachi Ltd 電気泳動装置
JPH1090224A (ja) * 1997-10-22 1998-04-10 Hitachi Ltd 電気泳動装置
JP2010164592A (ja) * 2010-05-06 2010-07-29 Japan Atomic Energy Agency 放射線および中性子イメージ検出器

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