JPS59124958A - 顔料コ−テイング剤 - Google Patents
顔料コ−テイング剤Info
- Publication number
- JPS59124958A JPS59124958A JP23119482A JP23119482A JPS59124958A JP S59124958 A JPS59124958 A JP S59124958A JP 23119482 A JP23119482 A JP 23119482A JP 23119482 A JP23119482 A JP 23119482A JP S59124958 A JPS59124958 A JP S59124958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction product
- coating agent
- rosin
- pigment coating
- unsaturated carboxylic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はロジンとα、β不飽和カルボン酸との反応、物
に多価アルコール及び/又は多価アミンを添加し加熱し
て得られた反応生成物、又は該反応生成物をアルカリ金
属の水酸化物、アンモニア又はアミンで中和して得られ
た石鹸を含む顔料コーティング剤に関するものである。
に多価アルコール及び/又は多価アミンを添加し加熱し
て得られた反応生成物、又は該反応生成物をアルカリ金
属の水酸化物、アンモニア又はアミンで中和して得られ
た石鹸を含む顔料コーティング剤に関するものである。
炭酸カルシウム、硫酸バリウム、メルク、クレー等はイ
ンキ、塗料等の体質顔料として汎用されている、印刷イ
ンキ、塗料等を製造する時、有機ビヒクルに対しCれら
の体質顔料を練和してマスターバッチを予めつくり、こ
れを酸化チメンの如き一次顔料と有機ビヒクルを混練す
る際に添加して混練する方法がとられている。
ンキ、塗料等の体質顔料として汎用されている、印刷イ
ンキ、塗料等を製造する時、有機ビヒクルに対しCれら
の体質顔料を練和してマスターバッチを予めつくり、こ
れを酸化チメンの如き一次顔料と有機ビヒクルを混練す
る際に添加して混練する方法がとられている。
しかしながら体質顔料を有機ビヒクルに混練する量が高
含有量であるため、混練時及び送液時に作業性が悪ぐ々
る。本発明の顔料コーティング剤で処理した体質顔料は
、有機ビヒクルと混練時に従来用いていた濃度において
示した粘度の1/2〜1/20の粘度となり、混練、送
液中の加熱等を省く事が出来るため、作業性を著しく向
上させる。
含有量であるため、混練時及び送液時に作業性が悪ぐ々
る。本発明の顔料コーティング剤で処理した体質顔料は
、有機ビヒクルと混練時に従来用いていた濃度において
示した粘度の1/2〜1/20の粘度となり、混練、送
液中の加熱等を省く事が出来るため、作業性を著しく向
上させる。
本発明の対象とする顔料としては、炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、タルク、クレー等の体質顔料、酸化チタン
等の無機顔料、有機顔料及びカーボンブラック等があげ
られる。
酸バリウム、タルク、クレー等の体質顔料、酸化チタン
等の無機顔料、有機顔料及びカーボンブラック等があげ
られる。
本発明のコーティング剤の使用方法としては石鹸にする
前の樹脂を溶剤等に希釈して顔料を浸漬した後濾過乾燥
しても艮いし、アルカリ及びアミン、アンモニア等で樹
脂を鹸化した石鹸中へ顔料を浸漬し、濾過乾燥しても良
い。
前の樹脂を溶剤等に希釈して顔料を浸漬した後濾過乾燥
しても艮いし、アルカリ及びアミン、アンモニア等で樹
脂を鹸化した石鹸中へ顔料を浸漬し、濾過乾燥しても良
い。
本発明のコーティング剤について以下詳細に説明する。
本発明に用いるロジン物質としては、ガムロジン? ト
ールロジン、ウッドロジン、並びにこれらの混合物及び
これらに含まれる樹脂酸の混合物75;挙げられる。本
発明に用いるα、β不飽和カルボン酸としてはアクリル
酸、メタアクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、イタコ/酸、シトラコン酸、フマール酸、メ
サコン酸がある0 本発明の顔料分散剤の製造過程中の上記のα。
ールロジン、ウッドロジン、並びにこれらの混合物及び
これらに含まれる樹脂酸の混合物75;挙げられる。本
発明に用いるα、β不飽和カルボン酸としてはアクリル
酸、メタアクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、イタコ/酸、シトラコン酸、フマール酸、メ
サコン酸がある0 本発明の顔料分散剤の製造過程中の上記のα。
β不飽和カルボン酸をロジンに加え加熱攪拌しながら反
応させる工程は、ロジンにこれら不飽和カルボン酸をエ
ステル化又はアミド化したものを反応させるか又は不飽
和カルボン酸を反応させた後エステル化又はアミド化す
る工aVr−より置換しうるものである。本発明に言う
多価アルコールとしては、グリセリン、ペンタエリスリ
トール、エチレンクリコールrジエチレンy +) :
l:I−ル、 ホIJ −cチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセ
リンにポリエチレングリコールを付加した誘導体、ンル
ビトール等があり、又多価アミンとじてはエチレンジア
ミン。
応させる工程は、ロジンにこれら不飽和カルボン酸をエ
ステル化又はアミド化したものを反応させるか又は不飽
和カルボン酸を反応させた後エステル化又はアミド化す
る工aVr−より置換しうるものである。本発明に言う
多価アルコールとしては、グリセリン、ペンタエリスリ
トール、エチレンクリコールrジエチレンy +) :
l:I−ル、 ホIJ −cチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセ
リンにポリエチレングリコールを付加した誘導体、ンル
ビトール等があり、又多価アミンとじてはエチレンジア
ミン。
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン等があ
りざらにジェタノールアミン等のアルカノールアミン及
びアルカノールアミンにエチレンオキサイドを付加した
もの等も対象となる0本発明においては反応生成物を石
鹸にする事は必らずしも必要でないが、石鹸にする場合
、アルカリ金属、アンモニア、アミン類が用いられる。
りざらにジェタノールアミン等のアルカノールアミン及
びアルカノールアミンにエチレンオキサイドを付加した
もの等も対象となる0本発明においては反応生成物を石
鹸にする事は必らずしも必要でないが、石鹸にする場合
、アルカリ金属、アンモニア、アミン類が用いられる。
反応に用いられる物質の使用比率は特定するものでない
が、好筐しい反応処方1反応工程としては、ロジン中の
アビエチン酸、バラストリン酸の如き樹脂酸とジェノフ
ァイルなるα、β不飽和カルボン酸とを当量で反応し得
られた物質のカルボキシル基に対し0.1〜1.8当量
の多価アルコール又は多価アミンを加えて100〜27
0℃で反応するか、又はこの反応によって得られた物質
に対し残存するカルボキシル基をアルカリで中和し水溶
化する事である。
が、好筐しい反応処方1反応工程としては、ロジン中の
アビエチン酸、バラストリン酸の如き樹脂酸とジェノフ
ァイルなるα、β不飽和カルボン酸とを当量で反応し得
られた物質のカルボキシル基に対し0.1〜1.8当量
の多価アルコール又は多価アミンを加えて100〜27
0℃で反応するか、又はこの反応によって得られた物質
に対し残存するカルボキシル基をアルカリで中和し水溶
化する事である。
以下本発明により炭酸カルシウムについて得られた効果
を実Kq例により詳述する。
を実Kq例により詳述する。
実施例1
攪拌棒、窒素吹込管、温度計、水抜管を取9つけた四ツ
ロフラスコ中にロジンxoogを仕込み、180℃に加
熱後無水マレイン酸15部を攪拌しながら徐々に加え、
180〜200℃で1時間反応させた後、重量平均重合
度600なるポリエチレングリコール80部を加え、2
00〜230℃で2〜3時間反応し、次いで得られたこ
の反応生成物を48%水酸化カリウム水溶液38部と水
120部とを混合した熱アルカリ水中へ注ぎ、攪拌混合
して鹸化し、石鹸液とした。これを希アルカリ液及び水
でPH8〜9、濃度20 wt%に調整したものを石鹸
液Aとしだ。
ロフラスコ中にロジンxoogを仕込み、180℃に加
熱後無水マレイン酸15部を攪拌しながら徐々に加え、
180〜200℃で1時間反応させた後、重量平均重合
度600なるポリエチレングリコール80部を加え、2
00〜230℃で2〜3時間反応し、次いで得られたこ
の反応生成物を48%水酸化カリウム水溶液38部と水
120部とを混合した熱アルカリ水中へ注ぎ、攪拌混合
して鹸化し、石鹸液とした。これを希アルカリ液及び水
でPH8〜9、濃度20 wt%に調整したものを石鹸
液Aとしだ。
実施例2
0ジン100部に無水マレイン酸16部を加え180〜
200℃で1〜2時間反応後、ペンクエリスリトール1
4部を加え、200〜230℃で2〜8時間反応させた
後、酸価が90になった時48チ水酸化カリウム水溶液
及び水を加えて石鹸液とした。これをPH8〜9、濃度
20 wt%に調整したものを石鹸液Bとした。
200℃で1〜2時間反応後、ペンクエリスリトール1
4部を加え、200〜230℃で2〜8時間反応させた
後、酸価が90になった時48チ水酸化カリウム水溶液
及び水を加えて石鹸液とした。これをPH8〜9、濃度
20 wt%に調整したものを石鹸液Bとした。
実施例3
0ジン100部に7マル酸15部を加え180〜200
℃で1〜2時間反応した後トリエチレンテトラミン20
部を加え200〜230℃で2〜3時間反応した。その
反応生成物100部をキシレン100部に溶解し溶液C
とした。
℃で1〜2時間反応した後トリエチレンテトラミン20
部を加え200〜230℃で2〜3時間反応した。その
反応生成物100部をキシレン100部に溶解し溶液C
とした。
比較例
ロジン100部を48チ水酸化力リウム水溶液35部と
水300部を加え鹸化し石鹸液を希アルカリにてPH1
(15、a!度20 wt%に調整したものを石鹸液り
とした。
水300部を加え鹸化し石鹸液を希アルカリにてPH1
(15、a!度20 wt%に調整したものを石鹸液り
とした。
石灰乳に炭酸ガスを導入して生成された微粒炭酸カルシ
ウムの濃縮スラリー(濃度12%) ioo。
ウムの濃縮スラリー(濃度12%) ioo。
fを攪拌しながら、各石鹸ム、B、D(濃度20wt%
)を2Of加え、30分攪拌後フィルタープレスで脱水
し60℃−にて乾燥した後粉砕した。得られた炭酸カル
シウムを炭酸カルシウムA、B。
)を2Of加え、30分攪拌後フィルタープレスで脱水
し60℃−にて乾燥した後粉砕した。得られた炭酸カル
シウムを炭酸カルシウムA、B。
Dとする。
又上記工程で石鹸を添加しないで得られた炭酸カルシウ
ム1’00部を溶液C1O’0部に30分間浸漬し、沖
過[〜乾燥、粉砕して得られた炭[波力ルシウl−を炭
酸力ルンウムCとする。
ム1’00部を溶液C1O’0部に30分間浸漬し、沖
過[〜乾燥、粉砕して得られた炭[波力ルシウl−を炭
酸力ルンウムCとする。
谷j、楚1:坏カルシウム人、B、−C,D5Q賛トを
それぞれ市販インク用ワニスA、B5Q部にそnぞれ配
合し、混練して印刷インクを得た。得られた印刷インク
の粘度を表に示す。
それぞれ市販インク用ワニスA、B5Q部にそnぞれ配
合し、混練して印刷インクを得た。得られた印刷インク
の粘度を表に示す。
本発明のコーティング剤で処理した炭酸カルシウムA、
B、Cは、従来使用されているコーティング剤で処理し
たものDに較べ、インクの粘度が大巾に低く、約1/1
0〜1/3の値を示している。
B、Cは、従来使用されているコーティング剤で処理し
たものDに較べ、インクの粘度が大巾に低く、約1/1
0〜1/3の値を示している。
又本発明から得られた印刷インクは、光沢、透明性、白
色度が良好であ一す、混練時間も短縮されていた。
色度が良好であ一す、混練時間も短縮されていた。
Claims (1)
- ロジンとα、β不飽和カルボン酸との反応物に、多価ア
ルコール及び/又は多価アミンを添加し加熱して得られ
た反応生成物、又は該反応生成物をアルカリ金属の水酸
化物、アンモニア、又はアミンで中オロして得られた石
鹸を含むことを特徴とする顔料コーティング剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23119482A JPS59124958A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 顔料コ−テイング剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23119482A JPS59124958A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 顔料コ−テイング剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59124958A true JPS59124958A (ja) | 1984-07-19 |
Family
ID=16919806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23119482A Pending JPS59124958A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 顔料コ−テイング剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59124958A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001058809A3 (de) * | 2000-02-09 | 2002-04-11 | Sachtleben Chemie Gmbh | Bariumsulfat, verfahren zu dessen herstellung und dessen verwendung |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4992114A (ja) * | 1972-10-20 | 1974-09-03 | ||
JPS53139638A (en) * | 1977-05-13 | 1978-12-06 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | Productin of easily dispersible grnular pigment |
JPS5749664A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-23 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of pigment composition |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP23119482A patent/JPS59124958A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4992114A (ja) * | 1972-10-20 | 1974-09-03 | ||
JPS53139638A (en) * | 1977-05-13 | 1978-12-06 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | Productin of easily dispersible grnular pigment |
JPS5749664A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-23 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of pigment composition |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001058809A3 (de) * | 2000-02-09 | 2002-04-11 | Sachtleben Chemie Gmbh | Bariumsulfat, verfahren zu dessen herstellung und dessen verwendung |
JP4824242B2 (ja) * | 2000-02-09 | 2011-11-30 | ザッハトレーベン ヒェミー ゲゼルシヤフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 硫酸バリウム製造方法及びその使用 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69916296T2 (de) | Polymer als pigmentdispergiermittel, bestehend aus einer acrylhauptkette, polyester seitenketten, und cyclischen imid- und quaternären ammoniumgruppen | |
KR100192620B1 (ko) | 수성 코팅 조성물용 침강 방지제 | |
US5216064A (en) | Rosin-based resin-fortified emulsion polymers | |
JPH111515A (ja) | アクリル酸アルキルエステルポリマーを用いた顔料用またはエキステンダー用の分散剤 | |
CN108727952B (zh) | 一种自乳化水性醇酸树脂和自乳化水性醇酸漆及制备方法 | |
CN102952431A (zh) | 烟用水松纸水性油墨及制作方法 | |
CN101293663A (zh) | 微细碳酸钙制备新工艺 | |
CN112812664B (zh) | 一种水性快干低voc醇酸涂料及其制备方法 | |
CN100432147C (zh) | 用氧化剂处理且具有改进的干燥性质的醇酸树脂水分散体 | |
JPS6232223B2 (ja) | ||
CN106830103A (zh) | 一种碱式碳酸钴的生产方法 | |
JPS59124958A (ja) | 顔料コ−テイング剤 | |
US3483152A (en) | Paint vehicles prepared by treating adducts of fatty acid esters with peroxide and/or polybutadiene | |
JPH06316688A (ja) | 水溶性樹脂 | |
GB962974A (en) | Process for preparing oil-containing binders suitable for the preparation of water-based binder compositions | |
JPS5847425B2 (ja) | ペリレン系列の顔料の製造方法 | |
JP4717076B2 (ja) | 酵素分解抵抗性が向上したヒドロキシアルキルセルロース誘導体の製造方法 | |
FI111269B (fi) | Hartsisideaineita, joilla on parannettu laimennussuhde | |
JPH07292322A (ja) | 窒素含有界面活性剤 | |
US4711927A (en) | Aqueous ink composition | |
US3562194A (en) | Oil-modified alkyd resin thixotropic paint and process for the preparation thereof | |
JPS61235466A (ja) | 水性顔料分散液 | |
JP3177616B2 (ja) | 炭酸カルシウム用分散剤 | |
JPH0588277B2 (ja) | ||
JPS6012893B2 (ja) | 炭酸カルシウム用分散剤 |