JPS5912599B2 - クレ−ン装置 - Google Patents

クレ−ン装置

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JPS5912599B2
JPS5912599B2 JP12632676A JP12632676A JPS5912599B2 JP S5912599 B2 JPS5912599 B2 JP S5912599B2 JP 12632676 A JP12632676 A JP 12632676A JP 12632676 A JP12632676 A JP 12632676A JP S5912599 B2 JPS5912599 B2 JP S5912599B2
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mast
boom
pin
hydraulic cylinder
arm
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JP12632676A
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JPS5255157A (en
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ケネス・ジヨゼフ・ポルブ・キヤンスキー
ジエイ・アレン・ボースタツド
ジエイムズ・ジヨージ・モーロウ・シイーニア
チヤールズ・アルバート・ハンター・セカンド
デイビド・ジエイムズ・ペツク
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Publication of JPS5912599B2 publication Critical patent/JPS5912599B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/18Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes
    • B66C23/36Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes mounted on road or rail vehicles; Manually-movable jib-cranes for use in workshops; Floating cranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/62Constructional features or details
    • B66C23/72Counterweights or supports for balancing lifting couples
    • B66C23/74Counterweights or supports for balancing lifting couples separate from jib

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は荷重処理装置に関する。
極めて大型の荷重処理装置の欠点として、前記荷重処理
装置が大きいので移動する場合少なくとも部分的には解
体されねばならないことが挙げられる。
これは特に大型クレーン装置を他の場所に移動する場合
に、前記クレーン装置の上部装置に配設されたブーム構
造体が通常分解され、新しい作業位置で組み立てられ直
立され得ることが必要である。
又大型クレーン装置の釣合重錘装置も分解される必要が
ある。
通常前記釣合重錘装置の重量は犬であるから、クレーン
装置を他の場所へ移動する場合輸送車の重量制限を越え
ないよう各構成部材が分離され得るよう設ける必要もあ
る。
大型クレーン装置の場合、例えばバックヒツチ装置、ガ
ントリ部材、マストおよびホイスト機構のような付属構
成部材も分離してクレーン装置の重量を許容重量限度内
に抑えるよう分解できねばならない。
従来のクレーン装置では分解又は組立を行なうには別の
クレーン装置が必要であった。
本発明によれば、第1の油圧シリンダが旋回可能な支承
基台とガントリ部材の自由端の間に連結されていて前記
ガントリ部材を作業位置まで上動させ、かつマストを後
方に傾斜せしめた中間位置まで上動させ、第2の油圧シ
リンダが前記支承基台と前記マスト間に連結されていて
前記マストを中間位置から前方へ傾斜したブーム付設位
置へ旋回させることを特徴とし、前記ブームを有する前
記支承基台と、前記マストおよび前記ガントリ部材が旋
回されてほぼ水平に延びる位置にされる時、前記マスト
が前記ガントリ部材の一部に載置されるよう前記マスト
に枢着される前記ガントリ部材および前記マストとを備
えたクレーン装置が提供される。
前記クレーン装置は更に、ブーム支承体が第1のほぼ水
平なピンにより前記支承基台に枢着され、前記マストは
第2のほぼ水平なピンにより前記ブーム支承体に枢着さ
れ、アームが前記ブーム支承体に固設されかつ前記ブー
ム支承体からほぼ後方へ延び、前記第2の油圧シリンダ
は前記マストに枢着されかつ前記アームに連結されるピ
ストンロッドを有していて前記基台に対し前記マストを
上下動させることを特徴とする。
本発明によるクレーン装置の別の特徴は釣合重錘装置が
支承基台の後端部に支承され、リンク装置が前記釣合重
錘装置およびガントリ部材を連結して第1の油圧シリン
ダが延伸される時前記釣合重錘装置を上昇させることに
ある。
前記リンク装置にはクレーンがリフト作業中の第1の位
置にある釣合重錘装置に通常連結された、横方向に離間
される一対の接合されたトグルリンクが包有され、前記
トグルリンクは支承基台から前記釣合重錘装置を着脱す
る際の第2の位置にある前記釣合重錘装置に選択的に連
結される。
第1の位置と第2の位置との連結部にはピンおよびスロ
ット付連結装置が具備されており、トグルリンクが第1
のシリンダにより僅かに上下動されると前記ピンが簡単
に抜差可能にされる。
図面の第1図に、本発明によるクレーン装置10の形を
とった荷重処理装置を示す。
クレーン装置10には下部装置12と上部装置13とが
包有される。
下部装置12には一対の牽引装置15(−のみを示す)
により支持される一組の横ビーム14が包有される。
各牽引装置15にはサイドフレーム16が具備されてお
り、踏み面19を駆動させる駆動スプロケット17およ
びアイドラスプロケット18を支持する。
クレーン装置10の上部装置13は前部ローラ装置21
および後部ローラ装置22により支承される旋回可能な
支承基台20を有し、前記各ローラ装置は下部装置12
のリングギヤすなわちローラ軌道部23と係合する。
ブーム24はブーム支持体25を介して支承基台20の
前端部に枢支されている。
本実施例において前記ブーム支持体25は横方向へ離間
された一対のプレートを接合してなる(−のみを示す)
ブーム24は横方向へ離間されたマスト27の上端部か
ら前方へ延びる横方向へ離間された2対の吊り具26(
一対のみ示す)を介して支承され、前記各マスト27は
ブームホイスト線29が張設されたプーリ装置28を支
持している。
別のプーリ装置30が一対の回転可能のガントリ部材3
1の上端部に支承されており、前記ガントリ部材31は
一対の油圧シリンダ32(−のみを示す)の形をとるバ
ックヒツチ装置を介して適所に移動され保持されうる。
各ブームホイスト線29はプーリ装置28.30間で分
割され、前記各ホイスト線の両端は上部装置13の後部
に配設され、巻き付は用と巻き出し用に2分されたドラ
ムを有するブームホイスト33の各ドラムに巻かれるこ
とが好ましい。
大きな荷重を処理するため、クレーン装置10の支承基
台20の後部には大重量の釣合重錘装置35が装着され
、リンク蕊を介してガントリ部材31に連結されている
クレーン装置10の、はぼ通常の使用位置にある各構成
部材が第1図に簡略に示されていることが当業者には理
解されよう。
ブーム24が過度に中央に偏るどとを防止するため、上
部装置13には自動的に緩衝力を与えるブーム止め部材
37が具備される。
図示のクレーン装置10には又2本のリフト線40.4
1が設けられる。
前記リフト線40はドラム42に巻かれ、ブーム24の
背部に配設された綱車43にかけられ、上部プーリ装置
44および下部プーリ装置45の間において数ターン巻
かれて張設されている。
前記プーリ装置44はブーム24により支承され、前記
プーリ装置45には主フツク装置46が支承されている
後部のリフト線41は別のドラム47に巻かれ、更に別
の綱車43からブーム延長部49の端部に設けられたプ
ーリ装置48へと張設される。
上部装置13には例えばディーゼルエンジン(図示せず
)のような好適な動力源、および可変動力伝達装置が具
備されていて、バックヒツチシリンダ32用の油圧ポン
プ装置および制御装置(図示せず)等、昇降クレーン装
置の主機能を行なわせる。
本発明によれば、ブーム24はブーム支承体bから取外
可能であり、且つマスト27、ガントリ部材31、バッ
クヒツチシリンダ32および釣合重錘のリンク36は別
の場所へ移動する場合、第2図下部に示した点線の位置
に折りたたんでクレーン装置10の嵩を大巾に縮少でき
る。
従ってマスト27はピン51によりブーム支承体25の
後部に枢支され、ガントリ部材31およびバックヒツチ
シリンダ32は夫々ピン52,53を介し支承基台20
上の耳部に枢支されている。
リフトリンク36はトグルリンク54を介して釣合重錘
装置35と連結されており、バックヒツチシリンダ32
が収縮・下動されるとリンク36.54は第2図下部に
示す点線のように折りたたまれる。
下部移動位置からマスト27およびガントリ部材31を
夫々上動させる場合、バックヒツチシリンダ32が駆動
される。
これによりリンク36゜54が延伸され、ガントリ部材
31およびマスト27が第2図の実線位置に上動される
この作動位置(第1図参照)はガントリ部材31、バッ
クヒツチシリンダ32およびリンク36.54に対する
ものであり、マスト27は依然として中間位置にある。
マスト27を中間位置からほぼ垂直位置(第2図の右側
に点線で示す幾分前方に傾きぎみの位置)へ上動するた
め、後述の如く前記マスト27に対し収納可能な一対の
マストシリンダ55(−のみを示す)が装着されている
各マストシリンダ55のピストンロッド56はアーム5
7の端部にピン止めされ、前記アーム57はマストのピ
ン51から後方へ延び、前記各シリンダ55は夫々のマ
ストにピン58により枢着される。
マスト27がバックヒツチシリンダ32により中間位置
(第2図の実線参照)に達したとき、マストシリンダ5
5のピストンロッド56が延伸され、前記マストシリン
ダは旋回されてほぼ垂直位置にされる。
更にマストシリンダ55を駆動することによりピストン
ロッド56が完全に延び切りマスト27は第2図に示す
ような前方に幾分傾斜した位置に旋回される。
熱論マスト27の上端部には釣合装置28が支承され、
分割巻回されたブームホイスト線29を介してガントリ
の釣合装置30、更にブームホイストウィンチのドラム
33に連結されていることは理解されよう。
第3図にはマスト27が幾分前方に傾斜した位置を実線
で示しである。
マスト27が更に前方へ移動されると、アーム57はピ
ン59によりブーム支承体25に取付けられ、前記ブー
ム支承体25は支承基台20の取付耳部にピン60によ
り枢支されているので、マストシリンダ55が延び切る
ことが防止される。
゛ピン59を取り外しドラム33からブームホイスト線
29を繰り出すと、マスト27はピン51を中心に前記
マストの自重により自然に前方へ旋回される。
同時にアーム57も完全に延び切ったマストシリンダ5
5がピン51を中心に旋回して、ピン59をブーム支承
体25の突合プレートに設けられた一対の上部穴61を
通して再び挿入できる第3図の点線位置に移動される。
ブーム24をほぼ水平位置に位置せしめ得るようクレー
ン装置10に付設できることは第3図から理解されよう
ブーム24をブーム支承体25に装着するには、前記ブ
ーム支承体25が主ピン65を中心に上方かつ前方へ旋
回される。
これはまずブーム支承体25からピン60を取り除き、
ドラム33から更にホイスト線29を繰り出すことによ
り行なわれる。
マスト27の吊下重量により前記マスト27およびブー
ム支承体25がピン65を中心に旋回されて、前記ブー
ム支承体25の後端部が水平位置から上動されることに
なる。
このとき、マストシリンダ55は収縮され、アーム57
を上方に引っ張り、第5図に点線で示す如くマスト27
とほぼ整合される。
これにより、ブーム支承体25はピン65を中心に上方
が前方へ旋回され、マスト27はアーム57が引き上げ
られてマスト27と整合するよう上方に移動される。
マスト27の前端部には例えばホイスト線40゜41の
ようなホイスト線を張設することができ、ホイスト線を
介して支承ピン66.67を挿入すべくブーム支承体2
5に対するブーム24の位置決めがなされ得る。
更に、ピストンロッド56を僅かに伸張あるいは収縮し
、ブーム支承体25を旋回して、ブーム24およびブー
ム支承体25の各穴を整合させ、ピン66.67が容易
に挿入できるようにマストシリンダ55が駆動される。
次にピン59がブーム支承体25の上部穴61から抜き
取られ、マストシリンダ55が収縮してピン58を中心
に旋回され、はぼマスト27内の自己収納位置に位置さ
れる(第5図の点線参照)。
マストシリンダ55を完全に収縮させるにはブームホイ
スト線29を繰り出してマスト27を僅かに下動させ、
一方前記マストシリンダ55の上端部を前記マスト27
内に挿し込めピン68を挿入して適所に固定すればよい
ブーム24を直立させる前に、自動ブーム止め部材37
がブーム24および支承基台20に連結され、吊り具2
6が前記ブーム24とマスト27とに連結され、リフト
線40.41が前記ブームに張設される。
好ましい実施例によれば、ブーム止め部材37の上端部
には支承ブラケット70が具備され、回転可能の脚部材
71を介してブーム24に連結される。
ドラム33のホイスト線29を巻き取ってブーム24が
上動されると、脚部71は前記ブーム24に接近するよ
うに(第5図の時計方向)に旋回され、ブラケット70
がブーム24の後部に配設されたクロスバ−(図示せず
)と係合するような第1図の位置に折りたたまれる。
マストシリンダ55およびマスト27は上動されて、直
立位置にされ得るブーム24を有した装置に対し、ブー
ム支承体25を旋回して適所に位置させる場合有用であ
ることは前述の説明から理解されよう。
例えばクレーン装置10を移動するためブーム24を解
体したい場合、上述した順序とほぼ逆に行なえばよい。
ブームホイスト線29を繰り出すと、ブーム24は第5
図に実線で示す位置まで下動され、吊り具26およびブ
ーム止め部材37が取り外される。
マストシリンダ55に対しピン68が外され、アーム5
7はブーム支承体25の上部穴61にピン止めされる。
次にブーム24はピン66.67を外してブーム支承体
から分離される。
マストシリンダ55を延伸するとアーム57およびブー
ム支承体25がピン65を中心に旋回され、前記ブーム
支承体25はピン60を有する支承基台20に固定され
る。
ピン59は穴61から抜き取られ、ブーム支承体25の
下部穴72に挿入して再びピン止めされる。
マスト27はドラム33にホイスト線29を巻くと中央
を越え後方へ旋回され、マストシリンダ55を収縮させ
ると第2図の実線で示す位置まで下動される。
マスト27、ガントリ部材31およびリンク36はこの
時(第2図の点線の位置に)折りたたまれ、バックヒツ
チシリンダ32を収縮して輸送できる。
マストシリンダ55はこの場合完全に縮少され、マスト
27内の収縮位置でピン68によりピン止めされる。
またマストシリンダ55はマスト27が前傾位置に達し
たとき、ブーム止め部材37と同様マストの止め部材と
して機能しマストの傾倒を抑止する。
従って上述したように、マスト27はホイスト線40.
41のようなホイスト線で一時的にブームと同様に保持
され得る。
この場合、マスト27は正常時には第2図において右手
に示す点線の位置かあるいは更に右(前方)に傾斜され
る。
ブーム支承体25はピン60で支承基台20にピン止め
され、ピン59が抜き取られ、アーム57はマストシリ
ンダ55の収縮程度に応じて、ブーム支承体25に対し
ピン51を中心に旋回されうる。
アーム57の後端部と支承基台20が接触する位置はマ
ストシリンダ55の伸縮の程度により異なるので、アー
ム57の後端部にローラ75を装備せしめ、支承基台2
0の上面76に沿って自在に接触させるよう設けること
が好ましい(第4図参照)。
本発明によれば、バックヒツチシリンダ32を用いて釣
合重錘装置35の着脱を行ない得る。
更に詳述するに第2図、第6図、および第7図に示す如
く釣合重錘装置35は対をなす取付プレート86を介し
て支承基台20の後部に装着可能に設けられている。
釣合重錘装置35の垂直ウェブ87が前記の対をなす各
取付プレ−1ト86間に延び、ロックピン88が前記各
取付プレート86の開口部並びに釣合重錘装置35の垂
直ウェブ87の長穴89に挿通される。
この場合前記−ンクピン88は支承基台20に固定した
油圧作動装置90により抜差可能に設けることが好まし
い。
前記釣合重錘装置35を支承基台20に装着した状態で
は第2図および第7図に示す如く、ロックピン88が長
穴89の上部に係入しており、釣合重錘装置35は支承
基台20の後端部に位置する取付プレート86の突出端
部86aに当接する。
またトグルリンク54が釣合重錘装置35のアーム91
に連結される。
尚詳述するに第2図に示すようにトグルリンク54には
上部開口部92と下部開口部93が具備され、前記上部
、下部開口部92.93にアーム91の上部スロット9
2a又は下部スロワ)93aを適宜整合せしめて、リフ
トピン94が挿通される。
クレーン装置が通常の作動位置にある場合、リフトピン
94は下部スロット93aに挿入されバックヒツチシリ
ンダ32は最大に延ばされる。
大きな荷重がブーム24にかけられると、吊り具26、
ブームホイスト線29およびシリンダ32に力が加わり
、且つ支承基台20に対しこれを上動するような力が働
くが、上記釣合重錘装置35により好適に抑止される。
ブーム24並びに釣合重錘装置35を取り外したい場合
、ブーム24を牽引装置15に対し水平方向に延び出る
よう傾倒せしめた上、前記ブームが下動され地面等の支
承体に載置されるよう構成される。
マスト27も又吊り具26をたるませるべく(第1図の
時計方向に)下動され得る。
吊り具26をたるませることによりバックヒツチシリン
ダ32にかかる張力はほとんど除去され、リフトピン9
4を下部スロット93aから抜き取ることができる。
このときバックヒツチシリンダ32を僅かに収縮させる
と、上部開口部92と上部スロット92aとが整合され
リフトピン94を容易に挿入し得る。
またバックヒツチシリンダ32が収縮されたとき吊り具
26に支持されるマスト27、ブームホイスト線29並
びにプーリ装置30によりガントリ部材31を静止させ
ておけば、ロックピン88並びにリフトピン94は夫々
長穴89並びにスロット93aに遊嵌されるので、リン
ク36゜54を介し釣合重錘装置35が上動され、ロッ
クピン88が長穴89の拡大された下部に位置して作動
装置90により前記ロックピン88を抜き取り得るから
、釣合重錘装置35は単にピン94を介してトグルリン
ク54の上部開口部92の位置で懸架されることになり
、バックヒツチシリンダ32を好適に作動することによ
り釣合重錘装置35が地上まで下降される。
リンク36はガントリ部材31の上端部からピンを外す
ことによっても前記釣合重錘装置35の中央部にたたみ
込まれ得る。
支承基台20に釣合重錘装置35を装着する場合は、取
外順序とほぼ逆に行なえばよい。
即ちピン94を上部スロット92aと上部開口部92と
に挿入し、バックヒツチシリンダ32を作動して釣合重
錘装置35を上昇させる。
この場合前記釣合重錘装置35の重量は犬であり、例え
ば50トン以上で、鉄くず、コンクリート等が充填され
たボックス体で成ることは理解されよう。
釣合重錘装置35が上昇される際、リフトピン94を上
部スロット92aに挿入したとき重心が前記リフトピン
94の中心の真下に来ない場合、前記釣合重錘装置は僅
かに傾斜しがちである。
従って本発明の別の特徴によれば、スロット92aが釣
合重錘装置35の重心の僅かに上位に位置するように構
成され、前記釣合重錘装置が適所に上昇(又は下降)さ
れる際、上述の如く前記釣合重錘装置が後方に傾斜する
ことを防止する装置が提供される。
第7図に示すように、各トグルリンク54の下端部には
ネジ付開口部を有するクロスプレート95が付設され、
前記ネジ付開口部に調整ボルト96を螺合することによ
ってアーム91の前端部97と当接し、釣合重錘装置3
5の傾斜を防ぐように設けられている。
また釣合重錘装置35の上動中にはリンク36.54が
伸張されて実質的に垂直になり前記リンクの各中間端部
が突き合わされることが理解されよう(第2図参照)。
従ってボルト96がアーム91の端部97と係合すると
、釣合重錘装置35がピン94を中心に後方へ僅かに旋
回されると共に、リンク36.54が堅固に突き合わせ
られた状態に維持される。
いったん釣合重錘装置35が適切な位置まで上動される
と、ボルト96を必要に応じて回わすことにより釣合重
錘装置35の傾きを調整し、長穴89を取付プレート8
6の開口部と正確に整合させ、ロックピン88を液体作
動装置90の駆動により挿入することにより、支承基台
20に釣合重錘装置35を装着できる。
ひとたび釣合重錘装置35に対しボルト96を好適に調
整すれば、更に調整する必要はないが、釣合重錘装置の
重心を変える、例えば釣合重錘装置の一部を除去したり
付加したりする場合、ボルト96を僅かに調整して重心
の位置が補正されうる。
またバックヒツチシリンダ32は同様な方法でブームホ
イストドラム33を上下動させる場合に使用され、この
ため前記ドラム33上に好適なリフト耳部(図示せず)
が形成される。
ドラム33を取り外す場合、°上部プーリ装置28およ
び下部プーリ装置30のピンも又マスト27およびガン
トリ部材31から夫々抜き取られ得るので、前記各プー
リ装置又はドラムからブームホイスト線29を外す必要
はない。
支承基台20の重量および全長を更に小さくしたい場合
、マスト27、ガントリ部材31およびバックヒツチシ
リンダ32までもピンを外して上部装置13から分離可
能であることも理解されよう。
別の適用例として、クレーン装置の高さのみを下げたい
場合、マスト27、ガンl−IJ部材31、シリンダ3
2およびリンク36,54を簡単に折りたたんで、第2
図下部に示す点線の釣合重錘装置35の各側部間に収縮
できる。
釣合重錘装置35は上および後から見るとほぼU字状を
なし、側部ないしは後部でピン止めされ所望ならピンを
外して基台から取り外し可能なセグメント式すなわち積
重ね式であることも好ましい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明によるクレーン装置の側面図、第2図は
同部分拡大側面図、第3図は同部分側面図、第4図は第
3図のほぼ線4−4に沿って切断した部分拡大断面図、
第5図は第3図と同様な部分側面図、第6図は一部断面
で示す部分拡大平面図、第7図は第6図のほぼ線7−7
に沿って切断した部分拡大断面図、第8図は第7図のほ
ぼ線8−8から見た部分端面図を示す。 10・・・・・・クレーン装置、12・・・・・・下部
装置、13・・・・・・上部装置、14・・・・・・ビ
ーム、15・・・・・・牽引装置、16・・・・・・サ
イドフレーム、17.18・・・・・・スプロケット、
19・・・・・・踏み面、20・・・・・・支承基台。 21.22・・・・・・ローラ装置、23・・・・・・
ローラ軌道部、24・・・・・・ブーム、25・・・・
・・ブーム支承体、26・・・・・・吊り具、27・・
・・・・マスト、28・・・・・・プーリ装置、29・
・・・・・ホイスト線、30・・・・・・プーリ装置、
31・・・・・・ガントリ部材、32・・・・・・シリ
ンダ、33・・・・・・ドラム、35・・・・・・釣合
重錘装置、36・・・・・・リンク、37・・・・・・
ブーム止め部材、40.41・・・・・・リフト線、4
2・・・・・・ドラム、43・・・・・・綱車、44゜
45・・・・・・プーリ装置、46・・・・・・フック
装置、47・・・・・・ドラム、48・・・・・・プー
リ装置、49・・・・・・ブーム延長部、51,52,
53・・・・・・ピン、54・・・・・・トグルリンク
、55・・・・・・シリンダ、56・・・・・・ピスト
ンロッド、57・・・・・・アーム、58,59.60
・・・・・・ピン、61・・・・・・穴、65,66.
67.68・・・・・・ピン、70・・・・・・ブラケ
ット、71・・・・・・脚部材72・・・・・・穴、7
5・・・・・・ローラ、76・・・・・・面、86・・
・・・・プレート、86a・・・・・・突出端部、87
・・・・・・ウェブ、88・・・・・田ツクピン、89
・・・・・・スラント、90・・・・・・作動装置、9
1・・・・・・アーム、92.93・・・・・・開口部
、92a、93a・・・・・・スロット、94・・・・
・・ピン、95・・・・・・クロスプレート、96・・
・・・・ボルト、97・・・・・・前端部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(1)支承基台と、 (2)実質的に水平な第1のピンにより前記支承基台に
    枢着され且ブームを保持するブーム支承体と、 (3)実質的に水平な第2のピンにより前記ブーム支承
    体に枢支されるマストと、 (4)前記支承基台上のドラムと前記マストとに連結さ
    れていて、繰り出し且巻き込み可能なブームホイスト線
    と、 (5)前記支承基台に対し前記マストを上下動するマス
    トを立てる装置と、 を備えた装置において、 (イ)前記マストを立てる装置はピストンロッドを具備
    する液圧シリンダでなり、前記液圧シリンダは前記マス
    トに枢着され、且前記ピストンロッドは前記マストが前
    方に傾斜する位置まで延伸可能に設けられ、 (ロ)前記ブーム支承体には実質的に後方に延びるアー
    ムが前記第2のピンを介して枢着され、前記アームは第
    3のピンを介して前記ブーム支承体に固定可能に設けら
    れ、前記アームに前記液圧シリンダのピストンロッドが
    連結される、 ことを特徴とするクレーン装置。 2(1)支承基台と、 (2)実質的に水平な第1のピンにより前記支承基台に
    枢着され且ブームを保持するブーム支承体と、 (3)実質的に水平な第2のピンにより前記ブーム支承
    体に枢支されるマストと、 (4)前記支承基台上のドラムと前記マストとに連0 結されていて、繰り出し且巻き込み可能なブームホイス
    ト線と、 (5)前記支承基台に対し前記マストを上下動するマス
    トを立てる装置と、 を備えた装置において、 (イ)前記マストを立てる装置はピストンロッドを具備
    する第1の液圧シリンダでなり、前記第1の液圧シリン
    ダは前記マストに枢着され、且前記ピストンロンドは前
    記マストが前方に傾斜する位置まで延伸可能に設けられ
    、 (ロ)前記ブーム支承体には実質的に後方に延びるアー
    ムが前記第2のピンを介して枢着され、且前記アームは
    第3のピンを介して前記ブーム支承体に固定可能に設け
    られ、前記アームに前記第1の液圧シリンダのピストン
    ロッドが連結され、 且、 (ハ)着脱可能な釣合重錘装置が前記支承基台の後端部
    に支承され、リンク装置がガン) IJ部材と前記釣合
    重錘装置とに連結され、前記マストを立てる装置の第1
    の液圧シリンダとは別の、ピストンロッドを有した第2
    の液圧シリンダがその延伸時に前記釣合重錘装置を上動
    するように設けられる、 ことを特徴とするクレーン装置。 3 ピストンロッドを有した第2の液圧シリンダは互い
    に離間され対をなして配設され、リンク装置は互いに離
    間され対をなして配設されるトグルリンクを具備し、前
    記トグルリンクは、通常のクレーン作業時に第1の位置
    において釣合重錘装置と連結され、且支承基台から前記
    釣合重錘装置を着脱するとき、前記第2の位置において
    前記釣合重錘装置に連結されてなる特許請求の範囲第2
    項記載のクレーン装置。 4 トグルリンクは第1の位置並びに第2の位置におい
    て釣合重錘装置と、ピン並びにスロットからなる連結装
    置を介して連結可能に設けられ、且前記トグルリンクが
    ピストンロッドを有した第2の液圧シリンダを介して上
    下動されるとき前記ピンが抜差可能に設けられてなる特
    許請求の範囲第3項記載のクレーン装置。 5 後方に延びるアームは、第1の液圧シリンダのピス
    トンロッドが引込まれ第1の液圧シリンダ並びにアーム
    がマストとアームとの整合と同時にマスト内に収容され
    たとき、第1の液圧シリンダと第1の液圧シリンダの軸
    方向に整合するように第2のピンに枢支されてなる特許
    請求の範囲第2項記載のクレーン装置。 6 連結装置は支持基台の後端部に付設した取付プレー
    トに具備される開口部と整合され且ロックピンを受容す
    る開口部を備え釣合重錘装置上に配設された垂直なウェ
    ブを包有しており、トグルリンクは前記釣合重錘装置の
    重心を後方に変位させる、前記釣合重錘装置に付設され
    たリフトアームに前記リフトアームに設けられたスロッ
    トを介し連結され、且前記トグルリンクには前記釣合重
    錘装置の片寄りを防止し前記の垂直なウェブの開口部と
    前記取付プレートの開口部とを整合するよう前記釣合重
    錘装置のリフトアームの背部において前記リフトアーム
    に当接する調整装置が包有されてなる特許請求の範囲第
    3項記載のクレーン装置。
JP12632676A 1975-10-23 1976-10-22 クレ−ン装置 Expired JPS5912599B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US62511975A 1975-10-23 1975-10-23
US05/625,197 US4050586A (en) 1975-10-23 1975-10-23 Apparatus for raising & lowering a mast and boom on a mobile crane

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5255157A JPS5255157A (en) 1977-05-06
JPS5912599B2 true JPS5912599B2 (ja) 1984-03-24

Family

ID=27089824

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JP12632676A Expired JPS5912599B2 (ja) 1975-10-23 1976-10-22 クレ−ン装置

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Country Link
JP (1) JPS5912599B2 (ja)
DE (1) DE2647535C2 (ja)
FR (1) FR2328652A1 (ja)
GB (1) GB1534977A (ja)
NL (1) NL167133C (ja)

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JPS5255157A (en) 1977-05-06
GB1534977A (en) 1978-12-06
DE2647535C2 (de) 1983-12-22
NL167133C (nl) 1981-11-16
NL167133B (nl) 1981-06-16
FR2328652A1 (fr) 1977-05-20
FR2328652B1 (ja) 1982-07-02
DE2647535A1 (de) 1977-05-05
NL7611754A (nl) 1977-04-26

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