JPS59123885A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS59123885A
JPS59123885A JP57230896A JP23089682A JPS59123885A JP S59123885 A JPS59123885 A JP S59123885A JP 57230896 A JP57230896 A JP 57230896A JP 23089682 A JP23089682 A JP 23089682A JP S59123885 A JPS59123885 A JP S59123885A
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signal
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circuit
pitch
deviation
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秀雄 鈴木
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Nippon Gakki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は41子楽器に関し、特に互いにピッチがずれ
た複数の楽音を同時に発生することによりアンサンプル
効果を得ることができるようにしたものに関する。
自然楽器の演奏において弦楽器や管某器などの複数の楽
器を同時に演奏することによりアンサンプル演奏が行わ
れる。このアンサンプル演奏による効果は、各楽器相互
間の―・°コ音の僅かな差異や演奏者の演萎の差1+%
などに基づいて各楽音のピンチがずれたり、位4目がず
れたりするために、人の耳には各楽音のJ、“11波テ
テスの新のビート音が聴えることにより生ずると考えら
れる。
電子楽器においても楽音に自然感を与えるために、互い
にピッチがずれた複数の楽音ン同時に発生させてアンサ
ンプル効果をつける工夫がされており、従来法のような
対策カ稀トンじられてぃた。
すなわち、例えばマスタクロック分周方式の電子楽器に
おいては、同時に発音する楽音系列数だけの複数のマス
タクロック発振器を用意しておき、各マスタクロック発
振器から出力されるマスタクロックの周波数を少しづつ
ずらすことにより各楽音系列相互間で楽音のピッチ差を
生じさせるものがあった。しかしこのようにすると、複
数の楽音系列に対応して複数のマスタクロック発振器を
必要とするため構成が複雑になることを避は得ない。
そこで、各楽音系列ごとにそれぞれマスタクロック発振
器を設ける代わりに、マスタクロック発振器を各楽音系
列に対して共通に1つだけ設け、マスタクロック発振器
からのクロックパルスに対シてパルスを抜き取ったりあ
るいはパルスを挿入したりしてクロックパルスの周波数
を変更することにより、周波数が互いに異なる谷!数の
マスタクロックを得るようにする方法が考えられている
。しかし、この方法においても、パルスを抜キ取ッタリ
、挿入したりするための複雑な回路を必要とするため、
やはり構成が複雑になるという問題がある。
以上の点を渚慮してこの発明は、簡単な構成によってピ
ンチの異なる複数の楽音を同時に発生できるようにした
電子楽器を提供しようとするものである。
このため、この発明においては、キーの押已に対応して
該キーの音高に対応する基準分周値データを得、この基
準分周値データによってマスタクロックを分周すること
により正規のピッチの第1の楽音を発生させ、一方上記
基準分周値データに対してピンチずれに相当する分局値
データを演替してピッチずれを付力した修正分周値デー
タを得、このイ6正分周値データによって上記マスタク
ロックを分周することにより正規のピンチからずれた第
2の楽音を死生させるようにしている。この揚台、上記
第1の楽音も正規のピッチからずらすようにしてもよく
、このためには第1の楽音を第2の楽音と同様に基il
l、分局値データに対してピッチずれに相当する分周値
データ(但し、第2の楽音に幻するものとは異なる)を
浪費した修正分周値データに従って発生するようにすれ
ばよい。
以下図面についてこの発明の一実施例を詳述する。第1
図にオ6いて、1はオーケストラ楽音信号発生回路、2
はソロ楽音信号発生回路で、押針検出発音割当回路3は
、C盤4で押#!操作された複数のキーに対応して釘打
回路5がら得られる押鍵情報に基づいて、押鍵されたキ
ーのキーコードを表わすキーコード信号KCと、押針さ
れたタイミングで立上るキーオン信号KON  とを4
3号光発生路1及び2に与える。
ここで、押針検出発音割当回路3は、同時最大発音可能
数Nに対応してN個のキーのキーコードをN個の時分シ
、Uチャンネルに順次割当てることにより、Nチャンネ
ル分のキーコード信号KCを時間直列の信号形式で経返
し送出すると共に、各チャンネルごとにキーが押された
タイミングで論理「1」となり離t′pされたタイミン
グで論理中」となるキーオン信ηKONを時間直列の信
号形式で繰返し送出する。
オーケストラ楽音信号発生回路1は、N14の楽音信号
発生チャンネルを有し、それ自体公知の構成でなり、押
ρ■検出発音割当回路3からのキーコード信号KCによ
って指定された音高で、かつ音色ヱ(択回路6に設けら
れたオーケストラ音用音色尼択回路部7かも与えられる
音色辷択信号OTCによって指定された音色のオーケス
トラ系集音信号OTS  を各チャンネルごとにそれぞ
れ形成してサウンドシステム8に与える。サウンドシス
テム8は各チャンネルの集音’GT号OT8  を楽音
に変換し、かくしてOn J+14で同時に押鍵された
最大N個のキーに対応する楽音を同時に発生することに
より合奏音を得ることができる。
ソロ楽音信号発生回路2は、オーケストラ系音信号発生
回路1において発生された複数の楽音でなる合秦音のう
ちの![¥忠告(例えばメロディ音)を引き立たせるt
ス1能を果すもので、キーコード信号KCによって指定
されたN音の音高のうちの1音(例えば最高音のもの)
に対応する楽音信号を形成すると共に、この楽音信号に
アンサンプル効果をつけたソロ系某音信号8TS  を
発生する次の構成をもつ。
すなわち、押針検出発音割当回路3からのキーコード信
号KC及びキーオン信号KONは単音優先回路11に与
えられ、単音優先回路11はNチャンネル分のキーコー
ド信号KCのうちの1音を高音優先で選択して尚該選択
されたキーコード信号KC(オクターブを示すオクター
ブコード信号OCと音名を示すノートコード信号NCと
からなる)をソロキーコード信号SKCとして出力する
また単音イ:七先回路11はソロキーコード信号SKC
に対応するキーが押鍵中であるかどうかを示すソロキー
オン信号8KONを出力すると共に、系列指定タイミン
グ信号CHI、CH2,CH3を出力する。
なお、ソロキーオン信号5KONは、単音優先回路11
において優先選択されるキーコード信号KCが変わった
時所定時間の間論理圏に立下り、その抜性たに選択され
たキーコード信号KCに対応して再び論理口」になる4
6号である。
ピンチ設定部13は基本分周イ1ムメモリ15を有する
基本分周値メモリ15はik高オクターブの12音名に
対応する基結分周値データを記憶するP、OM で構成
され、ソロキーコード信号8KCのノートコード信号N
Cによって指定された音名の基準分周値データを読出し
て基準ピンチ設定信号R8S  として例えば加算回路
構成のθ゛i算回路16に与え、その出力をピッチ設定
信号PSとして楽音信号形成部12に送出する。ここで
、メモリ15に記憶される基準分周値データの内容は、
tl;2図に示すようにマスタクロック474号MCL
  (その周波数は例えば353.76 (kHz) 
 に選定されている)を分周して最高オクターブにおけ
る各音名F#−Gに対応する正規の周波数1480.0
〜783.99 (IIz〕の楽音信号を747ること
かできるような値239〜451に選定されている。
基準ピンチ設定伯号几SS の内容は演17回路16に
おいてピンチずれ設定信号PZS  によって必要に応
じた」、辷だけ修正される。すなわち、ピッチ設定R1
513にをよピンチずれ手動設定パネル17が設けられ
、ダ;1音信÷3形成部12において形成される複数例
えば3系列のソロ榮追佃号8A1,8A2.SA3  
に対応して3個のピッチずれ設定操作レバー18A。
18B 、 18Cが配設されている。ピンチずれ設定
操作レバー18A〜18Cは例えば切換スイッチ構成の
信号発生器(図示せず)に連結され、ピンチずれ量とし
てO〔セント〕を中心として例えば最大限±10〔セン
ト〕を選定できるようになされている。かくして各ピッ
チずれ設定操作レバー18A〜1.8Cによって選定さ
れたピンチずれ量に相当する信号は系列指だタイミング
信号C)(1〜CH3によって時分?;(1個号形式の
ピンチずれ手動設定信号MP Z  に変換されてセレ
クタ19に与えられる。
この実施例の場合、ピッチずれ手動設定信号MPZ は
5ピントのデータであり、その下位の第1ビツト(最下
位ビット)〜第4ビツトはそれぞれ1,2,4.8(セ
ント〕の重みを有するピンチずれ量を表わすデータであ
り、また最上位ビットの第5ビツトはピッチの上昇又は
下降を示す符号田又はHをノぐわすデータである。
ここで、系列指定タイミング信号CHI〜CH3は、単
音優先回路11における優先選択動作の1すイクルの時
間T(割当回路3から時分割出力されるNチャンネル分
のキーコード係号KCが一巡する時間T)を3等分し、
この3等分した各タイミングにおいてW、3図(A1)
〜(A3)に示すように順次縁返し発生され、かくして
この系列指定タイミング信号CI−II〜CI−T 3
 に従って3系列のソロ楽音信号SAI、SA2.SA
3  に関するピッチ設定の動作を時分割的に行うよう
になされている。
また、ピンチ設定部13にはピンチずれ自動設定メモリ
20が設けられ、ピンチずれ自互II設定イに号APZ
  をセレクタ19に与える。ピンチずれ自jlJIJ
弓夛定メモリ20は各音色ごとに3系列のソロ楽音信号
SAI、SA2.SA3  にD′Jするピン・チずれ
量データを記憶し、音色選択回路6に設けられたソロ音
用音色選択回路部21から与えられるソロ刊音色凧択侶
号8TCによって指定された音色に対応する3系列のピ
ンチずれ一:((データを系列指定タイミング信号(J
−H〜CI−13によって順次読出してピンチずれ自動
設定信号APZ  として送出する。
ここで、ピンチすれ自動設定メモリ20に記を息される
ピッチずれ封のデータは上述のピンチすれ手動設定信号
MPZ  と全く同様な5ビツトのデータであり、−例
として第4図に示す値を適用し得る。
すなわちピアノ及びフルートの音色については鴻1、第
2.第3系列(CHI、 Cl12. CI−(3)の
いずれの〃“1合もピンチずれ量をO〔セント〕に設定
し、かくして3つのソロ楽音信号SAI、 8A2. 
SA3  のピッチにずれを生じさせないようにする。
これに対してギター、ストリング、オルガン、プラス。
人声の音色については、第2系列(CH2)のピンチず
れ量を0〔セント〕に設定し、これに対して第1系列(
Cl 1 )  のピッチずれ布をピンチが上昇する方
向(すなわち田)に設定すると共に第3系列(CH3)
  のピッチずれ量をピンチが下降する方向(すブ’s
わちH)に設定する。そしてピンチずれ量の大ぎさを、
人声の音色について最大の値(+8〔セント〕及び−5
〔セント〕)に設定し、またストリング、プラスの音色
について中程度の値(+5〔セント〕 及び−3〔セン
ト)、+5(セント〕及び−3〔セント〕 )に設定し
、さらにギター、オルガンの音色について最小の値(+
2〔セント〕及び−1〔セント:]、−]1−3Cセン
ト〕び−1〔セント〕)に設定する。
セレクタ19は錠体4と並設された操作パネルに設けら
れた自動−手動切換スイッチnから与えられる切換信号
SWI  によって「目動」接点aが選択されたときピ
ッチずれ自動設定信号APZ  を選択し、また、「手
動」接点すが)1゛1択されたときピッチずれ子扉1設
足(it号MI)Z を尽択する。乗客2回路24はこ
れらのピンチすれ自動設定信号APZ 又は手p1i設
定イ8号MPZ に対して換算係数メモリ25からの換
♂1.係数信号RPCを乗nし、その乗幻出力をゲート
回路26を介して演シ2回路16にピッチずれ設定信号
PZ S  として与えられる。
この実施例の場合、宋−゛;−回路24cr)乗算出力
は7ビツトの係号であり、下位の熱1〜m4ビツトな小
数部データとし、また第5.第6ビツトを整数1111
データとし、さらに第7ピントを符号データとしている
ゲート回Δ〒26には操作パネルに設けられたアンザン
ブル効果入、択スイッチ27の出力が制御信号CTL 
 として与えられ、スイッチ27がオン動作して制御信
号C’l’Lが論理「1」になったとき乗q2回路24
0乗算出力を通過させる。
換算係数メモリ5は各音名ごとに1〔セント〕当りのピ
ンチずれ量を表わす換算係数データが記憶され ソロキ
ーコード信号SKCのノートコード信号NCによって対
応する音名の換算係数データをuN出して換算係数係号
RPCとして送出する。このようにするのは、ピッチず
れ自動設定信号APZ又はピッチずれ手動設定信号MP
Z の内容が全ての音名に対して共通でずらしたいピン
チのセント数を表わす信号であるのに対して、ピンチず
れ設定信号PZS の内容はずらしたいピッチのセント
数に対応して基準分局11■を修正する量を表わす信号
であるので、全ての音名に共通の設定信号APZ 。
MPZ  (セント数信号)を指定された音名に対応し
た設定信号PZ8  (分周値信号)に換算するためで
ある。
この実施例の場合、換算係数メモリ25は、第5図に示
す如く、複数の音名に対して同じ換9係数データを記憶
するように構成され、音名(F#、 F 。
E)、’(1)”、D、C#)、(C,B、A”)、(
A。
りな記1.ヒしている。因みにこのようにずハば、全て
の合名F′#−Gに対してそれぞれ換算係数データを記
憶する場合と比較して、換算係数メモリ5に記憶すべき
データ数が少なくて済むのでこの構成部分をi、;)/
F)化しイ°〒る。またこれに加えて、菖51’゛’J
子1分(Uを1111単な祭lスで表わしイむる換算係
数データを用いれば、〕)セ多?回路24をシフト回F
3及び加9回路の組合せによって4.i?成できるので
、この構成部分も簡易化し得る。
かくして演1′を回K・j16ば、l;!!5準ピッチ
設定イ6号rtss  が表わず(止りニドのピッチ、
すなわち基準周波数の楽音を得るために必要な)基【・
ト分周値に対し゛(、ピッチずれ設定信号PZS IJ
権くわす(当該基準ル」波数に対するピッチずれ量に相
当する)ピンチずれ分Ji7J値を加幻、(tt+ 4
図のピンチすれの符号がF」の場合)、又は減算(第4
図のピッチずttの符号が1.Jのにij合)してピッ
チ設5.ピ信号PSを得る。
ここで、換算係数データとして第5図について上述した
ように4つの値をとるようにし、しかも8〔セント〕だ
けピッチを上昇させるようにする場合、第20に示すよ
うにピッチずれ設定信号PZS  の内容は音名F”−
Gに対して分周数「−1」〜[−1,75Jとなり、従
って演算回路16の出力端に得られるピンチ設定イボ−
号PSの内容は分周数J238J〜[449,25Jに
なる。
集音信号形成部]2は瀉1.へ)2.第3のソロ楽音4
3号SA、1. SA2. SA3  を形成する3系
列のソロ楽音信号形成回路31A 、 3113 、3
1Cを有する。これらのイ計号形成回蔚31A 、 3
N3 、310はほぼ同じ構成を有し、従って汁、1図
においては第1系列の信号形成回路31Aの詳細t7成
を示して説明する。
各ソrJ某音イ51号形成回路31A 、 3113 
、3]Cは演算回路16からのピンチ設定・1ム号P 
Sを受けるランチ回路3?を有し、それぞれ第1 T 
L 2 HTh 3の系列指定タイミング信号CHI、
 CH2,CI(3によって当該タイミングにおけるピ
ッチ設定信号P8をランチ回路32にランチする。かく
して、各ソロ楽音信号形成回路31A 、 31B 、
 31Cのランチ回路32には演算回路16から順次時
分割で送出される3系列のピッチ設定信号PSがそれぞ
れラッチされる。
ラッチ回路32のラッチ出力(ピンチ設定信号PS)は
プログラマブルカウンタ構成の可変分周回路33に分周
値信号DVとして与えられる。可変分周回路33はマス
タクロック発振器から到来するマスタクロック4ぎ号M
CL  (この実施例の場合353.76 (ktlz
:l)を分周値信号DVが示す分周数で分周すると共に
、単音優先回路11かも到来するソロキーコード信号S
KCのオクターブコード信号OCによって指定されたオ
クターブ数に応じて分周し、かくしてソロキーコード信
号8KCに対応した基準周波数をピンチずれ設定信号P
ZS  に対応したピンチずれ示に相当する周波数だけ
ずらせた周波数をもつクロック信号CLを可変分周回路
33から得る。
このクロック信号CLは、例えば各音色に対応する楽音
波形メモリを有する楽音信号形成回路あに対して波形メ
モリ読出信号として与えられ、かくして音色選択回路6
かものソロ音音色選択信号STCによって指定された楽
音波形メモリから、指定音色をもちかつクロック信号C
Lの周波数に相当するピッチをもつ楽音信号を形成する
。この楽音信号はソロキーオン信号8KONによって駆
動されるエンベロープ信号発生回路35から与えられる
エンベロープ(i号EVによってエンベロープを付与さ
れて、第1〜第3の3系列のソロ楽音信号形成回路31
A〜3]Cからのソロ楽音信号SAI〜SA3として混
合回路あに送出されて混合された後、ソロ系楽音信号S
TS  としてサウンドシステム37に供給されて楽音
に変換される。
以上の構成において、鍵盤4での演奏は主としてメロデ
ィ演奏を高音域のキーを用いて行いかつ伴奏演奏を低音
域のキーを用いて行う。これにより複数のキーが同時に
操作されると、操作されたキーのキーコード信号KCが
第1〜iNチャンネルのいずれかにそれぞれ害す当てら
れてa:′r分割信号として繰返し押鍵検出発音割当回
路3から送出されると共に、第1〜t13JNチヤンネ
ルのキーオン信号KON  も該回路3から時分割信号
として繰返し送出される。
このとぎオーケストラ楽音信号発生回路1はメロディ音
及び伴奏音に対応する複数の楽音信号をオーケストラ音
用音色選択回路7において指定された廿色で発生し、こ
れをサウンドシステム8において楽音に変換さぜる。か
くしてサウンドシステム8において二腹数の楽音でなる
オーケストラ音が発生される。
一方キーコード信号KC及びキーオン信号KONはソロ
楽音信号発生回路2の単音優先回路11において常時監
視され、最高音のキーコード信号KC及びキーオン信号
1(ON がjp音伝先回路11からソロキーコード信
号8KC及びソロキーオン信号5KONとして、楽音Q
−号形成部12及びピッチ設定部13に送出される。
ここで演奏者は、ソロ楽音信号発生回路2を使つてアン
サンプル効果を伴うソロ楽音を発生させようとする場合
は、アンサンプル効果選択スイッチ27をオン繰作する
と共にピンチずれ自動−手動切換スイッチるを「自動」
又は「手動」位置に選択操作する。
先ず、ピンチずれ自動−手動切換スイッチるを「自動」
接点raJ側に選択操作した場合、ピッチずれ自動設定
メモリ20がソロ音用音色選択回路部21から与えられ
るソロ音音色選択信号8 TCによって指定された音色
に対応する3系列のピッチずれ量データを系列指定タイ
ミング信号Cl−1ト℃I(3のタイミングで順次読出
しく第3図)、セレクタ19はこの自動ピンチずれ設定
信号APZ を選択して乗算回路24に与える。乗算回
路24には換算係数メモリ5においてソロキーコード信
号SKCのノートコード信号NCによって読出された換
算係数(N号RPCが与えられ、かくして乗算回路列は
、自動ピンチずれ&定信号APZ  によって表わされ
たピンチずれ量(〔セント〕で表わされている)を、換
謄、係数信号RPCによって表わされた換11.係数(
1セント当りの分周値で表わされて〜・る)を乗算する
ことにより、ピッチずれを分局値で表わしたピッチずれ
設定信号PZ8  K換算して演算回路16に与える。
このとき演算回路16にはソロキーコード信号SKCの
ノートコード信号KCによって基本分周値メモリ15か
ら読出された基準ピッチ設定信号几SS が与えられて
おり、この基準ピッチ設定信号R83にピンチずれ設定
信号PZS が加算又は減算される。かくしてピッチ設
定信号P8の内容は系列指定タイミング信号CHI、 
CH2,Cl−l3  によって時分割的に変化し、こ
れが順次法1.第2゜第3のソロ楽音信号形成回路31
A 、 3113 、31Cのランチ回路32にランチ
される。例えばソロ音用音色選択回路部21によって人
声の音色が選択されると、ソロ音音色選択信号STCに
よってピッチずれ自動設定メモリ20は第4図に示すよ
うに系列指定タイミ7 り’ji(j C1−11、C
H2、cHa  (i+)各タイミングで、それぞれ+
8〔セント〕、0〔セント] 、−5Cセント〕のピン
チずれに相当するデータを送出する。このデータは繋、
算回路斜においてピンチずれ分に相当する分周値のデー
タに換算され、演算回路16においてこの換算データに
相当する分周値だけ基準分局値からずれた分周値に変換
されてランチ回路32にそれぞれランチされることにな
る。
各ソロ某音信号形成回路31A 、 31T3 、31
Cにおいては、それぞれラッチ回路32にラッチされた
分周値データによって可変分周回路33においてマスタ
クロックMCL を分周すると共にソロキーコード信号
SKCのオクターブコード(Fj号OCに対応するオク
ターブの周波数に変換して楽音信号形成回路34におい
てソロ音音色選択4g号8TCに対応する音色の楽音信
号SAI、 SA2.8A3  を発生する。
し4みに、第2図の実施例において例えば第4図の人声
の音色か選択された場合、第1系ダリのソロ楽音信号形
成回路3LAからは音名F4′l1−Gに対応して周波
数が1486.4 (Hz) 〜787.4 ()iz
)のソロ楽音信号SAI  を発生でき゛る。従って、
このソロ系音信号S A 1  の正規周波数とのピッ
チずれは7.45〔セント〕〜7.61Cセント〕にな
り、かくしてピッチずれ自動設定メモリ加によって設定
されたピンチずれ8〔セント〕にほぼ対応したピッチず
れをもつ楽音信号を発生できることになる。同様にして
第2゜第3系列のソロ楽音信号形成回路3113 、3
1Cにおいて、はぼ0〔セント)、−5Cセント〕のピ
ッチずれをもつ楽音信号を発生できる。
ところで、3系列のソロ楽音信号形成回路31A。
31B 、 31Cにおいて発生された3つのソロ楽音
信号SAI、SA2,8A3 は混合回路36において
混合される際にビート効果を生じ、混合回路36の出力
端には楽音信号SAI、 8A2.8A3  と、各楽
音信号の差の周波数を有するビート周波数成分とを含む
ようになる。その結果サウンドシステム37において発
生する楽音は、3系列の楽音でなる最高音のソロ音がビ
ート効果によって音量ないし位相が変化するように聴え
、かくしてアンサンプル効果音を実現できる。
次に、ピッチずれ自動−手動切換スイッチおを「手動」
接点用」側に選択操作した場合、セレクタ19は手げ、
リビッチずれ設定信号MPZ を選択する。
従ってこのとき演奏者は好みに応じてピッチずれ手動設
定パネル17の操作レバー18A 、 18B 、 1
8Cを所望の目盛位置に設定すれば、これに応じてピン
チがずれたソロ楽音信号SAI、 8A2. SA3 
 が楽音信号形成回路31A 、 31B 、 31C
からそれぞれ送出される。
さらに、アンサンプル効果を生じないソロ楽音を発生さ
せようとする場合は、アンサンプル効果)1択スイツチ
27をオフ動作させれば良い。このときゲート回路26
は閉動作し、基準ピッチ設定信号(基準分周値データ)
R8S  だけが演算回路16に与えられ、従って各楽
音信号形成回路31A 、 31B 。
31Cからは正規周波数の楽音信号8A1.8A2゜S
A3  が発生し、従ってアンサンプル効果は生じない
なお、上述においては、各ソロ楽音信号形成回路31A
 、 31B 、 31Cに対するピッチ設定信号ps
を全て演算回路16を介して与えるようにしたが、これ
に代え、ピッチずれ設定信号PZS のデータがOの場
合(すなわちピッチずれを生じさせない場合)には、基
本分周値メモリ15からの基準ピッチ設定信号R8S 
 を直接楽音信号形成回路(この実施例の場合第2のソ
ロ系音信号形成回路31B)に送出するようにしても良
い。
また、上述の実施例の場合は、12の音名を3つの組に
分けて共通の換算係数を用いるようにしたが(第5図)
、この分は方は必要に応じて変り!できる。また原Ju
l的には、各音名に対してそれぞれ決まる換算係数を用
いれば各音名の系音信号のピンチずれ誤差を十分に小さ
くできる。
さらに、上述の実施例においては、集音信号形成回路3
4として波形メモリ方式のものを用いた場合を述べたが
、FM方式や正弦波合成方式、さらICアナログフィル
タ方式のものを用いる等穐々変形し得る。
さらに、上述の実施例においては、楽音信号形成部12
において3系列の楽音信号SAI、 SA2゜SA3 
 を形成するために3個の楽音信号形成回路31A〜3
1Cを設けたが、これに代え、単一の塘音(it号影形
成回路よって時分Iij的に到来するピッチ設定信号P
Sを順次受けたときその都度リアルタイム的に処理17
て時分割的に楽音信号8A1〜33A3  を順次発生
させるようにしても良い。このようにすれば楽音信号形
成部12の構成を一段と簡易化し得る。
さらに、第1図の実施例の楽音(iX号影形成12にお
いて、各楽音信号形成回路31A〜31Cの楽音信号形
成回路讃における波形メモリの記憶波形を各系列ごとに
異ならせることによって発生される3系列の楽音の音色
を互いに変えたり、エンベロープ信号発生回路35にお
いて発生ずるエンベロープ波形を互いに変えたりするこ
とにより、アンサンプル効果に液化をつけるようにして
も良い。
さらに、上述の実施例においては、基本分周値メモリ1
5に最高オクターブにおける各音名に対応して12の基
準分周値データを記憶するようにしたが、これに代え、
メモリ15に鍵盤4の全てのキーの音高に対応する基準
分周値データを記憶するようにし、回路11から出力さ
れるソロキーコード信号SKCによってメモリ15をん
℃み出ずようにしても良い。この場合には、換算係数メ
モリ部においても各キーの音高に対応して換算係数デー
タを記憶するようにし、このメモリ5をソロキーボード
昏:°号SK、CによってNY、’A出すようにする。
なお、このようにした′1.5.i、合には当然のこと
ながら可変分周回路33におけるオクターブ分周は不4
Ijとなる。
以上のようにこの発明によれば、正規の周波数に対応し
た基I;゛1分周値データに対して、所望のピッチずれ
量に相当するピッチずれ分周値データを演劣′)シて修
正した分周値データをイブ、この(+′2正しだ分周値
データに基づき楽音を発生するようにしまたことにより
、比較的t;j易)r II”・!戊によって互いに所
望ピッチだけずれた422縁の楽音をliJ時に発生で
きる。
【図面の簡単な説明】
851図はこの発明によるPK;:子楽器の一実施例を
示すブロック図、第2図はん1図におけるピッチずれ設
定信号の換算%作の説明に供する図表、第3図は第1]
J1におけるオフ列指定タイミング何月の説明に供する
信号波形図、第4図は音色に対応して設定されるピッチ
ずれ量の一例を示す図表、第5図は第1図における換算
係数メモリに記憶される換算係数の例を示す図表である
。 1・・・オーケストラ楽音信号形成回路、2・・・ソロ
楽音信号発生回路、3・・・押鈍検出発音割当回路、6
・・・音色選択回路、7・・・オーケストラ音用音色選
択回路部、11・・・単音優先回路、12・・・楽音信
号形成部、13・・・ピンチ設定部、15・・・基本分
周値メモリ、16・・・演算回路、17・・・ピンチず
れ手動設定パネル、18A〜18C・・・ピッチずれ設
定操作レバー、19・・・セレクタ、20・・・ピッチ
ずれ自動設定メモリ、乙・・・自動−手動切換スイッチ
、冴・・・乗算回路、5・・・換算係数メモリ、26・
・・ゲート回路、27・・・アンサンプル効果遠択スイ
ッチ、31A〜31C・・・ソロ系音信号形成回路、3
2・・・ランチ回路、33・・・可変分周回路、34・
・・楽音信号形成回路、あ・・・エンベロープ信号発生
回路、あ・・・混合回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)押鍵されたキーの音高に対応した正規の周波
    数の楽音を発生させるために必要な基準分周値データを
    発生する基準分周値データ発生手段と、(b)上記基準
    分周値データを受け、該データに基づきマスタクロック
    を分周する可変分周回路およびこの可変分周回路の分周
    出力に従って楽音信号を形成する楽音信号形成回i1’
    iiをそれぞれ有する複数の楽音信号発生系列と、 (C)所望のピッチずれij′Lに相当するピッチずれ
    分周値データを送出するピッチずれ設定手段と、(d)
    上記基準分周値データ及び上記ピンチずれ分周値データ
    を演算して当該基準分周値データを修正してなるイ:キ
    正分周値データを送出する演算手段と、 を具え、上記ピンチずれ設定手段及び上記演37手段を
    上記複数の楽音信号発生系列の少なくとも1つの系列に
    対して設け、該系列の上記可変分周回路には上記修正分
    周1直データを供給することにより、上記複数の楽音信
    号発生系列からピンチが互いに異なる複数の楽音信号を
    発生するようにしたことを特徴とする電子楽器。 2、上記ピッチずれ設定手段は、各音色に対応して所定
    のピンチずれ量を示すデータを記憶するメモリを有し、
    このメモリの記憶内容を音色選択信号によって読出して
    上記ピッチずれ分周値データを形成してなるも許請求の
    範囲第1項に記載の電子楽器。 3、十記ピンチすれ設に手段は、所望のピッチずれhC
    をセントでンξわしてなるピッチずれ邦二データを発生
    ずるピンチずれ封データ発生手段と、上記押鍵されたキ
    ーに対応して決まる1セント当りのピンチずれカニを表
    わしてなる換算係数データを発生する換算係数データ発
    生手段と、上記ピッチずれ伊データ発生手段の出力に上
    記換算係数データ発生手段のW力を乗算してその乗p結
    果を上記ピツテずれ分周値データとして送出する乗算回
    路とを有する特許517求の範囲第1項に記載の電子楽
    器。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50153919A (ja) * 1974-05-31 1975-12-11
JPS5588098A (en) * 1978-12-27 1980-07-03 Nippon Musical Instruments Mfg Electronic musical instrument

Patent Citations (2)

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